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【RIZIN44】牛久絢太郎戦へ、岸本泰昭と合体=萩原京平「よく今まであれで試合をやってたなと」

【写真】MMAは理解し始めた時に、自身の本質とのバランスの取り方という課題がスタートするが、萩原はいかに消化できているだろうか――楽しみだ(C)TAKUMI NAKAMURA

24日(日)さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44にて、萩原京平が牛久絢太郎と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

昨年は弥益ドミネーター聡志、クレベル・コイケ、鈴木千裕に3連敗を喫した萩原。しかし今年4月RIZIN41のカイル・アグォン戦では見違えるようなパフォーマンスでアグォンを下して連敗脱出に成功した。そこには自分の弱さと向き合い、練習環境を見つめ直す萩原の姿があった。トレーナー&参謀役として信頼を置く存在=岸本泰昭との出会い、そして「牛久戦の後のことは考えていない」という真意を訊いた。


――24日RIZIN44で牛久絢太郎選手と対戦する萩原京平選手です。まず牛久戦のオファーを受けた時の心境から聞かせてください。

「自分にとって相性がいい相手だと思いました。4月に朝倉未来選手とやった時にも、そのうち当たるだろうなと思っていたし、元チャンピオンなんで、勝ったらオイシイ相手ですね」

――どこに相性の良さを感じたのですか。

「どちらかと言えばグラップラーだけど極めがない。そういう選手は相性がいいんですよ。あとは打撃のスタイル、身長、距離感……それも含めて戦いやすいです」

――かなり牛久選手のことを分析できているようですが、萩原選手は対戦相手の映像など細かくチェックするのですか。

「僕は軽く映像を見るくらいで、何回も見ないんですよ。細かい部分は僕以外のメンバーが見てくれています」

――では萩原選手はどういった部分を見るのですか。

「僕は最初に映像を見た時の第一印象で、自分の武器と相手の武器、自分の弱点と相手の弱点、それを照らし合わせて、自分と相性がいいかどうかを考えます。その最初の感覚は大事にしていますね。あとは試合当日に向かい合った時の感覚。どれだけ作戦や戦略を立てていても、試合で向かい合って自分が感じたことが第一優先だと思っています」

――事前に映像を見た直感、実際に向き合った時の直感、そのどちらも重要にしているんですね。

「そうですね。あんまり試合前に考えすぎてもよくないんで。試合映像といっても、過去のものだから試合当日までに技術もアップデートされていると思うんですよ。特に牛久選手は試合ごとに新しい技や引き出しが増えているから、最近の試合の印象プラス向き合った時の感覚で試合をしています」

――萩原選手自身は今回どのようなことを意識して練習しているのですか。

「まずは寝かされないこと、寝かされてからのエスケープ、寝かされても極められないことですね。僕の一番の武器は打撃で、そこを殺さずに強みとして出せる練習を意識しています。グラウンドを警戒して、自分の強みが出せなかったら勝てないし、それを出して寝かされたらしょうがないと思うんですよ。それを考えた上での練習です」

――4月RIZIN41のカイル・アグォン戦前には近畿大学のレスリング部にも出稽古に行っていました。今回も出稽古は行っているのですか。

「大阪と東京で練習していて、東京では土居(進)さんのフィジカルトレーニングと走り込み、大阪ではSMOKER GYMと岸本(泰昭)さんのジムのプロ練に参加させてもらっていて、そこで打ち込みや作戦の確認をしています。僕と岸本さんは牛久選手の組みに関する視点が変わるんですけど、そういう見方もあるんだと気づくことも多くて、お互いの意見をすり合わせながら練習しています」

――岸本選手にはどういった経緯で練習を見てもらうようになったのですか。

「もともと大阪で一緒に練習することがあって面識はあったんですよ。で、僕がカルペディエムで岩﨑(正寛)さんと練習していた時に『萩原くんにはMMAのコーチが必要。岸本選手とかいいんじゃないですか?』と言われたことがあって。ただ、正直その時は腑に落ちてなくて、岸本さんに練習を見てもらおうとは思わなかったんです。

でも鈴木千裕に負けて、練習環境や練習のやり方を見直そうと思った時に岸本さんのことを思い出して連絡させてもらいました。そしたら岸本さんは快く自分のことを受け入れてくれて、僕のために個別の練習時間を取ってくれたり、調整に付き合ってくれたり。打ち込みのパートナーとして身体を貸してくれて、今では自分にとってなくてはならない存在です」

――なるほど。実はアグォン戦を見た時に萩原選手の個々の技術がMMAとしてつながった印象があったのですが、そこは岸本選手の存在が大きかったんですね。

「今まではMMA特有の打撃からレスリング、レスリングから寝技、そのつなぎの部分を教えてくれる人がいなかったんです。だから打撃・レスリング・寝技を練習しても、うまくMMAとしてつなげることが出来なくて。でも岸本さんはそこを理論的に教えてくれるので、一気に伸びた感じがしますね。例えば東京でMMAスパーをして、全く歯が立たなかった相手を圧倒できるようになったり、自分の成長が目に見えて分かります」

――MMAの理解度が高まりましたか。

「それもあるし、よく今まであれで試合をやってたなと思います(苦笑)。逆にその分、自分のポテンシャルを感じたし、ここからの自分はもう負けないなって思います」

――今回の牛久選手も自分が勝つイメージは明確にできていますか。

「もちろんしんどい試合になる準備もしてますよ。牛久選手も強いファイターだからそう簡単にいくとは思ってないし。倒すパターンも用意しつつ、それが通用しなかったことも考えています」

――RIZNフェザー級はクレベル・コイケの王座剥奪に始まり、ヴガール・ケラモフが王座戴冠など混沌している階級です。萩原選手にも大きな期待がかかると思うのですが、牛久戦も含めたこれからの展望も聞かせてください。

「RIZINのベルトが目標ですけど、牛久戦の後のことは考えてないです。牛久戦に全集中しています。牛久選手を倒せば自然に次のことが見えてくるだろうし、今は9月24日に勝つことしか頭にないです」

――周りからは誰々とやってほしいと言われることもあると思いますが、萩原選手自身は牛久戦に集中しているようですね。

「そういう話をしてくる人は多いんですけど、周りの声に流されていい結果が出なかったことを経験しているし、それが僕が過去の失敗から学んだことです。牛久選手は先のことを考えて勝てるような相手じゃないから、目の前にいる敵を倒す。それ以外はないです」



             
■視聴方法(予定)
9月24日(日)
午後2時00分~ABEMA, U-NEXT, RIZIN100CLUB,RIZIN LIVE,スカパー!

■ 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
クレベル・コイケ(ブラジル)
金原正徳(日本)

<フェザー級/5分3R>
牛久絢太郎(日本)
萩原京平(日本)

<ライト級/5分3R>
スパイク・カーライル(米国)
堀江圭功(日本)

<フェザー級/5分3R>
中原由貴(日本)
白川陸斗(日本)

<フェザー級/5分3R>
摩嶋一整(日本)
横山武司(日本)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
岡田遼(日本)

<ヘビー級/5分3R>
シビサイ頌真(日本)
ヤノス・チューカス(ハンガリー)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
トッド・ダフィー(米国)

<フライ級/5分3R>
福田龍彌(日本)
山本アーセン(日本)

<フライ級/5分3R>
征矢貴(日本)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)

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【Fight&Life & RIZIN44】クレベル・コイケ戦決定、前日譚 。金原正徳 「納得いく人間と最後はやりたい」

【写真】灼熱、8月の東京の空のように熱い言葉が聞かれた (C)MASASHI KIKAWA

今月 23日(水)発売予定のFight&Life#98で9月24日(日)に、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44でクレベル・コイケと対戦する金原正徳のインタビューが掲載される。

9日に正式発表された、この対戦。同インタビューはその6日に収録された。まだ、正式発表でないからこそクレベル戦のみならず、RIZINフェザー級戦線、そしてJ-MMA界の未来と金原の心の襞が見られた。

まさに金原正徳✖クレベル・コイケ前日譚といえる金原インタビュー、ここではスペースの都合上、誌面に反映できなかった山本空良戦からヴガール・ケラモフ戦アピールと、7月30日の鈴木千裕の歴史的な1勝、ケラモフ✖朝倉未来戦などについて金原が話したことをお届けしたい。


――まず金原選手に伺いたいのは、4月30日に山本空良選手に勝ったあとヴガール・ケラモフとの対戦をアピールしたことです。

「俺のなかで残り時間が少なくなっている……タイムリミットが迫っていることは分かっているし、ぶっちゃけて山本空良戦が組まれたことに納得がいっていなかったです。残り時間が限られているなかで、自分が強いと認めた選手と戦いたい。そういう気持ちでいて、1年近く試合をしていないなかで、去年の夏も今年の冬も準備はしていました。それに試合のオファーもあるにはあったんです。でも、納得がいく相手ではなかったので断らせてもらっていました」

――つまり試合をしていない間も、オファーはあったということですね。

「ハイ。ただ納得がいく相手でなかったので受けなかった。でも、1年も試合間隔を空けたくなかったから空良君とやることにしたんです」

――ただし納得はしていなかったと。

「彼には申し訳ない言い方になるけど、興味はなかったです。ただ空良君は、これからの環境次第で日本のMMAを背負っていく選手になれる。そういう若い選手と戦うのであれば、変に中途半端な相手と戦うよりもストーリーにもなる。そういう風にも思ってはいて。それでも戦ってみて……いや、やる前から分かっていたことだけど、力の差は感じました。だから自分が本当に強いと認めていて、誰もやりたがらないケラモフと戦うことができれば、まぁ納得もいくし。間隔も空けずに、スコっと最後の勝負をしようと思って、名前を挙げさせてもらいました」

――ただし、超RIZN44でケラモフは朝倉未来選手と戦うことになり、結果としてフェザー級のベルトを巻きました。ケラモフ✖朝倉未来戦の発表前に、金原選手にケラモフ戦のオファーはあったのでしょうか。

「ハイ。あのマイクアピールの当日に、『組むから』という風に榊原(信行CEO)さんからも言ってもらって、そういう方向で話をしていました。ただ7月というタイミングに関しては体のこともあり、ジムもあるので難しかったです。なので僕自身は9月か大晦日という風に要望を伝えさせてもらって。当然ケラモフが俺のために、そこまで待てないのも理解できるし、他の人とやることになっても、それはしょうがないと思っていました。自分ができるタイミングで意中の相手と戦えるって、それはもう運命のようなものだから」

――意中の相手と戦うにしても、満足いく練習ができて、万全の体調でないと試合は受けられない?

「納得して辞めたいんですよね。ビクター・ヘンリーは凄く強い選手ですけど、バンタム級に体重を落としたことで全然、体調が良くなかった。そういう意味でやり切れていない部分が多少ありました。今はフェザー級に戻ってきてメチャクチャ元気だし、言い訳ができないぐらい練習もしています。本当に格闘技も楽しいので、最後のチャレンジがしたい。自分は強さを求めてやってきました。今の数字や人気を求めているのとは違う人種の人間だから。自分が納得いく人間と最後はやりたい。それは思っています」

――つまり納得がいけば、ケラモフが絶対ではなかったと。

「こないだ未来が勝っていたら、それはケラモフではなくなりますよね。そうなった場合は朝倉未来になります。でもケラモフが勝ったことで、そこはケラモフ、もしくはクレベルになりますよね」

――それが最後だと断言できてしまうものなのですか。

「だって僕、引退しようと思ってジムを開いて10年ですよ。辞めようと思ったら、UFCと契約できた。UFCをリリースされて、もうMMAをやってもしょうがないと思ってキックボクシングに出た。でもキックをやったら、MMAが楽しくなっちゃった(笑)。いつも最後だと思っていたけど、もう辞めどころが分からない(笑)。それでも「これが最後」だと思って、いつも試合をやっています」

――だからこそ、本当に意中の選手しか戦いたくないと。

「自分が思い描くプランと皆が求めるモノは違うと思うけど、やっぱり若い子と戦うのは踏み台になるということで。それは、自分の挑戦が終わってからで良いかと」

――踏み台になることも、厭わないのですね。

「最後は踏み台にならないといけないです。自分が認めた次の世代のヤツと戦わないと。『お前に負けたらしょうがない。引退するよ』ってなることで、このスポーツも歴史が受け継がれていくわけですから。山本空良、平本蓮、萩原京平、鈴木千裕のような未来のある若者とやって、負けて終わりたい。もちろん『お前らなんかに、負けねぇよ』という気持ちを持って戦いますけどね」

――なるほど。本来は挑戦されるのではなく、挑戦する立場の強い相手と戦うこと願っているなかで、厳密にいえばフェザー級の試合ではなかったですが、鈴木千裕選手がパトリシオ・フレイレをKOしたことについては、どのように捉えていますか。あの歴史的な勝利で、鈴木選手は発言権を得られたと思いますか。

「ハイ、あって良いと思います。俺、試合にまぐれはない。ラッキーパンチはないと思っています。あのカードを掴んだ時点で、彼には決定権があると捉えています。誰もが掴めるチャンスではないですし、それを掴める人がいる。それが上に行ける人なんです」

――それが鈴木千裕選手だと?

「正直、あの試合に関してはピットブルが舐めていたところはあると思います。でも舐めていたからといって、勝てる相手じゃない。なかなかできることじゃないです。『俺はこの試合は勝てないから、最初から死ぬ気でいく』という選手はよくいますが、いけないヤツの方が絶対的に多いです。ライオンを目の前にしたら、なかなか怖くていけないです。でも、それで行けてしまう強さ。やっぱり、所英男のようなところですよね。こういう競技においては非常に重要なことを持っている人は、凄く少ないです。僕にはできないことだから、凄いなと思います」

――ではケラモフ✖朝倉未来戦をどのように捉えていますか。

「未来が負けるなら、あのパターンですよね。あれしかない。未来はどうしても右フックとカウンターの左ヒザの選手なので、あのハイクロッチで入られると、カウンターを合わせられない。結果、対応が遅れた時にバックを取られてしまう。ケラモフはバックからの攻撃が凄く強いので、流れのなかでRNCを取られることはあると思っていました」

――これは後出しジャンケンなのですが、あのRNCはケージもリングも関係なく、右腕の使い方でミステイクがあったように映りました。

「僕の勝手な感想なんですけど、日本人相手だとあの反応でエスケープができていた。彼の環境で気持ちが良い練習をしちゃうと、アドバイスできる人もいないし、そうなると反応はどうしても遅れる。やっぱり、やられる練習をしないといけない。練習でできてしまうから、その反応で正しいと思ってしまうので。やっぱり自分より強い選手に攻められ、厳しいことをしていると、対処法は身についてきます」

――金原選手が、自分より強い相手に攻め込まれることが練習でどれぐらいあるのでしょうか。

「岩本(健汰)君にしてもそうだし、もちろん青木(真也)君もそう。常にやられている環境にはあります。それにわざと自分がやられている環境を創って、練習をするようにもしています。自分がピンチにならない練習をすることも大事ですが、不利な状況から逃げる練習も大切です。体重は違っていても、上久保(周哉)君にその形でやると、逃げることはできない。彼の強いところで受ける。それが大切になってきます」

――気持ち良い練習と、しんどい練習のバランスは?

「その2つではなくて、3つ意識しています。1つは自分と同じ体格と同じ実力の選手とガチンコで競い合う練習。2番目が、やっつける練習。打ち込み感覚で攻めることができる練習ですね。3番目がやられる練習です。この3つは常に意識しています」

――比重はどうなっていますか。

「やられる練習はどうしても少なくなりますね(笑)。少なくなるというか、そういう相手が少ないので……。10本やって、岩本君と青木君と2本ずつやっても、6本はやっつけられる練習にはならないので」

――打撃もそうですか。

「打撃は違いますね。ただ昔は佐山(聡)先生の所へ行って、掣圏道ですね。桜木(裕司)さんや瓜田(幸造)さんとやることで、一生懸命しがみつくとかして、生み出される技もありました。さすがにパンチは手加減してもらっていましたけど、圧力という部分で凄く学ぶことがありました」

――その結果のMMAファイター人生を送り、今や実力でRIZINという場で評価を受けています。

「それは嬉しいですよ。実力で評価されるって。20年遅れで来たぁ、みたいな(笑)」

※クレベル戦決定までに挙がった平本蓮戦、クレベル戦に対する想いとこれからのフェザー級J-MMAファイター、今後に期待する選手達。そして、計量問題と計量失敗ペナルティに関して金原正徳が語ったインタビューが掲載されるFight&Life#98は8月23日(木)に発売です。

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F1 o RIZIN YouTube   チャンネル 総合格闘家 金原正徳

【金原正徳①】RIZINトップファイターの"チョークスリーパー"で絶対絶命のピンチ!?

▪️金原正徳選手のYouTubeにもお邪魔しています!
  ↓

〈金原正徳プロフィール〉

日本の男性総合格闘家。東京都武蔵村山市出身。
リバーサルジム立川ALPHA主宰。
http://reversal-alpha.jp/index.html

第4回髙田道場サブミッションレスリングトーナメント 75kg級 優勝(2004年)
戦極フェザー級グランプリ2009 優勝(2009年)
初代SRCフェザー級王座(2009年)

…………………………

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RIZIN.44:クレベル vs. 金原など、追加7カード発表。

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
クレベル・コイケ vs. 金原正徳

4月に山本空良に勝利した際に、ケラモフとの対戦をアピールしていた金原。が、ケラモフ戦は後から指名した朝倉未来に取られてしまっていた。その埋め合わせで、同様に対戦したい相手として名前を挙げていた前王者のクレベル戦が組まれた。年齢的にもキャリア最後の大勝負になる。

クレベルは体重オーバーで王座剥奪されたが、ノーコンテストになった鈴木千裕戦も1Rでタップを奪っており、ここで勝てば次の試合でタイトル挑戦の可能性は高い。

RIZIN MMAルール:5分 3R(71.0kg)
スパイク・カーライル vs. 堀江圭功

昨年4月に武田から一本勝ちし、今年5月にはサトシ相手にフィニッシュを許さなかったカーライル。Bellatorからのレンタルなのか、今後の継続参戦があるのかは微妙なポジションだが、今回から階級を上げる堀江にとっては、勝てば一気にタイトル挑戦者候補になれる試合。

RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
中原由貴 vs. 白川陸斗

ケラモフ戦がケラモフの怪我で流れた中原 vs. ケラモフ戦を怪我で流した白川。中原はRIZINでは直前の対戦相手変更で2連勝した後、大晦日には有利と見られていた鈴木千裕戦でまさかのKO負け。白川はRIZINで3連勝していたが、ケラモフ戦前の負傷で長期欠場となったため、約2年のブランク。中原としては格が違うと思っているのでは。圧勝して勝ちたいところ。

RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
摩嶋一整 vs. 横山武司

摩嶋は実力者と言われていて、序盤は強さを見せるも、失速して敗れる展開が続いていたが、5月の芦田戦で4戦目にしてRIZIN初勝利。NEXUS王者横山は体重オーバーの山本琢也に引き込んでの腕十字で秒殺勝利。しかしお互いもっと別の相手とやるところが見たかった気も。中原・白川をばらしてこの2人と対戦するカードの方が見たかった。

RIZIN MMAルール:5分3R(61.0kg)
中島太一 vs. 岡田遼

昨年4月、階級上のフェザーでケラモフと対戦し、マウント三角で完敗した中島。今年4月にはパンクラスで正王者となったバンタム級タイトルの防衛戦を行ったが、挑戦者の田島がまったく攻めてこないままの判定勝ち。今回は適正階級でRIZIN初勝利を目指す。UFC出場を目指していた元修斗王者岡田だが、果たせずRIZINバンタム級GPに参戦したものの、元谷に判定負け。その時点で「2022年で引退」を公言していた。その後に組まれた修斗での安藤達也で敗れ王座から陥落。自らのジムも開き、明言はしないもののリタイアしたかに思われたが、ここに来て復活。

RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
シビサイ頌真 vs. ヤノス・チューカス

昨年10月にスダリオに敗れているチューカスが再登場。もともと対戦相手が微妙な試合しかしておらず、スダリオ戦もパッとしなかったのでもういいかと思ったが。シビサイはきっちり勝たなければいけない試合。

RIZIN MMAルール:5分3R(120.0kg)
スダリオ剛 vs. トッド・ダフィー

ダフィーはUFCで肩・両膝を負傷し、4年のブランク明けの試合で1Rアイポークによるノーコンテストになり、そのままリリース。そこからさらに3年半のブランク明けとなる今年2月にKSWに参戦し、かつてUFCで破っているヘビー級王者フィリップ・デ・フライの王座に挑戦したが、1RKO負け。37歳とそこまでの年齢ではないが、30代ではこの2Rしかしていないので、現在の実力は不明。

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ABEMA MMA MMAPLANET other MMA RIZIN44 クレベル・コイケ ブログ 金原正徳

【RIZIN44】9月24日にクレベル・コイケ×金原正徳。原由貴×白川陸斗&摩嶋一整×横山武司など7試合決定!!

【写真】榊原CEOを挟んで、神妙な顔つきのクレベルと金原(C)MATSUNAO KOKUBO

9日(水)、東京都港区のRIZN FF事務局で9月24日(日)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN44の会見が行われ、7カードの試合の追加カードの発表があった。

まず榊原信行CEOより「日々、時間が経つのが早いなと思っています。超RIZINから10日が過ぎ、選手、ファンの間で議論が起こり、そのドラマを踏まえて2023年の下半期のドラマを巻き起こすために色々とマッチメイクを日夜、調整を進めておる状況です」という挨拶があった。

同大会は7月30日に牛久潤太郎×萩原京平のフェザー級が組まれることが既に明らかとなっているが、ここで金原正徳とクレベル・コイケが登壇し、直後に追加7試合がここから発表された。


まずヘビー級でスダリオ剛×トッド・ダフィー、同じくヘビー級のシビサイ頌真×ヤノフ・チューカス戦、続いてスパイク・カーライル×堀江功圭のライト級が決定したことが読み挙げられた。この試合より堀江はライト級に階級を上げることとなった。

さらにフェザー級の2試合=中原由貴×白川陸斗&摩嶋一整×横山武司、バンタム級の中島太一×岡田遼の実現がアナウンスされると、7試合目に改めてフェザー級=クレベル・コイケ×金原正徳という待望のマッチアップが組まれることが言及される。

ここから金原が「まずクレベル選手、対戦を受けていただきありがとうございます。昔から知っている選手で、全部試合を見ているし、凄く強い選手なのも自分のなかで理解しているつもりだし。本当に自分が改めて挑戦者という立場で、クレベルに向かっていきたいなと思っています。この年でいうのもなんですけど、心機一転ゼロから気持ちを創り直してクレベルを倒して次に進んでいきたいと思っています」とマイクで話すと、クレベルは以下のようにコメントした。

「さっき、カネハラも言っていたように長い知り合いで一緒で練習もし、ハードなスパーも。これが特別な試合、これから試合をやって、自分ももう1回タイトルマッチやりたいです。ベルトがなくても、私がフェザー級のチャンピオンなっているよ。でも、皆、よろしくでお願いします」

なお10月1日のRIZIN Landmark06の対戦カードについて「朝倉海、井上直樹という地元勢を中心にカードが考えられている。お盆後に何らかの形で発表する」という発言が榊原CEOから聞かれた。


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o RIZIN YouTube 武田光司 金原正徳

【超RIZIN2】明日13時から緊急記者会見

258: 実況厳禁@名無しの格闘家 2023/07/25(火) 12:10:26.11 ID:nUZqA3ZGr

サトシクレベル何があったんだろ

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o RIZIN YouTube チャンネル ニュース 堀口恭司 平本蓮 斎藤 斎藤裕 朝倉未来 牛久絢太郎 金原正徳 鈴木千裕

【朝倉未来】超RIZINケラモフのステロイド使用を懸念【ケラモフ】猛反論【平本蓮】大晦日は不参戦か【芦澤竜誠】新タトゥーが大不評【井上尚弥】「悲惨にKO負けするだろう」【堀口恭司】など

参考にさせていただいた動画

RIZIN公式チャンネル
斎藤裕vs平本蓮 https://youtu.be/t0-RlCLGl1I

朝倉未来選手のチャンネル

渡嘉敷勝男&竹原慎二&畑山隆則ぶっちゃけチャンネル

堀口恭司選手のチャンネル

金原正徳選手のチャンネル

鈴木宙樹選手のチャンネル

0:00 メイウェザーら、井上尚弥の試合を観戦予定
0:53 有名トレーナー「井上尚弥は悲惨に KO 負けする」
1:41 朝倉未来「RIZINはケラモフに薬物検査しろ」
2:35 ケラモフ、ステロイド疑惑に猛反論
3:08 牛久絢太郎、再び ATT へ
3:54 たぶん皆知らなかった RIZIN 採点基準
5:06 平本蓮、大晦日は不参戦と表明…
5:39 平本蓮&こめお、少し仲良くなる
6:21 人気 RIZIN ガール、朝倉未来disで大炎上
7:32 鈴木千裕兄、斜め上の試合予想
8:13 芦澤竜誠、新タトゥーが大不評
8:51 格闘技ニュース 8 連発‼️

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FINISH10 Level-G Level-G02 MMA MMAPLANET o 上久保周哉 世羅智茂 今成正和 八隅孝平 寒河江寿泰 峯岸零弥 森戸新士 金原正徳

【Level-G02】ライト級T初戦で峯岸零弥と対戦、寒河江寿泰─01─「強い人と対戦できるのが嬉しい」

【写真】体格差があっても、技術力で超えることを示すのもグラップリング発展の道(C)MMAPLANET

11日(日)、東京都新宿区のGENスポーツアカデミーで開催されるLevel-G02では、8人制のライト級初代王者決定ワンデー・トーナメントが開催される。1回戦第1試合では、寒河江寿泰が峯岸零弥と対戦することとなった。
Text by Shojro Kameike

柔術家として、グラップリングで活躍する寒河江。昨年11月のLevel-G旗揚げ大会で、世羅智茂に敗れた。続く今年3月のFinish10でも森戸新士に退けられている。どちらも自身より階級が上の選手との対戦となったが、今回のトーナメントもライト級——寒河江がグラップリングで上の階級の選手と戦う理由、そしてトーナメント戦について訊いた。


――寒河江選手は現在、柔術よりもプロのグラップリング大会出場がメインとなっています。それだけ選手としての軸はグラップリングに置いているということですか。

「そうですね。以前MMAPLANETさんに取材していただいた時は、『ギもノーギも、そんなに変わらない』と言いました。根は同じものですし、今もその考えは変わっていません。ただ、今はどちらが軸なのかといえば――柔術も指導をしていますが、選手としてはノーギを中心に動いています」

――ここ数年で日本でもプログラップリング大会が増えてきました。ケージのMMA興行でもグラップリングマッチが組まれることもあります。現在のようにグラップリング大会が増えている状況については、どのように考えていますか。

「私が柔術を始めた頃は、ここまでになるとは想像していなかったです。福島で柔術を始めて、その頃は隔日でMMAのクラスと柔術のクラスが行われていました。ノーギを練習するとなれば、柔術クラスの時にギを脱いで練習してもらうか、MMAクラスでグラップリングの時だけ加わるという感じで」

――特にアマチュアではなく、プロのグラップリング興行が増えるとは想像できていなかったのではないですか。

「はい。以前はグラップリングで大きなイベントがあるとすれば、ADCCの予選ぐらいでした。それもプロの大会ではないですしね。プロの興行が増えるということは、興味を持ってくれている人が増えているということで。そして試合を見てグラップリングをやってみたいと思う人が増えてくれる。それはすごく嬉しいです。

もともと私が指導をしていたトイカツ道場には、ノーギをやる人が多かったです。現在は今成柔術でも指導をしていて、ギとノーギを比べても同じぐらいの人数がクラスに参加しています。もちろんノーギだけをやる人もいるので、認知が上がっているように感じますね」

――ただ、ひと口にグラップリングといってもサブオンリーからポイント制まで様々なルールがあります。やはり寒河江選手にとっては、Level-Gのようなサブオンリーのほうが得意なのでしょうか。

「今はLevel-Gのルールに合わせて練習しています。でもその前は、やっぱり全局面で強くならないといけないと思って、レスリングやポジショニングを強化していました。トップからパスする、下からスイープする、あるいは抑え込むとか。ただ今回はサブオンリーなので、サブミッションを極めることに重きを置いています。今成正和さんや、ロータス世田谷の八隅孝平さんにも『調子が良くなっている』と言ってもらえています」

――そんななかで出場することになったLevel-Gのライト級トーナメントですが、契約体重は前日計量で70キロです。寒河江選手にとっては体重差が大きくないですか。

「頑張って増やしても69キロで、練習や指導が終わると68キロまで落ちることもありますからね。出場選手の中で通常体重は一番小さいと思います」

――Finish10の森戸新士戦もライト級契約でした。プロの試合に出る際は体重差や階級差は考慮しないのでしょうか。

「もちろん自分の適性階級で試合をしたいという気持ちはあります。でも強い人と対戦できるのが嬉しいんですよ。強い人に勝ちたいっていう気持ちのほうが大きくて。たとえ階級が上でも、強い相手とのオファーが来たら『試合したい!』という気持ちになっちゃいますよね。そんな相手と戦えるチャンスを逃すのは、もったいない。だからオファーが来れば受けるようにしています」

――では森戸戦の内容については、どのように考えていますか。

「あの時はレスリングを強化していて、序盤は練習していたことが出せたと思います。でも、だんだんと自分が削れて動けなくなってきて。一番は森戸選手のパスが巧かったです。圧をかけられパスされてしまい、最後は横三角を極められてしまいました」

――寒河江選手にとって、同じグラップリングでもマットとケージの違いは影響するのでしょうか。

「もちろんマットとケージでは試合内容も変わってきますが、私の場合は金原正徳さんと壁レスの練習をしたり、ロータス世田谷では上久保周哉選手にケージに押し付けられたりしているので(笑)」

――ケージレスリングの練習相手としては強い存在ですね。

「ケージグラップリングであっても、私のほうから相手をケージに押し込んでどうこうとは考えていないです。同時に私がケージに押し付けられても、ヤバい展開になることはないと思っています。私自身、ケージの試合も初めてではないですし。そこは相手の出方次第ですね。ケージとはいえ、そんなに狭いわけじゃないですから。自分が追い詰められれば下がることはできないけど、相手が下がってくれていれば自分も下がる距離はありますし。私はマットと比べてケージがどう、とは考えていないです」

――なるほど。1回戦の峯岸選手は柔術家です。ケージグラップリング+サブオンリーの試合で、どのような展開になるか楽しみですね。

「峯岸さんがケージを使って何かしてくるとは考えにくいです。ただ周りに金網が張られているだけで、やっていることは柔術と変わらないという展開になるかもしれないですね。峯岸さんは柔術が強い。柔術が強いというのは腕十字や三角、パスやガードが強いアグレッシブな選手です。僕としては相手のクローズドガードに入らない、跳びつかれてもサブミッションを取られないように戦いたいです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後2時55分~ Twit Casting LIVE

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【Level-G02】ライト級T初戦で峯岸零弥と対戦、寒河江寿泰─01─「強い人と対戦できるのが嬉しい」

【写真】体格差があっても、技術力で超えることを示すのもグラップリング発展の道(C)MMAPLANET

11日(日)、東京都新宿区のGENスポーツアカデミーで開催されるLevel-G02では、8人制のライト級初代王者決定ワンデー・トーナメントが開催される。1回戦第1試合では、寒河江寿泰が峯岸零弥と対戦することとなった。
Text by Shojro Kameike

柔術家として、グラップリングで活躍する寒河江。昨年11月のLevel-G旗揚げ大会で、世羅智茂に敗れた。続く今年3月のFinish10でも森戸新士に退けられている。どちらも自身より階級が上の選手との対戦となったが、今回のトーナメントもライト級——寒河江がグラップリングで上の階級の選手と戦う理由、そしてトーナメント戦について訊いた。


――寒河江選手は現在、柔術よりもプロのグラップリング大会出場がメインとなっています。それだけ選手としての軸はグラップリングに置いているということですか。

「そうですね。以前MMAPLANETさんに取材していただいた時は、『ギもノーギも、そんなに変わらない』と言いました。根は同じものですし、今もその考えは変わっていません。ただ、今はどちらが軸なのかといえば――柔術も指導をしていますが、選手としてはノーギを中心に動いています」

――ここ数年で日本でもプログラップリング大会が増えてきました。ケージのMMA興行でもグラップリングマッチが組まれることもあります。現在のようにグラップリング大会が増えている状況については、どのように考えていますか。

「私が柔術を始めた頃は、ここまでになるとは想像していなかったです。福島で柔術を始めて、その頃は隔日でMMAのクラスと柔術のクラスが行われていました。ノーギを練習するとなれば、柔術クラスの時にギを脱いで練習してもらうか、MMAクラスでグラップリングの時だけ加わるという感じで」

――特にアマチュアではなく、プロのグラップリング興行が増えるとは想像できていなかったのではないですか。

「はい。以前はグラップリングで大きなイベントがあるとすれば、ADCCの予選ぐらいでした。それもプロの大会ではないですしね。プロの興行が増えるということは、興味を持ってくれている人が増えているということで。そして試合を見てグラップリングをやってみたいと思う人が増えてくれる。それはすごく嬉しいです。

もともと私が指導をしていたトイカツ道場には、ノーギをやる人が多かったです。現在は今成柔術でも指導をしていて、ギとノーギを比べても同じぐらいの人数がクラスに参加しています。もちろんノーギだけをやる人もいるので、認知が上がっているように感じますね」

――ただ、ひと口にグラップリングといってもサブオンリーからポイント制まで様々なルールがあります。やはり寒河江選手にとっては、Level-Gのようなサブオンリーのほうが得意なのでしょうか。

「今はLevel-Gのルールに合わせて練習しています。でもその前は、やっぱり全局面で強くならないといけないと思って、レスリングやポジショニングを強化していました。トップからパスする、下からスイープする、あるいは抑え込むとか。ただ今回はサブオンリーなので、サブミッションを極めることに重きを置いています。今成正和さんや、ロータス世田谷の八隅孝平さんにも『調子が良くなっている』と言ってもらえています」

――そんななかで出場することになったLevel-Gのライト級トーナメントですが、契約体重は前日計量で70キロです。寒河江選手にとっては体重差が大きくないですか。

「頑張って増やしても69キロで、練習や指導が終わると68キロまで落ちることもありますからね。出場選手の中で通常体重は一番小さいと思います」

――Finish10の森戸新士戦もライト級契約でした。プロの試合に出る際は体重差や階級差は考慮しないのでしょうか。

「もちろん自分の適性階級で試合をしたいという気持ちはあります。でも強い人と対戦できるのが嬉しいんですよ。強い人に勝ちたいっていう気持ちのほうが大きくて。たとえ階級が上でも、強い相手とのオファーが来たら『試合したい!』という気持ちになっちゃいますよね。そんな相手と戦えるチャンスを逃すのは、もったいない。だからオファーが来れば受けるようにしています」

――では森戸戦の内容については、どのように考えていますか。

「あの時はレスリングを強化していて、序盤は練習していたことが出せたと思います。でも、だんだんと自分が削れて動けなくなってきて。一番は森戸選手のパスが巧かったです。圧をかけられパスされてしまい、最後は横三角を極められてしまいました」

――寒河江選手にとって、同じグラップリングでもマットとケージの違いは影響するのでしょうか。

「もちろんマットとケージでは試合内容も変わってきますが、私の場合は金原正徳さんと壁レスの練習をしたり、ロータス世田谷では上久保周哉選手にケージに押し付けられたりしているので(笑)」

――ケージレスリングの練習相手としては強い存在ですね。

「ケージグラップリングであっても、私のほうから相手をケージに押し込んでどうこうとは考えていないです。同時に私がケージに押し付けられても、ヤバい展開になることはないと思っています。私自身、ケージの試合も初めてではないですし。そこは相手の出方次第ですね。ケージとはいえ、そんなに狭いわけじゃないですから。自分が追い詰められれば下がることはできないけど、相手が下がってくれていれば自分も下がる距離はありますし。私はマットと比べてケージがどう、とは考えていないです」

――なるほど。1回戦の峯岸選手は柔術家です。ケージグラップリング+サブオンリーの試合で、どのような展開になるか楽しみですね。

「峯岸さんがケージを使って何かしてくるとは考えにくいです。ただ周りに金網が張られているだけで、やっていることは柔術と変わらないという展開になるかもしれないですね。峯岸さんは柔術が強い。柔術が強いというのは腕十字や三角、パスやガードが強いアグレッシブな選手です。僕としては相手のクローズドガードに入らない、跳びつかれてもサブミッションを取られないように戦いたいです」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後2時55分~ Twit Casting LIVE

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