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【ONE170】野杁正明が緊急参戦→連敗脱出とONE初勝利をかけてタクレティと対戦

【写真】昨年12月のリウ・メンヤン戦は1Rにダウンを奪われたあと、猛反撃に転じた野杁。今回こそONE初勝利を掴めるか(C)ONE

24日(金・現地時間)、タイはバンコクのインパクト・アリーナで開催されるONE170に野杁正明の参戦が決定。フェザー級(70.3キロ)キックボクシングルールでイラクのシャキール・タクレティと対戦する。
Text by Takumi Nakamura


昨年4月にONEと契約し、ここまで2戦を戦っている野杁。ONEデビュー戦となった6月のONE167ではフェザー級トップファイターの一角=シッティチャイ・シッソンピーノンに判定負けし、12月のONE Friday Fights92でも中国のリウ・メンヤンにも判定で敗れて未だ勝ち星を挙げられていない。

特にメンヤンとの一戦では開始早々にクリンチからの離れ際の右ストレートでダウンを奪われ、徹底したボディへの攻撃で反撃を試みたもののダウンを奪い返せないという、手痛い敗戦を喫している。

K-1時代から「連敗したら辞める」と発言していた野杁だけに、キャリア初の連敗でその去就にも注目が集まったが、試合後の自身のInstagramで「口だけじゃんと思われるかもしれません。そこに関してはすみませんと言わせてください。ただ自分の格闘技人生は残り数年だと思います。満足いくまで、納得するまでやり切ろうと思います」と現役続行を表明していた。

この時点で野杁の復帰時期は未定だったが、約1カ月というショートノーティスで試合のオファーが舞い込み、再びリングに立つことを選択した。

対戦相手のタクレティはイラク出身のファイターで、アマチュアムエタイではIFMAアジア選手権の銀メダルを獲得。タイのパタヤに活動の拠点を置き、2023年10月のONE Fight Night15ではフランスのバムパラ・クヤテからヒジでダウンを奪って判定勝利、翌年1月のONE Fight Night18ではルンラーウィー・シッソンピーノンにKO負けしている。

ONEでの過去2試合はいずれもムエタイルール、2戦1勝1敗のタクレティだが、気をつけなければいけないのは体のサイズだ。タクレティは身長186㎝を誇り、クヤテ戦は174.5ポンド=79.15キロ、ルンラーウィー戦はライト級(77.10キロ)で試合をしており、ライト級から階級を落とす形になる。

先月野杁が苦杯をなめたメンヤンも身長184㎝、70キロよりも重い階級で戦った経験がある選手で、身体的な特徴はタクレティと重なる。当然1カ月という期間で急激にフィジカルが強化されることはないため、今回も野杁はフィジカル差という戦いにも挑まなければならない。

一方でKO負けを喫したルンラーウィー戦でのタクレティはサウスポーのルンラーウィーの左ミドルをカットできず、1Rに左ボディストレートからの左ミドル、2Rに左ハイキックでダウンを奪われ、ヒジで立て続けにダウンを奪われてマットに沈んでいる。スイッチファイターで左の蹴り・ボディへの攻撃を得意とする野杁からすればルンラーウィーの戦い方はタクレティ攻略の参考になるはずだ。

同大会ではフェザー級ムエタイ王座をかけて王者タワンチャイ・PK・センチャイと挑戦者スーパーボン・シンハ・マウインの一戦が組まれており、ルールは違えど野杁が目指す頂はこのレベルでの戦いだ。今の野杁に求められるのは確実に1勝を挙げること。常にタイトル戦線で戦ってきたK-1時代にはなかった状況だが、だからこそ勝利に飢えた野杁の貪欲なファイトを期待したい。

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45 AB ACA KANA MMA o ONE ONE Championship ONE172 RENA   キック ボクシング 武尊 秋元皓貴 若松佑弥 野杁正明 青木真也

3.23『ONE 172』さいたま大会で武尊 vs. ロッタン・ジットムアンノン、アドリアーノ・モラエス vs. 若松佑弥

ユメノチカラ/武尊


 ONE Championshipが3月23日にさいたまスーパーアリーナで『ONE 172』を開催することと武尊 vs. ロッタン・ジットムアンノンのフライ級キックボクシングスーパーファイト、アドリアーノ・モラエス vs. 若松佑弥のフライ級タイトルマッチを行うことが発表されています。

 他にも野杁正明、KANA、秋元皓貴、青木真也らが出場候補となっています。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF92 キック リウ・メンヤン 野杁正明

【ONE FF92】開始早々にダウンを奪われた野杁。体格差押してくるリウにボディを効かせるもONE2連敗に

<キック・フェザー級/3分3R>
リウ・メンヤン(中国)
Def.3-0
野杁正明(日本)

開始早々から距離を詰めたリウがローからパンチに繋げる。野杁はボディから右ロー、さらにボディブローを打ち込んだ。ここで頭を上げた野杁の顔面にリウの右ストレートがクリーンヒットし、野杁はダウン。立ち上がった野杁にリウが連打で襲い掛かる。野杁のガードの間に右アッパーを突き上げるリウ・野杁も左右ボディで対抗するが、押し合いになると体格で勝るリウが優位か、前蹴りで下がらされた野杁は、左ボディを突き刺すもロープに押し込まれてしまう。野杁は左フック、左ボディ、左ヒザを決める。サウスポーにスイッチした野杁が左ストレートから右ボディへ。やや動きが落ちたリウのボディにヒザを突き上げた。

2R、野杁はサウスポーにスイッチして、前に出て来るリウを迎え撃つ。オーソドックスに戻して左ボディを打ち込む野杁。パンチを顔面に当てるも、ロープ際から脱することができない。左に回った野杁は左ボディ、右ボディと打ち込んでいく。押してくるリウに対して「来い、来い」とアピールする野杁。ボディブローではリウの前進を止めることができない。右に回った野杁は右ストレートをリウの顔面に突き刺す。野杁は左テンカオを連打し、ブレイクからサウスポーにスイッチした。リウもロープに押し込むだけの場面が増えた。残り20秒で野杁の左テンカオがリウのボディに突き刺さる。さらにボディブロー、ヒザ蹴りからパンチに繋げた。

最終回、リウが頭をつけて押していく。野杁はボディとテンカオ。リウが前蹴りから組みつき、レフェリーに剥がされる。野杁がボディ、アッパーから顔面にパンチを当て、さらにボディへのヒザでリウの動きを止めた。野杁の右スピニングバックキックがローブローとなり、試合は中断。再開後、前に出て来るリウに右ロー、ヒザを打っていく野杁。リウは体格差を生かして体重を預けてくる。打ち合いで両者のパンチが当たるなか、野杁の右ハイがリウの顔面をかすめた。このラウンドはクリンチが多いリウに対し、野杁が突き放して連打を浴びせる。野杁は鼻から出血、リウは試合終了直前に右スピニングバックキックで足を滑らせた。

判定はユナニマスでリウに――野杁はONEで2連敗となった。


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【ONE FF92】2025年の立ち技を占うフェザー級3連戦。野杁、グレゴリアン、シッティチャイが揃い踏み

【写真】ONEデビュー戦はシッティチャイに敗れた野杁。ONE初勝利をかけて中国のメンヤンと対戦する(C)ONE

20日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 92。今大会は通常よりも豪華なマッチメイクが並ぶ通称テントポール大会で日本からも野杁正明、KANA、吉成士門が参戦する。
text by Takumi Nakamura

16日に日本で記者会見が行われ、チャトリ・シットヨートンCEO出席のもと、2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナでのONE172開催が発表された。第1弾カードとして武尊×ロッタン・ジットムアンノンのフライ級キックボクシングスーパーファイト、アドリアーノ・モライシュ×若松佑弥のフライ級MMA世界王座決定戦の2試合が決定し、チャトリCEOは出場候補選手として野杁・KANAの名前も挙げている。


今年3月にK-1との契約にピリオドを打ち、ONEに戦いの舞台を移した野杁。その初陣となった6.8ONE167ではシッティチャイ・シッソンピーノンの牙城を崩すことが出来ず、判定負けという結果に終わっていた。今回は中国のリウ・メンヤンを相手にONE2戦目を迎える。

メンヤンはONEの公式プロフィールでは32勝6敗の戦績を持ち、過去にスッドサコーン・クリーンミーに勝利した実績が光る。とはいえONEでのタイトル獲得を狙う野杁からすれば、ここで取りこぼしは許されない相手。確実に勝利を収め、再び上位ランカーとの対戦につなげなければいけない一戦だ。

しかも今大会では野杁に勝利したシッティチャイがメインイベントのムエタイルールでシャドウ・シンハ・マウインと対戦し、元K-1&GLORY王者のマラット・グレゴリアンとアブデラリ・ザヒディのキックボクシングルールの一戦も組まれている。

年をまたいだ1月24日(金・現地時間)にタイのインパクト・アリーナで開催されるONE170ではムエタイルールのフェザー級王者タワンチャイ・PK・センチャイにスーパーボン・シンハ・マウインが挑む王座戦も行われる。

キックルールのタイトルを保持するチンギス・アラゾフの動向が不透明ではあるが、この一カ月の間にキック・ムエタイの両ランキングに名を連ねるトップ選手たちの試合が続くことになる。3月の日本大会で野杁がどんな相手と対戦するのかも含めて、2025年のONEキック・ムエタイのフェザー級戦線を占う年末年始だ。

またKANAは野杁に続いてK-1からONEに参戦。その初陣でK-1時代から対戦を熱望していたアニッサ・メクセンと対戦する。KANAはK-1でのキャリア後期=2023年にK-1でのアニッサ戦が具体的に進行していたものの、最終的にアニッサがONEとの契約を更新したため、K-1でのアニッサ戦は実現せず。KANA自身がアニッサと戦うためにK-1からONEへの移籍を決断し、そのアニッサ戦がONEの初陣で実現した形となる。

11.8ONE169のジャッキー・ブンタン戦では敗れたアニッサだが、卓越したアウトボクシングで3分5Rフルラウンドに渡ってブンタンを翻弄し続けた。KANAとしてはワンマッチの短期決戦=3R以内にアニッサを捕まえきれるか。そこがアニッサ超えの鍵を握るだろう。

またKANAと同じく今回がONE初参戦となる吉成士門は、直近の試合で小笠原瑛作から勝利しているリッティデット・ソー・ソンマイとムエタイルールで対戦する。これまで通常のグローブによるムエタイルールで戦ってきた士門にとって、MMAグローブ&3分3RのONEのムエタイルールは初挑戦。これまでと変わらぬパフォーマンスをONEでも発揮できるかに注目したい。

■ONE Friday Fights 92視聴方法(予定)
12月20日(金・日本時間)
午後9時30分~U-NEXT

■ONE Friday Fights 92 対戦カード

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)

<ムエタイ・140ポンド契約/3分3R>
スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン (タイ)
パンリット・ルージョメイサイワーリ(タイ)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)
ヨッドナムチャイ・フェアテックス(タイ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)
イゴール・ベクレフ(ロシア)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
シブムン・シッチェブンタン(タイ)
アブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア)

<ムエタイ・アトム級/3分3R>
ラック・エラワン(タイ)
コーコー・ソー.ソンマイ(タイ)

<キック・159ポンド契約/3分3R>
マラット・グレゴリアン(アルメニア)
アブデラリ・ザヒディ(モロッコ)

<ムエタイ・121ポンド契約/3分3R>
マイサンカン・ソー・インジョルンガンチャン(タイ)
ワッチャラフォン・PK・センチャイ(タイ)

<キック・フェザー級/3分3R>
リウ・メンヤン(中国)
野杁正明(日本)

<キック・女子アトム級/3分3R>
アニッサ・メクセン(フランス)
KANA(日本)

<ムエタイ・134ポンド契約/3分3R>
リッティデット・ソー・ソンマイ(タイ)
吉成士門(日本)

<キック・バンタム級/3分3R>
エルブルース・オスマノフ(ロシア)
ネイサン・ベンドン(英国)

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【ONE172】さいたまSAで仕切り直しの武尊×ロッタン、モライシュ×若松佑弥の王座戦も決定

6日(月)都内にて、2025年3月23日(日)に埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催される「ONE 172: TAKERU VS RODTANG」発表記者会見が行われた。
Text by Takumi Nakamura

今年1月の有明アリーナ大会に続いて、2年連続となるONE Championshipの日本大会が決定した。会見に出席したチャトリ・シットヨートンCEOは「今回のイベントはPRIDEの時代から30年来の最大級のイベントをさいたまスーパーアリーナで予定している。この大会は世界195カ国で放送予定で、この30年で最大級の視聴者、観客を集めるイベントになる」と熱弁。

さらに「MMAのみならず、あらゆる格闘技のコミュニティをここに集結させるような一大イベントになることを約束する。ONEが日本で開催されるということは、日本のコミュニティと選手にとって大きなチャンスだと信じている」と続け、出場候補選手として野杁正明、KANA、秋元皓貴、青木真也らの名前を挙げて、今大会のテーマを日本vs世界と掲げた。

そして今大会の決定カードとしてフライ級キックボクシング(3分5R)の武尊×ロッタン・ジットムアンノン、フライ級MMA世界王座決定戦(5分5R)のアドリアーノ・モライシュ×若松佑弥が発表された。

武尊とロッタンは今年1月のONE有明大会で予定されていたカード。この時はロッタンの怪我で中止となり、約1年2カ月越しに2人のドリームマッチが実現することになる。そしてモライシュと若松はデメトリウス・ジョンソンの引退により空位となったONE世界フライ級王座をかけて対戦する。両者は2022年3月に対戦しており、この時はモライシュがギロチンで一本勝ちしている。会見には武尊、ロッタン、若松も出席し、試合に向けた意気込みを語っている。

武尊
「やっとロッタン選手と戦えることがすごく嬉しいし、ロッタン選手の怪我だったり、色んなことがあって試合が流れたりしたんですけど、こうやって試合が決まると、引き寄せ合う運命だったなと思います。

僕はこの試合の次のことは一切考えてなくて、この試合で自分の格闘技人生を全て出し切るつもりで挑むんで、本当にこの試合、どちらかが壊れるような世界最高の殴り合い、壊し合いをやりたいと思っているので、ロッタン選手よろしくお願いします。

(日本大会でロッタン戦が決まったことについて)日本で試合できるのはすごく嬉しいし、K-1を離れてから海外で試合をやることが多かったんですけど、 現役の最終章、集大成を日本のファンの皆様の目の前でできるというのはすごく嬉しいし、 日本の皆さんに勝つ姿を必ず見せます。

(大会のメインで行われることについて)本当、このONE Championshipという世界規模のでかい大会でメインでやらせてもらえるのはすごく嬉しいことだし、 そのメインイベントにふさわしいような最高の殴り合い・試合をロッタン選手とやりたいと思ってるんで、皆さん楽しみにしていてください」

ロッタン・ジットムアンノン
「タケルと共に互いに勝利を掴み、いよいよ時が来たと感じている。昨年の日本大会のカード発表会見の後ひ怪我をしてしまい、あの試合がキャンセルになってしまったことを本当に残念に思っている。だから今回このように2人の試合が実現したことを本当に嬉しいと思うし、自分はもう準備が整っている。

(前回の武尊VSタン・ジンをリングサイドで見て)正直なところ、すごく怖さを感じたし、緊張もした。同時にすごく嬉しかったのは、1Rにダウンを取られたあと、2Rにダウンを取り返して逆転KOで勝ったのを見て、本当にすごいと思った。タケルはキックボクシングスタイルが本当に強いと思うし、自分もそれに負けないように準備をしている。

今は3月の試合が楽しみで、皆さんに最高のキックボクシングの試合をお届けしたいし、自分のキックボクシングのスタイルを見せつけてやりたい。(日本大会出場について)率直に嬉しいと思っている。日本は自分にとって第2のホームで、しばらく戻ってこれなかったことを残念に思っている。今回の試合で世界、日本に自分の強さを見せたいと思っているし、前回見せられなかったものをお見せしたい。とにかく全力で試合に挑むし、日本がホームのつもりで戦う。必ずチャンピオンに返り咲く。それを目指して戦っていきたい」

アドリアーノ・モライシュ
「日本で試合出来ることは本当にうれしい。ONEフライ級MMAの世界タイトル戦の機会をもらえて、心から興奮している。若松と戦うんだ。最高の試合を見せるために一生懸命練習に励んでいる。特に日本にいる僕のファンの楽しみにしていてくれ。そして試合を見に来てくれ。準備は万端だ」(※コメント発表)

若松佑弥
「この間(12.7ONE FN)試合が終わったばかりですが、さいたまスーパーアリーナという素晴らしい舞台でタイトルマッチができることをすごく嬉しく思ってます。自分は3年前にアドリアーノに負けて2連敗してから3連勝して、この3年で進化してきた部分をこの最高の舞台で発揮して、しっかりチャンピオンになりたいと思います。

(リマッチについて)本当にもう全てをかけて、3月23日に今までやってきたことを格闘技人生の集大成になる戦いをしたいと思っています。で、向こうも今はキャリアピークだと思っていて、本当にフライ級の世界最強を決めるチャンピオンシップになると思っています。打撃と寝技の最高峰の戦いができるんじゃないかなと思ってます。

DJがUFCからONEに移籍するという話を聞いた時点で、僕はONEのフライ級が世界一だと確信していて、そこからDJのアドリアーノとも戦って、世界の壁をしっかり経験して、そこからONEで成長してきました。アドリアーノはDJをKOした唯一の選手なので、最高の舞台でしっかりそれに勝って僕がチャンピオンになって、ONEフライ級が世界一だということを知らしめれるいい機会だと思っています。もう最高としか言いようがないです。

(モライシュのコメントを受けて)前回のキンガド戦を見ても、とんでもなく強いなっていう思いがあって。僕もこの間試合終わったばっかりで、すごいベストな状況だし、向こうも相当気合いが入っていると思うので、すごく激しい戦いになるんじゃないかなと思います」

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45 K-1 o ONE その他 キック スーパーレック・キアトモー9 ボクシング 安保瑠輝也 武尊 野杁正明

【K-1】与座優貴 K-1との契約終了を発表!

IMG_2671
現K-1ライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)が自身のXを更新。「2024年10月18日をもって、K-1とは一旦契約終了となりました。次闘うリングはこれから考えていきます。これからも応援よろしくお願いします!」とK-1との契約が終了した事を明らかにしました。

武尊、野杁正明など中心選手の離脱が続くK-1。今回も現役王者の与座の離脱はなかなかのインパクト。9月には元ONEフライ級キックボクシング世界王者のペッダム・ペッティンディーアカデミーをKOしたばかり。その他にも中村寛、”ゴンナパー・ウィラサクレックを下しており、この離脱は大きい。カルロス菊田率いる新体制に変わって大きな転換期を迎えているのでしょう。

気になるのは与座の今後。ペッダムに勝利した後、武尊にも勝利したONEフライ級キックボクシング世界王者のスーパーレック・キアトモー9の名前を挙げていました。この流れで行くとONE電撃参戦か?これはテンションが上がります。

以前、安保瑠輝也もONE参戦を匂わせる投稿をしており、武尊、野杁といい立ち技のトップ選手がONEに集まりつつあるのは面白い傾向。野杁でさえ簡単に勝てない厳しい舞台ですが、与座がどこまでやれるか。全く違う方向性かもしれませんが次なる発表が待たれます。
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K-1 KANA MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE168 アニッサ・メクセン キック 大成 武尊 海外 野杁正明

【ONE】元K-1王者KANAがONE参戦を発表、アニッサ・メクセン戦は実現なるか?

初代K-1 WORLD GP女子フライ級(52kg)王者KANAのONE Championship参戦が発表された。
text by Takumi Nakamura

KANAは新生K-1の女子部門をけん引し、2019年12月に初代女子フライ級王座決定トーナメントで優勝。新生K-1の女子王者として海外の強豪と戦い続けてきたが、2023年12月にアントニア・プリフティに敗れて王座陥落となり、それ以降は試合から遠ざかっていた。

KANAは「ONE168」の解説席にサプライズゲストとして登場し、ONE参戦に向けて「今日からONEアスリートのKANAです。新しい舞台で挑戦することになって、新鮮な気持ちですごく楽しみです。(参戦ビジュアルを見て)気分が上がりますね。ワクワクします」とコメント。「キック人生で戦いたい相手がONEにいて集大成としてどこまでいけるか挑戦したい。ベルトを巻けるように頑張っていきたい」と語っている。

解説席でKANAと並んだ野杁正明からも「武尊くんに続いてONE参戦することになって、KANAちゃんも一緒に戦えることになってうれしい。みんなでベルトを獲りたい」とメッセージを送った。

現時点ではKANAのONEデビュー戦の日時は発表されなかったが、KANAは新生K-1時代からONEに参戦中のアニッサ・メクセンとの対戦を熱望しており「キック人生で戦いたい相手」の一人はアニッサで間違いないだろう。KANAのONEでのキャリア、そして集大成ともいえる挑戦に注目したい。

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45 GLORY GLORY93 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship YouTube キック ペットパノムルン・キャットムーカオ 久保優太 原口健飛 武尊 海人 海外 野杁正明

【GLORY93】宿敵ペットパノムルンと3度目の対戦、原口健飛「GLORY王者になって歴史に名を残す」

【写真】部屋に飾られてる「獲」は、原口が今年の書初めで書いたものだ(C)MMAPLANET

7月20日(土・現地時間)、オランダはロッテルダムのトップスポーツセントラムで開催されるGLORY93にて、原口健飛がペットパノムルン・キャットムーカオが保持するGLORYフェザー級(65kg)タイトルに挑戦する。
Text by Takumi Nakamura

原口とペットパノムルンは2021年11月と2022年8月にRISEのリングで対戦し、いずれもペットパノムルンが勝利している。2度目の対戦以降、原口はRISEのリングでGLORYのファイターたちを次々と撃破し、2023年12月のRISE両国大会ではGLORYフェザー級1位(当時)のエイブラハム・ヴィダレスにKO勝ちし、ペットパノムルンとの3度目の対戦=GLORY王座への挑戦につなげた。

ペットパノムルン超え、そして日本人初のGLORY王座獲得に向けて、オランダ入りする直前の原口に話を訊いた。(取材日は7月9日)


――ペットパノムルンとの3度目の対戦、GLORYフェザー級タイトルマッチが決まりました。試合としては昨年12月のエイブラハム・ヴィダレス戦以来となりましたが、次はペットパノムルンと戦いたいと想いが強かったのですか。

「そうですね。ヴィダレスのときも、これに勝ったらペッチ(ペットパノムルン)とやれると言われてヴィダレスに決まったので、そこ(ペットパノムルンとの対戦)しか見てなかったですね。だからオファーが来た時も、ようやく来たかという感じでした」

――ではヴィダレス戦以降はペットパノムルン戦に集中していたわけですね。

「はじめは4月にやるかもということやったんで、ずっとペッチ対策をやっていたし、それを変えるという考えはなかったです。どれだけ試合間隔が空いても次はペッチとやりたいとRISEサイドにも伝えていたし、自分自身もそのつもりで2年間やってきたんで」

――ヴィダレス戦以降はペットパノムルンに勝つためだけに時間を過ごしていた、と。

「はい。ペッチと再戦(2022年8月)に負けてからジェレミー(・モンテーリョ)、アンバー(・ボイナザロフ)、(セルゲイ・)アダムチャックに勝って、ランキング1位のヴィダレスがラスボスやと思っていたんで。ヴィダレスに勝てば、みんな僕が挑戦することに納得するだろうと思ったし、しかもペッチが判定までいったヴィダレスにKO勝ちできたので、これ以上(ペットパノムルン以外に)やる相手はいないやろうっていう気持ちもありました」

――ペットパノムルンは過去に2度対戦して2度敗れている相手ですが、原口選手にとってはどんな存在ですか。

「2回負けているというのももちろんあるんですけど、1戦目(2021年11月)は選手生命が終わるぐらいにコテンパンにされたんですよ。それがすごい悔しかったし、情けないという感じで。2戦目は1戦目に比べて上手く戦えたんですけど、勝つことを意識しすぎて、本来の自分を出せなかったんですよね」

――ペットパノムルンを倒すというよりも判定でもいいから勝つという考えだったのですか。

「そうですね。(2戦目は)ルールをしっかり利用して、ペッチに勝つためだけに動いたんですよ、本能を捨てて。それが結果的に勝ちに行きすぎたというか、倒す気もないし、とにかく攻撃を当てるだけみたいな。そこまで自分を殺してやったのに結果を出せなくて、1戦目・2戦目どちらも後悔しか残らなかったです。だから諦めるにも諦めなきれない気持ちがあって。今回はオランダまで乗り込むことになって、全身全霊をかけて戦って、勝つか負けるか分からへんけど、絶対に後悔は残したくないという気持ちがあります。勝ちたいも気持ちももちろんあるけど、自分自身へのリベンジもあるし、ペッチに対してはそういう感情もありますね」

――例えば最初の対戦のときは「どうやったらこの相手に勝てるんだろう?」という気持ちになっていたのですか。

「ほんまそうでしね。あの時は正直やる前から負けていたんですよね。なんか戦う前からちょっと勝たれへんわと思っちゃって。ペッチはほんまに強い選手やし、GLORYの現役チャンピオンやしっていう。画面越し映像の強さに負けてしまって、とにかく倒されないようにしようという頭で戦ったんですよ。極端な話、勝つのは無理やから、倒されんように戦おうみたいな」

――あの時はそこまで追い込まれていたんですね。それだけペッチにはインパクトがあったのですか。

「僕も外国人とやったことはあるけど、日本在住の外国人というレベルやったんです。それがいきなりGLORYの現役チャンピオンと戦うことになって、自分自身、世界最強と戦いたかったところもあるけど、いざそういう相手が目の前にいるとめちゃくちゃオーラがあるし、なんかもう……なんなんやろ、こいつみたいな。これホンマ戦われへんわっていう思いになっていました」

――そういった試合だったからこそ、2022年8月のリマッチでは、悪い意味で勝ちに徹してしまったのでしょうか。

「まさにそれですね。どうせ倒されへんし、効かされへんから、とにかく自分が攻撃を当てるところだけをレフェリーに見せて、うまいこと(ポイントを)取ってくれんかなっていう感じで戦ったんですよね。それで延長まで行ってよかったんですけど、延長も本戦と同じ気持ちで戦ったから、やっぱり最後は押し切れなかったですね」

――試合後にはレフェリングやジャッジに対して批判的コメントを残していましたが、あの時は感情的に言葉が出てしまったのでしょうか。

「あの時はあの試合にかけて必死でやってたし、6月に『THE MATCH 2022』でヒデさん(山崎秀晃)と戦って、ヒデさんの思いも背負ったつもりで戦ったんですよ。僕はヒデさんに勝てたおかげで自信がついたし、ヒデさんに勝ったからこそ、RISEから『ペッチと再戦いけるか?』と言われて『今ならペッチいけます』と答えて、再戦を組んでもらったんですね。自分としてはゴールデンフィストを宿して、RISEを背負って戦ったつもりだったんですけど、レフェリーに判定を委ねる試合をしてしまって、そのレフェリーに裏切られたという気持ちにもなって。

だからあの時は思っていたことも言ったし、ホンマは思ってないようなことも言ってしまって……すごく失礼な言い方してしまったと思うし、今となっては申し訳ないことをしたという気持ちもあります。でも今はそれが自分の弱かった部分だということも認めているし、そんな自分へのリベンジを込めてもう一度ペッチとやりたいという想いがあります」

――2度目のペットパノムルン戦以降、原口選手の相手を一撃で仕留めるスタイル・戦い方が、より洗練されて磨かれた印象があります。あの試合を経て自分の技術レベルが上がったと感じていますか。

「僕は気持ちで戦い方が変わると思っていて、もともと自分は倒せる威力もスピードもテクニックもあって、倒しに行くかどうかは自分で決めて動けるタイプなんですね。それで2度目のペッチ戦ははじめから『倒すのは無理』『倒せないから倒しに行かない』と思って、ああいう試合をしちゃいました。だからあれ以降、そういう気持ちを捨てて、勝てるかどうかは分からへんけど、とりあえず自分が思ってることを全部やろうと思って戦うようになって、それがペッチ戦以降のファイトスタイルになっていて、結果的にKO勝ちが続いています。だから戦い方を変えたというよりも、気持ちの面を変えた感じですね」

――今回のペットパノムルン戦は対戦相手の対策と自分のパフォーマンスを見せること、どんなバランスで練習してきたのですか。

「対策は4割ぐらいで、6割ぐらいは自分自身を出す、持ってる技術を全部出すという練習ですね。それができたら絶対に勝てると思っているし、倒せたら倒せたでいいですし、あらゆることを想定して練習をしてきました」

――試合時間も3分5Rで、対策が試される部分もあるでしょうし、素の強さが求められる部分もあると思います。

「しかもラウンドマストで延長がないので、楽と言えば楽やし、やばいと言えばやばい。1・2・3Rを取ったら、4・5Rはダウンを取られなければ勝ちやし、逆に1・2・3Rを取られたら、ダウンを取ってもドローになりかねない。そういうこともイメージして練習は続けてきました。試合をコントロールする力も求められれば、一発逆転や一瞬の隙をつく技も求められる。ラウンドマストのことを考えると、最後に自分が攻めて攻勢を印象付けることも必要やし、あらゆることを利用して勝ちたいと思っています」

――まさに総力戦ですね。

「ペッチってリズムが最初から最後まで変わらなくて、それがペッチの強いところなんですよ。何が起きてもずっと一緒、自分のリズムでやる。だから落ち着いて見えるし、そこを上手いこと利用したいなと思ってますね」

――そういう意味では昨年12月にチャド・コリンズがペットパノムルンに勝った試合は参考になりましたか。

「そうですね。元々ペッチがチャドとやる前から、次戦うときはチャドっぽい動きで行こうと思ってたんですよ。それで実際にペッチに勝ったチャドを見て、自分の考えは間違っていないんだなという気持ちになりました」

――チャドの戦い方を参考にしつつ、原口選手ならではのテイストも入れていく、と。

「はい。ペッチができないような攻撃も使って、フルに痛めつけられるところは痛めつけたいと思います」

――3度目の対戦はペットパノムルンが持つGLORYのベルトに挑む形です。RISEは原口選手とペットパノムルンの3度目の対戦が実現できるように、原口選手とGLORYのランカーの試合を組んで、原口選手がそれに勝ち続けたことで今回の対戦が決まったという経緯もあります。そういった周りの想いを背負って戦うという心境もありますか。

「今回はオランダで試合ということで、試合の約1週間前にオランダに入って、現地で調整することになったんですね。本来ならあり得ないスケジュールなんですけど、RISEがこちらのリクエストを形にしてくれて。(RISEが)全面的に全身全霊でサポートしてくれるおかげで、最高の形で試合当日を迎えられると思います。それだけRISEも懸けてくれていると思うし、一緒に戦ってくれていると思います。自分自身のためにはもちろん、自分がGLORYでベルトを獲れば、格闘技の歴史に名を残すことになると思っているんですよ。

日本のキックボクサーが誰も成し遂げたことがないことやし(※2013年に久保優太がGLORYの世界トーナメントで優勝したことはあるが、ワンマッチ形式でGLORYのタイトルを獲った日本人はいない)、日本人初の偉業をRISEファイターが達成したとなれば、RISEとしても誇りになると思っています。そういう意味も込めて、RISEには恩返しいたいです。本来なら3度目の対戦を組むのもなかなか難しいと思うし、きっと色々な意見もあると思うんですよ。僕も実力でここまで勝ち上がってきましたけど『何回やらすねん!』とか『もう見たくないよ』と思う人もいると思います。それでも僕を信じてくれている人がいるし、RISEも僕に期待をしてくれている。自分を信じてくれている人のために勝つこと。それが団体のエースとしての仕事だと思っているので、何が何でも勝って、RISEをホンマに世界一の団体にしたいと思っています」

――2024年は立ち技格闘技が変わる1年になると思っていて、武尊選手や野杁正明選手がONE Championshipに参戦し、海人選手はGLORYのベルトを目指している。日本のトップ選手が海外のタイトルを狙う・挑戦する流れが出来つつあります。そのなかで原口選手がGLORYのベルトに挑むことになって、原口選手・RISEファン以外の日本の格闘技ファンが原口選手のことを応援していると思います。

「ONEでは武尊選手と野杁君が負けて、過去にGLORYのタイトルマッチで海人君や小林愛三さんも負けている。僕もペッチには2回負けているんですけど、初めてペッチと戦ったのが2021年で、他の選手よりも早くVS世界の戦いを始めたと思っているんですよ。誰よりも早く世界の壁にぶち当たっているからこそ、一番早くそこで勝てると思ってるし、勝たなあかんと思ってるし、誰よりも責任感は強いです。失礼な言い方になるかもしれませんが、誰よりも自分が世界で勝ちたいという気持ちはあるし、みんなの応援を力に変えて、ぶちかましてこようと思います」

――今日は出発直前のインタビューありがとうございます。後ろの壁に飾っている「獲る」という文字はいつ書いたものなですか。

「これは今年の書初めで書いたものです」

――まさに2024年はペッチに勝ってGLORYのベルトを獲るという想いを込めたものですね。

「そうですね。しかも(年末に)RISEとGLORYで65kgのトーナメントがあるということを聞いていたので、そのトーナメントも獲るという意味もあります。だから今年は自分が獲れるものをすべて獲りたい。強さ、地位、名誉、お金……全部含めて獲ったろうって感じです」

■視聴方法(予定)
7月20日(土)
深夜25時15分~U-NEXT

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45 F1 o ONE 武尊 野杁正明

【ONE167】平田樹が3連敗 野杁がシッティチャイに判定負け 体重超過のロッタンが判定勝ちで「武尊と戦いたい」

45: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/06/08(土) 08:40:15.32 ID:v5CR+/+m0
ONEそろそろ開始じまるぞ!


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45 MMA MMAPLANET o ONE ONE167 キック シッティチャイ・シッソンピーノン 野杁正明

【ONE167】野杁が前に出続けるも、シッティチャイの手数&巧さを崩しきれず。ONEデビュー戦は判定負け

<キック・フェザー級/3分3R>
シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
Def.3-0
野杁正明(日本)

サウスポーのシッティチャイが左ミドル。野杁も左右のミドルを返し、シッティチャイの前足のローを集める。右ストレートとガードして前に出る野杁。シッティチャイは左ストレートと左ミドル、野杁はスイッチして右ボディを打つ。

シッティチャイはジャブと左ストレート、前蹴り。野杁も下がらず前に出るが、シッティチャイはジャブと左ハイと右アッパーを当てる。野杁は右フックから返しの左。シッティチャイは前蹴りとミドル、右アッパーから左ストレートを当てる。野杁は右の三日月蹴り、距離を詰めて左ボディと左フック。シッティチャイは右アッパー、野杁は左ローを連打する。

2R、ここも野杁はサウスポーに構えて、シッティチャイの前足にローを集める。シッティチャイは距離が詰まると左右のアッパー、野杁の前進を前蹴りで止める。

細かくパンチをまとめるシッティチャイ。野杁はオーソドックスに戻して右ミドルと右ストレート、左ローを連打して右のテンカオを突き刺す。シッティチィは細かくパンチをまとめてヒザ蹴り、野杁は距離を潰して右から左フック、右ストレート。前足をカーフで削って右ストレートを伸ばす。

3R、シッティチャイは左ミドルと前蹴り、ジャブを細かく突く。野杁は右ストレートを返して右ミドル、シッティチャイの左の蹴りに左フックを返す。野杁は飛び込むような右ストレートと右ヒザ蹴り、右フックと手数を増やす。シッティチャイは前に出てくる野杁にヒザ蹴りを合わせ、追撃を許さない。

野杁もヒザ蹴りを返してパンチをまとめ、シッティチャイはワンツー。野杁はスピニングバックフィストを放つが当たらない。最後はシッティチャイが距離を取って試合終了となり、判定でもシッティチャイが勝利。野杁のONEデビュー戦は判定負けとなった。


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