吉祥寺のアイコン、吉祥寺のランドマークというべき酒場がいせや。ここまで吉祥寺という街と一体化したお店はなかなかないでしょう。駅近くに構えた3店舗はいつも満席。圧倒的な人気を誇っています。
店頭でテイクアウトして井の頭公園で食べるもの楽しいですが、広々した店内でわいわい食べるのもまた一興。お座敷になっている2階はちょっとした宴会か、ノスタルジックな温泉宿感が漂っているのがたまりません。
でも、いせやの焼鳥で大事な事は焼鳥と言いながらもメニューの中に豚肉があるという事。シロ、カシラ、ガツあたりが豚なのかな。言われなければ気づかない私の舌もどうかしていますが、鳥でも豚でも美味しいからどっちでもいいか。
そんな焼鳥はタレと塩から味を選べますが私はいつもお任せ。濃厚なタレで食べるつくねやねぎまも、塩であっさりいただくタンやカシラもどっちも美味しい。しかもどの串も1本100円という破格の安さ。これだけ安いと安心して端から端まで食べてしまいます。
そんないせやの隠れた逸品が手作りシューマイ。肉厚で大ぶり。1個でもボリューム満点のシューマイが3個で390円といのがうれしい。しっとりとした皮と肉肉しいタネの絶妙のバランス。結構大きいですが、ペロっと食べてしまうので1人1皿がちょうどいい説もあります。
こんな焼鳥とシューマイを肴にいただくレモンサワーにハイボールがまた最高。たっぷり食べてたっぷり飲んでもリーズナブルにまとまる庶民の味方。やっぱり吉祥寺に行った時にはマストの酒場です。