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8月4日『GLEAT VER.MEGA』で郷野聡寛がMMA4年3ヶ月ぶりに復帰、BreakingDown優勝の井土徹也と対戦


 2023年8月4日(金)東京・両国国技館にて田村潔司率いる『GLEAT VER.MEGA』の開催が決定。「GLEAT MMA」部門で2カードが発表された。

▼GLEAT MMAルール 73kg契約 5分3R ※マスト判定
井土徹也(GLEAT,60seconds)
郷野聡寛(GRABAKA)


 23歳の井土徹也は、2021年11月の『BreakingDown 3』で行われた「ミドル級(84kg)ワンデイトーナメントで優勝。2022年3月の『BreakingDown 4』でも84kg契約で啓之輔と対戦し、スプリット判定で勝利した。

 しかし、2022年12月の『GLEAT MMA Ver.0』旗揚げ戦では、73kg契約・5分3R戦で、近藤有己の左右のローキックを浴びて判定負けを喫している。

 対する郷野は48歳。1994年4月のプロデビューから29年のキャリアを持つレジェンドで修斗、PANCRASE、PRIDE、UFC、戦極、DEEPと国内主要団体のすべてで活躍した。

 また、立ち技でも全日本キックヘビー級王者に輝く実力を持ち、SB、英雄伝説にも参戦。2021年4月の前戦では、NKBミドル級(※72.57kg)で、ロッキー壮大こと臼井壮輔に1R TKO負けした。

 MMAでは、2019年5月のPANCRASEでの近藤有己戦での判定負け以来、4年3カ月ぶりの試合となる。
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【Pancrase335】1&2Rを抑えた佐藤。逆転を狙う近藤を振り切り、判定勝ちで13年ぶりの雪辱を果たす

<ウェルター級/5分3R>
佐藤豪則(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
近藤有己(日本)

ともにサウスポー。近藤がプレスをかけていく。佐藤が右インローを打ち込んで回る。佐藤の右インローに右フックを合わせた近藤、佐藤も左右ローから近藤が出て来るとフックを合わせている。佐藤の右ハイをブロックした近藤は、右インローをカットしながら左ローを打ち込んだ。近藤のワンツーをかわした佐藤が前に出る。右フックをかわされるも組みに行った佐藤に対し、今度は離れてパンチを伸ばす。

佐藤が距離を詰めると近藤が右フックを合わせに行く。佐藤は細かいローを繰り出すが、近藤もワンツーを返す。佐藤が一気に距離を詰めた。下がる近藤。佐藤の右フックをかわした近藤だが、右ジャブさらに左ストレートをもらっている。ともにローを打ち込むが、佐藤のヒット数が増していく。組み合ったところで近藤のアイポークがあったか、試合は中断。再開後、近藤の左前蹴りが佐藤の顔面にヒットした。

初回はジャッジ3名とも佐藤に10-9をつけた。

2R、近藤が距離を詰める。佐藤は左ストレートから組みついたが、ケージ際で近藤が離れた。佐藤が右ジャブを伸ばすと、近藤が左ローを打ち込む。佐藤は連続で左ハイを見せる。インサイドから近藤の左ストレートがヒット。近藤がローを連続で放っていくと、佐藤も右ジャブを繰り出す。佐藤のワンツーから右ジャブが当たる。近藤も左右ローからワンツーを返していく。近藤は佐藤の右ジャブを受けて、鼻の上から出血が見られる。残り10秒から近藤のパンチが佐藤の顔面を捉えた。

このラウンドもジャッジ3名が佐藤に10-9をつけた。

最終回、佐藤が左ジャブから左ストレートを見せる。近藤も左クロスを伸ばす。サークリングする佐藤に対し、近藤がローからワンツーで追い詰めていく。やや疲労が見える佐藤にプレスをかける近藤だが、カウンターのパンチをもらってしまう。近藤が手数で上回っている。佐藤は下がりながら左ストレートを当てる。近藤は左ローを連続で当てた。佐藤も右ジャブを打ち込み、下がりながら左ストレートを当てていく。近藤は左ストレートを合わせるが、残り10秒で佐藤が組みついてバックに回り、ラウンド終了まで凌いだ。

裁定はジャッジ3名とも29-28をつけ、佐藤が判定勝ち。2010年の初戦は近藤が判定勝ちを収めており、佐藤にとっては13年ぶりのリベンジとなった。


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【Pancrase335&336】計量終了 中村優作滑りまくり──パンクラス計量会場で見聞きした、よもやま話

【写真】名田が計量を無事パスした時には、約開始から2時間──午後1時58分になっていた (C)MMAPLANET

明日9日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase335&336の計量が8日(土)、新宿区の新宿サンエービル会議室で行われた。

昼夜2本立ての明日のイベントの計量は335大会が正午から、336大会は12時50分から始まったが、共に1度目の計量で体重をオーバーする選手が現れた。

それでも336大会で川北晏生と対戦する高城光弘と、335 大会でRyoと戦う名田英平は時間内の再計量でパス。しかし、前田浩平の相手ジョセフ・カマチョは「僕もグアムに行った時は減量が大変でした。落とせること信じています」という前田のエールも届かず、時間内にパスできずに契約体重マッチとなった。


■計量パス後、それぞれマイクで意気込みを語るというなかで段取りとして「直接、対戦相手にマイクを渡すのが嫌な場合は、こちらに変えてしてもらってそれを渡します」という説明がなされていたが、336大会のメインの田中路教がシンディレ・マネンゲラにしたように、殆どの選手が直接マイクを対戦相手に手渡していた。

■その田中のセコンドとして、計量会場を訪れた盟友・中村優作は「やっぱり南アフリカの人は蛍光灯に弱くて、部屋の中ではサングラスをしてるんですかね」とボケなのか、本気なのか分からない一言を吐く。

さらに「選手はマイクを自分から要求することはできません」という審判団の説明を受けて、計量終了後に「セコンドはマイクを要求して良いんですか」と質問し、またもスベる。それでも慈悲深い梅木良則氏より「退場してもらいます」と返答を貰っていた。

そんな男どアホウ中村は大阪市阿倍野区にある洪游會本部道場で、日本拳法家をMMAファイターに育てるべくチーム・ファウストを結成し、7月30日のDEEP大阪大会に角野晃平がプロ2戦目に挑むなど、団体の枠を超えた若い選手の育成に乗り出している。

■今やメディアの前にすっかりと姿を見せなくなった平田樹も、立川大会の計量と同様に兄・直樹の共に計量会場に。再び海外での練習が予定されているなか、現状はトライフォースでトレーニングをしているという。

■ライカと戦うプロレスラーのNAGIは、計量をマスク着用で無事終えた。

明日の試合では当然のように素顔で戦うことが、審判団より確認されている。

■パンクラス2戦目=大塚智貴戦を控えた松井斗輝は「この試合で勝って、次、タイトルに」と宣言。その松井は明らかに体が大きくなり、より組み技有りのMMAファイター・ボディとなっていた。「サポートを受けフィジカル・トレーニングを取り入れた効果」と鶴屋浩パラエストラ千葉ネット代表の弁。松井が狙うタイトルは鶴屋怜が保持しているが、パラ千葉ネットのベストストーリーは鶴屋がRoad to UFCで優勝してベルトを返上、そのベルトを松井が取る獲るというものだ。

■Pancrase335視聴方法(予定)
2023年7月9日(日)
午後12時30分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET, ABEMA プレミアム、U-NEXT

■Pancrase336視聴方法(予定)
2023年7月9日(日)
午後5時15分~ PANCRASE YouTube メンバーシップ、TIGET, ABEMA プレミアム、U-NEXT

■Pancrase336計量結果

<バンタム級/5分3R>
田中路教:61.55キロ
シンディレ・マネンゲラ:61.3キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:77.5キロ
草MAX:77.45キロ

<ストロー級/5分3R>
野田遼介:52.55キロ
植松洋貴:52.6キロ

<フェザー級/5分3R>
糸川義人:65.8キロ
平田直樹:66.15キロ

<フライ級/5分3R>
大塚智貴:56.7キロ
松井斗輝:57.1キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.7キロ→61.65キロ
川北晏生:61.1キロ

<女子フライ級/5分3R>
ライカ:57.1キロ
NAGI:55.45キロ

<ウェルター級/5分3R>
佐藤生虎:76.75キロ
伊藤丈皓:77.45キロ

■Pancrase335計量結果

<フェザー級/5分3R>
中田大貴:65.9キロ
高木凌:66.05キロ

<ストロー級/5分3R>
黒澤亮平:52.6キロ
小林了平:52.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.5キロ
佐藤豪則:72.6キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:67・25キロ→66.15キロ
Ryo:66.15キロ

<57.8キロ契約/5分3R>
前田浩平:57.05キロ
ジョセフ・カマチョ:58.05キロ→57.85キロ

<ライト級/5分3R>
余勇利:70.65キロ
貞永大輔:70.15キロ

<女子アトム級/5分3R>
沙弥子:47.7キロ
MIYU:46.6キロ

<ライト級/5分3R>
水杉泰誠:70.7キロ
鈴木悠斗:70.45キロ

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【Pancrase335】元修斗世界ストロー級チャンプ黒澤亮平が初参戦。同じく初出場の小林了平と対戦

【写真】そのポテンシャルを発揮するのは、これからだ (C)SHOJIRO KAMEIKE

2日(金)に東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase335で黒澤亮平が初参戦を果たし、小林了平と対戦することが発表された。

元修斗世界ストロー級チャンピオン飛鳥拳こと黒澤がプチサブライズ=パンクラス初参戦が決った。


2016年7月に澤田龍人を破り、修斗ストロー級の頂点に立つも翌2017年10月に負傷が完治するまでに防衛期限を守れないという理由で王座返上、2019年1月の再起戦まで2年半のブランクがあった。

再び修斗最軽量の王座を狙うのを機に、リングネームを本名に変えるも戦績的には5勝3敗。大切な局面で星を落としてしまったが、4月の沖縄大会での一本勝ちから心機一転、パンクラスに戦場を移すこととなった。

現状、パンクラス・ストロー級王座は山北渓人がステップアップしたONEでの戦いに専念するために返上し、空位となっている。当然、黒澤のターゲットはそのベルトなるだろう。

対する小林了平はNEXUSを主戦場に5勝2敗のキャリアを残す19歳の若手で奇しくもRYOHEI対決となる。生真面目、真摯さがMMAの幅を狭めるようなきらいが見られた黒澤だが、パンクラス参戦という状況の変化で、よりMMAを楽しみ、ポテンシャルをフルに発揮できるよう心持ち変えられるか。

三十路となった黒澤のMMAファイター人生第3章──今回の試合のように挑戦が下の世代の突き上げを食らうことも増えるであろう、これからが楽しみだ。

なおPancrase336と昼夜興行となる同日の大会、335大会では中田大貴✖高木凌、近藤有己✖佐藤豪則、名田英平✖Ryo、前田浩平✖ジョセフ・カマチョ、余勇✖貞永大輔、沙弥子✖MIYUが振り分けられている。

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【GLEAT】田村潔司プロデュース GLEAT MMA旗揚げ戦


田村潔司がエグゼクティブプロデューサーを務めたGLEAT MMA Ver.0後楽園ホールで旗揚げ大会が開催されました。「プロレスラーがMMA、キックボクシング、グラップリングに挑戦する大会」を掲げ、GLEAT所属選手がMMA、グラップリング、キックに挑戦しました。しかし結果は残酷。GLEAT勢は5戦全敗という厳しい結果に終わりました。

象徴的だったのがセミとメイン。セミでは50歳になる田中稔が初のMMAに挑戦。12年ぶりにMMAに臨む和田拓也(フリー)と対戦しました。試合は開始直後に田中のローをキャッチした和田が簡単にテイクダウンに成功。肘とパウンドを乱射し、徐々に動けなくなる田中を見てレフェリーが試合を止めました。

50歳にしてMMAにチャンレジする田中の姿勢には頭が下がりますが、さすがにそう簡単にはいかなかったか。言っても和田は元パンクラス王者ですからね。ワンチャンスを見逃さずに蹴りを掴んでテイクダウンするシーンは往年の面影を見た気がします。

そしてメインの井土徹也(GLEAT)×近藤有己(パンクラスイズム横浜)のMMAマッチ。今や飛ぶ鳥を落とす勢いのBreaking Downのミドル級トーナメントで優勝した実績を持つ井土に元パンクラス王者の近藤というイリュージョンマッチ。勢いに任せて井土が近藤を飲み込むかと思いきや、近藤がいぶし銀の動きを見せてくれました。

試合開始直後から距離を取った近藤がインローをひたすら蓄積。時間を追う毎に井土の脚は真っ赤に変色。井土は時折パンチを打ち込むものの、近藤は冷静に捌いて逆にカウンターのパンチをヒット。熟練の試合運びで井土を完封しました。

派手さはないものの、47歳にして安定感のある試合を見せる近藤もまたアッパレ。逆に井土はBreaking Downを経験したプロレスラーとして、もっとイケイケのファイトを仕掛けてほしかったと思うのは私だけではないでしょう。

そんなこんなで幕を閉じたGLEAT MMA。客入りは苦戦したようですが、拍手を送りたいのはチケットの料金設定。特別リングサイドは5,500円の他、4,400円、3,300円、1,900円と既存の格闘技イベントにはない安価な料金になっています。

一番安いチケットが8,000円等だと、気軽に観戦とはいきませんが、5,000円以下、特に1,900円だったら友だちを誘いやすいし、子どもでも観戦しやすいですからね。だいぶ無理をしているのかもしれませんが、これこそが日本の格闘技に求められている重要な要素ではないかと。GLEATの挑戦、田村潔司のチャレンジにこれからも注目が集まります。
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GLEAT MMA:12月14日の旗揚げ戦のメインに元キング・オブ・パンクラシスト近藤有己が出場。

www.nikkansports.com

20年に旗揚げされた新興プロレス団体の「GLEAT」は16日、都内で記者会見を開き、新ブランドとなる総合格闘技部門「GLEAT MMA」の設立及び、12月14日に東京・後楽園ホールにて行う初回大会「GLEAT MMA Ver.0」の詳細を発表した。

田村潔司がエグゼクティブディレクターを務めるプロレス団体GLEATがMMA部門の旗揚げ戦を発表。

GLEAT所属のプロレスラーで、RIZINファイター朝倉未来が仕掛ける格闘技イベント「BreakingDown」の初代ミドル級王者・井土徹也(22)は、初回大会のメインイベントで、元パンクラス王者の近藤有己(47=パンクラスイズム)との対戦が決定した。

井土は1分1RのBreakingDownでは4戦4勝で、元THE OUTSIDER 65-70kg級王者の啓之輔にも勝利している。BreakingDownでの階級は84kg以下のミドル級だが、今回の試合は最近の近藤が試合を行っている73kg契約で行われる。

ルールは、世界標準のMMAユニファイドルールを採用する。リングはプロレスのリングを使用し、キックボクシングやグラップリングルールでの試合も開催予定とした。

近藤にとっては2013年のU-SPIRITS againでの金原戦以来のリングでの試合となる。

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『PANCRASE 327』試合結果


第2部

第5試合 メインイベント ウェルター級 5分3R
○木下憂朔[ゆうさく](パンクラス大阪稲垣組/1位)
×村山暁洋(GUTSMAN/2位、元王者、元修斗環太平洋同級王者)
1R 1’48” KO (左飛び膝蹴り)

第4試合 コーメインイベント フライ級 5分3R
×秋葉太樹(フリー/3位)
○鶴屋 怜(パラエストラ松戸)
1R 3’42” 裸絞め

第3試合 バンタム級 5分3R
×井村 塁(Nexusense/2位、ネオブラッドトーナメント2020優勝・MVP)
○TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We/7位)
判定0-3 (出口27-30/太田27-30/荒牧27-30)

第2試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント決勝 5分3R
×岩本達彦(BLOWS/2位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/3位、修斗2019同級新人王)
1R 4’30” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 73kg契約 5分3R
○近藤有己(パンクラスイズム横浜/元ミドル級・ライトヘビー級・無差別級王者)
×鈴木一史(リバーサルジム新宿Me,We/WARDOG王者)
判定3-0 (出口29-28/大藪29-28/山崎29-28)

第1部

第6試合 メインイベント フライ級 5分3R
○上田将竜[まさたつ](G-face TEAM緒方道場/1位)
×有川直毅(K-PLACE/4位)
判定2-1 (大藪28-29/太田29-28/山崎29-28)

第5試合 コーメインイベント ライト級 5分3R
○松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/8位)
×冨樫健一郎(パラエストラ広島/元1位)
2R 1’35” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第4試合 ライト級 5分3R
×平 信一(綱島柔術/ZST/9位、ZST王者)
○粕谷優介(CROWN)
2R 2’40” 裸絞め

第3試合 フェザー級 5分3R
○田村一聖(IJC/6位、元王者)
×三宅輝砂[きさ](ZOOMER/9位、ネオブラッドトーナメント2021同級優勝)
判定3-0 (出口29-28/太田29-28/梅木29-28)

第2試合 バンタム級 5分3R
○平田丈二(闇愚羅)
×ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/Fighting Nexus/元ZST王者)
1R 4’57” TKO (レフェリーストップ:左アッパー→グラウンドパンチ)

第1試合 フライ級 5分3R
―谷村泰嘉(パラエストラ八王子/7位)
―大塚智貴(CAVE/ストロー級7位、ネオブラッドトーナメント2021ストロー級優勝)
中止 (谷村の体調不良)

プレリミナリーファイト フェザー級 5分3R
○工藤修久(禅道会小金井道場)
×平田純一(デラヒーバジャパン宇都宮)※DAMM FIGHT JAPANから所属変更
判定3-0 (29-28/30-27/29-28)

 4月29日に立川ステージガーデンで開催された『PANCRASE 327』の試合結果。第2部のメインイベントは木下憂朔が村山暁洋に1R KO勝ち。鶴屋怜が秋葉太樹に1Rリアネイキッドチョークで勝利。近藤有己が鈴木一史に判定勝ちしています。続きを読む・・・
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【Pancrase327】初回にダウンを奪った近藤有己、最終回は鈴木のTDを防ぎ判定勝ち

【写真】抵抗する中村をコントロールし続けた狩野、最後はキッチリ仕留めた(C)MMAPLANET

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己(日本)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
鈴木一史(日本)

サウスポーの近藤が前に出る。鈴木にケージを背負わせて左ミドル。鈴木の動きに合わせて左足を出そうとした近藤に対し、シングルレッグで組みついた鈴木が、リフトアップから近藤に背中を着かせた。ケージ際でハーフガードの近藤に左ヒジとパンチを落としていく鈴木。エビを打つ近藤を立たせず、鈴木は抑え込んだが、近藤もフルガードから立ち上がった。すぐに鈴木は組みついて近藤をケージに押し込んでいく。近藤の右腕に対してオーバーフックの鈴木、その右腕を振り回すと近藤が離れた。

近藤は相手にケージを背負わせ、左ストレートから右フックでダウンを奪う。トップを奪った近藤は、ハーフガードの鈴木の顔面に右のパンチを叩き込む。立ち上がる鈴木に、左ストレートと左ミドルを当てる近藤。鈴木は右ボディストレートを返す。終了間際に鈴木が組みつくも、近藤がスプロールした。

1Rはジャッジ3者とも近藤に10-9をつけた。

2R、距離を詰める近藤。鈴木も右ストレートを出しながら組み付くチャンスをうかがう。近藤は左ストレートをヒット。鈴木のテイクダウンに合わせて左ミドルを繰り出した近藤だが、その蹴り足をキャッチされグラウンドに持ち込まれた。鈴木はケージ際で近藤の両足を畳み、左腕を近藤の頭に回して肩固めを狙うか。そのままマウントに移行した鈴木は、右ヒジを落とす。近藤はケージキックでケージ際を脱出し、立ち上がる。

すぐに組みついた鈴木は、右腕を差し上げて近藤をケージに押し込む。さらに右ヒジを狙うも、近藤がケージ際から離れた。鈴木はまたも近藤の左ミドルをキャッチしてグラウンドへ。ハーフガードの近藤のバックを狙う鈴木、近藤は鈴木の左腕を抱えて耐える。左腕を抜いた鈴木がパンチを連打したところでラウンドが終了した。

2Rはジャッジ3者とも鈴木の10-9、これでポイントはイーブンとなった。

勝負の最終回、近藤が距離を詰めてワンツー。鈴木が前に出てきたところに左ストレートを合わせた。鈴木は左ジャブを伸ばす。近藤の右フックをかわした鈴木がボディロックで組みつくも、近藤が鈴木をケージに押し込んでから離れた。スタンドで距離を詰める近藤、鈴木はまたも近藤の左ミドルをキャッチしてケージに押し込む。しかし近藤が押し返して離れ、ケージ中央へ。

近藤の左ストレートが連続ヒット。しかし鈴木も右ストレートを当てる。さらに組みついた鈴木は、右腕を差しこんで近藤をケージに押し込む。ここでボディロックから後ろへテイクダウンを狙った鈴木だが、近藤がそのまま押し倒してトップを奪った。鈴木はフルガードから右ヒジを狙う。近藤は鈴木の足を捌きながら右を当てた。残り1分で鈴木は下から近藤の右腕を狙う。アームロックを仕掛ける鈴木、しかし近藤のクラッチを切ることはできずに試合を終えた。


3Rはジャッジ全員が近藤に10-9をつける形となり、近藤が判定勝ちを収めた。


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【Pancrase327】村山暁洋と対戦、木下憂朔「前回以上の衝撃を。メチャクチャ強いなっているので」

【写真】炭火焼けいじ──はお父さんが営んでいるお店とのこと (C)MMAPLANET

29日(金・祝)、東京都の立川ステージガーデンにて開催されるPancrase327の第2部のメインで木下憂朔が、村山暁洋と戦う。

事実上今大会のヘッドライナーである木下は、昨年11月にほぼ勝利を手中に収めながら金網を掴んでの踏み付け行為で反則負け──キャリア初黒日を喫したRIZIN TRIGGER参戦からホームで再起戦を戦う。

4試合連続初回フィニッシュ、DEEP王者を相手に内容では圧倒していた木下を計量直後にインタビュー。この間の成長をケージの中で披露したい気持ちが満ち溢れていた木下だった。


──計量を終えて、今の調子はいかがですか。

「いよいよやなって感じですね。前回の試合からちょうど5カ月、準備期間が長かったのでようやくソレをお披露目できるなって。体調の方も水抜きはいつも通りしんどいですけど、時間をかけてそこまでは落としてきたので調子は良いです」

──とはいえ、計量の日に大阪から移動するのはやはり厳しいですね。

「どっちにしろしんどいので。東京にいても(笑)。そこは大丈夫です」

──ところで、蒸し返すわけではないのですが……いや、蒸し返しているのですが、前回のTRIGGERでの反則負け。ケージを掴んでいなくても、勝負は決していた可能性が高く。レフェリーもそこで指導がなくて、あとから勝ちが取り消されて反則負けという裁定をどのように捉えていますか。

「あの直後はわけが分かっていなかったので、『ハァ?』という感じだったのですが、ルールはルールですし。動画を視ても、アレを審判の人たちが良しとすると続いちゃいますからね。だから、僕がケージを掴まなかったら良かったので。

RIZINルールやから、踏み付けで終わらせたいという意識が強すぎました。普段やらんことやから、金網を掴んでしまったんやと思います。どういう形でもフィニッシュできていたはずなのに、要らん拘りが出てしまいました。興奮しすぎて、覚えてないのですけど、いつもやらんことをやるとああなってしまいました」

──しかしレコード的には反則負けであろうが、黒星はつけたくなかったのでは。

「そこも何日間は、そういう気持ちになったのですが、自分が進みたい先にいけるならソレで構わないという風に思っています。試合結果ばかりでなく、試合内容に拘るしかないって」

──ポジティブで、良いですね。それなのに──試合前日に気持ちを上下させてしまうような質問になってしまうかもしれないですが、6月にシンガポールで開催されるRoad to UFCに木下選手は出場の有力候補という話は伝わっていました。ただし、アジアの事情かウェルター級自体が組まれなかった。

「そうなんですよ……。そのつもりだったんですけど……でも、いつか行くんで。早くいけそうな今回のタイミングが、僕には当てはまらなかっただけで。自分が頑張れば、いつかオファーくると思っています」

──その頑張る試合が、明日に控えています。

「メインでやるのも初めてで。大阪大会でもなかったことです。先輩の試合も見てきたけど、自分がその場に立つのがベストで。ただただ楽しみ、それだけです。変に気負うこともないです。これまでも4試合目、5試合目で戦っていても、自分がメインやと思って戦ってきたので。それが叶ったのだから、これまで通り僕が一番面白い試合をするだけです」

──ズバリどういった試合をしたいですか。

「カルペディエム芦屋で岩崎さんにグラップリングを習って、寝技や組みも自信がついてきたので打撃もより思い切り使えます。その打撃も当然、スキルアップしていますし。総体的にMMAとして、この半年で上がっているので前回以上の衝撃をお見せします(笑)。めちゃくちゃ強くなっていると思うので」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

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【Pancrase327】計量終了 世代闘争多し。有川直毅「勝って世代交代」&木下憂朔「僕の大会なんで」

【写真】5カ月ぶりの試合に減量疲れも感じさせなかった木下。闘志が外に出ることがないが、気持ちで戦う村山とどのような戦いになるか(C)MMAPLANET

28日(木)、東京都新宿区の新宿サンエービル地下1階会議室で、明日29日(金・祝)に立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase327の計量が行われた。

3部制、全14試合=28人の出場選手は計量失敗はなく、明日を迎えることとなる。

以下、1部と2部の出場選手の試合に賭ける意気込みだ。


上田将竜
「先手、先手でかまします」

有川直毅
「勝って世代交代。出たいところがあるので、しっかり成り上ります」

松岡嵩志
「勝って這い上がりたいと思います」

冨樫健一郎
「経験の差を見せようと思います。頑張って勝ちます」

平信一
「明日は投げる」

粕谷優介
「道場生がいっぱい見に来るので、良いところ見せたいと思います」

田村一聖
「やってきたこと全部出して、圧倒して勝ちたいと思います。宜しくお願いします」

三宅輝砂
「圧倒するのは僕です。お願いします」

平田丈二
「明日は戦いを楽しみたいと思います」

ジェイク・ムラタ
「明日は戦いを目いっぱい苦しもうと思います」

工藤修久
「明日は道場の皆、生徒がたくさん見に来るので精いっぱい頑張って良い試合をしたいと思います」

平田純一
「とうとう今年、49歳になっちゃいましたけど、何とか出し切って良いところ見せたいと思います」

村山暁洋
「今回、最高の状態に仕上がったので明日は一本、KOで勝ちます」

木下憂朔
「明日、色んなカードが組まれていると思うんですけど、僕の大会なんで楽しみにしておいてください」

秋葉太樹
「明日は完全決着に近づけるように、全力で最高の試合を見せたいと思います」

鶴屋怜
「明日は面白い試合をするんで、注目してください」

井村塁
「明日は地元の立川で試合ができるので、再起の一戦でしっかりと自分らしくフィニッシュして……勝ちます。以上です」

TSUNE
「かつて一緒に練習していた後輩なんですけど、ここまで先に行かれちゃったんで明日はぶっ飛ばしたいと思います」

岩本達彦
「明日はトーナメントの決勝ということで、相手はリザーバーの選手になっちゃったんですけど、本戦出場者がリザーバーに負けるわけにはいかないので。明日もフィニッシュしてタイトルマッチに向けてタイトルマッチに賭けたいと思います」

透暉鷹
「明日はやってきたことを出すだけなんで、ガッチリと自分を信じて戦います」

近藤有己
「まず階級が変わってしまって、スミマセンでした。全力を出します」

鈴木一史
「格闘技を始める前からテレビでずっと見ていた選手と戦える機会がくるとは考えていなかったので。このチャンスにしっかりと勝ちたいと思います」

■視聴方法(予定)
4月29日
午後2時30分~ TIGET LIVE
午後4時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase327計量結果

<2022年ネオブラッドTストロー級1回戦/5分3R>
江崎壽:52.65キロ
大和田光太郎:51.9キロ

<ミドル級/5分3R>
押忍マン洸太:83.35キロ
佐藤龍汰朗:82.95キロ

<フェザー級/5分3R>
渡辺謙明:65.6キロ
Ryo Takagi:65.9キロ

<ウェルター級/5分3R>
木下憂朔:77.25キロ
村山暁洋:77.15キロ

<フライ級/5分3R>
秋葉太樹:56.9キロ
鶴屋怜:56.65キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.85キロ
TSUNE:61.3キロ

<フェザー級挑戦者決定T決勝/5分3R>
岩本達彦:65.9キロ
透暉鷹:66.15キロ

<ウェルター級/5分3R>
近藤有己:72.4キロ
鈴木一史:72.35キロ

<フライ級/5分3R>
上田将竜:57.05キロ
有川直毅:57.1キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.3キロ
冨樫健一郎:69.1キロ

<ライト級/5分3R>
平信一:70.35キロ
粕谷優介:70.3キロ

<フェザー級/5分3R>
田村一聖:65.5キロ
三宅輝砂:65.85キロ

<バンタム級/5分3R>
平田丈二:61.1キロ
ジェイク・ムラタ:61.3キロ

<バンタム級/5分3R>
工藤修久:64.85キロ
平田純一:65.8キロ

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