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【Grachan70】大阪大会のメインで青木忠秀が再起戦。能登崇を迎え撃つウェルター級サバイバルマッチ

【写真】地元・大阪でメイン出場の青木(C)SHOJIRO KAMEIKE

25日(火)、GRACHAN実行委員会より8月18日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGRACHAN70の対戦カードが発表された。今大会のでは青木忠秀が地元・大阪で、北海道の能登崇を迎え撃つ。
Text by Shojiro Kameike

青木は現在Grachanウェルター級1位で、今年3月に同級王座決定トーナメント決勝で桜井隆多に敗れて以来の再起戦となる。ここで能登を下し、再び桜井と相まみえることはできるか。あるいはランキング4位の能登が、1位の青木に勝利して王座挑戦となるか。


青木といえば2022年のプロデビューから4戦目まで、1つの引き分けを挟み3つの勝利は全てKO勝ちというストライカーだ。小学校の時に野球を始めたという青木は、大学生の時に野球から格闘技に転向した。野球のポジションはピッチャーで、桜井戦前のインタビューではピッチャーが球を投げる動作と、格闘技でストレートを打つ際の動作の類似性を説明してくれた。

その言葉どおりのKO勝利を見せていた青木だったが、桜井戦で無敗街道はストップする。試合では右ストレートを上下に散らして攻め込むも、徐々に桜井ペースとなり、接戦から組み伏せられて敗れた。かといって青木が寝技を苦手としているわけではない。桜井を相手にテイクダウンを奪う場面もあったが、削り合いから相手のペースに持ち込まれたのは、やはりキャリアの差というべきか。

(C)GRACHAN

青木と対戦する能登は現在3連敗中も、今年5月のロクク・ダリ戦ではスタンドでダリにペースを許さず、延長戦に持ち込んでいる。青木にとってスタンドの打撃戦は望むところだと思われるが、能登がダリ戦で見せたパンチから組みつく展開は、長い青木のリーチを潰す可能性もありうる。

能登は延長戦で、ダリのテイクダウン&トップキープに敗れた。つまり青木にとっては、自身が桜井戦で受けた削り合いで活路を見出すことになるか。あるいは能登がスタンドで青木を削ることになるのか。共に前戦の経験をどう生かすかが問われるサバイバルマッチだ。


■視聴方法(予定)
8月18日(日)GRACHAN放送局

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【GRACHAN69】ルクク・ダリが延長RのTD&トップキープで能登との接戦を制す

<ウェルター級/5分2R>
ルクク・ダリ(コンゴ)
Def.3-0
能登崇(日本)

サウスポーの能登に対し、ダリが左を見せながら構えをスイッチする。サウスポーのダリが右ジャブと右フック、能登は左ローを蹴る。ダリが左のロングフックを見せ、オーソドックスに戻すと左の前蹴り。能登は左のインロー、左ストレートを当てる。ダリはサウスポーにスイッチし、能登の左ローに左ストレートを狙う。ともに距離を測る時間が続くなか、お互いの左ストレートが交錯。終了間際、ダリが左のロングフックを放つも当たらない。

2R、ここもダリはサウスポーに構えて前に出る。能登が左ストレートから飛び込んで組みつくと、ダリは離れ際の右フック。距離が離れると能登はジャブと左ロー、左ストレート。ダリは能登にケージを背負わせて左フックからダブルレッグでテイクダウンする。能登はケージに体を預けて立ち上がると態勢を入れ替え、ダリのボディにヒザ蹴りを入れる。

ダリも能登をケージに押し返し、ダブルレッグでテイクダウンを狙うが倒せない。お互い右腕を差した状態から、能登がダリをケージを押し込む。ダリも小手を巻いてテイクダウンを阻止しつつ、態勢を入れ替えるとダブルレッグを狙う。どちらもテイクダウンを奪えないまま試合終了。ジャッジ1名が能登を支持したものの、残り2名はイーブンとしたため試合は延長戦へ。

延長R、オーソドックスに構えるダリ。能登はインローを蹴り、ダリは右フックを打つ。ダリはサウスポーに構え、右フックと左ストレートを打つが当たらない。ダリがワンツー、能登は左ローを出す。ダリは能登のローをキャッチして左ストレート、そのままテイクダウンを奪うとハーフガードでトップキープする。

能登も足を戻すが、ダリのトップキープを崩せない。残り1分、ダリはインサイドガードでトップキープしてパンチを落とし、能登も下からパンチを返す。ダリは一度立ち上がって飛び込むような左のパンチを落とし、その後はトップキープしてラウンドを終えた。このTD&トップキープでダリが能登から延長判定3-0で勝利を収めた。


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