カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

そよいち@人形町

IMG_0645
伝統のある老舗が多い人形町。人形町界隈にあるだけでチェーン店でさえ老舗感が漂ってありがたみを感じるのは私だけでしょうか。そんな人形町の中で紛れもない洋食の名店がそよいちです。

開店と同時に満席になる人気ぶり。1番人気のビーフカツを筆頭にエビフライ、ハンバーグ、オムレツ、メンチカツ、ハヤシライスといった王道メニューの数々。胃袋がいくつあっても足りないとはこの事です。

数あるメニューの中でビーフカツと人気を2分するのがポークソテー。分厚い豚肉を表面はカリッと中はジューシーに焼き上げた逸品です。厚切りの豚肉は食べ応え十分。育ち盛りの胃袋さえも満たすであろうボリュームを誇ります。

肉だけでも十分に満足ですが、そよいちのすごいところはソースの美味さ。醤油をベースにバターが溶け込んだのがもうたまらない。和と洋の融合。洗練されているけど野生味もある最高のバランス。このタレだけでご飯を何杯でもいけちゃいます。これぞ洋食の名店の匠。次もまたポークソテーだな。
カテゴリー
AB F1 o ブログ 美味しいものは地球を救う

ひやてんLABO@中目黒

57062571-D726-4992-8BC2-AFF14077CB9B
岐阜のソウルフード冷やしたぬきそばの専門店ひやてんLABOが中目黒にオープンしました。岐阜に限らず、冷やしたぬきそばってわりとスタンダードなメニューだよな、、、と思いながら注文しましたが、ごめんなさい。普段から馴染みのある冷やしたぬきとは一味違いました。

丼の中央には卵黄。それを囲むように揚げ玉、お揚げにネギが並べられた映えるビジュアル。底に沈んだタレを絡めながらいただきます。

このタレがまた甘めで濃い!揚げ玉やネギにタレが染み込んでシャクシャクした食感がクセになる。そしてコシの強いボクボクした麺がまた独特の存在感。ラー油つけそばのようなジャンクさはやみつきになるのも頷けます。
E170F133-46E1-4CBC-99AB-735395DB80FC
そしてサイドメニューにあるひやてん節キーマカレーライスもなかなかのクセモノ。パクチーがたっぷり入ってスパイスと香草が効いたキーマは冷やしたぬきに負けず劣らずのインパクト。岐阜のソウルフードは確実に爪痕を残してくれました。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

代一元@盛岡

だいいちげん (3)
帰省の楽しみの半分は焼肉。そう言っても過言ではないほどわが家の焼肉の優先順位は高いのです。明日の仕事や終電を気にしなくていい開放感の中、好きなだけ肉を食べて飲んであとは寝るだけ。天国です。

盛岡には有名な焼肉店はたくさんありますが、その中でもよく行くのが盛岡八幡宮の近くにある代一元。ゆったりしたテーブル席とお座敷メインなのでわが家の帰省焼肉の主旨にドンピシャで当てはまります。

最初は決まってキムチの盛り合わせとレモン酎ハイ。ちょっと甘味のあるキムチを食べると帰省した実感が一気に沸いてきます。辛味を感じた頃に飲むレモン酎ハイ。いい感じにエンジンが掛かってきました。
だいいちげん (2)
続いていただくのはタン塩。焼肉界の不動のトップバッター。タン塩を1番に置かない監督なんているのだろうか。そんな思いを巡らしながら、タンの程よい噛み応えとさっぱりした味わいを楽しみました。
だいいちげん (1)
その後はミノやホルモンを挟む事もありますが、躊躇なく行きたいのはやっぱりカルビ。他の肉に迂回するくらいなら私はエンドレスカルビが最高です。エースであり4番バッター。カルビ抜きの焼肉なんてあり得ません。
だいいちげん (4)
そんな時に一緒に合わせたいのはカルビスープ。カルビクッパだとお米が汁を吸って雑炊風になりますが、スープとライスが別々だと汁の旨味も炊きたてご飯の旨味と食感も味わえます。雑炊チックにしたくなってもご飯を投入すれば完成する優れもの。

スープの中にもお肉はゴロゴロ入っていてパワフルな旨味が滲み出ています。カルビ、ライス、カルビスープ。この組み合わせは最強すぎる。縦横無尽に3つのお皿を行き来した末に箸を置きました。満腹です。

コロナ禍で2年ぶりの帰省焼肉はやっぱりいいものですね。2022年もぼちぼちやってく気力をもらいました。次は夏にでも。。。行けるかな。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

ゆう月@目黒

4907B136-A670-4092-A913-94534203C0E4
夏の蕎麦は犬でも食わぬと昔の人は言ったそうですが、そんな事は知ったこっちゃない。夏になると蕎麦をぞぞぞとたぐりたくなるののは私だけではないはずです。それも値段や余韻を気にしなくても済むような大盛り蕎麦を喰らいたい。そんな小市民のささやかな夢を叶えてくれるのが目黒にあるゆう月です。

目を奪われるのはもりそばの圧倒的なボリューム。普通盛りでさえ他のお店の大盛りと言っても差し支えのない大容量。中盛り以上になると雪崩を起こさずにどうやって食べよかいかと躊躇するほどの蕎麦が山のように盛り付けられています。

蕎麦好きな私としてはせっかくなので中盛を注文。蕎麦はクセがなくてサラッとした口当たり。ほどよく腰があって喉越しもいいからスルスル入ってしまうのが恐ろしい。あっという間に蕎麦の山が切り崩して完食しました。

食後は満腹ですがまだ若干の余裕が。。。次は思い切って大盛りか?もしくは丼とのセットか?何はともあれ夏の間にもう一回くらいたぐっておくとしますか。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

すずらん@祐天寺

92DFE17E-7407-4311-A7BE-4D9584FDDC64
目黒通り沿いを歩いて「エジプト塩うどん」の貼り紙が気になった方。そんなあなたは立派な目黒通り通です。私はお店の前を通る度に気になって早や数年。先日勇気を出してやっとお目にかかる事が出来ました。

お店の名前はすずらん。関西風うどんの専門店です。酒の肴が充実するメニューの中で一際躍動して見えるエジプト塩うどんの文字。待望のご対面です!

勝手にエジプト塩をまぶした汁なしうどんを想像していましたが、想像の遥か斜め上をかすめていきました。冷たいつゆが丼一杯に張られ、その上にカットトマト、ネギ、キュウリが盛り付けられています。見た目にも涼しげ。まさに夏向きのうどんじゃありませんか。

つゆはあっさりした関西風。そこにどこからもなくスパイスが漂ってきます。これは一体?そもそもエジプト塩ってなんだ?検索してみたらなんとエジプト産の塩ではありません。料理家のたかはしよしこさんが考案した塩、ナッツ、スパイスをブレンドした万能調味料だそうです!

原材料は、アーモンド、塩、ピスタチオ、白胡麻、クミン、コリアンダー。うどんから香ってきたスパイシーな風味はここからきてたか。和風出汁にスパイスという意外な組み合わせですが思った以上にマッチしてる。これがエジプト塩の力か。夏バテや二日酔いで食欲のない時に食べたら一撃で回復しそうですね。

そんなエジプト塩うどんに合わせたのは炊き込みご飯。噛みしめれば噛みしめるほど甘いし、美味い。噛み締めたところに冷たいつゆを流し込む快感。この組み合わせは黄金です。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

中華風家庭料理 ふーみん@表参道

納豆ごはん
納豆ご飯を外食で注文する機会なんてまずない。せいぜい旅館に泊まった時の朝食くらいでしょうか。そんな考えを吹き飛ばして、率先して納豆ご飯を注文したくなるお店が表参道にある中華風家庭料理ふーみんです。

表参道というしゃれおつな場所で納豆?中華料理なのに納豆?いろいろな疑問がわいてくると思いますが、論より証拠。ごちゃごちゃ言わずにまずは食べてみてください。思わず納得してしまう美味しさを秘めています。

当然ながらご飯に納豆をかけただけではありません。挽肉と納豆を炒めたものをたっぷりとご飯の上にかけて、レタスと揚げたワンタンの皮をパラっと散らした丼モノ。これをよくかき混ぜていただきます。

和食か中華なんてカテゴリーなんてどうでもよくなるくらい圧倒的に美味い。納豆と挽肉の相性の良さは一体なんなんでしょう。炒めた事で両方の旨味が重なって倍々ゲームで美味しさが加速します。当然ながら白飯との相性が悪いわけがありません。レンゲで納豆ご飯を口の中にばっさばっさと入れていく感覚が快感です。

そして食感もまた美味。納豆と挽肉、ご飯の弾力に加えて揚げワンタンのパリパリ感。そしてレタスのシャキシャキさが相まっていろんな歯ごたえが楽しめるのが面白い。野趣溢れた男の料理的なのに意外にも作り込まれたメニューなのかもしれない。。。

気が付いたら店内は中華料理屋なのにほんのりと納豆の香りが。。。そりゃ皆さん納豆ご飯を注文するわけだ。ついついリピートしたくなるごちそうです。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

室町砂場@日本橋

砂場 (1)
もり蕎麦とざる蕎麦の違いは?海苔が散らされているのがざる、散らされてないのがもりだと思ってましたが、創業150年の老舗 室町砂場はちょっと違いました。一番粉を使ったのがもり。更級粉を使ったのがざる。だそうです。

店員さんの説明を聞いてもどんな味なのか全く想像できない。隣に座ったカップルは「なるほど」と言ってたけど、間違いなく知ったかだろう。結局実際に食べ比べてみるのが一番らしい。とは言え高級な蕎麦だし、予算もあるし、、、今回はなんとなくもりをチョイス。室町砂場が発祥と言われる天もりを注文しました。
砂場 (2)
天もりとは冷たいつゆにかき揚げがどっぷり浸かった逸品。これに蕎麦をつけていただきます。濃い目のつゆにかき揚げの旨味が溶け出してワンランク上の味わい。さすがは創業150年。おみそれしました。

芝海老と貝柱のかき揚げはカリッとした食感は残しつつ、つゆが染みてしんなりしたところがたまらない。そこにくぐらせる蕎麦は細打ちなのにコシがある。そして蕎麦の香りの強い事。これが名店の名店たるゆえんか。

唯一の不満は量の少なさ。とにかくこじんまり。岩手流に言えばぺっこです。老舗の上品さなんでしょうがいくらなんでもねえ。あっと言う間に食べ終えてしまうはかなさと切なさ。もう少し味わいたい方はざるかもりを追加で注文するのがよいでしょう。大人の気分に浸りたい時にまた行ってみよう。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

おつけもの丸仁@浅草

983CEBA6-AA81-4FAA-B0A2-95F5E1B3FF4B
子供の頃は漬物なんて見向きもしませんでしたが、歳を取るにつれて味覚は変わるもの。今では晩ごはんは漬物だけでいいやって日もあるから人間わからないものです。これがオトナになるって事か。。。

日常的にはキムチや高菜、きゅうりのキューちゃんあたりをよく食べますが、個人的に漬物界の最高峰と捉えているのが浅草にあるおつけのの丸仁たけのこラー油きくらげです。え?漬物にラー油は反則ですって?いやいや何を漬けてもいい自由度こそ漬物の魅力。ラー油を入れてもいいんです。

たけのこときくらげのコリコリした食感にパンチの効いたピリ辛のラー油。こんな刺激的な漬物がいまだかつてあったでしょうか。たまに口の中に飛び込んでくるニンニクが暖炉に薪を焚べる感じで食欲に火をつけてくれます。

このまま食べてレモンサワーの肴にするのもいいですが、やっぱりご飯のお供にしてほしい!食べ盛りの子供の前に置いたら白飯を一生食べ続けるんじゃないかというほどの相性の良さ。わんぱくです。
F56412FC-6D30-48E3-98AB-9A68A81C497B
たけのこラー油きくらげ以外にもつまみエリンギつまみザーサイなど豊富なバリエーション。お店に行っても通販でもあれこれ手を出してしまう事間違いなし。ぜひぜひ。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

バターマスター Living room@代田橋

バターマスター (5)
今もっともポップでかわいらしいお菓子のお店と言えば?迷わずバターマスターの名前を挙げます。代田橋にあるお店はいつも満員。各地の有名デパートに出展すればあっと言う間に完売。美味しいのはもちろんですが、脱力系のキャラクターが描かれたパッケージのかわいらしい事!ゆるふわ系女子に混じって並んでしまいましたよ。場違いな事この上なしです。
バターマスター (3)
バターマスターの代表作と言えばなんといってもフィナンシェ。今ではコンビニでも気軽に買える代表的な焼き菓子ですが、それはもう別次元の美味さ。口に入れた瞬間バターの良い香りが広がります。そして表面はサクッとした心地よい食感。内側はしっとり濃厚な舌触り。舌の上でふわっと消えてしまいました。
バターマスター (2)
それもそのはず、卵もバターも蜂蜜も厳選した材料を使って本場フランスで修行したシェフパティシエ濱脇瑞季さんが腕を振るった逸品。美味しいわけだ。味もプレーン、塩、発酵バター、コニャックの4種類。繊細な味の違いを楽しめるのも楽しかったりします。
バターマスター (1)
そしてフィナンシェと同じくらい人気があるのはプリン。ちょっと硬めで生クリームが乗ったクラシックな作り。人気のあまりすぐに完売してしまい、食べられなかったという悲しいツイートをよく目にしたほどです。

私もお店ではありつけませんでしたが、渋谷のスクランブルスクエアに出展している時にたまたまテイクアウト用プリンに遭遇。運良くありつく事が出来ました。

初めて食べるバターマスターのプリン。卵の風味が効いて、濃いめの苦味走ったカラメルが特徴的。ちょっとだけ混ぜていただくとマイルドに掛け合わせで美味しさ倍増。幸せなひとときの到来です。

フィナンシェもプリンも最高。そしてパッケージも抜群にかわいい。自分用にはもちろん、おみやに持っていきたくなるわ。ひとまずTシャツと靴下もチェックしなくては。。。
カテゴリー
ブログ 美味しいものは地球を救う

キッチンABC@池袋

5C0D46C7-8D95-4FDB-8AD3-019A00CE310C
池袋を代表する定食処キッチンABC。全ての庶民の胃袋を満たしてくれる洋食がこれでもかと詰まっています。この日もランチタイムは終わった時間なのにお店の前には洋食難民が列を作っているではありませんか。

威勢の良い店員さんに促されて店内に入ると注文したのはお目当てのオリエンタルライス!豚バラ肉とニラ、タマネギを甘辛いニンニクソースで炒めてそれをご飯にのっけたスタミナメニューです。その上にオンされた卵の黄身の艶やかな事!ルックスを見ただけで元気になってきます。

ニンニクがガツンと効いたソースが豚肉を包んで無敵の美味さ。最初の一口目で頭部にハイキックを食らったかのような衝撃を受けます。そして脇を固めるニラとタマネギもソースをよく吸ってこれまた美味い。野菜だけでご飯を無限に食べられてしまいそうな強力な味付けです。

味に慣れてきた頃に黄身を割るのがオススメ。絡めて食べると強烈なソースをマイルドに中和してくれます。よくありそうなメニューなのに放たれる個性。池袋人気No. 1というのも頷けます。
34D029A9-4DCE-4A0C-B902-FE1C82DA6462
この日オリエンタルライスに追加でつけたのが天下無双のチキン南蛮タルタル。表面はカリカリ、中身はジューシーに揚がった鶏のモモ肉に甘酸っぱいタレが染み込んでこれだけでも十分なごちそう。そこに濃厚なタルタルソースが絡むからメインと同じく無敵です。

カロリーなんて野暮な事は言いっこなし。キッチンABCを堪能して大満足で店を出ました。池袋最高と心の中で叫びつつ、帰り道で我に返って摂取カロリーを脳内で計算。。。新宿まで歩いて帰ろう。。。ごちそうさまでした。