純和風の純喫茶と言うべき存在が外苑前にある川志満。何が純和風なのかと言うとそのラインアップ。看板メニューがコーヒーとおしること言うから純和風以外の何物でもありません。意外な組み合わせですが、今では普通にまんじゅうをコーヒーで食べる事もあるから全然アリなんでしょう。
開店直後でまだゆったりとした店内でじっくりと見るメニュー。やっぱりスタンダードにおしるこ?そう思いながら眺めていると、なんとあんトーストがあるじゃないか。あんこもパンも味わうことができるし、コーヒーとの相性も抜群。これだ!あんトーストとアイスコーヒーを注文しました。粒あんかこしあんかを聞いてくれうのがうれしい気遣い。もちろん好きなこしあんで!
運ばれてきたあんトースト。表面がカリカリ、内側はモチモチした食パンでサンドされたねっとりしたこしあん。それぞれ違った食感の組み合わせが絶妙。しかも濃厚な甘さのあんことちょっぴり塩味の効いた食パンがまた合うんです。
合間に流し込むアイコーヒーで口の中をリセット。お皿に添えられたコンソメ味のポテトチップスをかじると、あんトーストの次の一口がまた美味しい。あんトーストにして正解でした。大都会のド真ん中で味わう純和風の純喫茶メニュー。寒くなってきたら次はおしるこいってみよう。
カテゴリー: 純喫茶は地球を救う
去年テレビ東京系列で放送されていたドラマ「名建築で昼食を」。劇中で田口トモロヲの行きつけの喫茶店として登場していたのが西荻窪のコーヒーロッジダンテです。カウンターに座ってひっそりとコーヒーを飲む姿に憧れて早や半年。やっと実現する日がやってきました。
古めかしい扉を開けると予想以上に奥行きのある店内。ドラマでおなじみのカウンター席の他にテーブル席も広がっているじゃありませんか。そしてカウンターの向こうに整然と並んだコーヒーカップが圧巻。こんな世界が隠れてるとは思ってもみませんでした。
コーヒーロッジを名乗っているだけあって気になるのはやっぱりコーヒー。せっかくなのでダンテならではの一杯という事でメニューの中で目をひいたホワイトコーヒーを注文しました。ホワイトコーヒーとは泡状の甘いミルクをコーヒーの上に乗せたものだそうです。ミルクの優しい甘さが特徴的。春先なのに寒かったこの日にはうってつけの一杯。ほっこりさせてくれます。
そのホワイトコーヒーのお茶受けはやっぱりダンテの名物バームクーヘンでしょう!喫茶店スイーツの中では破格の200円。良心的なお値段についつい注文してしまいます。この価格設定が心にくい。
しかも温かい状態で出てくるバームクーヘンは初体験。なんで今まで気がつかなかったんだろう。全然アリ!卵の香りとコクが常温以上に感じられます。こういうおやつを食べてきた子は素直に育つ。そう感じさせてくれる優しい味に舌触りです。
美味しいコーヒーにバームクーヘン。そしてのんびりした雰囲気を満喫。気分は名建築で昼食。気分は田口トモロヲです。西荻窪で下車した時にはまた浸りにいきましょう。
古めかしい扉を開けると予想以上に奥行きのある店内。ドラマでおなじみのカウンター席の他にテーブル席も広がっているじゃありませんか。そしてカウンターの向こうに整然と並んだコーヒーカップが圧巻。こんな世界が隠れてるとは思ってもみませんでした。
コーヒーロッジを名乗っているだけあって気になるのはやっぱりコーヒー。せっかくなのでダンテならではの一杯という事でメニューの中で目をひいたホワイトコーヒーを注文しました。ホワイトコーヒーとは泡状の甘いミルクをコーヒーの上に乗せたものだそうです。ミルクの優しい甘さが特徴的。春先なのに寒かったこの日にはうってつけの一杯。ほっこりさせてくれます。
そのホワイトコーヒーのお茶受けはやっぱりダンテの名物バームクーヘンでしょう!喫茶店スイーツの中では破格の200円。良心的なお値段についつい注文してしまいます。この価格設定が心にくい。
しかも温かい状態で出てくるバームクーヘンは初体験。なんで今まで気がつかなかったんだろう。全然アリ!卵の香りとコクが常温以上に感じられます。こういうおやつを食べてきた子は素直に育つ。そう感じさせてくれる優しい味に舌触りです。
美味しいコーヒーにバームクーヘン。そしてのんびりした雰囲気を満喫。気分は名建築で昼食。気分は田口トモロヲです。西荻窪で下車した時にはまた浸りにいきましょう。
どうしても萎縮してしまう銀座の中で肩の力を抜いて気軽に入る事が出来る喫茶店がブリッヂです。場所は西銀座デパートの地下。デパートと聞くと身構えるかもしれませんが、地方にありそうな昔ながらの雰囲気満載。建物の中に入るとその気取らなさにきっと安堵する事でしょう。
入口にはスポーツ新聞がおいてあるオールドスタイル。昭和のサラリーマンが仕事中にサボっている絵が鮮明に思い浮かんできます。そんなブリッヂの名物と言えばなんといってもメロンパンケーキ。緑色のふわふわのパンケーキの中にメロンがゴロゴロ入ったメロン尽くしのスイーツです。
一瞬手が伸びかけましたが、この日は東京駅でラーメンを食らったばかり。メロンパンケーキとカロリーを天秤にかけて悩む事しばし。今回は泣く泣く諦めて、せめてもの抵抗としてクリームソーダを注文しました。
これがもう大正解。どうでしょう、お手本のようなクリームソーダ。見ているだけでウキウキしてきます。グラスに並々と注がれたソーダ水。丸々と盛り付けられたバニラアイス。そして紅一点のさくらんぼ。それはもう完璧すぎます。
こぼさないようにソーダ水を少し飲んでからいただくバニラアイスの美味しいこと。銀座の一等地で飲んでいると思ったら余計に美味く感じてしまう。これぞ地方出身者の悲しい性です。次回は心置きなくメロンパンケーキ行ってみましょう。
入口にはスポーツ新聞がおいてあるオールドスタイル。昭和のサラリーマンが仕事中にサボっている絵が鮮明に思い浮かんできます。そんなブリッヂの名物と言えばなんといってもメロンパンケーキ。緑色のふわふわのパンケーキの中にメロンがゴロゴロ入ったメロン尽くしのスイーツです。
一瞬手が伸びかけましたが、この日は東京駅でラーメンを食らったばかり。メロンパンケーキとカロリーを天秤にかけて悩む事しばし。今回は泣く泣く諦めて、せめてもの抵抗としてクリームソーダを注文しました。
これがもう大正解。どうでしょう、お手本のようなクリームソーダ。見ているだけでウキウキしてきます。グラスに並々と注がれたソーダ水。丸々と盛り付けられたバニラアイス。そして紅一点のさくらんぼ。それはもう完璧すぎます。
こぼさないようにソーダ水を少し飲んでからいただくバニラアイスの美味しいこと。銀座の一等地で飲んでいると思ったら余計に美味く感じてしまう。これぞ地方出身者の悲しい性です。次回は心置きなくメロンパンケーキ行ってみましょう。
中野ブロードウェイへと続く商店街。その途中にある24時間サウナがメインの雑居ビル。この中にまさか喫茶店があるとは地元民以外は思いも寄らないでしょう。
忘れもしない2021年の1月3日。いつもの20kmを超えるハードな散歩で中野に到着。この辺で何か美味しい物でもとお店を物色するととことごとく閉店中。三ヶ日だからそりゃそうか。途方に暮れてアーケードの天井を見上げると偶然にも喫茶ノーベルの看板を発見しました。
え?サウナメインのビルに純喫茶?おまけに一階はパチンコ屋ですよ?ビルの中も薄暗いし、半信半疑どころか疑問しかない心境で恐る恐る2階に上がると、ありましたよ、喫茶ノーベル。観音開きばりのガラスケースの中に豊富なメニューが並んでいます。これは思わぬ発見。ちょっとしたお年玉です。
店内は昔ながらの喫茶店。レトロでオシャレとか雰囲気があるとかではなく、普通に古めかしいタイプの喫茶店。地方の温泉街のホテルの中にある喫茶店や食堂といういでたち。地元のおじいさんおばあさんたちで賑わっていました。でもこういうのが落ち着けていいんですよね。
席に座ってまずはホッと一息。一呼吸置いてから数あるメニューの中から品定めを開始。ここはハードな散歩で消費した体力を回復すべく、思い切ってハイカロリーなチョコレートパフェを注文しました。2021年のパフェ始め。こいつは縁起がいいや。
登場したパフェもまた縁起物。チョコレートパフェなのにフルーツ盛りだくさん。細長くカットされたリンゴが山頂に突き刺さり、キウイ、缶詰のモモ、バナナが脇を固める盤石の布陣。きっとフルーツ好きも満足するに違いない。
でもグラスの底にはアイスクリームとチョコレートソースが渦を巻いているのでチョコ好きの方もご安心ください。フルーツとアイスとチョコを補給して失った体力は完全に回復しました。
ひょんな事から発見した中野のちょうどいいオアシス。中野ブロードウェイでガチャガチャを物色した後の休息にうってつけ。ちょこちょこ立ち寄る事になりそうです。
忘れもしない2021年の1月3日。いつもの20kmを超えるハードな散歩で中野に到着。この辺で何か美味しい物でもとお店を物色するととことごとく閉店中。三ヶ日だからそりゃそうか。途方に暮れてアーケードの天井を見上げると偶然にも喫茶ノーベルの看板を発見しました。
え?サウナメインのビルに純喫茶?おまけに一階はパチンコ屋ですよ?ビルの中も薄暗いし、半信半疑どころか疑問しかない心境で恐る恐る2階に上がると、ありましたよ、喫茶ノーベル。観音開きばりのガラスケースの中に豊富なメニューが並んでいます。これは思わぬ発見。ちょっとしたお年玉です。
店内は昔ながらの喫茶店。レトロでオシャレとか雰囲気があるとかではなく、普通に古めかしいタイプの喫茶店。地方の温泉街のホテルの中にある喫茶店や食堂といういでたち。地元のおじいさんおばあさんたちで賑わっていました。でもこういうのが落ち着けていいんですよね。
席に座ってまずはホッと一息。一呼吸置いてから数あるメニューの中から品定めを開始。ここはハードな散歩で消費した体力を回復すべく、思い切ってハイカロリーなチョコレートパフェを注文しました。2021年のパフェ始め。こいつは縁起がいいや。
登場したパフェもまた縁起物。チョコレートパフェなのにフルーツ盛りだくさん。細長くカットされたリンゴが山頂に突き刺さり、キウイ、缶詰のモモ、バナナが脇を固める盤石の布陣。きっとフルーツ好きも満足するに違いない。
でもグラスの底にはアイスクリームとチョコレートソースが渦を巻いているのでチョコ好きの方もご安心ください。フルーツとアイスとチョコを補給して失った体力は完全に回復しました。
ひょんな事から発見した中野のちょうどいいオアシス。中野ブロードウェイでガチャガチャを物色した後の休息にうってつけ。ちょこちょこ立ち寄る事になりそうです。
2度目の神楽坂。誰が言ったか日本のパリですって。そんな事を言うから余計に敷居が高くなる。これまでなかなか踏み込めずにいましたが、喫茶店好きには避けては通れないトンボロを目指して向かいました。
駅前の大通りから一本入った小道。行き当たりばったりに歩いてたら絶対に見つからないであろう場所にあるのが既にオツです。そして木造のシンプルな外観はもうさりげなくおしゃれ。さすがに躊躇しながらお店に入りました。
ステンドグラスから差し込む自然光でほのかに明るい店内。決して広くはないですが、スペース以上に開放的に感じるのは配置の妙というべきか。気張ってないご主人から放たれるゆるい雰囲気もいい感じにマッチしています。そんなまったりムードの中で何を注文するべきか。オススメなのはなんと言ってもプリンです。
もはや液体か?と言うトロトロプリンの対極にいる固めの昔ながらのプリン。苦み走ったカラメルに卵の優しい甘さが冴え渡るオールドスタイル。まったりムードの中で優しいプリンをおやつにコーヒーを飲む。最高です。
神楽坂の敷居は今でも高いけどトンボロのためなら何のその。ん?しかも土日限定で隣にカレーを振る舞うトンボロ分室もオープンしてるじゃありませか。ますます神楽坂に行く理由ができた。
駅前の大通りから一本入った小道。行き当たりばったりに歩いてたら絶対に見つからないであろう場所にあるのが既にオツです。そして木造のシンプルな外観はもうさりげなくおしゃれ。さすがに躊躇しながらお店に入りました。
ステンドグラスから差し込む自然光でほのかに明るい店内。決して広くはないですが、スペース以上に開放的に感じるのは配置の妙というべきか。気張ってないご主人から放たれるゆるい雰囲気もいい感じにマッチしています。そんなまったりムードの中で何を注文するべきか。オススメなのはなんと言ってもプリンです。
もはや液体か?と言うトロトロプリンの対極にいる固めの昔ながらのプリン。苦み走ったカラメルに卵の優しい甘さが冴え渡るオールドスタイル。まったりムードの中で優しいプリンをおやつにコーヒーを飲む。最高です。
神楽坂の敷居は今でも高いけどトンボロのためなら何のその。ん?しかも土日限定で隣にカレーを振る舞うトンボロ分室もオープンしてるじゃありませか。ますます神楽坂に行く理由ができた。
日曜日の昼下がりに悲しいニュース。代々木にある老舗喫茶店TOMが1月16日をもって営業を終了したそうです。純喫茶コレクションさんのTwitterによると内装を一部移築しての移転再開を予定しているものの、詳細はまだ未定との事。
ここ最近だけでも神保町の神田白十字、渋谷のParis COFFEEが相次いで閉店。コロナ禍もあって純喫茶にとってはなんとも厳しい時代。その街に溶け込んでいる昔ながらの喫茶店がなくなるのは寂しくて仕方ありません。
そんなTOMの名物と言えばババロアとジジロア。ババロアはよしとして、ジジロアって何だよって話ですが、コーヒー味のババロア。ババとジジなんです。でもこのジジロアにとことん縁がない。いつぞやは完売。気合を入れて早めに行きすぎたらまだ出来ていない始末。このなかなか出会えない感じがマニア心をくすぐります。
ところが昨年末奇跡が。新宿から渋谷まで散歩している途中、気まぐれで何の気なしに立ち寄ったTOM。夕方近かったため当然完売だろうと思ってジジロアを注文してみると、なんとラスト1個が残っているじゃありませんか。この時のうれしさといったらなかったなー。
優しい甘さはそのままにコーヒーが効いてちょっとだけ苦み走ったオトナ味。つるんとした舌触りにぷるぷるの食感。これは大の大人が魅了されるわけだ。今思えばこれが最後のジジロア?いやいやきっと移転先で出会うはず。その時までしばしのお別れ。長い間お疲れ様でした!
先ほどマスターからショッキングなご連絡を頂いたのですが、代々木TOMが1/16を以って営業を終了されたそうです。内装を一部移築しての移転再開を予定されていますが、まだ諸々未定だそうです。残務処理で多忙のため、お店への問い合わせはご遠慮下さいとのことです。長い間本当に有難うございました! pic.twitter.com/YK9t0I9Grz
— 純喫茶コレクション (@retrokissa) January 16, 2021
ここ最近だけでも神保町の神田白十字、渋谷のParis COFFEEが相次いで閉店。コロナ禍もあって純喫茶にとってはなんとも厳しい時代。その街に溶け込んでいる昔ながらの喫茶店がなくなるのは寂しくて仕方ありません。
そんなTOMの名物と言えばババロアとジジロア。ババロアはよしとして、ジジロアって何だよって話ですが、コーヒー味のババロア。ババとジジなんです。でもこのジジロアにとことん縁がない。いつぞやは完売。気合を入れて早めに行きすぎたらまだ出来ていない始末。このなかなか出会えない感じがマニア心をくすぐります。
ところが昨年末奇跡が。新宿から渋谷まで散歩している途中、気まぐれで何の気なしに立ち寄ったTOM。夕方近かったため当然完売だろうと思ってジジロアを注文してみると、なんとラスト1個が残っているじゃありませんか。この時のうれしさといったらなかったなー。
優しい甘さはそのままにコーヒーが効いてちょっとだけ苦み走ったオトナ味。つるんとした舌触りにぷるぷるの食感。これは大の大人が魅了されるわけだ。今思えばこれが最後のジジロア?いやいやきっと移転先で出会うはず。その時までしばしのお別れ。長い間お疲れ様でした!
池袋を代表する喫茶店と言えばタカセ洋菓子店。一階はケーキやパン、二階は喫茶スペース、三階はレストラン、ちょっと飛んで九階はコーヒーラウンジ。まさしく喫茶好きのためにある喫茶ビル、喫茶塔と言っていいでしょう。一階にあるショーケースにはパフェやかき氷、ハンバーグにエビフライなどが並んで迷わせてくれるじゃありませんか。この日はまだ平日の午前中。しかも開店直後。まずは肩慣らしとして助走をつけるべく二階の喫茶室への向かいました。
あろう事かまさかの入店第一号。誰もいない喫茶店。自分のためだけにあるタカセ洋菓子店。なんとも贅沢な話です。ただでさえ広めな店内は今日は一段と開放的に感じました。この環境で何を注文するのか。解放感に絆されて朝からクリームソーダいっちゃいましょう。ダメなオトナですみません。
楕円形のムーディーなグラスに注がれたソーダ水。メロンシロップの中に弾ける泡にグラスの底に沈んださくらんぼ。色合いも構成もバランスがいい。さすがは老舗喫茶店。朝っぱらクリームソーダでまったりする優雅なひと時を過ごす事が出来ました。次は三階、その次は九階。喫茶のバベルの塔を制覇するとしますか。
あろう事かまさかの入店第一号。誰もいない喫茶店。自分のためだけにあるタカセ洋菓子店。なんとも贅沢な話です。ただでさえ広めな店内は今日は一段と開放的に感じました。この環境で何を注文するのか。解放感に絆されて朝からクリームソーダいっちゃいましょう。ダメなオトナですみません。
楕円形のムーディーなグラスに注がれたソーダ水。メロンシロップの中に弾ける泡にグラスの底に沈んださくらんぼ。色合いも構成もバランスがいい。さすがは老舗喫茶店。朝っぱらクリームソーダでまったりする優雅なひと時を過ごす事が出来ました。次は三階、その次は九階。喫茶のバベルの塔を制覇するとしますか。
たまに仕事で行く大宮。駅近にある古き良き喫茶店と言えば伯爵邸に決まってます。年中無休の24時間営業。NHKのドキュメント72時間でも取り上げられた名店は大宮の喫茶店好きの駆け込み寺と言っていいでしょう。こういうお店が近くにあるとついつい足が向かってしまいますよね。深夜に純喫茶、、、たまりません。
古めかしいメニューのサンプルが並んだ外観は昭和全開。純喫茶然としたたたずまいがマニア心をくすぐります。店内は赤いソファーにステンドグラスという洋風な世界観。それでいてメニューはタコライスにゴーヤチャンプルという沖縄料理からミラノ風チキンカツまであるという多彩さ。どこに向かうのか全く持って不明ですが、このごった煮感もまた伯爵邸の魅力です。
多種多様なメニューの中でもやっぱり食べたいのはナポリタン。「大宮ナポリタン」と称されるほどナポリタンが浸透したこの街で注文しないわけにはいかないでしょう。味は昔ながらのケチャップ味。奇をてらっていないシンプルな味付けですが、こういう飾りっ気のないのがいいんです。逆にアレンジを加えられたらゲンナリしますもん。
ケチャップが炒められて香ばしくなったスパゲティを口の周りを赤くしながらむさぼる。。。これが幸せなんです。しかも余裕で300gはある大容量。幸せどころか快感だ。たまに行く大宮だからこそマストで食べたくなる伯爵邸のナポリタン。しばらく食べてないから禁断症状が出てきた。コロナ明けに必ず。。。
古めかしいメニューのサンプルが並んだ外観は昭和全開。純喫茶然としたたたずまいがマニア心をくすぐります。店内は赤いソファーにステンドグラスという洋風な世界観。それでいてメニューはタコライスにゴーヤチャンプルという沖縄料理からミラノ風チキンカツまであるという多彩さ。どこに向かうのか全く持って不明ですが、このごった煮感もまた伯爵邸の魅力です。
多種多様なメニューの中でもやっぱり食べたいのはナポリタン。「大宮ナポリタン」と称されるほどナポリタンが浸透したこの街で注文しないわけにはいかないでしょう。味は昔ながらのケチャップ味。奇をてらっていないシンプルな味付けですが、こういう飾りっ気のないのがいいんです。逆にアレンジを加えられたらゲンナリしますもん。
ケチャップが炒められて香ばしくなったスパゲティを口の周りを赤くしながらむさぼる。。。これが幸せなんです。しかも余裕で300gはある大容量。幸せどころか快感だ。たまに行く大宮だからこそマストで食べたくなる伯爵邸のナポリタン。しばらく食べてないから禁断症状が出てきた。コロナ明けに必ず。。。
純喫茶密集地帯のひとつ上野。なかなか下車する機会もないので思い切って喫茶店巡りのツアーに繰り出しました。まず最初に向かったのは上野を代表する老舗 珈琲王城です。
上野駅を出てすぐ。紫色の看板が目を引く外観はレンガを重ねたような造りで昭和の香りが漂います。クラシックな柄のソファはいい感じに色褪せてレトロさを引き立てています。
でもコロナ対策は万全というギャップがすごい。窓や扉は開放されて背の高い空気清浄機が設置されてるじゃありませんか。しかも席にはマスクケース!まさに至れり尽くせり。徹底ぶりは今まで行ったお店の中で文句なしに一番です。
そんな王城は看板メニューが多数。薬膳が効いたカレーに厚切りトースト、迫力満点のピザに昔ながらのナポリタン。どれもこれも気になります。でも今日は上野の喫茶店ツアー。誘惑を絶ってクリームソーダを注文しました。
ソーダは定番の緑と青はもちろんありますが、狙い目は王城の看板の色をあしらった紫色。いわゆる王城カラーというやつです。せっかく来たからには紫にしよう。見慣れたクリームソーダにワンランク上の高級感が加わります。
でも味はなんだ?グレープ?ざくろ?判別不能ですが、その甘酸っぱさが暑さで完全にダレ気味だった身体をシャキッとさせてくれました。そこに重なるバニラアイスとの相性もよし。王城ソーダにして大正解です。
次こそはカレーかピザトーストか。後髪を惹かれつつ、上野純喫茶2軒目へと向かいました。珈琲王城、また来るとしよう。
上野駅を出てすぐ。紫色の看板が目を引く外観はレンガを重ねたような造りで昭和の香りが漂います。クラシックな柄のソファはいい感じに色褪せてレトロさを引き立てています。
でもコロナ対策は万全というギャップがすごい。窓や扉は開放されて背の高い空気清浄機が設置されてるじゃありませんか。しかも席にはマスクケース!まさに至れり尽くせり。徹底ぶりは今まで行ったお店の中で文句なしに一番です。
そんな王城は看板メニューが多数。薬膳が効いたカレーに厚切りトースト、迫力満点のピザに昔ながらのナポリタン。どれもこれも気になります。でも今日は上野の喫茶店ツアー。誘惑を絶ってクリームソーダを注文しました。
ソーダは定番の緑と青はもちろんありますが、狙い目は王城の看板の色をあしらった紫色。いわゆる王城カラーというやつです。せっかく来たからには紫にしよう。見慣れたクリームソーダにワンランク上の高級感が加わります。
でも味はなんだ?グレープ?ざくろ?判別不能ですが、その甘酸っぱさが暑さで完全にダレ気味だった身体をシャキッとさせてくれました。そこに重なるバニラアイスとの相性もよし。王城ソーダにして大正解です。
次こそはカレーかピザトーストか。後髪を惹かれつつ、上野純喫茶2軒目へと向かいました。珈琲王城、また来るとしよう。
その昔、よく徘徊していた吉祥寺・三鷹近辺。今思うともっといろんなお店に入っておけばよかったと後悔する事が多いですが、その中のひとつが三鷹にある喫茶店リスボンです。
場所は三鷹駅を降りてすぐ。雑居ビルの地下。なんと小説にもなった伝説のラーメン店江ぐち(現在の中華そばみたか)の向かいにあるじゃないですか。純喫茶へのアンテナを張ってなかった当時は当然ながらスルー。そんな自分を恨みました。
外観はどこにでもあるような普通の喫茶店。飾りっ気はありませんが、逆にこれくらいさりげない方が入りやすい。喫茶店初心者の方にこそオススメしたくなります。気さくな笑顔のご主人がまた入りやすい雰囲気を醸し出してるんだな、これが。
メニューを見て驚いたのがお値段の安さ。トースト類がなんと200円台~。思わずメニューを二度見してしまったほどです。アイスコーヒーとジャムトーストで合計600円。これぞまさしく昭和価格。トーストは2種類注文するなんて贅沢なオーダーも出来ちゃいます。
トーストはよくある食パンだろうに妙に美味い。焼き方が美味さの秘訣なのか。表面をサクッとした軽い食感。内側はモチモチ。これにスタンダードないちごのジャムがよく合う。ありきたりから生まれた逸品です。
そしてトーストの合間に飲むアイスコーヒーがまた安らぎの時。改めてこれまでリスボンの存在を知らなかった事を後悔させられました。三鷹に来たらリスボン。また来よう。
場所は三鷹駅を降りてすぐ。雑居ビルの地下。なんと小説にもなった伝説のラーメン店江ぐち(現在の中華そばみたか)の向かいにあるじゃないですか。純喫茶へのアンテナを張ってなかった当時は当然ながらスルー。そんな自分を恨みました。
外観はどこにでもあるような普通の喫茶店。飾りっ気はありませんが、逆にこれくらいさりげない方が入りやすい。喫茶店初心者の方にこそオススメしたくなります。気さくな笑顔のご主人がまた入りやすい雰囲気を醸し出してるんだな、これが。
メニューを見て驚いたのがお値段の安さ。トースト類がなんと200円台~。思わずメニューを二度見してしまったほどです。アイスコーヒーとジャムトーストで合計600円。これぞまさしく昭和価格。トーストは2種類注文するなんて贅沢なオーダーも出来ちゃいます。
トーストはよくある食パンだろうに妙に美味い。焼き方が美味さの秘訣なのか。表面をサクッとした軽い食感。内側はモチモチ。これにスタンダードないちごのジャムがよく合う。ありきたりから生まれた逸品です。
そしてトーストの合間に飲むアイスコーヒーがまた安らぎの時。改めてこれまでリスボンの存在を知らなかった事を後悔させられました。三鷹に来たらリスボン。また来よう。