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【DEEP x NARIAGARI】大木良太戦へ、北岡悟「強い相手に勝つためにずっとやってきたわけだから。ずっと」

【写真】このタイミングでボイスレコーダーの前で話すことが異例で。そして、最も簡潔に北岡悟を表現する言葉が聞かれた(C)MMAPLANET

本日23日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP vs NARIAGARIのメインで大木良太と対戦する北岡悟。

2月、5月と連勝し、今回の試合に臨むこととなった。そんな北岡が異例の計量前の取材に応じてくれた。計量前の選手と言葉を交わすことはあっても挨拶程度。そのなかで北岡はこちらの取材スケジュールを考慮し、その場で取材に応じた。この事実、そして語られた言葉、この数分後に始まった計量での所作の全てが、北岡悟だ。


──計量前なのに、ありがとうございます。

「ハイ」

──しかし、こちらの事情をくみ取っていただきこのタイミングで話を聞かせてもらえるということですが、それが可能だけ計量前でも体調が良いということでしょうか。

「いえ(苦笑)。そんなことないけど、事情をくみ取って受けているということです」

──本当にありがとうございます。明日戦う大木選手、この2連勝を経て目指すところまでの過程にあるなかで、しっかりと段階を踏んで戦う相手になります。

「ハイ、分かっています。ただ、『ここで勝ったら』とかっていうよりも、良い準備ができているので『これでどうなのか』という感じです」

──北岡選手のなかでも2月、5月よりも強敵だという認識ですか。

「そういう意識ではないです。相手ではなくて、強い相手に勝つためにずっとやってきたわけだから。今までも……この2試合も、それまでもずっとそうやって取り組んできました。継続しての今なので。それでたまたま──たまたまじゃないんだけど、このタイミングでこの相手と戦うということです」

──仮に連勝した相手よりも、力のない選手ならやることはなかった?

「そういうゴチャゴチャした考えでやっていないから。うん、まぁ……例えそういうこともあっても、今から計量っていうときにそんなゴチャゴチャしたことは頭にないです。そんなゴチャゴチャした感じじゃない」

──ただ、目の前の相手と戦うと。

「強い相手に勝つ。勝てる自分を創る」

──いずれにせよ、肌の艶や声の張りという部分で仕上がりの良さは伺えます。

「そうですか。いやぁ……いやいやいやいや(苦笑)。ハイ。まぁ、今日のこの大会だと皆……ただ体重を測りにきただけでしょ。そいつらとちげぇからな」

──そこです。北岡選手が続けてきたことと、明日の試合に出る選手たち。同じじゃないという気持ちで臨むということですね。

「別に改めていう必要はないと思います」

■視聴方法(予定)
7月23日(日・日本時間)
午後2時45分~SmartNews

■ DEEP vs NARIAGARI

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.65キロ
大木良太:70.8キロ

<エキシビション/6分1R>
皇治&住村竜市朗:──キロ
青木真也&竹浦正起:──キロ

<メガトン級/5分2R>
赤沢幸典:105.9キロ
朝太:98.05キロ

<68キロ契約/5分2R>
立成洋太:67.55キロ
雄貴:67.05キロ

<キック60キロ契約/3分2R>
RYOGA:59.85キロ
吉田仁:59.9キロ

<58キロ契約/5分2R>
多湖リキト:57.85キロ
悠里:57.55キロ

<キック・フライ級/3分2R>
琥:57.05キロ
元太郎:56.75キロ

<エキシビション/2分2R>
城戸康裕:──キロ
平山迅:──キロ

<ライト級/5分2R>
井上竜旗:70.7キロ
中谷優我:70.4キロ

<キック68キロ契約/3分2R>
レイヤ:68.50キロ→67.35キロ
来希:67.75キロ

<キック69キロ契約/3分2R>
豊樹:68.6キロ
ハルゴング:68.85キロ

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【DEEP×NARIAGARI】メインはDEEP公式戦。大木良太と対戦する北岡悟「自分がMMAをやることが大事」

【写真】(C)MMAPLANET

16日(金)都内某所にて、7月23日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催される『DEEP vs NARIAGARI』の記者会見が行われた。

記者会見の第1部では佐伯繁DEEP代表と皇治NARIAGARIプロデューサーが登壇し、両団体の対抗戦が行われること。さらにDEEP公式戦の2試合——ライト級の北岡悟×大木良太、井上竜旗×中谷優我が発表されている。興行のメインは対抗戦ではなく北岡×大木に。DEEP佐伯代表は「対抗戦を行うことに批判もあると思います。そんななかで、しっかりとDEEPの公式戦でMMAの良さを見せたい」と、北岡×大木の一戦をメインにする理由を語った。DEEP公式戦出場選手の抱負と、MMAPLANETからの質問に対する回答は以下の通りだ。


北岡悟
「頑張ります。

(2試合連続一本勝ちで迎える試合が、この場でこの対戦相手に決まったことについて)なるはやで試合がしたくて。7月2日のDEEPには松嶋こよみが出るので、セコンドに専念したいです。それで9月大会を待つかどうか。僕は皇治選手と親しい住村竜市朗さんとは練習仲間で、この大会に--もっと違う話を聞いていたんですけど(苦笑)。そこに自分も混ざったら面白いんじゃないか、ひとつ形になるんじゃないかと思いました。

しかもDEEPが噛むと聞いたので、佐伯さんにもその話をしていて。5月の試合をクリアした後すぐ、具体的に出場を希望したという感じです。最初からDEEP提供試合として行うというような話だったので、そんなに違和感はありません。試合場はDEEPのケージで、レフェリー陣もJMOCがやるわけですし、自分はMMAをやるだけですよね。自分がMMAをやるということが大事だと思っています。

対戦相手については、自分が1年半前に負けている鈴木琢仁選手に勝っているので、強いと思います。KRAZY BEEに所属する前にいたTRIBE TOKYOで練習を共にしていたこともあります。当時から体が強くて、強い選手という認識です」

大木良太
「北岡選手のようなキャリアのある選手と対戦できて嬉しいです。ちょっと怪我で休んでいましたが、遊んでいたわけではないです。前とは違う、リニューアルした自分を見せられると思います。ジム(KRAZY BEE)もリニューアルしたので、会員募集中です。

(北岡の言葉を受けて)一緒に練習した時から、僕も『体の強い、良い選手だな』と思っていました。でも試合なので、リスペクトを込めて倒しに行きたいと思います」

井上竜旗(メッセージ文面)
「今回も良い対戦相手を選んでいただき光栄です。前回の試合からここまで妥協することなく積み上げてきました。己に打ち勝って、試合に勝ちます。押忍」

中谷優我(メッセージ文面)
「MMAは一発目ということで、『一歩踏み出す勇気』というテーマで、やってきたことをやり抜くだけです」

そして第1部は北岡が「要は男同士が徹底的にゴロゴロ抱き合います。よろしくお願いします!」という言葉で締めている。

続いて会見第2部では、DEEP×NARIAGARIの対抗戦として以下のカードが発表された。

MMAルール:68キロ契約 立成洋太×雄貴、58キロ契約 多湖力翔×悠里、メガトン級 赤沢幸典×朝太
キックルール:フライ級 琥×元太郎、60キロ契約 RYOGA×吉田仁

通常のDEEPでは見られないような乱闘とトラッシュトークが展開される一方で、DEEPヘビー級トップファイターの一人、赤沢幸典が対抗戦に出場する。

赤沢幸典
「朝太選手はそれほどMMAの経験がないということですが、ケージに上がる以上は対等な相手として、しっかりとプロとしての力を見せつけて完全制圧します」

さらにNARIAGARI公式戦としてはキックルールの3試合が行われる。最後に会見後、皇治プロデューサーがMMAPLANETの質問に対して、自身の出場について語ってくれたコメントを紹介したい。

——米国ではジェイク・ポールが自分の力でPPVイベントを開催し、自身はPPV収益で高額のファイトマネーを得て、対戦相手とシェアできています。そうやってファイトマネーを上げようと試みています。今回のイベントは無料放送ですが、将来的には皇治選手ご自身が出場して、ジェイク・ポールのような形でやっていこうとは考えていますか。

「それは良いですよね。自分が絡むことで、こういった形で記者の皆さんが来てくれて、少しでも注目を浴びるようにしたいと思っています。形は違えど、似ていますね。自分はもっと選手たちがもっとお金を稼げる格闘技界にしたいと思っているので、自分が出ることでその目標に近づけるなら、出場しようと考えています」

——ご自身が出場することは、どれくらい真剣に考えていますか。

「それは結構考えていますよ。だから自分がNARIAGARIに出るのも面白いし、それは近々あるかもしれません。このDEEPとNARIAGARIの対抗戦で、自分が出ることもあるんじゃないかと思っています」

——ご自身以外で出場してほしいと思っている選手はいますか。

「青木真也もそうですし、いま柔術でお世話になっている竹浦正起さんも出てくれたら面白いと思います。もしかしたら、そういう発表もできるかもしれないです」

■視聴方法(予定)
7月23日(日)
午後3時00分~ SmartNews格闘技チャンネル

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Gladiator Gladiator022 K-1 MMA MMAPLANET o YouTube   コンバット柔術 スティーブン・ギレスピ チャンネル パンクラス 修斗 前田吉朗 堀口恭司 松本一郎 櫻井雄一郎 江木伸也 江田こうすけ塾長 溝口司 生田誠 竹本啓哉 竹浦正起 藤波勇飛 阿部光太

【Gladiator022】プレ/ポスリミ代表=武道奨励金獲得の溝口&阿部が江田校長&ギレスピと。江木はMMA初陣

【写真】ここで勝てばプレリミ卒業、溝口と阿部という西と東の軽&中量級の新鋭の戦いに注目(C)MMAPLANET

25日(木)、6月11日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR022の2回戦3試合が新たに対戦カードに加わったことがGladiatorより発表されている。

溝口司✖江田こうすけ塾長のバンタム級戦、阿部光太✖スティーブン・ギレスピのウェルター級戦。そしてフライ級の江木伸也✖空の3試合──江田と阿部は今年よりグラジがプレリミとポスリミ出場選手を対象に武道奨励金制度=5万円を設け(※メインカード出場選手には70万、20万、10万のボーナスが制定されている)、1月大会で溝口、3月大会では阿部が獲得している。、


キッズ、ジュニア時代にK-1甲子園を始めて数多くの立ち技戦を経験し、106勝7敗という記録を持つ溝口は、京都MMA界のパイオニア──ピュアブレッド京都4人衆の一人、江田こうすけ塾長と対戦する。

溝口は凄まじい打撃の圧でMMA初陣で14秒KO勝ちを「堀口恭司越え」を宣言した、1月大会ではガッツ天斗選手に判定勝ちしていている。グラジの櫻井雄一郎代表は、この試合をステップアップという定義づけしているが、組みに懸けた江田が下からの一本、フラワースイープで溝口をひっくり返すこも十分に期待できる。

溝口と同様にステップアップの一戦としてギレスピと対戦する阿部もまた一発入魂のギレスピを組みを如何に遮断するかが、勝敗のカギを握る。プロアマ通算5勝1敗の阿部、唯一の敗北は既にMMAから離れたという話も伝わってくる藤波勇飛にEX FIGHTで喫したもの。この一戦では荒いパンチに敗れたが、テイクダウンを許してすぐにスクランブルに持ち込むなど、関節技の攻防になる猶予を許さない戦いを阿部はギレスピを相手に実戦したい。

対して背中をつけてもバギーチョークで一本勝ちするなど、グラウンドこそ自らの庭であるギレスピはスタンド、グラウンドの両局面で如何に密着するかが勝敗のカギを握る──が、果たして。

またHEATやGladiatorでコンバット柔術、フォークスタイルグラップリングを1年に渡り戦ってきた江木伸也が、空とMMAデビュー戦を戦う。コンバット柔術では生田誠、松本一郎を下し、フォークスタイルグラップリングでもMGGISAをヒールで下している江木は、その時点でMMAを戦いたいという要望を櫻井代表に伝えていた。

しかし、なかなか対戦相手が決まらず、今年に入ってコンバット柔術で竹本啓哉、フォークスタイルグラップリングでは前田吉朗というMMAファイターに敗れている。それでもFinishのサブオンリー戦では竹浦正起を極めさせず、時間切れドローに持ち込むでいる。その江木は空手、柔道、テコンドーと学び、アマMMAでも修斗、パンクラスと戦ってきた過去がある。

その後はMMAで強くなるために始めた柔術にハマり柔術家として格闘道を生きてきたが、ついに青春の忘れ形見といえるプロMMAを戦うことになった。今回のプレスリリースで、櫻井代表は「柔術界の実力者の初陣を戦う選手がなかなか現れないなかで、手を挙げた空選手にとっても、決意の一戦となります」と空も強い覚悟を持ってこの試合を受けたことを明らかにしている。

なおプレスリリースに寄せられた上記3試合に出場する6選手の意気込みは以下の通りだ。

阿部光太
「今回の試合もしっかり勝って愛犬に美味しいおやつを買います」

スティーブン・ギレスピ
「GLADIATOR022 で戦える事に興奮しています! 対戦相手は、いくつかの印象的な勝利を収めた、バランスの取れたファイターです。彼に対して自分自身のテクニックをチャレンジし、ケージ内でフィニッシュすることを楽しみにしています」

江田こうすけ塾長
「負けっぱなしの昭和の遺物を呼んでいただいてありがとうございます。これからの総合格闘技界を担うであろう若人達への経験の一翼となれれば幸いです。溝口選手、元気にケージから下りられるよう。お互い頑張りましょう」

溝口司
「初めに櫻井会長、GLADIATORのスタッフ及び関係者の皆様、マッチメイクをして頂きありがとうございます。

今大会で伝えたいことがあります。それは僕の試合や生き様を見て、自分の個性に誇りを持って日本人特有の『敷かれたレールを走る人生』ではなく、自分にしか出来ないことを極めて夢を実現させる人が少しでも増えて欲しいと思います。まだまだ駆け出しの僕ですが、僕の個性を武器に大舞台の格闘家顔負けのパフォーマンスをしますのでご注目下さい。

続いて試合相手のエダ塾長選手、試合を受けて下さりありがとうございます。ただ、タックルしか来ないのは分かっているので必ず格の違いを見せつけてぶっ倒します。6月11日の裏メインは溝口司です😎
皆さん当日は瞬き厳禁です😁

江木伸也
「MMAプロデビュー戦をGladiatorの舞台で迎えることを本当に光栄に思います。僕のMMAを存分に魅せます! 対戦相手の空選手に対してですが、今回僕との試合を受けて頂いてありがとうございます。お互い全力でぶつかりましょう!」


「この度、Gladiatorに参戦させて頂ける事に感謝申し上げます。出身関西、大阪での試合という事もありボルテージも上がっております。精一杯自由に暴れまくる予定ですので、是非楽しみにしていて下さい。江木選手、MMAはきっと初参戦だと思うのですが、格闘家としてはエキスパートな方だと思いますので、油断せずしっかり勝ちきりたいと思います。それでは、会場で」

■視聴方法(予定)
6月11日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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FINISH10 Gladiator Gladiator021 KIWAMI MMA MMAPLANET NavE o Progress UNRIVALED YouTube ゆうと キム・ウィジョン ジェセフ・チェン チャンネル テムーレン・アルギルマー フェルナンド 世羅智茂 中務修良 中西テツオ 前田吉朗 大嶋聡承 平本丈 木村旬志 竹浦正起 長谷川賢 阿部光太

【Gladiator021】Progress提供組み技戦=世羅✖オーシマイキー、前田吉朗✖江木、ハシャーン✖花澤

【写真】練習仲間でもある両者。強くなるためには、戦わないといけない。それができるのもグラップリングの良さ (C)MMAPLANET

26日(日)に豊中市176BOXで開催されるGLADIATOR021の追加カード、PROGEREE提供のフォークスタイルグラップリング3試合が発表された。

その3試合とはウェルター級の世羅智茂✖大嶋聡承戦、そして前田吉朗✖江木伸也、ハシャーン・フヒト✖花澤大介のバンタム級マッチ2試合だ。


オーシマキーこと大嶋、弱冠16歳の日本グラップラー最強候補が、ノーギ&道着ともに日本ライト級のトップ柔術家とジェネレーションギャップマッチに挑む。スタイル的には下になっても上を取り返せる&極めの世羅と、サブオンリータイプの大嶋がどのような攻防を繰り広げるか。

驚かされたのが、前田吉朗のグラップリングといえども現役復帰戦だ。PROGRESS実行委員の長谷川賢によると、グラジ1月大会を視察した前田が「面白そうやなぁ。ギャラ、ナンボなん? 戦ってみたいわぁ」と話しかけてきたことが出場のきっかけだったという。

そしてFINISH10の竹浦正起後に、江木が今大会出場を直訴。しかし、なかなか対戦相手が決まらないなか前田に連絡を取ると「やるでぇ」という返答があったという。ある意味、欲望と漢気の出場となる前田だが、MMAデビューを目指す江木としては──そこは一旦見ず、柔術家及びグラップラーとしての強味を全面的にぶつけてほしいマッチアップだ。

さらに意外なハシャーンフヒトと花澤大介という顔合わせ。なにより47歳の花澤の登場が、バンタム級というのは意外という単語のオンパレードだ。

前回のジェセフ・チェン出場のGLEDIATOR内PROGRESSから、Unrivaled、FINISH、KIWAMIと続いたプログラップリングの流れ。GLADIATORとPROGRESSがノーギ柔術世代別代表戦、元MMAチャンピオン✖MMAを視野にいれる柔術黒帯、MMAファイター同士の一戦という3試合でさらに紡いだといえるラインナップといえよう。

■視聴方法(予定)
3月26日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■ Gladiator021対戦カード

<ストロー級/5分2R>
田中優樹(日本)
木村旬志(日本)

<バンタム/5分2R>
今村豊(日本)
谷口武(日本)

<バンタム級/5分2R>
藤原克也(日本)
秋田良隆(日本)

<Gladiatorフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]NavE(日本)
[挑戦者]ニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
神田T-800周一(日本)
テムーレン・アルギルマー(モンゴル)

<55キロ契約/5分3R>
中務修良(日本)
エイドリアン・バトト・ジェマ―(フィリピン)

<Progressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級/5分✖2R>
世羅智茂(日本)
大嶋聡承(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
前田吉朗(日本)
江木伸也(日本)

<バンタム級/5分3R>
ゆうと(日本)
キム・ウィジョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
中西テツオ(日本)
宮川日向((日本)

<フェザー級/5分2R>
フェルナンド(ブラジル)
藤岡陸(日本)

<ウェルター級/5分2R>
橋本健吾(日本)
阿部光太(日本)

<Progressフォークスタイルグラップリング・バンタム級/5分✖2R>
ハシャーン・フヒト(日本)
花澤大介(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
佐藤フミヤ(日本)
北原蓮(日本)

<アマMMAバンタム級/3分2R>
平本丈(日本)
飴山聖也(日本)

<バンタム級/5分1R>
藤井丈(日本)
吉田開威(日本)

<バンタム級/5分1R>
武田純忠(日本)
有田一貴(ブラジル)

<フライ級/5分1R>
古賀珠楠(日本)
那須裕次郎

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FINISH10 MMA MMAPLANET o 江木伸成 竹浦正起

【Finish10】パスガード・プレッシャーの時代へ。竹浦の猛攻を江木が耐えきり、時間切れドロー

【写真】下がしんどい時代の到来は、下にならない技術、そして下のさらなる進化を促すことになる(C)MMAPLANET

<フェザー級/5分2R>
竹浦正起(日本)
Draw.
江木伸成(日本)

試合直後に座った江木に対し、竹浦はパスの圧力早々から掛ける。懸命に足をきかせる江木がシッティングに戻ると、すかさず竹浦はギロチンに捕えがぶっていく。ケージ際で立ちあがった江木は、引き込んで頭を抜いた。

竹浦はパスの仕掛けに入り、嫌がって腹ばいになる江木の頭を抱える。バックはケージを背負って許さない江木だが、パスの圧にスタンドに戻る。竹浦はすかさずダブルレッグで上を取り直し、さらに内ヒール。江木の防御に即立ち上がって、ここで一旦パスに成功した。

江木も直後にガードに戻し、立ち上がってジャンピングガ―ドへ。両カカト払って、スイープ狙いも先に竹浦が立ち上がる。

ヒザを割っていく竹浦に対し、江木はその足を抱えにいく。竹浦は足関節にエントリーを遮断、足を解除してパスを仕掛けて江木を立たせる。直後にダブルで上をとり、パスへ。

江木もスクランブルでがぶられると、下を選択し必死にリバースデラヒーバガードに。竹浦がケージが合って窮屈な姿勢でもパスを合わせて行くとしたところで時間となった。

2R、自分の形で下になりたい江木はジャンピングガ―ド。下になってデラヒーバへ。フックしない方の足首をコントロールし、無力化した竹浦は一気にパス狙いからバックへ。江木も背中を見せて、とらせずガードに戻る。

しかし、上四方まで回られると、ついには亀になりギロチンに捕えられ、スイープを許す。ここも頭を抜いた江木は、続く足関もロールしてエスケープ。竹浦は足を離して、トップへ。ケージ際で右足を取った竹浦は、立ち上がろうとした江木に対し、スクランブルを制して頭を抱えに行く。

がぶりからのバック狙いはケージを背負って防ぐ、江木。攻め込まれ続けながらも、ケージを利した防御は昨年からケージでの連戦、そしてMMAを意識した練習の賜物か。

完全にポジションを許さなかった江木だったが、竹浦がついにレッグドラッグの要領で背中とケージの間に張り込み、背中をつけてきたところでニーインベリーへ。

マウントに移行し万全の態勢でギロチンをセットした竹浦が自ら下になり最後の力を振り絞って絞めあげていく──が、ここで時間切れとなった。

完全にグライディング・ループに江木を嵌めこみ、隙を見ては一本を狙った竹浦。上攻めの削るグラップリングで10分間攻め続けたが、痛み分けドローがあることで耐え続けた江木の粘りもまたサブオンリーの戦いを象徴していたといえる。


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【Finish10】寒河江寿泰と対戦──ジョセフ・チェン戦後の森戸新士「ここで燃えないと、面白くない」

【写真】前日のUnrivaledでタケット兄弟とジェイコブ・カウチのサポートを終え、広島に戻った足で神田T800周一と練習し、取材に応じてくれた──燃えている──森戸(C)MMAPLANET

5日(日)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開催されるFinish10で、森戸新士が寒河江寿泰と対戦する。

昨年来、ケージ内ポイント制グラップリングwith MMAグローブというProgressでの活躍が目立ち、グラップラーのイメージもついてきた森戸だ。1月のグラジエイターではジェセフ・チャンに敗れベルトは奪取ならず、2月の最終週にはウィリアムとアンドリューのタケット兄弟と過ごしたことで、彼の身の内に何が生まれたのだろうか。寒河江戦前の心境をLEOS柔術アカデミー広島で尋ねた。


壁レス、そしてパウンド(!!)も見せていた

──まず1月のProgressフォークスタイルグラップリング・ウェルター級王座決定戦、ジェセフ・チェン戦について改めて感想をお願いします。

「そうですね……あの試合は、結構差を感じてしまったので色々と取り組むべきところがあるな、と思いました。立ちで壁とか使ってどうにかしようと思っていたのですが、そこもできずに一発でテイクダウンに持っていかれてしまいました。

スナップダウンで崩されてしまったので……。組手の創り方とか練習からあまりできていなかったです。ちょっと、色々と見直そうと思いました」

──ただ、それは柔術をやるうえにおいては余り必要ない部分かと思うのですが。柔術家だから寝転んで、自分のやるべきことをやっていれば良い──という風に考えることは?

「やっぱりプログレスという新しいルールで戦うなかで変わってきた部分もあるし、あとはADCCとかも見据えて練習したいと思っています。そういう意味で、柔術のように引き込めば良いという考え方ではなくて、立ちでも勝負できるように普段から練習しようと思います」

──そのような考え方になっていた森戸選手にとって、Unrivaledに来日したタケット兄弟と過ごす時間が長かったというのは何か運命的なモノが感じられますね。

「タケット兄弟とはほぼ1週間付きっ切りでいたので、凄く刺激を貰いました。試したいことがたくさんあります。彼らと話をしていると、取り組み方の違いにも気づきました。打ち込みなんかでもアドバイスを貰いましたし。

ウィリアムが21歳で、アンドリューが19歳と凄く若いのですが、柔術に関する姿勢……その研究の深さの試合とか、違いがありました。『僕らの帰国後も質問があれば、尋ねてきてくれれば良いから』と言ってくれて。彼らからインスパイアされたことを練習で試してみたくて、凄く楽しみです」

──『オースチンに来いよ』とは?

「それも言ってもらえました(笑)。ちょっと計画したいですね」

──ジョセフ・チェン戦の完敗とタケット兄弟との邂逅で、森戸選手自身の中に変化が生まれましたか。

「そうですね。結構、燃えています。次の試合もすぐですし(笑)。FINISHでの試合は展開として、余り立ちとかならないと思いますけど色々と試したいことがあります」

──寒河江選手は階級的に一つ下かと。その寒河江選手との試合は、まず立ちはないかと予想されます。

「ハイ。ジョセフ・チェン選手と戦って、パスガードの仕掛けで削られ、追い詰められて負けてしまいました。そこも研究してきたので、ちょっと試したいですね。それとタケット兄弟のセミナーや打ち込みでも、パスガードでヒントを貰ったので。直ぐにできるかどうか別ですが、トライはしてみます」

──グラップリング、下がデキて当然のトップ時代に入りつつありますね。

「ウィリアム選手もレスリングができれば、それが一番楽に勝てると言っていましたし。ボトムの方が厳しいというグラップリングになってきていますね。自分も発展途上なので、練習で試して、さらに試合で試していきたいです」

──ADCCを狙うということですが、今後は道着の試合の方は?

「両方頑張ります。ジムをやっていて生徒さんにメインで教えているのは道着なので。そこで活躍できないと、説得力がなくなってしまいます。ちゃんと両方頑張りたいです。同時にグラップリングも広めたいと思っているので、そっちも実績を残すことができれば広島や中国地方で広めることができる。グラップリングのクラスも増やしたいですし。ちゃんと、道着もグラップリングも両方で実績を創りたいです」

──ADCC予選に出るとすれば、77キロ級でしょうか。

「66キロに落とせないことはないですけど、77キロですね。そうなると相手は大きくなることを考え、通常体重を少しあげるためにトレーニングを始めようと思っています」

──本気度が感じられます。プログレスで定期的にオファーがあったことで、グラップリング熱が高まったということはありますか。

「明らかにきっかけにはなっています。ノーギの試合機会がなかなかないなか、プログレスからコンスタントにオファーをもらったことで、モチベーションをずっと保つことができました。そういうなかでADCCで頑張っている岩本健汰選手のような存在がいる。インスパイアされながら自分も頑張りたいと思います」

──ジェセフ・チェンが巻いたベルトに関しては?

「いつか取り戻せるように……取り戻せるじゃないですね、1回も取っていないので(笑)。勝ち取れるように、しっかりと積んでいきたいと思います」

──自分など、愕然としてしまったジョセフ・チェンの強さだったのですが、そこで諦めるのではなくモチベーションになったと。

「ここで燃えないと、面白くないですよ」

──なるほど、です。では、その燃えている森戸選手の寒河江選手との試合に向けて意気込みをお願いします。

「ADCCとか世界に挑戦していきたいので、ちゃんと日本で実績を積むことが絶対です。色々と挑戦していくために、とりあえず目の前の試合に勝ちます」

■視聴方法(予定)
3月5日(日)
午前8時55分~ツイキャスLIVE
             
■ FINISH10対戦カード

<ライト級/5分3R>
日沖発(日本)
土屋大喜(日本)

<ライト級/5分3R>
上久保周哉(日本)
石橋佳大(日本)

<ライト級/5分3R>
寒河江寿泰(日本)
森戸新士(日本)

<IREコンバット柔術66キロ契約/10分1R>
村田卓実(日本)
杉山廣平(日本)

<73キロ契約/5分2R>
白木アマゾン大輔(日本)
竹内稔(日本)

<フェザー級/5分2R>
竹浦正起(日本)
江木伸成(日本)

<73キロ契約/5分2R>
小野隆史(日本)
大嶋聡承(日本)

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【Finish10】石橋佳大戦前の上久保周哉=MMAファイター─02─「今年、Road to UFCが無かったら……」

【写真】その視線の先は──(C)MMAPLANET

5日(日)に東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開催されるFinish10で石橋佳大と対戦する上久保周哉インタビュー後編。

Unrivaled02での勝利を経て、1週間後の石橋戦では吉岡戦とは違うテーマを持って臨むという。

グラップリングを戦うことでMMAファイターとして強くなると考える上久保、ONEとの契約が快勝された今、続くMMAの舞台はどのように考えているのか。

<上久保周哉インタビューPart.01はコチラから>


──では勝手ながらADCC66キロにチェレンジすることがMMAで強くなることなら、本当に上久保選手の挑戦が見てみたいですね。

「あぁ……そうですねぇ。ADCCにはそうやって出ている強い人もいますしね。出たいと言っちゃあ、出たいです。前回の予選は豪州で、今年はシンガポールですよね。以前のように気軽に出ることはできないですけど……。いつもタイミングが悪くて、出られなくて。

苦手なポジション、怖いポジションがなくなれば良いなと思ってやっています。急に足関節ができる選手になれなくても、仕掛けられた時に対処できるようにならないと」

──そのようななか、次のFINISHはケージで。ただし、トップを取るポイントはないサブオンリーです。

「ケージは戦いやすいですけど、今日とは違ったテーマを持ってやらないといけないなって思っています。漠然と戦うのではなくて」

──では石橋選手の印象を教えてください。グラップリングになるとMMAの激闘振りとは違い、要所を抑えてくるテクニシャンという風にも感じます。

「組み技のイメージは丁寧ですよね。頂柔術の人と試合をしたことがあって、意識をするということではなく普通に試合を見たことがあります。そうですね……MMAのイメージとは真逆かと勝手に思っています。強そうだし、練習で会う機会がなかったので組んでみたかった選手です」

──サブオンリー、5分✖3R。一本を狙うのか、ドミネイトしていれば時間切れでも構わないのか。MMAで強くなるために、どちらの思考で戦いますか。

「5分3Rにしてほしいとお願いしたんです。MMAを意識して。ただ一本は狙っていないといえば嘘になるし、狙っているかというとそれも違います。攻め込んだ末、それが一本になる。今日も一本を狙っていなかったわけでなくて、相手を削っていった先に一本があると考えています」

──打撃でも一発KOでなく、当て続けた先にKO勝ちがあるケースもあります。先日のONEのファブリシオ・アンドラジがジョン・リネケルを倒した試合のような。

「そういうイメージです。一緒だと思います」

──ということでFINISHの先、MMAの方はどうなっているのかと(笑)。

「MMA、やりたいですよ。やりたいと思い続けて、1年以上が経ちました。でも、練習を続けています」

──ONEとの契約が正式に切れて、他と交渉できるようになったのはいつからですか。

「実質、試合後から8、9カ月が過ぎてフリーになれた感じですね」

──狙いはRoad to UFCですか。

「Road to UFC……Road to があれば良いなと思っています」

──ちらほら出場選手の名前も聞かれ始めています。

「マジすか。誰が出るのですか?」

──〇〇〇〇〇選手。×××××選手とか△△△△選手、交渉している選手はその数倍はいるかと。

「あぁ、〇〇〇〇〇選手の名前は聞いています。Road toがなければ、今年はどこででも試合をします。欲を言えば、ローカルでも構わないので海外のどこかでやりたいですが、そこは自分がやりたいからといって戦えるわけでもない。そうやって考えると、国内でも戦います」

──リングでも戦いますか? 完全に誘導尋問ですが(笑)。

「少なくともこの1年間、1度も声が掛かっていないので僕のことは興味ないですよ(笑)」

──アハハハ。ところでUFCを狙うことで、試合の機会が逸する。それがファイターにとって不幸という、大沢ケンジ理論も正しい一面があると思います。だからこそ、上久保選手のMMAが見たいですね。FINISH後は。朗報お待ちしています。試合が決まるのが、朗報ってどういうことかと思うのですが……。

「いや、ホントそうですよね(笑)。でも、フリーランスになってまだ4カ月ほどで。半年ぐらいは掛かるモノだと思って動き出しているので。ファイターに試合は必要です。でも田中(路教)選手とか、米国に住んでいてLFAもあれだけ試合を組んでくれないモノなのですか?」

──そこは近々、田中選手に現状を尋ねようと思っています。何か動きはあったようなので。

「田中選手はRoad toは無理なのですか?」

──やはりバンタム級は気になりますか(笑)。最近自分の耳に入って来るのが30歳ではなく32歳という数字なんですよね。

「32歳ですか……。30歳ぐらいまで取りたいってことですね(笑)」

──いやぁ、そこも思うんですよ。ジェンダーレスが当然の世の中で、なぜ年齢の区別があって良いのか。もちろん格闘技なので、考慮される点はありますが、一律っぽく通例になっているのは世の中に逆行しているかと。メディカルに掛かる費用が違うというのも、ではそのメディカルの費用が高くなる年齢も、これだけ医学が発達し人生100年と言われるようになっても20年前と同じなのかと。

「確かに、そうッスよね。選手寿命は長くなっているし、40歳越えてUFCチャンピオンになる選手がいるのだから……年齢差別(笑)。まぁ、強い選手はそこを越えて行けるのでしょうけど。

でも30歳から32歳には伸びた。僕は今年で30歳になるので、ここでRoad toがなければドサ回りする覚悟はできています」

■視聴方法(予定)
3月5日(日)
午前8時55分~ツイキャスLIVE
             
■対戦カード

<ライト級/5分3R>
日沖発(日本)
土屋大喜(日本)

<ライト級/5分3R>
上久保周哉(日本)
石橋佳大(日本)

<ライト級/5分3R>
寒河江寿泰(日本)
森戸新士(日本)

<IREコンバット柔術66キロ契約/10分1R>
村田卓実(日本)
杉山廣平(日本)

<73キロ契約/5分2R>
白木アマゾン大輔(日本)
竹内稔(日本)

<フェザー級/5分2R>
竹浦正起(日本)
江木伸成(日本)

<73キロ契約/5分2R>
小野隆史(日本)
大嶋聡承(日本)

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FINISH10 MMA MMAPLANET o UNRIVALED UNRIVALED02 YouTube   ウィリアム・タケット コンバット柔術 ジョセフ・チェン 上久保周哉 吉岡崇人 寒河江寿泰 岩本健汰 日沖発 杉山廣平 村田卓実 森戸新士 江木伸成 白木アマゾン大輔 石橋佳大 竹浦正起

【Unrivaled02&Finish10】吉岡崇人に勝利、石橋佳大戦へ上久保周哉─01─前に岩本×タケット感想戦??

【写真】自分がある、あり過ぎる上久保は自分の言葉を持っています(C)MMAPLANET

2月26日(日)、東京都世田谷区のiTSCOMA STUDIO&HALL二子玉ライズで開催されたUnrivaled02で、上久保周也が吉岡崇人に勝利した。

その上久保、5日(日)には東京都港区のリバーサル田町芝浦スタジオで開かれるFinish10で石橋佳大と対戦することが決まっている。僅か1週間のインターバルで柔術黒帯に続き、元MMAファイターとグラップリングで戦う。かたやマットでポイント制、もう一方はケージでサブオンリーと違いがあっても、MMAで強くなるために組み技戦に挑む上久保のやるべきことは変わらない。

そんな上久保に吉岡戦の手応え、石橋戦の抱負を訊こうとしたところ、直ぐ隣にメインを戦ったばかりの岩本健汰の姿があり、自然発生的に両者に話してもらうこととなった矢先、岩本とで激闘を繰り広げたばかりのウィリアム・タケットが挨拶にやってきた。結果、岩本とタケットの歓談から、上久保の話を振ることとなった。


──せっかくなので本人を前にして、メインの感想をお願いできますか。

岩本 あっ。僕、上久保選手の試合が見られなかったので。勝った……15分がやりきったと聞いています。

「もう、いつのもヤツですよ(笑)。15分間、相手を固定していたス」

岩本 壁が無いから。

「そう……。でも、岩本君が負けたのショックだった、そうは言っても」

岩本 あと1年あれば、絶対に勝てそうです。

──おおっ!! 森戸選手とジョセフ・チェンの試合を見て、そして今日のウィリアム・タケット戦を見て、改めて岩本選手の強さが認識できた次第です。

岩本 正直、最初に組んだ時、レスリングは余裕だなって思いました。行ける……入ったら倒せると思いました。

「上の組手は、全然勝てそうだったよね」

──実は試合の試合前にケガをして、岩本選手からはレスリングに行けないという話を聞いていました。

「えっ、そうなの?」

岩本 ハイ。専修大レスリング部で水曜日に練習して、テイクダウンに入られた時に相手の指が食い込んで。それで、ブチって。速攻で帰宅して、ずっと休んでいました。だから四つ組みとかはやらなかったです。でも、レスリングでは絶対に勝てると思います。

──昨年のADCCオセアニア・アジア予選、ジョセフ・チェンを破ったのは延長サドンデスでした。今日、終盤パスを取って同点、そしてサドンデスになれば行けたかも……と。そして、そのパスももう少しという風に見えました。

岩本 毎回、僕の場合は……。

ウィリアム・タケット(がやって来て) アリガト。

岩本 凄く勉強になったよ。今回の試合前にBチームで練習したの?

タケット 1度だけね。そんなに行ってない、1度だけだよ。でもニッキー(ライアン)達と良い練習ができた。いやぁ、でも疲れたよ。日本に来るまで試合は10分だと思っていたんだ。

──えっ、そうなのですか。

タケット そうなんだ。だから、もう10分を過ぎるとホントもう動けなくなってしまった。

──77キロで2人の再戦が見たいです。できればADCC世界大会で。

タケット 次のアブダビには、僕は88キロでエントリーする予定なんだ。

岩本 じゃあ、今度はアンドリューが77キロで?

タケット そうなんだ。前回、アンドリューは西海岸予選に66キロで出て、減量し過ぎて力を発揮できなかったから。だから、僕はこれから体を大きくしないといけない。ケンタは体重、どれぐらいなの?

岩本 80キロ付近だよ。

タケット 僕もそれぐらいなんだ。

岩本 それよりヒザのケガの方は問題なかった?

タケット 大丈夫。まだ少し痛いけど。

岩本 でも、本当にヒザが柔軟だったよ。

タケット そうじゃないと戦えない(笑)。ただ、まだ100パーセントじゃないんだ。去年のADCC世界大会でデマテウス・シュゼンスキにやられて。

岩本 ああ、アオキロックでヒザをやったんだ。

タケット そう、アオキロックだった。カカトが捻る形だったから、ヒザがやられた。

岩本 ヒールフックみたいに極まったんだね。

タケット タップしたけど、間に合わなかった。いや、とにかく今日は戦えて光栄だったよ。本当にありがとう。アブダビでは77キロ級に僕がいなくても、アンドリューが必ず出るから。

岩本 楽しみにしているよ。こちらこそ、ありがとう。

タケット またオースチンにやってくるんだろう?  その時に!!

──という戦った者同士の会話でした。

岩本 スミマセン。質問の返答の途中だったのですが、最後のパスは普通の相手なら抜けていたと思います。でも、凄く柔らかくて。

「そんなにずらしている感じじゃなかったよね。見ている限りは」

岩本 足だけがふにゃっとしていました。普通だったら、あそこから行けるんですけど。

「岩本君のパスを耐えているって、見ているだけでも勉強になるから。でも、スタンドでテイクダウンが取れると思っていた」

岩本 今日のコンディションだと、あそこで攻められないのは仕方なかったです。

──ケガがなければ、と。そんななか、上久保選手は来週はFINISHで石橋佳大選手とのサブオンリーが控えているなかで、今日は吉岡崇人選手の引き込み2つのペナルティ4Pで勝利しました。

「完封したいという気持ちはずっとあったので。トップを取って、トップをキープする。パンチを落とせる場所にいることを意識して、相手の仕掛けは切りつつ自分の時間を長くすることを考えていました」

──上久保選手はMMAで強くなるためにグラップリングに出ています。

「ハイ」

──組み技系のグラップラーでも柔術黒帯の吉岡選手に対して、トップにいて噛みつきと担ぎパスを狙い続けるという戦い方を選択する選手がどれだけいるのか。ずっと吉岡選手のフィールドで戦い続けましたね。

「Unrivaledのルール上、-2Pが入った時点で付き合わないで、相手の回りをぐるぐると動いていれば勝てます。でも、自分は相手を削りに行くポジションにいることが一番落ち着ける。触ってこそ、だし。試合のなかで、そういう練習をしたいと思ってやっています」

──相手が、入れば足関節を使いこなす。そういう相手でも、やはりトップにいる戦いを選択できる……だけの自信がありますか。

「それをやりたい……というか(笑)。最優先は勝つことであること。それは間違いないです。仕掛けられると、しっかりと切らないといけないのも当然です。当然なんですけど、じゃあ遠くでグルグルとランニングしていれば良いのか、と。それは自分がMMAで勝つためには必要ないので」

──その理屈でいえばグラップリング界の強豪と戦って、そういう戦いを仕掛けることが上久保選手のMMAファイターの成長につながるということですね。

「そういう選手から上を取って、削っていかないと。柔術の強い選手と試合をして、テイクダウンにいかないで試合に勝とうと思ったら、その時点で自分の持っているカードが減ります。それはしたくない。自分の強いところで勝負できる──そういう強さと自分が欲しいから、グラップリングの試合にも出ているので」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
3月5日(日)
午前8時55分~ツイキャスLIVE
             
■対戦カード

<ライト級/5分3R>
上久保周哉(日本)
石橋佳大(日本)

<ライト級/5分3R>
日沖発(日本)
土屋大喜(日本)

<ライト級/5分3R>
寒河江寿泰(日本)
森戸新士(日本)

<IREコンバット柔術66キロ契約/10分1R>
村田卓実(日本)
杉山廣平(日本)

<73キロ契約/5分2R>
白木アマゾン大輔(日本)
竹内稔(日本)

<フェザー級/5分2R>
竹浦正起(日本)
江木伸成(日本)

<73キロ契約/5分2R>
小野隆史(日本)
大嶋聡承(日本)

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Kombat04 MMA MMAPLANET o UNRIVALED UNRIVALED02 上久保周哉 寒河江寿泰 日沖発 森戸新士 竹浦正起 高橋サブミッション雄己

【Kombat04】国内でグラップリングが盛り上がる気配のなか、高橋Submissionはフィラデルフィアで戦う

【写真】ここで米国、しかもFLOGrapplingで配信される試合に出場する、それが高橋雄己(C)MMAPLANET

2月26日(日・現地時間)にペンシルバニア州フィラデルフィアのルクソール・フィラデルフィアで開催されるKonbat04のサブオンリー・グラップリング戦に高橋サブミッション雄己が出場し、ラミロ・ヒメネスと対戦する。

コンバットはFinishers Subonlyが主宰する3つの大会=Kombat、Open、そしてSurvivor Seriesの一つ。トーナメント戦でなく、スーパーファイトとタイトル戦というワンマッチ形式でイベントが実施されている。


高橋はEBIルールのバンタム級戦でヒメネスと対戦するが、同プロモーションの発表によるとランキング5位の相手だという。現状、6試合が明らかとなっている同イベント。恥ずかしながら、対戦相手もイベント自体はMMAPLANETでは全くもって情報を持ち得ていない。

そんななか国内では、1月22日のGladiator内で実現したジョゼフ・チェン✖森戸新士のフォークスタイルグラップリング・ウェルター級タイトル戦に続き、2月26日のUnrivaled02にはタケット兄弟、ジェイコブ・カウチの来日が決まっている。さらには3月5日には森戸、寒河江寿泰、白木大輔、日沖発、上久保周哉、竹浦正起、大嶋聡承らが出場するのFINISH10が開かれ、同月26日にはGladiator021でプログレス提供の組み技戦がマッチメイクされることも間違いない。

国内でグラップリングが盛り上がる気配を見せるなか、高橋がフィラデルフィアの──少なくとも日本国内では──名前が知られていない大会に出場するのが、彼らしく非常に興味深い。

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ABEMA DEEP MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase329 UFC   アミール・アルバジ パンクラス 上田将竜 松井斗輝 石黒翔也 竹浦正起 鶴屋怜 鶴屋浩

【Pancrase329】パラ千葉のフライ級ファイター達─03 ─鶴屋怜「粘り強さでも上田選手に負けない」

【写真】まず松井斗輝がグラチャンで勝利。怜と杉山が11日にそれぞれパンクラスとDEEPで大一番を迎える(C)MMAPLANET

11日(日)、東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPancrase329。同大会で鶴屋怜が上田将竜と対戦する。

デビューから1年半、パンクラス2戦目に挑むJ-MMAの未来はラスベガスのエクストリーム・クートゥアーでトレーニングをしてきた。米国で何を体験し、どのような印象を持ったのか。

鶴屋浩門下のフライ級の精鋭集中インタビュー、3人目は嫡男・鶴屋怜に話を訊いた。


──11日に上田将竜選手と戦う怜選手です。4月の秋葉戦の勝利後は次でタイトルマッチという気持ちがありましたが、1試合挟まれることになりました。

「前回、パンクラス初戦でランカーを倒しているのでタイトルマッチを戦いたいという気持ちはありました。でも自分より上の選手がいるので、その上田選手を倒してから挑戦しないとパンクラス・ストロー級のチャンピオンとは言えないかなとも思っています。そこを倒してから、チャンピオンになります」

──上田選手はパラエストラ柏に出稽古に来たことがあるという話でした。

「ハイ、1度だけ練習したことがあります。あくまでも練習ですけど、相性は良いんじゃないかと思います。ベテランでウェルラウンダー、良い選手です。2度、タイトルマッチを経験していて。その経験は自分にはないモノですし。そこの差があって負けることもあるかもしれないです。分からないですけど。そこは自分も油断をしないで、戦います。

でも練習と実戦のギャップも、そろそろなくさないといけない時期ですし。自分もそれだけMMAの実戦に慣れてきた面もあると思っています。そこを確かめる上でも、タイトルマッチの前に上田選手との試合が組まれたのは良かったかなと思っています。試合でまたMMAの実戦を経験できるので」

──練習と試合では「頑張り」に違いがあると思います。練習で頑張って、我慢してケガをしては元も子もない。でも、試合ではそういう部分が凄く影響してくる。そういう気持ちという部分こそ、上田選手の一番の武器ではないでしょうか。

「確かに試合で色々なことを経験しているだろうし、ここが勝負どころというところは粘り強いかもしれないです。でも自分は自分なりに高校のレスリングとか、日本で一番きつい練習を経験してきたと思うし、今も1日2部練を続けて5分5Rのスパーリングを一度も抜けることやっています。自分としては、粘り強さという部分でも上田選手に負けていないつもりです」

──それだけ練習をしているということですが、柔術から竹浦正起選手も参加されているのですね。

「ハイ、自分は今日はスパーをしなかったのですが、いつもやらせてもらっていて。色々な技術、自分にはない技術を持っているので凄く良い練習ができています。それとキッズ柔術時代に一緒にアブダビに行った石黒翔也選手も来てくれることがあって、本当に強い柔術家で良い練習になります。MMAの選手はやはりあれだけ足関節を仕掛けることはないですが、グラップリングの選手はどんどん仕掛けてくるので。そういうところはMMAとは違う練習ができていますね。

竹浦選手や石黒選手とパウンドがないことを想定にして、純粋にグラップリングのスパーでやりあえていると凄く良い練習になります」

──今日はスクランブルの攻防でビクトル投げから足関節を狙うという場面も見られました。

「自分の好きな動きなんですよね。あそこから展開を広げるというのは。足関節を極めることができなくても、最終的にあそこから自分が上になって攻めることができれば良いかと思っていつもやっています。立ちレスは絶対に負けないで、上を取る。そこをグラップリングの練習でも意識してスパーリングをしています。

あの流れ以外でも、練習だからこそ仕掛けることができるという動きもあるので。そこはどんどんチャレンジしてします。まだ試合ではできないことをスパーリングで試す。それはやってきています」

──今日の練習を見るだけで、最高の練習ができていると感じました。同じ階級で切磋琢磨できる練習パートナーがいて。現時点では、皆のターゲットが違う。

「ハイ、本当に良い練習になっています」

──そういうなかでラスベガスのエクストリーム・クートゥアで出稽古を経験してきました。ベガスの練習で、気付きのようなモノはありましたか。

「そうッスね。3週間ほどの滞在でしたけど、こっちの練習もあっちの練習も長所があります。ただ、あっちはこっちの練習と比較して、しっかりと打撃に時間を取っていました。そこが自分には足りないところだと実感できました。

それとどうしても自分より大きな選手が多くて、バンタム級の選手とスパーリングをすると力の差があるなと感じましたね」

──バンタム級の選手など、普段は70キロあって当然でしょうし。

「身長も180センチぐらいあって。やっぱり、今の自分はフライ級だなと。ただフライ級の選手とは普通にやれるというか、何ならUFCのランカーと練習をしても手応えがありました」

──おお、どのような選手と練習できたのでしょうか。

「アミール・アルバジとか、ですね」

──アルバジはスウェーデン国籍を持つイラン人で、UFCで3連勝中の選手ではないですか!! アルバジとやり合えたのですね。

「彼が試合前なのでケガをしないようにという感じでやっていたかもしれないですけど、正直、相性が良かったので全然余裕でした」

──ラスベガスで自信をつけることができた?

「ハイ。3週間はチョット短かったですけど、自分のなかで手応えを掴むことができたと思います」

<この項、続く>

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