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【ONE FN22】本戦2戦目、グホンジョン戦1カ月前に澤田千優が話していたこと「油断せず、フィニッシュ」

【写真】収録は3週間前、澤田の打撃は伸びしろばかりだが、その伸びが期待される打撃を使うことが絶対でないのがMMAの面白さ(C)SHOJIRO KAMEIKE

3日(金・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE FN22で、澤田千優がノエル・グホンジョンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

今年に入りONE本戦契約を得た澤田は、3月にONEアトム級5位のジヒン・ラズワンを判定で下した。前日計量をクリアできず、ハイドレーションテストもクリアできなかったなかで迎えたラズワン戦。澤田以上に体重をオーバーしていたラズワンに勝利した澤田は、その戦いの中で何を得たのか。改めてラズワン戦を振り返るとともに、グホンジョン対策も語ってくれた。


――1カ月前の試合になりますが(※取材は4月8日に行われた)、ラズワン戦の勝利おめでとうございます。

「ありがとうございます!」

――ONE出場は約1年振り、本戦契約の初戦となりました。改めて感想を教えてください。

「当然のことではありますが、ラズワン選手は今まで戦ってきた相手よりもパワーがありましたし、レベルも高かったです。これからもONEでレベルの高い相手と戦えることはワクワクしています。ランク5位のラズワン選手があれだけ強いのであれば、その上にいるハム・ソヒ選手やチャンピオンのスタンプ選手は、もっともっと高いレベルにいる。私もそのレベルの選手になれるように頑張らなきゃ、って思いました」

――勝利は勝利ですが、試合前の計量とハイドレーションテストはクリアできませんでした。どのような状況だったのでしょうか。

「やはりハイドレーションテストで難しい面はありました。今回の要因としては、提出の際に尿が出なかったことです。体重は予備計量でクリアしているかどうかは分かりますよね。でもハイドレーションテストの尿は……数値的なものは分からないので、クリアできるものかどうか色で判断していたんです。『今のは濃かったかなぁ』と考えたりしていると――」

――結果、提出のタイミングで尿が出なくなってしまったと。澤田選手がそのような状態にあるなか、ラズワンはハイドレーションテストをクリアしたものの、体重は2キロオーバーでした。

「相手のほうが先に計量を終えていて、ハイドレーションテストはクリアしていたから、体重を落とすのは諦めたのか……。私はクリアするために3時間ぐらい計量会場にいたのですが、ラズワン選手はもう戻ってきませんでした。

ただ、私も計量オーバーしているので、試合を拒否することはできなかったです。どちらもオーバーしているから平等である、という捉え方でした。さらにONEのルールではハイドレーションテストが優先されるので、あとはキャッチウェイトで戦うしかなくて」

――計量オーバー、ハイドレーションテストの失敗は試合に影響を及ぼしましたか。

「コンディションも良く、作戦を変えることはなかったです。ただメンタル面については……。小さい頃から体重に関してはシビアに考えていて、今回は『やってはいけないことをやってしまった』と考えました」

――……。

「でもセコンドの良太郎さんや松嶋こよみさんから『ここで泣いていても仕方ない。あとは勝つしかない。勝って状況を変えよう』と言われて、気持ちを切り替えることができました」

――確かに試合が成立すれば、あとは戦うしかありません。その点は海外の選手はハッキリしているように思います。

「あぁ、そうですよね。『何が悪いの?』というぐらいの感じの選手もいますし」

――試合では1Rに攻め急いでいる印象を受けました。それは計量オーバーが何か関係あったのでしょうか。

「計量オーバー云々ではなく、私の場合はよくあることなんですよね。もちろん良いことではないですけど(苦笑)。突っ込みすぎちゃったり、良いポジションを取りたいという気持ちが出すぎて、体が前のめりになってしまう。結果、三角に入られたりとか。

でも視野が狭くなることはなく、セコンドの声も全て聞くことはできていました。だから自分の中では冷静に戦うことはできていたんです。2R、3Rと進むにつれて落ち着きは出てきたと思います。でも視ている側からすれば、ヒヤヒヤしてしまう内容になりましたよね」

――2Rから何か変わったというのは、1R終了後のインターバルでセコンドからどのような声を掛けられたのでしょうか。

「まずスタンドの攻防は悪くない。だから安心して相手の動きを見ながら、ミットで練習したとおりにフェイントをかけて、タイミングが合えばテイクダウンに行け――という指示でした。そう言われて『いつも練習でやっていることが通用する相手なんだ』と思うことができて、私もいつもどおりの試合運びができたのかなって思います」

――ラズワンの打撃をかわしたり、相手に打撃を出させないようにしてテイクダウンに入る。それがチーム・アカツキのミット練習でやってきたことの成果だったのでしょうか。

「その成果が出た――と言っていいのでしょうか。あの試合内容であれば」

――そう言える試合内容だったと思います。

「ありがとうございます。しっかりとスタンドの攻防をしつつ、自分の良いところを出せたのは良かったですね。それが1Rだけでなく2R、3Rも続けることができましたし」

――一方で、ONE本戦契約の初戦として一本勝ちできず悔しいのか。あるいは勝つことができてホッとしているのか、どちらでしょうか。

「フィニッシュはしたかったです。でも相手のレベルが高いことは分かっていたし、まずは勝たないといけないっていう気持ちのほうが大きくて。もちろんフィニッシュして、目立つ試合をしなきゃいけなかったとは思いますが、まずは勝てたこと――しかも完封できたので良かったとは思っています。ファイターとしては完封したうえでフィニッシュすると、高望みしないといけないんでしょうけど(苦笑)。ただ、何より勝てて安心しました」

――前回の試合から2カ月のスパンでオファーが来たということは、ONEから評価してもらえているとのではないでしょうか。

「評価してもらえていると嬉しいです。特に前回はランキングに入っている選手に勝ったので、『サワダってどんな選手なんだ!?』と気になってくれているんじゃないかという手応えもあります。ラズワン戦の直後に、会場の廊下でマッチメイカーの方とすれ違って。その時に『おめでとう! またすぐ試合できるかい?』と訊かれたんです」

――おぉっ!? それは凄いですね。

「その時点では即答できなかったんですけど、帰国してからONEジャパン経由で正式なオファーが届いて、今回の試合が決まりました。やっぱり勝っただけじゃなく、すぐ次のオファーが来たことも安心できた理由でしたね」

――ラズワン戦と同日にグホンジョンはヴィクトリア・ソウザに判定勝ちを収めています。ONEとしても同日に同じ階級の試合で勝った者同士の試合は組みやすかったでしょうね。

「そのほうが選手側もそうですし、観ている人にとっても分かりやすいですよね。次の試合が想定しやすくて」

――ご自身の試合前に、グホンジョンに対して「勝てば次はこの選手かなぁ」と意識しましたか。

「絶対にこの選手と対戦するだろうとは思っていなかったです。でも体の大きさや動きも近い部分があって。控室も同じだったのでグホンジョン選手を見ながら『やっぱりラズワン選手は大きいなぁ』と考えていました(笑)」

――アハハハ。確かに澤田選手、グホンジョン、そしてソウザはフレームも近かったですね。ただただラズワンがONEアトム級の中では大きすぎるという。

「グホンジョン選手の試合を視て、MMAファイターとして全てできるというよりは柔道ベースで腰が重く、一発一発のパンチに体重が乗っていると思いました。一発もらったら危ないなという印象です。足さばきや組みついた時の投げも無意識でやっているように感じますね。あとはスイッチせずに自分の構えを貫きながら前に出てくるタイプなので、そこは警戒しつつ、私も相手の得意な部分に付き合わず戦いたいです」

――グホンジョンの特徴として相手がテイクダウンに来た際、自身がどんな体勢でもカウンターで投げてきます。今まであのようなタイプはいなかったのではないですか。

「今までは相手が投げのムーブに入ったとしても、その前に私が組みきっているからテイクダウンできていました。グホンジョン選手は投げの体勢に入るまでのスピードが速いので、警戒しないといけないですね。特に相手が投げの体勢に入れないよう、私から動いていきたいです。

あと、たとえば私の体が浮いてしまっていると、相手は投げやすくなってしまうじゃないですか。そこは気をつけて丁寧に倒していきたい。それとMMAなので、相手の意識を投げ以外に散らすことができるような打撃を出していきます」

――なるほど。では最後に、次のグホンジョン戦への意気込みをお願いします。

「2戦目で、まだまだ世界に強い人はたくさんいます。油断せず、フィニッシュして『この選手の試合を見たい』という勝ち方をして日本に帰ってきたいです」

■放送予定
5月4日(土・日本時間)
午前8時45分~U-NEXT

■ ONE22対戦カード

<ONEムエタイ女子世界ストロー級選手間試合/3分5R>
[王者]スミラ・サンデル(スウェーデン)
[暫定王者] ナタリア・ディアチコワ(ロシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アクバル・アブデュラエフ(キルギス)
ハリル・アミール(トルコ)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シンサムット・クリンミー(タイ)
ドミトリー・メンシコフ(ロシア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
モーリス・アベビ(スイス)
ジャン・リーポン(中国)

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ウェイ・ルイ(中国)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
リース・マクラーレン(豪州)
フー・ヤン(中国)

<キック・ライト級/3分3R>
ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)
ボグダン・シュマロフ(ブルガリア)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
澤田千優(日本)
ノエル・グホンジョン(フランス)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーンPK・センチャイ(タイ)
ザガリア・ジャマリ(モロッコ)

<サブミッショングラップリング132ポンド契約/10分1R>
市川奈々美(日本)
ビアンカ・バシリオ(タイ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ショーン・クリマコ(米国)
ホシュエ・クルス(メキシコ)

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45 DREAM K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE FN22 ウェイ・ルイ キック ジョナサン・ハガティー ジョン・リネケル ボクシング ルンピニー 秋元皓貴

【ONE FN22】秋元皓貴が約1年6カ月ぶりの復帰戦、対戦相手はONE初参戦のウェイ・ルイ

5月4日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Fight Night 22にて、秋元皓貴×ウェイ・ルイのバンタム級キックボクシングルールの一戦が決まった。
text by Takumi Nakamura


ウェイ・ルイは中国・武林風WLFでの活躍を経て、2017年2月に新生K-1で初来日。初代ライト級(62.5kg)王座決定トーナメントを制して王座に就くと、同年6月にはゴンナパー・ウィラサクレックを下して初防衛に成功した。

翌2018年3月に卜部功也に敗れて王座を明け渡し、それ以降は中国を中心に戦ってきたが、今年3月にONE Championshipとの契約が発表され、ONEデビュー戦で元ONEキックボクシング世界バンタム級王者・秋元との対戦が決定。日本の立ち技格闘技ファンにとっては注目カードの実現となった。

一方の秋元は2022年11月のペッタノン・ペットファーガス戦後、イヴォルブMMAのファイトチームが事実上解散となり帰国。イヴォルブMMA時代のコーチ=シアー・バハドゥルザダがジムを構えるアメリカに行く計画もあったが、現在は日本のPOWER OF DREAMを拠点に練習を続けている。

試合については、今年1月のONE日本大会でジョナサン・ハガティーとのタイトル戦やジョン・リネケルとのミックスルールなども計画されるも最終決定には至らず。試合そのものもペッタノン戦以来、約1年6カ月ぶりとなったが「キックにプライドを持って、キックの競技レベルを上げたい」という秋元の想い通りのカードになったと言えるだろう。今回のカード決定に伴い、ONEからのプレスリリースでは以下のコメントが届いている。

秋元皓貴
「自分がONEで中国人を過去に倒してきて、“中国人キラー”と言われるような選手になっていることが嬉しいです。警戒されるということは実力が認められているということかと思います。ただやることは変わらないので、仕事をやり切るのみです。ウェイ・ルイは蹴りもパンチも上手い選手なので、離れた距離での試合になるのかなと予想しています。そこでの攻防っていうのは見ていて面白いのかなと。

ウェイ・ルイも僕も蹴りが得意なので、そこは見どころの一つかと思います。本当に自分も(試合を)たくさん待ちましたし、ファンの方もすごく自分の試合を待ってくれていたと思います。今まで試合がなかった期間しっかりトレーニングをして成長しているし、その姿をお見せできると思いますので、当日しっかり楽しんでもらえたらと思います」

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45 ACA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN16 ONE FN19   アブラォン・アモリン キック ジョナサン・ハガティー ダニエル・ウィリアムス ダヤニ・カルドゾ ファブリシオ・アンドラジ フィリッピ・ロボ ボクシング マンスール・マラチェフ リト・アディワン ルンピニー ヴァウミール・ダ・シウバ 手塚裕之 武尊 猿田洋祐 秋元皓貴

【ONE FN19】キック&ムエタイ王者ハガティー「MMAグローブでムエタイをやりたくてONEを選んだ」

【写真】キックとムエタイの2冠王でもあるハガティーは「プライオリティを置いているのはムエタイだ」と語った (C)ONE

17日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE FN19にて、ジョナサン・ハガティーがONEムエタイ世界バンタム級王者として、フィリッピ・ロボの挑戦を受ける。
Text by Takumi Nakamura

タイ人に匹敵する多彩なテクニックとKOする破壊力を併せ持ち、ONEでムエタイとキックボクシングの2冠王に君臨しているハガティー。フライ級時代は減量苦に悩まされたが、バンタム級に階級を上げたことでONEを代表する立ち技ファイターとしての地位を確立させた。MMAPLANET初登場となるインタビューを公開!


――昨年11月のONE FN16ファブリシオ・アンドラジにKO勝利し、ムエタイに続いてキックボクシングルールでも世界王者になりました。あの試合を振り返っていただけますか。

「人間を超えた野獣のような2人の試合になって、そこでしっかり勝つことができた。これからはムエタイだけじゃなくてキックのベルトも防衛していきたい」

――ムエタイ→キックの順でベルトを獲ることになりましたが、どちらのルールを優先してやりたいという考えはあったのですか。

「やっぱり僕がプライオリティを置いているのはムエタイのベルトだ。僕はずっとムエタイをやってキャリアを積んできた。そしてノンオーという子供の頃から見ていた素晴らしいチャンピオンに勝って、ONEムエタイのベルトを巻くことが出来た。僕としてはムエタイのベルトをメインに防衛を続けていきたい」

――MMAPLANET初登場ということで、経歴的な部分も聞かせてください。ハガティー選手は何歳からムエタイを始めたのですか。

「僕の父がMMAファイターで6歳の時に始めて、最初はただ楽しむためにやっていた。13歳から真剣に取り組むようになって、今に至っている」

――ハガティー選手はONE公式サイトの所属の表記が「Keddles Gym/Knowlesy Academy/Team Underground」となっていますが、普段はどこで練習しているのですか。

「最初にKeddles Gymで練習を始めて、Knowlesy Academyに移って、今はTeam Underground MMAで練習している。このジムはMMAという名前がついているけど、ボクシング、キックボクシング、ムエタイとあらゆる格闘技を学ぶことが出来るジムなんだ」

――ハガティー選手は以前からテクニックに優れた選手でしたが、それはコーチの指導によるものなのですか。それとも自分でもテクニックを考えるのが好きなのですか。

「僕には父を含めて3人のコーチがいて、本当に素晴らしいコーチたちだ。それと同時に神様が僕に格闘技の才能というギフトもくれた。そのギフトを活かしてくれる最高のチームのおかげで今の僕があると思っている」

――ちなみにタイ人のコーチに教わったことはないのですか。

「普段はイギリスで練習をしているんだけど、試合前になるとタイのサムイにあるジムでトレーニングキャンプを行う。そこにはクジャックというタイ人コーチもいるけど、イギリスからトレーナーのクリスチャン・ノーズも一緒に来て、そのチームでトレーニングしている」

――イギリス人のトレーナーと練習して、一流のタイ人と渡り合うテクニックを身につけたのですね。それはすごく驚きです。

「そう言ってもらえてうれしいよ」

――ハガティー選手は色んな選択肢があったなかで、2019年にONEで対戦することを選びました。その理由を教えてもらえますか。

「ムエタイで最高峰の選手が揃っている舞台がONEだし、今もそれは変わらないと思う。それと何よりMMAグローブでのムエタイルールは、僕のファイトスタイルに最もフィットしているもので、ONEのムエタイルールで戦いたいと思って、ONEで試合することを選んだ。今こうしてONEで戦い、ベルトを巻けたことは本当にうれしいよ」

――また昨年フライ級からバンタム級に階級を上げましたが、かなり減量が厳しくなっていたのですか。

「その通り。フライ級時代は本当に減量が大変で、何度も試合前に病院に運ばれたことがある。その時にこれは階級を上げろというサインだと思ったし、チーム全員でバンタム級に上げることを決めたんだ」

――ハガティー選手はフライ級でロッタン・ジットムアンノンと2度対戦して、1度目は判定負け、2度目はTKO負けという結果でした。ずばりコンディションはかなり悪かったのですか。

「フライ級時代はどれだけいい状態に仕上げても70パーセントが最大だった。その状態でも最初のロッタン戦は負けていないと思っている。フライ級ではなんとか気持ちを奮い立たたせて戦っていたけど、やはりバンタム級の方がベストの自分で戦うことが出来る。だからぜひロッタンにはバンタム級に階級を上げてもらって、100パーセントの自分と戦ってほしい」

――今大会ではムエタイ王座をかけて、ランキング3位のフィリッピ・ロボと対戦します。ロボにはどんな印象を持っていますか。

「凄くハードワークでタイトルマッチまで上がってきた選手で、それはランキングにも表れていると思う。スタイルマッチアップでも、自分とはすごく合う相手だと思うけど、しっかり倒してベルトを防衛するよ。バチバチの打ち合いでファンが喜ぶエキサイティングな試合をしたい」

――先日、ONEの日本大会が開催されました。ハガティー選手も地元イギリスで試合をしたいという想いはありますか。

「もちろんイギリスに戻って戦いたいし、ONEもヨーロッパで大会を開催することを計画していると思う。イギリスのファンは最高だから、彼らの前で戦いたいね!」

――またONEがムエタイ・キックの試合を組むことで、多くのファイターが世界中で戦うことが出来るようになったと思います。その状況をどう思いますか。

「チャトリCEOとONEのおかげでムエタイがどれだけ素晴らしいスポーツを世界中に見せられていると思う。それはすごくうれしいし、彼らの取り組みには本当に感謝しているよ」

――日本ファンはキックルールでのハガティー選手と秋元皓貴選手の試合を望む声が多いです。彼との試合は意識していますか。

「僕とヒロキの試合は絶対に実現するだろう。ヒロキはすごくパワフルで強いファイターだけど、もし戦うことになったら勝つのは僕だよ」

――今では階級が変わったので簡単ではないことは百も承知なのですが……ハガティ、ロッタン、スーパーレック、武尊の4人が絡むところは見たかったです。一人の格闘技ファンとして。

「そう言ってくれてありがとう。どの選手も世界最高のファイターたちだから、僕も彼らとは戦いたい。ただ先ほど話したようにもう僕はフライ級まで体重を落とすことは難しいんだ。もし彼らがバンタム級に上げることになったら僕はいつでも戦うし、お互いに調整してキャッチウエイトでやることもありだと思う」

――ハガティー選手のようにテクニカルでKOを狙う選手は日本でもファンが多いです。最後に日本のファンにメッセージをいただけますか。

「日本からも応援してくれてありがとう。これからもファンのみんながドキドキ・ワクワクするような相手と戦って、エキサイティングな試合をするよ!」

■放送予定
2月17日(土・日本時間)
午前9時45分~U-NEXT

■ONE FN19 計量結果
※日本時間 2月15日 23時50分時点

<ONEムエタイ世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] ジョナサン・ハガティー:65.31キロ
[挑戦者] フィリッピ・ロボ:65.54キロ

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス:65.77キロ
モハメド・ユネス・ラバー:未計量

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ダニエル・ウィリアムス:56.70キロ
リト・アディワン:56.59キロ

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン:76.54キロ
ナウゼット・トルヒーリョ:76.66キロ

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
手塚裕之:82.78キロ
ヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)➡アブラォン・アモリン:82.78キロ

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
ルーク・リッシ:未計量
エディ・アバソロ:69.74キロ

<ミックスルール女子ストロー級(※56.7キロ)/3分3R>
ワンダーガール・ナット・ジャルンサック:56.70キロ
ダヤニ・カルドゾ:未計量

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
マンスール・マラチェフ:56.59キロ
猿田洋祐:56.59キロ

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
トンプーン・PKセンチャイ:56.70キロ
ティムール・チュイコフ:56.59キロ

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MMA MMAPLANET o ONE Special キック ジョナサン・ハガティー ボクシング ルンピニー 秋元皓貴

【Special】秋元皓貴が語る現在と今後―02―「キックにプライドを持って、競技レベルを上げたい」

【写真】秋元は同じ立ち技でもキックへの強いこだわりを持つ(C)ONE

シンガポールから一時帰国している、元ONEキックボクシング世界バンタム級王者・秋元皓貴のインタビュー後編。
text by Takumi Nakamura

前編ではEvolve MMAのファイトチームの事実上の解散、今後の練習環境について話した秋元だが、後編ではムエタイではなくキックルールで戦うことへのこだわり、そして日本大会への想いを語ってくれた。

<秋元皓貴インタビューPart.1はコチラ


――秋元選手がONEに参戦した当初と比べると、ONEの立ち技を取り巻く環境が大きく変わったと思います。今のONEの立ち技の状況をどう見ていますか。

「以前のONEは全体的にレベルが高かったというよりは、数名強い選手がいて他の選手はそこまでだったと思うんです。でもその強い選手を目指して試合をするので、他の選手のレベルの上がるスピードが速いですよね。初めて見たときは『そうでもないな』と思っていた選手が一気に強くなってタイトルに挑戦していたり、そこがすごく印象的ですね」

――毎週ルンピニースタジアムでONE Friday Fightsが開催され、試合もアグレッシブになり、ポイントゲームのムエタイは減ってきたと思います。

「僕も同じムエタイではあるけどONEのムエタイは別物だと思って見ています。みんなアグレッシブに打ち合って、すごいペースで試合を続けているので心配になるレベルです(苦笑)」

――そのなかで秋元選手は立ち技という括りではなく、キックボクシングルールに強くこだわっていますが、それはなぜですか。

「ONEで試合をすることが決まった当初はキックでもムエタイでもどちらでもいいと思っていたのですが、今となってはキックでチャンピオンになりたいし、ムエタイでチャンピオンになろうとは思わないですね。確かにONE FFのムエタイではアグレッシブに戦う傾向がありますが、やっぱりキックとムエタイでは距離も技術も違うし、僕は別競技だと思うんです。だからプライドを持ってキックボクシングをやっていきたいと思うようになりました」

――キックとムエタイをどちらもやる選手もいますが、秋元選手は完全な別競技として「キックボクシング」をもっと確立・完成したものにしたいですか。

「はい。例えば僕が空手で本来より上の階級に出てみようと思ったとき、それは自分が強いからというよりも、相手のレベル的に階級を上げても勝てると思ったからなんです。だからキックとムエタイを両方できるというのは、その選手がすごいと言うよりも、キックとムエタイにそこまで強い選手がいないという風に見えちゃうんです。だから僕はキックボクシングという競技にプライドを持ってやって、競技としてのレベルを上げたいし、ムエタイと兼用している選手には負けちゃいけないと思っています」

――それだけキックにこだわっている秋元選手はムエタイ王者のジョナサン・ハガティーとMMA王者のファブリシオ・アンドラージがキック王座を争ったことを率直にどう思いましたか?

「素直な意見としては、意味がないチャンピオンが生まれただけだなと思いした。早く僕がベルトを獲って自分が真のチャンピオンになりたい思います」

――秋元選手自身、次の試合はいつ頃を予定していますか。

「今のところ具体的な話はないですが、来年中にはベルトを獲り戻したいと思っています。1~2試合やってタイトルマッチでも構わないですし、焦らず急がず今できることをやっていれば必ずチャンスが来ると思っています」

――ONEのチャトリCEOは来年の日本大会開催を明言しています。それについてはいかがでしょうか。

「日本で試合をしたいという想いが強いかと言われたら、そこまではないのかもしれないです。今は生観戦できなくても、世界中どこで試合をやって試合を見ることができますからね。ただ日本で大会が開催されるのであれば、確実に出ていきたいですし、そこで最高のパフォーマンスを見せたいと思います」

――ONEの王座奪還はもちろん、今後のファイターとしての目標はなんですか。

「これはずっと変わらないんですけど、ONEキックボクシングのバンタム級では相手がいないと言われるくらい強いチャンピオンでいたいと思います。ずっと防衛を続けて『誰が秋元を倒せるんだろう?』とか『階級を変えても秋元と戦いたい』と思われるような選手になりたいです」

――秋元選手は長年ONEで試合をしてきて、自分がONEの立ち技を切り開いてきたという想いはありますか。

「僕はONEという団体に強くしてもらったと思っているんですよ。すごく強い選手と試合を組んでもらって、その選手に勝つために色んな練習をして強くなることができたので。それをONEに返していきたいというか。いい試合をしてONEに恩返ししたいです」

――秋元選手の復活、そして日本大会出場を期待しているファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「僕が日本でキックをやっていた頃から見ている人もいますし、ONEに行ってから知ってくれた方もたくさんいると思います。前回は不甲斐ない試合をしてしまいましたが、これからアメリカに行ってさらにレベルを上げてこようと思います。日本大会が正式に決まれば、自分も日本大会に名乗りを上げたいと思っているので、その時はぜひ応援よろしくお願いいたします」

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【Special】秋元皓貴が語る現在と今後―01―「Evolveのファイトチームが事実上の解散になって…」

【写真】約4年住んでいたシンガポールを離れ、今後はEvolveで指導を受けていたシアー・バハドゥルザダのいるアメリカに練習の拠点を移すことを計画している(C)MMAPLANET

昨年11月のONE163でペッタノン・ペットフォーガスに敗れた、元ONEキックボクシング世界バンタム級王者の秋元皓貴。
text by Takumi Nakamura

ペッタノン戦を最後に1年以上試合から遠ざかっているが、この間にシンガポールのEvolve MMAから一旦帰国し、今は新たな練習環境を整えている最中だという。

なぜ秋元はシンガポールを離れることになったのか。そして今後の活動や試合はどうなるのか。ジョナサン・ハガティーが新王者となり、チャトリCEOがONE日本大会の開催を明言する中、日本の格闘技ファンが気になる存在――秋元のインタビューを前後編でお届けしたい。


――秋元選手がシンガポール=イヴォルブMMAを離れ、日本に戻っているとお聞きして取材をお願いしました。改めて今の秋元選手の状況を聞かせていただけますか。

「シンガポールに住んで約4年経ったところでビザの更新が必要だったのですが、ほとんどの選手が更新できないということになったんです。それでイヴォルブのファイトチームが事実上の解散となってしまい、僕も日本に戻ってきたという流れです」

――ビザが更新できなかったのは、シンガポールの法的に難しいということだったのですか。

「そうですね。僕も細かいことは分からないのですが、僕がシンガポールに行ったタイミングで『これからビザの更新が難しくなる』という話は聞いていて、年々ビザを更新せずに帰国する人が増えていたんですね。その流れに僕含めてイヴォルブにいた外国人選手たちも巻き込まれたという感じですね。ビザを取ろうと思えば取れるのですが、かなりハードルが高くなっているので、みんな練習環境を変えるという道を選びました」

――そういった理由だったのですね。何かトラブルがあったかと思い、心配していました。

「シンガポールからは離れましたが、これからもイヴォルブの在籍選手として、ONEで試合をしていきます」

――とはいえ練習環境がガラリと変わるわけで、ファイトチームが解散となった時は不安にならなかったですか。

「自分としてはすごくショックで不安な部分はあったんですけど、僕はこれまでの格闘技人生、空手から始まって、キックに転向して、また空手に戻って、海外でキックを再開して……と、競技や戦う場所を変えながらやってきたんですね。そういう変化がある時は自分にとってプラスになっていて、強くなるきっかけになっているので、今回も強くなるチャンスだと思ってトレーニングを続けています」

――秋元選手にとってシンガポールで過ごした日々はどんな時間でしたか。

「はじめは単身シンガポールに住んでいて、その時は精神的にもきつかったのですが、半年経ってから家族と一緒に住むようになったので、そこはなくなりましたね。あと周りの選手・スタッフがみんなポジティブな人間ばかりだったんですよね」

――イヴォルブの所属選手はタイ人とブラジル人が多い印象です。

「はい。ファイトチームはタイ人が40%、ブラジル人が40%ぐらいの構成で、みんな陽気なので彼らと触れ合ううちに自分のメンタルも変わっていきました(笑)」

――普段からタイ人&ブラジル人と接していると細かいことを気にしなくなりそうです(笑)。具体的に現地ではどのような練習をしていたのですか。

「イヴォルブのファイトチームはムエタイチームとMMAチームに分かれていて、最初の2年間はムエタイチームとして練習していたんですね。ただムエタイチームと言っても、みんなイヴォルブでインストラクターをやりながら試合をする兼業の選手がほとんどで、選手専業の自分とはちょっと温度差があったんですよ。練習そのものもコーチやトレーナーが指導するというよりも、各選手に任せてあるような形で、自分には物足りなかったです」

――日本在住のタイ人もトレーナー業がメインで試合もするというタイプの選手がいますが、それに近い感覚なのでしょうか。

「そうですね。そうは言ってもノンオーやサムエーなので、むちゃくちゃレベルは高いですよ(笑)」

――なぜ途中でムエタイチームからMMAチームに移ったのですか。

「イヴォルブは当時シンガポールに4つジムがあって、ムエタイチームの選手たちは普段それぞれのジムにいて、選手練の時に1つのジムに集まって練習する形だったんです。それがコロナとロックダウンの影響で、ジムを行き来できなくなってしまって。それで僕はムエタイチームではなく、MMAチームに合流して練習することになりました」

――MMAチームでは打撃の練習にのみ参加する形だったのですか。

「僕はMMAやグラップリングの練習には参加せず、純粋な打撃と組みつくまでの打撃のスパーリングに交じって練習していました」

――MMAチームと練習することで、どんなプラスがありましたか。

「ムエタイの選手はみんな上手くて速いんですけど、僕としては相手の動きを見やすいんですよね。逆にMMAの選手は組みのフェイントからパンチを出してきますし、動きの予測が難しい。それに対応しようとすると動体視力がよくなって、ディフェンス能力が上がったと思います。またMMAチームはコーチ指導のもと、チームとして練習ができていました」

――秋元選手は色々な立ち技格闘技を経験しているので、MMAの打撃も違和感がなかったと思いますし、MMAのエッセンスが入ったこともプラスになったと思います。

「それはありますね。MMAチームの練習に参加するようになって、僕的にはコーチの指導をすんなり聞き入れることができたんです。それはきっと色んな競技をやってきたからだと思うし、もしこれが空手だけ、キックだけ、ムエタイだけの選手だったらMMAの指導に対して拒否反応があったと思います。僕の場合はそれがなかったので『こういう技術や考えがあるんだ』と思って、一つのテクニックや技術の引き出しとして練習していました」

――イヴォルブで一番指導を受けていたのは誰ですか。

「一番練習を見てもらったのはシアー(・バハドゥルザダ、元修斗世界ライトヘビー級王者で、戦極やUFCでも活躍)ですね。僕がカピタン・ペッティンディーに勝ってチャンピオンになった時もずっと練習を見てもらっていました。ファイトチーム解散後、シアーはアメリカにいて、僕もアメリカに行ってシアーのところで練習をしようと思ってます。今そのために色々と準備を進めているところです」

<この項、続く>

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【ONE Reign of Dynasties II】メインに秋元皓貴! MMAは2試合で澤田龍人がミャオ・リータオを対戦

【写真】なかなか厳しい相手、ONEの図式では格上のリータオとの対戦となった澤田(C)MMAPLANET

16日(金・現地時間)に世界配信されるONE112「Reign of Dynasties II」の対戦カードが明らかとなっている。

ホーム=シンガポールで海外選手を招聘しての興行を再開したONE Championship。ライブ中継中のReign of Dynasties Iのライブ中継中に今大会のメインにEvolve在住の秋元皓貴がジャン・チェンロンと戦うことが発表されていた。


Reign of Dynasties第1弾はムエタイがメインながら、MMAが5試合組まれていたが──今回は立ち技が4試合でMMAは2試合となっている。その上位に組まれているのが、ケアヌ・スッバ✖タン・カイだ。

スッバは昨年5月の高橋遼伍戦で自ら蹴り放ったローキックで左足のスネを骨折し、長期欠場に追い込まれていたマレーシアMMA界をアギラン・タニと引っ張る存在だ。欠場中のONEのイベントリポーターとしても活躍してきた。そのケアヌにたいするタン・カイはRebel FCからONEに転じて2連勝中で、昨年11月にはラカイのエドワード・ケリーを下している。スタンドもグラウンドでもアグレッシブな打撃が売りのタン・カイとケアヌの総合力の争いとなる。

そしてもう1試合組まれたMMAマッチには秋元と同様にシンガポール、Evolve在住の澤田龍人が出場する。Evolveのトライアウトに合格し、Warrior Seriesから本戦にステップを果たし澤田にとって、昨年12月のボカン・マスンヤネ戦の敗北から再起戦──非常に大切な試合の相手はミャオ・リータオだ。

タン・カイと同様に強いフィジカルを武器に粗くアグレッシブな攻めを見せるリータオは、既にデェダムロン・ソーアミュアイシルチョークとポンシリ・ミートサティートを下しているが、さらになる飛躍を誓ったジャレミー・ミアド戦でまさかの跳びヒザでKO負けを喫した。リータオもまたこの試合が敗北からのカムバック戦となり、トップ5入りを目指すために負けられない一戦となる。

この試合が決まった直後に澤田がMMAPLANETに語った意気込みは以下の通りだ。

澤田龍人
「相手は体もデカくてフィジカルが強い印象です。打撃の1発が強く、テイクダウンも投げも勢いよく仕掛けてくる選手なので、間をしっかり考えて戦おうと思います。この試合は今のONEのストロー級での自分の位置が分かる試合じゃないかと思うので、しっかりフィニッシュを狙って戦います」

※のちほどファイトウィークの澤田龍人のインタビューを掲載します。

■視聴方法(予定)
10月16日(金・日本時間)
午後9時30分~ ABEMA格闘チャンネル
午後9時30分~ONE App
毎週木曜、26時05分~テレビ東京「格闘王誕生! ONE Championship」

■ONE Reign of Dynasties II対戦カード

<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ジャン・チェンロン(中国)

<ムエタイ・フェザー級/3分3R>
サゲッダーオ・ペットパヤータイ(タイ)
ジャン・チュンユ(中国)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
タン・カイ(中国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アズワン・チェウィル(マレーシア)
ワン・ウェンフェン(中国)

<ストロー級(※61.2キロ)/5分3R>
澤田龍人(日本)
ミャオ・リータオ(中国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
モハメド・ビン・マムード(マレーシア)
ハン・ズーハオ(中国)

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