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Interview J-CAGE ONE Road to ONE03 ブログ 内藤のび太 猿田洋祐

【Road to ONE03】猿田洋祐と対戦決定、内藤のび太─02─「結局はどこまで頑張れるのかというところを」

【写真】ここから先は別人になる。それこそが、内藤のび太というMMAファイターの最大の特徴だ (C)MMAPLANET

9月10日(木)、東京都渋谷区のO-Eastで開催されるROAD TO ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT。同大会で猿田洋祐との対戦が決まった内藤のび太インタビュー後編。

試合が決定するプロセスなど非常にのび太らしいエピソードを話してくれたが、自らの練習環境に話が及ぶと、のび太らしい自信のない言葉が連発された。

これぞ内藤のび太、試合前にネガティブ、思い切りの良い発言が聞かれないほど、試合で魅せてくれるはずだ。

<内藤のび太インタビューPart.01はコチラから>


──猿田選手の想定を少しでも上回ることができる自信の程は?

「まぁ毎回新しいことをやろうとして、結局上手くいかない。そういうチグハグな試合が続いているので、今回こそちゃんと変えていくことができればと思います」

──新型コロナウィルス感染が起こったあともパラエストラ千葉ネット勢は大切な試合が続いてきました。

「皆の試合を自分に置き換えて、試合に出たいとか思うことはなく……ただ、皆に勝ってほしいという想いでいました。そのなかで皆の練習を見ていたし、自分の練習相手もしてくれました。やはり勉強になる部分もあったので、そこを上手く自分のなかに落とし込んで次の試合までに生かせるようになりたいです。色々な選手が、試合があったことで凄く良い経験をさせてもらいました」

──扇久保選手が朝倉海選手との大一番で敗れてしまいましが、猿田選手との試合ではパレ千葉の看板を背負って戦うという意識はありますか。

「う~ん、そういうことは……う~ん、チームのトップの方が負けるというのは……それがチームとして強くなるきっかけになるかもしれないし、あの試合がきっかけでチームが落ち目になっていくのか、また上がっていくのは、これからの僕らの試合結果で決まって来ると言うのは感じています。

でも、扇久保選手の試合と僕の試合は違います。あんなに大きな試合を先にしてもらったので、それよりは気が楽だというのはあります(苦笑)」

──これまで猿田選手がONEと契約して以来、常に『本当に強い選手がやってきた』と言っていました。のび太選手の方が修斗でもONEでも先にベルトを獲っているのですが。

「猿田選手は僕のなかでは先輩です。アマチュア時代にプロの興行を見た時に、もう試合に出ていた方なので。年齢は自分の方が上ですが、そんな強い選手に戦いたいと言ってもらえるのは不思議な感じです。しかも上の階級で戦っていた選手で。自分はフライ級で戦うなんてできないですし、そういう意味でも尊敬しています」

──猿田選手はここで勝って、ジョシュア・パシオに挑戦すると明言しています。

「う~ん、そこまで考えられないですね(苦笑)。とりあえず、この一戦は大変なんで。アハハハハ、頑張ります」

──今、パラ千葉は勢いのある若い選手がジムに揃っていますね。あの若い選手が力任せに思い切り攻めてくる。ベテランとしてはケガのリスクなど考えることはないでしょうか。

「鶴屋さんの息子の怜君とスパーリングをしていると、気が付いた時には宙を舞っている時があります(笑)。でも、そういう若い選手が思い切りぶつかっているという状況は、なかなかないですし、天狗にならないで済みます」

──のび太選手が天狗になるところは、一切想像できないですよ(笑)。

「それは……僕は常に年齢も違った、それぞれタイプも違う強い人が練習相手がいるので。怜君なんて、昔から強くなるなって分かっていたし……。天狗になることはないのですが、二回り下の子に宙を舞わされるのは……なかなかですよ(苦笑)」

──刺激にはならないですか。負けるものか、と。

「刺激になるというか……『いつまでスパーリングの相手が務まるかな』という怖さはあります(苦笑)。あの輪の中にいつまで加わっていられるのか……」

──どんどんネガティブになっていくので(苦笑)、猿田選手との試合に話題を戻させてください。この試合、勝利を得るために内藤のび太が見せないといけない戦いは、どのようなモノでしょうか。

「そうッスね……1年、2年のポッとでの2人でなくて色々なモノがあるので、そのストーリーというのは……あのう、う~ん、お互い違うスタイルの選手なので、結局はどこまで頑張れるのかというところを見てもらえればと思います。

難しい試合ですけど、猿田選手は錚々たる選手たちと戦ってきているので、そういう経験をしてきた選手と戦えることは凄く有難いです。そう思って戦います」

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【Road to ONE03】猿田洋祐と対戦決定、内藤のび太─01─「やられるのが嬉しいわけじゃないですけど…」

【写真】後ろで猿田も撮影中で、なぜか満面の笑みを浮かべる。対戦相手が2メートルぐらい横で取材を受けているのは、それは選手は気を使ってしまうだろう──が、のび太の受け答えはそことは別レベル(笑) (C)MMAPLANET

9月10日(木)、東京都渋谷区のO-Eastで開催されるROAD TO ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT。同大会で猿田洋祐との対戦が決まった内藤のび太。

17日に行われた会見後の個別取材で、猿田に続きのび太の話を訊いた。理路整然かつ、熱量をもってのび太との試合を語った猿田に対し、のび太は横で別媒体の取材を受けている猿田を気にしつつ、自らのワールドをフル回転させた。


──会見が終わり、ベシャリが上手くなったという評判です(笑)。

「上手くなっていないです……(苦笑)。よほど下手だと思われているだけで……」

──アハハハハ。TVカメラの取材でないと、試合や対戦相手のことは話せていましたよね(笑)。

「全く話せないイメージがあるんですかね……分からないです。でも、TVになると難しいです(苦笑)」

──ずっとラブコールをしてきた猿田選手との試合が決まりました。オファーがあった時は、どう思いましたか。

「あぁ~って思いました」

──あぁ~って……と(爆)。

「思っていたタイミングではなかったので。このタイミングで日本人対決になるんだなって」

──Road to ONE、国内対決ですし──コロナ禍にあることを考えると国際戦のほうがあり得なくないですか。

「Road to ONEがまたあることも噂ぐらいでしか知らなかったので。何とも分からないですけど……オファーの前に大会があることは誰かから聞いて、自分のことはオファーが来てから考えようと思っていました。正直、このタイミングではないと思っていたので……そうしたら自分より上の相手だったので光栄です」

──試合は去年の11月以来ですね。

「気持ち的には4月ぐらいに試合ができればと思っていましたが、それどころではなくなってしまったので……。それはもうしょうがないというか、そういう感じで。ちょこちょこ格闘技の大会が開かれるようになったので、自分もいつか来るかなとは考えることもあったのですが、まさかこのタイミングとは考えていなかったです。ちょっとビックリしましたけど……ちょっと嬉しかったです」

──嬉しかったというのは?

「まぁ嬉しいと言うか……やられるのが嬉しいわけじゃないですけど……」

──やられることスタートですか(爆)。

「例えば……です。そういうわけじゃないですけど、自分にオファーが来たのが嬉しかったです」

──このオファーがのび太選手の耳に届いていたであろう頃、パラエストラ柏で鶴屋代表の取材がありました。この猿田選手との試合のオファーがあるという話題になり、鶴屋さんは『受けるしかない。そうじゃないと道は開けない』というようなことを言われていました。鶴屋さんはのび太選手にもそういう風な話をされたのでしょうか。

「……。あのう僕がLINEのプロフィールに名前を入れていなくて……。下の名前だけで、苗字を外しているんです」

──NOBUTAKAとしているわけですね。

「ハイ、そうしたら鶴屋さんが、誰が内藤のび太が分からなくなってしまって……」

──ダハハハハ。また強烈な裏話ですね。アジア中、一緒に回っている弟子を(笑)。

「で、とりあえず弟にLINEがいって。こういうオファーが来ているよって弟から僕に連絡があったんです。僕から鶴屋さんに返したんですけど、また鶴屋さんからは弟経由で返事がきて。なんか三角系で……弟を通して、やり取りをしていました」

──やりとりの経由は分かりました(笑)。お尋ねしたかったのは、その時にどう思ったかです(苦笑)。

「悩みました。できればもうちょい時間が欲しいなと思いました」

──あぁ、のび太選手は2カ月あればというスタンスですよね。

「ハイ、2カ月欲しいです。今回は1カ月だったので、でも練習はしているので大丈夫という感じです。案外、その方が良いのかもしれないですし。逆に2カ月あるとプレッシャーが掛かり続けて、疲弊してくことも考えられます。

この気持ちで一気に試合を迎えることができるパターンもあるかもしれないですし。それは終わってみないと分からないですけど……試合までの時間のこともあって悩みました。でも、受けたのでやるだけです」

──2人でやられたインスタライブで猿田選手が本当にのび太選手のことを的確に理解していて。それをのび太選手は「有難いです」と呑気に語っていましたが、それだけ研究されているということで。この試合が決まった瞬間に、あのインスタライブの件を思い出しました。

「凄かったですよね。猿田選手は1人で全部やってくれて。僕は途中でいなくなったりしたのに、1人でやってくれるので。『あぁ、ちゃんとした人なんだなぁ』って(笑)」

──それは猿田選手が普通にちゃんとしている人であって、逆にのび太選手がヤバいということでは……。それにしても、もうほとんど丸裸にされている感じではないでしょうか。

「まぁ……そうですね。そこまで僕を知ってくれている人と戦うのは初めてですね。そういうなかで対策を立てていると思いますし、その通りに崩されないことですね。だから猿田選手の想定よりも、ちょっと上の動きをしたいです。そうですね、ちょっと上回れたら良いと思います」

<この項、続く>

■ ONE110 No Surrender III対戦カード

<ムエタイ・バンタム級T準決勝/3分3R>
センマニー・クロンスアンプルリゾート(タイ)
クラップタム・ソーチョーピャッウータイ(タイ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
モンコルペット・ペッティンディーアカデミー(タイ)
ソク・ティー(カンボジア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
ファビオ・ピンカ(フランス)

<ムエタイ・女子ストロー級/3分3R>
ワンダーガール・フェアテックス(タイ)
ブルック・ファレル(豪州)

<ムエタイ・女子アトム級/3分3R>
マリー・ルーメット(エストニア)
Little Tiger(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ベン・ロイル(英国)
クインティン・トーマス(米国)

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Interview ROAD FC Road to ONE03 ブログ 内藤のび太 猿田洋祐

【Road to ONE03】大願成就、内藤のび太戦へ。猿田洋祐「何が必要? あの戦いから逃げないこと」

【写真】コロナも日本の格闘技界も関係ない。勝てば官軍の一騎打ちだ (C)MMAPLANET

9月10日(木)、東京都渋谷区のO-Eastで開催されるROAD TO ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT。同大会で猿田洋祐が内藤のび太と戦うことが、17日(月)に行われた記者会見で発表された。

猿田、のび太ともに修斗世界ストロー級王者から、ONE世界ストロー級チャンピオンとなり、現在は無冠だ。何より猿田にとっては、長年熱望してきた戦いが実現することとなった。

なぜ、猿田はのび太の背中を追い続け、戦うことを望み続けてきたのか──会見終了後の個別取材で尋ねた。


──ケージに入る前、あるいは試合が決まる前から戦いが始まっているかと思います。そういう風に考えると、のび太戦の準備は猿田選手の方がずっとできているのではないかと。

「やっぱり戦いたいと思っていた期間が長いですからね。2015年の年末にフライ級挑戦者決定戦で扇久保選手に負けて、また一から積み上げてタイトルを目指すのか、それとも違う団体にいくのか。色々と考えた時に……やっぱり修斗が好きで。そのなかで、誰と戦いたいのかと考えた時に1階級下に無敗ののび太選手がいて。

一気に駆け上がってきた選手なので、今から考えると自分と真逆で羨ましくて……彼のような選手になりたかったんでしょうね」

──のび太選手は社会性に乏しく、実社会で大丈夫なのかなって思われている人じゃないですか?

「そんな風に言われていますけど、試合になると負けない。そのギャップに憧れていた部分はあったと思います。限界を超えて相手に食らいつく……戦略を立てて綺麗に戦うとかでなく。自分はのび太選手のように、試合で出し切れているのかって思っていました」

──のび太選手は逆に猿田選手のような運動神経の良い選手に憧れていると思います。ところで修斗でもONEでもチャンピオンになり、そしてONEではベルトを失った者同士です。どこかのび太選手に勝ってベルトに挑戦したいという気持ちはありましたか。

「修斗でのび太選手が返上したベルトを僕が取って、そこからONEで一緒になったので、やるんだったらタイトルマッチでという気持ちが強かったです。僕の目標はベルト奪回とのび太選手に勝つこと。ONEだと日本人対決は難しい。なら僕がベルトを獲って、日本大会でのび太選手を指名させてもらうつもりだったんです。そういう気持ちでやってきました」

──そこまでの想いだったのですね。最高の相手で、もう試合に集中するだけという状況かと思います。

「本当にその通りです。我がままを聞いてもらったというか……自分も格闘技界全体のこととか考えないといけないんですけど、青木さんのおかげで好き勝手やらせてもらっています。そこを青木さんに任せてしまって申し訳ない気持ちもあります。ただ、この試合はゴールに向かって、そこだけを考えたいです」

──今、この大会でのび太選手と戦う。引き合いに出されて迷惑かと思いますが、箕輪ひろば選手が相手だと気持ちは違いますか。

「試合を断ることはないです。与えられた仕事をするのは変わり有りません。試合に向けて、気持ちの入れ方も変わらないはずです。でも……楽しめないですね。パシオに挑戦するために戦う試合になります」

──とはいえ、のび太選手と戦いたいではなく、勝ちたいということですよね。

「もちろんです。自信もあります。勝つことで自分のやってきたことを証明できる。そうですね、ずっとのび太選手と戦いたかったのは、勝つことで救われるということだったんだと思います。この試合は本当に自分のための試合です。人に喜んでもらうとか、良い勝ち方とかでなく、自分のためにのび太選手を倒したいです」

──4年間、想ってきた試合でどういう自分が必要でしょうか。

「あの戦いから逃げないこと……じゃないでしょうか。皆、のび太選手と試合をすると、シングルを取らせないため距離を取ってカウンターを合わせようとする。そういう試合をします。

自分は入ってきてもらって構わない。そこで違いを見せるつもりです」

──3Rだと5Rより分が良いというのは?

「のび太選手は5Rの選手ですから、若干ですけど3Rの方が有利です」

──カウンターになってしまうのですが、猿田選手は5R動き続けるフィジカルも心肺機能もあります。それでも3Rの方が有利になると思う部分、それこそが彼の一番強いところではないですか。

「気持ちですね。3Rが終わったぐらいから元気になるんですよね(笑)。そこに行くまで終わせる……、多少は僕に優位に働きます」

──終わらせるということだと、昨年10月の北方大地選手との試合で良いイメージを創ることができたのではないでしょうか。

「アレは巧く行き過ぎたと捉えています。自分の実力、北方選手との力の差とは思っていないです。たまたまのタイミングで、運が自分に向いただけで」

──世界同時中継ということは、ジョシュア・パシオがバギオで視聴するかと思います。

「彼が視ることで、プレッシャーを感じるような試合をしたいです。パシオ選手がのび太選手と戦った時のように逃げずに、自分はこう戦ってフィニッシュするんだと見せることで強さをアピールし、プレッシャーを与えることができると思うので……そういう試合にしたいです」

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【Road to ONE03】猿田洋祐「我がままを通したい」✖内藤のび太「僕にできる試合しかできない」

【写真】会見ではのび太の話が上手くなっているという空気があったが、文字起こしすると決してそんなことはないことが判明した (C)MMAPLANET

17日(月)に東京都渋谷区のシャトー・アメーバで行われたROAD TO ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT の記者会見。

9月10日(木)に渋谷のO-Eastで開催される同大会で戦うことが決まった猿田洋祐と内藤のび太──修斗とONEストロー級を制した者同士のガチンコマッチについて、両者の抱負、司会者からの質問、そして記者との質疑応答という流れで紹介したい(※要約)。


猿田洋祐
「この試合はONEの一つの試合ではなくて、自分が修斗の時代から……4年前にストロー級に落としたのは、のび太選手に挑戦したかったからです。このカードが決まって、凄く嬉しいと思っています。ONEで日本人対決はなかなか難しいのですが、コロナ禍の影響で海外では試合ができなくなったからこそ実現したカードです。のび太選手に勝つことで、パシオ選手に挑戦できると思うので、しっかりと壁を越えて日本のストロー級ナンバーワンとしてパシオ選手に挑戦したいと思います」

内藤のび太
「こんな状況のなか、自分にオファーをして頂きありがとうございます。自分よりランキングで上の選手と戦えるということを光栄に思います。その期待に応える試合ができると思います。そんな感じです」

続いて司会者から、のび太の印象を聞かれた猿田は「自分が勝ち負けを繰り返していた選手で、のび太選手は修斗でもONEでも勝ち続けてきた。この選手に勝つことで、これまでやってきたことが証明できる──自分が救われるという気持ちがあります。のび太選手は毎回、苦しい試合……自分から苦しい展開に持っていって相手を削り、最後は勝利につなげる気持ちが強い選手です」と返答した。

対してのび太は「僕が修斗で戦う前から試合に出ていた選手で、先輩です。階級も上で、ずっと見てきた選手なので戦えることが光栄です。日本人対決があまりできないと思ってきたので、こういう機会でこれ以上ないタイミングだと思いました」と猿田の印象を話し、質疑応答が始まった。

──猿田選手への質問です。削り合いのなかで、どこで上回りたいですか。

猿田 戦略的なことは言えないですが、上手く戦おうとは思っていないです。のび太選手と同じようなキツイ試合をして、のび太選手を疲弊させてパウンドアウトしたいです。

──日本での試合に関しては、どのように思っていますか。

のび太 久々なんですけど、日本で試合ができることは嬉しいです。

猿田 自分はあまり日本でも海外でも場所は関係なく気持ちが創れるタイプなので、それほど関係ないですが、良いところは調整が楽なことです。あとはお客さんが多少入るってことで、生でファンの人に見てもらえることは嬉しいです。

──コロナ禍で戦う、どのような試合をしたいですか。また、どのような調整をしてきましたか。

のび太 どういう試合というか、僕にできる試合しかできないので。それで何か響けば良いかなって感じです。練習は集団で集まってという機会は多少減りましたが、会う人を減らして何とかやっていく感じでやっているので、その方が良いかもしれないです。分からないですけど。

猿田 5月ぐらいまでは1人で練習したり、奥さんが元格闘家なので手伝ってもらって打ち込みとかしていました。6月からはチームのなかだけの練習にしぼって、チームがどうのように強くなるかを考えながらやってきました。この試合に関しては、自分のやりたい試合、我がままを通したいと思います。のび太選手が相手だから。

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J-CAGE ONE Road to ONE03 ブログ 内藤のび太 江藤公洋 猿田洋祐 青木真也

【Road to ONE03】9月10日、TOKYO FIGHT NIGHT──青木✖江藤、猿田✖のび太、全世界同時中継

【写真】覚悟は決まっているのか?!(C)MMAPLANET

17日(月)に東京都渋谷区のシャトー。アメーバで9月10日(木)に渋谷のO-Eastで開催されるROAD TO ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHTの開催と2試合の発表会見が行われた。

SNSで青木真也が発言していた試合は、9月10日のRoad to ONE 03「Tokyo Fight Night」だった。会見の冒頭で秦英之ONE JAPAN社長は「大きな会場でも多くのお客さんに来ていただけない現状を鑑みて、逆にタイトな会場で最新の演出でお送りするテレビマッチをONEを盛り上げてくれるABEMAのおひざ元・渋谷からお送りすることにしました」と挨拶した。


大会キャッチフレーズは「覚悟を決めろよ」

上記の発言から思い浮かぶのは、7月12日に那須川天心がメインを務めたRISE on ABEMAだ。巨大スクリーンでファンと現場を繋ぎ、凝った舞台演出も見られた。今回のRoad to ONEは──その天心大会のテイストと、ONE本体の特色であるLED舞台照明の合体した視聴者が楽しめる舞台になることが予想される。

気になる青木の相手は江藤公洋、今回発表ももう1試合はストロー級の猿田洋祐✖内藤のび太の一戦だ。これはもうONE本戦のメインカードといえるマッチアップ、猿田にとっては4年前の修斗で活動していた時期から熱望していた試合が現実となる。

これまで開催されてきたRoad to ONEでは立ち技の試合やグラップリングマッチも組まれてきたが、TOKYO FIGHT NIGHTでもグラップリングはともかくSuper Series出場を目指す日本人キックボクサーや和製ナックモエの登場も十分に考えられる。

また秦社長の口から「数百人規模でお客さんにお越しいただくことになると思います」という話があったように、今回はライブ観戦可能な有観客大会だ。200人から300人の集客を行うという話もあるが、この辺りは他のカードとともに正式発表を待ちたい。

なお「覚悟を決めろよ」というキャッチフレーズの今大会は、世界同時中継が行われるということも会見で明らかとなっている。

※出場選手の質疑応答等での発言等は後程、掲載します。

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Interview ONE ONE Championship ブログ 佐藤将光 松嶋こよみ 猿田洋祐

【ONE】リスタート、ONEチャンピオンシップ。松嶋こよみ、佐藤将光、猿田洋祐、再開に向けての声

【写真】松嶋、佐藤、猿田、世界王座が視界にある3者だ (C)ONE

26 日(金・現地時間)にONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が、7月31日にタイのバンコクでONE「No surrender」を開催することを発表した。

元々ONEでは7月中にタイでのイベント再開を視野に入れており、その状況は関係各所には伝わって来ていた。当然、ONEとパートナーシップを結ぶABEMAにもその報を届いており、ABEMAではあらかじめONE出場日本人選手から活動再開に関してのコメントを集めていた。ONEチャンピオンシップ、リスタートが正式発表のタイミングで、それら日本人MMA選手の声をお届けしたい。まずは第三弾として松嶋こよみ、佐藤将光、猿田洋祐の今の気持ちとは。


松嶋こよみ
「ONE Championship再開が決まりとても嬉しく思っています。まだ世界的にも新型コロナウイルスの影響はあり油断できない状況ですが、早く戦いたい気持ちでいっぱいです。当面は無観客大会などになると思いますが、画面越しで応援していただける格闘技ファンの皆さんに気迫の伝わるような試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」

佐藤将光
「率直に嬉しいです。それと共にどういう形態であれ、選手に場を与えてくださりありがとうございます。コロナ禍で改めて生きることについて考え、試合することで表現する事が私は大好きなんだと感じました。この先何年も試合できないかと考え絶望さえ感じました。またお客さんと一緒に盛り上がれる日が来るかと思うと今は楽しみで仕方ないです!
格闘技は最高です」

猿田洋祐
「 ONE Championship 再開を待ち望んでいましたので嬉しく思います。 自分の中で今年はベルトを奪還すると決めているので、コロナによって色んな変化があっても気持ちが切れる事はなかったです。会社員として普段と変わらない仕事をしながら、いつ試合が来ても飛びつけるように自分で出来るトレーニングを続けて毎日生きてきました。またこの期間にSNSを通じて自分の事を知って貰い応援してくれる人も増えました。 自分の好きな格闘技を通じて世界中の皆さんに元気を与えて行きます!

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Interview ONE ジョシュア・パシオ ブログ 内藤のび太 未分類 猿田洋祐

【ONE】「のび太さん、疲れないですか?」。ONE IGライブ──猿田洋祐&内藤のび太の公開質問への返答!!

【写真】のび太……ありがとうございますじゃないだろう……(笑)(C)MMAPLANET

ONEアスリート達の対談にファンが参加できるIGライブ。先週末は16日(土)に高橋遼伍✖中原由貴、17日(日)には猿田洋祐✖内藤のび太の対談が行われた。

MMAPLANETでは出演者に質問を公開で投げかけており、高橋&中原に続き猿田とのび太の回答を紹介したい。

彼らへの質問と、その返答は以下の通りだ。

──2人とも現チャンピオンのジョシュア・パシオと1勝1敗です。猿田選手、のび太選手が次にパシオを戦った際、どこに注意してどう戦えば良いかアドバイスをお願いします。同様にのび太選手、猿田選手がパシオともう1度戦った時の注意点と攻略方法を。自身の経験に基づき、相手のスタイルを考慮したうえで話してもらえると助かります。


猿田 僕からはですね…あのこのIGライブ、パシオ選手見ていますけど(笑)。 まあ、良いか(笑)。基本彼は待ちで、カウンターじゃないですか。あんまり自分から前に出てきたりとか、仕掛けて来ないので。自分からタックル入ったりとか消耗したりした時に、ポイント取りにくるイメージなので。のび太さんは遠い間合いからとか、低いシングルでタックル入るじゃないですか。あれ結構疲れないですか?。

のび太 疲れるっス。あと、恥ずかしいっス。そんな言って頂いて……自分が見られていて……(笑)。

猿田 あれだとスプロールされて疲れるし、足触れなくなっちゃうんで。

のび太 確かに……。

猿田 あと、がぶりからのヒザとかあるじゃないですか。

のび太 怖いっス。

猿田 だから、あれだとポイント取られやすいというか。そういう危険性があるので。自分がやるとしたらリーチ生かして、蹴り使うとか。パシオ選手とのび太選手との試合を見た時に、前傾というかいつでもスプロールできるように状態も低くやっていたので、あの状態を少し上げさせる為に、ミドル・ハイ蹴ったりとか前蹴り蹴ったりとか。

のび太 本気のアドバイスしてくれているじゃないですか。マジで(笑)。

猿田 あははは(笑)

のび太 ありがとうございます!

猿田 あと、自分はコレをやったんですよ。ハイエルボーのジャブ。あれも蹴りじゃなくて、ハイエルボーのジャブを使って相手の上体を起こさせる。そこからテイクダウンに入るとか、ボディを打つとか。そういう感じで戦略立ててやっていたたんですけど。のび太選手もリーチがあるから、蹴りとかでも全然良いんじゃないかなと思います。

のび太 ありがたいです!

猿田 あと、もっとガチのやつ言っていいですか?

のび太 えっ、何ですか?

猿田 もっとスタンドでプレッシャーかけて、パシオ選手のパンチの距離を近くする。ヒジぐらいの距離。青木選手とかは両手でプレッシャーかけていますけど、あんな感じで壁までプレッシャーかけるようにする。

のび太 怖いっスもん……怖いっス。

猿田 相手がパンチ振ってきたらスッと入る。なるべくケージを背負わせた時間を長くして、テイクダウン。得意じゃないですか。あの時間をずっと長くして、ギュッと抑え込まずに結構スペース作ってっていうの。

のび太 喋り過ぎじゃないっス? 大丈夫ですか、そんなに言って(笑)。

猿田 で、わざと動かせてバック取るとか良いかも知れませんね。

のび太 ラカイの選手は瞬発力が凄いじゃないですか。そこまで言っていただけると思ってなかったので。僕からは……右の蹴りが強いから気をつけた方がいいですよって思います。

猿田 ハイキックも、右の蹴りをもらっちゃったので。

のび太 僕の時は1回目と2回目で戦略を変えてきたので。そういう人が付いているのかなって。自分で考えたのか分からないですけど、相手によって戦い方を変えてくる人なんだなと思います。まあ、若いですからね。これからノビシロがありますよね。

猿田 凄く成長していますよね。

のび太 だから寝技になっても勝てるって踏んでいるから、寝てからのヒジとかじゃないですか。足が強いからパスさせないようにして、判定で勝っている。結果、一本を取るしか勝てないのかなって思いますね。

猿田 のび太さんはどうして前足の頭打ちのシングルレッグなのですか。

のび太 ……。それしか出来ないからです(笑)。猿田さんは何でも出来るから、相手も嫌だと思いますけどね。我々もどうなるか分からないですもんね。誰と戦う事になるのか……。だから気張らずに行きましょう(笑)。

回答へのMMAPLANET公的私信
「のび太ぁ……。『ありがとうございます』じゃない(笑)。気付けよぉ……。猿田君は、君に勝つためにそこまで解析できるんです。だから気張らずに行きましょうではなくて、もっと気張ってください」

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News ONE ブログ 中原由貴 内藤のび太 猿田洋祐 高橋遼伍

【ONE】ファン参加型のインスタライブ対談、第4週は高橋遼伍✖中原由貴、猿田洋祐&内藤のび太!!

ONE【写真】ファン参加型できるライブ対談、第4週は中原✖高橋、猿田✖内藤だ(C)MMAPLANET

ONEアスリート達士の対談にファンが参加できるIGライブ。今週末は16日(土)の午後8時から高橋遼伍✖中原由貴、17日(日)は同じく午後8時より猿田洋祐✖内藤のび太の対談が実現することとなった。


今週のIGライブは、ともに同階級で頂点を目指す選手同士のマッチアップとなった。高橋は今年1月にタン・リーに、中原は昨年5月にゲイリー・トノンと対戦し、米国の立ち技、そして組み技の強豪にフィニッシュされている。そんな巻き返し必至の顔合わせとなった。

猿田✖のび太は、知っての通り修斗→ONEで世界ストロー級を制した者同士、猿田は公式ランキングで1位、のび太は2位で直接対決も考えられる間柄だ。

ということで今回も──MMAPLANETから出演するMMAファイターに公開質問状を書かせていただきます!!

まずは高橋&中原に──「ONE公式ランキングで松嶋こよみ選手が2位、山田哲也選手が4位にランクされていますが、自分達の名前がないことと両者のランクインをどのように捉えていますか?」

そして猿田&のび太には──「2人とも現チャンピオンのジョシュア・パシオと1勝1敗です。猿田選手、のび太選手が次にパシオを戦った際、どこに注意してどう戦えば良いかアドバイスをお願いします。同様にのび太選手、猿田選手がパシオともう1度戦った時の注意点と攻略方法を。自身の経験に基づき、相手のスタイルを考慮したうえで話してもらえると助かります」

以上、宜しくお願いします!!