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【K-1】カルロス菊田 ONEから協力を求められるも返事がない事を吐露

先日、スーパーレック×武尊の記者会見を大々的に開催したONE。1月28日のONE 165に向けて盛り上がりを見せる中、ゴング格闘技さんで気になる記事を発見しました。

ONEの記者会見が行われた近くのカフェでK-1プロデューサーのカルロス菊田氏に遭遇。その場で行われた囲み取材の中で、K-1に対してONEから出場要請があった事を明らかにしました。以下、ゴング格闘技さんからの引用。

「実は数日前(火曜日)に、ONEさんの方から有明大会にK-1所属の2選手を出して欲しいとの依頼があったんですよ。今日発表したいという話で。いずれもトップ選手でウェイトや対戦相手の候補も込みでした。その選手に打診したところスタンバイ出来ますということだったので…かなりタイトなスケジュールだったんですけれど、元K-1王者の武尊選手がタイトルマッチを行う大会だからというのもあって、K-1としては協力する姿勢として選手をスタンバイさせていました」

「それと共に、こちらも協力するからK-1にも協力してくださいねということで、来週会見する3月20日のK-1 WORLD MAXへの協力を依頼したんですね。3月20日はK-1スーパー・ウェルター級(-70kg)の世界最強決定トーナメントを企画していたので、グレゴリアンクラスの選手を貸し出してほしいという話をしたんですが、いろいろな行き違いはあったのかもしれないけれど今日になっても返事がないなと思って。本人に聞くしかないという感じで会見場にやってきたわけです」

「僕たちはONEさんと連絡を取り合っていたので中に入ろうとしたんですけれど、仕切りが私たちの知っているところの仕切りではないということで…そういう事情なら当然だと思います」

ONEから日本大会のオファーがあって、K-1側は選手をスタンバイ。K-1にも協力を要請したところ返事がなくなり、会見場にも入れてもらえない。。。これが本当だとしたらONEの対応は相当ヤバイ。連携が取れていないだけなんだとしても、さすがにK-1を軽く見過ぎじゃないかと。このワンシーンを見るだけもONEの地盤沈下が心配になってきます。

ONE日本大会まであと2週間足らず。ロッタン欠場という大アクシデントはありましたが、さらなるトラブルなく本番を迎える事が出来るのか。そしてチケットは売れているのか。ちょっとだけズンドコを期待している自分の器の小ささを嘆いています。
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那須川天心が石川県に500万円寄付/『ONE 165』カード変更の武尊にエール

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 那須川天心が令和6年能登半島地震緊急支援募金として石川県に500万円寄付しています。


 2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ『ONE 165』の記者会見が、11日(木)都内にて行われた。

 会見にはONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチで対戦する、王者スーパーレック・キャットムーカオ(タイ)と挑戦者・武尊(team VASILEUS)が出席。

 質疑応答では、前日に公開練習を行った那須川天心(帝拳ジム)が「絶対に負けるなよ、負けないで欲しい」「僕がいなくなった今、武尊選手がキックボクシングそのものなので負けないで欲しい」とのエールを武尊に送っていたとのことを伝え聞き、次のように答えた。

「エールを送ってもらったのは嬉しく思うけれど、僕も負けるつもりはないし、天心選手は今はボクシングで頑張っているので直接戦うことはないと思いますが、試合内容で勝負できるかなと思うし、『負けるなよ』って気持ちはお互いにあると思います。お互いのいい刺激になればいいのかなと思います」

 お互いにエールを送っています。続きを読む・・・
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【ONE FF47】小川翔、ONE初勝利を目指して激闘派・ヌンパンニャーと対戦。スアキム、コンペットも出場

【写真】8月のペットガーフィールド戦も大激闘となった小川だが勝利には及ばず。3戦目での初勝利を目指す。(C)ONE

12日(金・現地時間)タイはバンコクのルンピニースタジアムで開催されるONE Friday Fights 47。ONEとして2024年の開幕戦となる今大会には日本の小川翔が参戦する。

Text by Takumi Nakamura

スーパーレックVS武尊の記者会見の翌日、ルンピニースタジアムで小川がONE3戦目を迎える。昨年6月からONE Friday Fightsに参戦している小川だが、ここまでの戦績は2戦2敗と黒星が続いている。


ONEデビュー戦となったトンサヤーム戦では1・2Rにポイントをリードされ、3Rに猛反撃するも判定負け。2戦目のペットガーフィールド戦も1Rにダウンを奪われたあと、猛反撃に転じるも一歩及ばず。小川にもファイトボーナスが贈られる激闘だったが勝利には手が届かなかった。小川は後半に強いタフさ・粘り強さという持ち味を見せて試合内容でファンを魅了するも、勝ち星に手が届いていない状況だけに、今回こそ結果を残したいところだろう。

対戦相手のヌンパンニャー・イーグルムエタイもパンチ&ヒジとローキックを主体とする好戦的なファイターで、ONE初参戦ではアリ・ハーン・エルゲショフをローキックで粉砕。小川と激闘を展開したペットガーフィールドとも対戦し、ヒジでペットガーフィールドの顔面を2か所も切り裂く打ち合い・切り合いを繰り広げ、小川と同じく敗れてもなおファイトボーナスを手している。

両者ともに似たファイトスタイルとキャリアの積み方、つまり試合内容だけでなく勝利が求められる状況だけに、真っ向勝負以外で勝ちにつながるポイントをどこに作るかに注目したい一戦だ。

また今大会には那須川天心と2度対戦したスアキム・ソー・ジョー・トンプラジン、金子晃大&玖村将史と対戦したコンペット・フェアテックスも出場し、日本大会を前に日本のファンにも見所の多いラインナップとなっている。

■放送予定
1月12日(金・日本時間)
午後9時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FF47対戦カード

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
スアキム・ソー・ジョー・トンプラジン(タイ)
アレクセイ・バリカ(ロシア)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
コンペット・フェアテックス(タイ)
ダレン・ローラン(フランス)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
プンルアン・バーンレンバー(タイ)
フアム・フェリペ(ブラジル)

<ムエタイ136ポンド契約/3分3R>
デントゥントン・シンハ・マウイン(タイ)
ペットシリチャイ・デペッチシリトン(タイ)

<ムエタイ113ポンド契約/3分3R>
クンスック・ソー・デチャパン(タイ)
ヌラペット・ケラスポーツ(タイ)

<ムエタイ120ポンド契約/3分3R>
ジョムホート・VK・カオヤイ(タイ)
カンレック・ソー・チョーミーチャイ(タイ)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
フェラーリ・フェアテックス(タイ)
アンター・カセム(ベラルーシ)

<キックボクシング・ライト級/3分3R>
アレクシ・ニコラ(フランス)
マゴメド・マゴメドフ

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
ヌンパンニャー・イーグルムエタイ(タイ)
小川 翔(日本)

<ムエタイ130ポンド契約/3分3R>
エリアス・カセム(アルジェリア)
アピワット・ソー・ソンヌック(タイ)

<MMA・フライ級/3分3R>
イリムビェク・アキルベク・ウフール(キルギス)
ハリーム・ナズルロエフ(タジキスタン)

<MMA・フライ級/3分3R>
クーパー・ロイヤル(豪州)
カムロンベク・オルチコフ(ウズベキスタン)

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【ONE165】スーパーレックと武尊がフェイスオフ。秋山×ホルツケン、グレゴリアン×シッティチャイも決定

【写真】大会まで約2週間、スーパーレックと武尊が日本で顔を合わせた(C)MMAPLANET

11日(木)東京都港区のザ・リッツ・カールトン東京において、1月28日(日)に江東区有明の有明アリーナで開催される「ONE 165: Superlek vs. Takeru」記者会見が行われ、ONEキックボクシング世界フライ級(61.2キロ)タイトルマッチで対戦する王者スーパーレック・キアトモー9と挑戦者・武尊が出席。試合への意気込みを語ると共に追加カードも発表された。


当初予定されていたロッタン・ジットムアンノンvs武尊は、ロッタンの怪我による欠場が発表され中止に。それに伴い武尊の対戦相手はONEフライ級キックボクシング世界王者のスーパーレックに変更され、試合も同級のタイトルマッチとして行われることが、5日に発表されていた。今回の会見にはスーパーレックも急遽来日し、武尊と両者揃っての会見となった。

会見はチャトリ・シットヨートンCEOの「2024年はONE Championshipにとっては、素晴らしい大きな1年になると私は確信している。すでに61の大会の開催を予定していて、その開催地も世界各国に散らばっている。日本では1月28日を含む2回、そして中東、アメリカ、アジア、サプライズでヨーロッパのどこかで開催という発表もできるかもしれない」という挨拶から始まった。続いてチャトリCEOはスーパーレックvs武尊について語った。

「今回ロッタンが怪我を負って武尊との試合が叶わなくなり、ロッタンにとっても残念な結果になったと思う。でも、このキャンセルがまた一つ日本の格闘技にとって大きなストーリーになるのではないかと確信している。なぜならチャンピオンのスーパーレックが一歩踏み出してくれたからだ。武尊とスーパーレックは、お互いにスタイルは違えど世界トップのストライカーで、その二人がどのようなぶつかり合いをするのか、日本にとっても大きな大注目の一戦になったと思う。

ロッタンと武尊の試合だったら、スーパーファイトだったけれど、今回のこの試合はキックボクシングの世界タイトルマッチになった。ここで新たに武尊、ロッタン、スーパーレックという三角関係が誕生したことになる。武尊VS那須川天心は日本における最大の注目カードだったと思うが、武尊vsスーパーレックは何よりも世界中が注目する試合だと思う」

さらにキャッチウェイトの特別ルール(スーパーファイト)=秋山成勲vsニキー・ホルツケン、キャッチウェイトのONEキックボクシングルール(スーパーファイト)=マラット・グレゴリアンvsシッティチャイ・シッソンピーノン、ONEヘビー級キックボクシングルール(スーパーファイト)=ラーデ・オパチッチvsイラジ・アズプール、3つの追加対戦カードが発表された。

ONEでは約2年ぶり、日本での試合は約12年ぶりとなる秋山は1R=ボクシング、2R=ムエタイ、3R=MMAという変則的なミックスルールでホルツケンと対戦する。GLORY世界ウェルター級王座をはじめ、キックボクシングで輝かしい実績を残すホルツケンだが、ONE参戦前の2013年~2018年はキックボクシングとプロボクシングを並行して戦っていた時期がある。

過去にロッタンとデメトリウス・ジョンソンが戦ったミックスルール(3分4R)は1R・3Rがムエタイ、2R・4RがMMAというルールで、DJは1Rを戦い抜けば2R=MMAで戦うことができた。しかし今回の特別ルールで秋山は1・2Rを戦い抜かなければ、自らの土俵=MMAまでたどり着くことが出来ない。ずばり秋山が1・2Rを戦うかが勝敗を分けることになる。

そしてグレゴリアンとシッティチャイはGLORY時代に5度対戦して4勝1敗とシッティチャイが大きく勝ち越している。まさにグレゴリアンにとってシッティチャイは天敵と言える存在だ。こちらはVSサウスポーを苦手とするグレゴリアンがどうシッティチャイが対策を立ててくるかがポイントだ。会見ではスーパーレック、武尊、秋山成勲(リモート出席)がコメントし、グレゴリアンに動画メッセージが流された。

スーパーレック・キアトモー9
「日本の皆さん、こんにちは。日本でまた試合をすることができて、とても嬉しく思っている。そして世界トップの武尊のような選手と試合をすることができて、とても興奮している。私は日本で試合を行ない、日本で一番の武尊という選手に勝って、自分の強さを証明したい」

武尊
「ロッタン選手と戦うために何カ月も準備してきて、悔しい気持ちはあったんですけど、これ以上ない相手を用意していただいて、スーパーレック選手とタイトルマッチをさせてもらえるということで、僕は断る理由はないと思いました。僕は本当に一戦一戦、この試合が最後のつもりで追い込みをやってきているので、自分の格闘技人生がここで終わったとしても、絶対に僕は試合後に(ベルトを)巻けると思っています。ONEのベルトを巻くために全力で戦いたいと思います。今、ONEは世界最高の団体だと思っているので、そこのチャンピオンを倒して、僕が世界最強というのをこの試合で証明したいと思います。必ず勝ちます」

秋山成勲
「正直日本大会出るつもりはなかったんですが、チャトリが直々に日本まで来て私と話をして、チャトリの熱意に自分の冷たい氷も溶けて、先程本当にギリギリ、この記者会見ギリギリまでいろいろ話をして合意に至りました。(12年ぶりの日本での試合について)自分も全然全くわかってなくて、今聞いて12年も経つんだなと思うと、頑張ってここまでやってきたなと思うのと同時に、自分もいい歳なので、いい試合をして『帰ってきたよ』と、日本のファンにメッセージ性のある試合ができたらなと思っています。(ホルツケンについて)いやあ、強いと思います。打撃のスペシャリストですし、ミックスルールと言っても、ボクシング→ムエタイ→MMAなので、立ち技の試合だと思っていかなくてはいけないなと。(日本のファンにメッセージは?)1月1日から世の中がいいニュースができてない中、やはり自分たちが一生懸命頑張っている姿を見て、いろんな方々が勇気を持ってまた頑張ろうっていう気持ちになれるような大会にできればなと思っております」

マラット・グレゴリアン
「日本のファンの前で、また戦うことが待ちきれない。また日本で戦いたいと思っていたからね。日本はお気に入りの場所だから。キックボクシングは日本からきたスポーツだ。また日本で戦えるのを光栄に思うし、良い試合を見せたい。ありがとう!」

会見に続いてはスーパーレックと武尊がミット打ちを公開。それぞれ練習着に着替え、お互いが見守る中、武尊はパンチのみのミット打ちを、そしてスーパーレックはパンチ、キック、ヒザ蹴りとまんべんなく繰り出すミット打ちを行ない、決戦に向けて闘志を燃やしていた。

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【ONE日本大会】グレゴリアンvsシッティチャイが決定 秋山成勲がニキー・ホルツケンとミックスルールで対戦 

112: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/01/11(木) 14:53:15.63 ID:7tcJpDRQ0
ONEの追加カード、野杁と与座来ないかな


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【ONE FN18】ONEに適合したウォンイルと、対照的なモンゴリアン2人。一発目のONE FNはバンタムに注目

【写真】KO決着必至、あるいはシネチャグタガが削られるか。注目のバンタム級戦(C)MMAPLANET

13日(土・現地時間)、タイはバンコクのルンピニー・スタジアムでONE Fight Night18が開催される。
Text by Manabu Takashima

前夜のONE Friday Fights47が2024年の戦い初めとなるONE。本来、スーパーレック・ギアットムーガーオがエリアス・マムーディを相手にONEキックボクシング世界フライ級王座防衛戦を行う予定だったが、既報の通り1月28日のONE165で武尊を挑戦者に迎えるタイトル戦にリブックされたため、今回のメインはシャミル・ガサノフとオ・ホテクのMMAフェザー級戦が昇格となった。


ガサノフといえばフェザー級戦線で次期挑戦者候補と目されていたが、昨年7月にゲイリー・トノンのヒザ十字で屈し仕切り直しを強いられる。対するオ・テホクはK-MMAから中東を経て、ONEに行き着いたファイターで高橋遼伍戦の微妙な判定勝ちが印象深い選手だ。ONEでは1勝1敗、テホクはウェルラウンダーでも打撃力が秀でているわけでもなく、組み技力でガサノフに分があるマッチアップといえる。

今大会ではバンタム級の2試合、クォン・ウォンイル✖シネチャグタガ・ゾルツェツェグ、アルテム・ビュラク✖エンフオルギル・バートルフーが興味深い。勝っても負けもフィニッシュ決着、蹴りでもパンチでも倒す力を持つウォンイルは、英語も駆使しONEで最もプッシュされている韓国人ファイターといっても過言でない。

昨年こそ自らのジムをオープンするなど試合数は1試合だけに留まったが、ウォンイルは2019年の3試合を筆頭にコロナ禍でも2020年から2022年まで3年連続2試合を戦っており、試合の機会が少なく厳しい時を過ごす日本人選手とは対照的に順調なキャリアを築いている。

前述したように試合内容、アピールとONEのニーズにしっかりと応えているウォンイル。今回の対戦相手であるシネチャグタガも、その良さを十分に発揮できるパンチャーだ。中原由貴とイリャ・フレイマノフに連敗を喫し、バンタム級に転向したシネチャグタガはチェン・ルイを相手にスプリット判定勝ちで、まずは結果を残した。

とはいっても最大の強味であるアグレッシブなパンチが、常に大振りとなりテイクダウン防御も甘く、フェザー級時代と比較して階級を落としたメリットよりも、デメリットが目立つファイトだった。バンタム級2戦目となるウォンイル戦で、如何にアジャストして挑むことができるか。

モンゴル人ストライカーらしい、圧と瞬発力を持った──良い時のシネチャグタガの動きを取り戻していれば、ウォンイルもプレッシャーを真正面から受け止めることはできない。しかし、修正できないでリングに上がるようだと──キックと拳の融合を含め、技術的に上回るウォンイルの打撃の的になってしまうだろう。

バンタム級注目の一番、2試合目もモンゴル人ファイター絡みだ。35歳の遅れてきたルーキー=エンフオルギルは2022年のRoad to ONE Mongoliaを制し昨年4月にONE FFでプロモーション・デビュー。アドニス・セビジェーノ、在バンコクのロッキー・バクトル、ラカイの御曹司ジャンロ・マーク・サンジャオとフィリピン勢に3連勝を果たしている。

打撃は決して上手くはない。打つために打たれる。ただし、そこから組んでテイクダウン、トップからの攻めに対しピノイ・ファイター達は太刀打ちできなかった。今回、ロシアのアルテム・ビュラクを相手にフィリピン勢と相対した時と同様のトップゲームを展開できるのであれば、ドロドロのファイトで粘ることができるエンフオルギルの価値はさらに上がるだろう。

乗れば強いシネチャグタガと、粘りのエンフオルギル。まるで性格の違うチンギス・ハンの末裔が、どのような戦いを見せるか楽しみなファイトナイトだ。断トツのキック&ムエタイの質と量、グラップリングのトップを揃えたONEにあって、最近のMMAはチャンピオンがキックやグラップリングに駆り出されるなど、興行の軸となっていない印象が強い。とはいえマーケットとしてキックよりも大きなMMAは、初進出を果たすカタールや9月と10月大会が発表された米国に定着するために欠かせない。2024年はランキング制に基づいたMMA各階級のストーリーラインが展開されるのか──注視したい。

■放送予定
1月13日(土・日本時間)
午前10時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN18対戦カード

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
シャミル・ガサノフ(ロシア)
オ・ホテク(韓国)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
スーブラック・トー・プラン49(タイ)
ステファン・コロディ(アイルランド)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
シネチャグタガ・ゾルツェツェグ(モンゴル)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
ルンラーウィー・シッソンピーノン(タイ)
シャーキル・タクレティ(イラク)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
アルテム・ビュラク(ロシア)
エンフオルギル・バートルフー(モンゴル)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
アリ・アリエフ(ロシア)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
ミカイル・ジャマル・アブドゥルラティフ(オランダ)

<キックボクシング・ライトヘビー級/3分3R>
ベイブラット・イスアエフ(ロシア)
ユーリ・ファーシス(ルーマニア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
マーク・アベラルド(ニュージーランド)
イブラヒム・ダウエフ(ロシア)

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BELLATOR GLORY MMA o ONE PFL RIZIN UFC YA-MAN YouTube 堀口恭司 安保瑠輝也 平本蓮 扇久保博正 朝倉未来 朝倉海 武尊 皇治 鈴木千裕

【17勝15KO】バンタム級 アルマハン🇰🇿RIZINで見たい! Almakhan 17-1 (15KO, 1Sub) 61Kg Octagon

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【ONE165】ロッタン負傷欠場でスーパーレック×武尊が決定!もう一つのドリームマッチが実現

【写真】ロッタン戦消滅は残念だが、スーパーレック×武尊の王座戦も夢の対戦だ(C)ONE

1月28日(日)に江東区有明の有明アリーナで開催される「ONE 165」で予定されていたロッタン・ジットムアンノン×武尊がロッタンの怪我により消滅。スーパーレック・キアトモー9と武尊によるONEキックボクシング世界フライ級(61.2キロ)タイトルマッチが決まった。
Text by Takumi Nakamura

年末年始に一部でロッタンの負傷が報道されていたが、5日にロッタンの負傷欠場が正式に決定。ロッタン本人が自身のInstagramにて診断書と共にトレーニング中に左手を負傷したことを明かした。ロッタンの代役に決まったのがONEキックボクシング世界フライ級王者のスーパーレックで、武尊との一戦はONEキックボクシング世界フライ級タイトルマッチとして行われる。


スーパーレックは1月13日ONE Fight Night 18でエリアス・マムーディとのONEキックボクシング世界フライ級タイトルマッチを控えていたが、ONE日本大会に出場がスライドし、武尊の挑戦を受ける形になった。なおマムーディには負傷欠場の報道もあり、ONE Fight Night 18でのスーパーレック×マムーディは中止になると思われる。

ロッタン×武尊は消滅となったものの、スーパーレック×武尊はそれに匹敵するドリームマッチだ。スーパーレックは元ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級(52.1キロ)&バンタム級(53.5キロ)王者で、2019年5月からONEに参戦。2023年1月に武尊ともK-1で対戦したダニエル・ピュータスに判定勝利し、ONEキックボクシング世界フライ級王座に就いた。

3月にダニエル・ウィリアムスの挑戦を退けると、それ以降はMMAグローブのムエタイルールの試合に臨み、ナビル・アナンとタギール・カリロフに連勝。9月にはロッタンの持つムエタイルールのタイトルに挑戦する予定だったが、公式計量で規定体重135ポンド(61.2キロ)を5ポンド(2.27キロ)オーバーしたためノンタイトル戦で対戦し、ロッタンから勝利を収めている。

パンチ&ローの近距離で打ち合うロッタンと違い、スーパーレックは蹴り技=前蹴り・右ミドル・右ローで試合を組み立て、ロッタンよりも距離が遠い。武尊にとっては相性的にロッタンよりも攻略が難しい相手との対戦になったとも言える。

なお対戦カード変更に伴い、大会タイトルは「ONE 165: Superlek vs. Takeru」に変更となる。ONEから届いたスーパーレック、武尊、ロッタンのコメントは以下の通り。

スーパーレック・キアトモー9
「1月28日に武尊と戦うことになりました。日本で試合ができることをとても嬉しく思います。武尊の母国で彼に勝つことが楽しみです。そのためにベストを尽くします!ファンの皆さん、1月28日は僕の試合を観に来てください。最高の自分を見せます。武尊!28日に会いましょう!」

武尊
「スーパーレック選手もONEの中でロッタン選手と同じくらい戦いたかった選手だったので戦えることはすごく嬉しいです。 しかもONEデビュー戦でチャンピオンとタイトルマッチをやらせてもらえるというのは、今までの僕の実績を評価してくれたということだと思うのですごく嬉しいし光栄です。ずっとロッタン選手と戦うために 長期間準備してきたので 悔しい気持ちはありますが、今はスーパーレック選手に勝って必ずチャンピオンになることだけを考えて集中しています。相手は変わりましたがONEの世界タイトルマッチということで、この試合に勝つことで世界に日本格闘技界の強さを証明することが出来るので、変わらず応援してもらえたら嬉しいです!」

ロッタン・ジットムアンノン
「この試合に向けてのトレーニング中に負傷してしまいました。この試合を楽しみにしていたファンの皆さん、対戦相手の武尊には申し訳ない気持ちです。早く怪我を治して、また皆さんに試合を見せます。楽しみにしていてください。」

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45 AB ABEMA ADCC2022 MMA MMAPLANET o ONE ONE Championship ONE165 RIZIN ウアリ・クルジェフ キック グスタボ・バラルト ケイド・ルオトロ ゲイリー・トノン ダニー・キンガド トミー・ランガカー ボカン・マスンヤネ マイキー・ムスメシ マテウス・ガブリエル マーチン・ウェン 三浦彩佳 山北渓人 岩本健汰 平田樹 武尊 箕輪ひろば 若松佑弥 青木真也

【ONE165】ONE日本大会にグラップリング世界の頂点=ケイド・ルオトロが登場。ランガカーとリマッチ

【写真】ケイドをこの目で見られるだけで、嬉しい限りだ(C)RIZIN FF

4日(金・現地時間)、ONE Championshipが28日(日)に江東区有明の有明アリーナで開催されるONE 165「Rodtang vs Takeru」でONEサブミッショングラップリング世界ライト級選手権試合=王者ケイド・ルオトロ✖挑戦者トミー・ランガカーの一戦を組むことを発表している。
Text by Manabu Takashima

タイトル名にあるようにロッタン・ジットムアンノン✖武尊のキックを筆頭に青木真也✖セージ・ノースカット、ゲイリー・トノン✖マーチン・ウェン、さらに日本大会らしくダニー・キンガド×若松佑弥、ボカン・マスンヤネ×山北渓人、箕輪ひろば×グスタボ・バラルト、平田樹×三浦彩佳が行荒れる同大会で、組み技の世界戦が実現する。


ADCC2022で77キロを制し、ONEではライト級世界王者に君臨するケイドは双子の実兄でウェルター級王者タイ、そしてタフライ級王者マイキー・ムスメシと共に、ステロイドフリーのADCCという頂点を持つグラップリング界にあって、ナチュラル化のために動く──組み技ワールド新世代のリーダーだ。

そんなケイドはADCC世界大会の1カ月後、2022年10月にウアリ・クルジェフをヒールで下し同王座を獲得すると、12月にはマテウス・ガブリエルを相手に初防衛に成功。そして今年の6月に行われた2度目のタイトルディフェンディングマッチでは、ランガカーを判定で下している

一本決着でなかったにせよ、ここでダイレクトリマッチになった理由は何なのか。事実、今大会ではケイドでなく兄のタイがウェルター級世界王座を賭けて戦うという話もあった。一方、ケイドは日本大会が正式発表となる前からONE側では岩本健汰に声を掛けていた模様だ。

ただし岩本はADCC世界大会でのシード権獲得のために中堅に確実に勝つという2024年序盤に向けて明白なプランを持っており、ONEとの契約に縛られるとそのプランを実行できなくなることを危惧し、このオファーを固辞していた。

もちろん岩本✖ケイドは楽しみだが、岩本には全力でADCC世界大会に向かって行って欲しい。またケイドの試合は、対戦相手云々以上にケイドの動きを実際にこの目で見ることが一番の収穫となる。世界の頂点にあるグラップラーの登場は、4年振りのONE日本大会に一際、華を添えることになるだろう。

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K-1 MMA MMAPLANET o ONE ONE FF46 スリヤンレック・ポー・イェンイン ヨーキッサダー・ソー・ソンマイ 武尊 泰斗

【ONE FF46】日本でも馴染みのファイターが第1試合で激突!スリヤンレックがヨーキッサダーを一撃KO

<ムエタイ132ポンド契約/3分3R>
スリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ)
Def.2R0分15秒 by TKO
ヨーキッサダー・ソー・ソンマイ(タイ)

日本のK-1で武尊と対戦したヨーキッサダーと武居由樹・軍司泰斗と対戦したスリヤンレックが激突。ヨーキッサダーが右ローと右ミドル。スリヤンレックも右カーフを蹴り返し、右ミドルをキャッチして右ストレートを返す。スリヤンレックはヨーキッサダーの前足に左右のローを集め、ヨーキッサダーが前に出てくるところに右フックを合わせる。

さらにスリヤンレックは右ボディストレートからパンチをまとめ、ガードの上から右フックを叩きつける。残り20秒、ヨーキッサダーも右ボディストレートを当てると、スリヤンレックも左フックを返す。

2R、ヨーキッサダーが右ストレートで前に出ていくと、スリヤンレックが左フックを合わせ、右ストレートを一閃。この一撃でヨーキッサダーが後方にばったりと倒れ、スリヤンレックが衝撃的なKO勝利を収めた。


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