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【Shooto2025#02】因縁の王座戦が仕切り直し、王者SASUKE×挑戦者・椿飛鳥が3.16後楽園で実現

【写真】椿、その辺りで止めておいた方が良い。そう思った人も少なくないだろう(💦)(C)MMAPLANET

3月16日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦の第一弾対戦カードが決定した。
text by Takumi Nakamura

世界フェザー級王者SASUKE×挑戦者・椿飛鳥の一戦が改めて今大会でマッチメイクされた。当初この一戦は昨年11月の後楽園大会で決まっていたが、SASUKEが練習中に左膝を負傷(左膝外則側副靱帯損傷)したため欠場。約4カ月後にスライドする形で行われることとなった。


最初のカード決定時からSNS上で舌戦を繰り返し、遺恨を深めていたSASUKEと椿。1.19後楽園大会では両者がケージに並んでのカード発表となったが、椿が外国人のボディガードを伴って登場し「今日はケージの中で挨拶があるということで、何かあったらいけないと思ってボディガードを用意してきました。(ボディガードの英語のコメントを受けて)3月16日は椿飛鳥が必ずチャンピオンになると言っています。SASUKE選手の怪我が大したことなくてよかったです。応援よろしくお願いします」と人を食ったような挨拶でSASUKEを挑発する。

これを受けてマイクを渡されたSASUKEは「まず去年行われるはずだった試合を自分の怪我で欠場してしまい申し訳ありませんでした。怪我は無事に治ってきていて、当日はベストパフォーマンスを出せると思います」と負傷欠場を謝罪したあと、椿に向かって「おい、寒いことすんなよ。自分の実力は本人が分かっているはずなんで、ミスマッチと言われる試合ですが、やりすぎるとかわいそうなんでやさしくしてあげようと思います。以上」とマイクを投げ捨て、フォトセッションに応じることなくケージをあとに。

ケージ内の空気が張り詰める中、椿は「SASUKE選手の怪我からの復帰戦の応援よろしくお願いします」とSASUKEのイラつきに火を油を注ぐような言葉を残した。

仕切り直しとなった因縁の王座戦。11月の王座戦が延期になると、椿は12月のBreakthrough Combat02にプログレスルール(グラップリング)で参戦し、城戸泰介から勝利を収めた。MMAの試合ではなかったものの勝敗がつく試合の場に立ち、MMAグラップリング=プログレスルールでの勝利したことは椿にとって大きな経験になったはずだ。

一方のSASUKEは前回の対戦決定時、UAEWやZFNからオファーがあり、Eternal MMAではタイトル戦も予定されていたが実現には至らず。来るべき海外での試合に向けて、椿を修斗において片づけておくべき相手として椿を捉え、今回の試合発表後も自身のSNSで「禊の仕事です」とコメントしている。

紆余曲折を経てケージ内で決着をつけることになるSASUKEと椿だが、実力・実績でSASUKEが上回っている事実は変わらない。SNSでの挑発も含め、ケージ外では先手を取る椿が試合までにどんな戦略を練ってくるかに注目したい。

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【Breakthrough Combat02】城戸は引き込み&足関節を極められず。椿がトップを守り8-2で大差の勝利

【写真】引き込む城戸を、プッシュして立たせない椿。これもプログレス=MMAグラップリング、パウンドを打つことを考えたポジショニングか(C)MMAPLANET

<Progress71キロ契約/5分2R>
椿飛鳥(日本)
Def.8-2
城戸泰介(日本)

やや緊張の面持ちの城戸。互いに低い体勢で構えるが、椿がテイクダウンのフェイントから城戸の首を抱える。城戸が引き込むも椿はスタンドをキープした。立ち上がった城戸が椿にケージを背負わせてから足を取りに行くが、これも椿が下がる。さらに椿がシングルレッグから引き込み内ヒールを狙うも、ここでも椿が足を抜いてスタンドに戻って2Pをゲットした。スタンドの攻防では椿が城戸をケージに押し込む。中央に戻ると、やはり城戸が引き込み、椿に2Pが追加される。

ハーフガードから椿の左腕を抱える城戸。椿は左腕を抜いてパスを狙うも、城戸が下からフックガードでディフェンスする。椿は城戸を押して背中を着かせた。城戸が椿の左足を取って内ヒール、ヒザ十字と切り替えるが椿が立ち上がった。デラヒーバで左足を離さない城戸に対し、椿が足を抜いて離れた。下がる椿の右足にシングルレッグで組んだ城戸だが、やはりボトムになって足を抱えるも椿に潰されてしまった。

最終回、ここで1Rの最後に椿に対してスクランブルの1Pが認められたことがアナウンスされる。しかし城戸が開始直後に引き込み、椿に2Pが入った。ベースをつくってパスを狙う椿のリストを押さえる城戸。椿も城戸に足を取らせず、頭を着けてパスを狙った。城戸が足を狙いに行くと、一度スタンドに戻ってからガードの中には入る。

パスできないとみたか椿がスタンドに戻ると、城戸も立ち上がってスクランブルの1Pを得る。バックに着いた城戸だが、椿が正対してくると引き込んだ。これで椿に2Pが入る。椿のプレスをZハーフで凌ぐ椿は、残り15秒で椿の左腕を取りキムラを狙うか。しかし椿が立ち上がり、飛び込んできた城戸に背中を着かせて試合を終えた。

城戸の引き込み&ヒール狙いに対し、トップをキープし続けた椿が8-2で勝利。「特に作戦は決めていませんでした。修斗のタイトルマッチがなくなってモヤモヤしていましたが、これで少し気持ちが晴れました。今日はパウンドを打てるポジションを意識したりとか、今後につながると思います。来年は修斗のタイトルマッチ、検討します」と語った。


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【Breakthrough Combat02】森戸新士が語る、北岡悟とのプログレス防衛戦&椿飛鳥と戦う城戸泰介の存在

【写真】リモート画面の向こう=レオス柔術アカデミーでは、なぜか暖房をつけず外にいるかのようなダウンジャケットの2人--風邪はひかないようにお願いします(C)SHOJIRO KAMEIKE

25日(水)会場非公開で開催される配信イベントBreakthrough Combat02にて、Progress暫定ウェルター級王者の森戸新士が、北岡悟の挑戦を受ける。また、森戸が主催するレオス柔術アカデミーの城戸泰介は、椿飛鳥とプログレス初戦に臨むこととなった。
Text by Shojiro Kameike

驚きの北岡悟プログレス参戦、王者として迎え撃つ連続一本勝ち中の森戸――まさにプログレス史上最高峰のカードが組まれた。その森戸が前々回のインタビュー時に、自身の作戦参謀にしようと試みたほどの柔術家である城戸もプログレスに初挑戦。そんな2人が2024年最後の試合と、ファイトボーナスについても熱く語る!


城戸君は自分で研究できるタイプ(森戸)
森戸さんは生き物としての能力が違いました(城戸)

――今回は森戸選手に北岡戦に関して、さらにプログレス初挑戦となる城戸選手についてもご紹介いただきたいと思います。まず城戸選手はレオスの前に、岡山県のゼロ戦クラブでMMAをやっていたのですか。

城戸 はい。出身は愛媛県で、大学進学で岡山県に行きました。

――現在、城戸選手は柔術&グラップリングでもボトムから攻めていますが、当時アマチュアMMAに出ている時の試合映像を視ると、ゴリゴリのMMAレスリングを展開していて驚きました。

森戸 アハハハ。

城戸 当時はその方法しか知らなかったんです。もともと器用なタイプではなくて。

――城戸選手が最初にMMAを始めたキッカケは何だったのでしょうか。

城戸 MMAの前は小中高と柔道をやっていました。最初にMMAを知ったのは――僕が愛媛県で通っていた柔道の町道場に、当時もうMMAで活躍していた中井りん選手がいて。中井選手をキッカケにMMAを知って、面白そうだなと思っていたんです。僕が中1の頃なので、もう10年以上前ですね。

そのあと岡山でMMAを始めて2年ぐらい経った頃、「柔術のほうが面白い」と思うようになりました。柔術はMMAよりも技が体系化されていて、細かいし学びやすい。器用じゃない僕でも意識していけば、柔術の技のほうがうまく使えるようになっていったんです。

少しずつMMAを離れて柔術に移っていくなかで、森戸さんに連絡して「出稽古に行かせてください」と伝えました。そこから月2回――当時はまだ広島のジムはなかったので、岡山から岩国まで新幹線を使ってJRに乗り替えて出稽古に行かせてもらっていました。

――えっ!? 岡山か岩国まで、新幹線を使っても1時間半以上は掛かりますよね。

城戸 そうですね(笑)。そのあと広島のジムも立ち上がるタイミングで、僕もレオスで指導しながら練習も……という形になりました。

――森戸選手は、当時の城戸選手についてどのような印象を持っていましたか。

森戸 城戸君は初めてウチに来た時から、すごく柔術の技を知っていて。海外の選手の話題で楽しんでいました。初めて来た時、練習が終わってから一緒にご飯を食べに行ったんですけど、海外の好きな選手の話をしたり。

城戸 そうでした(笑)。普段、周りにはそんな話をできる人がいなくて。

森戸 「この選手、良いよねぇ」と最新の柔術家&グラップリング選手の話をして、彼の柔術&グラップリング愛を確かめました(笑)。技術的にもすでに上手だったです。そんな城戸君に対して、最初のレオスの凄さを分かってもらおうと思って――僕と摩嶋一整さん、それと城戸君の3人で、延々とスパーリングを回すという。

城戸 あれはメチャクチャ、キツかったです(苦笑)。森戸さんと摩嶋さんは技術的にはもちろん、まず体の強さが……。もう鉛のような重さで、こんなに強い人と組んだのは初めてでした。特に上に乗られるとキツくて。良い場所に乗られているから、それは技術なんですけど、そもそも生き物としての能力が違いましたね。

帯の色ではなく、強いかどうか(城戸)
強くなるのはやり方次第(森戸)

――アマチュアMMAに出ている頃、城戸選手はどちらかというとパワーでテイクダウンしていましたよね。小中高と柔道をやっていたら、パワーで負けることはないと思いますし。

城戸 そうですね。同階級であれば必ず倒せていました。

森戸 うん、うん。

城戸 だからレオスに出稽古に行かせてもらうようになって、全てが新鮮でした。

森戸 城戸君は自分で研究できるタイプなので、僕が技術を教えることは、そんなになかったです。たまに何か聞かれたら、僕なりの考えを伝えるぐらいで。僕も城戸君から教わることがあるぐらいで、自分が師匠というものではないです。

城戸 ここは皆が各々考えたことを持ち寄って練習する、試し合う場所というか。

――城戸選手は今年のJBJJF全日本ノーギ、同オープン選手権で優勝しています。その直前に救急車で運ばれたというのは……。

城戸 試合中に首を怪我してしまったんです(苦笑)。

森戸 広島で行われたADCCルールの大会の話ですね。試合中に両脚担ぎで一瞬空中に浮かされて、なぜか相手がその状態で飛び乗ってきたんです。かなり危険な行為ですよね。その時に首が圧迫されて。

城戸 痛すぎて、僕も起き上がることができませんでした。

森戸 すぐに救急車を呼んで病院でも検査してみると、幸い首の圧迫で神経に影響はなかったようです。ただ最初は、次の週に行われる全日本ノーギには絶対に出さないと考えていました。

城戸 でも痺れもなく、回復も早くて。退院して軽く体を動かしてみたら動けるし、全日本ノーギにも出ようと決めました。

森戸 検査で異常もなかったし、本人が出たいというので……心配だから僕もセコンドで着いていきましたけど、当日は動きも良かったね(笑)。

城戸 はい。むしろ、いつもより良かったんじゃないかと(笑)。

森戸 ピンチになって、何かスイッチが入ったのかな。

――まず体が無事で何よりです……。城戸選手は、現在茶帯なのですか。

城戸 茶帯です。まだ今年上がったばかりで。でも帯の色は、あまり気にしていません。紫帯の時に黒帯を倒したこともありますし。帯の色ではなく、強いかどうかじゃないですか。

――なるほど。 今までお話を聞いていると、城戸選手にとって必要だったのはレベルに合った選手との練習環境で。それがレオスだったということですか。

城戸 自分の場合は強い人と練習することで、自信を持って試合に出ることができます。もともと気持ちが強いほうじゃないので、森戸さんと練習していると安心感があるというか。

森戸 やり方次第ですよ。環境は自分でつくれるし、特に柔術&グラップリングだと教則で技術が体系化されていて、自分で勉強もできますから。あとは強い練習相手がいれば。

ケージレスリングで勝負してくる相手をどう極めるか(森戸)
一方的な試合をして、何が何でもMVPを獲ります!(城戸)

――そんななかで森戸選手は北岡選手と対戦します。このカードが発表された時は本当に驚きました。

森戸 僕も長谷川(賢プログレス実行委員会代表)さんから「北岡さん、どうですか?」と連絡が来た時は「え、北岡さん?」とビックリしました(笑)。北岡さんはMMA至上主義というか、あまりグラップリングの試合に出場するイメージがなかったので。最近だと今年、クインテットでグラップリングの試合に出ているぐらいですか。

――MMAの経験がある城戸選手にとっては、北岡選手とはどのような存在ですか。

城戸 僕は今でもMMAを視るの好きですし、北岡さんのレッグロックとギロチンの精度はハンパじゃないと思って視ていました。MMAをやっていれば知らない人はいない選手で、その北岡さんとグラップリングで対戦できるのは凄いチャンスですよね。もっと森戸さんの名前が知られるチャンスだから、ぜひ勝ってほしいですね。

――プログレスのルールで戦うことは、森戸選手にとってメリットはありますか。

森戸 知名度の面でいえば、北岡さんにとってはメリットのない試合ですよね。

――ルールと技術、戦略面のお話です(笑)。

森戸 アハハハ、そうですね。相手がディフェンス力の弱い選手であれば、ルールとか関係なく極めに行けば良いと思うんですよ。でも北岡さんのようにディフェンス力も高い選手だと、極めも守り切られる想定をしながらポイントも考えて試合をしないといけない。それだけ試合の組み立て方が大事になります。

――ケージで戦う、という点は?

森戸 できればケージを使った攻防には付き合わないようにしたいけど、そう簡単には逃げさせてくれないと思うので。相手がケージを使って漬けようとしてきても、僕はそれに対する攻め手も持っておきます。ケージレスリングで真っ向から北岡さんと勝負しようとは思っていません。それでもケージレスリングで勝負してこようとする相手に対しては、僕は柔術&グラップリングを使って、どうやって極めるかを考えます。

――そして今回もボーナスをゲットする、と。

森戸 2大会連続で欲しいです。連続となると前回以上のインパクトを残さないといけないでしょうけど、それでも僕か城戸君が頂きます。

城戸 はい!

――森戸選手が前回、70万円のボーナスを獲得した時の表情は、今まで見たことのないものでした。

森戸 アハハハ! やめてください、そういうのは(笑)。

城戸 いや、メチャクチャ嬉しそうでしたよ。

森戸 え、分かった? クールにいようと努めたんだけど。

――中継画面からも嬉しさが凄く伝わってきました(笑)。

森戸 ファイターが試合をした結果なので、そこは喜びが伝わって良かったです(笑)。

城戸 そうですね。グラップリング界が少しずつ潤っているなぁって思いました。

――城戸選手は森戸選手の推薦という形で、椿選手との対戦が決まりました。

森戸 はい。僕がプログレスに出る時は、いつも関係者の方に城戸君のことは伝えていました。特に最近はノーギの大きな大会で優勝していたので、強く推薦していたんです。

城戸 僕もいろんな人に視てもらうプロの大会で、グラップリングの試合をするのは初めてです。特にMMAの大会でグラップリングの試合に出るのは大きいと思うんです。柔術の大会でノーギの試合に出るのと違って、もっと視聴者の数も違うと思いますし。そこで自分の名前を覚えてもらい、どんどん強い人と試合していきたいです。今後も継続参戦させてもらえるように――今までで一番気合いが入っています。

――プログレスルールだけに、ゴリゴリのMMAグラップリングは復活するのでしょうか。

城戸 それは秘密で(笑)。だけど今は他のこともできるし、椿選手はMMAファイターですからね。相手の専門分野で勝負しようとは思っていないので。70万円を獲るためには、相手の得意なところに付き合ってはいられないです。僕も勝つだけじゃなく一方的な試合をして、何が何でもMVPを獲ります!

■視聴方法(予定)
12月25日(水)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Breakthrough Combat02対戦カード

<Progress暫定ウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]森戸新士(日本)
[挑戦者]北岡悟(日本)

<Progressライト級王座決定戦/5分3R>
中原由貴(日本)
安楽龍馬(日本

<バンタム級/5分3R>
吉野光(日本)
川北晏生(日本)

<ミドル級/5分3R>
イ・イサク(韓国)
アギラン・タニ(マレーシア)

<Progress68キロ契約/5分2R>
須藤拓真(日本)
中島太一(日本)

<Progress71キロ契約/5分2R>
城戸泰介(日本)
椿飛鳥(日本)

<フライ級/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
古賀優兵(日本)

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【Breakthrough Combat02】Progressで須藤拓真戦、中島太一「フィジカルと柔らかさと運動神経で感覚的」

【写真】流れるような動きに持ち込むことができるのか(C)TAKUMI NAKAMURA

25日(水)に会場非公開&配信大会として開催されるBreakthrough Combat02で、中島太一が須藤拓真とProgressルールで対戦する。
Text by Takumi Nakamura

グラップラー×MMAファイターという対戦軸のProgressルールが並んでいる今大会のなかでも、中島と須藤の一戦は異色対決と言っていいだろう。中島はRIZINを主戦場に戦う元バンタム級キング・オブ・パンクラス。対する須藤はMMAファイターとしても活躍する一方、グラップリングでも数々の実績を残すノーギ日本最強といってもいい存在だ。

グラップリングの実績では大きな差があるマッチアップだが、中島は「おそらく須藤選手は自分が一本を取られるなんて1ミリも思っていないはず。僕は逆にそこにチャンスがあると思っている」とProgressルールでの須藤撃破の青写真を描いている。


須藤選手は自分が一本を取られるなんて1ミリも思ってない

――中島選手がProgressルールでBreakthrough Combat02出場という話を聞いて、意外だったというのが率直な感想でした。グラップリングの試合には以前から興味があったのですか。

「そうですね。ずっとMMAとは別でグラップリングの試合には出たいと思っていました。特にそういう発信もしてなかったし、オファーも来てなかったので、やる機会がなかったんですけど」

――そうだったのですね。

「はい。グラップリングの練習そのものは好きだし、自分の中でグラップリングは得意な方だと思っているので、それを試してみたいなとずっと思っていました。だからチャンスがあればボクシングとかもやってみたいんですよ。自分では自分を全部できるファイターだと思っているので、 グラップリング、ボクシング……個々の専門競技はなんでも一度はやってみたいです」

――試合という部分で言えば4月のRIZIN46でキム・ス―チョルにKO負けしてから試合間隔が空いていて、MMAでの復帰を考えていたと思うのですが、年内はMMAの試合が決まらなかったのでしょうか。

「スーチョル戦後にRIZINで試合が決まりかけたんですけど、それがハマらずに流れてしまって。それでどこかで試合がないかを探していたところ、この試合が決まりました」

――先ほどは自分のグラップリングを試してみたいということでしたが、自分では自分をどのようなグラップラーだと思っていますか。

「フィジカルと柔らかさと運動神経で、感覚的に戦うような、そういうタイプだと思います。対戦相手の須藤選手とは全く逆のスタイルですよね」

――中島選手は練習するうえで自分の感性や感覚を大事にするタイプですか。

「大事にしていますね。だから練習した相手から『珍しい動きするね』って言われたりします。よくYouTubeで色々動画を見るんですけど、ボクシングでもグラップリングでも、こういうのいいなと思ったら、まずはそれを自分のやりやすいように試してみて、それを自分のなかで消化していくという作業を繰り返しています」

――そうやって自分のファイトスタイルを作り上げているんですね。

「だから僕の動きはオリジナルなんです。同じ技の形でも、人によってはやり方が全然違うじゃないですか。じゃあ例えば青木(真也)さんにいい技を教えてもらっても、それをみんながみんな使えるわけじゃない。

あくまでその人のやり方だと思うので、自分で自分のやり方を見つけて、自分のものにしていかないといけない。そこは打撃でもグラップリングでも常に考えながらでもやっています」

――今回の対戦相手は須藤拓真選手で、予測不能なマッチアップになったと思います。最初にオファーを受けた時はどんな心境でしたか。

「はいはいはいはい…って感じです。グラップリングの足関節で言ったら、ナンバーワンの選手じゃないですか。MMAと並行して柔術やグラップリングの試合にも出て結果を出す選手というのは最近では珍しいですよね」

――ずばり須藤選手の足関節にどう対処するかがポイントだと思いますが、どんな対策を練っていますか。

「スパーリングパートナーの方に足関節をたくさん狙ってもらって…という感じでお願いしていますけど、周りに須藤選手レベルの足関節が出来る選手はいないので(苦笑)。だから練習でも対策もそうですし、練習以外でも須藤選手のことを考えて、ずっとイメトレしています」

――お互いに組み技のスタイルを確立しているからこそ、自分の感性をぶつけてみたいですか。

「はい。おそらく須藤選手は自分が一本を取られるなんて1ミリも思ってないと思うんですよ。僕は逆にそこにチャンスがあると思っています。最近はグラップリングで一本を取る技も増えてきたし、そのレパートリーも増えてきたので、それが上手くハマれば一本取れるかなと思っています」

――もしこの試合が柔術や一般的なグラップリングだったら厳しいと思いますが、MMAに近いProgressルールだからこそチャンスがあると思っていますか。

「僕はやりやすいですね。グラップリングにも色んなルールがあるなかで、ProgressルールはMMAファイターが勝ちやすいルールだと思うので、見ている人たちにも面白いと思ってもらえる試合をしたいです」

――中島選手はMMAが本業なので、今回のProgressルール挑戦が今後のMMAにどう活かされると思っていますか。

「須藤戦に向けて練習がハードになっていくし、自然とモチベーションも高くなって、気持ちも試合モードに切り替わります。今は普段の試合前のいい緊張感とモチベーションで練習できているので、それだけでもうプラスだと思います。しかも須藤選手という今までにない対戦相手の対策もしているので、そこでのレベルアップもできるし、すべてが自分のMMAにとってプラスになっていると思います」

――2025年はどんな目標を持って戦っていきたいと思っていますか。

「今年は(MMAを)1試合しかできずに痛い目を見たので(苦笑)もう少し計画的に試合を考えていこうと思います。自分の理想としては年間3試合ぐらいやりたいし、来年もグラップリングやそれ以外の試合のチャンスもあれば挑戦して、コンスタントに試合をしたいです」

――それでは最後に今回の試合で自分のどのような姿を見せたいですか。

「中島太一、グラップリングがこんな強いんだ!というところを見せたいですね。この試合に向けて作り上げているものに自信があるというか。僕もずっとレベルが高い人たちと練習を積み上げてきているので、そう簡単には取られないと思いますし、楽しみにしていてください」


■視聴方法(予定)
12月25日(水)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■Breakthrough Combat02対戦カード

<Progress暫定ウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]森戸新士(日本)
[挑戦者]北岡悟(日本)

<Progressライト級王座決定戦/5分3R>
中原由貴(日本)
安楽龍馬(日本

<バンタム級/5分3R>
吉野光(日本)
川北晏生(日本)

<ミドル級/5分3R>
イ・イサク(韓国)
アギラン・タニ(マレーシア)

<Progress68キロ契約/5分2R>
須藤拓真(日本)
中島太一(日本)

<Progress71キロ契約/5分2R>
城戸泰介(日本)
椿飛鳥(日本)

<フライ級/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
古賀優兵(日本)

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【Breakthrough Combat02】Progressで須藤拓真×中島太一。Xで呼びかけTUF準優勝者と古賀優兵決定

【写真】RTUで5試合を戦い、3勝2敗。それでいて通算戦績8勝3敗のチェ・スングク。今年の3月に原虎徹にスプリット判定勝ちでDouble GFCフライ級王者に。ちなみに前王者は今年のRTUを制したチェ・ドンフンだ (C)MMAPLANET

19日(木)、PROGRESS実行委員会より25日(水)に会場非公開&配信大会として開催されるBreakthrough Combat02の追加カード=ProgressとMMA各1試合が発表されている。
Text Manabu Takashima

グラップラー×MMAファイターという対戦軸のProgressルールでは須藤拓真×中島太一という68キロ契約の一戦が発表されている。これで同大会おけるProgressマッチは暫定ウェルター級チャンピオン森戸新士×チャレンジャー北岡悟。安楽龍馬×中原由貴のライト級王座決定戦。そして城戸泰介×椿飛鳥の71キロ契約マッチに続き4試合となった。

須藤はMMAファイターとしても活躍しているが、Level-Gライト級王者として今成正和から一本勝ち、全日本ノーギ茶帯フェザー級&オープンを制し、さらに高橋Submission雄己企画の50/50-1GPまで制しており、ノーギ日本最強といっても良い存在だ。


対する中島はプレスリリースによると、所属するロータス世田谷の八隅孝平代表から参戦要望が届き、今回の対戦が実現した。ところでBreakthrough Combatの前日計量が実施されているが、この両者の一戦は当日計量のキャッチウェイトとなったそうだ。

理由は勤め人の須藤は師走の繁忙期に2日も会社を離れることができないため。水曜開催という珍しさも、選手には色々と影響を与えることが伺える須藤の計量&休日事情だ。

一方のMMAマッチは韓国のチェ・スングク×古賀優兵というある意味ミスマッチが決まった。チェ・スングクはRoad to UFC2022のフライ級準優勝、さらにはRTU2023ではベスト8だった現Double GFCフライ級チャンピオンだ。

対する古賀はキャリア2勝4敗のファイターで、どう考えても実力は大きい。実はチェ・スングクはBreakthrough Combat旗揚げ大会でオトゴンバートル・ホルドバートルとの対戦が決まっていたが、交通事故に遇い正式発表前にこの興味深い一戦は流れていた。

その後、今大会で両者の対戦が組み直されていたが、オトゴンバートルにGladiatorフライ級王座決定戦の話があり、主催者側が発表前ということもありオトゴンバートルの意思を尊重し、チェ・スングクも他の相手と戦うことを了承したということ。

しかしながら、ここからチェ・スングクの対戦相手探しが難航した。結果、Xで長谷川賢が対戦募集を行うのと直ちにTRIBE TOKYO MMAの石井逸人から、古賀の推薦があったという。長谷川はTTMの長南亮代表に確認をいえると、以下のような返答があった(プレスリリースから抜粋)。

「チェ・スンググ選手の対戦相手を募集していると聞き、真っ先に石井逸人に『古賀を推薦しろ』と伝えました。『試合がしたいけど長南さんが組んでくれない』とぼやきながら毎日練習に来るアラサーの負け越しファイターですが、格闘技以外に特に好きな事もなくゾンビのように練習して時間だけが流れていく毎日。代表である自分はちゃんと定職に就いて、人並みの生活を送って欲しく思っているのに、彼の幸せはジムに来ては若い奴らと混ざって汗を流す毎日にあるようです。貧乏に生きる悔しさもなく、試合に負けてもさほど悔しくも無く、同じ毎日を過ごす中で転がり込んできたこのビッグチャンス。俺をはじめ見ている皆を驚かせて欲しい」と。

MMAバカか掴んだ千載一遇の機会。ここに手を挙げたことは今回の勝負だけでなく、今後の古賀のMMAファイター人生において突破口を開くことになれば──これこそBreakthrough Combatという新しい試みの存在意義となろう。

なお、リリースに寄せられた今回出場が発表された4選手の意気込みは以下の通り──やはり古賀が頭抜けて個性的だ。

須藤拓真
「前回のProgressでは引き込みで、ポイントを献上しての敗北。悔しい思いをしました。立ち技が出来ないやつと思われるのも癪なので、レスリングの練習を強化しました。今回はテイクダウンしまくって塩漬けにして逆にポイント勝ちを狙おうと思います! 進化した自分を見せます!レッグハンター改め、ソルト須藤です」

中島太一
「足関節技のスペシャリストと戦える事にドキドキワクワクしています。足ぶっ壊されないように頑張ります!」

チェ・スングク
「Double GFCプライ級チャンピオン、コリアン・ゾンビ所属のチェ・スングクです。ます対戦相手を探すのに大変な苦労をしてくださった関係者の方々に感謝します。そんな時にXで自分との試合で名乗り出てくれた古賀選手、本当にありがとうございます。日本で初めての試合ですが、全ての面で圧倒し一本勝ちします。それが今回、名乗りを挙げてくれた古賀選手への礼儀だと思います。いつかBreakthrough Combatのチャンピオンになって、ゆくゆくはRIZINのような大きな舞台で試合したいと思っていますので、見ていて下さい」

古賀優兵
「2連勝しオファーを待っていても、試合の声はかからず。相変わらずの毎日を過ごす日々。練習仲間は国際戦や大きな舞台で活躍しているけど、自分にはそんな機会は一生ないと思いながら毎日練習している。そんな時に韓国人の強豪選手の相手を探していると聞き、迷う事なく手を挙げた。断ったり躊躇する選手も多いと聞くが失うものの無いものに恐怖などない。私のような者に戦う機会を頂けた事深く感謝します。かつてない強豪と試合するにあたって長南代表には死んでこいと言われています。自分が持っている物を全てぶつけて死ぬ気で勝ちを取りに行きます」

また今回のチェ・スングク×古賀の試合決定の報には、他にも対戦募集に呼応した選手もあり、その選手らの今後の同大会の出場を考慮することも示唆されている。


■視聴方法(予定)
12月25日(水)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8

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さて今日は修斗。後楽園ホールでプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8が開催されます。SASUKE×椿飛鳥、榎本明×中野剛貴の2試合が消滅。全6試合と小ぶりな大会になりましたが爆発に期待しつつ、ABEMAで観戦しつつ電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 フェザー級】
◯たてお(ELEVEN)
(判定3-0)
×島村裕(パラエストラ小岩)
1R、開始直後から近い距離での打撃戦。たておはジリジリとにじり寄ってパンチとローを打つ。島村も応戦して互いに良い打撃をヒットさせる。その流れからたておが組み付いてテイクダウン。しばらく上から固めて残り1分でサイドからバックに周りかけたところでラウンドを終えた。
2R、スタンドの静かなやりとりからたておが組み付いてテイクダウン。マウントに移行すると島村を抑えつけてパウンド。だが島村は下から組み付いてスタンドに脱出。ロー、フックをヒットさせて反撃開始。しかしたておはパンチに合わせて組み付くとまたしてもテイクダウン。上をキープしていたが島村は終了間際に脱出。組み付くたておをいなして上になるとパウンドを入れて攻勢。さらに横三角を狙うがタイムアップ。判定はたておに軍配。


【第2試合 インフィニティリーグ2024 フライ級】
◯須藤晃大(EXFIGHT/勝ち点9)
(判定2-0)
×亮我(ゴンズジム/勝ち点5)
1R、開始直後に亮我がタックル。須藤は切ってケージ際での差し合い。しかし動きなくブレイク。再開すると亮我のフックがヒット。嫌った須藤がタックルでテイクダウン。しかし亮我は足関節を仕掛けて脱出。スタンドになると須藤のフックがヒット。グラつく亮我。須藤は仕留めにかかるが亮我は後退してどうにか回復。最後は亮我がタックルでテイクダウンを奪ってラウンドを終えた。
2R、スタンドの攻防の末に須藤はタックルでテイクダウンに成功。亮我はどうにもこうにも動けない。須藤はパウンドで見せ場を作るが終了間際に亮我はやっと脱出。最後の最後にパンチを振るうと左右のフックがヒット。須藤が腰を落としたところで試合終了!あわやの場面。しかし判定は須藤に軍配。インフィニティリーグ優勝を決めた!
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45 AB Breakthrough Breakthrough Combat02 Level-G MMA MMAPLANET o Progress SASUKE UFC YouTube   チャンネル 中原由貴 中川晧貴 修斗 北岡悟 城戸泰介 安楽龍馬 新居すぐる 森戸新士 椿飛鳥 泉武志 竹浦正起

【Breakthrough Combat02】Progressでグラップラー×MMAファイター。きたぁ、森戸×北岡。安楽×中原

【写真】これは楽しみ。ただ楽しみ (C)MMAPLANET

29 日(金)、PROGRESS実行委員会より12月25日(水)に会場非公開&配信大会としてBreakthrough Combat02が開催し、カード第一弾としてProgressルールでグラップラー×MMAファイターの対抗戦3試合が発表された。
Text Manabu Takashima

テイクダウンやリバーサルというトップ奪取に2Pが入り、下の選手がスタンドに戻って正対して離れるとスクランブルとして1Pが挽回されるグラップリング=Progressは打撃のないMMA、そしてADCC後半戦&現代グラップリングに欠かせないレッスルアップの強化につながる──MMAとグラップリングの接点となる戦いだ。

今大会では、そのProgress暫定ウェルター級チャンピオン森戸新士に北岡悟が挑戦するタイトル戦。そして安楽龍馬×中原由貴のライト級王座決定戦。加えて城戸泰介×椿飛鳥の71キロ契約マッチというグラップラー×MMAファイター3試合が組まれることとなった。


10月の旗揚げ大会で泉武志を三角絞めで下し、同王座防衛に成功した森戸は2週間後にLevel-Gで新居すぐるも三角絞めで仕留めている。「正直、MMAファイターは極めやすい」というコメントを残している森戸だが、同時に「摩嶋(一整)選手は練習でも、本当に強い。Progressルール日本最強です」という発言もしている。

組み強さと壁際のテイクダウン能力の高さ、そしてサブミッションへの防御能力。ここは北岡にも通じるはず。そして、下になるとポイント的に不利なルールでトップ奪取能力があり、柔術を消化した北岡は森戸にとって過去にない強敵になる可能性は十分になる。

グラップリング転向プロ2戦目にして、安楽がタイトルを掛けて中原と戦う試合も見逃せない。U-23世界3位のレスラーに対し、今やMMA界では誰よりもProgressルールの意味合いを理解しているといっても過言ない中原。相手がレスラーだろうが、ここで下にならない&スクランブルを制することは彼のMMAの完成度を高める。MMAで強くなることに直結した組み技強化を命題とした中原に対し、安楽ががぶりの先のブラップリングを見せるのか──注目だ。

さらに森戸の推薦で待望のProgress初対決となる城戸は全日本ノーギ、SJJFワールドのノーギ部門で世界一に輝いた茶帯の柔術家だ。森戸の連戦を支え、粒さに見てきた城戸に対するは修斗世界フェザー級選手権試合が一旦流れた椿。

椿は旗揚げ戦で中川晧貴とのProgressマッチを戦う予定だったが、修斗世界戦が決まったためリスク回避で出場を取りやめていた。実は2022年5月にHEATを舞台にProgressルールで竹浦正起にヒールで一本負けを喫している椿にとって、この試合は柔術家へのリベンジマッチでもある。

試合が流れる以前に王者SASUKEから「本気でUFCとか口にするなら1カ月前のグラップリング戦を欠場しない。格闘役者」と手厳しい指摘もあったという椿。この試合を経て、修斗世界挑戦を盛り上げることに成功するのか。これも大きなチャレンジとなる。

そしてMMAとグラップリングの接点で、勝利を手にするのはグラップラーなのか、それともMMAファイターなのか。ベルトの行方とともに、異種格闘技的な見方も成り立つ3試合だ。

なおリリースの寄せられた出場6選手のコメントは以下の通りだ。

森戸新士
「北岡選手は日本格闘技界のレジェンドなので戦えることを光栄に思います。試合はいつも通り積極的に一本狙いにいきます! 応援よろしくお願いします!」

北岡悟
「Breakthrough Combatのケージで、組技が日本で指折り強い選手と思いっきり真剣勝負の練習試合をやります!! よろしくお願いします」

安楽龍馬
「今回このような大きな舞台で中原選手と戦える事嬉しく思います。ポイント制であったり、ケージで下になると相手に点数が入るなどアグレッシブ性を求められるルールで試合をするのはすごく新鮮です。当日は全力でプレーします」

中原由貴
「今回、レスリングで素晴らしい成績を収めている安楽選手と戦う事で自分にとってはかなり良い経験になると思いオファーを受けました。MMAに活かす為にも、前回とは違いプランを立てて勝ちに行きます」

城戸泰介
「ずっと出たかったプProgressに参戦できてとても嬉しいです! 椿選手はMMAで実績を残している強豪なので、しっかり準備して極めることができるよう頑張ります。応援よろしくお願いします!」

椿飛鳥
「11月30日に予定されていた修斗フェザー級タイトルマッチが、相手のケガにより中止となってしまいました。Breakthrough Combat第1回大会に出場予定でしたが、その後に修斗のタイトルマッチのオファーが有り、ご相談させていただいた際に快く送り出していただいたこと改めて感謝申し上げます! 仕事が繁忙期で大変なのでサクッと終わらせて業務に戻れるよう頑張ります! 来年修斗のチャンピオンになるために弾みをつけられるような試合をできるよう頑張りますので、ご注目ください!」

■視聴方法(予定)
12月25日(水)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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【修斗】SASUKE怪我のため欠場!椿飛鳥とのタイトル戦は中止!

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11月30日に後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8。その中でメインで行われる予定だったSASUKE(マスタージャパン東京)×椿飛鳥(トライデントジム)の世界フェザー級タイトルマッチがSASUKEの負傷により中止になる事が発表されました。

SASUKEは練習中に膝を負傷。左膝外則側副靱帯損傷と診断され、ドクターストップがかかったとの事。これによる代替カードは用意されず、SASUKEの回復待って同一カードを組むとしています。

さらに榎本明(リバーサルジム東京スタンドアウト)×中野剛貴(KRAZY BEE)も榎本が調整中に眼を負傷。左眼眼球打撲等と診断され全治1ヶ月と診断され、試合は中止になっています。

それぞれ練習中、調整中の負傷のため、仕方ないと言えば仕方ない。でも8試合中2試合が中止になって全6試合というのはいささか寂しい。チケットの払い戻しに応じてくれるのは英断ですが、最安値チケットが1万円まで上昇した現状を考えるとファンとしてはなかなか笑えません。ABEMAで無料で視聴出来るからそっちに流れるのが自然ですもんね。。。修斗と苦難と不遇はどこまで続く。。。
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【Shooto2024#08】SASUKEに挑戦、椿飛鳥「誰も椿が修斗のチャンピオンになるなんて思っていない」

【写真】戦前の予想は、言わずもがな。だからこそ、面白い一戦(C)TAKUMI NAKAMURA

30日(土)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#08。今大会では3大タイトルマッチが組まれ、椿飛鳥がSASUKEの持つ修斗世界フェザー級王座に挑戦する。
text by Takumi Nakamura

2023年1月の試合で左ヒジを脱臼する大怪我を負うも、復帰後は齋藤翼、結城 大樹、たておを下して3連勝。このレコードもさることながらSNS上でSASUKEに対して挑発的な発言を繰り返し、椿は王座挑戦のチャンスを掴んだ。

こうしたSNSでの発言やキャラクターがクローズアップされる椿だが、そこには「本気でベルトが欲しいと思っていたら、それをどんな形であれ表現する」という信念があり、アマチュア時代から変わらない修斗へのこだわりがある。この2つを胸に椿はSASUKEの持つベルトに挑む。


プレリミを見ても、修斗は他の団体よりもレベルが高い

――椿選手が熱望していたタイトルマッチが決定しました。最初にオファーを受けた時は何を想いましたか。

「正直、自分の中では予想していないタイミングのオファーでした。オファーをもらったのが10月の頭で、会社のシフトもあるので、一瞬迷ったんです。僕も職場ではある程度の役職にいて、簡単に試合があるから休みますというのが難しいので。でもこんなありがたい話はないので、やるしかないと思って決断しました」

――周りの反響はいかがでしたか。

「SASUKE選手とはずっとタイトルマッチをやりたいと思っていましたが、やるなら一番盛り上がるタイミングというか、機運が高まった時にやるのがいいと思っていたんです。それを考えた時に今の自分は実績的なところで、そういう状況にはいないよなとも思っていて。だから、たてお戦のあとにもう一試合やって、もっと世間の注目が集まることをやったうえで、SASUKE選手に挑戦したいと思っていました。ただ、いざ決まったら決まったで、練習仲間からも『いよいよタイトルマッチか!』と言われたり、昔から見てくれている人たちがこの状況を喜んでくれているので、そこはうれしいですね」

――試合決定から2カ月弱、SASUKE戦に向けてどんな準備を続けていますか。

「自分は継続して練習を続けているので、試合前だから練習量を増やすことはないので、そこは問題ないかなと思います。あとは自分の師匠でジムの会長の森(修)さんから試合のオファーをもらった時、最初僕は『11月ですか…』という反応だったんですね。

そしたら森さんから『椿、よく考えてみろ。めちゃくちゃかわいくて人気がある女の子から言い寄られているのに、自分の準備が整ってないから誘いを断るのと一緒だぞ』と言われて。それを聞いて『会長、やります!』と即決しました(笑)」

――会長はたとえ話が上手いですね(笑)。

「会長からはいつも良い言葉をもらうんですけど、今回はその言葉が一番刺さりました。確かに自分からずっとアプローチしていて、ようやく相手から付き合ってもいいよと言われているのに、それを断るやつはいないですよね(笑)」

――改めて椿選手にとってSASUKE選手はどのような存在ですか。言動を見ているとタイプが違うと、もっと言うなら人間的に合わないというか…。

「それは周りからもめちゃくちゃ言われます。共通の練習仲間からも『冗談が通じない人間(SASUKE)と冗談しか言わない人間(椿)の試合だ』と(笑)。それはそれとして、僕はUFCに憧れて格闘技を始めて、UFCの舞台に立ちたいという気持ちはずっとあるんですね。

SASUKE選手はそういう想いを口に出して、それに相応しい実績も残して、実際にRoad to UFCで試合をしているわけじゃないですか。口にするだけなら簡単だけど、そのために実際に行動することは簡単じゃないし、僕は言ったことじゃなくて行動したことがその人を表していると思うので、UFCで戦うことを目標にして嘘なく行動し続けているところは、対戦する云々関係なくカッコいいなと思います」

――そう思う選手が自分が戦っている舞台のベルトを巻いているとなれば、なおさら対戦相手として感じるものがありますよね。

「もちろんです。逆に言えばなんで他の選手はSASUKE選手の名前を出さないんだろうと思います。みんな自分が出ている舞台のチャンピオンになりたくてやっているわけで、じゃあ今そこにいる選手に対して何もアクションを起こさないの?って。それはSNSが苦手とかアピールが苦手とか、そういうレベルの話じゃないし、本気でベルトが欲しいと思っていたら、それをどんな形であれ表現して発信すると思うんですよね。僕は他の選手からそういうものを感じないです」

――椿選手はSASUKE選手に対戦アピールを続けていましたが、発言の真意を聞くと椿選手のタイトル戦にかける想いも伝わります。ベルトに挑む心境はいかがでしょうか。

「僕もデビューしてすぐの頃からベルトが欲しかったわけじゃないです。あまりにベルトが遠かったから。でもいざ実績を積み重ねて、ベルトを巻くチャンスが近づいてきたとなるとベルトが欲しいと思うようになったし、ベルトを獲る=名前が残るものじゃないですか。そこは格闘技をやっている側からすると本当に大きいことだと思います」

――SASUKE選手は2度の防衛に成功していて、穴のない王者です。

「一つ思うのはこの状況は僕にとって有利だなと。『椿飛鳥がSASUKEに勝てるわけがないだろ?』や『SASUKEが圧勝するに決まっているじゃん』という見方がほとんどだし、逆に僕がSASUKE選手の立場だったとしても『椿だったら1Rでいける』と思うはず。それは逆に僕にとって追い風ですね」

――言える範囲で構いませんが、いかなる攻略法をイメージしていますか。

「今回の試合が決まる前から『SASUKE選手と戦うことになったらどうするか?』ということは常に考えていて、会長ともこうやったら勝てるよねという話はしていたんですね。試合が決まったから対策を立て始めたわけではなく、普段から考えていたことの答え合わせという感じです。

あとはそこプラス、SASUKE選手を攻略する糸口が自分の今後のファイトスタイルにおいて重要になるところでもあり、自分が成長するための練習がSASUKE選手攻略にリンクしていました」

――ずばり大方の予想はSASUKE選手が圧倒的有利の声が多いと思います。その上でどんな試合を見せたいですか。

代理戦争前の18年1月のONEトライアウトに合格。代理戦争後に、ONE Warrior Seriesでプロデビューを果たしている。異色のキャリアといえば、異色に違いない

「僕の格闘技キャリアは特殊です。

格闘代理戦争で多くの人に知ってもらって、でもプロデビューしたら連敗したりもして、椿飛鳥=弱いというイメージを持たれていると思います。でも今回の試合はそれを全部覆せるチャンスだなと思います。僕は修斗のベルトは大きいものだと思っているし、誰に勝ってベルトを巻くかも重要だと思っているんですね。だからSASUKE選手に勝って修斗のチャンピオンになったら、みんな認めてくれるよねとは思っています」

――椿選手はSNSでの発言など、あまり今の修斗にはいないキャラですし、そんな椿選手が修斗のベルトを目指しているところも構図としては面白いなと思います。

「僕はアマチュア修斗出身ですし、全日本アマ修でも優勝しているので、意外と硬派な路線なんですけど、いつの間にかそういう見方をされるようになりました(笑)。でも僕のなかでは昔から、やっぱり修斗だよねというのがあって。アマチュア時代に修斗を選んだのも、アマチュア大会だったら修斗のレベルが一番高いと言われていたからだし。

例えばプレリミナリーファイトを見ていたりしても、僕は修斗が他の団体よりもレベルが高いと思っているんです。僕自身はこんなキャラですけど(笑)、格闘技としては本格派が好きだし、強さを求めるものだと思っているので、それだったら修斗でしょ!という想いもあります」

――だからこそ椿選手のタイトル挑戦を楽しみにしている人は多いと思いますし、挑戦するだけではなく、ベルトを獲らないと意味がないですよね。

「そうなんです。タイトルマッチが決まった時に色んな人から『ようやくタイトルマッチだね』と言われたんですけど、タイトルに挑戦することが盛り上がりの頂点じゃないし、僕のなかではすごく違和感や温度差があったんです。変な話、挑戦だけだったら誰でも出来るし、挑戦することがすごいのではなくて、挑戦して勝つことがすごい・評価されるわけじゃないですか。逆にここで負けたらこれからどうすればいいんだろう?とも思います。こんなチャンスが何度も巡ってくるとは思っているので」

――まさに格闘技人生を賭けた大一番ですね。

「チャンスってこういうものだよなと思うんですよ。自分が予期せぬところで転がり込んできて、なかには時期じゃないと言って見逃す人もいるだろうけど、僕はそこに挑むから得られるものがあると思うし、自分にはまだ早いなんてないと思うんですよ。このチャンスに挑むから強くなれると思います」

――この試合を楽しみにしている人たちにメッセージをいただけますか。

「僕を代理戦争から知ってくれた人が多いと思うのですが、あの時に見ていた人たちは誰も椿がSASUKE選手に勝って修斗のチャンピオンになるなんて思っていないと思います。でも僕はすごく自信があるんですよ。あの時から僕のことを見ている人たちには、特に今回の自分の戦いを見て欲しいです。そして僕がチャンピオンになったら修斗をもっと活気のある団体にして、もっと注目してもらえる団体にしたい。僕がチャンピオンになって、これから先もずっと修斗を見て欲しいと思います」

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【Bloom FC03】地元とライト級、そして国際戦。結城大樹「後悔したくない。悔しい想いをしない試合に」

【写真】瞬き率の高い、結城選手でした (C)MMAPLANET

本日27日(日)に福岡市中央区のアクロス福岡で開催されるBloom FC03で、結城大樹が韓国のソ・ジェファンとライト級で戦う。
Text by Manabu Takashima

「東京では勝てない」。そんな風に振り返るようになったキャリは13年目を迎える。そして、地元の福岡の独立団体で迎えた再起戦。気合満々、戦意があふれ出ていると思いきや――結城はライト級で戦うことに不安を感じ、練習でもキレキレということはなかった。

とはいえ地元、減量幅の小さなファイトはストレスも少ない。33歳のベテランになっても、やるべきことは「後悔しない」こと。本人は否定するが、福岡だけで年に4試合を戦うことができる状況になったからこそ、プロモーションの縛りがない状況で戦うことができる若い選手たちは、結城の試合から何かを感じ取ることができるはずだ。


――3月に椿飛鳥選手に敗れ、今回が地元でライト級の国際戦で再起戦となります。椿選手に敗れる。それはキャリアのターニングポイントになる敗戦になったのではないかと。

「正直、椿選手との試合は自信満々で臨んでいました。東京でなかなか勝てていなかったのですが、椿選手は仕事とファイトを両立している選手だし、絶対に勝てると踏んで。SASUKE君なんかも色々と助言してくれていたのですが……ターニングポイントというか、ショックでしたね。応援してくれた皆の期待に応えることができなくて。『また負けたか。東京で勝てないな』と……かなり凹みました」

――ライト級に転向を決めたのは、フェザー級の体重を創ることが厳しくなったからでしょうか。

「まぁ落とせないことはないです。ただ年々きつくなっていたのも事実で。今回はチームメイトの試合が決まっていて、自分だけ試合がないなかで弘中さんから『Bloom FCで戦うか』と言って頂きました。

正直、フェザー級の体を創る状態になっていなかったのも事実で。そうしたら弘中さんが『思い切って、ライト級でやってみるか』と。65キロ級に戦うことを考えると、ライト級では減量がないに等しいです。これまで試合になると、練習の時と比べると動きが悪くて。そういう部分でもライト級で戦うということに関して、『勝ち負け以上に思い切って戦えるのか』ということも言ってもらいました」

――師匠の言葉で、ライト級で戦うことを決意したと。

「ハイ、かなり悩みましたが……。今も試合まで3週間あっても最後の水抜き分ぐらいまで体重も落ちていますし、凄く練習できています。今回の試合の動きで、今後のことも考えていきたいと思っています」

――絶対的な強さでいえばパフォーマンスは上がると思います。ただしMMAは対戦相手いるので、相対的な部分でパフォーマンスは上がるのか。しかも対戦相手はフィジカルが強いとされる韓国人ファイターです。

「ホント、そこまで深く考えていなかったのですが、対戦相手がめちゃくちゃマッチョで。凄く怖くなって、『これはヤバくないですか』と弘中さんに話しました(苦笑)」

――弘中さんの返答は……。

「『でかいから強いなら、ボディビルダーが一番強いってことになるだろ』と(苦笑)」

――アハハハ。なるほど。器の大きさが伝わってきます(笑)。「そういうことか」と納得できましたか。

「正直、いまだに不安です(笑)」

――今夜(※取材は3日に行われた)の練習でもフライ級の小田魁斗選手にテイクダウンされる場面がありましたが……。

「それは……いつも、あんな感じなんです(笑)。もう分からないです(笑)」

――……。今回の試合、修斗公式戦の闘裸男ではなくBloom FCといういわば地元密着の独立プロモーションでの試合になりますが、その辺りを意識することはありますか。

「僕がデビューした頃は福岡に、プロ選手はほとんどいなかったです。でも、今回の大会にはこれだけの数の福岡の選手が出場します。最近、練習をしていても気づけば僕が一番年上になっています。今日もたくさんの選手が出稽古に来てくれていて、凄く刺激になります」

――そんな若い選手に、ファイトを通して伝えたいことはありますか。

「派手な試合はできないですし、全然強くもないです。僕が何かを伝えることがあるのかと思いますが、何かを感じてくれる選手がいれば嬉しいです。でも今日も一緒に練習していた野瀬(翔平)君や小田君のように強くて若い選手がいます。あの子たちに負けないように、もうチョイ頑張ろうと思っています。

それにメインは上田(将年)さんで、修斗でなくパンクラスで戦ってきた選手と一緒の大会に出られることはチョット不思議な感じします。僕自身、修斗で戦ってきて今年は試合があるなら山口の闘裸男だろうと思っていたのですが、声が掛からなくて。弘中さんも『今年は修斗では試合は組まれないだろう』と。そんなときにBloom FCで戦えるのは、本当にタイミングが良かったです。

一番は調整しやすい。それと普段から応援してくださる人の前で試合ができる。それが出場を決めた要因です」

――ならフェザー級で良かったのではないですか(笑)。

「アハハハ。僕も段々とそれを思ってきているところです。だから大丈夫かなって思って(笑)。でも、本当にそこは思っているところです。試合が近づくにつれて、減量が楽過ぎて。それに減量しながら東京まで行くということがないのが、凄く気持ちが楽になっています。なんなら原付バイクで、パァっと計量会場に行ける近さなので。で、終わったらすぐに家に戻ることもできます。

やっぱり東京の試合の時は、水抜きをして飛行機に乗って計量会場に行く。そこからホテルまで行く移動や……ご飯も、僕は家でゆっくり食べたいので、東京だと外食になってしまいますよね。そういうストレスは、今回の試合ではないです。計量後ものんびり、ゆっくりできるだろうなと思います」

――ここから再び、キャリアの再構築になります。

「自分もプロになって12年、そろそろ引退も考える年齢になっています。自分でも練習と試合の動きが違うと、毎試合思って。一致すると、サクっといけて調子が良いです。そうならないと、『もっとできたはず』と13年目になっても思い続けています。それが一番悔しくて」

――結城選手の試合の時、弘中さんが「後悔するぞ」という声を出すことがあります。

「SASUKE君も、そうやって叫んでくれます……。いやぁ……そうなんですよね。だからこそ後悔したくない。悔しい想いをしない試合に今回はしたいです」

■Bloom FC03視聴方法(予定)
10月27日(日)
午後1時15分~ Twit Casting LIVE

■ Bloom FC03主な対戦カード

<フライ級/5分3R>
上田将年(日本)
アリエル・オリバース(フィリピン)

<ライト級/5分2R>
結城大樹(日本)
ソ・ジェファン(韓国)

<59キロ契約/5分3R>
永留惇平(日本)
マルヴィン・マルネス(フィリピン)

<バンタム級/5分2R>
荒木雄登(日本
ハ・テグン(韓国)

<バンタム級/5分2R>
水永将太(日本)
チョン・ウジェ(韓国)

<フライ級/5分2R>
平賀二郎(日本)
下田洋介(日本)

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