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F1 News o RIZIN 貴賢神

【RIZIN_TRIGGER3】関根“シュレック”秀樹を相手にMMAデビュー戦を行う貴賢神「速かれ遅かれどこかで自分がKOします」

スクリーンショット (3823)

319: 実況厳禁@名無しの格闘家 2022/04/14(木) 13:03:20.41 ID:BvEvbB+aa
タカケンシンはパウンドを打つだろう
シュレックは下からタカケンシンの腕を取って腕十字なり三角なりで極めるんじゃないの
 2022年4月16日(土)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ『SPASHAN presents RIZIN TRIGGER 3rd』に出場する、全選手の個別インタビューが14日(木)都内にて行われた。

第7試合の無差別級5分3Rで、関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)を相手にデビュー戦を行う貴賢神(フリー)がインタビューに答えた。(全文は以下リンク先参照)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c75fec18cceb2cbad319a7e0b85413f15ebbfbc


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DEEP MG眞介 o   キック パンクラス ボクシング 上田祐起 中村晃司 修斗 前田吉朗 北方大地 山﨑鼓大 木戸脇広樹 林RICE陽太 潤鎮魂歌 藤原大地

『前田吉朗引退興行』試合結果


メインイベント 前田吉朗引退エキシビションマッチ 2分3R
前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/ENCOUNTER/修斗フライ級世界3位、第3代DEEPバンタム級王者、初代パンクラス・フェザー級王者)
vs.
1R キックボクシングルール 砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE/元パンクラス・ストロー級・フライ級・スーパーフライ級王者)
2R グラップリングルール 北方大地(パンクラス大阪稲垣組/パンクラス・ストロー級王者)
3R パンクラス旗揚げルール 稲垣克臣(パンクラス大阪稲垣組)

第7試合 セミファイナル DEEP ストロー級 5分3R
○潤鎮魂歌(HARVEST) 
×木戸脇広樹(GSB MACS)
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)

第6試合 パンクラス ライト級 5分3R
○木村俊也(BLOWS)
×林RICE陽太(パラエストラ森ノ宮)
判定2-1 (29-28/29-28/28-29)

第5試合 DEEP バンタム級 5分2R
×藤原大地(UBF) 
○MG眞介(パラエストラ東大阪)
1R 2’03” KO (顔面への蹴り)

第4試合 パンクラス フェザー級 3分3R
×中村晃司(パンクラス大阪稲垣組)
○堂園 悠(修和館)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第3試合 パンクラス バンタム級 3分3R
○山﨑鼓大(BLOWS)
×上田祐起(Reliable)
判定2-1 (30-27/29-28/28-29)

第2試合 DEEP バンタム級 5分2R
×延命そら(TEAM FAUST)
○フェルナンド(Pitbull Brothers)
1R 2’30” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 DEEP フライ級(肘無し) 5分2R
○亮我(ゴンズジム)
×梅永海世(パンクラス大阪)
2R 4’03” 裸絞め

 遅ればせながら4月10日に大阪府・梅田ステラホールで開催された『前田吉朗引退興行』試合結果。メインイベントは前田が砂辺光久、北方大地、稲垣克臣とエキシビションマッチをしています。続きを読む・・・
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DEEP MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN TRIGGER03   キック ゲイリー・トノン タン・リー パンクラス ボクシング 修斗 河村泰博 渡部修斗 須藤拓真

【RIZIN TRIGGER03】「柔術はMMAより面白い」ことを証明するための一歩。須藤拓真、渡部修斗戦へ

【写真】言いたいことを口にするが、決して無礼ではない。そこは断言します(C)MMAPLANET

16日(土)に東京都調布市の武蔵野の森アリーナにて開催されるRIZIN TRIGGER03に須藤拓真が出場し、渡部修斗と対戦する。

昨年9月の全日本ノーギ・エキスパート・フェザー級優勝、紫帯で黒帯を撃破したことで一躍注目されるようになった須藤はMMAも戦う三足の草鞋を履く──グラップラーだ。いや、本人は柔術家がグラップリングとMMAを戦っているという自論を持つ。

そしてMMA、柔術、グラップリングは別モノだとも断言しつつ、自らの柔術でその全てで結果を残してきた。本来、2月にMMAで主戦場とするNEXUSバンタム級のベルトに挑戦予定だったが、王者の欠場で延期に。そして決まったRIZIN TRIGGERでは彼が目指すベルトを返上した渡部との対戦が決まった。

自身の気持ちをオブラートに包むことなく、言葉にする須藤。「柔術はMMAより面白い」という発言に信ぴょう性を持たせるためにケージに足を踏み入れる。TRIGGERという舞台で、どのような須藤拓真柔術を見せることができるか。渡部戦とこれから、を尋ねた。


──2月13日にNEXUSバンタム級チャンピオン河村泰博選手に挑戦予定が、王者のコロナ陽性で延期に。年明けに録った須藤選手インタビューがお蔵入りとなってしまいました。

「本当に、そうですよね。ただタイトル挑戦はやる予定です。本当は5月8日大会でオファーを一度は貰ったのですが、4月30日の全日本ノーギに出場するつもりでいて。ケガをするリスクがあるから、5月は回避されることになりました。まぁ僕が全日本ノーギを優先するって言ったからなんですけど」

──アハハハ。それは山田代表も厳しいですね。ただ本来は2月に挑戦予定で、延期は須藤選手の責任ではないですしね。もちろん、コロナは致しかたないことで。

「まぁ、そういう気持ちは自分のなかで多少ありました。オミクロンで流れるのはしょうがないとしても、僕自身は減量もしていたし……でもしょうがないですよね。練習中のケガとは違いますしね。怒りのぶつけどころがなかったです。僕も練習しているから、次は僕が罹患するかもしれないですし」

──では現状、全日本ノーギの方は?

「出ます。TRIGGERの2週間後なので大丈夫です」

──あははは、最高です。とはいえTRIGGERでの対戦相手はNEXUSで目指す王座を返上した渡部修斗選手です。ちょっと、この辺りも気持ちとしては微妙ではないでしょうか。

「奇妙でしょうがないです。そうですね……ネクサス同士で、ネクサスがそれでOKなのかと思いました(笑)」

──パンクラス、修斗、DEEPの選手と戦いたかったと?

「どうせなら違う団体の人と戦いたいというのは正直、ありましたね。でも、そこまで相手に拘りはなかったです。ここで勝つと、この選手が返上したベルトに挑戦するというのはやはり奇妙な感覚ですけど(笑)」

──では渡部修斗という選手に対して、どれだけ価値がある相手だと捉えていますか。

「正直、別にどうとも思っていないです。RIZINでめっちゃ勝っているわけでもないし、何の印象もないです」

──渡部修斗選手に限らず、RIZINで試合をすることが、RIZINで強い選手に勝つことより優先されているように感じる選手は少なくないです。

「あぁ、RIZINに出たいという感じが凄く出ていますよね。僕は強い選手と戦いたい気持ちが大きいです。だから、この試合は落とせないです」

──そんななか渡部選手の印象を教えてください。

「印象……グラップリングは強いと思います。ただ、怖さはないのかなとは……思っています(笑)」

──MMAPLANETで非常に良くしてもらっている柏木さんの試合予想で、総合力で渡部選手というような記述がありました。握手をしながら刺すわけではないですが、アレは自分とは見方は違います。

「自分の方が打撃は強いんじゃないかと思っています。渡部選手の打撃は見たことがないですし」

──キックボクシング歴4年ですから。12月に柏木さんの目の前で森山(壱政)選手の一発でダウンをしたことが、そういう印象を与えたのではないかと。

「あぁ、余り大きな口を叩くことはできないですね(笑)」

──そして足関節✖マジカルチョーク。ただ須藤選手が✖✖✖✖✖してしまえば。その展開は潰せるかと。

「そうなんです。そうすれば、別に平気です。その攻防にはならないです。そこから渡部選手が仕掛けてくれば、僕にとっては戦いやすくなります。ただし、そこも渡部選手は対策をこうじてくると思います。そのための練習もしているだろうし。そうなったら、打撃の勝負で良いかと。

仮に向うの得意な展開になっても、そこからパウンドを打ってくるのかなって。まぁ、打ってくれればその方が自分は戦いやすいです」

──ハーフガードから足関節の創りがあればそれは盛り上がります。が、タン・リーとゲイリー・トノンの例もあります。

「う~ん、米倉選手のプライベートを受けているようですけど、対処してくる相手を極められないと……足関節は極まらないですから。そこは大丈夫です。変に直前に練習してきたら、自信をもって付き合ってくれないかとも期待しています。やっていないと、逃げることに徹すると思うので。やり返せるっていう気持ちが、芽生えていて欲しいですね。

と同時に米国では足関節で勝っていた選手もスタイルチェンジしていますし。僕もここから変化していく必要があります。ただ僕は時代に即して足関節をしたんじゃなくて、好きだから練習してきただけなので。足関節だけでなく、柔術で勝負しても全然問題ないと思っています。

まぁ、ここを踏み台にしてというと失礼かもしれないですけど、勝って他の強い選手と戦いたいです。ただし、自分の力を過信せずにチョット謙虚に戦おうと思います(笑)」

──いや、笑っていますし。ところでX-TREME EBINAの柳澤哲裕代表は須藤選手のRIZIN TRIGGER出場で盛り上がっているのではないですか。

(C)お調子者?の師匠だが、須藤がダウンを喫した時の懸命な指示は──まるで別人だった

「喜んでいます。入場の時にアレやれ、これやれって。試合のことより、そこばかりです(笑)。でも道場の皆も盛り上がってくれて嬉しいですね」

──大舞台で緊張するということは? そこは渡部選手は経験済みです。

「毎試合、毎回のように緊張しているんで(苦笑)。ネクサスの会場でもメッチャ緊張していますし、観客のいない柔術のトーナメントでも緊張しています。どうしても緊張してしまうので、試合だっていう風にあまり気持ちをあげないようにしています。

試合直前まで道着を着た練習で女子選手の受け手になっています。いつも変わらず、このスタンスは一生変わらないと思います。それに会場でも試合前に気合を入れて大声出している選手とかいますけど、ああいうのを見ていると緊張してしまいます。この前の試合も実は試合の3分ぐらい前まで、柳澤さんと下らないしりとりをしていました(笑)」

──下らない話なら良いのですが……、しりとりって何ですか(笑)。

「アハハハ。しりとりをするのも、僕の緊張を解くとかではなく柳澤さんはただお茶らけているんだと思います(笑)」

──アハハハ。らしいです。ところで須藤選手は常々、柔術家としてMMAを戦うと言ってきましたが、RIZIN TRIGGERという大きな舞台で戦っても、その気持ちのままでしょうか。格闘家としての将来像に変化があって然りかと思いますが。

「MMAで上に行けるなら、上に行きたいです。柔術を見せるために。ただ柔術もノーギも出続けますし、MMAと柔術、グラップリングは別競技だけど自分がやっているのは同じことという考えは変わらないです。柔術をMMAで見せたいです。だから、今後はストライカーと戦いたいですね」

──須藤選手の試合を見て、柔術を始めた子が『ヒールはないのか』って思う。そんなケースが増えることを願っています。

「ありがとうございます。ホント、僕と同じようなところから柔術道場に通うようになり、柔術を楽しんでくれる人が増えれば嬉しいです。絶対に柔術はMMAより、面白いと思うので。柔術もMMAと同じような規模にしたいので、少しで柔術に興味を持ってもらえる面白いことができれば良いな──と思っています。でも打撃も練習しているから、満遍なく見せることができればと……。毎試合『打撃を見せる』と言って、そうなっていないですけど(笑)。倒されても行ける、そういう想いはあるので。殴り合って、最悪、寝転がります(笑)」

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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN TRIGGER03 キック ルイス・グスタボ 海外 矢地祐介

【RIZIN TRIGGER03】メインで矢地祐介と対戦、ルイス・グスタボ「あのままで僕と戦うは危険極まりない」

【写真】写真は2018年8月に矢地に勝利し、控室に戻る時のグスタボ。当時は22歳、25歳になりキャリアピークに向かい動き出した(C)RIZIN FF

16日(土)に東京都調布市の武蔵野の森アリーナにて開催されるRIZIN TRIGGER03にルイス・グスタボが来日し、矢地祐介と対戦する。

ようやく外国人の入国制限が緩まり、RIZINに海外勢が来日──2日連続興行の1日目=TRIGGER03のメインを飾るシュートボクセの遺伝子を持つグスタボは、コロナ以降の2年間で1度も実戦を経験していない。

ヴァンダレイ・シウバのように日本の総合格闘技を征服するのが夢──と断言する彼は、1年4カ月振りに日本の土を踏み、その目標に向かい再び動き始めた。


──2019年の大晦日以来の来日が実現しました。今の気持ちを教えてください。

「日本に戻ってくることができて、本当にハッピーだよ。この2年間、本当にハードに練習してきた。メンタルも含め、あらゆる面で成長した。柔術もそうだし、新しい姿を日本のファンに見てほしい」

──外国人が来日できない間、RIZINで活躍していた外国人ファイターは新しい戦場を求めたケースも少なくありません。一方でルイスはこの2年間、他のプロモーションで試合をすることなくRIZINに戻ってきました。

「僕は日本のファンを愛しているし、RIZINで戦うことが本当に好きなんだ。だから他の大会で戦うことはなかった。僕の目標はRIZINでチャンピオンになること。ここを征服するんだ、ヴァンダレイ・シウバのようにね」

──とはいえ2年間、試合がないことで焦りはなかったですか。

「大丈夫だ。パンデミックがいつまで続くのか、誰も分からない。だから健康に過ごし、トレーニングをしっかりすることに重点を置いてきた。少しでも早く日本に戻って、試合ができるように常に準備していたよ」

──この2年間で、一番成長したのはどこでしょうか。

「全ての面で練習してきたし、全てで成長しているけど、柔術には特に力をいれてきたよ。今、僕はコンプリート・ファイターだ」

──今回の試合はケージで行われます。

「リングでもケージでも問題ないよ」

──ケージで戦う時は、さらにレスリングが重要になってくるかと思います。

「MMAを始めた時から、ケージで試合をしてきたから全く気にしていない。ケージでもこれまでRIZINで見せてきたリングとでの試合と同じように、変わらず戦えるよ」

──サッカーボールキック、グラウンドでのヒザがあると、リング以上に危ないシーンに出くわしそうです。

「RIZINで戦うようになってグラウンドでのヒザ、サッカーボールキックの練習を積んできた。ブラジルのジムにあるのもケージだ。ケージでグラウンド状態でのヒザ蹴り、サッカーボールキックがある状況は把握できている」

──おお、それは怖くて楽しみです。今回、矢地選手との再戦になりますが、この間の彼の活動をどのように捉えていますか。

「過去3試合を視た。何も特別なことはない。あのままの状態で僕と戦うのであれは、彼にとって危険極まりないことだよ」

──RIZINのキャリアアップのリスタートです。今後、どのような青写真を描いていますか。

「どの試合も大切だよ。この試合でも、そう。僕はRIZINのチャンピオンになる。そしてヴァンダレイ・シウバのようなレジェンドになる」

──では改めて、日本のファンに一言お願いします。

「日本の全てのファンを愛している。また日本のファンの皆の愛情を感じることができる──それが凄く嬉しい。日本で戦うことは、いつだって楽しみでしょうがない。皆の応援に感謝している」

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MMA MMAPLANET o RIZIN RIZIN TRIGGER03 キック ボクシング 修斗 倉本一真 加藤ケンジ 岡田遼 藤田大和 金太郎

【RIZIN TRIGGER03】金太郎戦へ。金網破壊神=倉本一真─02─「仕留める技はホントにたくさんあるので」

【写真】今週土曜日──どのようなエグさが、見られるか(C)RIZIN FF

16日(土)に東京都調布市の武蔵野の森アリーナにて開催されるRIZIN TRIGGER03で、金太郎と対戦する倉本一真のインタビュー後編。

前編に続き、倉本にケージの使い方について訊くと、新しい事実が次々と浮かび上がってきた。次の試合ではストライカーの金太郎を相手に、どんな壊し方を見せるのか。投神から掌神へ、そして破壊神へと進化する倉本一真のMMAは見逃せない。

<倉本一真インタビューPart.01はコチラから>


――相手がマットに背中を着けている状態で、倉本選手が立った状態からのパウンドを効かせている場面もありました。

「そういえば、ヒザの練習はしていないって言いましたけど、Me,Weでやっていました。ただ、それは対人じゃなくて人形相手なんですよ。そこでパウンドの練習もしています」

――人形というのは……。

「MMA用のダミー人形です。完全に人の形になっていて、投げたりパウンドを打ったりすることができるやつですね。昔のように真っ直ぐな状態ではなく、今のタイプは足も曲がるんですよ。それを使って息上げをやっています。

まずサンドバッグでパンチやキック、次に人形を使ってパウンドで息上げですね。そういうところでヒザの練習もやっています。相手が背中を着いて、僕が立っている状態からのパウンドも。……すみません、実は毎週やっていました(笑)」

――アハハハ、そのメニューを無酸素でやるのですか。

「息上げプラス、フルパワーでやります。毎週金曜日の午前にその練習があるので――明日ですね(※取材は7日(木)に行われた)」

――それだけハードな練習を行う前日の気持ちは……。

「金曜日の朝はキツいなぁ、と思っています(笑)。でも、それを乗り越えたら週末が待っているので。金曜日は夜も練習があるんですけど、その朝練が終われば一週間の終わりが見えてくるなって(笑)」

――そう思えるように練習スケジュールが組まれているのかもしれないですね。

「山﨑さん(剛リバーサルジムMe,We代表)のおかげで、良い練習をさせてもらっています。選手一人ひとりの個性を見て、練習させてくれるんです」

――先日、倉本選手が修斗ジム東京からMe,Weへ移籍することが発表されました。もともとMe,Weで練習し始めたのは、いつ頃のことなのでしょうか。

「僕が修斗で岡田遼選手に負けた(2020年5月にKO負け)後ですね。当時の自分は打撃が全然ダメで、岡田戦の後に藤田大和に相談したことがキッカケでした。

大和とは一緒に自衛隊体育学校にいた時期があるんです。僕はレスリング班、大和がボクシング班で。お互い自衛隊体育学校を離れてからも連絡は取り合っていたんですけど、岡田戦の後に『大和、パンチを教えてくれないか』と相談して、Me,Weに出稽古で行くことになりました。その時に山﨑さんがすごく良くしてくださったんですよ。いきなり出稽古で来た、こんなヤツに対して。それが2020年の6月ぐらいですね。そこから出稽古で、Me,Weにお世話になっていました」

――では、それまでの倉本選手というのは……。

「あの頃、僕はハーレーのカスタムショップで働いていたんですよ。仕事が終わるのが8時か9時ぐらいで、それから練習に行って。だから練習に行くのが週2回ぐらい……正直、1回も行っていない週もありました。仕事で疲れて、もうイイやって。

ずっとレスリングをやっていたし、センスで勝つこともできていて、ちょっと調子に乗っていたんです。でも、そろそろちゃんと練習しなきゃいけないと思って、ハーレーを辞めて鳶に転職したんですよ。鳶は午後5時には仕事を終えることができるので。でも現場は朝が早くて、それもまた疲れ果てて――結局、練習に行かないことがザラにありました。
僕がMMAを舐めていたんです。レスリングと空手をやっていたので、あとは組み技と打撃をつなぎ合わせるだけだろう、って……」

――……。

「修斗ジム東京で練習していた頃は、坂本(一弘)さんには、すごく良くしていただきました。僕がRIZINに出ることになった時も、すぐに坂本さんから連絡を頂いて、効くサッカーボールキックの蹴り方を教えていただいたんです。坂本さんから教えていただくことって、MMAの要所要所で使えるものが、すごく多かったですね」

――これは失礼な聞き方かもしれませんが、修斗時代に投げを多用していたのは、試合を盛り上げること以上に、フィニッシュするためには投げしか選択肢がなかった状態だったのでしょうか。

「そうなんです。あとは大振りのフックとか。根津さんと試合した時(2019年11月、根津優太にKO勝ち)は8回ぐらい投げたんですけど、あれは1回で仕留めたかったのに、何度投げても根津さんが起きて来る。会場も盛り上がっているから、投げ続けたいっていう気持ちもありました。でもそれ以上に、しっかり倒したいと思っていたし、それが当時の僕にできることだったんです」

――なるほど。

「どうやって相手を壊すか、どうやって仕留めるかは常に意識しています。ジムで『これって良くないですか?』って話をしていると、山﨑さんにも『また相手を壊すことばかり考えて……』と言われますね。(笑)。RIZINもIREも、故意に相手をケージに叩きつけるのは反則らしいんですけど」

――相手をケージに叩きつけてKO……そんなことを考えていたのですか!

「ケージに叩きつけはしないですけど、エグいことばかり考えています(笑)。まだまだ新しいケージの使い方はあると思うし、いろいろ考えるのが楽しいですね」

――今後も倉本選手がどんなケージの使い方を見せてくれるのか、楽しみです。

「どんどん強い相手と試合したいです。でも……まだRIZINではヒロ・ヤマニハに負けて、加藤ケンジ選手に勝っただけで、何も証明できていないんですよ。ちゃんと今回の金太郎戦で勝てば、認められるんじゃないかなと思います。RIZINのバンタム級トーナメントで、僕は1回戦負けだったじゃないですか。あの時トーナメントに出ていた選手とも対戦していきたいですね。金太郎選手もトーナメントに出ていた選手なので、それは嬉しいです」

――金太郎選手は、そのトーナメントで注目を浴びた選手です。ファイターとしての印象はいかがですか。

「パンチもハイキックもミドルも強い。打撃が強い選手ですよね。僕も、打撃でも負けないように進化してきました」

――金太郎戦では、どのように相手を仕留めたいと思いますか。

「どの技で最終的に仕留めるかは、試合だからやってみないと分からないです。ただ、スタンドでもグラウンドでも仕留める技はホントにたくさんあるので、自分でも楽しみですね」

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1988年11月28日生まれ
2009年新極真会カラテワールドカップ日本代表に初選出され、
2度目の選出となる2013年カラテワールドカップ軽量級3位入賞を果たし、空手世界3位となる。​
現在は自身の空手教室を運営する傍ら、日々武の探究・鍛錬を続けている。
現役時代の試合映像→https://www.youtube.com/playlist?list=PLJFlTdZqTuncsAcKq9YgMbaD8oHoWwmmN
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好きな選手は故・山本KID徳郁氏(現在は特定の選手のファンでもアンチでもない)

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BELLATOR DEEP HEAT50 K-1 MMA MMAPLANET o PFL Progress UFC イゴール・タナベ キック ダニエル・スポーン 修斗 岡野裕城 桜井隆多 森戸新士 椿飛鳥 生田誠 石井慧 竹浦正起 長谷川賢 長野将太

【HEAT50】イゴールに試練&石井慧がスポーンと対戦。PROGRESSで竹浦×椿、コンバットJJ=生田×江木も

【写真】PFL、Bellator、コンテンダーシリーズ・ベテランのスポーンとの対戦が決まった石井(C)MMAPLANET

12日(火)、東京都品川区のホテル・プレインスガーデン1Fフォーシーズンにおいて、5月7日(土)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されるHEAT50の記者会見が行われた。

2005年2月6日の第1回大会から17年、節目の50回大会で行われたMMAマッチは既にHEATライト級選手権試合=チャンピオン草MAX×チャレンジャー岡野裕城、ミドル級の櫻井隆多×イゴール・タナベなどが発表され、その4選手に加えて引退試合を行う春日井たけし、石井慧というMMAファイター、皇治らキック出場選手が会見に出席した。


会見は4部で行われ、まず志村道場勢がテーブルに。引退試合に挑む春日井は「HEAT50回記念大会で引退試合という場を与えてくれ、志村館長には本当に感謝しています」と話し、質疑応答で「次世代の選手。自分はUFCに出たいという夢を実現できなかったので、そういう若い選手とやたいたいです」と対戦相手について要望を話した。

MMA2戦目で桜井隆多と戦うイゴール・タナベは、今回の試合が終わると米国に渡り6月のムンジアルに向けて2つのトーナメントでポイントを加算する必要がある。そのタフな状況に「ケガをしないことが一番。すぐに勝ちます」と断言した。対して桜井は「そうはならないよう戦うだけです」とらしく話した。

驚くべきは出場リストにはあったが、先のK-1無差別級Tで1回戦終了後にワキ腹を痛めてドクターストップ→準決勝棄権となった石井の参戦だ。SNSで「8番目の肋軟骨が折れている」ことを明らかとした石井が、わずか34日間のインターバルで試合に出ることが可能なのか──また、どのような調整が行われるのか。

「良い相手で、本物のカードというか……その良い相手にしっかり勝って、成長した強くなった姿を見せる」と挨拶を行った石井。負傷について質疑応答で「肋軟骨のケガは柔道時代から癖みたいにあっていて、その痛みには慣れている。良い医者も知っていて、その力もあって100パーセントの体調で行けると思います。鉄は熱いうちに打てではないですけど、今はやるべきだと思っています」と話した。

その石井と対戦するダニエル・スポーンは石井が2019年に出場していたPFLの常連で、コンテンダーシリーズでも勝利を挙げている。サウスポー、打撃も組み攻守ともにアベレージ以上にある。カウンターで迎え撃つ際にガードが落ちるきらいもあり、石井はパンチを振るって前に出る際に、そのまま組んで倒すという勢いをつけると、打と組み共にリードできるかと思われるが──全ては負傷の状況次第だ。

また今大会では長谷川賢率いるPROGRESSからグラップリングマッチが提供されることも会見で発表があった。今回、決定したカードはフォークスタイル・グラップリング=プログレス・ルール71キロ契約で竹浦正起✖椿飛鳥、そしてコンバット柔術ルール66キロ契約が採用された生田誠✖江木伸成だ。

カルペディウム三田所属の竹浦は、もともと愛知県岩倉市出身でNEX所属時代には柔術やグラップリングだけでなく、アマ修斗やアマDEEP、JMLでも戦ってきた。

上を取る、そしてポイント有りルールのノーギマッチで、どのようなパフォーマスを発揮できるか、ひたすら楽しみな竹浦の凱旋マッチだ。

対する椿は格闘代理戦争に注目を浴びたが故に、苦難のMMAロードを歩んできたが3日のプロ修斗公式戦で、2年半ぶりの勝利を手にした。ケージの使い方では、負けない。そんな気持ちが伝わってくる椿の――竹浦とのグラップリングマッチ出場だ。スクランブルにバッククラブとサブミッションが加わったケージ・グラップリングで持ち味を発揮するのはどちらか。

掌底有り&ノーポイントには、これも愛知県瀬戸市でトラスト柔術アカデミーを主宰する生田が参戦する。

昨年8月にIREのコンバット柔術で長野将太の掌底攻撃に大苦戦、それでもデラヒーバガードを取ろうとした44歳の永遠のチャレンジャーが、再びケージに足を踏み入れる。対戦相手の江木は森戸新士率いるLEOS柔術アカデミー所属、紫帯で全日本優勝、茶帯ではアジア3位という戦績を残している。

道着競技柔術家の2人が、掌底有りルールをケージで戦う――。日本のMMA社会と柔術社会の接点ともなるプログレス提供グラップリングマッチは、もう1試合組まれる予定だ。

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【RIZIN TRIGGER03】金太郎戦へ。投、掌、ヒザ=三種の神技=倉本一真─01─「完全にエグいのが入って」

【写真】Mr.TRIGGERへ、ケージのRIZINを牽引していく空気感すら倉本には漂い始めている。そういう意味でも、ストライカーとの対戦は非常に重要だ(C)SHOJIRO KAMEIKE

16日(土)に東京都調布市の武蔵野の森アリーナにて開催されるRIZIN TRIGGER03で、倉本一真が金太郎と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

倉本は今年2月、RIZIN TRIGGER02で加藤ケンジを相手に、グラウンド状態でのヒザ蹴りでKO勝利を収めた。IRE06の寒河江寿泰で、ヒザ着き掌底で相手の顔面を破壊してKO勝ちした試合に続くインパクトであった。さらに倉本にとっては、2020年3月以来となるケージでの試合で、様々なケージを活用した技術も披露している。

そんな加藤戦で見せたケージ技術について訊くと、倉本の新たな強さが見えてきた。


――2月のTRIGGER02における加藤ケンジ戦では、グラウンドでのヒザ蹴りで加藤ケンジ選手をKOしました。

「一方的な試合にすることができたかな、という感じですね。ケージでの試合ということで、テンションが上がっていたのかなとも思います。何より今はしっかり練習できているので、その自信が一番大きかったです」

――前回のインタビューでは、グラウンド状態のヒザ蹴りがあるRIZINルールを生かしたいという言葉があり、加藤戦はまさにその言葉通りの試合となりました。

「僕はガブりが得意なので、ガブってヒザを打てたら試合を終わらせることができる。それぐらいの自信があります。ただ、グラウンド状態でのヒザ蹴りってスパーリングでは練習できないじゃないですか。国内でRIZINファイターとONEに出ている選手以外は、グラウンドでヒザ有りのルールで試合していないし、まず危ない技なので……」

――ということは、練習ではガブってからヒザ蹴りという、打ち込みのみということですか。

「そうですね。スパーリングではガブってからのヒザ蹴りでボコボコにすることはないですよね。練習の中では、ガブりの状態になれば型だけはやる、というぐらいですね」

――その状態で実戦に投入する場合、本当に試合の中で見せられるのかどうか、不安な面はないでしょうか。

「不安はなかったですね。ただ……サポーターなしで、ガブった状態から人の頭にヒザ蹴りを当てるというのは、こっちも結構痛いなっていう(笑)」

――アハハハ。でもその痛みは、自分自身もしっかりヒザの先端を相手に当てることができている証ですよね。

「そうなんです。自分のヒザが相手の脳天へ……お互いの固いところが当たるので」

――ただ加藤戦では、グラウンドで相手をめくり、半身にさせてから顔面にヒザを突き刺してKOしました。あのヒザ蹴りはインパクトが大きかったです。IREで、ヒザ突き掌底を入れた時のように。

「ヒザ蹴りを打った自分が言うのもアレですけど……痛そうですよね。3発入って、最後はすごいのが入りました。頭や脳天を蹴るのって自分も痛いんですよ。試合中に痛みを感じることはないんですけど。でも固いところ同士が当たるので、自分では効いている感じが分からない。しかも相手はブロックするから、すべてのヒザ蹴りが頭に当たるわけじゃないですし。

でも、めくった状態や横からだと、頭じゃなくて顔に当たるじゃないですか。しかもスライディング気味に入って。ああなると、効いているなっていうのは分かりました。完全にエグいのが入っているなって」

――そのヒザ蹴りも含めて、とても活き活きと試合しているように見えました。

「前回の試合は、自分の中で迷いもありませんでした。相手は打撃が強いことも分かっていて、反対に僕が今までダメだったのは、そういう打撃をもらってしまうことだったんですよね。でもダメなところを改善して、だいぶ不安要素もなくなってきています」

――スタンドでは、打撃戦をするというよりも、相手が打撃を出す前に先手を打ちながらテイクダウンに持ち込んでいました。

「レスリング時代からそうなんですけど、自分のペースで試合をすることが重要なんです。やっぱり受け手になったらダメなんですよ。相手に対して『自分のほうが上だから、ちょっと見ていこうかな』と思っていると、やられたりポイントを取られたりして……。それは昔から同じなんです。

だから僕は常に、自分のペースで試合をする。自分から動く。それが一番良いのかなって思います。もっと打撃のカウンター狙いとか、そういうテクニックがあればいいんですけど、今はまだそんな巧さもないので」

――もともとレスリングが、それだけ短い試合時間で常にアクションを促し続けるスポーツですよね。やはりそのリズムが染みついているのでしょうか。

「そうですね。レスリングはアクションしなければ相手にポイントが入ったりするぐらい、常に攻めていかないといけない競技ですから。攻めて、攻めて、攻めて――。もちろん打撃のカウンター技術も練習しているし、それが加わればもっと成長すると思います。今も成長し続けているので、本当に楽しいですね。自分には伸びしろしかないです」

――あと加藤戦で見せたケージの技術でいえば、相手が起き上がろうとしたところを上から抑え込むのではなく、両手で押してケージに背中を着かせてから抑え込みに行きましたよね。ケージを使って相手を立たせない技術といいますか。

「あぁ~、それは結構使っていますね。今回の試合が終わってから、やっぱりケージが向いているって、いろんなところで書いてもらっているんですよ。自分ではそこまで意識していないんですけど、そう言われると、確かに得意な展開ですね」

――そういった部分で、加藤戦では新しい倉本選手を見ることができたと思います。

「そうですね。今はどんどん新しい武器も増えているので」

――前回のインタビューでは、これまでの試合では余裕を持って試合をすることで、敗北を喫したことについても触れていました。加藤戦でのメンタル面は……。

「相手のことをナメたり、油断したりっていうことは全くなかったです。試合前にケガをすることもなかったし、自分のコンディションも良かったし、気持ちも整っていました。やっぱり前の試合で負けたことが、良い勉強になったなと思います」

<この項、続く>

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【Yoshiro Maeda RetirementMemorial Event】藤原大地─02─「やりたいと思ったことは、やったらいい」

【写真】本日行われた計量で、藤原大地は61.0キロ。MG眞介も61.15キロでクリアしている (C)FREEKS

10日(日)、大阪市北区の梅田ステラホールで開催される『前田吉朗引退興行』で、MG眞介と対戦する藤原大地のインタビュー後編。

ラーメン店の開業から会社の経営者となり、成功を収めている藤原大地が、今年に入ってMMAに復帰した。そんななかで届いた、かつてパンクラス稲垣組で苦楽を共にした前田吉朗の引退興行参戦のオファー。ここでは藤原が語る前田吉朗への熱き想い、そしてMMAに限らず人生で迷っているかもしれない人たちへのメッセージをお届けする。

<藤原大地インタビューPart.01はコチラから>


――精神面に関するお話がありました。一方、技術面に関して今も戦えるという自信のようなものは……。

「無いですよ(笑)。でも――自分がどこまでできるのか、っていうチャレンジなので。テレビで観ていても、今のMMAの技術ってすごいじゃないですか。技術面に関して、自分は全く追いついていないなって思います。でも自分がやりたくて、やっているので」

――格闘技をやりたいからやる。至ってシンプルですね。

「自分が出ることで、若い選手のチャンスを潰してしまうんじゃないか。そう考えたこともあります。今回はたまたま、前田吉朗の引退試合ということでDEEPからオファーをもらったんですけど、そうじゃなかったら出ていないかもしれないです。ただ、若い選手ではなく僕にオファーにあったというのは、まだ僕に魅力を感じてくれているんだな、と思ったんですよ。だから若い選手のチャンスを潰すということよりも、まだ自分にチャンスがあるならやってみようと考えました」

――やはり前田吉朗選手の引退興行というものに対して、想うものは大きいですか。

「それは大きいです。前田吉朗の引退興行じゃなかったら、このタイミングで試合していないですね。もっと間を空けたかったです」

――……。

「前の試合が1月末――中2カ月で試合をするのは、10代や20代前半の試合スパンだと思うんですよ。前田吉朗の引退興行でなかったら、そのままWardogで細々と、コツコツ試合していたと思います」

――前田吉朗選手は、藤原選手にとってどのような存在なのでしょうか。

「偉大な存在です。人しても偉大やし、身近なカリスマっていう感じですね。もう結婚もしてはるし、今の私生活は知らないですよ。でも昔の私生活はブッ飛んでいたんで。一緒にパチンコを打っていて、僕に良い当たりが出ると横で叫び出したりとか(笑)」

――アハハハ、ブッ飛んでいますね。

「でも本当に漢気がある人で。真剣な時は絶対に間違ったことを言わない。仲間想いで、誰よりも稲垣組のことを考えてきはった人なんで。それが今回こうして、同じケージの中に立てるっていうのは嬉しいですね。ホンマに……お疲れさまでしたって伝えたいです。負けたらマイクを持つこともできないかもしれないですけど(苦笑)」

――現在も前田選手と交流はあるのでしょうか。

「この間、前田吉朗の新しいジム(ENCOUNTER大阪)へ挨拶に行ったんですよ。そこで『何とか復帰して、吉朗さんの引退試合に間に合いました』と言ったら、『逆に、オレがよく待ったとは思わんか?』って笑われました。……そう言ってもらえて、すごく感慨深いです」

――熱い話です。その前田吉朗引退興行で対戦する、MG眞介選手の印象を教えてください。

「ムチャクチャ好青年やな、と思います。好青年なんやけど、試合になったら気合いを入れて、覚悟を持って戦うタイプなんかなって。こういう選手と試合できるのは、すごく嬉しいですね」

――MG眞介選手は年齢も藤原選手とはひと回り以上離れており、KO勝利も多いファイターです。

「怖いですよ(笑)。あと、対戦するのが自分で良いんかなっていう感じです。向こうからすれば、オイシイ相手でもないし。かといって自分も踏み台になるつもりはないので、ただ淡々と試合をするだけですね。殴られるのは嫌やなぁと思いながら(笑)」

――藤原選手としてはMMAに復帰し、今年からコンスタントに試合を行っていきたいのでしょうか。

「今はまだ減量末期なので、2度と試合したくないと思っています(笑)。たぶん試合が終わったらまた考える、っていう感じですね。これからどこまでモチベーションが続くのか、それは自分がやりたいかどうかだけの話やと思うんで。試合したいと思ったら、もっと試合を組んでくれって言うやろうし、試合したくなかったら『声かけんでくれ』っていう雰囲気になると思います(苦笑)」

――なるほど。最後に、MMAPLANETの読者の皆さんへ、試合への意気込みやメッセージをお願いできますか。

「メッセージ……やりたいと思ったことは、やったらいいですよ。いろいろ周りから言われても、自分の人生なので、やりたかったらやらないと。本当にやりたいことがあるのに、いろいろ言い訳をしてやらないのは損だよ、って伝えたいですね」

――藤原選手は、その想いでラーメン店を開業し、成功して再びMMAを戦うわけですね。

「そういう人生を送ってきているので、僕は幸せですよ。好き勝手やればやるほどシンドイけど、そのぶんメッチャ楽しいっていう、振り子のようなものやと思います。苦労すれば苦労するほど、楽しいことが待っている。どうせ苦労するなら、好き勝手やって苦労したほうがいいじゃないですか。ホンマにやりたいことをやっていたら、シンドイこともメチャクチャあります。でも絶対、そのぶん楽しいから」

■DEEP CAGE IMPACT in OSAKA2022視聴方法(予定)
4月10日(日)
午後12時30分~Twit Casting LIVE

■「Yoshiro Maeda retirement」視聴方法(予定)
4月10日(日)
午後4時30分~Twit Casting LIVE

■ DEEP CAGE IMPACT in OSAKA2022 計量結果

<フライ級/5分3R>
柴田MONKEY有哉:56.8キロ
渋谷カズキ:57.15キロ

<49キロ契約/5分3R>
パク・シウ:48.9キロ
古賀愛蘭:48.5キロ

<バンタム級/5分3R>
中本龍平:61.8キロ→61.7キロ
雅駿介:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
谷岡祐樹:61.45キロ
上荷大夢:61.6キロ

<フェザー級/5分2R>
瀧口脩生:66.2キロ
チハヤフル・ズッキーニョス:66.2キロ

<バンタム級/5分2R>
井上暉也:61.45キロ
金森功祐:61.7キロ

<フライ級/5分2R>
亮馬:56.85キロ
中山陸斗:57.1キロ

■「Yoshiro Maeda retirement」計量結果

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
稲垣克臣:──キロ

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
北方大地:──キロ

<Yoshiro Maeda retirement exhibition>
前田吉朗:──キロ
砂辺光久:──キロ

<ストロー級/5分3R>
潤鎮魂歌:52.2キロ
木戸脇広樹:52.15キロ

<ライト級/5分2R>
木村俊也:70.15キロ
林RICE陽太:69.85キロ

<バンタム級/5分2R>
藤原大地:61.0キロ
MG眞介:61.15キロ

<フェザー級/3分3R>
中村晃司:65.85キロ
堂園悠65.75キロ

<バンタム級/3分3R>
山﨑鼓大:61.6キロ
上田祐起:61.15キロ

<バンタム級/3分3R>
延命そら:61.5キロ
フェルナンド:61.35キロ

<フライ級/5分2R>
亮我:56.5キロ
梅永海世:56.75キロ

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o YouTube 鈴木万李弥

【K-1 BACKSTAGE PASS】MOE vs 森川侑凜/真美 vs 美伶/真優 vs 鈴木万李弥 22.3.26 Krush.135 【舞台裏】#krush #k1wgp #格闘技

試合当日の舞台裏の姿をお送りする動画「K−1BACKSTAGE PASS」
2022年3月26日(土) Krush.135で行われたKrush女子3試合の舞台裏を公開!

この試合のフル動画はこちら↓
MOE vs 森川侑凜

真美 vs 美伶

真優 vs 鈴木万李弥

過去の舞台裏動画はこちらから↓
【K−1 BACKSTAGE PASS】 再生リスト