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45 AB Breakthrough DEEP Gladiator Gladiator029 MMA MMAPLANET NavE o ONE Road to UFC UFC YouTube イ・スンチョル オトゴンバートル・ボルドバートル ダギースレン・チャグナードルジ チェ・ドンフン チハヤフル・ヅッキーニョス チャンネル パンクラス パン・ジェヒョク 今井健斗 修斗 南友之輔 吉田開威 宮川日向 山上幹臣 岩倉優輝 松原聖也 桑本征希 森井翼 櫻井雄一郎 水野翔 風我

【Gladiator029】ついにオトゴンバートルが抜擢=今井健斗とフライ級王座決定戦。ヅッキーニョスはライト級へ

【写真】もちろん、結果は当然として勢いとやる気を買う。そんなタイトル戦こそ、今のJ-MMAに必要なのかもしれない (C)MMAPLANET

3日(火)、GLADIATORより年が明けて1月12日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR029でフライ級王座決定戦が組まれることが発表された。
Text Manabu Takashima

既にフェザー級王座決定戦=パン・ジェヒョク×ダギースレン・チャグナードルジと、バンタム級暫定王座決定戦=南友之輔×吉田開威戦に続き、3階級の王座決定戦が組まれることになる。


グラジのフライ級王座はニャムジャルガル・トゥメンデムベレルが昨年3月にNavEを下して新王者になった直後にRoad to UFCと契約して王座を返上。その後、今年の2月からフライ級王座決定トーナメントを開き、準々決勝が消化した時点で2人の生き残り組=チェ・ドンフンとイ・スンチョルという韓国勢がトーナメントを離れた。

前者はRoad to UFCへステップアップ、後者は負傷欠場からストロー級に階級を下げてONE FFと契約を果たした。この間、グラジでは残りの準決勝進出を決めていたNavEとオトゴンバートルの間で王座決定戦を5月大会と7月大会で組もうと動いていたが、ヒザを負傷したNavEが応じることはできなかった。

オトゴンバートルは10月のBreakthrough Combatで風我を倒した際も、グラジのフライ級王座決定戦で戦うことを強く要望していた。しかしながら、NavEがヒザの手術に踏み切ったことで1月出場はなくなり、オトゴンバートルは将来の目標であるRoad to UFC出場に向け、今月12月25日に行われるBreakthrough Combatで某Road to UFCベテランとの対戦を一度は合意していた。

その後、グラジの櫻井雄一郎代表より今井との王座決定戦という打診があり、Breakthrough Combatがオトゴンバートルの意思を尊重しフライ級王座決定戦に挑むことを了承した。

今井はDEEP名古屋大会でキャリアをスタートさせ、パンクラスを経て今年5月にグラジに初参戦。アンダードッグとして見られていた元修斗世界ストロー級王者の山上幹臣戦でTKO勝ちで番狂わせを起こし、7月にはパンクラス大阪大会で松原聖也、10月のグラジで宮川日向を判定で下し、国際戦をアピールしていた。

櫻井代表は「試合結果は当然として、選手達の勢い、やる気を評価し、その想いをぶつけるに相応しい場に抜擢していく」と明言し、今井とオトゴンバートルの王座決定戦が決まった。

テイクダウンからコントール&スクランブル戦を得意とする今井。オトゴンバートルはグラジの2試合では豪快なフィニッシュ勝利を挙げてきたが、風我戦で初めてベースとなるレスリング力の高さを見せていた。風我戦は今井陣営が戦略を練るうえで相当に参考になることは違いない。

MMAイベントにストーリーの展開は欠かせない。同時にMMAは強さが物語を紡ぐ原点にある。そういう意味でも、注目の王座決定戦といえる。

また今回の発表では3回戦でライト級転向のチハヤフル・ヅッキーニョスがTTFC、HEATと韓国勢を連破した岩倉優輝と。ウェルター級で井上敬太が2年4カ月振りのMMA復帰し、森井翼と。そして水野翔が桑本征希と相対するフェザー級戦が組まれることも明らかとなっている。眠れる大器=井上、フェザー級トーナメント出場組が、新たな戦いに歩み出す試合も注目だ。

なお王座決定戦に出場する両者がプレスリリースに寄せたコメントは以下の通りだ。

オトゴンバートル・ボルドバートル
「タイトル戦が決まり、とても嬉しいです。トレーニングはいつも通り行っていて、コンディションも良いです。試合の準備は万端です。対戦相手が誰であっても、私は試合を受ける準備ができています。素晴らしい試合をさせていただけて、GLADIATORに感謝しています」

今井健斗
「GLADIATOR 3戦目にして早速タイトル戦のオファーを頂きありがとうございます。オトゴンバートルとはいつか当たると意識していましたが、思ったより早く機会を頂けて嬉しいです。過去最強の相手ですが、試合当日ベストの自分をぶつけて必ず勝ちます。下馬評をひっくり返してベルトを岐阜に持ち帰るので楽しみにしていて下さい」

■視聴方法(予定)
1月12日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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45 AB Breakthrough Breakthrough Combat02 Level-G MMA MMAPLANET o Progress SASUKE UFC YouTube   チャンネル 中原由貴 中川晧貴 修斗 北岡悟 城戸泰介 安楽龍馬 新居すぐる 森戸新士 椿飛鳥 泉武志 竹浦正起

【Breakthrough Combat02】Progressでグラップラー×MMAファイター。きたぁ、森戸×北岡。安楽×中原

【写真】これは楽しみ。ただ楽しみ (C)MMAPLANET

29 日(金)、PROGRESS実行委員会より12月25日(水)に会場非公開&配信大会としてBreakthrough Combat02が開催し、カード第一弾としてProgressルールでグラップラー×MMAファイターの対抗戦3試合が発表された。
Text Manabu Takashima

テイクダウンやリバーサルというトップ奪取に2Pが入り、下の選手がスタンドに戻って正対して離れるとスクランブルとして1Pが挽回されるグラップリング=Progressは打撃のないMMA、そしてADCC後半戦&現代グラップリングに欠かせないレッスルアップの強化につながる──MMAとグラップリングの接点となる戦いだ。

今大会では、そのProgress暫定ウェルター級チャンピオン森戸新士に北岡悟が挑戦するタイトル戦。そして安楽龍馬×中原由貴のライト級王座決定戦。加えて城戸泰介×椿飛鳥の71キロ契約マッチというグラップラー×MMAファイター3試合が組まれることとなった。


10月の旗揚げ大会で泉武志を三角絞めで下し、同王座防衛に成功した森戸は2週間後にLevel-Gで新居すぐるも三角絞めで仕留めている。「正直、MMAファイターは極めやすい」というコメントを残している森戸だが、同時に「摩嶋(一整)選手は練習でも、本当に強い。Progressルール日本最強です」という発言もしている。

組み強さと壁際のテイクダウン能力の高さ、そしてサブミッションへの防御能力。ここは北岡にも通じるはず。そして、下になるとポイント的に不利なルールでトップ奪取能力があり、柔術を消化した北岡は森戸にとって過去にない強敵になる可能性は十分になる。

グラップリング転向プロ2戦目にして、安楽がタイトルを掛けて中原と戦う試合も見逃せない。U-23世界3位のレスラーに対し、今やMMA界では誰よりもProgressルールの意味合いを理解しているといっても過言ない中原。相手がレスラーだろうが、ここで下にならない&スクランブルを制することは彼のMMAの完成度を高める。MMAで強くなることに直結した組み技強化を命題とした中原に対し、安楽ががぶりの先のブラップリングを見せるのか──注目だ。

さらに森戸の推薦で待望のProgress初対決となる城戸は全日本ノーギ、SJJFワールドのノーギ部門で世界一に輝いた茶帯の柔術家だ。森戸の連戦を支え、粒さに見てきた城戸に対するは修斗世界フェザー級選手権試合が一旦流れた椿。

椿は旗揚げ戦で中川晧貴とのProgressマッチを戦う予定だったが、修斗世界戦が決まったためリスク回避で出場を取りやめていた。実は2022年5月にHEATを舞台にProgressルールで竹浦正起にヒールで一本負けを喫している椿にとって、この試合は柔術家へのリベンジマッチでもある。

試合が流れる以前に王者SASUKEから「本気でUFCとか口にするなら1カ月前のグラップリング戦を欠場しない。格闘役者」と手厳しい指摘もあったという椿。この試合を経て、修斗世界挑戦を盛り上げることに成功するのか。これも大きなチャレンジとなる。

そしてMMAとグラップリングの接点で、勝利を手にするのはグラップラーなのか、それともMMAファイターなのか。ベルトの行方とともに、異種格闘技的な見方も成り立つ3試合だ。

なおリリースの寄せられた出場6選手のコメントは以下の通りだ。

森戸新士
「北岡選手は日本格闘技界のレジェンドなので戦えることを光栄に思います。試合はいつも通り積極的に一本狙いにいきます! 応援よろしくお願いします!」

北岡悟
「Breakthrough Combatのケージで、組技が日本で指折り強い選手と思いっきり真剣勝負の練習試合をやります!! よろしくお願いします」

安楽龍馬
「今回このような大きな舞台で中原選手と戦える事嬉しく思います。ポイント制であったり、ケージで下になると相手に点数が入るなどアグレッシブ性を求められるルールで試合をするのはすごく新鮮です。当日は全力でプレーします」

中原由貴
「今回、レスリングで素晴らしい成績を収めている安楽選手と戦う事で自分にとってはかなり良い経験になると思いオファーを受けました。MMAに活かす為にも、前回とは違いプランを立てて勝ちに行きます」

城戸泰介
「ずっと出たかったプProgressに参戦できてとても嬉しいです! 椿選手はMMAで実績を残している強豪なので、しっかり準備して極めることができるよう頑張ります。応援よろしくお願いします!」

椿飛鳥
「11月30日に予定されていた修斗フェザー級タイトルマッチが、相手のケガにより中止となってしまいました。Breakthrough Combat第1回大会に出場予定でしたが、その後に修斗のタイトルマッチのオファーが有り、ご相談させていただいた際に快く送り出していただいたこと改めて感謝申し上げます! 仕事が繁忙期で大変なのでサクッと終わらせて業務に戻れるよう頑張ります! 来年修斗のチャンピオンになるために弾みをつけられるような試合をできるよう頑張りますので、ご注目ください!」

■視聴方法(予定)
12月25日(水)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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45 DEEP DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#05 MMA MMAPLANET o 森俊樹 狩野優

【DEEP Tokyo Impact2024#05】腕十字一閃! 森のTD&コントロールを凌いだ狩野が下から極める

【写真】テクニカルな腕十字と、気合の入った表情!(C)TAKUMI NAKAMURA

<フェザー級/5分2R>
狩野優(日本)
Def.1R2分34秒 by 腕十字
森俊樹(日本)

開始早々、森がダブルレッグで飛び込んだ。右腕を差し上げ、小外刈りでグラウンドに持ち込む。首を抱えてる狩野をリフトし、しっかりとテイクダウンした森。パスガードを狙いながらバックに回る。シングルバックからたすき掛けでポジションを整え、仰向けになる狩野に対してマウントを狙う。狩野は立ち上がったが、森がバックコントロールへ。

狩野は森の左腕をキムラで抱えつつ正対を試みるが、森がボディロックからグラウンドに戻した。パスしてサイドに回った森が、右の鉄槌を放った瞬間、狩野が下から左腕に腕十字! うつ伏せになり、腕を伸ばしてタップを奪った。


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o YouTube

【縣道-120】20K-40.6K(1/2路程)橫山-尖石煤源 2024.11.01

縣道120
起點在新竹縣竹北,與縱貫線-省道台1線相交
一路沿新竹母親河-「頭前溪」上溯
從平地的熱鬧市區-竹北
到平地的郊區-芎林、橫山
路程的一半,20K左右
到了橫山
再沿頭前溪上游支流-「油羅溪」繼續往深山裡去
在過了熱鬧的內灣老街、尖石市區、尖石國小後
屋舍逐漸稀疏,兩旁的山壁更加靠近
道路在跨過八五山大橋後
止於煤源部落後方,內鳥嘴群山下的幾座小木屋
終點40.57K
沿線觀光、自然資源豐富
也是聯絡山區幾處重要部落的道路
自古以來就是交通要道

因為小編從新北板橋沿省道台3線南下
因此本趟旅程從台3線與縣道交會(或者說是共線)處出發
此處縣道120的里程大約是20K,剛好在總里程數一半
位於橫山鄉正要轉進山區處
沿途風景秀麗、觀光景點眾多
青山、碧水、吊橋、古道、鐵道
對!
在內灣前,縣道可說是跟台鐵平溪線繾綣纏綿
所以像是內灣線的合興(愛情)車站、內灣老街等景點
縣道也都有經過
過了內灣後
還有像是內灣吊橋、馬胎古道、北角吊橋等景點
再往尖石深山中
還有薰衣草森林、數碼天空、許多露營區…等等
數不盡的好山好水好風景可欣賞

此外
縣道120
自古以來就是運輸資源
以及新竹市區通往內灣、尖石等山區鄉鎮的重要通道
可從沿線幾個點窺知一二
像是內灣老街
會被叫老街不是沒有原因的
因為當時內灣、尖石山區的煤礦、木材、樟腦等可是重要的民生資源
而內灣正巧位在平地進入山區的入口
因此很早就熱鬧起來
內灣老街的派出所、劇院可是日本時代就設立
路旁的台鐵內灣線也是日本時代就開始著手規劃
後由國民政府接手完工

幾處知名的觀光景點、山地部落
也都可藉由縣道120前往
近一點的像是那羅、錦屏、青蛙石
遠一點的宇老觀景台、老鷹溪步道
更深山的還有泰崗、鎮西堡、新光部落、司馬庫斯、霞喀羅古道
(然後它們全都是屬於尖石鄉,尖石鄉真的超大)
也因為其極為重要
其路線一直以來也有過多次的討論
不外乎是翻過千山萬水,跟其他道路相連
以最近期的規劃
是繼續沿油羅溪支流上溯,翻過現在養護終點眼前的內鳥嘴山群峰
過了新竹/桃園交界後
再沿山另一邊的寶里苦溪(大漢溪流域)下降
在高義與省道台7線-北橫公路相連
但由於各種因素,工程似乎仍是遙遙無期
插在縣道120(現階段)養護終點的道路延伸告示牌都擺了幾十年了
牌前的樹都長得比人還要高啦!

#台灣、#縣道120、#內灣、#橫山、#尖石
#市道、#縣道
#taiwan 、#新竹、#Hsi
起點在新竹縣竹北,與縱貫線-省道台1線相交
一路沿新竹母親河-「頭前溪」上溯
路程的一半,20K左右
到了橫山
再沿頭前溪上游支流-「油羅溪」繼續往深山裡去
在過了熱鬧的內灣老街、尖石市區、尖石國小後
屋舍逐漸稀疏,兩旁的山壁更加靠近
在跨過八五山大橋後
止於煤源部落後方,內鳥嘴群山下的幾座小木屋
終點40.57K
沿線觀光、自然資源豐富
也是聯絡山區幾處重要部落的道路
自古以來就是交通要道

因為小編從新北板橋沿省道台3線南下
因此本趟旅程從台3線與縣道交會(或者說是共線)處出發
此處縣道120的里程大約是20K,剛好在總里程數一半
位於橫山鄉正要轉進山區處
沿途風景秀麗、觀光景點眾多
青山、碧水、吊橋、古道、鐵道
對!
在內灣前,縣道可說是跟台鐵平溪線繾綣纏綿
所以像是內灣線的合興(愛情)車站、內灣老街等景點
縣道也都有經過
過了內灣後
還有像是內灣吊橋、馬胎古道、北角吊橋等景點
再往尖石深山中
還有薰衣草森林、數碼天空、許多露營區…等等
數不盡的好山好水好風景可欣賞

此外
縣道120
自古以來就是運輸資源
以及新竹市區通往內灣、尖石等山區鄉鎮的重要通道
可從沿線幾個點窺知一二
像是內灣老街
會被叫老街不是沒有原因的
因為當時內灣、尖石山區的煤礦、木材、樟腦等可是重要的民生資源
而內灣正巧位在平地進入山區的入口
因此很早就熱鬧起來
內灣老街的派出所、劇院可是日本時代就設立
路旁的台鐵內灣線也是日本時代就開始著手規劃
後由國民政府接手完工

幾處知名的觀光景點、山地部落
也都可藉由縣道120前往
近一點的像是那羅、錦屏、青蛙石
遠一點的宇老觀景台、老鷹溪步道
更深山的還有泰崗、鎮西堡、新光部落、司馬庫斯、霞喀羅古道
(然後它們全都是屬於尖石鄉,尖石鄉真的超大)
也因為其極為重要
路線一直以來也有過多次的討論
不外乎是翻過千山萬水,跟其他道路相連
以最近期的規劃
是繼續沿油羅溪支流上溯,翻過(或是打隧道穿過)現在養護終點眼前的內鳥嘴山群峰
過了新竹/桃園交界後
再沿山另一邊的寶里苦溪(大漢溪流域)下降
在高義與省道台7線-北橫公路相連
但由於各種因素,工程似乎仍是遙遙無期
插在縣道120(現階段)養護終點的道路延伸告示牌都擺了幾十年了
牌前的樹都長得比人還要高啦!

#台灣、#縣道120、#內灣、#橫山、#尖石、#煤源
#市道、#縣道
#taiwan 、#新竹、#hsinchu
#內灣老街、#台鐵內灣線、#八五山大橋、#油羅溪

0:00 橫山鄉
4:55 尖石鄉(新樂村牌坊前)
9:02 尖石鄉(新樂村牌坊後)
14:25 片尾、小知識

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45 DEEP DEEP JEWELS DEEP JEWELS47 DEEP Tokyo Impact DEEP Tokyo Impact2024#05 MMA MMAPLANET o ONE RIZIN RIZIN LANDMARK10 YouTube ゆりな アム・ザ・ロケット エフェヴィガ雄志 キック トニー・ララミー 万智 上田直毅 中井りん 五明宏人 修斗 力也 吉田陸 小林ゆたか 山口コウタ 山本有人 後藤丈治 村元友太郎 熊谷麻理奈 狩野優 若松佑弥

【DEEP Tokyo Impact2024#05& DEEP JEWELS47】計量終了。TTM冬の3連戦、わんぱくララミー登場

明日23日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2024#05及びDEEP JEWELS47の計量が新宿区のホテルローズガーデン新宿で行われた。
Text by Takumi Nakamura

Tokyo Impactは本戦11試合+JEWELSは本戦8試合が組まれ、合計19試合・38選手が最初の計量でリミットをクリアしている。後藤丈治、狩野優、後藤亮の3選手が出場するTRIBE TOKYO MMA(TTM)勢は、今大会を皮切りに、11.30修斗でエフェヴィガ雄志、12.7ONE Fight Night26で若松佑弥と3週連続で試合が続く。

TTM冬の3連戦で先陣を切る3選手のリーダー格=後藤丈治曰く、TTF CHALLENGE以外で同じ大会にこれだけ多くの選手が出ることは記憶にないとのこと。「全員でDEEPに乗り込む気持ち。3週連続で試合が続くので、みんな士気を上げて練習できましたし、全員で勝って大将(若松)までつなぎます」と3人を代表して意気込みを語った。

その後藤と対戦するマンド・グディエレスは11.17RIZIN LANDMARK10で村元友太郎に勝利したトニー・ララミーと共に計量に登場。計量をパスすると、ルールレビュー後に個別にJMOCスタッフにサッカーボールキックと踏みつけが認められるDEEPルールを細かく確認する姿が印象的だった。なおララミーは一週間前にフライ級(56.85キロ)で戦ったとは思えないほど、わんぱくなビジュアルに変貌を遂げていた。

JEWELSの計量では中井りんが女豹のコスプレで登場。前回に続いて、今回もピンヒールを履いてステージへ向かい、ピンヒールを脱いで体重計に乗って計量→写真撮影時にはピンヒールを履くプロフェッショナルぶりを見せていた。

そしてMMAPLANETが追い続けているフェイスオフ時の握手率だが、Tokyo Impactは全14試合中8試合、JEWELSは全10試合中1試合とやはり女子選手は握手しない傾向は変わらず。その一方、女子選手のフェイスオフ時の会釈率は全10試合中8試合と80%を記録。女子選手は握手はしないけど会釈はする――という新たな傾向が発見された。

■DEEP Tokyo Impact2024#05 視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP Tokyo Impact2024#05 計量結果

<フェザー級/5分3R>
五明宏人:66.30キロ
ミヨン・ジェウク:66.15キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:61.55キロ
マンド・グディエレス:61.50キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.60キロ
吉田陸:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
諏訪部哲平:61.25キロ
上田直毅:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
山本有人:61.55キロ
山口コウタ:61.50キロ

<フェザー級/5分2R>
狩野優:66.20キロ
森俊樹:66.15キロ

<ライト級/5分2R>
山本颯志:70.60キロ
後藤亮:70.70キロ

<ウェルター級/5分2R>
小林ゆたか:77.25キロ
前田啓伍:76.85キロ

<バンタム級/5分2R>
清太郎:61.50キロ
柴田修斗:61.45キロ

<ライト級/5分2R>
野尻大輔:70.70キロ
ケンシロウ:70.55キロ

<フェザー級/5分2R>
荒井銀二:66.25キロ
中村雄一:66.10キロ

<アマ・フェザー級/3分2R>
ダイア:65.65キロ
千:65.55キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
井上セナ:61.50キロ
橋本玲音夢:61.40キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
左京:60.80キロ
玄:61.00キロ

■DEEP JEWELS47視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後17時00分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP JEWELS47計量結果

<58キロ契約/5分3R>
中井りん:57.75キロ
鈴木”BOSS”遥:57.90キロ

<ストロー級/5分3R>
万智:52.60キロ
アム・ザ・ロケット:52.30キロ

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈:61.55キロ
MANA:61.10キロ

<バンタム級/5分2R>
百湖:61.55キロ
ゆりな:60.15キロ

<アトム級/5分2R>
サラ:47.95キロ
横瀬美久:47.90キロ

<ストロー級/5分2R>
SAAYA:50.80キロ
堀井かりん:52.05キロ

<ストロー級/5分2R>
横瀬友愛:52.45キロ
ののか:52.65キロ

<アマ・ストロー級/5分2R>
吉川桃加:52.25キロ
あきぴ:50.25キロ

<アマキック・ストロー級/5分2R>
島村優花:51.85キロ
須山はな:52.05キロ

<アマ・49キロ契約/5分2R>
横江明日香:48.85キロ
須山ゆな:49.70キロ

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o その他 栄養

【reversal】2025 Spring & Summer COLLECTION

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今季もreversalさんの2025 Spring & Summer COLLECTIONにお邪魔してきました。今や四季ではなく二季と言われるくらい夏か冬かの極端な季節感。そんな中でも寒かろうが暑かろうが、是が非でも着たくなるアイテムがたくさんありました。

まず目を惹いたのはパックマンとのコラボアイドル。懐かしのテレビゲームを代表する人気キャラとreversalの組み合わせ。reversalのロゴの横で存在感を見せるパックマン。とても初対面と思えないくらい馴染んでいます。
IMG_3393
パーカーはreversalの定番のロゴの中身がパックマンのゲーム画面になっているのが面白い。その手があったか。格闘技好きもゲーム好きも吸い寄せる1枚です。

その他にもオーバーサイズのキレイめなシャツやブロッコリーを森風にあしらったTシャツなど気になるアイテムが盛りだくさん。いつも以上に何を注文するか頭を悩ませました。
IMG_3508
そして会場で配られたノベルティーグッズが携帯用あんこ。長崎の真崎屋製餡所とコラボした贅沢な逸品です。トレーニング後の栄養補給にもいいし、トーストやバニラアイスにのせても美味しそう。賞味期限も1年持つから保存食としてもアリ。reversalさん、さすがです。
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45 Level-G MMA MMAPLANET o 新居すぐる 森戸新士

【Level-G】森戸が10日間で連続一本勝ち。新居のシザースチョークをかわし、またも三角で仕留める

【写真】完全にお見事な十字→三角を極めた(C)MMAPLANET

<ウェルター級/10分1R>
森戸新士(日本)
Def.7分50秒 by 三角絞め
新居すぐる(日本)

手四つから森戸が新居の首を触りにいく。新居も首を抑えに行くが、両者が手を離した。ケージ中央で森戸がシッティングガードに。新居は森戸の頭を触りながら下がる。森戸が両足を広げて「来い」と新居を挑発する。新居は森戸の両足を触りつつ離れた。森戸がシッティングガードのまま新居をケージに落ち詰めていく。新居が幾度もパスを狙っては離れる。

サークリングする新居を、シッティングのまま追いかける森戸。新居がガードの中に入ってパスを狙おうとしたが、すぐに森戸が足をかけてくるために離れた。3分が経過したところで森戸がスタンドに戻った。森戸は首を押さえて新居をケージに押し込む。新居もケージ中央に戻して足払いを見せた。残り6分で森戸が引き込んだ。

クローズドガードから新居の両手首をコントロールする森戸。新居もワキを絞ってディフェンスする。森戸は新居の左腕を絞るが、新居が立ち上がり振り払うようにグラウンドに戻った。すると森戸はケージ際でスイープに成功する。ボトムになった新居がシザースチョークで森戸の首を取った。

これを凌いだ森戸がマウントへ。ケージ中央で両足を絡めて押さえ込む森戸。新居は右腕を差し上げる。森戸が左腕を枕に、新居の左腕を押さえにいく、この瞬間、新居がブリッジで返したが、森戸がカウンターの十字→三角をセットアップし、新居からタップを奪った。

勝利した森戸は「やっぱりグラップリングの試合は一本がないとダメですよね。僕の道場レオスからどんどんLevel-Gに参戦していきたいので、よろしくお願いします」と挨拶した。


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45 AB Breakthrough Breakthrough Combat01 Level-G MMA MMAPLANET o Progress YouTube ジョセフ・チェン 内田タケル 安楽龍馬 室谷勇汰 岩本健汰 新居すぐる 森戸新士 泉武志 渋谷カズキ 高橋サブミッション雄己

【Level-G】泉武志撃破から、新居すぐる戦へ。森戸新士「一番警戒しないといけないのは、アームロック」

【写真】11月23日には韓国で賞金1000万ウオンが掛かった柔術のトーナメントに出場するという森戸。Breakthrough Combat01のMVP70万円は奥方がソファを購入できると喜んでくれたそうだ (C)MMAPLANET

明日10日(日)に東京都新宿区のGENスポーツパレスで開催されるLevel-G。CROSS x OVER Cage04内で実施されるサブオンリー大会のメインで、森戸新士が新居すぐると対戦する。
Text by Manabu Takashima

森戸は10月30日にはBreakthrough Combat旗揚げ戦で、自らの保持するProgress暫定ウェルター級王座の防衛戦を泉武志相手に行い、2分28秒に三角絞めを極めている。Level-GはBreakthrough Combatと同様にケージ使用のグラップリング大会だが、ポイント制ではない。そんなルールの違う戦いに連続参戦する森戸に、その心得を訊いた。


──Breakthrough Combat旗揚げ戦で、泉武志選手に三角絞めで一本勝ち。正直、三角絞めでの一本は驚かないのですが、そこまでに2Pを献上しても下になることを選んだ。そこに柔術家の自負を感じました。躊躇することはなかったですか。

「躊躇はなかったです。下からでも、しっかりと組めたら絶対に極める自信はあったので。なら序盤から、汗もかいていないうちに狙っていこうと思いました」

──下になった森戸選手に対して、泉選手が付き合うことがないと思っていました。そして、付き合うことはなかったです。

「そうですね。あの展開は予想していたのですが、5分3R──15分間も逃げ続けることはないので。相手が組んでくることもあるし、自分もポイントは関係なく、もう1回立ち上がって再度2Pを献上しても引き込むとか色々と手段は考えていました。あのまま続いていると、もう一度立ち上がって引き込んでいたと思います」

──立ち上がって1Pを挽回し、ここから2Pを失って3Pのビハインドになっても?

「そういう風なポイントゲームよりも、早い段階で仕留める。一本を狙うために、組み立てていました」

──ケージがあると、バッツスクートでも圧力をかけることができるということでしょうか。

「ハイ。ケージがあると、相手が逃げるのにも限界があります……。僕自身、柔術での場外際での微妙な部分で勝敗がつくのが一番モヤモヤするというか──。それも含んでの競技なのですが、ケージはそういうのがないから良いですね」

──ADCCアジア・オセアニア予選では、延々と場外の板の間で戦わされたこともありました(笑)。

「そうですね(笑)。いつ、ブレイクが掛かるのかと思っていました」

──MMAファイターとの壁レスの練習は、今も続けられているのですか。

「摩嶋(一整)さんやMMAファイターと練習をすると、スパーリングのなかで普通に壁の攻防はあります。ただ、バッツスクートで壁に追い込むという練習をすることはないです」

──座って圧を掛ける。その後のサブミッションがあるからですが、改めて凄いことだと思います。

「Progressを戦ってきたなかで距離感も分かってきていましたし、河名(マスト)選手との試合で同じような展開になったこともあったので。ああいう風になるとどう戦うのかっていうのは、頭のなかにありました。

足を抱えさえすれば、どんな展開も創ることができるので焦ることなく戦えましたね」

──10月14日のROMANでは道着でスラム&足関節有り、10月30日はケージでノーギ&ポイント有り、11月10日はケージ&ノーギでサブオンリー。この短期間でルールが違う戦いが続くと、どのような準備をしているのでしょうか。

「今回はたまたま色々と話を頂いて、集中して試合をしたのですが、基本的にはチャンスを頂くと試合を受けるようにしています。なのでルールセットは違っても、これまでやってきたことを出せるように色々と想定してやっています。

そのなかでProgressに出てきたことは大きいですね。柔術だけでなく、グラップリングもずっとやってきているので。なので、ずっと準備をしてきたことになりますし、それを試合で出す。他のルールでもやってきたことが、Progressにも生きます」

──MMAファイターと戦うのと、グラップラーと戦うのでは気持ち的に違う面はありますか。

「う~ん、戦う上で気持ち的にはそれほど変わりないです。どの試合も心境はそれほど変わらないので。ただケージであったり、プロの舞台というのは普段とは違う心境にはなります」

──とはいえ、MMAファイターとの戦いは絶対の自信を持っているのではないでしょうか。

「MMAファイターは一旦組めば、戦いやすいです。サブミッションに対するディフェンス力だったり、技術でのディフェンス力は柔術家の方が詰めてやっているよう感じます」

──半面、難しい部分はありますか。

「寝技に付き合ってくれない選手と戦って、フィニッシュまで持って行くのは簡単ではないです。そこが課題だったのですが、克服できたという感覚はあります。組みたくない相手にも、極める力をつけることはできています。

ただMMAファイターと一括りにはできないですね。摩嶋さんとか普段から練習していて、めちゃくちゃやり難いので(笑)」

──では練習仲間でなく、摩嶋選手のようなMMAファイターが出てくることを期待したいです(笑)。

「そうですね。摩嶋さんはきっとProgress最強だと思うので(笑)」

──ところで暫定のベルトを守りましたが、正規王座についてはどのように考えていますか。

「それはもうチャンスがあれば、戦いたいです(笑)」

──ジョセフ・チェンが再び日本にやってくるのか、ですね。そして次はLevel-Gで新居すぐる選手との注目マッチが控えています。

「柔術とグラップリングとやってきて、MMAの選手と戦うという貴重な機会が続いていますね。しっかりと勝って、柔術・グラップリングの強さを見せたいと思います」

──新居選手は独特な極め力があるかと思います。

「得意技、一発の強さがあるので緊張感がありますね。でも、そこに気を付けながら普通にやれば勝てるかなと」

──普通に柔術をやっていれば、シザースチョーク&アームロックは掛からない?

「今まで極められたことはないので(苦笑)。ただ実際に食らってみないと何ともいえないです。ポジション力とかで勝てると思うので、そういう危うい展開にならないで勝てるようにしたいと思います」

──サブオンリーですが、引き込むと付き合ってもらえない可能性はあります。対して、組んで倒せば絶対に寝技の展開になる。その辺りはどのように考えていますか。

「試合展開次第というのはありますが、触ってみて決めようと思います。やっぱり一番警戒しないといけないのは、アームロックで。スタンドの攻防になるなら、スタンドで背中を見せて創ってきたりしてくると思います。

でも、そこも分かっていれば大丈夫です。7月に摩嶋さんと戦っているので、その時に一緒に対策を考えました。今回は自分が対戦する縁を貰えたので、しっかり圧勝したいです(笑)」

──なるほどです。10分1Rという試合タイムは、同じケージでもグラップラー寄りかと。

「ハイ。やはりラウンド制だと、残り時間が少ないと防御に徹することができて、仕切り直しがあります。でも10分だとポジショニングがブツ切れになることがないので、僕としては戦いやすいです」

──押忍。Level-Gは初出場ですが、高橋サブミッション雄己選手が、競技者としてだけなくグラップリングを盛り上げるために活動している大会です。

「高橋サブミッション選手は、以前タッグを組んで戦ったこともある仲なので(※2020年8月、Battle Hazard07で岩本健汰&山中健也と対戦。結果はドロー)。あの時に初めて会って、いきなりタッグを組んで試合をしたんです(笑)。Quintetでも同じ大会に出たりしてきて、サブミッショ選手がやるLevel-Gはずっと見てきましたし、出場できることは素直に嬉しいです。

高橋さんはセルフプロデュース力もあるし、業界を変えようという想いが伝わってきます。陰ながら応援してきましたし、彼の大会のメインに出場するので盛り上げることができるように結果を残して、内容のある試合をしたいです」

■Level-G視聴方法(予定)
10月10日(日)
午後3時00分~ Twit Casting LIVE(KROSSxOVER Cage04内)

■ Level-G対戦カード

<ウェルター級/10分1R>
新居すぐる(日本)
森戸新士(日本)

<ライト級/10分1R>
内田タケル(日本)
安楽龍馬(日本)

<バンタム級/7分1R>
渋谷カズキ(日本)
佐藤光(日本)

<ウェルター級/7分1R>
室谷勇汰(日本)
ラルフ・マルコリーニ(日本)

<バンタム級/7分1R>
橋本敦貴(日本)
漆田直輝(日本)

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【Shooto2024#08】SASUKEに挑戦、椿飛鳥「誰も椿が修斗のチャンピオンになるなんて思っていない」

【写真】戦前の予想は、言わずもがな。だからこそ、面白い一戦(C)TAKUMI NAKAMURA

30日(土)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#08。今大会では3大タイトルマッチが組まれ、椿飛鳥がSASUKEの持つ修斗世界フェザー級王座に挑戦する。
text by Takumi Nakamura

2023年1月の試合で左ヒジを脱臼する大怪我を負うも、復帰後は齋藤翼、結城 大樹、たておを下して3連勝。このレコードもさることながらSNS上でSASUKEに対して挑発的な発言を繰り返し、椿は王座挑戦のチャンスを掴んだ。

こうしたSNSでの発言やキャラクターがクローズアップされる椿だが、そこには「本気でベルトが欲しいと思っていたら、それをどんな形であれ表現する」という信念があり、アマチュア時代から変わらない修斗へのこだわりがある。この2つを胸に椿はSASUKEの持つベルトに挑む。


プレリミを見ても、修斗は他の団体よりもレベルが高い

――椿選手が熱望していたタイトルマッチが決定しました。最初にオファーを受けた時は何を想いましたか。

「正直、自分の中では予想していないタイミングのオファーでした。オファーをもらったのが10月の頭で、会社のシフトもあるので、一瞬迷ったんです。僕も職場ではある程度の役職にいて、簡単に試合があるから休みますというのが難しいので。でもこんなありがたい話はないので、やるしかないと思って決断しました」

――周りの反響はいかがでしたか。

「SASUKE選手とはずっとタイトルマッチをやりたいと思っていましたが、やるなら一番盛り上がるタイミングというか、機運が高まった時にやるのがいいと思っていたんです。それを考えた時に今の自分は実績的なところで、そういう状況にはいないよなとも思っていて。だから、たてお戦のあとにもう一試合やって、もっと世間の注目が集まることをやったうえで、SASUKE選手に挑戦したいと思っていました。ただ、いざ決まったら決まったで、練習仲間からも『いよいよタイトルマッチか!』と言われたり、昔から見てくれている人たちがこの状況を喜んでくれているので、そこはうれしいですね」

――試合決定から2カ月弱、SASUKE戦に向けてどんな準備を続けていますか。

「自分は継続して練習を続けているので、試合前だから練習量を増やすことはないので、そこは問題ないかなと思います。あとは自分の師匠でジムの会長の森(修)さんから試合のオファーをもらった時、最初僕は『11月ですか…』という反応だったんですね。

そしたら森さんから『椿、よく考えてみろ。めちゃくちゃかわいくて人気がある女の子から言い寄られているのに、自分の準備が整ってないから誘いを断るのと一緒だぞ』と言われて。それを聞いて『会長、やります!』と即決しました(笑)」

――会長はたとえ話が上手いですね(笑)。

「会長からはいつも良い言葉をもらうんですけど、今回はその言葉が一番刺さりました。確かに自分からずっとアプローチしていて、ようやく相手から付き合ってもいいよと言われているのに、それを断るやつはいないですよね(笑)」

――改めて椿選手にとってSASUKE選手はどのような存在ですか。言動を見ているとタイプが違うと、もっと言うなら人間的に合わないというか…。

「それは周りからもめちゃくちゃ言われます。共通の練習仲間からも『冗談が通じない人間(SASUKE)と冗談しか言わない人間(椿)の試合だ』と(笑)。それはそれとして、僕はUFCに憧れて格闘技を始めて、UFCの舞台に立ちたいという気持ちはずっとあるんですね。

SASUKE選手はそういう想いを口に出して、それに相応しい実績も残して、実際にRoad to UFCで試合をしているわけじゃないですか。口にするだけなら簡単だけど、そのために実際に行動することは簡単じゃないし、僕は言ったことじゃなくて行動したことがその人を表していると思うので、UFCで戦うことを目標にして嘘なく行動し続けているところは、対戦する云々関係なくカッコいいなと思います」

――そう思う選手が自分が戦っている舞台のベルトを巻いているとなれば、なおさら対戦相手として感じるものがありますよね。

「もちろんです。逆に言えばなんで他の選手はSASUKE選手の名前を出さないんだろうと思います。みんな自分が出ている舞台のチャンピオンになりたくてやっているわけで、じゃあ今そこにいる選手に対して何もアクションを起こさないの?って。それはSNSが苦手とかアピールが苦手とか、そういうレベルの話じゃないし、本気でベルトが欲しいと思っていたら、それをどんな形であれ表現して発信すると思うんですよね。僕は他の選手からそういうものを感じないです」

――椿選手はSASUKE選手に対戦アピールを続けていましたが、発言の真意を聞くと椿選手のタイトル戦にかける想いも伝わります。ベルトに挑む心境はいかがでしょうか。

「僕もデビューしてすぐの頃からベルトが欲しかったわけじゃないです。あまりにベルトが遠かったから。でもいざ実績を積み重ねて、ベルトを巻くチャンスが近づいてきたとなるとベルトが欲しいと思うようになったし、ベルトを獲る=名前が残るものじゃないですか。そこは格闘技をやっている側からすると本当に大きいことだと思います」

――SASUKE選手は2度の防衛に成功していて、穴のない王者です。

「一つ思うのはこの状況は僕にとって有利だなと。『椿飛鳥がSASUKEに勝てるわけがないだろ?』や『SASUKEが圧勝するに決まっているじゃん』という見方がほとんどだし、逆に僕がSASUKE選手の立場だったとしても『椿だったら1Rでいける』と思うはず。それは逆に僕にとって追い風ですね」

――言える範囲で構いませんが、いかなる攻略法をイメージしていますか。

「今回の試合が決まる前から『SASUKE選手と戦うことになったらどうするか?』ということは常に考えていて、会長ともこうやったら勝てるよねという話はしていたんですね。試合が決まったから対策を立て始めたわけではなく、普段から考えていたことの答え合わせという感じです。

あとはそこプラス、SASUKE選手を攻略する糸口が自分の今後のファイトスタイルにおいて重要になるところでもあり、自分が成長するための練習がSASUKE選手攻略にリンクしていました」

――ずばり大方の予想はSASUKE選手が圧倒的有利の声が多いと思います。その上でどんな試合を見せたいですか。

代理戦争前の18年1月のONEトライアウトに合格。代理戦争後に、ONE Warrior Seriesでプロデビューを果たしている。異色のキャリアといえば、異色に違いない

「僕の格闘技キャリアは特殊です。

格闘代理戦争で多くの人に知ってもらって、でもプロデビューしたら連敗したりもして、椿飛鳥=弱いというイメージを持たれていると思います。でも今回の試合はそれを全部覆せるチャンスだなと思います。僕は修斗のベルトは大きいものだと思っているし、誰に勝ってベルトを巻くかも重要だと思っているんですね。だからSASUKE選手に勝って修斗のチャンピオンになったら、みんな認めてくれるよねとは思っています」

――椿選手はSNSでの発言など、あまり今の修斗にはいないキャラですし、そんな椿選手が修斗のベルトを目指しているところも構図としては面白いなと思います。

「僕はアマチュア修斗出身ですし、全日本アマ修でも優勝しているので、意外と硬派な路線なんですけど、いつの間にかそういう見方をされるようになりました(笑)。でも僕のなかでは昔から、やっぱり修斗だよねというのがあって。アマチュア時代に修斗を選んだのも、アマチュア大会だったら修斗のレベルが一番高いと言われていたからだし。

例えばプレリミナリーファイトを見ていたりしても、僕は修斗が他の団体よりもレベルが高いと思っているんです。僕自身はこんなキャラですけど(笑)、格闘技としては本格派が好きだし、強さを求めるものだと思っているので、それだったら修斗でしょ!という想いもあります」

――だからこそ椿選手のタイトル挑戦を楽しみにしている人は多いと思いますし、挑戦するだけではなく、ベルトを獲らないと意味がないですよね。

「そうなんです。タイトルマッチが決まった時に色んな人から『ようやくタイトルマッチだね』と言われたんですけど、タイトルに挑戦することが盛り上がりの頂点じゃないし、僕のなかではすごく違和感や温度差があったんです。変な話、挑戦だけだったら誰でも出来るし、挑戦することがすごいのではなくて、挑戦して勝つことがすごい・評価されるわけじゃないですか。逆にここで負けたらこれからどうすればいいんだろう?とも思います。こんなチャンスが何度も巡ってくるとは思っているので」

――まさに格闘技人生を賭けた大一番ですね。

「チャンスってこういうものだよなと思うんですよ。自分が予期せぬところで転がり込んできて、なかには時期じゃないと言って見逃す人もいるだろうけど、僕はそこに挑むから得られるものがあると思うし、自分にはまだ早いなんてないと思うんですよ。このチャンスに挑むから強くなれると思います」

――この試合を楽しみにしている人たちにメッセージをいただけますか。

「僕を代理戦争から知ってくれた人が多いと思うのですが、あの時に見ていた人たちは誰も椿がSASUKE選手に勝って修斗のチャンピオンになるなんて思っていないと思います。でも僕はすごく自信があるんですよ。あの時から僕のことを見ている人たちには、特に今回の自分の戦いを見て欲しいです。そして僕がチャンピオンになったら修斗をもっと活気のある団体にして、もっと注目してもらえる団体にしたい。僕がチャンピオンになって、これから先もずっと修斗を見て欲しいと思います」

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【GFG04】青森から、全国へ。本州最北のMMA大会から、再確認──J-MMA界における地方独立大会の重要性

【写真】第3試合の勝者・中村友哉とGFGを主催する藤田氏(C)MMAPLANET

3日(日)、青森県五所川原市のプラザマリュウ五所川原でGlobal Fightingsports Gameの第4回大会が開催された。
Text by Manabu Takashima

年に一度の津軽、いや東北MMAの祭典は立ち見客が出るほどの盛況な会場内で、友人たちを応援する声が絶えず響き渡るアットホームなイベントだった。

同市の市議である藤田成保氏の尽力もあり、協賛企業数はパンフに掲載されているだけでも61社!! これぞ町興しMMAといえる協力者と集客といえる。

それでもMMAはMMA、メインで地元の佐々木郁矢が石塚将也に判定負けを喫したようにシビアな現実がある。

特に東北のMMAを支えてきた世代、左東伸哉、石塚丈人の完敗劇は考えさせられるモノがあった。GFGが持つ東北にMMAを根付かせ、盛り上げる基盤を築くというミッションを持つ限り、格闘技にとって第一に守るべき安全面も浸透させる必要がある。


ご当地ファイターとして欠かせないベテラン選手達が、体力のピークやピークに向かうファイターの相手を務めるマッチアップも、昨日の大会を見る限り考える時を迎えようとしていることは間違いない。若い選手も、ベテランも時が過ぎるのは平等だ。と同時に、このGFGならではという部分でベテラン、東北レジェンドや各地域の大ベテラン選手とのマッチアップはMMAでも、グラップリングでも特色となる可能性は十分にある。

そんななか1993年11月に修斗で初マットを踏んだ大石真丈が、平野唯翔を三角絞めで下した直後に、引退を明らかとした。パウンド解禁前、修斗がシューティングと呼ばれた時代を知る最後の1人が現役生活に別れを告げた。

修斗フェザー級(現バンタム級)のベルトを巻いた時点で、33歳。既にいぶし銀の異名を取っていた大石は、それから22年の間に国内ではZST、パンクラス、Cage Force、Grachan、HEAT、Grandslam、DEEP、GLADIATOR、NEXUSで戦い続け、海外もキャリアを通してハワイ、ブラジル、豪州、ロシア、韓国、リトアニアで足跡を残してきた。

そして、2024年11月3日に──K’z Factory時代のジム仲間も駆けつけるなか、3年半振りの勝利=31勝目を手に(※26敗9分)、GFGで現役生活に区切りをつけることとなった。

鉄人・大石が最後の戦いに挑んだGFG04では、多くのデビュー戦も組まれていた。安全面に話を戻すと、技量とそこは表裏一体だ。17歳でデビューを迎えた新岡理貴をはじめ、何人かの出場選手は明らかに寝技という面で技術力不足も見られた。同時に東北のMMAの普及に、若い力の台頭は欠かせない。そんな若い選手たちに試合機会を与えるために、ハードルを下げて試合を組むことは絶対的に否定しない。ばかりか、多いに賛同できる。

そのためにもGFGから他のイベントにステップアップを図る際に、この青森の地での戦績を首都圏や他の地域での戦績と同等としない交渉術も必要だ。事実、他の大会でなかなか勝ち星に恵まれていないファイターも、ここでは勝利を挙げることができている。日本という括りで考えると、彼らを起用する首都圏のプロモーターの理解も欠かせないだろう。

第2試合でデビュー戦の激闘で判定勝ちをした塩屋亮平、兄の優斗はPFCからNEXUSで既にキャリアを踏み始めている。「青森のMMAといえば塩屋兄弟」というメイクには、この日一番の歓声が挙がっていた。

オープニングファイト2試合目で勝利した村田在音、新岡に勝利した中村友哉第6試合で勝利した峰田悠生、メインで勝利した石塚将也という岩手や山形の近隣県の選手は、青森で戦うだけでも東京~名古屋間、それ以上の移動が必要となる。

地方在住の若い選手がキャリアを踏み始める。そして、若い選手以上に首都圏での試合のハードルが厳しくなるベテラン選手がキャリアを全うするためにGFGのような地域大会は欠かせない。

加えて石塚のようにNEXUSやパンクラスでキャリアを積む選手にとって、首都圏以外の試合機会は絶対的にポジティブな要素だ。

年に一度だからこその協賛金、集客という側面はあるだろうが、現地でGFGの盛り上がりを見て、このような地方の草の根大会の継続こそが、J-MMAの底上げに欠かせないと改めて感じられた。それゆえに「青森から、世界へ」ではなく「青森から、全国へ」というGFGが、予定する本州で二番目に北の街で開催が予定されている──八戸大会が実現と定期化を期待してやまない。

■GFG04試合結果

<フェザー級/5分2R>
石塚将也(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
佐々木郁矢(日本)

<フェザー級/5分2R>
櫻庭泰裕(日本)
Def.3-0:20-18.19-18.19-19(must)
松藤冬馬(日本)

<バンタム級/5分2R>
大石真丈(日本)
Def.1R1分14秒by 三角絞め
平野唯翔(日本)

<バンタム級/5分2R>
吹田琢(日本)
Def.1R4分23秒by TKO
加藤慎一(日本)

<ウェルター級/5分2R>
石塚一(日本)
Def.1R2分19秒by TKO
佐東伸哉(日本)

<フライ級/5分2R>
萩原和飛(日本)
Def.1R0分39秒by TKO
西塚丈人(日本)

<フライ級/5分2R>
細川勇哉(日本)
Def.1R4分13秒by TKO
澤田良(日本)

<バンタム級/5分2R>
峰田悠生(日本)
Def.2R1分11秒by 腕十字
寺田隆(日本)

<フライ級/5分2R>
苫侑我(日本)
Def.
名久井悠成(日本)

<フェザー級/5分2R>
エスカル御殿(日本)
Def.2R2分22秒by TKO
武田光信(日本)

<ライト級/5分2R>
中村友哉(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.20-18
新岡理貴(日本)

<フェザー級/5分2R>
塩谷亮(日本)
Def.2-1:20-18.20-18.19-19(must中川)
中川涼(日本)

<フライ級/5分2R>
吉田龍馬(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
ベアー誠(日本)

<OPライト級/5分3R>
村田在音(日本)
Def.1R0分58秒by TKO
三浦康平(日本)

<OPフライ級/5分2R>
長谷川暢哉(日本)
Def.1R3分42秒by TKO
上井友斗(日本)

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