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BELLATOR o Road to UFC Road to UFC ASIA 2022 UFC   中村倫也 平良達郎 木下憂朔 風間敏臣

2.4『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』のプレリミナリーカードで風間敏臣 vs. 中村倫也を含むROAD TO UFC各階級決勝戦が行われることが正式決定

平良達郎、木下憂朔ら出場の『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』は日本時間2月5日正午開始/『Bellator 290: Bader vs. Fedor 2』メインカードは午前11時開始(2023年01月09日)

 こちらの続報。



 UFCが2月4日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』のプレリミナリーカードで『ROAD TO UFC ASIA 2022』各階級の決勝戦が行われることを正式発表。これまでは本大会とは別枠で行われてきましたが、今のところ判明している対戦カードの少なさから『UFC Fight Night 218: Lewis vs. Spivak』の大会内で行われるのではと見られていました。当初の予定通り韓国ソウルで開催されていれば違った展開になっていたかもしれません。続きを読む・・・
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ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN on ESPN+76 UFN218 アダム・ヒューギット アンシュル・ジュビリ イ・ジョンヨン イー・チャア キム・ジヨン ジェカ・サラギ ジョン・チャンソン チェ・スングク チェ・ドゥホ チョン・ダウン パク・ジュンヨン パク・ヒョンソン 中村倫也 平良達郎 木下憂朔 風間敏臣

【RTU ASIA2022&UFN218】中村倫也✖風間敏臣が、平良達郎&木下憂朔に合流。RTU決勝はUFNで実施

【写真】カメラの位置から風間の表情を伺えないが、10月のアブダビで既にフェイスオフを済ませている両者 (C)MMAPLANET

12日(木)、UFCより2月4日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN218:UFN on ESPN+76「Lewis vs Spivak」大会内でRoad to UFCのファイナル4試合が組まれることが正式発表されている。

フライ級=チェ・スングク✖パク・ヒョンソン、バンタム級=中村倫也✖風間敏臣、フェザー級=イ・ジョンヨン✖イー・チャア、ライト級=アンシュル・ジュビリ✖ジェカ・サラギの4試合はベガスで実施されることになった。


10月にアブダビで準決勝が実施された際に、2月4日の韓国ソウル大会に決勝戦が組みこまれることが確定事項であった。しかし既報の通り同大会はジョン・チャンソンの欠場により韓国側の主催者がイベント開催から手を引き、ソウルに集まる予定だった選手たちは代替開催地となったベガスで引き続き発表済みのカードを戦うことになっていた。

日本勢は平良達郎と木村憂朔が揃い踏みし、それぞれヘスス・アギラー、アダム・ヒューギットと対戦する。韓国勢はもともとソウル大会を睨み、チェ・ドゥホ、チョン・ダウン、キム・ジヨン、パク・ジュンヨンと4選手が登用されている。

ここにRTUで日本人選手2人、韓国人選手3人、中国、インド、インドネシア人がそれぞれ1名が出場、さながらUFC Asian Nightの様相を呈してくる。UFC契約を賭けたファイナルだが、決勝の舞台に立つ選手は契約があるという話も当初から流れていた──が、確証のある話ではないだろう。同時にベガス、米国の夜に組み込まれたことで契約以降に関わって来る決勝戦となる。なおインド本国在住の選手がUFC本大会出場はアンシュル・ジュビリが初めて、またジェカ・サラギもインドネシア人選手として初めてレギュラーイベントで蹴ケージに足を踏み入れる──ある意味──歴史に名を刻むことになる。

なお6月のシンガポール大会、前述した10月のアブダビ大会はUFC PPV大会と同一会場、ファイトウィークの一環として単独イベントが開かれ、日本ではABEMAが中継していたが、Fight Night大会とはいえレギュラーイベントに組み込まれたことで、日本国内でどのような中継が実現するのか気になるところだ。

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ABEMA ISAO K-1 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase330 Road to UFC UFC   キック パンクラス パン・ジェヒョク ボクシング 日沖発 木下憂朔 海外 透暉鷹

【Pancrase330】12・25を読む パン・ジェヒョク戦へ、透暉鷹─02─「暫定の2文字がついている限りは」

【写真】ベルト奪取の喜びも、束の間だったという透暉鷹 (C)MMAPLANET

25日(日)、横浜市中区の横浜武道館で開催されるPANCRASE330で、パン・ジェヒョクと対戦するフェザー級暫定KOPの透暉鷹インタビュー後編。
Text by Shojio Kameike

日沖発stArt JAPAN代表らとの練習を経て、練習への意識が変わってきたという透暉鷹。自身がベルトを獲得したことで、所属するISHITSUNA MMAも盛り上がってきているという。さらに次の目標が浮かび上がってきた透暉鷹が、ベルト獲得後初の試合となるパン・ジェヒョク戦への意気込みを語る。パンクラスの2022年フィナーレ、横浜武道館大会――12・25を読む。第7弾は透暉鷹インタビュー後編をお届けしたい。

<透暉鷹インタビューPart.01はコチラから>


――暫定王座を獲得した亀井戦ではバックを奪ったあと、RNCではなくフェイスロックでタップを奪いました。

「練習でよく極めている形です。あれは首を絞められるよりもキツイと思いますよ。捻じ曲げられたら反射的にタップしてしまうぐらいで」

――改めてベルトを獲得した感想を教えてください。

「あの時はベルトを巻くことができて嬉しかったです。でも、何日か経ってくると嬉しさはなくなってきたんですよ。まだ正規王者としてISAO選手がいますし。まだまだ上を目指していかなアカンなって感じで……。実力的にも、まだまだですしね。やっぱり暫定っていう2文字がついている限りは、あまりベルトを持っている感覚がないです」

――横浜武道館大会ではISAO選手との王座統一戦ではなく、パク・ジェヒョクとの国際戦となりました。

「一番はISAO選手との王座統一戦をやりたかったです。でも、それが国際戦になって――みんなと話をしていたんですよ。『これから海外を目指すなら、国際戦をやってからISAO選手に勝っていくのが良い形だね』って。ずっと国際戦をやりたいと思っていましたし、パンクラスが組んでくれたことは、メチャクチャありがたいですね。早く試合がしたいです」

――今は海外での試合も考えているのですか。

「一番はUFCに行きたいです。UFCが一番強いプロモーションですからね。ただ、今の実力では……メチャクチャUFCと離れているわけじゃないと思うけど、それでも距離はあります」

――現在行われているRoad to UFC ASIAの動向は気になりますか。パンクラス王者として、RTUに出たかったという気持ちはないでしょうか。

「気にはなりますよ。でもパンクラスから木下憂朔選手がメチャクチャ良い勝ち方をしたじゃないですか。代表(林巧馬ISHITSUNA MMA代表)からも、『パンクラス王者としてRTUよりコンテンダー・シリーズに出たいよね』と言ってもらえて。自分としてはDWCSにチャレンジしたいです」

――なるほど。次のパン・ジェヒョク戦は、ベルト獲得からUFCやDWCSへの挑戦に向けた新たな一歩となります。そこで対戦相手の印象を教えてください。

「韓国人選手って気持ちが強いですよね。相手はパンチが得意だと思うけど、MMAとして全体を通して自分の力を見せつけたいです」

――対して、前回の試合から5カ月の間に透暉鷹選手が成長した部分はありますか。

「自分ではあまり分からないですけど、スタンドの打撃はもちろん、全部が強くなってきたとは言われます。MMAだからといって、MMAスパーだけをやっていても強くなるわけじゃないんですよね。一つひとつの要素もしっかり練習して、それを組み合わせていかないといけないので」

――それは打撃のみ、寝技のみの練習ということですか。

「そうです。ボクシング、キックボクシング、グラップリング――僕の周りには、それぞれの競技で強い人たちがたくさんいるので。MMAスパーだけやっていたら、打撃が苦手な相手に打撃で攻め込んだり、その逆もあるじゃないですか。たとえば今日の練習でも、アマチュアで僕よりも体格が大きい選手がいるんですよ。その子はグラップリングがメチャクチャ強いので、MMAだけではなくグラップリングだけやったりします。他にもK-1に出ている選手がいるので、打撃のスパーをやったりとか。そうやって一つひとつを磨いていくほうが、MMAでは全体を通して強くなることができるのかなと思っているので。今日も全部やりましたよ(笑)」

――えっ、全部とは……。

「打撃やって、MMAスパーやって、グラップリングもやってからミット打ちでした」

――一つひとつの要素を曜日ごとに分けたりするのではないのですか。

「曜日で分けることもありますけど、今日は特別でした(※取材は12月5日、月曜日に行われた)。3時間ぐらい、しっかりと全部やりましたね。全ての練習がフルで――あっ、ダッシュもやりました(笑)。今日の練習には、結構な人数が集まってくれたので。みんなが集まる日は同じようなメニューになります。だから今は疲労がヤバイです。怪我や体調が悪くなったりすることには気をつけないと」

――3時間も一つひとつ全て集中して練習できるのも、取り組み方への意識で変わってきますか。

「自然に変わってきますよね。あと、ISHITSUNA MMAでも選手歴では僕が一番長いんです。だから一応、ジムの練習も仕切らせてもらっていて。そのために、僕自身が緊張感を持っていないといけないと思っています」

――現在ISHITSUNA MMAでは、アマチュアも含めて選手練習には何名ほど参加しているのでしょうか。

「どれくらいだろう……20人ぐらいはいるんじゃないですか。今日の練習も、月曜日の昼なのに10人以上は参加していて。僕がベルトを獲ったことで、『自分もベルトを巻きたい』と言ってくれる子たちが増えたと思います。これからも僕が、ジムの選手代表として引っ張っていかなアカンですね」

――では最後に、パン・ジェヒョク戦に向けて意気込みをお願いします。

「まだベルトを巻いた実感はないけど、チャンピオンであるかぎりは自分がパンクラスの代表になると思います。そのベルトを巻いてから初めての試合で、パンクラスのファンの皆さんに、しっかり自分の強さを見せたいです」

■視聴方法(予定)
12月25日
午後2時30分~U-NEXT
午後2時30分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

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MMA MMAPLANET News o ONE Road to UFC UFC   キム・ジェヨン ジョン・チャンソン チョン・ダウン パク・ジュンヨン 平良達郎 木下憂朔

UFCが2023年第1四半期(1~3月)の大会スケジュールを発表/2.5韓国大会は消滅か

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 UFCが2023年第1四半期(1~3月)のスケジュールを発表。

1月14日 『UFC Fight Night: Gastelum vs. Imavov』ネバダ州ラスベガス、UFC APEX
1月21日 『UFC 283』ブラジル・リオデジャネイロ
2月12日 『UFC 284: Makhachev vs. Volkanovski』西オーストラリア州パース
2月18日 『UFC Fight Night』ネバダ州ラスベガス、UFC APEX
2月25日 『UFC Fight Night』ネバダ州ラスベガス、UFC APEX
3月04日 『UFC 285』ネバダ州ラスベガス、T-モバイル・アリーナ
3月11日 『UFC Fight Night』ネバダ州ラスベガス、ヴァージンホテルズ・ラスベガス・シアター
3月18日 『UFC 286』イングランド・ロンドン、The O2
3月25日 『UFC Fight Night』テキサス州サンディエゴ、AT&Tセンター


 MMAJunkieも指摘していますが、2月5日の韓国・ソウル大会が入っていません。


 つまり2月4日にソウル大会が、スケジュールから外れていることになる。同大会はコリアンゾンビことジョン・チャンソンのUFCラストマッチを筆頭にチョン・ダウン、チェ・ドゥホ、キム・ジェヨンパク・ジュンヨンという韓国勢が集結し、日本から平良達郎の3戦目=ヘスス・アギラー戦、木下憂朔のオクタゴンデビュー戦=アダム・フューギット戦、さらにはRoad to UFC決勝戦4試合が組まれることが確実視されていた。

 しかし、今回のオフィシャルとしてのスケジュールにソウル大会の含まれておらず、キャンセルになったという見方もできる。

 事実、目玉であるジョン・チャンソンの試合が決定しておらず、彼の試合が流れるようであれば現在、韓国でUFCのメディアパートナーとなっているCJ ENM──Mnet Asian Music Awardsを主宰するなどエンターテイメントの大手──が、同大会の実施に難色を示していたという話は伝わって来ていた。

 とはいえ現時点で出場選手のマネージメントにまだソウル大会がキャンセルされたという連絡は届いておらず、Road to UFCファイナル出場者で負傷などを理由に欠員が出ても、代替出場はなくその階級の決勝は延期されるという通達があったばかりだとも聞く。

 大会まで2ヶ月を切った段階で正式発表が無いということは、開催する可能性はかなり低いのではないでしょうか。

MLB、韓国での100年ぶりの試合が中止「継続的な契約上の問題を抱えており…」 AP報道(日刊スポーツ・2022年10月29日)

 最近もメジャーリーグの韓国ツアーが中止されたことがありました。続きを読む・・・
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ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC キム・ジェヨン ジョン・チャンソン チョン・ダウン パク・ジュンヨン 中村倫也 平良達郎 木下憂朔 風間敏臣

【UFC】上四半期のスケジュール発表。平良&木下揃い踏み、RTU決勝のソウル大会は……キャンセル??!!??

【写真】2019年12月のプサン大会でヘッドライナーだったジョン・チャンソン。3年2カ月振りのUFC韓国大会の行方は……(C)CHONG SUNG OUK

8日(木・現地時間)、UFC282ファイトウィークのUFCが2023年度上四半期のスケジュールを発表した。

UFCの2023年は1月14日のラスベガスApex大会からスタートし、21日にはブラジルのリオでUFC283。そして2月11日に豪州パースでUFC284、さらには18日&25日にApex。3月にはベガスのTモバイル・アリーナでUFC285、11日が同じくベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルズ(旧ジョイント)大会、そして18日はロンドンでUFC286。25日がテキサス州サンアントニでUFNが開かれることとなっている。

つまり2月4日にソウル大会が、スケジュールから外れていることになる。同大会はコリアンゾンビことジョン・チャンソンのUFCラストマッチを筆頭にチョン・ダウン、チェ・ドゥホ、キム・ジェヨンパク・ジュンヨンという韓国勢が集結し、日本から平良達郎の3戦目=ヘスス・アギラー戦、木下憂朔のオクタゴンデビュー戦=アダム・フューギット戦、さらにはRoad to UFC決勝戦4試合が組まれることが確実視されていた。


しかし、今回のオフィシャルとしてのスケジュールにソウル大会の含まれておらず、キャンセルになったという見方もできる。

事実、目玉であるジョン・チャンソンの試合が決定しておらず、彼の試合が流れるようであれば現在、韓国でUFCのメディアパートナーとなっているCJ ENM──Mnet Asian Music Awardsを主宰するなどエンターテイメントの大手──が、同大会の実施に難色を示していたという話は伝わって来ていた。

とはいえ現時点で出場選手のマネージメントにまだソウル大会がキャンセルされたという連絡は届いておらず、Road to UFCファイナル出場者で負傷などを理由に欠員が出ても、代替出場はなくその階級の決勝は延期されるという通達があったばかりだとも聞く。

ようやく追い風が吹いてきた日本でのUFC、平良と木下の揃い踏みに加えRoad to UFバンタム級決勝=中村倫也✖風間敏臣がマッチアップされたソウル大会──なんとか実施される大逆転に一縷の望みを持ち続けたい。

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K-1 MMA o ONE ONE163 PRIDE UFC キック チャトリ・シットヨートン パンクラス 修斗 岡見勇信 平田樹 平良達郎 木下憂朔 海外 猿田洋祐 神龍誠 若松佑弥 西川大和 青木真也

【ONE】ONE 163日本人全敗とチャトリCEOの発言を考える

昨日行われたONE163。平田樹は計量をクリア出来ずに試合が消滅。そればかりか、青木真也、秋元皓貴、岡見勇信、若松佑弥の日本人選手は全敗という燦燦たる結果に終わりました。平良達郎のUFC参戦でにわかに活気づいてきた日本人の海外挑戦ですが、やはりそう簡単にはいかない事を改めて痛感させられました。そんな中、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOが囲み取材に応じ、日本人選手に対して次のように答えました。ネタ元はENCOUNTさん。

「この30年間で、日本の格闘技のレベルは下がっていってしまっているね。武道の文化、歴史があるのに世界レベルじゃないね。これは本当に残念です。キックもダメ、MMAもダメ、グラップリングもダメ。私は半分日本人、これは本当に悲しい結果です」

今大会の結果を前に日本人が結果を出せなかった事は疑いの余地はありません。でも「この30年間」って、30年前と言ったら1992年。PRIDEはおろか、修斗やパンクラス、旧K-1ですら活動していなかった時代です。そんな時代の一体何と比較して「レベルは下がった」と言っているのか。

捉え方は人によって差異があると思いますが、私は日本人が世界で勝てなくなってきたのはここ数年の話だと思っています。だって、猿田洋祐と青木真也がONEで王者になったのが2019年。内藤のび太は2018年。そして秋元皓貴は2022年におたくの王者になっていますよ?30年前の訳のわからない幻想と比較して誤った評価をするのは止めてもらいたい。

日本人が世界で勝てなくなった現実。それは間違いありません。でもその圧倒的な現実を選手も関係者もファンを受け入れ、次の一歩を踏み出し始めました。ドン底から平良達郎、神龍誠、木下憂朔は海外でしぶとく勝ち上がり、西川大和もUFC参戦目前。ムエタイでは吉成名高が圧倒的な強さを見せ、Z世代の日本人は世界で結果を残すべく、着実に育っています。でも残念な事に、今のところ誰一人として戦いの場にONEを選んでいない。それもまた現実です。

そう簡単にはいかないでしょうが、彼らがUFCで結果を残して、チャトリの鼻を明かしてくれる。それを秘かな楽しみにするとしましょう。ハッ、、、これは日本人を奮起させるためのチャトリ流の叱咤激励、、、半ば無理矢理ポジティブに捉えてみました。チャトリさん、ありがとう。
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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE163 UFC アブラォン・アモリン ウ・ソンフン オンラ・ンサン キック キム・ジェウン キャムラン・アバソフ キリル・ゴロベッツ クォン・ウォンイル クリスチャン・リー ケビン・ベリンゴン ザイード・イザガクマエフ スティーブン・ローマン ダニエラ・ケリー チャンネル ハム・ソヒ ビビアーノ・フェルナンデス ボクシング ラスラン・エミルベク ロッタン・シットムアンノン 岡見勇信 平田樹 木下憂朔 若松佑弥 青木真也

【ONE163】岡見勇信戦へ、オンラ・ンサン「MMAを楽しみたいなら、その気持ちに沿った試合をしよう」

【写真】インタビュー中でも穏やかなオンラ。自然体にケージに上がることがデキそうだ (C)TSP

19日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE163「AKIMOTO VS PETCHTANONG」で、岡見勇信と戦うオンラ・ンサン。

元ONEミドル級&ライトヘビー級王者は、ここ2年厳しい試合が続いている。それでも岡見という憧れの存在と戦うことで、ファンが喜ぶ試合をしたいという言葉をオンラは何度も繰り返した。


──ついに岡見勇信選手と戦います。

「2月に敗北をして以来の試合が、ユーシンという尊敬できる相手と戦えることになった。彼と競い合えることを光栄に思う」

──岡見選手は3年間試合をしておらず、41歳になっています。今の彼の実力をどのようにみていますか。

「それは試合にならないと分からない。でも彼がベストの状態でケージに上がることを期待している。3年間試合をしていないといっても、ユーシンはもう50戦以上のキャリアがあるファイターだ。3年のブランクなんて問題ない──と期待している。

僕はずっとユーシンのファンだったんだ。UFC時代からアジアを代表する選手で、僕の目標でもあった。だから彼と戦うことが楽しみでならないんだ」

──ONEで戦うようになってから、UFC時代の彼と比較するということでなくて、現状の岡見選手の力が出し切れていない。そういう風に感じてきました。

「ONEのウェルター級で戦うことで、調整方法がUFCやWSOFで戦ってきた時と違って戸惑いがあったんだろう。だから今回のミドル級では、彼の持っている全ての力を発揮して欲しいよ。僕が今、ONEのウェルター級で戦うとミドル級のように動けない。そういうことがユーシンにも起こっていたように思うよ。ナチュラルな階級で戦うことで、パフォーマンスも上がるはずだ」

──改めて岡見選手の強味はどこにあると考えていますか。

「柔道が強い。彼のクリンチゲームでのボディロックは強力だよね。でも打撃も悪くない。どの局面でも戦えるよ。だけど打撃は僕の方が上だと断言できる」

──レイニア・デリダー戦後、オンラはバックポジションを譲ると手が無いという風に言われ皆がバックを狙ってくるようになったと思います。特にテイクダウンからスクランブルゲームのなかで。

「もう誰にも僕のバックは取らせないよ(笑)。その機会を与えることはない。敗北はつねに僕を成長させてくれる。だから、もうあんな風にバックチョークに掛からないよう練習をして来た。それだけの力があることを次の試合で見せたい」

──8月にキルクリフFCを訪れた際、残念ながらオンラと現地で会うことはできなかったのですが、あのような素晴らしい環境で練習ができているのかと改めて納得できた次第でした。

「あぁ、あの時はコロナの陽性になってしまってジムに行けなかったんだ。もう3度目の陽性で、そろそろなんとかして欲しいよね(笑)」

──……。

「キルクリフにはユーサク(木下憂朔)もやって来たよ。彼がチームに合流して嬉しい。もう十分に強いけど、ここからどこまで強くなるのか凄く楽しみだ」

──ところで今回の試合は、日本ではPPVで中継されます。

「素晴らしいことだよ。日本のスター選手が揃っている。日本のファンがPPVを購入して視聴するのに値する良い試合をしたいと思っている」

──同じ日の朝のAmazon Prime大会は北米では金曜日のプライムタイムで中継されますが、そうでない日本向けの大会で戦うことについては?

「全く気にしていないよ。もちろん北米でONEのファンが増えることは嬉しいことだけど、今も僕のサポーターの多くはアジアにいる。だから、アジアの土曜日の夜に戦うとか北米の金曜日の夜に戦うとか、そういうことを気にすることはないんだ。

とにかくユーシンと戦うことに集中している。さっきも言ったけど、憧れの存在との試合だ。この試合のためのハードトレーニングを課し、常に強い決意をもって準備をしてきた。ファンのハートの突き刺さる試合をユーシンとしたいと思っている。そして、ここまで心血を注いで備えてきたのだから、より強くなったオンラ・ンサンの姿をファンに見せたい。とにかく、ファンに喜んでもらえる試合になる。絶対にね」

──ファンが楽しめる試合……その一方で、岡見選手も自分がMMAを戦うことを楽しみたい。長い間、その気持ちを忘れてしまっていたと言っていました。

「分かるよ、ずっとユーシンはトップで戦ってきたから。そういう気持ちを失ってしまったこともあるんだろう。僕もミャンマー代表として、プレッシャーを凄く感じてきた。特に過去数年のミャンマーの状況を考えると、皆の期待の大きさが伝わって来ていた。大きな重圧だったよ。

ただし、そのプレッシャーを飲みこんで戦えるようになった。プレッシャーは僕にとって普通のことで、問題視しない。強すぎるプレッシャーは良くないけど、今はプレッシャーを消化できるようになったと思う。だから今は自分のベストを尽くし、最高の試合をするためにケージに向かうことができる。

ユーシンも僕との試合で、ファンが喜ぶ試合を戦って彼自身にも楽しんで欲しい。退屈な試合は大嫌いだ。ユーシンがファンの望む試合をすることを期待しているMMAを楽しみたいなら、その気持ちに沿った試合をしよう。スタンドでも、グラウンドでも思い切り戦いたい。レスリングもグラップリングも十分に練習をしてきたから。どんな局面でも、試合中の1秒、1秒をファンが楽しめる戦いにしたい」

■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午後7時00分~ PPV ABEMA格闘チャンネル

■ONE163対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級選手権試合/3分5R>
[王者] 秋元皓貴(日本)
[挑戦者] ペッタノン・ペットフォーガス(タイ)

<キックボクシング・ヘビー級ワールドGP決勝/3分3R>
ロマン・クリキア(ウクライナ)
イラジ・アジズプール(イラン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
青木真也(日本)
ザイード・イザガクマエフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
オンラ・ンサン(ミャンマー)
岡見勇信(日本)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ハム・ソヒ(韓国)
平田樹(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
クォン・ウォンイル(韓国)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
若松佑弥(日本)
ウ・ソンフン(韓国)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アブラォン・アモリン(ブラジル)
アフメド・ウジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ストロー級/3分3R>
ルイ・ポテーリョ(ポルトガル)
朝陽PKセンチャイムエタイジム(日本)

<キック・ヘビー級/3分3R>
ブルーノ・シャベス(ブラジル)
アフメド・クリッチ(ボスニアヘルツェゴビナ)

<サブミッショングラップリング女子ストロー級(※56.7キロ)/12分1R>
ミレーナ・カオリ(日本)
ビアンカ・バシリオ(ブラジル)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
キム・ジェウン(ウクライナ)
キリル・ゴロベッツ(ウクライナ)


c
■放送予定
11月19日(土・日本時間)
午前10時00分~ ABEMA格闘チャンネル

■ONE Fight Night04対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] キャムラン・アバソフ(キルギス)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
[王者]ロッタン・シットムアンノン(タイ)
[挑戦者] ジョセフ・ラシリ(イタリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
スティーブン・ローマン(フィリピン)

<ムエタイ・ウェルター級/3分3R>
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)
フアン・セルバンテス(英国)

<バンタム級 (※65.8キロ)/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
キム・ジェウン(韓国)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ウラジミール・クズミン(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ラスラン・エミルベク(キルギス)
イシ・フィティケフ(豪州)

<グラップリング女子アトム級(※52.2キロ)/12分1R>
ダニエラ・ケリー(米国)
マリア・モルチャノワ(ロシア)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
リアム・ノーラン(英国)
エディ・アバソロ(米国)

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o UFC 平良達郎 木下憂朔 西川大和

【UFC】木下憂朔と平良達郎が2月の韓国大会に出場

453: 実況厳禁@名無しの格闘家 2022/11/01(火) 12:55:55.62 ID:g9oovFMY0
2月の韓国大会は日本ファンも集結しそうだな

いまのところ、カード決まってるのはチョンダウンと木下だけかな?

おととい一本勝ち勝利したパクジュンヨンも内定してるらしいが



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MMA o UFC   アザマット・ムルザカノフ キム・ジヨン ダスティン・ジャコビー チョン・ダウン マイケル・モラレス 木下憂朔

2月5日、UFCソウル大会で木下憂朔 vs. アダム・フューギット等3試合が判明


 UFCが2月5日に韓国ソウルで開催するFight Nightシリーズの大会(会場不明)で木下憂朔 vs. アダム・フューギットのウェルター級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

Yusaku Kinoshita(Sherdog)

Adam Fugitt(Sherdog)

 木下憂朔は8月の『Dana White's Contender Series 52』でホセ・エンリケ・ソウザに3R TKO勝ちしてUFCとの勝ち取って以来の試合で今回がUFCデビュー戦。アダム・フューギットは7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』で行われたUFCデビュー戦でマイケル・モラレスに3R TKO負けして以来の試合。

Mandy Bohm(Sherdog)

Ji Yeon Kim(Sherdog)

Devin Clark(Sherdog)

Da Un Jung(Sherdog)

 他にも同大会ではメンディ・ベーム vs. キム・ジヨンの女子フライ級マッチとデヴィン・クラーク vs. チョン・ダウンのライトヘビー級マッチも判明しています。

 メンディ・ベームは7月の『UFC Fight Night 208: Blaydes vs. Aspinall』でヴィクトリア・レオナルドに判定負けして以来の試合の試合で2連敗中。キム・ジヨンは7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でジョセリン・エドワーズに判定負けして以来の試合で4連敗中。

 デヴィン・クラークは8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でアザマット・ムルザカノフに3R TKO負けして以来の試合。チョン・ダウンは7月の『UFC on ABC 3: Ortega vs. Rodriguez』でダスティン・ジャコビーに1R KO負けして以来の試合。続きを読む・・・
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【RTU2022 ASIA Ep05】UFCへの道、松嶋こよみ─02─「1回、1回の練習の大切さを思い出させてくれた」

【写真】いうと、極めつけのMMAバカだ(C)MMAPLANET

23日(日・現地時間)にUAEはアブダビのエティハド・アリーナで開催されるROAD TO UFC AISA2022 Episode05――フェザー級準決勝でイー・チャアと戦う松嶋こよみインタビュー後編。

武術を落とし込むが、武術に依存しない。松嶋のMMAにおいて欠かせない武術空手だが、彼のMMAは他の多くの練習の成果として形成されている。その一つの要素がレスリングだ。「気持ち良く打撃で戦いたいから、レスリングを学ぼう」と小学生の時に思ったナチュラル・ボーン・MMAファイターが、Road to UFC準決勝を前にMMAへの想いを語った。

<松嶋こよみインタビューPart.01はコチラから>、


──実は一昨日、岩﨑さんと平本蓮選手の稽古の模様を取材させていただいたのですが、テイクダウンがある人に対しての方が、MMAにおいては武術空手の指導はしやすいのではないかと感じた次第です。近い距離になった時に自分から組める選手の打撃、それがMMAの打撃ではないのかと。

「まぁ先生からすると、レスリングができない打撃だけの選手に打撃を指導することは、それだけ強い想いがあるはずです。これをいうと怒られてしまうかもしれないけど、きっとその裏では怖いことだと思っているはずです。

ただ僕がレスリングをやろうと思ったのは、気持ち良く打撃を使うにはレスリングをやった方が良いなと子供の頃に感じたからなんです」

──それを小学生の時に!! さすがナチュラル・ボーン・MMAファイターです(笑)。

「家族と話し合って決めて(笑)」

──松嶋選手のご両親は星一徹が2人いるような感じですね(笑)。

「アハハハハハ。そうやって始めたレスリングが、MMAに生きている。レスリングがあるからやれることはたくさんあるし、ちょっと失敗してもリカバリーできるのもレスリングのおかげです」

──打撃ではあれだけ間を重視し、先が取れているかどうか見極めている岩﨑さんが『組んでテイクダウンしろ!!』とレスリングの攻防になると、まるで違う叫び声を挙げていました。

「アハハハハ。打撃ではありえないことですよね。結局、MMAは勝つことが全てだから、北岡さんとセコンドに就いて、その勝つためという部分で2人が通じ合ってくれていました。先生も言っていますが、武術に依存して戦うとダメなんです。

武術は僕のMMAのアクセントです。それが全てじゃないし、僕がやってきたことは武術でできたわけじゃない。ただ武術は僕のなかにある。だから『空手をやれば強くなる』なんて言わないですけど、色々な練習のなかの一つであり、それを僕は生かして戦えていると思っています」

──平本選手が剛毅會空手に傾倒することをどのように思っていますか。

「先生も彼の打撃を見て、親近感がわいたと言ってはったんですけど……」

──なぜ関西弁に(笑)。

「ハハハハハ。僕にとっても良いことだと思っています。僕にだけ指導しているよりも、幅が広がる。先生が平本君を教えることで、僕に新しいエッセンスが入って来ることが絶対にあるだろうし」

──松嶋選手が武術をアクセントにできるのも、普段から稽古をしているからです。武術とか空手という言葉にマジックを求める人が多いなかで、平本選手がじっくりと取り組んでいるのは正直驚きでした。

「そうなんですよね。ミットだけお願いして──とか。『そんなもんで、何ができんねん』って」

──いやぁ、高校3年間の丹後地方で過ごした松嶋選手の関西弁が出まくりですね(笑)。

「平本選手がそうやって稽古をしているのは、僕と繋がる部分があります。僕だって……普通じゃやらないでしょって思われることをやってきたので。彼もそこに何かを見出せる目を持っているのではないでしょうか」

──その部分で以前は他の練習仲間の前でサンチンをやるのとか、少し恥ずかしそうにしていましたが、今日などもシャドーの合間に站椿のような動きや呼吸を普通にやっていましたね。

「勝手に出ちゃうんですよね。僕しかやらないから、良いかなって(笑)。もし『面白そう』と思ってくれれば、思ってくれれば良いし。僕自身、これの成果が出ているとまで言えないですけど結構落とし込めているので。僕を見て、誰かが真似をするという感じはしていないですけど……澤田(千優)だったり、(中村)倫也だったり、イズムの若い子も先生と稽古するより、僕がかみ砕いて伝えた方が入り込みやすい気はします。

僕は僕で、人に伝えることで自分の中に落とし込めている。そういうことはやれているのかと。そのおかげで僕は武術を落とし込めていると思います」

──Road to UFC準決勝に出場する日本人選手に共通して尋ねているのですが、コンテンダーシリーズから木下憂朔選手がUFCと契約を果たし、RTU準決勝の前日には西川大和選手がUFC280でUFCデビュー戦を戦う。この両者が一足先を進んだことに関して、どのように思っていますか。

「おめでとうございますと素直に言えます。木下選手はほとんど勝っているといってもおかしくない反則負けはあったけど、実質7連勝で。デビュー直後から強い選手が出てきたと思っていました。これからUFCで戦っていくことになって、しんどいこともあるだろうけど凄く頑張って欲しいです」

──羨ましいと思ったりは?

「全くないです(笑)。僕は自分のこれまでのキャリアを悲観しているわけじゃないんで。僕には僕の道があり、そこを進むだけで。だからそういう気持ちは全くなくて、ただ本当に頑張って欲しいと思っています。あと西川君ですよね、チャンピオンで連勝もしているので選ばれて当然かなぁぐらいです。

アッチ出たい、こっち出たいということは記事とかで読んでいたので『ああ、そうなの?』というのはありますが、それでUFCに出られるのだから持っているんだと思います。僕が彼の立場だったら、話が来た時に『お願いします』の一言です。あと2週間で試合だと言われても出たいと伝えます。だから西川選手も、ただただ頑張って欲しいと思います。

僕は僕でトーナメントで優勝して、トーナメント優勝者としてUFCと契約する。だから、このトーナメントに優勝すること以外のことに関して、何も思わないです。2人には頑張ってくださいと記事を通して伝えてください」

──ところでONEを離れ、将来が不透明だった時の練習と、目標が定まった今の練習は何か精神的に違いがあるのでしょうか。

「あの頃と比べると精神的に楽といえば、楽です。ただし、しんどいことはやるのに変わりはないので。今は目標のために頑張れているという充実感があります。本当に自分のためにしんどいことができている。先が見えているからこそ、1度1度の練習を大切にしようと思えます。先が見えていなかった時より、追い込めています。だから、この状況を終らせないためにもしっかりと次の試合は勝たないといけないです。

と同時にに練習に関していえば、あの頃はあの頃で試合に向けてではない強くなるための練習が出来ていたという部分はあります。空手の型や基本の稽古もロータスに行った後にできていたし。あの頃はあの頃で楽しかったなという気持ちで今はいます。

試合のためでない練習って楽しいんですよね。僕は練習をして技術が身につくと、何よりも嬉しい。対して試合のための練習はしんどくて、辛いです。でも目標があって、ついてくる結果が見えている状況は自分を奮い立たせるエネルギーになります。そういう気持ちがあれば、練習の精度も高まります。試合に向けての練習は1回、1回の練習の大切さを思い出させてくれました」

──そんななか昨日はT-GRIPで大塚隆史選手指導のMMAレスリング・クラスに出ていたのですが、その大塚選手が今日は横浜までやってきて松嶋選手とスパーリングを3本して帰っていきました。ここまで来て、思い切り腹を蹴られて悶絶し、それでも松嶋選手をテイクダウンする。素直になんて献身的な人なのかと。

「去年、大塚さんの試合前にずっと一緒に練習して、セコンドもしていました。そうしたら大塚さんが『今度はこよみのために俺がやるよ』と言ってくれて。本当に申し訳ないというか(苦笑)、申し訳ないぐらいやってくれるんです。

40分間のイズム滞在で5分のスパーを3本付き合ってくれて。終わると、サッと東京に戻る。スミマセンって言いたいです。大塚さんの『愛』的なモノや、勝って欲しいという気持ちも伝わってきます。北岡さん、岩﨑先生、大塚さんとチームとしてやっていけています。

火曜日のT-GRIPでのレスリング練習は、やっぱり大学とかに練習に行くとレスリングのためのレスリングになってしまうところが、あそこではMMAのためのレスリングができるので本当に役立っています。あそこの練習って、実はしんどくてやらないところなので。あの練習は皆、絶対に出た方が良いです。

あそこにいる人達、ちゃんとしんどいことをやりに来ているんですよね。皆、毎週来ています(笑)。だから僕が伝えられることは伝えますし、逆に中原(由貴)君なんかにも聞きたいことを尋ねています。良い練習ができています。所属は違えどチーム、皆で上げられるような練習です」

──やはり松嶋こよみはMMAバカです。どれだけMMAが好きなのかということが伝わってきました。最後に次の試合に賭ける気持ち、意気込みをお願いします。

「ホントにコレに対する想いは人一倍だと思っています。自分が今デキる練習を死ぬ気でやって、コレにちゃんと挑めるように準備してきたので。試合と練習は違いますが、その部分を出していきます。ちゃんと出します」

■視聴方法(予定)
10月23日(日・日本時間)
午後8時00分~UFC FIGHT PASS
午後8時00分~ABEMA格闘Ch

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode05対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
イー・チャア(中国)
松嶋こよみ(日本)

<Road to UFCフライ級T準決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
チェ・スングク(韓国)

<Road to UFCフライ級T準決勝/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
パク・ヒョンソン(韓国)

<Road to UFCバンタム級T準決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
キム・ミンウ(韓国)

<ライト級/5分3R>
SASUKE(日本)
パラチン(中国)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode06対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準決勝/5分3R>
イ・ジョンヨン(韓国)
ルー・カイ(中国)

<Road to UFCバンタム級T準決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
野瀬翔平(日本)

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
ジェカ・サラギ(インドネシア)

<Road to UFCライト級T準決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
キム・ギョンピョ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
フィリッピ・リマ(ブラジル)

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