戦友の身代わりで出て負傷引退なら格好もつくな
eFight(イーファイト)格闘技&フィットネス情報@efight_twit昇侍、右腕骨折から5カ月完治せずレントゲン公開「もうダメかもな」レントゲン写真に動揺
2022/12/07 12:15:04
https://t.co/ts5b9Rl8Io
#RIZIN #昇侍 #朝倉海
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eFight(イーファイト)格闘技&フィットネス情報@efight_twit昇侍、右腕骨折から5カ月完治せずレントゲン公開「もうダメかもな」レントゲン写真に動揺
2022/12/07 12:15:04
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#RIZIN #昇侍 #朝倉海
オープニングマッチは割愛。
奥田啓介 3.40
久保優太 1.33
MMA未勝利対決。申し合わせで物議を醸したシバター戦以来、10ヶ月ぶり久保。久保がどれだけ練習しているのか不明だが、奥田は練習していなさそうなので久保KO勝ち。
魚井フルスイング 3.00
ヤン・ジヨン 1.38
7月の沖縄大会で朝倉海戦が組まれていて、朝倉海欠場で代役昇侍を圧倒したジヨン。ここ3年で獅庵にしか勝ってない魚井では厳しいだろう。オッズはもっと大差でいいと思う。
ジヨン判定勝ち。
アラン“ヒロ”ヤマニハ 1.47
河村泰博 2.75
パンクラスでランカーだったヤマニハとランキング未満の河村。その後NEXUSで王者になったが、特に変わったようには見受けられない。
ヤマニハKO勝ち。
青井人 1.71
鈴木博昭 2.10
弱冠二十歳の5年前、修斗で連勝を続けていたホープだった青井だが、今は中堅クラスに勝ったり負けたりするレベルで落ち着いている。鈴木は実質ノーカンの奥田戦と、打ち合ってくれた昇侍戦で勝利したが、MMAキャリア1年で劇的に成長する年齢でもないので青井相手は厳しいだろう。オッズはもっと大差でいい。
青井一本勝ち。
中村優作 2.75
征矢貴 1.47
中村はチーム・アルファメール・ジャパンとしてUFCを目指していた当初は連勝していたが、ライリー・ドゥトロにKO負けしてからは2勝5敗で、現在3連敗中。36歳でこれは厳しい。最近は打撃の技術で上回っても、打たれ弱さでKO負けする試合が増えてきている。
征矢はRIZIN3連続フィニッシュ勝利中だが、相手はすべて階級下の体重ハンデ戦。とはいえ、今の中村相手なら勝ちは動かないか。
征矢一本勝ち。
SARAMI 5.00
ラーラ・フォントーラ 1.18
急に大差のオッズ。単純に戦績だけで見ているのかもしれないが、SARAMIはレコードでは黒星が多いものの実力者。むしろフォントーラの実力が不明。伊澤戦では下攻めの強さは見せたが、それ以外の能力がわかるまえに終わってしまった。初見だったらフォントーラが極めて勝ったと思うが、下攻めが警戒されていたらそうそう極まるものではない。スタンドで互角に撃ち合える力があるかどうか。
フォントーラ判定勝ち予想だが、賭けるならSARAMIにベットする価値がある。
カルリ・ギブレイン 1.45
貴賢神 2.80
オッズはもっと大差でいい。双子の兄・スダリオは、デビュー当初は3分3Rで相手もMMA素人だったり体格差があったりする選手と組まれていたのに、貴賢神は初戦で当時RIZIN日本人最強のシュレック、今回はGLADIATOR王者のギブレイン。外見が似ているスダリオがMMAに対応できているから、貴賢神もできると思われていないか。見る側も、スダリオと比較して足りない部分が目についてしまう。今回は120kg契約だったのが無差別級に。ギブレインは110kgないので、貴賢神が落とせなかったのだろう。練習量にも疑問が残る。
ギブレイン1RKO勝ち。
ミノワマンZ 3.10
侍マーク・ハント 1.37
両者とも地元岐阜のジモティマッチだが、前座でいいのでは。ミノワマンはもう7、8年くらい、勝っても負けても動けていないし、積極性も感じられない。いつものように、足関の一発以外勝ち目がない。
ハントKO勝ち。
元谷友貴 1.41
倉本一真 2.95
この試合がセミでいいのでは。元谷はRIZINバンタム級GPでは瀧澤に不覚を取ったが、そこから3連勝。しかしすべて判定で、勝ってもインパクトを残せていないため、また下の選手との対戦に。
倉本は2月のTRIGGER2ndでは加藤に圧勝して、ケージでの強さが評価されたが、ケージorリング以前にそもそもが格下相手の試合。その前にはヤマニハに完敗している。
序盤は倉本優勢でも、次第に元谷ペースになり、元谷判定勝ち。
今成正和 2.80
鈴木千裕 1.45
RIZINでの過去2戦はバンタムの今成だが、今回はフェザー。まああまりコンタクトしないスタイルなので、そこまで体重差は影響しないか。今成はグラウンドに持ち込む方法が引き込みしかないので、相手にとっては距離を取って対処すればローリスクで勝ちが狙える。逆にパウンドなどでグラウンドに付き合うと極められる危険が非常に高い。結果として、グラウンドをやりたい今成と、スタンドで戦いたい相手とで噛み合わない試合になりがち。
しかし、急遽出場鈴木は「一本取られるか、KOするか」と言っていて、その言葉を信じるなら、リスクを恐れず勝負に行く模様。サッカーボールキック等、一発入ればKOできるかもしれないが、それをキャッチされると足を極められる。直前の試合決定のため、足関から逃げる練習をする時間も十分なかったはず。試合はスリリングになるかもしれないが、リスキーと言わざるをえない。
この試合だけオッズとは逆で今成一本勝ち予想。
弥益ドミネーター聡志 1.33
平本蓮 3.40
結果として、並んだカードを見たら、この試合以外にメインを任せられるカードがなく、怪我を押して出場させるのもやむなしかもしれない。もともとのマッチメイクに勝負論を感じていなかったが、怪我で3週間練習できていなかったのなら、平本が勝つとしたら出会い頭の打撃でのKOしかない。オッズはもっと大差でいい。
ドミネーター一本勝ち。
【写真】岡田遼的なファイトは、元谷も得意なところだろうが──2年半前と比較すると、MMAをより理解した倉本は圧が違うという見方ができる。それだけに元谷の距離の取り方は非常に興味深くなる(C)SHOJIRO KAMEIKE
6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」で、元谷友貴が倉本一真と対戦する。
Text by Shojiro Kameike
2011年にプロデビューし、翌年にDEEPフライ級王座を獲得した元谷も、キャリア11年を数えるベテランファイターとなった。昨年行われたRIZINバンタム級GPでは2回戦敗退となったものの、以降は3連勝。現在は地元の石川県から名古屋へ活動拠点を移している元谷に、現在の練習と心境を訊いた。
勢いに乗る倉本といかに戦うのか。そのポイントは、元谷の距離だ。
――石川県出身の元谷選手ですが、現在は活動拠点を名古屋に移しているのですね。
「はい、名古屋にいるんですよ。プロ練みたいな形でガイオジムと志村道場でお世話になっていて、名古屋のプロ選手が集まってスパーリングしています。あとはstArt Japanですね」
――なぜ名古屋に移ろうと思ったのでしょうか。
「一度、2年ぐらい東京に行っていたじゃないですか。トーナメントで負けて(2021年9月、RIZINバンタム級GP2回戦で瀧澤謙太にKO負け)、石川に戻ったんですよ。そこから石川で、どうやって練習していこうか考えながら週末は名古屋へ練習しに行っていて」
――ずっと名古屋では練習していたのですね。
「そうです。東京へ行く前も名古屋には来ていて、その時も東京へ行くか名古屋に行くかって考えていました。その時は良いタイミングがあって、東京へ行くことになったんですけど」
――では名古屋に移住したのは、最近のお話なのですね。
「去年の大晦日――金太郎戦までは石川にいて、名古屋に引っ越してきたのは今年の2月ぐらいです。おかげさまで練習しやすくなってきました」
――今回の倉本一真戦は名古屋で行われます。現在は、名古屋に対して地元意識のようなものはあるのでしょうか。
「あぁ、それは結構ありますね。地元感というか。もともとプロデビューしてから初期は、DEEP公武堂ファイトとか名古屋で戦うことも多かったですし」
――では今年に入ってから、名古屋での練習で新しく始めたことや、それが試合で出せたものなどはありますか。
「まだ試合では出てないんですけど、良い感じにはなってきていると思います。うーん……」
――試合前なので、具体的なことは言いにくいですか(笑)。
「アハハハ、そうですね(苦笑)。技術的な面でも新しいことを学べていますよ。やっぱり日沖さんのパーソナルトレーニングを受けているので」
――stArt Japanでは、日沖さんのパーソナルトレーニングを受けているのですか。
「はい。パーソナルを受け始めたのは前回の試合(今年7月、太田忍に判定勝ち)のあとからで、週1のペースですけど、それでもすごく勉強になっています。名古屋に来たのも、いろんな人と練習したいからで。なかでも日沖さんは強くて、キャリアも長くて、何でも知っているMMAの教科書みたいな人ですから。その日沖さんの技術を学びたいと思いました」
――パーソナルトレーニングを受け始めたのは太田戦後ということは、今回の試合がケージであることは影響しているのでしょうか。
「いや、それは関係ないですね(笑)。特にケージの練習をしているっていうわけではなくて、ケージの試合も含めたいろんな練習をさせてもらっています」
――そうだったのですね。ケージでの試合は昨年2月の昇侍戦以来となるので、ついそうではないかと思ってしまいました(笑)。
「アハハハ。ただ、やっぱり自分の中ではケージのほうが得意だとは思っていますよ。でもケージだからっていうことじゃなく、自分がずっと全て足りなくて。ずっと全てやらないといけないと思い続けています」
――元谷選手のプロデビューは2011年で、もうキャリア11年のベテランです。それでもまだ、全て足りていないと思いますか。何か足りないものを補っているということではなく。
「それは思いますよ。練習でも試合でも、いつも自分は何も分かっていないなぁと感じています(苦笑)。MMAはやることが多いので、やってもやってもゴールがないというか。もう無限な感じがしますよね。だから今も、どの局面でも、まだまだやなって思います。打撃でもレスリングでも、寝技でも。自分はどの競技でもトップを取ったとか、そういう経験がないので」
――それでも最近は、テイクダウン・ディフェンスというより倒されても早く立ち上がるという意識は強まっているように感じます。以前はどのポジションからでも極めにいくような印象がありました。
「そうですね。最近は下にならないようにしていて、寝技でも下から狙うことは少なくなっていますね。やっぱり対策されていて、下からの技は掛かりにくくなっているんですよ。特に太田選手はガブりが強いから、倒されてもすぐに立つ練習はしていました。下から狙っても極めることができずに、そこで疲れちゃったら盛り返すことが難しいじゃないですか。だから今はずっと、下にならないことは意識しています」
――では今回対戦する倉本選手の印象を教えてください。
「すごい爆発力がありますよね。以前はジャーマンで投げているイメージがありましたけど、最近の試合ではパウンドが強いっていう印象です。あと、試合は見ていないしパウンドじゃないけど、掌底で相手の顔面を破壊したんですよね? とにかく攻撃力が強いです」
――ずっと同じバンタム級で戦ってきた選手ですが、これまで倉本選手のことを対戦相手として意識したことはありますか。
「それが、無いんですよ。意外と今まで対戦するかもっていう話もなかったので。もしRIZINのトーナメントで、お互い勝ち上がっていたら――っていうぐらいで」
──元谷選手が倉本選手より上回っているところは、どこだと思いますか。
「上回っているところ、うーん。レスリングとパワーは負けると思います。でも、それ以外は……。これは打撃でもレスリングでもなく、MMAなので」
――元谷選手の年齢とキャリアで、瀧澤選手に敗れたとき、その後のキャリアについて考えることはなかったのでしょうか。
「とりあえず、また一歩ずつ頑張っていくしかない。どう練習していこうかと、ゆっくり考えました。ただ、自分の年齢やキャリアは気にしていないです。今まで怪我もないですし」
――キャリア11年で、大きな怪我をした経験はないのですか。
「そうですね。ダメージも……日頃からダメージを溜めないよう、そんなにハードなスパーはしないんです。それはキャリア初期から意識していました。とにかくダメージを受けたくないから、ハードなスパーは避けてきて(笑)。試合でダメージが見えてきたら、その時はその時で考えます。
でも僕って、試合でそんなにダメージを受けている印象ないですよね? 堀口戦(2017年4月、堀口恭司に判定負け)のあとは頭痛があったり、あとはKO負けした時ぐらいで。もともと被弾することも少ないし、試合後もダメージが残ることは少ないんですよ。自分の距離で戦えている時は、自分のほうがずっと削ることができていると思います」
――ご自身の中で一番大切にしているのは、その距離ですか。
「はい。距離は大事だと思っています。絶対に自分のしたいように動ける距離で――相手の距離は無視します。練習でも、相手の良い距離に入るか入らないか、それぐらいの意識で。入る時にどうするか、入らない時にどうなるか。まず足を止めて打ち合うということがないんですよ。打ち合うような距離になったら、すぐテイクダウンに行ったりだとか」
――確かに、これまで元谷選手が打撃で打ち合っている印象はありません。
「キャリア初期はよく打ち合っていましたけど、それも打ち合いというか自分がバーッと手を出していただけで(笑)。相手の攻撃を被弾した経験は、そんなにないです」
――先ほどMMAはゴールがないと仰いました。ではファイターとしてのゴール、今の目標はどこにあるのでしょうか。
「やっぱりベルトは欲しいです。今すぐにでもベルトを巻きたいんですけど、最近はそれも叶わず、ズルズルここまで来ていて(笑)。反対に、いつまで戦い続けるかっていうことは考えていないですね。たぶん――壊れるまで、じゃないですか。アハハハ」
――壊れる……これまでダメージを溜めないようにキャリアを送ってきて、これから壊れるようなことは起こりえますか。
「もちろん、格闘技ですから。十何年やってきて、年齢も重ねて、いろいろ少しずつは溜まってきていますよ。KO負けすることもあるし。壊れたり、あとは連敗して気持ちが乗らなくなったら、どうするか考えますね」
――今はまだ、気持ちが乗り続けているということでしょうか。
「そうなんです。まだまだ……悔しいっていう気持ちが強いんですよ。練習でも試合でも。勝っても負けても。その気持ちがなくなったり、上を目指すことができなくなったら、すぐに辞めますね。ずっと上を目指していきたい。だから続けています」
――なるほど。試合まで残り4日となりました(※取材は11月2日に行われた)。現在の仕上がりはいかがですか。
「ここまで怪我もなく、体調も崩さず来ているので。ただ、調子が良い時は試合で調子が悪いんですよね(苦笑)」
――えっ……。
「なぜでしょうね? コンディションが良い時は、調子こいちゃうんでしょうか。コンディションが悪くて練習できていない時のほうが、試合は良かったりするので。今から減量でコンディションを落として試合当日を迎えます(笑)」
――アハハハ、そう言えるほど調子は良さそうですね。では最後に、MMAPLANET読者の皆さんへ意気込みをお願いします。
「今週末の倉本戦でしっかり勝って、次につなげたいと思います。応援よろしくお願いいたします!」
The post 【RIZIN LANDMARK04】金網RIZIN最恐──倉本一真と戦う、元谷友貴「相手の距離は無視します」 first appeared on MMAPLANET.【写真】山口会長の言う「最強を目指す」。格闘家としての魅力は、何よりもそこが一番。他は副産物(C)GENKI YAMAGUCHI
6日(日)、名古屋市中区のドルフィンズアリーナで開催される「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」で今成正和と対戦する鈴木千裕のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kamaike
MMAとキックボクシングの二刀流で戦う鈴木は、RIZIN初戦こそ落としたものの、以降は3連勝中だ。MMAファイターとしての成長の陰には、所属するクロスポイントのMMA強化もあったという。鈴木と山口元気代表が語る、クロスポイントのMMA天下取りとは。
<鈴木千裕インタビューPart.01はコチラから>
――格闘技界を盛り上げるための二刀流ということですね。
「あとは技術的なことを考えても、MMAの中にもキックボクシングの要素があるじゃないですか。MMAを戦うために打撃の練習もしますよね。パンチも蹴りも、ヒザもヒジもある。それってキックボクシングですし、MMAで強くなるためにキックボクシングが必要になります。だから僕の中では、MMA一本にする必要がないんですよ。普段からキックボクシングの練習をしているので、それがキックボクシングを辞める理由にはならなくて」
――KNOCKOUT王者となり、2021年9月の昇侍戦からMMAに復帰しましたが、その昇侍戦は1R20秒でKO負けとなりました。この敗戦で自分の気持ちが変わることはなかったですか。
「あの試合はもう、何の言い訳もないです。KOされたことは事実なので。あの敗戦をバネにして、もう一度ゼロからMMAで強くなりたいっていう気持ちが強くなりました。むしろ、浮かれていた自分の気持ちを正すことができました」
――浮かれていた、というのは……。
「オレはRIZINに出るんだぜ、オレって強いんだぜ、っていう気持ちがなかったわけではないです。そんな気持ちはないって自分自身には言い聞かせていましたけど、やっぱり心のどこかには、その気持ちがあったんですよね。そんな自分を吹っ飛ばしてくれた試合でした。負けたし、良い経験だったと言いたくないです。でもあの負けがあったから今の自分がある、そう思っています」
――MMAを再開するうえで、何か新しく始めたり取り入れたものはありますか。
「キックボクシングの練習自体は変わっていなくて、そこにMMAや柔術、レスリングの練習を加えたという感じです。昼にキックボクシングの練習があって、午前中や夜に他の練習を加えています」
――昇侍戦以降、MMAはRIZINで3連勝しています。そこで練習したことは出せていると感じますか。
「チームとして固まってきたなと思います。柔術やMMAの練習はパラエストラ八王子でもやらせてもらっていて、山口会長も含めてチーム全体が僕の強い部分、良い部分を理解してくれている、というのは感じますね。この1年でようやく、チームとしての土台ができてきました」
――今のご自身の肩書は、MMAファイターなのかキックボクサーなのか。あるいは、その両方なのでしょうか。
「うーん、難しいですね。自分でもよく分かっていないです(苦笑)。考えたことがなかったんですけど、まず全部できればカッコイイと思っています」
――では、格闘家として目指しているものは何ですか。
「それは、クロスポイントというジムを体現する選手になることです。クロスポイントにはキックボクシングもあり、柔術もあり、MMAもあります。ただ、キックボクシングのチャンピオンが多いなかで、僕がMMAのチャンピオンにもなると、クロスポイント=鈴木千裕となるじゃないですか。鈴木は寝技が強い、だからクロスポイントに入ろう。鈴木はキックのチャンピオンだから、クロスポイントに通おう。そうやってクロスポイントの象徴になることが目標ですね」
――その言葉を聞いて……もう10年ほど前になりますが、山口会長が「キックボクシング人気を取り戻すためには、キックボクサーがUFCで勝つしかない」と仰っていたことを思い出しました。
山口 なぜ僕がキックボクシングをやったかというと、ゴン格も格通も当時は「最強の格闘技はムエタイ」っていう扱いだったじゃないですか。極真がムエタイに挑戦したり、大道塾の長田(賢一)さんがラクチャートとやって負けちゃったりして。あの頃は MMA と言うもの自体がほぼなくて、シューティング(修斗)が出来たか出来ないかの頃でしたね。そんな中やはり、ムエタイが最強だ!と僕も思って始めたんですよね。でも今は MMA も確立されて、僕はMMA の中で生き残るもの、使える技術がホンモノの技術だと思っているんですよ。だから格闘技ジムとして、MMA で結果を残さないといけないと考えています。
だからジムとしては、最終的にMMA でトップ選手を排出することが目標です。ただ、やはり今はそのノウハウがないので、周りの方の力を借りて選手育成をして、その子達が育った時に今のキック部門の様に、MMAのプロ練が出来る様に整えて行く事を考えています。
千裕は高校生の時にクロスポイントへ入ってきて、キックボクシングもやって MMA のクラスにも出ていました。ジムとしては、千裕がクロスポイントの MMA 第一世代であり、今後こういう選手が増えていくと思いますよ。まぁ……どうやったら MMA で強くなるのか。まだ千裕と一緒に手探りでやっている状態で はありますけどね。
そういえば、たまたま今日は日大レスリング部の元キャプテンで、現在はサモアのナショナルチームでコーチをやっている赤澤岳先生が、特別にクロスポイントでレスリングクラスをやってくれるんですよ。今回は特別クラスですが、今後は定期的にレスリングのコーチに来てもらおうと話しています。MMA に限らず、格闘技で強くなるためにはキックのプロ選手もレスリングを経験して方がいいと考えているのと、子供の頃からレスレングをやらせたいなと思っています。
――ジムとしても MMA で戦うための態勢が整ってきているわけですね。
山口 もちろん千裕が MMA でも活躍できるのは、彼自身の体の強さもありますよ。
――確かに鈴木選手はキックボクシングでもMMAでも、体がブレないしパンチに体重が乗る強さがあります。それは鈴木選手がもともと持っていたものなのか、あるいは鍛えてきたものなのか……。「両方じゃないですかね。パンチ力については、もともと持っているものがあったと思うんです。ただ、自分は身体能力が高いかどうか、それは分かっていませんでした。特に足が速いわけでもないし、ジャンプ力が高いとかズバ抜けたものもなくて。だからこそ、巻き藁にストレートを何十本、何百本と打ち込むような練習を繰り返していました。最初から最後まで、ひたすらワンツーをサンドバッグに打ち込んだりとか。それこそ右の拳がボロボロになるまで……。大人になるにつれて、そういう練習が生きてきていると思います」
――大人になるにつれて……!? ずっと最近の練習かと思って聞いていましたが、その練習を子供の頃にやっていたのですか。
「はい(笑)。空手の道場でやっていました。当時は泣きながら練習していたんですよ。中学生の時、僕がプロになりたいと言ったら、道場の先生にケチョンケチョンにやられて……。相撲で投げ飛ばされて『立て! 泣くんじゃない、プロは甘くないぞ!!』と。そういう練習を3年ぐらいやっていました。そうやって、プロになりたいっていう僕に、本気で向き合ってくれた先生がいました。あとは鈴木洋平さんとのレスリング練習もそうでした。
その練習があったうえで、成長するにつれて外国人特有の体の強さがあったりとか(鈴木はペルーと日本のミックスルーツ)。僕は天才でも何でもないです。そうやって練習してきて、たまたま格闘技に向いている体の強さが重なってきただけで」
――次は今成選手と、どう戦いますか。
「強いし、やりにいくい相手ですよね。でも同じ人間だから、必ず弱点はあります。どちらが先に相手の弱点を見つけて、そこを突けるか。僕が試合の中でそれを見落とさず、突くことができれば僕が勝ちます。
面白いファイターだから楽しみです。こういう相手に勝つことができれば、僕の実力が一つひとつ証明されていく。強い相手に勝ってこそ得られるものがあります。僕は、そうやって得られるものが大好きで。それが格闘技をやっている醍醐味ですから」
The post 【RIZIN LANDMARK04】今成正和戦へ。鈴木千裕─02─「僕の実力が一つひとつ証明されていく」 first appeared on MMAPLANET.瀧澤に取りこぼしたのみで、地味に3連勝している元谷だが、上位陣との対戦が一周したこともあり、今回もまた格下の挑戦を受ける試合に。インパクトがある勝利が残せていないのも原因だが。前回対戦した太田よりもMMAファイターとしての完成度は上で、倉本にとって力を発揮しやすいケージでの試合となる。
RIZIN3連敗している摩嶋だが、いずれも前半は優勢だったがひっくり返されての負けで、4度目のチャンスを与えられる。相手は今成。スタイル的に、押さえ込んで封じ込めての勝ちはあるかもしれないが、インパクトのあるフィニッシュを狙うのは難しい相手。
▼ヘビー級(120.0kg)5分3R
カルレ・ギブレイン(ブラジル/BRAZILIAN THAI)
貴賢神(フリー)
先日のRIZIN.38で1R一本負けしたばかりのギブレインが再登場。グラウンド苦手のストライカーというのが、今のRIZINヘビー級では使いやすいか。貴賢神は4月のデビュー戦ではまだ120kgまで落とすことも出来ず、いきなりのシュレック戦は明らかに時期尚早だった。今回はどこまで見せられるか。
パンクラスではランカーになれなかった河村だがNEXUSで王者になりRIZIN初参戦。前戦では4月のTRIGGERで渡辺修斗を破っている須藤拓真に一本勝ちして王座防衛。ヤマニハとのグラップラー対決に。
RIZIN3連勝(ただし、相手は全員ストロー級)の征矢が、今回初めて同階級の相手と対戦。中村は現在3連敗中で、負ければ年齢的にも進退が問われる。
▼ヘビー級(120.0kg)契約 5分3R
ミノワマンZ(フリー)
侍マーク・ハント(Martial Arts Fighter team侍)
2020年大晦日のスダリオ戦以来、1年10ヶ月ぶりの復帰となるミノワマン46歳だが、もう4,5年はまともな相手にまともな試合で勝ってない。同じ岐阜出身の侍マーク・ハントと同じく地元枠なのかもしれないが、そろそろちゃんとした試合をしないと見るのがキツい。
▼フェザー級(66.0kg)5分3R
青井人(BLOWS)
鈴木博昭(BELLWOOD GYM)
MMA2勝2敗で地元での初試合となる鈴木だが、RIZINでは白川に判定負け、前戦はDEEPで神田コウヤに負けている青井相手に勝てないなら、そろそろRIZIN以外でキャリアを積むランクに来ている。
▼バンタム級(61.0kg)5分3R
魚井フルスイング(和術慧舟会HEARTS)
ヤン・ジヨン(韓国)
RIZINで連敗中、直近7戦で1勝6敗の魚井だがなぜかまたRIZINに呼ばれる。相手は沖縄大会で朝倉海と対戦予定で、代役の昇侍に圧勝したジヨン。カード的には咬ませ犬ポジションの魚井だが、意地を見せられるか。
女子スーパーアトム級GP一回戦でいきなり伊澤と当てられ、序盤下からの攻めでいい動きを見せていたフォントーラが再登場。SARAMIも前回のRIZINデビュー戦は浅倉カンナにいいところを見せられず敗れているが、再登場のチャンスを与えられた。
全体的に、負けている選手の再雇用のカード&地元枠が多い、TRIGGERらしいラインナップ(TRIGGERではないが)。
▼オープニングファイト バンタム級(61.0kg)5分3R
日比野“エビ中”純也(ISHITSUNA MMA)
吉田 陸(SPLASH)▼オープニングファイト 57.0kg契約 5分3R
久保健太(グラップリングシュートボクサーズ多浩見)
秀義(OVEYL)
【RIZIN37・対戦カード紹介】「RENA vs.アナスタシア・スヴェッキスカ」【RIZIN切り抜き】
※この動画は【RIZIN FIGHTING FEDERATION】チャンネルからの切り抜き動画です。
ご視聴ありがとうございます。
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【番組】RIZIN CONFESSIONS #101
元動画公開日:2022/07/24
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<動画概要>
RIZIN ひょっこりはん
<切り抜き元の動画>
【番組】RIZIN CONFESSIONS #94
<BGMで使用したひょっこりはん>
【ひょっこりはんをさがせ!】the game which looks for me😎🔎Hyokkorihan funny video!!😂😂😂 #shorts
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■『湘南美容クリニック presents RIZIN.36』対戦カード
第13試合 /鈴木博昭 vs. 平本蓮
第12試合 /山本美憂 vs. 大島沙緒里
第11試合 /砂辺光久 vs. 中務修良
第10試合 /カイル・アグォン vs. 山本空良
第9試合 /昇侍 vs. ヤン・ジヨン
第8試合 /渡慶次幸平 vs. 岸本篤史
第7試合 /大雅 vs. 新田宗一朗
第6試合 /藤田大和 vs. 曹竜也
第5試合 /村元友太郎 vs. BJ
第4試合 /伊藤裕樹 vs. 宮城友一
第3試合 /にっせー vs. 須田萌里
第2試合 /宮城寛克 vs. 吉野友規
第1試合 /タナー・ロレンツォ vs. Orihey
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#RIZIN36 #山本空良 #RIZIN
■『湘南美容クリニック presents RIZIN.36』対戦カード
第13試合 /鈴木博昭 vs. 平本蓮
第12試合 /山本美憂 vs. 大島沙緒里
第11試合 /砂辺光久 vs. 中務修良
第10試合 /カイル・アグォン vs. 山本空良
第9試合 /昇侍 vs. ヤン・ジヨン
第8試合 /渡慶次幸平 vs. 岸本篤史
第7試合 /大雅 vs. 新田宗一朗
第6試合 /藤田大和 vs. 曹竜也
第5試合 /村元友太郎 vs. BJ
第4試合 /伊藤裕樹 vs. 宮城友一
第3試合 /にっせー vs. 須田萌里
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