UFC Japan@ufc_jpおはようございます💃
2022/10/16 04:42:54
ちょっと👀早起きですが・・・🤣
まもなく✨
#UFCファイトナイトラスベガス62 プレリムが始まります😁
平良達郎は2試合目に登場予定👊
ライブ配信📺👉 https://t.co/B2Lhyr2tvR… https://t.co/umnU8u0aXU
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UFC Japan@ufc_jpおはようございます💃
2022/10/16 04:42:54
ちょっと👀早起きですが・・・🤣
まもなく✨
#UFCファイトナイトラスベガス62 プレリムが始まります😁
平良達郎は2試合目に登場予定👊
ライブ配信📺👉 https://t.co/B2Lhyr2tvR… https://t.co/umnU8u0aXU
<129ポンド契約/5分3R>
平良達郎(日本)
Def.2R4分19秒by 腕十字
CJ・ヴェルガラ(米国)
コール時に無表情といって良い顔つきだった平良は、ヴェルガラの左ジャブに左に回って左を伸ばす。前に出るヴェルガラが左を当て、ワンツー。平良は首相撲からヒザを見せるやワンツー、即座に組みきバックに回ってボディロックからスラム、サイドで抑える。良い入り方となった平良は、右エルボーを落とし、マウント狙いへ。ハーフに戻したヴェルガラのスイープに対し、首を固めてパスをした平良が上四方で抑える。
両足を伸ばして頭を挟むヴェルガラだが、この態勢は維持できない。オーバーフックでマウントを取った平良、直後にマウント返しを決められるも即スタンドに戻る。右スストレートからダブルレッグで再びテイクダウンを決め、直後にマウントへ。足を一本戻されても、平良はパスを決めてヴェルガラのギロチンを無力化する。
サイドで抑えた平良に対し、頭に手を回したヴェルガラが肩固めの態勢でリバーサルする。よもやのトップの取り方だったが、平良はスクランブルに持ち込みヒザを突き上げ初回を取った。
2R、すぐに前に出て平良はワンツーを振るう。かわしたヴェルガラに対し、ローでバランスを崩させた平良はパンチを被弾しても、すぐに右を返してローを蹴る。リードフックからハイキック、続くシングルは切られたものの蹴りを交えて組みを織り交ぜる平良が、左クロスに続き、ヒザを突き上げて組みつく。シングルからボディロック、さらにバックに回ると、ワンフックでグラウンドに持ち込んだ平良は両足をフックしボディトライアングルに。
左の手首を掴むヴェルガラだったが、左腕、右腕、さらに左腕と平良は継続的に絞めていく。四の字を組み替えた平良はアゴの上からRNCグリップをセットしていく。ヴェルガラが手首を掴んでここもエスケープ、その刹那──平良は腕十字に移行する。ヴェルガラは立ち上がっで逃げようとしたが、左腕が伸びておりタップした。
その場で小走りするように喜びを露わにした平良は「I am happy Thank you」と絶叫した平良は、「デビュー戦は判定勝ちだったんですけど、5カ月間で成長した姿を見せるのは……それだけやってきました。相手がタフな選手だったので、苦手な部分の寝技で削ろうと思っていました。僕が日本人で初のUFCチャンピオンになります。チャンピオンになるまで負けません」と勝利者インタビューで話した。
オクタゴン2勝目を極めた平良は最後にカメラに向かって「朝早くから起きてくれたありがとう」と日本のファンに感謝の言葉を送った。公約通り、一本勝ち。何よりパンチを被弾しても怯まず、攻勢のなかで切り返されても慌てず──機転をきかした、流れるようなフィニッシュは今後への期待をさらに高める勝利となった。
【写真】あの圧力なるファイトが再び見られるか──ハファエル・アスンソン(C)MMAPLANET
15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」でハファエル・アスンソンがビクター・ヘンリーと対戦する。
現在4連敗中、40歳のハファエル・アスンソンは身の振り方について家族と相談をしたことを明らかにした。今も毎日のように若い選手達とトレーニングを流す。そこが億劫になるようなら潔く引退するというアスンソン。最後のWEC経験世代、UFC在籍期間で干支が一回りしようかというベテランファイターのモチベーションとは。
──ビクター・ヘンリー戦を控え、今の気持ちを教えてください。
「良い感じだよ。彼はこのスポーツを長く戦ってきたベテランで、キャリアの大変を質の高い相手と戦ってきた。きっと良い試合になるだろう。あとは戦うだけだよ」
──ベテラン、経験値という部分ではハファエルも負けていません。
「そうだね。僕もベテランだ。そしてよりウェルラウンディット・ファイターだ。このところ見せることができていないめど、今回は自分の技量を披露する試合にしたい」
──ハファエルの言ったようにビクターも歴戦の強者ですが、UFCでは2戦目です。最近のハファエルは下から突き上げを食らうような試合が多く、トップファイターへの試金石となる試合での門番のようなポジションにありますね。
「前回の試合はリッキー・シモンで勢いのあるファイターだった。そして、僕自身が本来の力を発揮できず、アップ&カマーがさらに上にいくこととなった。その前の相手はコディ・ガーブラントで素晴らしい経験になるべき試合だったんだ。試合結果は求めたモノでなく、精神的に煮詰まっていてラウンド終了まで1秒というタイミングでKOされた。本当に自分のやるべきことを忘れ、自分でないような戦いをしてしまったよ。
自分の戦いをして、相手のことを見ているとあんなKO負けはしなかったはずだ。気持ちで負けていたね。その前のコリー・サンドハーゲン戦は全くの準備不足だった。ランキングは3位だったけど、あの試合が一番アップ&カミングファイターを勢いづけることになったと思う。とはいえヘンリーはUFCデビュー戦で勝って、僕の相手になった。互いに自分のスキルを出し合える試合だよ」
──4連敗、そして40歳。引退を考えたことはなかったですか。
「自分が年老いたとは感じていない。スタミナは以前よりある。技術力も落ちていない。新しいことも学び、身に着けている。自分より若い選手、重い選手と練習しているんだ。40歳という年齢は問題じゃない。リッキーと戦う前には実は太腿のケガをして、その回復はできたけど練習も十分でなく、スタミナがなかった。
もちろん、敗北続きで気持ちが落ちることもあったけど、今の僕はまたハングリーになっている。
いたずらに高い自己評価なんてしてくないし、大口を叩く性格でもない。でも今回のキャンプでまだまだやれるという手応えを感じているんだ。1日に2部練習、多い日は3度トレーニングをして来た。年齢を感じることはない。きっと、年を重ねて『あぁ、ヒザが痛い。練習は休もう』とか思うようになったら、潔く身を引くよ。とにかく毎日の練習に向かう気持ちが落ちるようなら、引退する。
だから、引退の声があることは分かる。それが良い意味でプレッシャーになっているよ。とにかく、デキない理由を探すようになったら終わりだ。次の試合は自分を試す場でもあるね」
──なぜ、年齢の話をしたかというと、ハファエルは覚えていないかもしれないですが、今から10年半前にアトランタ郊外のクーラーで、ブライアン・スタンが率いるMMAトレーニングセッションを漆谷康宏選手、水垣偉弥選手、日沖発選手、伊藤健一選手、久米鷹介選手と一緒に訪ね、ハファエルやジュカォン、ドゥグラス・リマ、そしてジョージ・ヒックマンらと練習をさせてもらったことがあったんです。
「あぁ……ゴメン、気付いていなかった。覚えているよ。ハツ・ヒオキやタケヤ・ミズガキとケージレスリングをしたよ」
──ひと昔も過去にことになってしまいました。そしてあの時、日本からジョージアに行ったメンバーで、今もMMAで戦い続けているのは久米選手だけになりました。ハファエルは今もUFCで戦い続けていて、素晴らしいと思っています。これだけの期間、世界のトップである舞台で戦い続けている。ハファエルのモチベーションはどこにあるのでしょうか。
「そのことに関しては、前回の試合後に家族とも話したよ。でも連敗したからって、辞めたくない。この状態でキャリアを終ららせたくないんだ。それがモチベーションになっていることは否定できないよ。でも、エゴじゃないよ。MMAは勝つか負けるかだ。負けるかもしれないけど、僕は戦いたい。さっきも言ったけど、毎日の練習が億劫に感じるようになると試合には出ないよ。まだ、そんな風になっていないからね。
でもモチベーションという部分では、若い選手たちとの練習が僕にやる気を与えてくれているのは確かだよ。それでも、いつかの日か終わりはやってくる。でも今回もATTでキャンプの一部を行い、ハイレベルのファイターと練習できている。そういうトレーニングをしているから、技術力も上がる。それはモチベーションになるよ」
──その成果を土曜日に発揮しないといけないですね。
「僕がどの局面でも戦えることを証明し、勝利を手にするよ。そのために十分なトレーニングを積んできた。現実になるよ。僕には100万人ものフォロワーはいないけど、可能な限りフォロワーからのメッセージには返答している。2万人ほどの本当に僕を応援してくれる皆と繋がっている。大好きな日本のMMAファンたちも、フォローして欲しい」
■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS
■UFN212計量結果
<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)
<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)
<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ビクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)
<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)
<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)
<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)
【写真】このインタビューで話したような気持ちで、ヴェルガラは平良とフェイスオフを行うことができていたのだろうか(C)Zuffa/UFC
15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」で平良達郎と対戦するCJ・ヴェルガラ。
既報の通り、ヴェルガラの計量オーバーでキャッチウェイト戦となった今回の試合だが、現地時間の火曜日にMMAPLANETでは彼のインタビューを行っていた。
今やその時に言っていたことは何だったのかということになってしまうだろうが、ヴェルガラのこの試合に賭ける気持ち、日本への尊敬心は間違いなく本物だったはず。計量失敗はプロ失格で、競技者として悪という意見は当然として、CJ・ヴェルガラというファイターが話していたことを記しておきたい。
──平良選手との試合を4日後に控えた状態です。今の調子はいかがですか。
「タツローと戦うためにメンタル、フィジカルともにしっかりと準備できている。とくにフィジカル面では彼の攻撃を全て跳ね返せる状態にある。日本のファンの皆に僕が彼の説明をする必要はないと思うけど、彼の元気いっぱいな戦い方は好きだよ。タツローはちょっとした瞬間を見逃さず、フィニッシュに行くからね。それに日本人ファイターと戦うことは、僕にとって夢の一つだったんだ。
僕は日本のカルチャー、サムライ・カルチャーが大好きで。だからタツローと戦えて、素晴らしい機会を得られたと思っている」
──平良選手は今も修斗のベルトを持っている状態ですが、CJは日本のMMAについてどのような印象を持っているのでしょうか。
「僕は小さい頃に日本のPRIDEを見て大きくなった。さいたまスーパーアリーナで戦いたい、今でもそう思っている。試合中に観客の皆が声も漏らさないで、リングに集中していた。何かが起こるまで、息をひそめたように戦いを見続けている。そして反応は拍手だ。あの『イン・ザ・レッドコーナァァァァァ』っていうレニー・ハートのコールも大好きだったよ(笑)。
全ての日本人選手が、あの頃の歴史を継いでいる。試合の創り方も、強引なところがなくて凄くテクニカルだよね。ああいう戦い方は素晴らしいよ」
──とはいえ日本人選手のオクタゴンでの成績は芳しくなく、現状では契約選手も少なくなってしまいました。そのなかで平良選手は日本のファンの期待を背負っている若い選手です。
「でも僕は彼を倒さないといけない。タツローはグラップリングでバックを取るのが上手い。スタンドでも、グラウンドでもバック奪取が素晴らしい。それ以外のポジションを取るのも優れている。その辺は僕もキャンプで、徹底して研究してきたよ。タツローの得意なところは僕も得意だし、それに彼がこれまで経験したことがないような防御方法も頭にいれて準備してきた。しっかりと守って、彼にプレッシャーを与えていきたいと思う。僕のやるべきことに、何もシークレットはないよ。
何より僕のパワーと運動神経が、この試合を有利に運んでくれると思っている。とにかく彼のペースで動いても、しっかりと自分の戦いができる。まだ22歳のタツローが経験したことがないファイトになるはずだよ。彼はそんなことお構いないしに若い選手らしい勢いある攻撃を仕掛けてくるだろう。それを楽しみにしているんだ」
──フィジカルで優位という言葉がありましたが、現状の日本では国際戦が少なく欧米系のファイターのようなフィジカルの持ち主との対戦経験が、平良選手に限らず足らないという見方は成り立つと思います。テクニカルで試合へのアプローチがスムーズだと評していた日本人選手と戦うと、やはりCJもフィジカルが強い武器になると感じていますか。
「日本人選手には米国やロシア、ブラジル人のようなフィジカルはないと言うのは簡単なことだよ。でもフィジカルの強さはMMAを構成する一つの要素でしかない。確かに僕の方がフィジカルではタツローより上だろう。でも、それだけで彼と渡り合うわけじゃない。と同時に、タツローが過去の試合で見せてきた創造力溢れるグラップリングはフィジカルが僕のようにない相手だからできたのかもしれない。僕はフィジカルで彼を上回るけど、この試合に向けて自信を持っているのは、それだけが要因になっているわけじゃないからね。それはケージの中で明らかになるよ」
──ところでCJのようにコンテンダーシリーズ出身選手は、フィニッシュ至上のファイトで勝利しインパクトを残す必要がありました。対して、平良選手は勝利が一番。フィニッシュできるならするというマインドがどこかにあって、結果を残してきたと思います。つまりしっかりと自分の身を守ることを考えている。現状のコンテンダーシリーズ経験者はエキサイティングな試合をするという呪縛があり、アグレッシブが過ぎて防御が疎かになる嫌いはないでしょうか。
「僕に関していえば、アグレッシブに動こうとは思っていても感情的になることはない。しっかりとした確証がないのにフィニッシュばかりに気がいっていると、自分の身を危険な状態に晒すことになる。実際にアゴを上げて、パンチを振りまわし、呼吸を忘れて戦ってゲームプランを忘れる選手もいるからね。
自分がフィニッシュできる位置って、相手の攻撃が当たる位置でもある。そこを忘れて戦うことはできない。コーチがゲームプランに則して戦うように指示を出してくれる。それが僕の戦い方だよ」
──なるほどぉ。では日本では農耕民族が先祖で、島国で他国から侵略されることが少なかったDNAを持つ日本人ファイターは、狩猟民族で領土を奪い合う戦争を幾度となく繰り返してきたヨーロッパ系民族、そして彼らが世界を侵略した時代にハイブリッドとなった人種の末裔であるファイターの無慈悲なキラーインスティンクトには敵わないという見方がされていることについてどう思いますか。
「正直言って、そういうことは考えたことはこれまでに一切なかったよ(笑)。とても愉快な質問だね。そんな日本にはサムライ文化、ウォリアー・カルチャーがあるじゃないか。僕にはメキシコ人の血が流れている。皆、メキシコ人ファイターは凄くアグレッシブだと知っている。そして、常に相手を叩きのめそうとしていることも。そのメキシコ人としての戦いを僕もオクタゴンに持ち込むことは忘れない。
で、土曜日に僕の前に立ち塞がるのはサムライのDNAを持つタツローなんだ。彼にはずば抜けて強い精神力があるはずだ。そう願っている。ベストバージョンのタツローと戦いたいんだ。彼だってそうだろう。僕も最高の状態で戦う。
日本のファンの心に刻まれるような試合をしたいと思っている。日本のファンにとってのゴールデンボーイと戦うことになるけど、皆に喜んでもらえるようベストを尽くすよ」
■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS
■UFN212計量結果
<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)
<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)
<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)
<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)
<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)
<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)
平良達郎@tatsurotaira計量パス! https://t.co/N8CuHYCfJR
2022/10/15 01:15:51
【写真】計量の3日前、MMAPLANETのリモートインタビューを受けた際のヴェルガラ。その時、彼が何を話していたかは後程掲載します(C)MMAPLANET
10月15日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」の計量が、14日(金・同)に行われた。
オクタゴン2勝目を目指す平良達郎は126ポンドでクリアも、対戦相手のCJ・ヴェルガラは129ポンドと1ポンドオーバー規約からさらに3ポンドも重く計量をミスした。
本計量開始時間から15人目のジョナサン・マルチネスまで列をなして次々とスケールに乗る中、平良は13番目に登壇してリミットいっぱいでクリア。ガッツポーズを創った。
対してヴェルガラは2時間の猶予があるなか、56分を経過した時点で22人目──最後の1人として計量会場に合われると、加減に体重計に乗り上記の通り計量をミスした。
残り1時間以上があるなかで体重を測り、ミス。直後に平良陣営の目の前でガブガブと水の飲みだしたヴェルガラはギリギリまで体重を落とすことを諦めて、少しでも楽をしたいという心境になっていたのだろう。これには平良の師匠・松根良太も兄貴分の岡田遼も怒り心頭だったが、平良本人は落ち着いて全てを受け入れている様子でキャッチウェイト戦を了承したという。
なお計量開始前にフライ級注目の一番=アスカル・アスカロフ×ブランドン・ロイヴァル戦がキャンセルされたという発表もあった。アスカロフが体重を落とせなかったことが原因。これも平良陣営からの情報によるとPIのサウナで全く汗が出ていないアスカロフが目撃されていたそうだ。
■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS
■UFN212対戦計量結果
<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ: 125.5ポンド(56.92キロ)
ヴィヴィアニ・アロージョ: 126ポンド(57.15キロ)
<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)
カブ・スワンソン: 135ポンド(61.24キロ)
<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 185ポンド(83.91キロ)
<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
ヴィクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ: 206ポンド(93.44キロ)
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)
<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス: 136ポンド(61.69キロ)
ブランドン・デイヴィス: 136ポンド(61.69キロ)
<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ: 185.5ポンド(84.14キロ)
ジェイコブ・マルクーン: 185.5ポンド(84.14キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト: 146ポンド(66.22キロ)
ルカス・アレッシャンドリ: 145.5ポンド(66.0キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス: 115.5ポンド(52.38キロ)
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)
<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 129ポンド(58.51キロ)
平良達郎: 126ポンド(57.15キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン: 170ポンド(77.11キロ)
ピート・ロドリゲス: 170.5ポンド(77.34キロ)
【写真】父は硬く、兄は緩い。平良は間を取って丁度良い。試合が楽しみだ(C)RYOTA MATSUNE
15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」でCJ・ヴェルガラと対戦する平良達郎と兄貴分・岡田遼の同時インタビュー後編。
UFC2戦目を迎えた平良の落ち着き具合を見て、岡田は人間的にも成長していることが感じられるという。その岡田にこの間のMMAファイターとしての成長と、対戦相手の分析をしてもらい、平良に改めて意気込みを尋ねた。
<平良達郎&岡田遼インタビューPart.01はコチラから>
──ファイトウィークも落ち着いている平良選手ですが、修斗の若手として台頭してきた時期から練習もしてきた岡田選手からしても、UFCファイターとなりさらに進化しているように感じられますか。
岡田 もちろんファイターとして、強くなっています。色々な部分で成長しています。それだけでなくUFCファイターになってから、自分で色々なことをやるようになっていますね。今回もラスベガスの酸素カプセルを自分で予約をいれて、自分で行くとか。1月に一緒にベガスに来た時は、そんなことは全くできる感じではなくて。人として逞しくなっているなと思いました。
──ということですが、平良選手。
平良 自分もその通りだと思います。
岡田 アハハハハ。謙遜するところかと思うんですけどね。でも選手として、まだまだ成長できる年齢ですし……僕が22歳で平良達郎のように11戦11勝だったら、もっと調子に乗って鼻高々になっていたと思います。達郎は自分を俯瞰して見ることができるんです。タイガームエタイに行って、首相撲を学んできたように、自分に足りないパーツを貪欲に吸収しようとしていますよね。
強くなりたいという想いは凄いです。正直、少し前まではスパーリングをしても『達郎、ここはまだまだこれからだな』という部分があったんです。やっていても、休める部分というか……この形にしておけば大丈夫というポイントが。それが段々となくなってきて、今は付け入る隙を見せなくなっています。
達郎はタイトな選手なんです。ただUFCで戦っていくにはタイトにしつつ、見切りもつけないといけない。8月の終わりにパラエストラ柏に達郎が来た時に、肌を合わせて感じたのは、どこか一つの局面が突出して強くなったというわけでなく、MMAで必要な動きにおいて隙間がなくなってきたことです。だから付け入るところがなくなってきて困っています。
以前は打撃とレスリングの繋ぎの部分で、間ができるところがありました。今はそういう部分でも、本当にタイトになってきています。MMAに必要な技術で構成したレーダーチャートで示せば、どこが伸びたということでなくレーダーチャート自体が大きくなってきています。
そういう状態にある達郎が、ムエタイの首相撲を求めたのも合点がいきます。さすがですね。そこがさきほども言ったように、自分のことを俯瞰して客観的に見ることができていることを表しています。
──そのように平良選手の成長を感じ取っている岡田選手から見て、対戦相手のCJ・ヴェルガラはどのようなファイターでしょうか。
岡田 う~ん、2試合ほどしかチェックしていないけど……言い方は悪くなってしまうのですが、『こいつ、何がしたいのかな?』っていう選手なんですよ。局面、局面で行き当たりばったりで試合を作っている選手に見えます。その辺りは松根さんも達郎も感じているところだと思うので、色々なパターンを想定しているでしょう。
──行き当たりばったりの選手の行動パターンを読むことは逆に難しくないでしょうか。
平良 戦い方は基本、打撃で前に出る。そこは変わらないと思います。勝った試合は後半に相手が疲れてペースで押し切っていたので、そういう部分は気を付けないといけないです。ただ、判定まで行けば疲れるのは当たり前ですし。寝技で一本を取る力もないので、どう攻めてくるのかは分かりやすい相手です。
岡田 まぁ負けないですし、負けちゃいけない相手です。
平良 僕自身ベルトを狙っているので、落とせない相手です。勝ったら勝ったで、自信がつく相手でもありますけど。
──ダナ・ホワイトが「UFCに欠けているのは日本人のスターだ」ということを発言し、日本人選手に期待をしている部分があると私などは受け取りました。あの言葉を受けて、平良選手はどのように感じましたか。
平良 僕が先頭に立って引っ張りたいという気持ちは余りないです。でも結果として引っ張っていくというか、結果を出してリードしていければ良いなと思っています。
──そのためにはどのような試合を土曜日にはしたいと思っていますか。
平良 シンプルにフィニッシュして勝ちたいです。
岡田 きっとデビュー戦よりも回りが見えてくると思うので、いつも通りの達郎のパフォーマンスを見せて良い試合をする。そしてフィニッシュをして、一緒に日本に帰りたいですね。
──では平良選手、日本で応援してくれるファンに一言お願いします。
平良 いつも応援してくれている皆さん、ありがとうございます。デビュー戦から5カ月が経ってのUFC第2戦ですが、あの試合から今日まで自分になりに「どうすれば強くなれるのか」というのを考えて日々を過ごしてきました。確実に成長していると、僕自身思っています。そこを試合で見せるので、早朝5時。早起きが必要ですけど、応援よろしくお願いします。
あと岡田さんは錦糸町にパーソナルジムのRYO OKADA TOKYO INSTITUTEを10月1日にオープンしたばかりで、今回はベガスに来てもらえないと思っていました。でもこんな大切な時期に来てくれたアニキに、本当に感謝しています。オープニングパーティが盛り上がるように、絶対に勝ちます!!
──押忍、今日はありがとうございました。
平良 カミナリおじさん、今日はありがとうございました。
──完全に岡田選手が耳打ちして言わせているじゃないですか(笑)。
岡田 アハハハハ。失礼しました。
■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS
■UFC212対戦カード
<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
カブ・スワンソン(米国)
<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ(ロシア)
ブランドン・ロイヴァル(米国)
<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)
ジョーダン・ライト(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ(カナダ)
アロンゾ・メニフィールド(米国)
<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス(米国)
ブランドン・デイヴィス(米国)
<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
ヴィクター・ヘンリー(米国)
<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)
ルカス・アレッシャンドリ(ブラジル)
<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
サム・ヒューズ(米国)
<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
平良達郎(日本)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン(米国)
ピート・ロドリゲス(米国)
【写真】1月にハオーニ・バルセロスを相手に番狂わせといっても良い勝利を挙げたビクター。このような見方があることが、彼のアスンソンに対する捉え方の要因になっているのだろう(C)Zuffa/UFC
15日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFN212:UFN on ESPN+70「Grasso vs Araujo」にビクター・ヘンリーが出場し、ハファエル・アスンソンと対戦する。
1月のUFC初陣でハオーニ・バルセロスを破り、9カ月振りの第2戦でアスンソンというベテランと戦う。現状、4連敗のアスンソンに勝つことで上位進出が見込まれる試合だが、ヘンリーは対戦相手がそのような立場にあると考えることはないという。
自らのキャリアを振り返り、アスンソンが踏み台のように考えることはできないヘンリーから彼自身だけでなく師匠ジョシュ・バーネットと共に日本で積んだキャリアがあるからこそ──という言葉が聞かれた。
──UFCで2試合目となるハファエル・アスンソン戦を控えているビクターですが、1月のハオーニ・バルセロス戦との勝利から9カ月もインターバルが空きました。
「何か問題があったわけじゃないよ。ずっとジムで練習はしてきたし。まぁケガの回復に当てていた時期もあるけどね。UFCからは7月に試合をしないかと声を掛けてもらっていたけど、ちょっと首に問題があって見合わせたんだ。ケガをしている状態でファイトキャンプに突入したくなかったんだよ。それにチームメイトのファイトのサポートをしたり、そういうことでこれだけインターバルが空いたけど、この試合に向けてグッドシェイプで準備してきたことを強調させてもらうよ」
──長らく日本をベースに戦ってきましたが、UFCのファイトウィークはビクターにとって、新鮮だったのではないですか。
「UFCと日本のファイトウィークは凄く違うよ。UFCはファイトに必要な食事、サプリメントを提供してくれる。素晴らしいよね。それが良い面だ。一方で、時間の制約が厳しい。この時間にどこそこにいないといけない──ということが、とても多いんだ。日本は体重を落とすことさえ守れば、自分の時間を自由に過ごすことができる。ちゃんと戦えば、何も言われない。僕は日本で、自由を楽しんでいた。まぁUFCは何か気になることがあると、全てにおいて答が用意されている。そこはUFCの過ごし良さかな。
UFCはさ、色々な場所で数多くのイベントを開いているけど、日本の大会は日本だけのモノだから。そこに足を踏み入れるだけで、楽しいことだらけだった。当然なことだけど、米国で試合をすると常に米国のカルチャーの中にいるわけで。僕はそういう環境で育ってきたから慣れ親しんだ場所でしかない。その点、日本はいるだけで特別な空間だったんだよ。
日本で戦う機会を得られ、ファイティングスピリットが養われた。僕は日本人じゃないけど、相当に日本人的だと思っている」
──その通りだと思います。ではアスンソンの印象を教えてください。
「アスンソンはUFCでずっと長い間戦ってきているから、それだけ経験値も高い。レスリングができて、打撃ができるブラジリアン柔術の黒帯だ。アスンソンがファイトを仕掛けてくると、とてもデンジャラスなファイターになる。顔面を狙って殴って来るか。テイクダウンをして、UFCに残るためにずっと抑えようとしてくるのか。どちらの展開になっても、大丈夫なように準備をしてきたよ。
いずれにしても、アスンソンは自分の能力の全てを使って倒しに来るか、勝ちに来るだろうね」
──サバイブを目指したファイトと、当たって砕けろ的なファイト。どちらの準備もしているビクターですが、どのアスンソンで来て欲しいですか。
「もちりん、当たって砕けろ──だよ。彼がそうくれば、僕も自分の全てをぶつけることになる。でも、レスリングをして抑えてくると退屈な試合になってしまうね」
──プロモーターはエキサイトな試合を望みますが、サバイブしてくる相手とはそういう試合ができず評価にも影響する難しさがあります。
「その通りだ。プロモーターはエキサイティングな試合を求める。UFCだけでなく、全てのプロモーションがチケットを売るというビジネスを第一に考えているからね。そのビジネスがお金を生む。退屈な試合をすると、誰も見てくれない。RIZINで戦っている時も、僕は常にフィニッシュ・ボーナスを稼ごうと思っていた(笑)。出場フィーだけじゃなくて、もっとお金が欲しいからね。戦うだけより、フィニッシュしてより多くの収入を得る。それがプロフェッショナル・ファイターだろう?
どんなに強い相手と戦っても、僕が目指すところはフィニッシュさ。それはアスンソン戦も変わりないよ。アスンソンがテイクダウンからコントロールを狙っても、それを避けてエキサイティングな試合をする。ただ、打撃戦だから面白い試合になるってことはない。距離を取って、ジャブだけっていう退屈な試合はいくらでもあったからね」
──確かにその通りですね。
「多くの選手が今、戦っている試合ではなく次、次、次っていう思考があるんだ。だからあんな試合をしてしまうんだよ。ファイターは相手を倒すために、戦わなければならないのに」
──まさにビクター・ヘンリーのファイト・アイデンティティですね。ところでアスンソンは今やステッピングボード的なポジションにあり、彼に勝てばより上の位置で戦うことができる目安のようになっています。そのようなアスンソン戦、ビクターにとってUFCでのキャリアップを考えると、どのような意味を持つ試合になるのでしょうか。
「僕はアンダードッグに慣れているからね。この試合でアスンソンがそういうポジションになるかどうかも意識していなかった。僕こそ、ステッピングストーンという役割を強いられてきたから。だから、僕は対戦相手をそういう風に思いたくないんだ。アスンソンがそういう役割になっているとも思いたくないし、UFCにどういう思惑があろうが……例えば『40歳のアスンソンを35歳のヴィクター・ヘンリーがぶっ飛ばすのか』なんて風に組まれることがあるかもしれないけど、そんなことは全く関係ない。目の前にいる対戦相手と戦うだけだから。そして、ファイトマネーを手にするんだ」
──フィニッシュを目指すと既に断言しているビクターですが、土曜日はどのような試合をファンに見せたいですか。
「UFC初戦とは全く違った姿を見せたい。日本のファンは僕の打撃、レスリングの進化を見てくれていた。KOする姿、チョークアウトする姿、レスリングを見続けてくれていたよね。日本のファンが見てきた、米国で戦っているファイターとは一味違うファイターだということを試合で示したい」
──では恒例になっている言葉もありますが、日本のファンに一言お願いします。
「恒例になっている(笑)。そうだね、日本の皆のことを愛している。日本でゴリラカレーをまた食べたい。皆、ゴーゴーカレーで一緒に食べよう!!」
──ゴーゴーカレーがLAのリトルトーキョーに出店してほしいですね。
「そうなれば、毎日通うよ。ところで、イノキ・メモリアルには行くのかい?」
──? そういうものがあるのでしょうか。私はMMAの記者なので畑違いですから、訪れることはないと思います。
「そうなのかい。世界中のコンバット・アスリートは繋がっている。サブミッション・レスリングとプロレスリングにも繋がりがある。僕自身、イノキ・サンを直接知っているわけでないし、年を重ねている人はいつか亡くなるものだと思っている。でもイノキ・サンはジョシュ(バーネット)の恩人だから。
イノキさんがジョシュのキャリアをサポートして、今のジョシュがある。そうジョシュが言っているんだ。今の僕があるのはジョシュのおかげだ。恩人の恩人は僕にとっても恩人だ。だから、ジョシュと12月ぐらいに日本を訪れようと思っているんだ。そういえば、今年の8月にジーン・ラベールも亡くなったよ」
──ハイ。
「彼もイノキ・サンのようにオールドスクールのレスラーだった。ジーンもイノキ・サンと同様にジョシュに大きな影響を与えた人物だからね。ジーンからはロンダ・ラウジーもインスパイアされていた。まあ、この世代の人々が亡くなる……しょうがないけど、悲しいことだよ。でも僕だっていずれそういう世代になる。だから、僕らもジーンやイノキ・サンのように次の世代に火を灯す存在でありたいね」
■視聴方法(予定)
10月16日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS
■UFN212対戦カード
<女子フライ級/5分5R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ)
ヴィヴィアニ・アロージョ(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
ジョナサン・マルチネス(米国)
カブ・スワンソン(米国)
<フライ級/5分3R>
アスカル・アルカロフ(ロシア)
ブランドン・ロイヴァル(米国)
<ミドル級/5分3R>
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)
ジョーダン・ライト(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ミシャ・サークノフ(カナダ)
アロンゾ・メニフィールド(米国)
<バンタム級/5分3R>
マナ・マルチネス(米国)
ブランドン・デイヴィス(米国)
<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン(ブラジル)
ビクター・ヘンリー(米国)
<ミドル級/5分3R>
ニック・マキシモフ(米国)
ジェイコブ・マルクーン(豪州)
<フェザー級/5分3R>
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)
ルカス・アレッシャンドリ(ブラジル)
<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(ベネズエラ)
サム・ヒューズ(米国)
<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
平良達郎(日本)
<ウェルター級/5分3R>
マイク・ジャクソン(米国)
ピート・ロドリゲス(米国)
Back like we never left 〓#UFCVegas62 goes down Saturday night on @ESPNPlus 〓 pic.twitter.com/OqkNnCzo27
— UFC (@ufc) October 10, 2022
【写真】インタビューはもう3週間前──今は息上げ練習で追い込んでいることだろう (C)MMAPLANET
10月15日(土・現地時間)のUFN212:UFN ESPN+62でCJ・ヴェルガラと戦う平良達郎インタビュー後編。
パラエストラ千葉ネットワーク系フライ級ファイター特集、最終回はオクタゴン2戦目に向けてどのような意識で自分を創り上げているのか──を平良達郎に訊いた。
<平良達郎インタビューPart.01はコチラから>
──扇久保選手はRIZINでのキム・スーチョル戦を控えていて、今日は個別練習でした。
「明後日、木曜日は一緒に練習できることになっています。やっぱり扇久保さんとは練習したいですから」
──千葉での練習はガチガチのスパーリングが目的なのでしょうか。
「う~ん、技術の確認よりもできるだけ対人でガチガチにやりたいと思っています」
──それゆえに1週間という期間と、試合まで1カ月以上インターバルのある間の千葉滞在という選択なのですね。
「ハイ。やはりケガをするということは頭に入れる必要がありますし、出稽古は今ぐらいが一番しやすいかなって。松根さんも『千葉のフライ級の皆も試合が決まっているし、この時期が良い』と言っていました」
──今回、松井斗輝選手、鶴屋怜選手、杉山廣平選手、内田タケル選手とフライ級勢で写真を撮らせていただいたのですが、全員試合がある。そして、このメンバーで平良選手より年上は……。
「杉山選手だけですね。あと松井選手が同学年で」
──怜選手、内田選手は平良選手より年下と。エライ時代になってきました。
「千葉は若い選手がいっぱいいます。ここでガチガチの対人練習をして、沖縄に戻ってからはスタミナを上げる。あとはCJ・ヴェルガラはパンチャーなのでボクシングジムで練習します。ただ、がっつりボクシングで彼と戦うというわけではなくて。逆に全てを全力で反応すると疲れてしまうので、プレッシャーをかけられてから返し、打ち気できたら組んでいくとか、そういうイメージを持って練習しています」
──試合は自分のエゴを通した方が、勝利に近づくと思うのですが、そうならないことを想定してスパーリングをしているのでしょうか。
「UFCで戦うようになってからということではなく、そもそも一発でテイクダウンを取れるとも思っていないですし。そのなかでも上を取れた時に極めまで行くイメージは、持っています。自分の武器は一本ですけど、その展開に持ち込めない──腰が強くてテイクダウンを取れない場合はどう戦のか。なら打撃で行くのか。そういう切り替えが、試合中に必要になることをイメージしながら、やっています」
──話が戻るのですが、それもあってムエタイのタイでやってみたかったのですか。
「そうですね。ムエタイはずっとやりたいと思っていました。実際に凄く得られるモノがありました。ボクシングもムエタイも、言ってみると僕は初心者なので。練習する分だけで、足りないモノを埋めるころができるというか……。打撃を知るための、良い機会になりましたね。ボクシングもうそうですし。僕はボクシングではボクサーに敵わないです。
でも、そうやってボクサーと練習することで『こんなにボクシングって疲れるんだ』って学ぶことができます。ボクシングとムエタイをやることで、初心者になることを恐れてはいけないって強く想いました」
──そのボクシングとムエタイを、松根良太MMAに落とし込む作業をするわけですね。
「MMAを練習するときは、メチャクチャ意識をすることはないです。ジャブをしっかりと意識してやってみようとか、ムエタイ・クラスで習った前足の前蹴り……タイ人コーチの前蹴りが凄くて……。そういうジャブも前蹴りも何千回って繰り返さないとできないですけど、上手く使えるかなとか試そうとしたりはしています。
ただ試合に勝つ練習と技量を上げる練習はまた違うので、さっきも言った息上げもそうですし、勝つために一番必要なメンタルを持てるように練習を頑張ることです。やっぱり気持ちが基本です。凄くプレッシャーが掛かり疲れる可能性もありますけど、5分3Rをやりきれないようじゃ先はないと思っています。それだけキツイ練習をして、100パーセント自信を持って戦うことですね」
──ブランドン・モレノと戦うとどうなるか分からない。でも「カイ・カラフランスだったら行けんじゃない?」と思われるとプレッシャーになってしまいますか。
「カイ・カラフランス……まぁ、サブミッションのエスケープがカイ・カラフランスに限らずUFCファイターは上手いです。だから、どういう展開になるか分からないですけど、全然自信は……100パーセントの自信は全然ないですけど(笑)、試合が決まれば勝つ自信はあります」
──勝ち負けは出ます。ただ、ファンの期待とは『やれるんじゃないか』と思わせてくれるかどうか。その点、平良選手はやってくれるだろうと皆が期待しているはずです。そこへのステップアップをするための一戦、どのような平良達郎を見せたいですか。
「今回の試合は、欲をいえば圧倒して『将来的にチャンピオンになるんじゃない?』と日本のファンだけでなく、UFCを見ている全世界のファンに思わせたいです。『コイツ、ベルトに絡むんじゃないのか』って。もちろん、その前にまず勝たないといけない試合ですけど、勝てば自分に自信を持つことができるようになる相手──良いマッチメイクをしてくれたなと思っています」
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