新日本プロレス提供試合として柴田勝頼 vs. トム・ローラーのUWFルールでの試合が追加発表されています。MMA経験のある柴田と元UFCファイターのローラーというなかなか良いマッチアップではないでしょうか。ただし、柴田は2017年4月に急性硬膜下血腫で緊急手術を受けて長期欠場していた影響から「頭部への一切の攻撃中止」という特別ルールとなっています。
一方の対戦相手のダウサコン・BANG BANG GYMは、タイではラジャダムナンスタジアムの軽量級戦線で名を馳せ、スーパーフライ級3位にランクイン。その後、ウィラサクレック氏に招聘され初来日。日本人キックボクサーたちと激戦を重ね、2017年にはWPMF世界ス―パーバンタム級王座を獲得。2021年3月にはK-1 WORLD GPでスーパーファイトに出場も果たしている。今年5月7日の名古屋「HEAT」では、あの皇治の“キックボクシング・ラストマッチ”の相手を務め、抜群のインサイドワークで延長の末に判定勝利を飾ったが、その後の審議により判定負けに勝敗が覆っている。
12月28日に両国国技館で開催されるINOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国。アントニオ猪木の追悼イベントらしく異種格闘技戦をコンセプトにリングは猪木×チョチョシビリ仕様を採用。試合毎にルール、試合場を変換するなど、早くも古き良き時代の格闘技戦の雰囲気が漂ってきました。その第一弾となる対戦カード。なかなかいいじゃありませんか。