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【巌流島】5.3巌流島バーチャルファイト試合結果!


谷川貞治が仕掛ける巌流島の新機軸「巌流島バーチャルファイト」の初回大会が5月3日からYouTubeでの配信がスタートしました。試合はグリーンバックで行われ、様々な背景を投影して配信する無観客イベント。異種格闘技の要素が強い巌流島の世界観にはマッチしそうな演出じゃありませんか。対戦カードもセネガル相撲、カルチョ・ストーリコ、ラウェイ、テコンドーなどの異色のジャンルの選手を起用するという、既存のイベントとは一線を画す大会。果たしてどうなりますか。遅ればせながら、配信を見ての感想を綴ります。


【 無差別級 オープンフィンガー・キックボクシングルール】
○江畑秀範(フリー/テコンドー)
(2R TKO)
×クリスティアン・エスクリグ(スペイン/怪力王)
1R、リーチ差を活かして回転系の多彩な蹴りを放つ江畑。エスクリグは間合いを詰めて左右のパンチを振り回す。しかし組み付いてからの展望がなくブレイク。身体が離れると江畑の後ろ回し蹴りがエスクリグのボディにヒット。明らかに効いた。それでも突進してくるエスクリグにハイキック。これでエスクリグはダウン。しかし立ち上がってくる打たれ強さ。その後も間合いを潰して一発を狙うが江畑は上手くいなしてラウンドを終えた。
2R、距離を詰めるエスクリグと突き放す江畑。エスクリグは組み付いてショートフックを狙うと徐々にヒットし始める。2度目のトライでクリーンヒット。江畑はダウン。何とか立ち上がる。突進してくるエスクリグに対して細かいパンチ。これでエスクリグは右の目じりをカット。出血が酷くドクターストップ。江畑が逃げ切った。


【49.5kg契約 キックボクシングルール】
×ぱんちゃん璃奈(フリー/キックボクシング) 
(判定0-3)
○ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン/キックボクシング)
1R、開始直後から至近距離での激しい打撃戦。ぱんちゃんはカーフを軸に組み立てるとアプデルガリムはボディにテンカオを交えてしっかりと打ち返す。ぱんちゃんも強烈なフックを打ち込むがアプデルガリムは打たれ強い。止まる事なく打ち返してラウンドを終えた。
2R、アプデルガリムがギアを上げる。ボディ中心だった1Rに比べて左右のフックを振り回す。ハンドスピードの速い事。序盤にパンチを当ててぱんちゃんの鼻から出血。さらに打撃の交差では回転の速い左右の連打でぱんちゃんは一瞬腰が落ちる場面も。最後までアプデルガリムの手数は衰えずラウンド終了。
3R、開始直後からアプデルガリムの連打がぱんちゃんの顔面を捕える。それでも引かないぱんちゃんは遠距離から前蹴り、ミドルでペースを作る。だがアプデルガリムの突進は衰えない。至近距離の打ち合いに持ち込むとぱんちゃんの画面を揺らして反撃して試合終了。判定はアプデルガリムに軍配。これまで無敗だったばんちゃんはなんと巌流島で初敗北を喫しました。


【巌流島ルール】
○渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺/ミャンマーラウェイ)
(判定0-3)
×ミケーレ・ベルギネリ(イタリア/カルチョ・ストーリコ)
1R、渡慶次は様々なフェイントからミドル、三日月狙い。逆にベルギネリは構わず左右のフックを振り回す。打撃の交差から組み付いたベルギネリがテイクダウンに成功。パウンドからフロントチョークを狙うが渡慶次はスタンドに脱出。すると渡慶次は三日月蹴りから右フックを当てるとベルギネリはダウン。パウンドを落としたところでタイムアップ。
2R、渡慶次は引き続き三日月蹴りを中心に試合を組み立てる。ベルギネリのパンチに右フックを合わせて攻勢。スタンドで劣勢のベルギネリは蹴りを掴んでテイクダウンするが動きがなくブレイク。スタンドに戻ると渡慶次が的確に打撃をヒットさせてラウンドを終えた。
3R、渡慶次は三日月蹴り、ローキックで手数を稼ぐ。ベルギネリはスタミナ切れか打ち返すもののスタミナの消耗は明らか。事態を打開出来ないまま試合終了。判定は渡慶次に軍配。


【無差別級 ボクシング特別ルール】
〇木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box/キックボクシング)
(1R KO)
×アマドゥ・ディア(セネガル/セネガル相撲)
1R、ディアがパンチを振るって前に出てきたところに木村は左フックをヒット。これでディアはダウン。立ち上がってくるも、間合いを詰めたところで木村が再び左フック。これでディアはまたもダウン。木村が圧勝です。


終わってみると巌流島らしさがあったのは、江畑×エスクリグ、渡慶次×ベルギネリかな。どちらも既存のMMAやキックに染まり切っていない異種格闘技の雰囲気がありました。これぞ巌流島。こういうジャンルを背負った選手が出場して、ファイトスタイルが際立った個性があると、他の大会にはない巌流島の世界観が出来るのではないかなと。

一方でぱんちゃんとアプデルガリムは一番噛み合っていたし、試合としてのレベルも高かったですが、良くも悪くもキックの試合。何も巌流島でやる必然性はないし、KNOCK OUTでもK-1でもRISEでも良かったように思います。

そして木村とディアの試合はキックルールで行うには実力差があり過ぎ。もちろん体重差、体格差というハンデはあったにせよ、あまりにもあっけなく終わってしまったのはちょっと残念でした。次回のマッチメイクで巻き返しに期待かな。

でもイベント全体を見ると、バーチャルだった背景も思った以上に違和感がなかったし、ナレーションも含めてテレビゲームの中の試合を見ているような感覚に陥ったのは私だけではないでしょう。海外のファンにも響きそうだし、TikTokやインスタ、YouTubeのショート動画で切り抜かれて拡散しそうな予感がひしひしとしてきます。谷川貞治の次の一手に注目です。
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o RIZIN YouTube スダリオ剛 チャンネル 安保瑠輝也 巌流島 朝倉未来 榊原信行

【BreakingDown】安保瑠輝也×スダリオ剛 実現か!?


6月2日にアリーナ立川立飛で開催されるBreakingDown 12。そのオーディション動画が朝倉未来のYouTubeチャンネルで公開されました。オーディションにはスダリオ剛が登場。SNSで舌戦を繰り広げていた安保瑠輝也と対峙し、「けじめつけたいなと思って今日来させてもらいました」と語りました。

ここでも安保と舌戦を繰り広げた後、RIZINとの契約の問題でBreakingDownへの出場を躊躇するスダリオに対して朝倉未来がRIZINの榊原信行CEOと交渉する事を明言。仮ではあるものの試合は決定した流れとなりました。

榊原CEOの判断次第というストーリーになってはいるものの、内々に話がついていなければ、そもそもオーディションに出てこないですもんね。試合は確定と見て間違いなさそうです。

安保×スダリオならこれまでの激しい舌戦の前フリが効いて注目度抜群。PPVの販売件数にも直結しそうだし、是非は分かれるにせよBreakingDownらしいカードではないかなと。

圧倒的な体格差を武器に圧力をかけて一発で試合を終わらせたいスダリオ。スピードを活かして攻撃をかわし、細かい打撃を当てて勝ちたい安保。まるでテレビゲームのような組み合わせ。それならいっその事、巌流島バーチャルファイトで見たいと思ったけど、体格差を考えたら1分間のBreakingDownがちょうどいいのかも。果たして勝敗はどっちに転ぶか。久しぶりに見てみるかな。
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AB DEEP ブログ 巌流島

【巌流島バーチャルファイト】ぱんちゃん璃奈がプロ初黒星 木村ミノルが63秒KO勝ち

221: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/05/03(金) 20:35:30.00 ID:8KmVw2qF0
まとめさいとのひと、今日はDEEPと巌流島とONEとか、忙しいな


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AB F1 o YouTube   キック チャンネル ボクシング 巌流島 江畑秀範 渡慶次幸平

5.3『巌流島バーチャルファイト』に木村”フィリップ”ミノル、渡慶次幸平、江畑秀範らが参戦

KAMINOGE 148 [ 有限会社ペールワンズ ]




 5月3日にYouTubeでライブ配信される『巌流島バーチャルファイト』の対戦カード。木村”フィリップ”ミノル vs. アマドゥ・ディアはボクシングルール、渡慶次幸平 vs. ミケーレ・ベルギネリは巌流島ルール、ぱんちゃん璃奈 vs. ルシア・アプデルガリムと江畑秀範 vs. クリスティアン・エスクリグはキックボクシングルールで行われます。時間は全て3分3ラウンドです。続きを読む・・・
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o RIZIN ブアカーオ・バンチャメーク ボクシング 巌流島

【巌流島】木村”フィリップ”ミノル セネガル相撲の刺客と対戦!

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5月上旬に配信予定の巌流島バーチャルファイト。連日のように対戦カードが発表されていますが、新たに木村”フィリップ”ミノルの参戦も発表されました。ぱんちゃん璃奈といい、木村といい、ひと騒動あった選手を積極的に起用する姿勢。これぞ谷川貞治の手腕といったところか。この嗅覚、さすがです。

ドーピングの使用から謹慎期間を経てRIZINで復帰した木村。相変わらずの肉体とパンチの威力を見せつけたものの、ブアカーオ・バンチャメークのパンチでダウンを喫してよもやの敗戦。その後どうするのか気になっていましたが、負けてるのにRIZINに継続参戦するのは締まりが悪い。みそぎ的に巌流島を経由するのは悪くない判断ではないでしょうか。

そして対戦相手もまたみそぎ的というか、巌流島的というか。セネガル相撲をバックボーンに持つアマドゥ・ディアを持ってきました。素手による顔面パンチが認められたセネガル相撲の猛者は普段の体重が95kg。木村とは20kg以上の差がある無差別級マッチに挑みます。

どんなにデカい相手でも木村のパンチがクリティカルヒットすればさすがにダウンするとは思うものの、この体格差がどう作用するのか半信半疑。最初は巌流島ルールでと思っていましたが、木村が寝かされたら完封されそうだし、ボクシングルールはちょうどいい気もします。

ミャンマーラウェイとカルチョ・ストリーコに続いてバックボーンの競技のクセが強めのマッチメイク。徐々に巌流島らしくなってきました。
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【巌流島】渡慶次幸平参戦!カルチョ・ストーリコの刺客と対戦!

IMG_8701
谷川貞治が仕掛ける新たなプロジェクト「巌流島バーチャルファイト」。グリーンバックのスタジオマッチで試合を行い、背景にコロシアムなどを重ねて配信するというものです。

既にぱんちゃん璃奈(フリー)×ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)の試合が発表されていますが、新たにRIZINにも参戦経験のある渡慶次幸平の参戦が発表されました。

渡慶次と言えば何と言ってもミャンマーラウェイ。素手での顔面パンチに金的攻撃も、頭突きもありという世界で最も過激なルールに挑戦して2018年に王者になっています。

様々なジャンルを背負った選手が出場してきた巌流島にとって、そんな渡慶次はうってつけの存在。RIZINでは結果が出ませんでしたが、新たな舞台、しかもバーチャルという異空間で復活する可能性もあるでしょう。

しかも対戦相手もまたユニーク。地上最も過激な球技カルチョ・ストミーリコをバックボーンに持つミケーレ・ベルギネリ。なんでも27対27でパンチ・キック何でもあり。イタリア・マフィアの抗争がきっかけとなった球技のエースだそうです。

今ひとつ競技のイメージがわきませんが、それもまた巌流島の真骨頂。ミャンマーラウェイ×カルチョ・ストーリコ。マニア心をくすぐってくれます。。。と絶賛していたところ、さすが谷川貞治というさらなる追加カードが発表されたじゃありませんか。それはまた次回の投稿にて。
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45 AB ABEMA DEEP FAW2024#01 MMA MMAPLANET o PANCRASE Pancrase341   パンクラス 中島太一 中谷優我 井村塁 修斗 巌流島 松岡拓 田嶋椋 青木真也

【FAW2024#01】格闘代理戦争で戦って─01─田嶋椋&松岡拓「覚悟を持って戦ってくれた」(田嶋椋)

【写真】松岡がプロで戦うようになった時、しばらくは必ず格闘代理戦争-MAX-出場という文字が添えられるに違いない(C)MMAPLANET

格闘代理戦争-THE MAX-4年振りに再開したABEMAの格闘家発掘リアリティTVショー。代理戦争はケージのなかはガチ、外はエンタメというJ-MMA界にあって独特の空気感を持つ。そんな代理戦争に31日(日)に東京都立川市の立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE341で井村塁と対戦する田嶋椋が、一般公募の監督としてOota Dojoの同門=松岡拓と出演した。
Text by Manabu Takashima

結果──3月15日に都内某所で実施された一回戦で、松岡は中谷優我に敗れた。アマ修斗全日本3位、新人王Tでプロデビューが決まっている松岡にとって代理戦争で得た経験とは。そして試合を控える田嶋が見た代理戦争とは。


――3月15日、格闘代理戦争-THE MAX-に田嶋椋監督として一般公募枠から同門の松岡拓選手が出場し、残念ながら中谷優我選手に敗れました。田嶋選手としては、その2週間後に自らの試合があるなかでの収録や抽選会、セコンド業となりました。随分とドタバタだったかと。

田嶋 そうですね……。15日の試合の1週間前に公募選手のなかで予選があり、松岡君が勝ってくれて。なので、本決まりになったのが1週間前でした。ただ自分の試合に向けてということでは深く考えることはなかったです。こういうテレビの企画も面白れぇなと思っていたので(笑)。試合に向けては、特に何も影響ないです。

──なるほどです。ところで予選の体重は何キロだったのですか。2週連続の試合で減量がどれだけ必要なのかは、気になるところです。

田嶋 73キロでしたね。ただ対戦相手が変更になり、体重も変わったり……なかなか大変でした(笑)。

──私も今回の格闘代理戦争はフェザー級だと思っていたのですが、1回戦も69キロのキャッチウェイトでライト級に近かったですね。でも、これは予選があったことを考慮しての決定だったのかもしれないですね。

松岡 自分は全く無名なので、スケジュールも体重の変更も全て飲み込んで格闘代理戦争に出たいと思ったので、そこは気にしていなかったです。

──既存のプロモーションでの試合ではないですし。あくまでもリアリティTVショーで、既存のプロモーションでは得られない知名度を獲得できる。そういう割り切りがあったということですね。

田嶋 自分も松岡君と同じ考えでした。条件、体重が変わっても強いヤツが勝つので。松岡君が予選、本戦と覚悟を持って戦ってくれて良かったです。

──格闘技メディアという立場ですと、前日の計量や抽選会は普通のプロ格闘技興行と変わらない──目の前で起きていることを記事にする方法論と同じでした。逆に大会当日は試合と試合の間が長く、収録という空気で戸惑ったのも事実です。選手として、その辺りはどのように感じていましたか。

松岡 自分は今回のような舞台で戦ったことがなかったので、今回は格闘代理戦争の現場で強い選手や有名な選手に会えたことで自信にも繋がり、次の試合にも自信をもって戦えると思います。格闘技を続けていても、あれだけのカメラがあったりする場で戦えない人もたくさんいます。それだけでも、これからの格闘技生活に役立つと思います。

──たくさんの大人が真剣になって番組を創る。その場を体感したわけですしね。ところで対戦相手の中谷選手はDEEPや巌流島でプロの経験があるファイターでした。組み技に関して自力のある新鋭ですが、青木真也監督から「負け覚悟」という発言がありました。この言葉にプレッシャーを感じることはなかったですか。

松岡 あれは……ちょっとプレッシャーになりました(苦笑)。

田嶋 実際にあの青木選手の発言が切り取られて、世の中に発信されていくので──やっぱりうまいですよね。ネタとして、制作の方に提供してくれているわけですし。

──田嶋選手が中島太一選手と戦った際に、相手コーナーにいた青木真也監督からは、「知らない」と相手にされていない風な発言もありました。青木選手の標的になるのは、本当に恐怖ではないかと(笑)。

田嶋 そこも含めて、全てエンタメに徹されているのだと思いますし、気にすることはなかったです。ただ松岡君には青木監督のところの選手をぶっ殺して欲しいとは思いました(笑)。

──アハハハ。その両者の対戦ですが3分3Rという時間設定、ここも勝負の綾となった感があります。

松岡 自分は打撃が得意なので、打撃をしっかりと効かせる。組まれたら離れるというプランでしたが、上手くいかなかったです。

田嶋 自分も3分3Rは経験していなくて。3分3Rはやり切ろうと思うと、やり切れてしまう時間です。5分だと切ったり、離れたりする時間が出てくる。そこで消耗させることもできるじゃないですか。

──松岡選手の立場だとそうですよね。

田嶋 5分あれば、展開も変わってきます。3分はずっとしがみついていることができますけど。一度、山を創れば時間までいきやすいです。

──仕切り直しがゴングなので、試合中に立って五分に戻されるわけでなく、気持ちも持続しそうです。そして仕切り直し後も同じ戦法でいくことも、迷わないでいけるのかと。

田嶋 まず組んで1分が使われ、一度離れてもすぐに組み直される。そうしたら、もうラウンドが終わってしまいます。あの中谷選手の戦法も。つまり向うの作戦が生きる。そこをしっかりと考えて、良い作戦を立ててきていたのだと思います。

松岡 でも、椋さんだったら逃げることができています。自分だから、アレを続けられてしまって。自分の実力不足です。

──田嶋選手は、この企画に参加されて何が生きたと振り返ることができますか。

田嶋 自分の試合が近づくなかで、試合をするのは松岡君なのですが、俺もケージのなかに入って自分のパンクラスでの試合をイメージしたりして。故意的にも俺も緊張してみたり、今週の日曜日の試合の雰囲気を味わうことができたのは良かったです(※取材は26日に行われた)。

──では格闘代理戦争出場を経て、松岡選手は今後どのようにMMAファイターとしてのキャリアを構築していこうと考えていますか。

松岡 自分は修斗の新人王トーナメント出場が決まっています。そこでしっかりと優勝をして、そこから修斗のトップになって日本のトップファイターの一員になっていきたいです。

──格闘代理戦争、決勝大会などワンマッチ出場のチャンスもあるかと。

松岡 ハイ、オファーを頂けるなら格闘代理戦争の方にも出るつもりです。修斗の新人王戦の日程も決まっていないですし、また格闘代理戦争の大会に出たいです。

──格闘代理戦争に出たことで他の修斗新人王戦出場選手よりも、確実に名前と顔を覚えてもらえたと思います。松岡選手のことを認識したファンに今後に向けての意気込みの方をお願いします。

松岡 自分は強くなるために格闘技を始めました。格闘技をやっている人やファンに「あいつは弱い」と思われたくないので、しっかり椋さんのように相手をなぎ倒して強いと思われる選手になります。

──押忍。ありがとうございます。続いて田嶋選手、パンクラスの次戦に向けて話を引き続き聞かせてください。

田嶋 ハイ!!

<この項、続く>


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45 AB ABEMA DEEP Grachan MMA MMAPLANET o イゴール・タナベ キック ギレルメ・ナカガワ クレベル・コイケ トミー矢野 パンクラス ミスター・ホンデ ユン・チャンミン 中村京一郎 中村倫也 中谷優我 井村塁 修斗 前田浩平 古瀬美月 向坂準之助 山本歩夢 岡見勇信 巌流島 平本蓮 平田樹 松岡拓 椿飛鳥 溝口司 田嶋椋 秋山成勲 諸石一砂 野瀬翔平 青木真也 鶴屋怜

【FAW2024#01】再開、格闘代理戦争─01─。経験の中村。打のホンデ、超絶組み技力=ナカガワ&トミー矢野

【写真】4年振りの格闘代理戦争。後列がコーチ勢、前列が出場選手たち(C)MMAPLANET

14日(木)、明日15日(金)に会場非公開で開催される格闘代理戦争 THE MAXの計量及びトーナメント組み合わせ抽選会が行われた。

格闘技界の人材発掘を目的とし、2017年にABEMAが開始したリアリティTVショー=格闘代理戦争。キックとMMAの両部門で計5シーズンが実施され、MMAでは平田樹、韓国のユン・チャンミンが優勝し、前田浩平、椿飛鳥、古瀬美月らを輩出してきた。

そんな格闘代理戦争が、現役ファイターをコーチにプロキャリア5戦目までの選手に参加資格があるという形で4年振りに行われることとなった。

準々決勝は69キロ契約で3分✖3R(裁定は10Pラウンドマスト)、ドローの場合はマスト判定で決着がつけられる。明日の準々決勝後は4月に準決勝、5月に決勝が実施されるという短期決戦かつハードなトーナメントとなるという話も伝わってくる。

既に番組内で青木真也&中谷優我、秋山成勲&ミスター・ホンデ、平本蓮&向坂準之助、岡見勇信+中村倫也&中村京一郎、クレベル・コイケ&ギレルメ・ナカガワ、イゴール・タナベ&トミー矢野というコーチ陣&出場選手が発表されていた。


そして本日実施午後2時に実施された計量時に鶴屋怜&諸石一砂、田嶋椋&松岡拓という残り2枠のコーチ&出場選手が発表された。

「名前のない選手が優勝すれば、名前が売れて優勝賞金がもらえるので今後に生かせるので凄く良い企画」と格闘代理戦争の印象を語った鶴屋は、21歳で最年少コーチ就任となる。今回の出場選手と比較しても、8人中5人が彼より年上で、秋山との年齢差は実に27歳だ。

また約2週間後にパンクラスで井村塁戦が控える田嶋は、一般公募から出演が決まり、「格闘技は実力だけでなく知名度も必要になってくる。ここで知名度を上げて大きな舞台で戦う」という明確な参戦理由を話した。

ここでからは出場選手の計量結果と戦績を比較し戦力分析を行ってみたい。

中谷優我:68.85キロ(TEAM青木真也)
プロMMA戦績1勝1敗(※DEEP)
巌流島ルール1勝
打〇
倒〇〇
寝〇〇〇

ミスター・ホンデ:68.35キロ(TEAM秋山也勲)
プロ&アマキック36戦24勝
WBKF世界スーパーフェザー級王者
Breakingdown 2戦2勝
打〇〇〇〇〇
倒???
寝???

向坂準之助:65.45キロ(TEAM平本蓮)
極真空手4年
打???
倒???
寝???

中村京一郎:68.6キロ(TEAM岡見勇信+中村倫也)
MMA戦績4勝1敗(※Poundstorm、EXFIGHT、GRACHAN)
打〇〇〇〇
倒〇〇〇
寝〇〇〇

ギレルメ・ナカガワ:68.9キロ(TEAMクレベル・コイケ)
2023年IBJJFアジア茶帯ライトフェザー級3位
アマMMA10戦10勝(※DEEP SPルール等)
打〇〇
倒〇〇〇〇〇
寝〇〇〇〇〇

トミー矢野:68.8キロ(TEAMイゴール・タナベ)
2023年IBJJFムンジアル茶帯フェザー級3位
2023年IBJJFアジア茶帯フェザー級3位
2023年マリアナス・オープン茶帯オープン優勝
2023年JBJJF全日本ノーギ茶帯フェザー級優勝
アマパンクラスSクラストーナメント・ライト級優勝
打???
倒???
寝〇〇〇〇〇
※紫帯時代に南日本柔術選手権フェザー級で野瀬翔平に4-2で勝利

諸石一砂:68.95キロ(TEAM鶴屋怜)
プロMMA 2戦2勝
打〇〇〇〇
倒〇〇
寝〇〇

松岡拓:68.5キロ(TEAM田嶋椋)
アマMMA 15戦10勝5敗
2023年アマ修斗全日本ライト級3位
打???
倒???
寝???

MMAとして一番経験があるは中村、プロで4勝1敗の戦績を残しPOUNDSTORMで両国国技館という大舞台で戦っている。中谷と諸石もDEEP、修斗でプロとして戦っている。後者は長崎総合科学大学附属高等学校時代にサッカー部で、あの国見高校を長年率いていた名称・小嶺忠敏監督の指導を受けており、パンチだけでなく蹴りの強さも定評がある。

ミスター・ホンデの打撃の強さ、ナカガワと矢野の組みの強さは絶対的だ。MMA、トータルで見れば未知数だが、ナカガワはDEEPのアマMMAでも勝利しており、ケージで戦った経験もある。対してBreakingdownで2勝を挙げているポンデと、アマパンクラス優勝経験がある矢野は得意分野以外の部分で、どれだけの修練度があるか。

3分✖3Rという試合タイムを考えると──ブレイクのタイミング等は不明だが、組み技に秀でたファイターは極めだけでなく、ゲームコントロールができるという優位性を持つ。

とはいえ矢野がテイクダウンゲームを仕掛ける姿が想像でないのも事実。近づく、下になるという柔術では苦もない距離設定をどのように克服しているのか──幼少期からMMA思考だったとも聞くトミー矢野は要注目だ。

同様に突き抜けた打撃力を誇り、見るからにフィジカルが強そうなホンデは最もデンジャラスなファイターといえるだろう。

対して未知なのは松岡拓と向坂準之助の両者だ。前者のアマ修斗全日本3位という実績は誰もが残せるものではないが、プロ5戦目まで参加可能なことを考えると心もとない。向坂に関しては、一般募集から一度は合格も負傷欠場となった山本歩夢、溝口司という両者と比較すると格闘家としての実績不足は明白だ。同時にトーナメント戦は、組み合わせという要素が大きく作用する。その抽選の模様は後編で。

<この項、続く>

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2021年 第一回ブレイキングダウンに出場
お相撲さんに特攻しました。

異種格闘技 巌流島全アジア武術選手権大会 決勝  対 小見川道大

異種格闘技 巌流島 対 ケビン・ソウザ

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動画制作:パーフェクトサンデー https://perfectsunday.hp.peraichi.com/

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MMA o ONE RIZIN クレベル・コイケ スパイク・カーライル ヒロヤ ラマザン・テミロフ 中原由貴 中島太一 井上直樹 堀江圭功 太田忍 山本アーセン 巌流島 摩嶋一整 朝倉未来 朝倉海 横山武司 牛久絢太郎 白川陸斗 皇治 福田龍彌 萩原京平 金原正徳 鈴木千裕

RIZIN.44:感想

ただの感想です。

▼第1試合 フライ級(57.0kg)5分3R
征矢 貴(パラエストラ松戸)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン/Muradov legion team)

テミロフの相変わらず荒いが重い打撃に征矢が付き合ってしまい、打ち合いでテミロフがパンチを効かせて1RKO勝ち。

テミロフ、まだ本当にどのレベルにあるのかはわからない部分もあるが、軽量級で倒せる打撃を持っている面白い選手なのは確かなので、相性が悪い相手と当てずに転がしたほうが良さそう。

▼第2試合 ヘビー級(120kg)5分3R
シビサイ頌真パラエストラ東京/巌流島)
ヤノス・チューカス(ハンガリー

チューカスのパンチが効いてしまってピンチに陥ったシビサイだが、引き込んでの外ヒールで一本勝ち。

あの形の外ヒールがあの体勢で極まるのは初めて見た。十分逃げられただろうと思うが、うっかり勝たれても困るのでこれで良かった。

▼第3試合 バンタム級(61.0kg)5分3R
中島太一(ロータス世田谷)
岡田 遼(パラエストラ千葉)

中島史上最強の中島だった。パンチが鋭い。ノーガードの舐めプはやめて欲しいと思ったが、結局最後まで被弾せず。組まれても1Rにテイクダウンを許した以外は隙がなかった。フィニッシュまで狙えたと思うが、終盤は安全運転。第3試合でマイクを持つなら、せめてフィニッシュを狙うそぶりは見せてほしい。

中島が強かった一方、岡田の力がやはり全盛期より落ちているのもあったのかなと。

▼第4試合 フライ級(57.0kg)5分3R
福田龍彌(MIBURO)
山本アーセン(KRAZY BEE/SPIKE22)

打撃で予想以上の成長を見せたアーセンだが、一方で前回無双を誇ったテイクダウンは福田に阻まれる。前回アーセンが勝った伊藤がヒロヤにもテイクダウンされてコントロールされる場面が多かったのを考えると、アーセンのレスリングを過大評価していただけにも思えたので、打撃の成長と差し引きプラマイゼロ。むしろ負けてもテイクダウンを取りまくる内容の方が今後の期待感は高かった気がした。

▼第5試合 フェザー級(66kg)5分3R
摩嶋一整(毛利道場)
横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)

テイクダウンから削った摩嶋が、終盤は横山の足を超えて再三ハーフにしての完勝。という攻防がまったく観客に伝わらず、やはりもったいない組み合わせだった。摩嶋が真っ向から横山のガードに入っていっての完勝だったが、それだと盛り上がる展開にならず。かといって、組み技が苦手なストライカーとやっても噛み合わない試合になるし、引き込むしか武器がない選手の試合は極めない限りは盛り上がる試合にならない。

本来は体重オーバーした摩嶋が勝ってもノーコンテストなのだが、横山の男気でキャッチウェイトの公式戦に。なんでも男気で処理するのはどうかと思う。2~300g程度の差では大きな影響はないだろうし、500g程度までならファイトマネーの何%を相手に渡して減点もなしでキャッチウェイトにするルールにしてはどうか。

▼第6試合 フェザー級(66kg)5分3R
中原由貴(マッハ道場)
白川陸斗(トライフォース赤坂)

RIZINでは2回連続で相手が直前で欠場して変わったり、鈴木千裕戦ではリードしていながら一発もらって逆転されたりと、持ってない印象のある中原。2Rに白川の打撃を効かされたときには、やはり持ってないのかと思ったが、組みでしのいで判定勝ち。しかし割りと互角の展開だったし、レベルの違いを見せたとまでは言えない。

1R終了後、白川にロープつかみの警告が出され、2R終了後にはイエローカード(20%減点)が出されたが、そんなに掴んだ場面があるとは思わなかった。見直してみたら確かにちょくちょく掴もうとしている場面はあったが、今までこんなに厳しくなかったはず。リングMMAと一蓮托生するなら毎回これくらいの基準でなければ難しいか。すべての試合でこの基準でやってくれるなら言うことはない(他の試合で微妙な掴みが見逃されている気もしたが)。あと、ロープを掴むのはだいたい特定の選手なので、過去にイエローをもらっている選手は累積で次回から一発イエローカードでいいと思う。

RIZIN LANDMARK6変更カード発表

休憩前に井上直樹の欠場と佐藤将光が代役として太田忍と対戦することが発表。将光はONEから脱北か。ONEでレギュラーのMMAファイターの試合が組まれるのは月イチのFight Nightだけになって、契約選手が飼い殺しになっているので、辞めるなら早い方がいい。しかしバンタム級ではなく63kg契約ということは、将光は万一のバックアップのために待機していたわけではなく、準備期間不十分な中での戦いということになるので残念。

おそらくメインだったであろうカードが流れて、以前の沖縄大会のようにPPV無料にするのかと思ったが、穴埋めで朝倉海 vs. 皇治MMAデビュー戦を組みたい模様。選手のファンなら怪我を押して準備期間もないのに出ることを望まないだろう。こういうのを男気と言って持ち上げる風潮はなくなって欲しい。結果、公式戦ではなくMMAエキシになるなら、まだマシだと思う。

▼第9試合 ライト級(71.0kg)5分3R
スパイク・カーライル(米国)
堀江圭功(ALLIANCE)

タフなカーライルがしつこく押し込んでいって、3Rにはスタンドで背中に乗ったが、そこからのヒジが後頭部でブレイク&イエローカード。ダメージにもアグレッシブにも差はなく、ジェネラルシップではカーライルが上ではなかったか。そうなるとカーライル20-イエローの減点20%で0-0、マストで堀江?実際にどうジャッジが入れたのかが知りたいが、JMOCが判定結果を非公開にしてしまったので不明。

▼第10試合 フェザー級(66kg)5分3R
牛久絢太郎(K-Clann/ATT)
萩原京平(SMOKER GYM)

牛久が萩原にスタンドでプレッシャーを掛けられて下がる展開だったが、シングルレッグからのテイクダウンが簡単に取れることがバレてからは一方的に。セコンドの堀口のアドバイスどおりに動いていたらもっと楽に勝てたのではと思ったが。

▼第11試合 フェザー級(66kg)5分3R
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術
金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)

序盤の打撃戦で明らかに金原が上。さらにテイクダウンすると脇差しパスで完パスこそできなかったものの圧倒。クレベルを全局面で上回った。ここまで完全に上を行くとは。予想以上の強さだった。しかしケラモフとだったらこうはいかなっただろうし、ケラモフが朝倉未来より先に金原と組まれて、金原が今回と同じように勝っていたとしても、ここまでのインパクトはなかったはず。結果的に最高の巡り合わせだった。