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『PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2』試合結果


第9試合 メインイベント 修斗世界バンタム級チャンピオンシップ 5分5R
×岡田 遼(パラエストラ千葉/世界王者)※2度目の防衛戦
○安藤達也(フリー/世界1位、環太平洋2位、元環太平洋王者)
2R 0’53” KO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
※安藤が第12代王者に

第8試合 セミファイナル ウェルター級 5分3R
○西川大和(西川道場/ライト級世界王者)
×山田崇太郎(The Pandemonium/ウェルター級世界3位、環太平洋4位、ZST同級王者)
3R 4’10” 腕ひしぎ十字固め

第7試合 バンタム級 5分3R
○石井逸人(TRIBE TOKYO MMA/世界5位、環太平洋3位)
×石橋佳大(ZEEKジム/世界6位、環太平洋5位、元環太平洋王者)
2R 2’04” 裸絞め

第6試合 バンタム級 5分3R
○後藤丈治(TRIBE TOKYO MMA/世界7位、環太平洋6位)
×ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)
判定3-0 (片岡30-27/豊永29-27/柴田30-26)

第5試合 フライ級 5分3R
○関口祐冬(修斗GYM東京/世界4位)
×宮城友一(キックボクシングDROP/世界5位、元GLADIATORライトフライ級王者)
判定3-0 (豊永30-27/福田29-28/柴田29-28)

第4試合 フェザー級 5分3R
―岩本健汰(ロータス世田谷/世界7位)
―飯田健夫(フリー)
中止 (飯田が体重調整中に体調不良で病院に搬送されたため)

第3試合 バンタム級 5分2R
×Lyo’o[りょう](reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)
○齋藤奨司(FIGHT FARM)
判定0-3 (福田18-20/片岡18-20/柴田18-20)

第2試合 フライ級 5分2R
×大竹 陽(HAGANE GYM)
○山内 渉(FIGHT FARM)
判定0-3 (福田18-20/片岡18-20/豊永18-20)

第1試合 フライ級 5分2R
○内田タケル(パラエストラ松戸)
×佐々木駿友[はやと](T-GRIP TOKYO)
1R 1’36” 裸絞め

 3月21日に後楽園ホールで開催された『PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.2』試合結果。メインイベントのバンタム級タイトルマッチは安藤達也が岡田遼に2R KO勝ちし新チャンピオンに。西川大和は山田崇太郎に3Rアームバーで勝利しています。続きを読む・・・
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【RIZIN TRIGGER03】TRIGGER東京大会で雑賀ヤン坊×江藤、須藤拓真×渡部修斗ら4試合発表

23日(水)、東京都目黒区の雅叙園において4月16日(土)&17日(日)に調布市の武蔵野の森アリーナにて開催されるRIZIN TRIGGER03及びRIZIN35の会見が2部制で行われた。

メインは修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼が、安藤達也を挑戦者に迎え2度目の王座防衛戦=Road to 有終の美に臨む今大会──選手権以外でバンタム級戦が2試合組まれている。

冒頭で榊原信行代表より「3月以降、入国制限が変わり外国人選手の参戦が可能になり、2年間の日本人同士の対戦の成果が外国人対決で見られる。その第一弾が16日のRIZIN TRIGGER03となる」という話が聞かれた。

そして雑賀ヤン坊達也、須藤拓真、江藤公洋、関根シュレック秀樹、征矢貴、貴賢神 渡部修斗が登壇し、ライト級=雑賀×江藤、フライ級=征矢×中務修良 バンタム級=須藤拓真×渡辺拓真、無差別級シュレック×貴賢神の4試合が発表された。

出場選手の抱負は以下の通りだ。


江藤公洋
「ヤン坊選手という素晴らしい選手と戦えること嬉しく思いますし、当日盛り上がるような試合をしっかりとできたらと思います」

雑賀ヤン坊達也
「目標にしていたRIZINの舞台に立てること嬉しく思います。そして江藤選手という世界を経験してきた素晴らしい選手と戦えること楽しみに思っております。僕のファイティングスタイルはRIZINにピッタリのファイトスタイルだと思っておりますので、しっかりとKOして覚えてもらい、ライト級の新しい風になりたいと思います」

中務修良(代読)
「もともと僕は虐められていました。不登校になり、体もメチャクチャ弱かったです。そんな僕がボクシング、レスリング、MMAと出会い三重に帰ってからもケガだらけの競技生活でちゃんとMMAに復帰できたのが4年前、指導者もいないなか腐らず回りの人に助けてもらいながらコツコツと頑張ってきました。がんばればRIZIN、こんな大きな舞台に出られるところを見てほしい。そして気持ちじゃ誰にも負けないところを見せたいです。僕が格闘技を始めるきっかけになった父が脳の病気で倒れ半身麻痺、兄の奥さんも病気で苦しんでいます。身内にも僕が死に物狂いで頑張っているところを見せて少しでも力にしてもらいたいです」

征矢貴
「3年弱時間が空いてしまったのですけど、僕も色々あってケガだったり病気だったり、戦線を離脱してしまって苦しい時期が長かったですけど、復帰することだけを生きる目的というか……考えて耐えてきました。当日は格闘技に対する執念、見せたいと思います」

須藤拓真
「このような大きな舞台に呼んでいただき、ありがとうございます。自分の試合を見ていただいたことがある方だったから分かると思うんですが、自分は今はやりの派手な殴り合いのKOなどないです。が、そう言うのとは全く別の新しいMMAを皆さんにお見せできると思うので、ぜひ自分の試合に注目していただければと思います」

渡部修斗
「このカードが決まってまだ歴史の浅いNEXUS出身の2人が日本最高峰のRIZINの舞台で戦えることを嬉しく思っています。先日のDEEP JEWELSで彼女が躓いてしまったのでTRIGGERのコンセプトらしく、自分がしっかりと勝って自分達の再出発の地にしたいと思っています。それでしっかりと勝って自分の道を切り開いていこうと思います」

貴賢神
「このようなデカい舞台で戦う機会を与えてくださった榊原代表初め、RIZIN関係者の皆さままことにありがとうございます。そしてデビュー戦で自分の対戦を受けてくださった関根シュレック選手、ありがとうございます。自分は格闘技といえばヘビー級、まだ自分はヘビー級の体重ではないのですが、大きい人が一番魅力的だというところを見せていければと思っております。これからもよろしくお願いします」

関根シュレック秀樹
「前戦は夢だった大晦日の舞台でなんとか勝つことがデキて、ずっとボォっと過ごしていました。今回、RIZIN TRRIGERでデビュー戦となるね、あのうスーパールーキーの貴賢神君の相手として選んでいただき本当もう──この話自体はね、結構前に貰ったんですけどやっと発表されて自分も嬉しく思っています。自分としても夢だった大晦日、しかも勝つことがデキてもうやり残したことはないような気分になりましたが、自分がこれから戦っていく意味を考えた時、何があるのか、どんな使命があるのか考えた時にやっぱりプロレスラーの強さをMMAで証明する──これと昭和生まれのオッサン、どこまでできるのか。RIZINという舞台でどこまでリングに立ち続けることができるのか。そういうことを証明していきたいと思います。TRIGGERでは貴賢神君とド迫力のファイトをお約束しますので、ぜひ見に来てください」

同大会は既にライト級=ルイス・グスタボ×矢地祐介、バンタム級=金太郎×倉本一真、フェザー級=金原正徳×摩嶋一整の3試合が発表され、今回の会見で追加された4試合を含め計12~13試合が組まれることも明らかとされている。

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MMA MMAPLANET o Shooto 修斗 安藤達也 岡田遼

【Shooto2022#04】左に右フック一閃、安藤達也が岡田遼をKOしバンタム級のベルトを奪取

<修斗世界バンタム級王座選手権試合/5分5R>
安藤達也(日本)
Def.2R0分53秒by TKO
岡田遼(日本)

サウスポーの安藤が右ジャブを伸ばす。ローでバランスを崩した岡田がすぐに立ち上がる。岡田はスイッチしてカーフ、オーソに戻して左ジャブを伸ばす。左で前に出る安藤がボディから顔面にパンチを入れる。スっと詰めた安藤はハイをかわし、右ローを蹴る。岡田も右ミドルを入れるが、左を被弾する。左カーフ、左フックを繰り出すチャンピオンが、スイッチして左ストレートを伸ばす。

しっかりと見えている安藤が距離を詰めると、ダブルレッグへ。切った岡田がバックに回る。後ろからヒザを臀部、腿に打つ岡田は離れて、カーフを蹴る。安藤が右ハイも、岡田は前に出てワンツー、戻って蹴りを上下に蹴っていく。アゴを指さして、ここを打てと挑発した安藤だが、狙って来たパンチにカウンターは当たらず組まれてしまう。ケージに押し込んだ状態でエルボーを入れた岡田が終盤になり──らしさを見せた。

2R、ワンツーをかわした岡田は、ケージを背負って左ジャブを伸ばす。安藤は跳びヒザを繰り出し、着地に岡田がパンチを打っていく。と、左を狙った岡田に対して安藤の右フックが顔面を捕らえる。この一発でヒザから崩れた岡田の腰を抱えて、左のパウンドの追撃を入れた安藤が、TKO勝ちを決めた。互いに「ありがとう」と声を掛け合った両者。岡田はまたやろうという安藤の言葉に「いや、もういいよ。チャンピオンとして頑張って。頼むよ」と応えて、ケージを後にした。

新チャンピオン、安藤達也は「俺が尊敬するファイターが言った言葉を良いですか。『俺が負けると言ったやつ、ファッ〇ク・ユー』(笑)。たくさんの人が俺を信じてくれたので、自分のことを信じて。毎日、大変だったけど追い込んでやることができました。応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました」とマイクで話した。


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【Shooto2022#02】安藤達也の挑戦受ける岡田遼─02─「自分で自分を試す試験です」

【写真】対策練習は、仮想安藤=鶴屋怜とのスパーリングで行ってきた(C)MMAPLANET

21日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2020#02 のメインで安藤達也の挑戦を受ける修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼インタビュー後編。

修斗が格闘家生活の本編と語る岡田。今年いっぱいの活動という区切りをつけたチャンピオンは2度目の防衛戦を「自らの試す試験」と表現した。

<岡田遼インタビューPart.01はコチラから>


──安藤選手は今回アルファメールではなくて、国内で調整しているようですね。

「あぁ、そうなんですか。良い状態で来て欲しいと思います。強い安藤とやりたいです。そうでないとラスベガスまで行った意味がなくなりますし」

──ATTとエクストリーム・クートゥアー、どのような違いがありましたか。

「施設面で充実しているのはATTです。どちらもメガジムですが、ATTは上に宿泊施設があったり、カフェまで揃っています。サウナや水風呂なでも完備されています。ただし、エクストリーム・クートゥアーは同じストリートにUFC PIがあってUFCファイターはエクストリーム・クートゥアーで練習をして、PIに行って飯を食って体のケアができます。そしサプリメントを補充してもらって帰る。それが全て無料でできる。

パーソナルトレーニング、治療もフリー。朝から晩まで三食、選手の体のことを考えられた食事が用意されています」

──ベガス在住の選手でなくても、定期的にボディチェックがあって個々にあったサプリメントの支給を受けるそうですね。

「データが残っていて、何が必要かとか全て教えてもらっていました。そりゃあ、UFCファイターはラスベガスでファイトキャンプをしますよね。これはATTにはないです。めちゃくちゃ充実した保障で、アジアの選手だってラスベガスに行きますよ」

──絶望的な気持ちになってしまいますね……。

「えっ? あぁ、UFCファイターでないと……ですね。それは僕も感じました。この差をどう埋めろっていうんだって(笑)。こんなに手厚いサポート、保障がある。あのアドバンテージは凄まじいです」

──おかしなクスリに手を出すなということだと思うんです。

「そうですね。それもありますよね」

──そういうなかでエクストリーム・クートゥアーで得た手応えというのは?

「何か一つの項目が、ドーンと伸びたということはないです。局面のディティールを詰めていく、そういう地味な作業をしてきました。おさらいですね。特に新しいテクニックを教わって『面白いっ』っていうようなATTの時のようなことはなかったです。

ただ寝技のコーチがジェイク・シールズで、ベーシックなことを丹念に何度も繰り返すんです。そして『ここに隙間がある。もっともっとタイトにしろ』とか言ってもらえて、細かいディティールを詰めてきました。だからATTとは違う意味で、凄く役に立ちました」

──練習して面白い選手はいました。

「なぜか、ずっとパッチー・ミックスがスパーリングパートナーに指名してくれて。週に2回のスパーリングの日は必ずパッチーとスパーをしていました。あの極め、ギロチンはヤバいです。初見だと、やられてしまいます。シングルに入らせて、マルセロチン。あれは元谷君の気持ち、分かりました(笑)。いや、充実していましたね。

ただラスベガスでやってきたからって、どうこうっていう試合じゃないですけどね。今回の試合は」

──その通りですね。

「それに最初に言いましたが、安藤君に勝ちたいとかじゃないんです。やり切りたい、自分を出し切りたい。自分のためだけのモチベーションではもう頑張れなくて。応援してくれる人に喜んで欲しいですし、ずっと僕の試合を見てくれている人に成長しているなって思って欲しい」

──それでも勝利を手にするために、何をしないといけないと思っていますか。

「勝つために……特別にすることではなくて、良いコンディション、良いメンタルで今までやってきたことを出すだけで、勝てると思っています。何も特別なことをする必要はない。100を110にするのではなく、80点以下にならない仕上がりで行こうと思います」

──それで凄く強い岡田遼を見ることができれば、もっと岡田選手の試合が見たくなるのが世の常です。

「本当ですか!!」

──世の常というか、私個人ですね(笑)。今日のスパーリングを見ていても、自分は総合力でMMAを勝つという意見は実はあまり信用していなくて。やはりレスリングが強く、打撃で勝てる人がMMAは強い。そういうなかにおいて、岡田遼は回転しているなと感じました。

「嬉しいです(笑)。それを確認するための試合です。どれくらい試合でできるのか、自分で自分を試す試験です。そして──修斗愛を見せます」

──しっかりとまとめてもらってありがとうございます(笑)。

「アハハハ。鶴屋怜に頭から落とされていますけどね(笑)」

■視聴方法(予定)
3月21日(日)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル
             
■対戦カード

<修斗世界バンタム級王座選手権試合/5分5R>
[王者]岡田遼:61.1キロ
[挑戦者]安藤達也:61.1キロ

<ウェルター級/5分3R>
西川大和:76.6キロ
山田崇太郎:77.3キロ→77.1キロ

<バンタム級/5分3R>
石井逸人:61.0キロ
石橋佳大:61.2キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.8キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:57.0キロ→56.7キロ
宮地友一:56.5キロ

<バンタム級/5分2R>
Lyo’o:61.2キロ
齋藤奨司:61.0キロ

<フライ級/5分2R>
大竹陽:56.6キロ
山内渉:56.5キロ

<フライ級/5分2R>
内田タケル:56.5キロ
佐々木駿友:56.4キロ

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【Shooto2022#02】計量終了 ポスト岡田遼時代に向け、負けられない石井、石橋、後藤、ライトイヤー

【写真】ランキング的には5位✖6位、7位✖ランク外対決となる(C)THE ONE

20日(日)、東京都港区の10KOLで明日21日(月・祝)に文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#02の計量が行われた。

メインは修斗世界バンタム級チャンピオン岡田遼が、安藤達也を挑戦者に迎え2度目の王座防衛戦=Road to 有終の美に臨む今大会──選手権以外でバンタム級戦が2試合組まれている。


西川は山田の計量を終わるのを裸足で待ち続けていた。明日は、体格差がかなりありそうな両者だ

2021年を飛躍の年とできなかった石井逸人と後藤丈治が、それぞれ石橋佳大、ダイキ・ライトイヤーと相対する。王者が今年限りで引退と公言しているだけに、永遠と続く潰し合いを抜け出すためにも、この2試合は結果が求められるファイトとなる。

さらにコメインでは世界ライト級王者の西川大和が、山田崇太郎とウェルター級で戦うという要注目のカードが組まれている──が、山田が計量当日にシャワーを浴びると水分を吸ってしまい体重が増えるという事態に陥る。

計量開始から1時間を過ぎたころに会場に到着した山田だが、100グラムオーバーに。これを落とすのに30分以上かかるも最終的にはクリア。西川もパスするまで見届け、両者で撮影となった。

また岩本健汰と対戦予定だった飯田健夫が減量中に体調不良に陥り病院へ。この一戦は中止となった。

■視聴方法(予定)
3月21日(日)
午後6時30分~ ABEMA格闘チャンネル             
■ Shooto2022#02計量結果
<修斗世界バンタム級王座選手権試合/5分5R>
[王者]岡田遼:61.1キロ
[挑戦者]安藤達也:61.1キロ

<ウェルター級/5分3R>
西川大和:76.6キロ
山田崇太郎:77.3キロ→77.1キロ

<バンタム級/5分3R>
石井逸人:61.0キロ
石橋佳大:61.2キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:60.8キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.0キロ

<フライ級/5分3R>
関口祐冬:57.0キロ→56.7キロ
宮地友一:56.5キロ

<バンタム級/5分2R>
Lyo’o:61.2キロ
齋藤奨司:61.0キロ

<フライ級/5分2R>
大竹陽:56.6キロ
山内渉:56.5キロ

<フライ級/5分2R>
内田タケル:56.5キロ
佐々木駿友:56.4キロ

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【Shooto2022#05】常に怪物化は可能か──岡田遼に挑戦、安藤達也「俯瞰できるように」

【写真】後半ではMMAを舐めていた時の話が存分に……(C)SHOJIRO KAMEIKE

21日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールで開催される『プロフェッショナル修斗公式戦2022 Vol.2』で、岡田遼の持つ修斗世界バンタム級王座に、ランキング1位の安藤達也が挑む。
Text by Shojiro Kameike

安藤といえば、ここ数年の国内MMAの中で、最も将来を嘱望されたファイターの1人だった。しかし2015年のRoad to UFC以降、フェザー級からバンタム級に落としてからは、プロデビュー当時の輝きを失ってしまった――誰もがそう思ったに違いない。

本人もその理由は分かっており、反省もしている。そしてファイターならば、それは試合で証明していくしかないことも分かっている。だからこそ、2019年9月に対戦しドローに終わった岡田遼と、今度こそ決着をつけなければいけない。自身の格闘技人生を左右するであろう大勝負を前に、安藤が岡田戦への想いを語ってくれた。


――試合を5日後に控えてのインタビューとなります(※取材は3月16日に行われた)。前回の環太平洋王座の防衛戦前には、米国のアルファメールで練習していた安藤選手ですが、国内ではどのような環境で練習しているのでしょうか。

「今までと変わらず、さすらいスタイルで毎日違う場所に行かせてもらっています。週によって違うんですけど、ロータス世田谷、KRAZY BEE、CUTEジム、トライエイチ、それとTRIBEとかですね」

――古巣であるTRIBEでも練習しているのですか。

「最近だと、2週間ぐらい前に行かせてもらいました。石井君(石井逸人、TRIBE所属)との試合が決まる前も、何度か行かせてもらっていたんです。良い練習が行われているなって、改めて感じます。僕がいた頃から、若い選手が育ってきていて、今すごく良い雰囲気だなって思いました」

――その石井戦ですが、試合後には手応えを感じたようなコメントもありました。

「でも、やっぱり課題はありましたよ。試合を見返すと、ここは良くないなぁとかって。勝った試合でも負けた試合でも、そういう課題はあると思うんですけどね。あの時は米国で練習していて、練習の質は高かったと思います。ただ、今は日本で、しっかり量はこなしてきているので」

――試合5日前ということは、今は減量のピークなのでしょうか。

「そうですね。今は試合をするたびにコンディションも、体重の落ち方も良くなっていると思います。最近、初めてバンタム級へ落とした佐藤将光戦(2015年9月、判定負け)を見返したんですけど、本当にダメでしたね。

でも、そこから自分が進化していることを再確認したし、今もここが変わっていないな、ここを変えるべきだなっていうのも俯瞰できました」

――フェザー級とバンタム級では、それだけ減量が大きく違いましたか。

「その違いは、すごく大きかったです。僕って高校生の時から、レスリングも66キロでやっていたんですよ。普段の体重は72、73キロぐらいで。高校生の時にレスリングを教わっていた恩師から言われたのは、あまり減量しすぎるのは、将来的なことを考えたら良くないと。それで高校から大学までずっと同じ階級で、MMAでもプロ3戦目まではフェザー級でやっていたんです」

――安藤選手はフェザー級でプロデビューし、Road to UFCを経てバンタム級に転向しました。バンタム級に落とした理由は……。

「国内で一番層が厚かったのがバンタム級でしたからね。それと修斗に出る時、『将来的に世界を目指すならフェザー級よりもバンタム級のほうが良いんじゃないか』っていう話になったんです。Road to UFCで、フェザー級では僕が小さく見えたんじゃないですか?

大尊(伸光)君、ウィッキー(聡生)さん、長倉(立尚)さんとかに比べたら。ただ、バンタム級に落とした頃はTRIBEにいて、格闘技人生の中で一番練習していた時期だったんです。だから、もちろん体力はありました。でも12キロも落として、かつ戦えるコンディションを作るっていうことは、すごく苦労しました。減量の知識もなくて……。石橋さんとの試合(2016年7月、RNCで一本負け)の時は計量オーバーで」

――そこまで減量が厳しいと、フェザー級に戻そうとは思わなかったのですか。

「フェザー級の時の体と比べたら、筋量とか筋肉とか落ちましたよね。でも、何て言うんだろうな……自分で決めたことじゃないですか。だから、あの時の選択は間違っていなかった――そう思えるようなキャリアを歩んでいきたいんです。石橋戦後から、自分自身で減量やコンディションの作り方を考えるようになって、今はだいぶ良くなってきていますね。もっと良い方法もあると思うし」

――結果、石橋戦後から5連勝を収めています。

「ケビン・クルームに勝ってから(2016年11月、RNCで一本勝ち)ですよね。そのころから、これはやったほうが良い、これが良くないというのが分かってきて。やっぱり軽量級はスピードとスタミナが大事だと思うんで。特にスタミナは、どれだけ普段から自分のコンディションに気をつけているかが重要で、それが今後の課題です」

<この項、続く


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【Shooto2022#02】Road to Second Life=安藤達也の挑戦受ける岡田遼─01─「修斗王者を全うする」

【写真】ある意味、この選手が現代MMAにおいて──もっとも打・投・極を回転させることができているかもしれない──ほめ過ぎか…… (C)MMAPLANET

21日(月・祝)、東京都文京区の後楽園ホールでShooto2022#02 が開催され、メインで修斗世界バンタム級王者の岡田遼が安藤達也の挑戦を受ける。

昨年3月に大塚隆史を下し初防衛に成功した岡田は、その後RIZINバンタム級GPに出場して一回戦負け。修斗の強さを自らの力で示すことができなかった。そんな修斗愛に満ち溢れた岡田にとって、今回の防衛戦が意味することは何なのか。彼の修斗愛は真実なのか──を問うた。


──岡田選手に問いたいことがあります。

「えっ、何ですか」

──修斗愛について、です。

「もう、めちゃくちゃありますよ」

──凄くあることは理解しています。そして修斗バンタム級王者としてRIZINバンタム級GPに挑み、DEEP王者の元谷友貴選手に敗れての防衛戦です。タイトルマッチを戦った倉本一真選手、大塚隆史選手、誰もベスト4にも残れなかったです。

「ただ、優勝したのは修斗の扇久保博正です」

──もう完全に質問の途中から答を用意していましたね(笑)。

「アハハハハ」

──その答えで岡田選手の心は晴れ渡るのでしょうか(笑)。

「アハハハハ。そうですね……。あの場でDEEPのチャンピオンに負けたことは送り出してくださった修斗関係者の皆さま、サステインの坂本代表、応援してくださった皆さまに対して、本当に申し訳ないと思っています。

でも、元々は岡田遼という格闘家のストーリーの本編はずっと修斗だったので。RIZINのバンタム級トーナメントは僕のなかでは番外編なので、また本編に戻ってきたという感じです」

──岡田選手のなかでMMAファイターとして、あの場で負けたことをどのように消化できているのでしょうか。また、どういう風に払拭しようと考えているのか。実はUFCを目指し叶わなかった。そしてRIZINに出た。だから、負けた時点で引退するのではないかと勝手に想像していました。

「まさに僕のMMAファイター人生、今、言われたように修正を加えたモノです。本当は修斗のチャンピオンになった時点で北米を目指していた。それが無理だったからRIZINに出ました。ただRIZINに出たのもトーナメントだったからです。トーナメントは勝ち続けても年末に終わっていた。ということは修斗の防衛期限内に終了している。例え優勝していても、3月に修斗の防衛戦を戦うつもりでいたので。

集大成としては集大成だったのですが、あそこで現役を終えるつもりはなく、必ず防衛戦を戦うと坂本さんと約束して出場しました」

──そこは初志貫徹なわけですね。そして平良達郎選手とラスベガスで練習もしてきました。

「ハイ。前回、不甲斐ない試合をした分、今回のタイトルマッチで修斗のチャンピオンとしてもう1回死ぬほど気合を入れて、最後まで修斗のチャンピオンを全うしたいと思いまいラスベガスで練習してきました」

──この後は、どのように考えているのですか。

「それは去年、話した時と変わっていなくて2022年で格闘技の旅を終えようと思っています。その考えは全く変わっていなくて……ただ、この試合で終えるのか、年内にあと1試合、あるいは2試合戦うのかは鶴屋さんと、防衛戦を終えてから相談しようと考えています」

──やり切るため、ですか。

「ハイ。そうですね」

──戦う選手の気持ちは記者には分からないのですが、やり続ける選手とやり切る選手では気持ちに違いなど出てくるものでしょうか。

「う~ん、ハッキリ長くやらないと宣言したことで、残りの格闘家人生の価値が自分のなかで変わりました。ラスベガスに一緒に行っていた平良は、いくらでも時間があります。でも俺はこれが最後の海外修行だと思うと、1日1日の集中力だったり、賭ける気持ちが全然違うので。今現在は、凄く張りのある生活ができています」

──その心境で臨む、2度目の防衛戦。チャレンジャーが安藤達也選手です。

「安藤君はないと思っていました(笑)。安藤達也はねぇだろうと。大塚選手にああいう形でTKO負けしているので、もうないというのは自分のなかで勝ってに思っていましたね。それでも今回。安藤君が挑戦者だという流れになり『やります』と。それしか、言えないです(苦笑)。

だから今回は相手どうこうでのモチベーションというよりも、修斗のチャンピオンとして防衛期限内に防衛義務を果たすという責任を全うしたいという気持ちでやっています」

──前回がドローだったので、決着戦だという気持ちは?

「石井逸人戦の安藤君はデビュー当時、底の見えない怪物みたいな安藤達也に戻ったのかなっていう風には見えました。ただし、波のある選手ですからね」

<この項、続く>

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MMA MMAPLANET o ONE Ring Girl Shooto Shooto2021#03 Shooto2022#02 Special 安藤達也 岡田遼

【Monday Ring Girl】Shooto2021#03

毎週月曜日にラウンドガールをご紹介する「MONDAY RING GIRL」。第399弾は2021年5月16日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2021#03のリングガールです。

<関連レポート>
【Shooto2022#02】バンタム級ケジメの世界戦=岡田遼×安藤達也。石井×石橋、後藤×ライトイヤーも

(C)MMAPLANET

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ABEMA MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2022#02 ダイキライトイヤー 修斗 内田タケル 安藤達也 宮城友一 山田崇太郎 岡田遼 岩本健汰 当真佳直 後藤丈治 石井逸人 石橋佳大 西川大和 飯田健夫 齋藤奨司

【Shooto2022#02】岩本健汰✖飯田健夫。宮城友一&Lyo,o=砂辺系沖縄シューターが後楽園に

【写真】グラップリングではスキンヘッドでなかった飯田。今回は? (C)MMAPLANET

14(月)、3月21日(月・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2022#02の追加カードが発表されている。

修斗世界バンタム級選手権試合=チャンピオン岡田遼×チャレンジャー安藤達也、同じくバンタム級で石井逸人×石橋佳大、後藤丈治×ダイキライトイヤー戦、そして修斗世界ライト級王者の西川大和✖山田崇太郎と戦うウェルター級戦に続き5試合が決まった。


まず注目はMMA4戦目となる岩本健汰が、飯田健夫と対戦するフェザー級戦だ。ケージレスリング及び極めの部分で既に日本トップクラスという声もある岩本に対し、飯田は1月のGladiatorで組まれたサブオンリーマッチにスクランブル出場し、黒帯柔術家の伊藤元喜をギロチンで下している。

今回の試合、ずばり見どころは飯田が岩本にバックを許さず、上の取り合いに持ち込めるか否か。飯田が伊藤と対戦した同じ日に石渡引退記念興行・漢塾~継承~で、笹川JPにアゴの上からRNCを極めた岩本は、一度だけ下になっている。

リング使用大会でロープの外=エプロンでマウントを取った岩本だが、フリーズからリング中央で再開直後に背中を預けた笹川が立ち上がり、前方に落とされている。

ここで笹川は立ってローという手段にでたことで岩本はパウンドを受けていないが、飯田とすればトップとはいわず組みの中で打撃を織り交ぜたい。クリンチ&打撃、グラウンド&パンチがあるなかで岩本がどのようなグラップリングを見せられるのか、そのような展開があるのか楽しみだ。

またフライ級では宮城友一が、修斗公式戦では初めての東京での試合で関口佑冬と対戦。

また宮城とクロスラインでの練習仲間である当真佳直を沖縄大会で下した内田タケルは、佐々木駿友と。髙谷組元DREAMERSの齋藤奨司がクロスライン所属のLyo,oと戦う。

2人の沖縄勢──しかもtheパラエストラ沖縄ではなく、パンクラシスト砂辺光久系のファイターが聖地の修斗出場というのも興味深い。

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IRIDIUM MMA MMAPLANET UFC VTJ コナー・マクレガー ブランドン・モレノ 修斗 安藤達也 岡田遼 平良達郎 海外

イリディアムと契約、ベガスで出稽古中の平良達郎─01─「明確に一歩近づいた。本当に嬉しいです」

【写真】ベガスで行動を共にする岡田は3月のプロ修斗で安藤達也とバンタム級王座防衛戦が控えている。平良インタビューの間、岡田は夕食になるカレーを創ってくれていたそうだ (C)MMAPLANET

MMAスポーツマネージメント会社=IRIDIUM SPORTS AGENCYと契約を締結した修斗世界フライ級チャンピオン平良達郎

現在は姉妹ジムの先輩である岡田遼とラスベガスのエクストリーム・クートゥアーで出稽古を行っている。その平良にある意味、画期的──そして新しい時代の突入を感じさせる米国のマネージメント会社との契約でUFCと交渉に入る選択をした理由、その背景を尋ねた。


──11月5日、VTJのアルフレイド・ムアイアド戦で勝利した時点で今後についてはどのように考えていましたか。

「そろそろUFCに挑戦できるのかなって思ったり……でもムアイアドに勝っても、そこまで評価されないかなとは考えていました。ならもっと強い選手と手合わせをしないといけない。その2つの想いでいました。

あの時はまだオミクロン株の感染が国内で広まっていなかったので、引き続き外国人選手を修斗が呼べるという空気だったので、3月に強い外国人選手と試合を組んでもらいたいと思っていました。そこで勝ってUFCからオファーがくれば嬉しいし、そうでなくてもコンテンダーシリーズに挑戦できればと」

──これまで日本人選手がUFCや海外に挑戦するとなると、日本人の代理人を立てるか、団体間の繋がりで交渉してもらうということが大半で。もしくは日本の会社とマネージメント契約を結ぶという形で、今回の平良選手のようにイリディアムのような米国のマネージメント・カンパニーと契約という例は、日本在住の選手では記憶にありません。あっ、あと山田哲也選手はカザフスタン人のマネージャーを就けていたことがあったかと……。

「カザフスタン人ですか、凄いですね(笑)。VTJの前からカナダ在住の日本人の方が松根さんと連絡を取り合っていて、僕を応援してくれるようになっていました。その方が米国のマネージメント会社という道もあるんじゃないかということで、VTJ後に映像をイリディアムだけでなく、コナー・マクレガーが契約しているパラダイムとか複数のマネージメント会社やプロモーションに送ってくださったんです。

正直、どういう反応があるのか試しにという感じではありました。そこで取りあえず当たりをつけていれば、次の試合で勝った時に本格的に話せるというぐらいで。そうしたらイリディアムから、その日にうちに返答が来たそうです。

パラダイムも熱心に話をしてくれたようなのですが、それはアジア担当のエージェントの人との話でそこからトップに話を持っていくという状況でした。他は興味ある……というぐらいの返答のなかで、イリディアムでは代表のジャイソン・ハウスさんが、すぐに話したいと言ってくれて。僕としては全く予想もしていない展開でした。

そしてZOOMでジェイソンさんと話をさせていただいて、もう家族ような雰囲気になり、凄く熱が伝わってきたので一緒に頑張りたいと率直に思いまいした。

そうですね……松根さんと話して、イリディアムと契約しようと決めさせてもらった形です。イリディアムはブランドン・モレノが契約しているように、軽量級の選手に強いというのも大きかったです」

──いやぁワクワクする展開ですね。

「UFCと契約するには、どうすれば良いのか本当に分からなかったです。だから、イリディアムと一緒にやっていくことで明確に一歩近づいた。それが本当に嬉しいです。実際、こういうやりとりは松根さんがしてくれていて、そのたびに状況を説明してくれるという感じでした。松根さんは僕が色々と悩むことがないように、本当に負担をかけないようにしてくれて。『お前は大人の世界のことは、気にするな』と言ってくれていました」

──今だから言えますが、松根選手は自分のようなライターにも海外の事情はどうなのかとか、他のプロモーションの状況まで尋ねてきていました。そして、修斗とも気まずい関係にならないよう気配りをして。『平良が一番やりたい方向に進ませてやりたい』と、実直に色々なことを乗り越えているようでした。

「色々と仕事を増やしてしまって、無理させてしまっているかなとは思っていたのですが…………そこまでだったのですね。ただ何をどういう風にしてくれているのかは分かっていなかったですが、自分のために懸命になってくれていることは感じてはいました。イリディアムとのマネージメント契約もしましたし、あとは用意された試合で結果を残して、UFCと契約するだけです」

──自分たちも分かっていないのですが、イリディアムと契約するだけでP1ビザなど取得できるのでしょうか。

「そこは僕も余り分かっていないのですが、松根さんによるとジェイソンさんが『イリディアムとの契約でもビザは取れるけど、UFCを通して申請した方が早い』と言っていたそうで、でそういう風にしようということになっています。ジェイソンさんが、すぐにUFCのマッチメイカーのミック・メイナードという人と話をしてくれたようです」

──では今回の渡米はESTAでの入国なのですね。

「ハイ。仮にこの間にUFCからショートノーティスでオファーがあっても、短期滞在ビザを取って試合には出られるということですが、今は練習に集中しています」

──本当に近づいてきていますね。

「現状はコンテンダーシリーズに出ようと思っています。ショートノーティスの出場もあるかもと松根さんとも話していて、いつでも試合に出られる状態にしつつ──コンテンダーシリーズは問題なく出場できるとジェイソンさんから聞いているので」

<この項、続く>

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