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【POUNDSTORM01】計量終了 アドレナリンMAX? シュール過ぎた大尊✖パトリックのフェイスオフ

【写真】こんなシュールなフェイスオフはない(C)BELLATOR

23日(土)、東京都渋谷区のEXFGITHで明日24日(日)に墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の計量が行われた。

正午に本計量、午後1時からセレモニアル計量&フェイスオフが行われ、リカバリー途中のファイター達は第1関門突破のアドレナリン放出が止まることがないのか、一触即発(※特に17日に行われた記者会見で激しい言葉を交換した選手たちは)というムードが続いた。


まず無謀度☆☆の海飛✖鈴木崇矢戦。

鈴木がすぐに近づき海飛も額をぶつける。これで鈴木が両手で海飛の胸を押しのけ非常に厳しい眼つきに。髙谷裕之が苦笑いして、両者を別けて正面からの撮影に向かわせた。

続いて無謀度☆のスソン✖宇佐美秀メイソン戦。

最初から髙谷が割って入りすぐに正面を向かせたが、再び互いに視線を合わせる。と、カナダで暮らしていたメイソンはFワードとビッ〇を連呼。対してスソンも中指を突き立てるるという──気分は既に北米基準のセレモニアル・フェイスオフになった。

第3試合、記者会見の時から険悪な空気がマックスだった無謀度☆☆☆☆☆の狩野優✖中村京一郎戦。

すぐに中村が拳を伸ばして狩野のアゴに触れさせる。狩野の手の払い方に完全に力が入っており、中村が両手で胸板を押す。狩野も右手で胸を突き返し、さらに中村が押し返すという展開に。血気盛ん──かつノリ的な中村に対し、狩野は我慢ならないというマジモードの怒り心頭具合が表情から見て取れた。

第4試合──無謀度は同じく☆☆☆☆☆、男前度も☆☆☆☆☆の岩﨑大河✖三上ヘンリー大智戦。

狩野✖中村のフェイスオフを笑みをたたえて眺めていた三上、岩﨑と揃って無表情でフェイスオフ。互いに他競技で実績を残し、既に格闘技界の社会通念を肌で感じる経験を経てこの場に立っているだけあって、大人のフェイオフを見せていた。

マックス・ザ・ボディ✖オーディンの無謀度☆☆☆☆☆のFighters Battle Audition最終選考の締めの一番。

両者揃って視線をそれさずも、それ以上のアクションはなくフェイスオフから正面を向き撮影となった。

第2部はエフェヴィガ雄志、齋藤奨司、河名マストがグンター・カルンダ、風間敏臣、山本健斗デリカットというキャリアで上回る選手に対するチャレンジマッチ。

エフェとグンターというのも相当にエグいマッチアップだ。エフェはキャリア2戦目、自分のペースで戦えている時と、そうでないときの動きの差は大きい。それも当然のことだが、フィジカルで圧しきれないと予想されるだけに、厳しい戦いになることが予想される。

本来はよりキャリアのある選手との試合が臨みであっただろう風間は、この日も会見と同様に愛想がなく我が道を行く空気を身にまとっていた。

フェイスオフ後に齋藤が差し出した手を握る返さえないばかりか、その行為にすら何も注意を払っていない様子であった。

他方、河名の凄まじさはこの試合がチャレンジマッチに感じられないことだ。

健斗デリカットを相手に、打撃という部分は相当にチャレンジングな一戦ではあるが、デリカットとしても組まれて嫌な試合になる。つまりキャリアの差云々でなく、技術をベースとした勝負論がこの試合に存在している。

セレモニアル計量とフェイスオフの間にも、選手の感情や信条が伝わって来ていたが、ある意味──頭抜けていたのがコメインの大尊伸光✖宇佐美正パトリックだろう。

アキラ100%の笑いを取りいれた大尊だが、慎重にスタンバっている姿が河名✖デリカット戦から計量会場では確認されており、ウィットネスの髙谷が笑いを我慢できない状況に陥ってしまう。

フェイスオフでは蝶ネクタイと銀の皿で股間を隠した大尊に詰め寄るパトリック。何かあってはならぬと、髙谷だけでなく和田良覚レフェリーが懸命にパトリックを制する。

マイクで「俺にメンチ切っているんで、ボコボコにしてやろうと思います」と凄む大尊のシュールさにも、パトリックは「自分は仕事するだけですね。以上です」と一言。

公開計量終了後にパトリックは「マジでムカついていました。明日は絶対に倒します」と完全にスイッチが入っていた。

そして、修斗ブラジル王者アリアンドロ・カエタノを迎え撃つ中村倫也のメインイベント。この両者も含め全出場選手が本計量、1度目のチェックで体重を落としていたそうだ。

「日本にはミッションをやり切るために来た。明日、完遂する」とカエタノが話し、中村は「たくさんの支えがあってここまで来れました。世界イチ我慢強く、感謝の心を持っている民族の日本人としての誇りを持って明日は戦います」とコメントした。

その中村、セレモニアル計量時には殆どリカバリーがされていないように見えたが、既に2キロは戻っていたようで明日はどれだけ体が膨らんでいるのか。そこも世界標準に達しているかをケージの中で確認したい。

■視聴方法(予定)
4月24日(日)
午後2時30分~ ABEMA PPV

■Poundstorm01計量結果

<バンタム級/5分3R>
アリアンドロ・カエタノ:61.5キロ
中村倫也:61.6キロ

<ライト級/5分3R>
大尊伸光:70.7キロ
宇佐美正パトリック:70.8キロ

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット:66.0キロ
河名マスト:65.9キロ

<バンタム級/5分3R>
風間敏臣:61.5キロ
齋藤奨司:61.4キロ

<ウェルター級/5分3R>
グンター・カルンダ:77.2キロ
エフェヴィガ雄志:77.4キロ

<ライト級/5分3R>
マックス・ザ・ボディ:70.7キロ
オーディン:70.4キロ

<ミドル級/5分3R>
岩﨑大河:84.2キロ
三上ヘンリー大智:83.8キロ

<フェザー級/5分3R>
狩野優:65.9キロ
中村京一郎:65.9キロ

<フェザー級/5分3R>
スソン:66.2キロ
宇佐美秀メイソン:66.2キロ

<フェザー級/5分3R>
海飛:61.6キロ
鈴木崇矢:61.4キロ

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【POUNDSTORM01】全対戦カード決定。一触即発、狩野優×中村京一郎。中村倫也「ただ自分の試合に集中」

【写真】カエタノ以外の出場選手19名と髙谷裕之、岡見勇信が壇上に勢揃い。これから何が始まるか── (C)MMAPLANET

17日(日)、東京港区のベルサール六本木で1週間後、24日(日)、墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の記者会見が行われた。

中村倫也×アリアンドロ・カエタノ、大尊伸光選手✖宇佐美正パトリック、グンター・カルンダ×エフェヴィガ雄志、風間敏臣✖齋藤奨司、山本健斗デリカット選手✖河名マスト戦の5試合と、FIGHTER BATTLE AUDITION最終選考の外敵としてマックス・ザボディ、岩﨑大河、狩野優、スソン、海飛と出場が発表されていた今大会。

昨夜の格闘DREAMERS 2ndシーズンの放送最終回をもって、最終選考マッチ=POUNDSTORM出場選手が決まり、上記の5人の外敵と対戦するのは──上の出場選手紹介順に対戦相手を列記すると──オーディン(※高木オーディン祥多)、三上ヘンリー大智、中村京一郎、宇佐美秀メイソン、鈴木崇矢の5名に。

スポーツ、競技性を重視するLDH Martial Artsの格闘技プロジェクトだが、そこは髙谷裕之総監督のいざという時の喧嘩の強さを重視する姿勢が伝播したか、フェイスオフで一触即発の場面も見られた。

第3試合のフェザー級で対戦する狩野と中村が、頭をぶつける勢いでにらみ合い、髙谷に離されても中村がまた距離を詰めていく。

この両者、それぞれマイクで抱負を語る段階でも狩野が「イライラしていうコトないッスね。両国でできることが一つのステイタスなんで。まぁ自分の試合を視てください」と言えば、中村は「僕はプロデビュー戦なんですけど、こんな強い(パンクラス)ランカーの狩野選手と試合を組んでくれてありがとうございます。イライラして言葉ないって言っているんですけど、普通にビビっちゃって何も言うことないと思うので。そうでしょ狩野君」と挑発する。

憮然とした表情で聞き流した狩野に対し、中村は「確かに狩野君、強くて良い選手なんですけど、試合内容は全然面白くないので1試合ぐらい、僕とバチバチやりあって。狩野君の名前上げてあげようかと」とさらに言葉を重ねた。

それそれが意気込みを語った後、質疑応答へ。MMAPLANETが着眼したのは外敵側──世界を目指す同世代で、キャリアを築いてきた狩野と岩﨑だ。デビュー戦の選手を相手にリスクの高いファイトを受けた両者、負ければこれまでの積み上げてきた実績が水泡と化す。そんな2人に「勝てば、プロモーター髙谷裕之にどのような見返りを求めたいか」と問うと、以下のような返答があった。

狩野優
「POUNDSTROMが継続されるんだったら、何回も何回も呼んでもらいたいッスね」

岩﨑大河
「押忍。自分は──この階級は本当に相手がいないので、世界で戦えるように準備していただければなと思います」

この言葉を受け、司会者が髙谷総監督に一言を求めると以下のような返答が聞かれた。

髙谷裕之
「もちろん対戦を受けてくれた皆、あまりメリットのない試合かもしれないです。それを漢気で受けてくれたというのは凄く感じているので。これからもPOUNDSTROMに参戦してもらって、恩を返していきたいと思います」

またデビューから1年も経ず、メインとコ・メインを任された中村とパトリックは、「去年の自分たちと同じ立場で戦う後輩たちに対し──彼らの試合後のファイトとなるが、どのような戦いを見せたいか」という問いへの返答は以下の通りだった。

宇佐美正パトリック
「自分は見本になれるような圧倒的な試合ができたらなと思います。ハイ、以上です」

中村倫也
「特に前の5人については考えていなくて。もう自分がただ試合をすることに集中しているんで。終わった後、リラックスしながら背中を見てもらえればなと思います」

世界に向けた人材育成と世界に負けない格闘技熱の再興を目標に掲げるLDHのプロジェクト、そのなかでDREAMERSでもEXFIGHTでもない──注目株のサバイバルマッチ──という位置づけで齋藤と対戦する風間について──。

「圧倒してフィニッシュします。終わりで~す」という言葉を発した時の彼の雰囲気が、この場に染まらないという殺気に満ちていたことを最後に付け加えたい。

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【POUNDSTORM01】世界に立ち向かうJ-MMAファイター(05)宇佐美正パトリック「好きに言っとけって」

【写真】デビューは9月、それを考えるとあり得ないマッチアップで大尊としては絶対に負けられない試合だ(C)MMAPLANET

24日(日)、東京都墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01。アレアンドロ・カエタノ対戦する中村倫也と共に宇佐美正パトリックが第3部に出場し、大尊伸光と戦う。

Road to UFC出演、修斗では環太平洋ライト級のベルトを巻き、現在もランキング1位の大尊にデビューから半年、プロ4戦目のパトリックが挑む。現代MMAの軸であるレスリングがワールドクラスであった中村に対し、卓越したボクシングセンスを持つパトリックだが、組み技という軸を養成する必要がMMAファイターとしてあった。その点を踏まえると、ゼロの部分から創り上げてきた成長の疾走感は──基礎があった中村以上ともいえる。

2022年、春~世界に立ち向かうJ-MMAファイター特集~。第5弾は、「2022年は自分のキャリアが動く1年」と断言する宇佐美正パトリックに話を訊いた。


──これが記者会見のセットかという、会見でした(※取材は3月3日に行われた)。

「本当にそうですよね」

──ある意味、色々な人に見守られての会見でもありましたね。

「緊張し過ぎて、何を喋ったら良いかも飛んじゃっていたんですよ。とにかく記者会見が終わってホッとしています。試合も発表されたので、これからしっかりとスイッチを入れて倫也さんと一緒に勝ちたいです」

──試合が決まってから、発表まで間があったような気がします。

「そうですね、僕は大尊選手が受けてくれると聞いていたのは2週間ほど前でした」

──対戦相手が大尊伸光選手と聞かされた時の気持ちは?

「激熱ッ!!っていう気持ちですね(笑)。来たぁっ!!──て、感じですね。だって修斗のランキング1位ですよ。それを取ってしまえば、指名試合で挑戦もできるし」

──LDH martial artsの1年生が修斗をぶっ潰していますね。

「いやいや、そんなことないですよ。全然ッスよ。むしろ、僕は修斗のおかげで色々な選手と試合をさせてもらって、感謝の気持ちでいっぱいです」

──そこで修斗らしいのが、大尊選手にしてもこの試合を受けるということですよね。普通は避けたくなるでしょうに。

「断られないですよね、そうやって指摘されたら。ソレ、嬉しいです。もっと感謝の気持ちでいっぱいになります。それだけの気持ちで、デビュー4戦目の選手と戦ってくれる大尊選手もそうだし、これまで戦ってくれた選手にもリスペクトの気持ちでいます。

そういう気持ちでいても、試合って勝ち負けはついてしまうものなので。尊敬できる選手だからこそ負けたくないので、自分は練習していくだけなんです」

──なぜかライト級チャンピオン西川大和選手と対戦相手が被るような気がします。以前は、西川選手の試合内容に負けないようと意識していた部分がありましたが、今回はいかがですか。

「西川君、階級上げるじゃないですか。日本ではウェルター級で戦っていくという話が入ってきて。そういうのは面白くないなって。だから、もう彼を意識することなく強い人と戦って倒していくだけです。

髙谷さんと岡見さんから与えられた相手には、『俺はやります』って答えるだけです。しっかりと意味のある試合を組んでくれるので。そうやって戦っていきます。それだけ自信を持っているので。それも髙谷さん、岡見さんにメチャクチャ練習で追い込まれているからで。そしてLDHのサポートがある。だから、どんな状況でもしっかりと動いて勝てると思っています」

──大尊選手も意地があるはずです。どこに気を付けないといけないと思っていますか。

「振って来るパンチとテイクダウンじゃないですかね。レスリングがバックボーンでパワーがあると思います。体もゴツイし。でも僕はそういうところでなくて、細かい部分をジリジリと詰めてしっかりと勝ちます。

大尊選手にはおいしくない試合かもしれないですが、僕は自分にはランキングに入れる力があることをアピールする戦いになります。だからこそ、そういう細かいことの積み重ねで勝ちます」

──去年の今頃、「倒されたら……」という不安があったかと思います。その場合は相手の打撃も見えづらくなるかと。

「今はもう組まれてからの対応に自信があるので、めちゃくちゃパンチも見えています。トップレスラー、えげつないレスラーが練習仲間にいますからね。レスリングのことは何を聞いても、答を用意してくれています。それがあるだけで、どんどん対戦相手のことが分かってきます。もちろん、レスリングの動画とか視て勉強もしています。倫也さんがいるのは、大きいです。

それにデビュー戦でテイクダウンされて、立ち上がることができた。アレが大きかったです。以前はテイクダウンされて、上を取られると怖かったです。でも、あの試合で立てたことで凄く自信になりました」

──グラウンドに持ち込むと、何とかなると思われているとすれば?

「好きに言っとけって思います。俺はちゃんと練習しているし、皆さんが思っている以上に成長しています。それをちゃんと見せつけたいです」

──ところで倫也選手はPOUNDSTORMという大舞台ですが、ステップアップするためのフィーダーショーです。現状、倫也選手とパトリック選手ではキャリアアップに関して、同じスピード感ではないかと思われますが、パトリック選手はPOUNDSTORMで戦うこととキャリアアップをどのように捉えていますか。

「アピールできるなら、どこででもアピールしたいです。それは海外も含めて。2022年は自分のキャリアが動く、そういう1年になると思っています。そういう風に僕がなるためにもPOUNDSTORMでは、相応しい相手と戦わないといけなくて。それが大尊選手だったんだと。

POUNDSTORMは、これから世界を目指す人間が集まるところです。結果、レベルの高い大会にんる。本物の格闘技が好きな人は、絶対にチェックしてくれるはずです。このイベントがあることで、色んな意味で良い影響を日本の格闘技界に与えられる。そういう大会になると思っています。

EXFIGHTもそうですし、完全に格闘技として成り立っていますからね。選手のことしか考えていない。だから試合も厳しい。厳しいから意味があると思っています。そこを乗り越えていかないといけないので。世界に行くために、自分から好き好んで厳しい状況に身を置きたいです。達成感を感じたいので。嫌々やっているわけじゃないですからね」

──弟の宇佐美秀メイソン選手も昨年のパトリック選手のように、世界を目指し挑戦を始めました。一緒に練習することも増えたかと思いますが、その辺りはプラスになっていますか。

「練習の時は弟としては見ていないです。1人の選手として、見ています。メイソンに追いつかれるのは絶対嫌なので……。僕の方が先に始めているわけですし、寝技のスパーリングでも一本を取るようにして、メイソンにアドバイスできるよう先を進もうと心掛けています。

ただ、凄く良い刺激になります。メイソンも組む度に成長していますし。力もついてきて。向き合った時の圧もそうですね。弟が日に日に強くなっているからこそ、僕も負けたくないという気持ちで練習に向き合えます」

──なるほど。では大尊戦、何を狙って戦いますか。

「今回は✖✖✖で行きます(笑)。菅原(和政)戦の前も、左じゃなくて右で倒すって言って……伏字にしてもらっていたけど、右で倒したじゃないですか。今回は✖✖✖で倒します」

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【POUNDSTORM01】風間敏臣✖齋藤奨司&外敵はマックス・ザ・ボディ、岩﨑大河、狩野優、スソン&海飛

【写真】風間としては、負けていられないファイトに。一方、齋藤は自己証明の戦いだ(C)MMAPLANET & MATSUNAO KOKUBO

2日(土)、4月24日(日)に東京都墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の第1部でFIGHTER BATTLE AUDITIONの最終選考を兼ねた5試合で夢を潰しに掛かる外敵5選手と、第2部のJ-MMAの新鋭マッチ1試合が発表された。

決定カードは風間敏臣✖齋藤奨司のバンタム級マッチだ。風間は2020年に柔術からMMAに転じ、その柔術力に加えてレスリング&スクランブルでも着実という表現以上に、成長の跡を見せる9勝1敗の注目株だ。

現在、パンクラス・バンタム級戦線でランク1位と文字通りのホープが、修斗2勝1敗の格闘DREAMERS出身の齋藤を迎え撃つ形のファイトといっても良いだろう。


昨年のネオブラ優勝、今年の1月にはDEEP興行=石渡伸太郎引退興行「漢塾~継承~」で実施されたバンタム級Tを2試合連続初回一本勝ちで制した風間にとって、齋藤戦はキャリアップの契機とはならない、勝つしかないファイトといえる。LDHが手掛ける舞台で、今後に向けて名前を売るしか旨味の無い試合といっても過言でない。

対して学生ボクシングからキックを経てMMAに転じた齋藤には大きなチャンスであると同時に、同期DREAMERSといえる中村倫也や宇佐美正パトリックと同じ日に両国の舞台に立つことになる。

EXFIGHTでなくFight Farmを選んだ──POUNDSTORM発起人の髙谷裕之の選手育成裏LDH martial arts版といえる──齋藤。自身が苦手とする部分で、若い選手のなかで最も力のある風間との戦いは、DREAMERS同期と違う選択をした自身の自己証明の一戦でもある。

加えて外敵として、両国国技館のケージに立つことが発表されたのは以下の5選手だ。

ライト級:マックス・ザ・ボディ
ミドル級:岩﨑大河
フェザー級:狩野優
フェザー級:スソン
バンタム級:海飛

現在ABEMAで放送中の格闘DREAMERS 2ndシーズンは先週の中継時点で生き残っているのは鈴木崇矢、須藤晃大、藤波勇飛、宇佐美秀メイソン、中村京一郎、高木オーディン祥多、三上ヘンリー大智、松井涼の8選手だ。

今夜の放送分の冒頭先行公開で、須藤がYU-YA、中村が石田拓穂と戦う2試合を含め、生き残っている選手達がPOUNDSTORM =最終選考試合出場を兼ねた三次審査試合に挑むことが明らかとなっている(※1月31日に収録済み)。

8人残っているDREAMERSに対し、本日発表された外敵は5選手。つまり三次審査で3人が脱落となるわけだ。果たして、彼らの夢を摘み取りに来る面々、夢破れる者は誰になるのか。加えて今夜放送分の先行公開第2弾で鈴木が涙し「皆と同じ舞台に立ちたかった」と語るシーンが公開されている。

LDHのMMAプロジェクトは、POUNDSTORMに向け──いよいよ拍車が掛かってきた。

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ABEMA Grachan54 MMA MMAPLANET o RIZIN ボクシング 中村倫也 原口伸 大宮優 宇佐美正パトリック 岩本健汰 植田豊 河名マスト 長野将大 鶴屋怜

【Grachan54】原口伸が植田豊と暫定ライト級王座決定戦へ。超ルーキーは足し算を間違えないMMAが必要

【写真】2021年デビュー組、初の王座戴冠となるか。それとも植田が意地を見せるか(C)MMAPLANET

1日(金)、GRACHANより5月15日(日)に東京都港区の品川インターシティホールでGRACHAN54が開催され、メインで植田豊✖原口伸の暫定ライト級王座決定戦が組まれることが発表された。

この日は昼夜2興行制となり、Grachan54が昼の部、Grachan55が夜の部として実施され本日のプレスリリースでは昼の部のカードが明らかとなった。


2019年フリースタイルレスリング70キロ級全日本王者、昨年9月のMMAデビューから2勝1NC、原口が4戦目で王座挑戦の機会を得た。

J-MMA界の未来──2021年デビュー組は、中村倫也&宇佐美正パトリック、鶴屋怜、河名マスト、岩本健汰、原口の同門である野村瞬太とレスリング、ボクシング、空手、グラップリングの全日本クラスがズラリと揃っており、デビューイヤーからキャリアで上回る相手を引きずり下ろし、急激に存在感を増している。

そんななか早くも、原口がタイトル挑戦の機会を得ることになった。対する植田は過去にグラチャンだけでなくGladiatorでもライト級王座挑戦経験があるベテランだ。

前回の大宮優戦を見る限り、原口はがぶってのパンチや首相撲からのヒザ蹴り、勝負を決めた最後の接近戦でのフックの連打とMMAへの対応力はつきつつある。

その一方で打撃を使おうとするあまり、パンチを被弾する数も決して少なくない。特にまだコンビネーションは見えておらず、右でステップインしてきた大宮の左フックを浴びてダウンを経験している。

ここから大宮がマウントに移行し、スクランブルに持ち込んだことで、レスリング力でピンチから脱したものの、老獪な植田とその頭脳=山崎剛Me,We代表であれば優勢のままスタンド戦に戻るという選択をしていたかもしれない。

世界レベルのレスリングがベースだけにテイクダウン&スクランブルの強さはある原口だが、パンチを被弾して組まれることも少なくなかった。気になったのは組みの攻防のなかで、フィジカルに任せた強引な小手投げを見せていた点だ。金網の位置を考慮しないあの手の荒い攻撃を植田相手に繰り出すと、バックを許し致命傷となる可能性もある。

サウスポー、リーチのある植田は抑え、極めの強さは10勝8敗という戦績以上のモノがある。今回の対戦の肝は、組む前の間──だ。3月のままの原口だとサウスポーの植田のジャブをより多く被弾する可能性も十分にある。

と同時に、組んでからの打撃の強さを前段階で原口が使えるようになっていれば、一方的な展開になる可能性すらある。それは最後に打ち勝ったパンチではなく、対戦相手の大宮が見せていた組むためのパンチが使えるかどうかに掛かって来る。

同様に削り合いになった時に、原口が5分✖3Rの戦い方ができるか否か。この暫定王座決定戦、原口がMMAをやり過ぎれば勝機は植田に。レスリング時々パンチという打撃を駆使できるようになっていれば原口……という見方もできる。

そのポテンシャルの高さを十分に理解した上で、足し算を間違えることがないMMAが原口には必要となってくるだろう。

また今大会のセミではEXFIGHTで地に落ちた自信をグラチャンで取り戻しつつある長野将大が、加マーク納に挑む。柔道ベースの組み力の強さを持つ加マーク納に対し、長野はスピードと手数の多さで切り崩すことがデキるのか。

王者がRIZINに戦場を求めているライト級とフライ級にあって、暫定王座の制定はもちろん、波風を起こす興味深い2つのマッチアップだ。

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ABEMA EXFIGHT04 EXILE HIRO MMA MMAPLANET o ONE アレアンドロ・カエタノ エフェヴィガ雄志 中村倫也 修斗 大尊伸光 宇佐美正パトリック 山本健斗デリカット 岡澤弘太 河名マスト 髙谷裕之

【POUNDSTORM01】河名マスト×健斗デリカット、エフェ雄志×カルンダ。抜擢=試練のファイト決定

【写真】長所を消される可能性のあるエフェと、短所をつかれる可能性のある河名。両者の出場が決まった(C)MMAPLANET

20日(日)、4月24日(日)に東京都墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORM01の追加カードが発表された。

第1部がFIGHTER BATTLE AUDITIONの最終選考を兼ねた5試合、第2部では格闘技界注目の若手選手が出場する3試合──そして第3部ではLDH martial arts/EXFIGHT所属の中村倫也がアレアンドロ・カエタノ、宇佐美正パトリックが大尊伸光と戦うことが発表されている同大会。

今回の追加カードは注目の若手選手が出場するという第2部に当たる──フェザー級=山本健斗デリカット×河名マスト、ウェルター級のグンター・カルンダ×エフェヴィガ雄志の2試合だ。


常々同プロジェクトの発起人であるEXILE HIRO氏と髙谷裕之総監督はLDH所属ファイター、EXFIGHT所属選手だけでなく対戦相手も世界と戦う、J-MMA界の活性化するチームという見方をしており、その言葉通り2月のEXFIGHT04でプロファイトを戦い勝利した河名とエフェの両者の試合が組まれた。

何より河名とエフェにも苦手な部分をつく相手、得なところを消す可能性のある相手が用意され、髙谷路線というべきガチなマッチアップとなっている。

河名はLDH/EXFIGHTファイターの中村倫也の大学の同級生、専修大学のレスリング部をフリーとグレコと引っ張った両輪だ。昨年7月のMMAデビュー戦では、全く打撃に対応できないなかグレコを駆使して戦うも流血TKO負けを喫した。

その後は10月、12月、1月、そして2月という地獄の連戦を4連勝しており、打撃の距離も長くなるなかで組み力=テイクダウン能力と高さとコントロールの高さを見せつけてきた。

とはいえ両国で戦う健斗デリカットはキャリア20戦目を迎えるプロシューターで河名の苦手な打撃がストロングポイントのパワーヒッターだ。既に環太平洋王座に絡んでいる健斗デリカットの左のパワーショット、そしてミドルを如何に掻い潜ってグレコに持ち込むのか。簡単にはいかない戦いが河名にまち受けている。

一方、エフェはプロ修斗昇格後もウェルター級という階級もあり対戦相手が見つからずプロデビューを果たせていない時期にEXFIGHTのアマチュア戦で注目を集め、2月のデビュー戦でキャリア30戦の岡澤弘太を70秒でKOした。

エフェの強味は何といってもトーゴの血が流れるフィジカルの強さにある。そんなエフェに対し、カルンダは柔道からMMAに転じ南アフリカのEFC~ONE Warriorsを経て、東京に辿り着いた流浪のコンゴ人ファイターだ。

つまりこの試合もフィジカルの強さで押し切ることができないカルンダをエフェに当てたPOUNDSTORMらしい、情け容赦のないカードとなっている。

この他、第1部の5試合は4月16日(土)にABEMAで放送される格闘DREAMERS最終回の選考試合で勝利し認められたファイターが出場し、LDHマーシャルアーツとの契約を賭けた外敵がぶつけられることになる。

いってみればPOUNDSTORMはLDHアーティストのサポートを受け、プロデビュー戦や活動2年目の選手が中心となる陣容で、両国国技館が舞台となる──おしゃれ感覚な空気をまとった破天荒なJ-MMA大会だ。

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Brave Fight26 DEEP Grachan53 MMA MMAPLANET o RIZIN UFC VTJ VTJ2021   ラデック 修斗 原口伸 大宮優 宇佐美正パトリック 宮田和幸 岡澤弘太 岩﨑ヒロユキ 木下憂朔 藤村健悟 野村駿太 高須将大 黒井海成

【GRACHAN53×BRAVE FIGHT26】岩﨑ヒロユキ「本当に強い選手」x宮田和幸「対戦相手も成長する大会」

【写真】 原口伸に対する、大宮優。野村駿太に、藤村健悟。3年後のJ-MMAのためのサバイバル戦(C)MMAPLANET

12日(土)、東京都の大田区産業プラザPIOで開催されるGRACHAN53×BRAVE FIGHT26の見どころを、GRACHANプロモーター岩﨑ヒロユキ氏と、宮田和幸BRAVE代表が語るインタビュー後編。

メインの原口伸×大宮優を筆頭に、BRAVE所属選手と他ジムの若手選手が対戦するマッチメイクが並んだ今大会。両者が注目する選手と試合は……。きっと、この2人が最も今大会を楽しみにしているに違いない、そう思わせてくれる内容となった。

<宮田和幸×岩﨑ヒロユキ対談Part.01はコチラから>


――今回のGRACHAN×BRAVE FIGHTはアマチュアの試合から始まり、後半はBRAVE所属の5選手が出場します。そんな今大会のマッチメイクのテーマを教えてください。

岩﨑 今回は原口伸×大宮優、ともにプロデビューしてから間もない選手の試合をメインに持ってきました。僕としては今後の日本MMAの明るい未来を信じつつ、2人にとって2022年のスタートとして大事な試合になります。

――日本MMAの明るい未来、ですか。

岩﨑 去年から、宮田君のジムから原口伸君たちのような、実力のある選手がどんどん出てきていて。まだキャリアはなくても強いという選手が増えています。そして、これからさらに若手選手が、どんどん出て来る予兆がある。その点を考えたマッチメイクになっています。

――宮田さんが主宰するBRAVEジムからは、他競技で実績のあるポテンシャルの高い選手がデビューしていますね。

岩﨑 そう、宮田君のジムが最近すごいよね。

宮田 そうですね。でもウチのジムから選手が出てきているのも、決して突然ではないんですよ。GRACHANもそうですけど、やっぱり積み重ねることが大事で。ウチでいえば芦田崇宏や、GRACHANに出ていた選手でいうと鈴木隼人(初代GRACHANフライ級王者)たちの活躍があったからこそ、今の原口とか才能のある選手が入ってきてくれたんです。芦田も鈴木も下積みが長かったし、今の選手もここ最近出てきただけで、ずっと下積みを経験きましたから。

――なるほど。次に、今大会で岩﨑さんと宮田さんが注目する試合を教えていただけますでしょうか。

宮田 僕は原口、そして野村駿太の試合ですね。同じライト級で、2人とも良いものを持っています。原口はレスリングがベース(2019年全日本フリー70キロ級優勝)で、UFCを狙わせたいと思っています。……いや、野村にはUFCを狙わせたくない、っていうわけじゃないですよ(笑)。

――アハハハ、分かります。野村選手は昨年11月のVTJ2021で宇佐美正パトリック選手に判定負けを喫しているので、今回は仕切り直しの一戦になりますね。一方の原口選手は、同じくVTJ2021では岡澤弘太戦で試合を優勢に進めながら、バッティングによるノーコンテストに終わりました。この2選手について、VTJ2021から現在までの成長具合はいかがでしょうか。

宮田 それが……彼らはMMAを始めてまだ1年なんですよ。原口は去年まだ大学生だったし、野村がジムに入ってきたのも去年の3月です。2人とも1年の間に、ものすごいスピードで強くなってきました。だから今回は、ぬるいマッチメイクにはしていません。2人とも相手が強いですからね。まず原口と対戦する大宮選手は試合映像を見たら、勝った対戦相手が凄かったので。

岩﨑 大宮選手は昨年のDEEP大阪大会でデビューしたばかりで(11月21日、安達健一郎にキムラで一本勝ち)、今回がプロ2戦目です。でも2年前にアマチュアの試合で、今パンクラスやRIZINに出ている木下憂朔選手に勝っているんですよ。

大宮選手はライト級なのに、1階級上の木下選手にキムラを極めていて。大宮選手も絶対に上へ来る実力の持ち主ですから。反対に今回の試合を乗り越えたら、原口君も自信を持っていいと思います。

宮田 野村と対戦する藤村選手も最初に見た時、めちゃくちゃ良い動きをするなと思いました。野村にとっては全然楽な相手じゃなくて、むしろチャレンジマッチですよね。

岩﨑 野村君についてはストライカーのイメージを持っていたんですけど、練習を見るとテイクダウンのディフェンスが、すごく速くなっています。見ていて「あぁ、こんなに成長したんだ」と思いました。だからこそ、苦手なグラップラーである藤村選手を当てました。両者に期待を込めて。

宮田 僕も最近、考えを改めたんです。昔はウチの選手に対して、じっくり経験を積ませようと思っていました。でも最近は、それよりもどんどん強い選手と試合させるほうが良いかな、と。岩崎君とそういう話をして、原口も野村もMMAを始めて1年で対戦するレベルではない相手との試合を組んだんですよね。

岩﨑 プロモーターとしても以前なら、もっとゆるく段階を上げていったかもしれません。でも、僕も宮田君と同じことを感じていて……時代が変わってきたんです。もし試合で負けるとしたら、若いうちに敗戦を経験したほうが、選手にとって財産になると思っています。

今回もこの2試合だけではなく、若手も戦績が近く、かつ本当に強い選手をピックアップした試合ばかりです。これは対戦する両者が成長できるマッチメイクだと思います。

宮田 岩﨑君はGRACHANの代表だから、相手に対しても同じことを思っているはずだけど、この大会から対戦相手も含めて成長していくんじゃないですか。ウチの選手もそうだし、他の選手も長く続けてくれれば、数年後にはトップ戦線に行くと思いますよ。

――お話を聞いていると、かつての修斗下北大会を思い出します。その後の日本MMAを支えていく選手たちが、北沢タウンホールのクラスB戦で鎬を削っていました。

宮田 あぁ、分かります。今回の大会も同じようになりますよ。何年後かに見たら、「この選手とこの選手、こんな段階で対戦していたの?」とか思ってもらえるような。

岩﨑 絶対にMMAPLANETを読んでいるMMAファン好みのマッチメイクだと思いますので、ぜひ期待してください。

■視聴方法(予定)
3月12日(土)
午後1時00分~ GRACHAN放送局

■ 対戦カード

<ライト級/5分2R>
原口伸(日本)
大宮優(日本)

<73キロ契約/5分2R>
岸本篤史(日本)
モリシマン(日本)

<ライト級/5分2R>
野村駿太(日本)
藤村健悟(日本)

<バンタム級/5分2R>
高橋謙斗(日本)
フミ・グローブTV(日本)

<フェザー級/5分2R>
黒井海成(日本)
杉本静弥(日本)

<フェザー級/5分2R>
和田健太郎(日本)
誠人(日本)

<無差別級/5分2R>
ラデック(チェコ)
高桑格(日本)

<フェザー級/5分2R>
拓MAX(日本)
高須将大(日本)

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MMA o UFC キック ボクシング 中村倫也 修斗 大尊伸光 宇佐美正パトリック 論田愛空隆 野尻定由

【EXFIGHT】POUND STORMに中村倫也と宇佐美正パトリック参戦!

LDHが手掛ける総合格闘技の登竜門的大会EXFIGHT。その上位に位置するメガイベントPOUND STORMが4月24日に両国国技館で開催されます。その第一弾対戦カードとして、中村倫也(EXFIGHT/LDH martial arts)×アリアンドロ・カエタノ(パラナ・バーリトゥード)、宇佐美正パトリック(EXFIGHT/LDH martial arts)×大尊伸光(野田ボディビル同好会)の2試合が発表されました。

EXFIGHTに所属する2大エースが参戦。それは当然だとしても両国国技館のメインとセミを務めるとは。。。昨年プロデビューした2人の成長の早さに改めて驚かされています。何とも夢のある話じゃありませんか。
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中村の対戦相手のカエタノはMMA30戦23勝6敗1分と大きく勝ち越している34歳のブラジリアン。ギロチンチョークでの一本勝ちが多く寝技をベースにしてるいるようです。

レスリングで突出した実績のある中村ですがパワフルな打撃も魅力的。論田愛空隆をハイキック1発で仕留めると、開始と同時に飛び掛かって野尻定由をパンチを当ててパウンドアウトして、ストライカーでもできないような鮮烈なKOを飾っています。

グラップラーを相手に打撃で行くのかテイクダウンで本領発揮するのか興味津々。デビュー以来まだ底を見せていない中村のリミッターが外れて新たな一面を見られるか、非常に楽しみなマッチメイクです。
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そしてボクシング高校六冠の宇佐美の相手はなんとなんと修斗ライト級世界ランキング1位の大尊!何とも危険で個性的な相手。最近のファンは知らないかもしれませんが、ROAD TO UFC JAPANで「ソーリーごめん」の名セリフで一躍ブレイクしたんです。

大尊の持ち味はパワフルな打撃。宇佐美となら真っ向からの打撃戦になるのは間違いないでしょう。大尊の一撃必殺のブン回すパンチか、宇佐美のボクシングに裏打ちされたテクニックか。掛け値なしの好カードです。

まだ2カードだけですが、既存の有名選手に頼ることなく、EXFIGHTに所属する若手をメインとセミに抜擢するマッチメイクは次世代のエースを育てようとする姿勢は鮮明すぎるほどに鮮明。このイベントは大化けするかもしれない。
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ABEMA EXILE HIRO MMA MMAPLANET o UFC ジェシカ・アンドレジ 中村倫也 修斗 大尊伸光 宇佐美正パトリック 岡見勇信 髙谷裕之

【POUNDSTORM】「格闘家が主役」中村倫也が修斗ブラジル王者カエタノ。パトリックは大尊伸光と対戦!!

【写真】主役はこの2人だ(C)MMAPLANET

2日(水)、東京渋谷区のセルリアンタワー東急ホテル・ボールルームで4月24日(日)、墨田区の両国国技館で開催されるPOUNDSTORMの記者会見が行われた。

まずPOUNDSTROMの発起人としてEXILE HIRO氏、髙谷裕之、岡見勇信が登壇し、司会者との質問に答えるというトーク形式で会見は進んだ。

続いて大会当日にパフォーマンスを行うEXILE SHOKICHI、白濱亜嵐、武知海青、さらに出場選手として中村倫也、宇佐美正パトリックがステージに現れた。


トークのなかではHIRO氏から「髙谷監督と岡見君との出会いによりLDH martial artsが立ち上がり、2人の夢に共感し友に夢を叶えさせていただきたいと思いチームを創りました。そこで選手を集コミュニケーションをとって積み、2人の夢に自分の夢を乗っけて今に至ります」と同大会が行われるようになった経緯が聞かれた。

髙谷と岡見の夢とは「格闘技の素晴らしさを届ける」、「これからの選手を応援し、世界との差を埋める」、「子供たちが格闘家を目指す、そんな夢を見ることができる舞台を創る」こと。その舞台がPOUNDSTORMになる。

会見を通して印象に深かったのはHIRO氏が「試合がメイン。主役はあくまでも選手で、アーティストは選手の試合が引き立つイベントにする」と話したように、とにかくMMAが軸にある舞台となることが繰り返しアーティストの口から発せられたことだ。

その主役となるMMAの試合は第1部がFIGHTER BATTLE AUDITIONの最終選考を兼ねた5試合。第2部が格闘技界注目の若手選手が出場する3試合。第3部がLDH martial arts/EXFIGHT所属の中村倫也と宇佐美正パトリックが、それぞれアリアンドロ・カエタノと大尊伸光と戦う試合で構成されることが明らかとなった。

中村と戦うカエタノはキャリア23勝6敗1分、元UFC世界女子ストロー級王者ジェシカ・アンドレジと同じパラナVTの所属で、2020年12月には修斗ブラジル・スーパーバンタム級(※63.5キロ)王座を獲得している。

「僕ぐらいのキャリアの選手では戦うことができない位置にいる相手だと思います。わざわざブラジル、地球の裏側からやってくるという意味、髙谷さんや岡見さんを始め、この試合が組まれるためにご尽力くださった意味をしっかりと捉えて、キャリアの差を熱量で埋めて当日は両国を爆発させたいと思います」と中村が意気込みを語った。

一方パトリックは元修斗環太平洋ライト級王者との対戦について、「自分自身は挑戦者のつもりでいるので。チャレンジャーという気持ちを忘れずにしっかりと戦おうと思います。自信はメチャクチャあります」と話した。

会見はHIRO氏の「LDH martial artsを通じて選手の皆さん、ご家族の皆さん、関係者の方とか本当にたくさんの人と僕らも出会うことができています。そういう方々が笑顔になり、幸せにある仕組みを絶対に創っていきたいと思うので、POUNDSTORMを成功させてLDHのテーマであるLOVE、DREAM、Happinessを実現したいです」という言葉でライブ配信は締めくくられた。

その後の質疑応答では「格闘技単独のビッグショーも視野に入れているのか」という質問に対し、HIRO氏が「もちろん考えています。POUNDSTROMもそうですし、EXFIGHTなど色々な大会に挑戦しているので、選手の皆さんが良い形で戦える場所を提供したいです。さきほども言いましたけど、チーム一丸となって色々と面白いエンターテイメントを創っていきたいので、その時の状況に合わせて様々なイベントを創っていきたいと思います」という返答が聞かれた。

この発言を受けて髙谷も「アマチュアの大会、EXFIGHTシリーズを主催していて、段階を踏んで夢を描けるような舞台を創っていくので格闘技一本でも楽しめる良い大会を創りたいと考えています」と言葉を続けた。

試合とエンターテインメントの合体という部分で「試合とLIVEがぶつかり合わず、相乗効果のあるイベントにするので、雰囲気、メリハリを大切に。そして格闘技ファンとそうでない人も巻き込んで新たなエンターテイメントとして確立させる」というPOUNDSTROM、J-MMAの新機軸となるか──更なるカードの発表が待ちたい。

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ABEMA MMA MMAPLANET Shooto Shooto2022#01 キック 修斗 宇佐美正パトリック 菅原和政 西川大和

【Shooto2022#01】菅原をKOし3連勝、宇佐美正パトリック「『右で倒す』って言ってホンマに右で倒した」

【写真】試合前に公言したようにキレーな顔で試合を終えた(C)MMAPLANET

16日(日)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2022#01で、宇佐美正パトリックが菅原和政から1R4分54秒でKO勝ちを収めた。

試合後の会見で「左フックを打った時にカウンターを狙ってきたんで、危ないと思って右にすぐ切り替えました。髙谷さんからも右から3つと言われて、瞬間にダウンを取れた」と冷静に語っていたパトリック。その会見から、MMAPLANETの質問への返答に特化したパトリックの言葉をお届けしたい(※抜粋)。


──まず、計量後の目の周囲のこけように驚かされました。

「いや、水抜きを多めにしたんですよね。言うても……1時間半ほどで終わっているので。減量よりも4カ月で3試合というのが、気持ち的にしんどい部分がありました。それ以外は相手に負けるとか全然なくて、今日も見てもらって分かるように自信満々でしっかり気合の入った僕を見てもらえたんじゃないかと思います」

──菅原選手は修斗世界ライト級王者の西川大和選手の顔を腫らし、パウンドを入れました。その選手を相手に、今日の自身の戦い方ができたことをどのように自己評価しますか。

「満足はしていないです。自分はチャンピオンでなく、いつまでも挑戦者なので。先輩にも『死ぬまでチャレンジ』と言われています。チャンピオン云々でなく、自分は挑戦し続けることに拘っています。

西川君と菅原選手の試合を考えると、手応えは感じています。ちょっとずつ近づいてきているなって、今日は思いました。試合前のインタビューで、『右で倒す』って言ってホンマに右で倒したじゃないですか?」

──そこは使わないで欲しいということだったので、文字化はしていないですが……(苦笑)。

「そうでした(笑)。ありがとうございます。『絶対、そこは隠してください』って(笑)。ちゃんと倒し切れたので、手応えはあります。

最初にダウンを取って、次のハイキックで力んでスリップして組みからがぶられるっていう展開になったけど、フィジカルとかもGENでやってきたこともあって、全く問題なかったです。

やっぱり普段から倫也戦とやっていて、スピード感も全然違うので。自分的には色々と練習してきたことが出せて良かったと思います。倫也さんと一緒の日に試合ができて、勝てて良かった。一番やりたかったことなんで」

──倒しに行こうと、やや攻め気になって振りが大きくスラッピーになっていたきらいはなかったですか。

「今日の試合は距離感とかも考えて、大きく打つっていう作戦でした。最初に向き合ってインローで距離を取っていた時に、ちょっと長いなって思って。距離を取ってきたときには、ああいう風に大きなパンチを打つということで髙谷さんとやってきたので、練習通りできました」

──ラッシュ前の一発は踏み込んで、右オーバーハンド気味に打ったのでしょうか。

「そうですね。テイクダウンとか来ても大丈夫のように、低い姿勢で打とうと思っていました」

──これでデビュー以来3連勝です。

「全然、満足していないです。これからしっかりともっと狙って行って、名前のある選手を喰って今後に繋げていければと思います」

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