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【LFA144】強豪プエルタと再起戦、堀内佑馬─01─に訊いたRTU「終わった。格闘家人生が終わった」

【写真】フエルタ戦を週末に控えた堀内に、Road to UFCのことを聞かずにはいられなかった(C)MMAPLANET

14日(金・現地時間)、サウスダコタ州スーフォールズのサンフォード・ペンタゴンで開催されるLFA144「Gafurov vs Silva」に堀内佑馬が出場し、フアン・プエルタと対戦する。

10代で渡米し、UFCを目指してきた堀内が掴んだRoad to UFCというチャンス。しかし、トップノイ・キウラムに判定負けを喫し、儚くも夢が現実になることはなかった。何よりも勝負を賭ける場面、オタツロックでホールドして試合を終えるという悔いの残る戦いをなぜ堀内はしてしまったのか。

再起戦、元Titan FCフライ級王者でコンテンダーシリーズでも勝利している強豪プエルタとの戦いを目前に控えた堀内に対して──人生を賭けた場で、勝負に出られなかった理由を尋ねずにはいられなかった。


──もう、すっかり頬がこけていますね。

「あと水抜き分ぐらいですかね」

──LFAは計量の前日に現地入りなので、アーバインでそこまで落とす必要があるのですね。

「そうですね。今回はスーフォールズに到着するのが夜の10時ぐらいなので、水抜きは少し心配です」

──ファイトウィークのタイミングで申し訳ないですが、6月のRoad to UFCを振り返ってもらいたいのですが。あの展開、3Rにポジションは取っていても堀内選手はフィニッシュに向けてパウンドを落としたり、一本を狙う必要がある場面でホールドした状態でタイムアップを迎えてしまいました。あの時、どういう心境だったのでしょうか。

「あの時……、気づいたら試合が終わっていました。気づいた時にはホテルの部屋にいたというような感じで。なんなんですかね……」

──それは何かダメージがあったということですか。

「いえ、そういうことではないです。ダメージはなかったです。夢に飲まれた感じがしました(苦笑)。飲まれたのか……それも分からないです、我に返ったときには『終わった』と思いました。その『終わった』という感覚しか覚えていないんです。

減量も過去最高に上手くいって、練習もこれまでで一番といえるだけやっていたのに。マジでどうなっているのか……試合後はただただ悔しかったです。いや悔しかったのより、もう終わったという感じでした……。

試合後のホテルでオーヤマ・コーチにも色々と言われましたけど、その時ももう『終わった。格闘家人生が終わった』という気持ちしかなかったので、聞いてはいたのですが、あまり頭に入ってこないぐらいでした。ホントに終わったと……勝てた試合ですし、ようやくUFCと絡めた試合だったのに……それを落としたということは、けっこうきつかったです」

──終わったということは、MMAは引退というぐらいの気持ちだったのですか。

「シンガポールのあとビザの更新で日本にいないといけなかったのですが、帰国しても2、3週間は練習もしていなくて……遊んで、ボォッとしたり好きなことだけをしていました。でも結局……格闘技が一番楽しかったです。好きにしていた時期に、僕が所属していたタンタン・ファイトクラブが活動を再開して、そこの先輩でRISEとかに出ている吉沼大輝選手が練習に誘ってくれて。

僕がどれだけあの試合に賭けていたのかを分かっていたので、一切格闘技の話とか皆がしてこないんですよ。それでも元気つけようとしてくれていて。凄く応援してくれていることが伝わってきました。だったら、俺にも価値があるなって考えるようになりました。そこで、やっぱり諦めることはできない──夢を諦めたくないという気持ちになってきました。

で、また1日に3部練とかしっかりと練習するようになって。ただビザを取るにも試合が決まらないという話で、キックはタンタン・ファイトクラブでやり、MMAはMe,Weでやらせてもらっていました」

──おお、Me,Weですか!!

「試合が9月に入ってから決まって。そこからチーム・オーヤマに戻っても十分な時間がないので、Me,Weでしっかりとお世話になりました」

──Me,Weで練習するようになったのは?

「僕の師匠の宮下(トモヤ)さんが山﨑(剛Me,We代表)さんにセコンドに就いてもらったりしていたので。だったら僕も日本では山﨑さんに見て欲しいと思いました。倉本(一真)さん、佐々木憂流迦さん、山北(渓人)君、(藤田)大和君とか、村田夏南子選手や魅津希選手もいました。あとTSUNE選手もそうですね。僕は中学と高校の時にGRABAKAのプロ練習に参加させてもらっていて、恒村(俊範=TSUNEの本名)さんはその頃からの知り合いなんです。それもあって恒村さんにもよくしてもらって、凄く良い練習ができました」

──藤田選手は日本のフライ級のトップです。練習を一緒にしてみて、どのような感触でしたか。

「いやぁ……良い練習でした。メチャクチャ良い練習でした。Me,Weには色々なタイプの選手がいるので、素晴らしい環境だと思いました。山﨑さんの人柄ですよね。1日中、山﨑さんはジムにいるし。バッチリ、練習できました。それとチーム・オーヤマは組み中心なんですけど、日本ではMe,WeでMMA、タンタン・ファイトクラブでキックと打撃をいつもより多めにデキたので、凄く良い状態でした。

もともとLFAからは、最初はブラジル人のフィリッピ・ブネスという選手と戦うというオファーだったんです。でもアーバインに戻って来てから、対戦相手が代わって」

──いやぁフアン・プエルタは元Titan FCのフライ級王者で、去年のコンテンダーシリーズでも勝利しています。

「ハイ、全然良い相手になりました」

<この項、続く>

■視聴方法(予定)
10月15日(土・日本時間)
午前10時~UFC Fight Pass

■ 対戦カード

<LFAバンタム級王座決定戦/5分5R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
ジエゴ・シウバ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ヘイダーマン(米国)
ダイクォン・バックリー(米国)

<フライ級/5分3R>
堀内佑馬(日本)
フアン・プエルタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・レヴェル(カナダ)
ヘナート・ヴァレンチ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
クリスチャン・ナティヴィダッド(米国)
イスラエル・ギャルヴァン(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ジョーンズ(米国)
クリスチャン・ターナー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ロナルド・コールマン(米国)
チャト・ワイエスト(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ブレイディ・ミナー(ブラジル)
パトリック・リベラ(米国)

<バンタム級/5分3R>
アダム・アイサ(米国)
マテオ・ゴンザレス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
シャイアン・バワーズ(米国)
ナランジャガル・ツェンダユシュ(モンゴル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニールセン(米国)
ベン・シャウアー(米国)

<ライト級/5分3R>
アンドレス・マーリー(米国)
ホビソン・ジュニオル(ブラジル)

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【Special】月刊、水垣偉弥のこの一番:6月:松嶋こよみ✖ホン・ジュンヨ「気持ちでも削りきった。完勝」

【写真】負けられないプレッシャーがあるなかでの、松嶋の精神力の強さを水垣氏は感じていた (C)MMAPLANET

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。

背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。3人の論客から、水垣偉弥氏が選んだ2022 年6月の一番。9日に行われたRoad to UFC ASIA12022#02から松嶋こよみ×ホン・ジュンヨン戦について語らおう。


────水垣さんが選ぶ6月の1番は?

「こよみちゃんと✖ホン・ジュンヨンの試合ですね。6月は全体を通して、Road to UFCが一番響いた大会でしたし。そのなかでベストバウトが、この試合でした」

──松嶋選手はキャリア終盤の時期に、練習パートナーでもあったと思います。

「そうですね。3、4年ほどパンクラスイズム横浜の水曜日のプロ練習でやって。それとタケ(大宮司)さんとのフィジカルでも一緒でした。だから……やはり来るものがある試合でした。

年齢的にもRoad to UFCのなかで上の方ですし、これがラスチャンスかもしれない。本当に頑張って欲しいと思って視ていました。でも一緒に練習していた時と比較しても、全然強くなっていて。スイッチの使い方も巧かったです。特に打撃が変わっていました」

──松嶋選手自身は、技術的な部分は納得できていなかったようです。

「まぁ、相手がいるなかで何を出せるかは練習とは違ってくるところはありますしね。同時に相手が本当に斬りにくるからこそ、できることもあります。本気の相手に、本気で返す。これって試合でしかできないことで。だからこそ、試合に出ると強くなれます。

そこは試合でしか学べない。ある意味、練習量ではカバーできないものです。ただし、練習しないと出せない。練習をやってこそのメンタルの強さ勝負なんです」

──水垣さんは本番に強いメンタルの持ち主だったかと。

「そうですね。僕はミットもシャドーも綺麗に打てる選手ではなかったですし。同時に、あの試合ができて試合内容に不満を感じるというのは、どれだけこよみちゃんがやってきたことが厳しいことだったのかということですよね。

僕が見ていて組みもそうですが、打撃はさっきも言いましたが、スイッチの使い方が本当に上手かったです。常に奥手で力のあるパンチを出すことができるように戦っていたように見えました。

Road to UFCというトーナメントは、出場選手の賭けている気持ちは下手をするとUFC本戦よりも強いと思います。これは日本人選手だけでなく、韓国人選手もそうです」

──積んできたものが、日本人選手と韓国人選手は違うように感じました。

「ハイ、こよみちゃんと戦ったホン・ジュンヨンにしても、スプリット判定はないだろうとは思いますけど、本当に頑張っていましたよね。

ヒザでダウンをしているのに、立て直して。実力ではこよみちゃんが上だと試合前から思っていました。でも簡単にはいかない。それはホン・ジュンヨンが精神力の強い選手だからで。彼も後がない。若手でなくて、仕上がっている選手で。覚悟が決まっている者同士の試合でした。

そういう相手と戦って、こよみちゃんが気持ちでも負けなかった。試合後にホン・ジュンヨンはガクッときて、座り込んでいました。あの姿を見ると、内容的にも完勝だった。気持ちでも削りきったという印象を持ちました」

──ホントに賭けている気持ちがどれだけ強くとも、勝ち上がれるモノではないトーナメントで、ある意味相手の気持ちを折るという難しい作業をやってのけたわけですね。

「そうだと思います。堀内佑馬選手の敗北、SASUKE選手も負けてしまったわけですからね。厳しいトーナメントです。いやぁ、でも堀内選手はフライ級の優勝候補だと思っていたのですが……。

堀内選手に関しては、彼はずっとコンテンダーシリーズに近いファイトスタイルのLFAで戦ってきました。ガンガンやり合うのが、今の北米でステップアップする方法論で。そこで戦ってきたので、トップノイの前に出ずに、隙をついてくるスタイルは戦い難かったんじゃないかと思いましたね。

どちらかというと、のらりくらりの戦い方にアジャストできなかった。勝利+試合内容、米国でUFCと契約するにはガンガンやり合うことが欠かせないです。対してRoad to UFCは優勝が唯一の目標なわけですし、トップノイはしっかりと勝ちに徹していました」

──最終回、バックグラブで終わったことについてはどのように思いましたか。

「何かしら理由があったと思います。スタンドに戻っても挽回できないという気持ちもあったかもしれないですが、それでも一本や殴るにいくものですしね。それは堀内選手も当然やるべきことと理解しているに決まっています。それでも、出せなかったのは何か理由があったのだろうなと。だから、何があったか分からないので、あのままで終わったことも何も言えないです」

──それも試合だから、なのですね。では松嶋選手と次に戦うイー・チャア、つまりSASUKE選手に勝ったファイターに関しては、どのような印象を?

「どういう状況であろうが、あんな風にSASUKE選手をテイクダウンできるのだから強いです。僕はSASUKE選手の方が強いと思っていたので、あのテイクダウンからイニシアチブを握るのだから強い選手だと思います。

SASUKE選手云々でなく、こよみちゃんがあの場で精神的に踏ん張れたのは、やはりONEで相当に強い選手と戦ってきたことが理由の一つに挙げられると思います。ホン・ジュンヨンも強い選手ですけど、ONEで戦ってきたマラット・ガフロフやマーチン・ウェンと戦ってきた経験があるので、そこは精神的も大きかったはずです。

僕がWECからUFCに契約が移管されたときに、バンタム級のファイターが増えて、その分WECよりも正直楽な相手が増えました。WECで戦ってきた時の経験が、そこで精神的に余裕を与えてくれたのは確かです」

──後楽園ホール、ディファ有明レベルからWEC初戦のシカゴ・UICパビリオンでのファイトに緊張することは?

「楽しくてしょうがなかったです。あの夜のことは一生忘れることはないと思います。会場はミゲール・トーレスの地元で、もの凄いブーイングのなか入場中にファンにドンって突き飛ばされて(笑)。もう、本当に楽しかったですね。『やるしかない』って。

でも、Road to UFCって違いますよね。僕がWECに挑戦した時は、若くて前しか向いていない。負けてどうだとか一切考えていなかったです。でも、こよみちゃんにとってRoad to UFCって負けたら終わり、人生が懸かった瀬戸際の試合です。いうと僕がUFCをリリースされて、また戻るためにACBを選んだ時と同じで。

あのときは、僕自身負けられないというプレッシャーを感じていました。そういう状況で、あのパフォーマンスをこよみちゃんはやってのけた。だから次のイー・チャアは当然として、決勝の相手は恐らく元Road FC王者のイ・ジョンヨンだと思いますが、こよみちゃんが出し切ることができるなら、あの猛者を相手にしても6-4で有利だと思っています」

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LFA o UFC チャールズ・ジョンソン 堀内佑馬

UFC on ESPN+66:第4試合・ムハマド・モカエフ vs. チャールズ・ジョンソン

フライ級。

ダゲスタン生まれ・地元イギリス在住のモカエフはアマチュア24連勝、プロ6連勝のスター候補生。平良と同じミレニアム生まれでキャリア無敗、同じフライ級。レスリングベースで、オリンピックも狙える逸材。3月のロンドン大会でのUFCデビュー戦は、タックルに来た相手にギロチンを決めて58秒で一本勝ち。

チャールズ・ジョンソンはこれがUFCデビュー戦。タイガームエタイ所属の長身ストライカー。フィーダーショーのLFAでキャリアを積み、昨年7月に堀内佑馬と暫定王座決定戦で対戦。打撃の手数で押される展開で、僅差の判定勝ちで王者に。その後正王者となっている。

すぐにプレスするモカエフ。ケージを背負うジョンソン。パンチでの飛び込みをかわしたジョンソンだが、つまづいてスリップダウン。すぐ立ったがなおもパンチで攻め込むモカエフ。パンチからタックルへ。バックを取ってスープレックス。スタンドバック。また投げるとハーフバックにするが、ジョンソンまたすぐ立った。バックから片足フックしパンチを入れる。正対できないジョンソン。しかしモカエフもスタンドバックから攻めあぐねてる。ジョンソンが正対したところでタックルに入りテイクダウン。すぐに背中を向けて立つジョンソン。またスタンドバック。ジョンソンが正対するとタックルに入り、倒してスタンドバックに回るモカエフ。ホーン。

1Rモカエフ。ジョンソンは有効打ゼロだが、特にダメージを負ってもいない。

2R。打撃戦。ローで足を払われスリップダウンしたモカエフ。すぐ立つ。詰めたモカエフが右をヒット。さらにパンチを入れるとシングルレッグ。ギロチンに抱えたジョンソンだが、倒されて尻もちをつく。立ち上がるがまたスタンドバック。ケージ際でやっと向き直ったジョンソンだが、モカエフ脇をくぐってバックに回る。そのまま後方に引き込んだが、足のフックはさせないジョンソン。モカエフが上になり、ジョンソンのガード。パウンドを入れるモカエフ。足関を狙ったジョンソンだが、足を抜いたモカエフがサイドに。足を効かせてガードに戻すジョンソン。モカエフパウンド。ホーン。

2Rモカエフ。

3R。打撃で出てきたジョンソン。ミドル。モカエフタックル。シングルレッグ。ケージ際でこらえるジョンソンだが倒され尻もち。立ってまたスタンドバック。正対するとテイクダウン。また立ってスタンドバック。モカエフきれいなスープレックスで投げたが、またスタンドバックの展開。振りほどいて離れたジョンソンだが、モカエフ即タックル。押し込むと膝を着かせる。ジョンソン肘で抵抗したが、結局またバックに回られスタンドバック。ニンジャチョークを狙うジョンソンだが放した。ジョンソンが尻もちをついたところでタイムアップ。

三者フルマークでモカエフ勝利。

モカエフ完封勝利だが、フィニッシュに至る展開はなく、インパクトは残せず。

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LFA o UFC カーティス・ブレイズ クリス・カーティス タイ・ツイバサ チャールズ・ジョンソン デリック・ルイス トム・アスピナル マクワン・アミルカーニ 堀内佑馬 平良達郎

UFC on ESPN+66:オッズ/予想と展望

カーティス・ブレイズ 2.10
トム・アスピナル 1.77
ジャック・ハーマンソン 1.87
クリス・カーティス 1.95
パディ・ピンブレット 1.41
ジョーダン・レビット 3.05
ニキータ・クリロフ 1.50
アレクサンダー・グスタフソン 2.70
モリー・マッキャン 1.26
ハンナ・ゴールディ 4.20
ポール・クレイグ 2.35
ヴォルカン・オーズデミア 1.65
メイソン・ジョーンズ 1.29
ルドビド・クライン 3.85
マーク・ディアキーシー 1.30
ダミア・ハゾヴィッチ 3.75
ナザニエル・ウッド 1.18
チャールズ・ロサ 5.30
マクワン・アミルカーニ 2.70
ジャナサン・ピアース 1.50
ムハマド・モカエフ 1.22
チャールズ・ジョンソン 4.70
ジャイ・ハーバード 1.36
カイル・ネルソン 3.30
マンディ・ブーム 1.77
ビクトリア・レオナルド 2.10
クラウディオ・シウバ 3.10
ニコラス・ダルビー 1.40

3月以来今年2度目のロンドン大会。先週のUFC on ABC3ニューヨーク大会、来週のUFC277と合わせて、3週連続の客入れイベント(その次はまたApexでの開催)。

メインはヘビー級4位ブレイズ vs. 6位でホームのアスピナルの対戦。UFCデビュー以来5連勝・全フィニッシュのアスピナルは、前回のロンドン大会でアレクサンダー・ヴォルコフを1RKOしてトップランカーの仲間入り。試合後にタイ・ツイバサとの対戦をアピールしたが、ツイバサは1位のシリル・ガーンと9月のパリ大会で対戦が決定しており、1位と3位の対戦だけに、次期タイトル挑戦権争いでは一歩劣る。

しかし、王者ガヌーはUFCとの契約内容に不満を持ち、契約がまとまらない場合は年内に契約が切れFAとなると見られている。そうなれば、この試合の勝者と9月の試合の勝者で王座決定戦が組まれてもおかしくない。

対するは、王者ガヌー以外だとデリック・ルイスにしか敗れていないブレイズ。テイクダウン&パウンドが武器で、アスピナルの過去の相手ではセルゲイ・スピヴァクがこのタイプだったが、スピヴァク戦はグラウンドに持ち込まれる前にKO勝ちした。

アスピナルの唯一の負け(反則負け以外)はプロ2年目・デビュー2戦目で、テイクダウンを許す展開から、最後は抜け出してパウンドラッシュでKO寸前まで追い込んだところでヒールを極められての逆転負け。時期的に参考にはならないし、UFCに来てからのテイクダウンディフェンス率は100%だが、ブレイズほどのレスラー相手にどれだけできるかも不明。オッズも割りと拮抗している。

アスピナルKO勝ち。

ランカーを差し置いて今回もセミ前に組まれているのは期待の新星パティ・ピンブレット。ここまで2戦はいずれもUFC1勝2敗の相手で、1Rフィニッシュしたものの実力はまだ不透明。今回は3勝1敗のレビットとの対戦。勝ち越してはいるが、前座戦線での成績で、こちらもセミ前に出てくるレベルではない。ピンブレットありきのカードだと思うが、このレベル相手にも圧勝できるか。

プレリムではフライ級でプロアマ通算30連勝中のモカエフが登場。いずれ平良達郎との無敗対決が実現する可能性があるかも気になる存在。相手はLFAで堀内佑馬との暫定王座決定戦で対戦しスプリット判定勝ちしたチャールズ・ジョンソンで、これがUFCデビュー戦。

ロンドン開催のため、第1試合開始は24日午前1時(23日25時)。速報します。

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【UFC ESPN39】第1試合でローレンス戦、サンボ&柔道&カレッジWのカクラモノフ「レベルの違いを見せる」

【写真】強気一点張り。こうでないとUFCでは戦えない(C)MMAPLANET

9日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN39「dos Anjos vs Fiziev」のオープニングファイトで、サイドユカップ・カクラモノフが通の間で非常に高評価を得ているロニー・ローレンスと対戦する。

このカードが第1試合というのが、世界最高峰の凄まじさ。ともすればローカルシーンのタイトル戦線を経て、コンテンダーシリーズというハードルを飛び越えるのが標準といえるUFCでは、彼もその他大勢でしかない。そんな状態が抜け出すべく、1つ1つが勝負のランク外プレリミ勢のカクラモノフに注目──ウズベキスタンと米国でMMAのベースを身に着けた彼の格闘家人生を振り返ってもらった。


――土曜日に11カ月振りの実戦となるロニー・ローレンスとの試合が控えています。今の気持ちを教えてください。

「体重も順調に落ちているし、最高の状態にあるよ。11カ月振りの試合ということに関しては、何も問題じゃない。僕はファイトキャンプの時だけ練習するようなタイプじゃなくて、常にトレーニングをしてきたからね」

─ところでサイドユカップはウズベキスタン国籍という紹介されますが、現在は米国在住ですね。育ったのはどちらの国なのでしょうか。

「僕はウズベキスタンで生まれた。2010年、14歳の時に家族とより良い教育を受けて、より良い生活を送るために米国に移り住んだんだ」

──ウズベキスタン時代から何かコンバットスポーツの練習はしていたのでしょうか。

「3、4歳の頃からサンボをずってやっていたよ。スポーツサンボもコンバットサンボも練習して、時にはグローブもはめずにコンバットサンボのスパーリングをした。メチャなこともやっていたけど、ウズベキスタンの男はストリートファイトをして成長するようなモノだからね」

──キルギスに行った時も、喧嘩は文化だと聞きました。

「そう、そんなもんだったよ(笑)。でも、今は違う。今の子たちは随分とソフトになってしまった。腕っぷしが大切だなんて、僕らが最後の世代だろう。僕の友人にはサンボ世界大会のメダリストやアジア大会で優勝している連中がいたけど、サンボじゃ食べていくことができないから今では競技から離れてしまっているよ。

僕自身、サンボのチャンピオだった叔父から『サンボはオリンピック競技でない。だから五輪スポーツの柔道をやれ』って言われて、柔道の練習もするようになった。ウズベキスタンでは柔道のユースだけどナショナルチームに選ばれたよ。僕らの世代は、皆が強くなるために練習に明け暮れるような日々を送っていたんだ」

──MMAを始めたのは、米国に移り住んでからだったのですね。

「米国で柔道やサンボを続けることは困難だった。ブルックリンに住んでいた当時は近くに柔道を教えてくれるところがあったから、通うようになったけど……ジョークみたいだったよ。『ゆっくり、優しく投げるように』とか指導されてさ(苦笑)。だいたい、そこのコーチは柔道の経験があったのかっていうレベルだった。あんな太った、何もない奴に柔道を習う必要もなかったよ。

それから3、4カ月間ほど練習場所を探しつつ走ったり、自分でできる練習を屋外でやっていたんだ。そうしたヴィクトル・タターキンに出会えた。彼はNHB時代にMMAを戦っているロシア人なんだ」

──タターキンといえば1995年11月にエクストリーム・ファイティングの旗揚げ戦で、マーカス・コナン・シウヴェイラと戦ったタターキンですか?!

「その通りだよ。タターキンを通じて、NYのジョージア人コミュニティと知り合った。彼らはしっかりとした柔道の練習をしていて、僕も合流して一緒に試合に出たりもしたよ。そしてハイスクールに進学すると、レスリングプログラムがあった。レスリングを始めて、ボディロックになり内股で投げると、『そんな投げ、食らったことなかった』って言われたよ(笑)。

レスリングは楽しかったよ。それに推薦でカレッジに進学できるから、入学金や授業料は免除されると聞いて懸命に練習に精をだした。ニューヨーク州で2位になり、ジュニアカレッジだけど進学することができたんだ。

でも、カレッジはどうにも水に合わなくて……退学して働くようになった。そこの頃、毎週土曜日の夜にUFCを視ていたんだ。高校の時からファイターになりたいと思っていたこともあって、2017年の終わり……2018年の始めかなシカゴのチーム・トップノッチでMMAを始めた。

シカゴに両親が住んでいて、一緒に暮らしながら働いて練習をしていたんだ。でも、3年ほど経ってもっと上のレベルで練習したくなり、米国中を回ったよ。ニューメキシコではジャクソン・ウィンクMMA。カリフォルニアではチーム・オーヤマで練習した。

ただ試合が長い間なくて、カリフォルニアは物価が高くて暮らしていけないからワシントン州スポーケンにあるウォリアーズ・キャンプに移ったんだ。今ではテレンス・マッキニーと練習しているよ。でもコーチ・オーヤマのことは今も凄く尊敬している。今は一緒に練習はできないけど、しょっちゅう電話で話をしているよ。コーチ・オーヤマは作戦を授けてくれるんだ」

──良い話です。ところでレスリングと違って米国には柔道やサンボの経験者は少ないので、MMAの試合でアドバンテージになることは?

「もちろんだよ。柔道の技を取り入れてMMAを戦っている」

──では土曜日に戦うロニー・ローレンスの印象を教えてください。

「僕は米国に来てから常にハイレベルの競技会で戦ってきた。ハイススクールでもそうだし、カレッジではネイション・チャンピオンシップでナンバー2シードだった。みな、ローレンスはレスリングが巧いというけど、僕とは戦ってきたレベルが違う。まぁレベルが違うということを土曜日に証明するよ」

──ローレンスのスイッチを織り交ぜた、自然体の打撃は素晴らしいと思いますが……。

「彼がスイッチを多用し、それが功を奏しているのは多くのファイターが、戦いを分かっていないからだよ。スイッチされると、混乱する程度の連中ばかりだ。ローレンスはそうやって対戦相手を混乱させようとしているけど、それが通じるのもこれまでの対戦相手のレベルがその程度だったからさ。

もっと高いレベルで試合をして、彼が勝つようなことがあったら僕も彼が優秀な選手だと認めるよ。まぁ、口で言ってもしょうがない。土曜日にはオクタゴンのなかで、ちゃんと違いが分かるように戦う。今、ここでヤツをことをなんだかんだと気にかけてもしょうがない。とにかくレベルの違いを見せる。

土曜日の試合を見て、なけなしの金をはたいて航空券を買い、米国で成功を収めようとしているウズベキスタンの若い選手達を勇気づけたい。やれば、できるんだと彼らに見せたいんだ」

──今やサイドユカップの母国であるウズベキスタンやカザフスタン、キルギスのある中央アジアはMMAのニューパワーハウスとして注目されています。

「カザフスタンもキルギスも、そしてウズベキスタンも元々人材の宝庫だった。でも、国際的なステージで戦う機会がなかっただけなんだ。ビザの取得だけでも簡単ではなかったしね。国内でMMAが凄く盛んになってきて、ようやく中央アジアのファイターがUFCで戦える状況になってきたんだ。まだまだ、これからだよ」

──今日は色々と興味深い話をありがとうございました。では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

「チーム・オーヤマではユーマ(堀内佑馬)とも随分と練習したよ。本当に良いヤツで、練習熱心だ。ちょっとアンラッキーで負けたりしているけど、ユーマは絶対に結果を残すよ。日本のファンのサポートに感謝している。いつか日本で戦い、大好きな日本食をたくさん食べたいと思っている(笑)」

■視聴方法(予定)
7月10日(日・日本時間)
午前7時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC ESPN39対戦カード

<ライト級/5分5R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
ラファエル・フィジエフ(キルギス)

<ミドル級/5分3R>
カイオ・ボハーリョ(ブラジル)
アルメン・ペトロシャン(アルメニア)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ(ロシア)
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
ジャレッド・ヴァンデラ(米国)
チェイス・シャーマン(米国)

<ライト級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
ジェイミー・マラーキー(豪州)

<女子フライ級/5分3R>
シンシア・カルヴィーロ(米国)
ニナ・ヌネス(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイマン・ザハビ(カナダ)
リッキー・トゥルシオス(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アントニーナ・シェフチェンコ(キルギス)
コートニー・ケイシー(米国)

<ミドル級/5分3R>
コディ・ブランデージ(米国)
トレシャン・ゴア(米国)

<フェザー級/5分3R>
デヴィッド・オナマ(ウガンダ)
ギャレット・アームフィールド(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
カール・ロバーソン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
サイドユカップ・カクラモノフ(ウズベキスタン)

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MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC キック トップノイ・キウラム 堀内佑馬

【RTU ASIA2022】トップノイの左でダウンを喫した堀内佑馬、3Rに逆転ならずユナニマスで敗れる

【写真】堀内の打撃にトップノイが左を被せ続け、1Rはダウンも奪った(C)MMAPLANET

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
トップノイ・キウラム(タイ)
Def.3-0:29-28.29-27.29-27.
堀内佑馬(日本)

サウスポーのトップノイにプレッシャーをかける堀内。トップノイは堀内の右ミドルに左ストレートを合わせた。ケージを背にしながら左ロー、左ミドルを繰り出すトップノイ。堀内の打ち終わりに左ストレートを狙う。距離を詰めた堀内の顔面を、右アッパーで突き上げたトップノイ。堀内はニータップで組みついて相手をケージに押し込んだが、トップノイが首相撲から離れた。堀内は細かいローで攻める。トップノイが前に出て来ると、堀内は右ショートを合わせて下がる堀内。

トップノイは相手が前に出て来ると左ストレートを合わせる。さらに左クロスで堀内からダウンを奪った。しかしグラウンドには行かず、スタンド戦を要求するトップノイ。さらに右サイドキックで堀内に手を着かせた。さらにトップノイはミドルと左ストレートを当てていく。堀内のパンチをサイドステップでかわし、パンチを当てるトップノイの左クロスが堀内の顔面を捉える。左オーバーハンドが堀内のテンプルを捉えた。堀内が組むと、首相撲から離れ際にヒジを当てる。ラウンド終了間際に堀内が組みつくも、トップノイは首相撲の体勢に入ってホーンを聞いた。

2R、堀内が距離を詰める。トップノイにケージを背負わせて右ミドルハイ。相手の左ミドルをキャッチしてケージに押し込んだ堀内は、ヒジをもらいながらシングルレッグに切り替えた。スクランブルからギロチン、これを外されるもバックに回った堀内はグラウンドでバックマウントを奪った。オタツロックで相手の動きを制す堀内。トップノイがエビを打つとバックマウントへ移行し、再度オタツロックからRNCを狙った。これは極まらずも、今度は四の字ロックからパンチで削っていく。トップノイはパンチを受けながら雄たけびを挙げていた。

最終回、トップノイの左ミドルをキャッチした堀内だが、トップノイはすぐに離れる。トップノイの左フックをかわしてシングルレッグで組みつくも、ここもトップノイが離れた。トップノイは左ロー、堀内の右ショートに右フックを合わせる。さらに堀内のシングルレッグをスプロールしたトップノイは、スタンドに戻ってパンチを当てていく。トップノイの左ストレート、右バックスピンエルボーをもらう堀内。トップノイは下がりながらスイッチし、堀内のパンチをかわす。堀内は疲労か動きが落ちた。

堀内が組んできてもスプロールするトップノイだが、トップノイにも疲労が見えてきた。堀内のパンチをかわしながら舌を出したトップノイ、さらにシングルレッグをスプロールして立ち上がる。距離を詰めてきた堀内を首相撲に捉えたトップノイは、ボディにヒザを突き刺す。これを嫌がった堀内はシングルレッグへ。トップノイのブリッジを防いでトップを奪った堀内は、バックマウントへ移行する。さらにオタツロックでバックをキープする堀内だが、トップノイに右腕を抱えられて動けない。この状態で試合終了のホーンが鳴り、ともに両手を突き上げた。

1Rはトップノイ、2Rは堀内、3Rは果たして――裁定は1Rのダウンも響く内容で堀内がトップノイに敗れた。


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『ROAD TO UFC ASIA 2022』Episode 3&4前日計量結果/宇佐美正パトリックが欠場


 計量開始直前にライト級で日本から出場予定だった宇佐美正パトリックが、減量中に体調不良に陥り欠場という情報が届いた。

 パトリックの盟友、中村倫也と野瀬翔平――そして堀内佑馬の3人は問題なく計量を済ませている。

 不確定情報ながら、当日の朝まで減量していたパトリックが病院に搬送されたという話も伝わっている。まずはパトリックの安全が第一として、この大切な試合を棒に振らざるを得なくなった状況をEXFIGHT、LDHmartialartsも深く受け止めて今後の選手育成の糧としてほしい。

 これは残念。


■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03計量結果

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン: 144.5ポンド(65.54キロ)
イ・ジョンヨン: 146ポンド(66.22キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬: 126ポンド(57.15キロ)
トップノイ・キウラム: 126ポンド(57.15キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ: 155.5ポンド(70.53キロ)
宇佐美正パトリック:――

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也: 136ポンド(61.69キロ)
ググン・グスマン: 133.5ポンド(60.55キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム: 116ポンド(52.62キロ)
ジョセフィン・クヌトゥソン: 116ポンド(52.62キロ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04計量結果

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平: 135.5ポンド(61.46キロ)
ウリジブレン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ: 156ポンド(70.76キロ)
アスクルバイ: 156ポンド(70.76キロ)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ: 146ポンド(66.22キロ)
アンガ・ハンス: 144.5ポンド(65.54キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェレミア・シレガー: 124ポンド(56.25キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー: 170ポンド(77.11キロ)
キム・ハンソル: 171ポンド(77.56キロ)

 前日計量結果。その他の選手はパスしています。続きを読む・・・
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【RTU ASIA2022】03&04計量終了 トップノイ×堀内佑馬、まずはトップノイがフェイスオフで一本!!

【写真】ファイスオフではトップノイに一本取られた堀内。明日、取り返してほしい (C)MMAPLANET

9日(木・現地時間)、明日10日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode03&04の計量が、同地のマンダリン・オリエンタルホテル内ボールルームで行われた。

宇佐美正パトリックが減量失敗で欠場となったRoad to UFC2日目の計量は、ウェルター級のワンマッチでキム・ハンソルと対戦するジョン・アダハーに続き、そのパトリックとの試合がなくなったアンシュル・ジュビリが、本計量終了の2分前――10時58分にスケールに乗り終了。

ここからフェイスオフに移り、日本勢は中村倫也、堀内佑馬、野瀬翔平の順に明日オクタゴンで戦う相手と向き合った。


北米MMA的な乗りを見せたのは堀内とトップノイとキウラムの両者だった。フェイスオフでは笑顔を浮かべつつ、何やら挑発しあう。正面を向いての撮影時も、言葉を続ける両者だったが、最後にトップノイは堀内が手を出すとスッと背中を見せる。一本取られる形となった堀内、明日はしっかりとオクタゴンで取り返してほしいものだ。

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03計量結果

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン: 144.5ポンド(65.54キロ)
イ・ジョンヨン: 146ポンド(66.22キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬: 126ポンド(57.15キロ)
トップノイ・キウラム: 126ポンド(57.15キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ: 155.5ポンド(70.53キロ)
宇佐美正パトリック:――

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也: 136ポンド(61.69キロ)
ググン・グスマン: 133.5ポンド(60.55キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム: 116ポンド(52.62キロ)
ジョセフィン・クヌトゥソン: 116ポンド(52.62キロ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04計量結果

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平: 135.5ポンド(61.46キロ)
ウリジブレン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ: 156ポンド(70.76キロ)
アスクルバイ: 156ポンド(70.76キロ)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ: 146ポンド(66.22キロ)
アンガ・ハンス: 144.5ポンド(65.54キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェレミア・シレガー: 124ポンド(56.25キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー: 170ポンド(77.11キロ)
キム・ハンソル: 171ポンド(77.56キロ)

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【RTU ASIA2022】50分経過時点の計量結果 宇佐美正パトリック、減量失敗で欠場。堀内、中村&野瀬はパス

【写真】堀内、中村、野瀬の3選手は計量をパスしている (C)MMAPLANET

9日(木・現地時間)、明日10日(金・同)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode03&04の計量が、同地のマンダリン・オリエンタルホテル内ボールルームで行われた。

計量開始直前にライト級で日本から出場予定だった宇佐美正パトリックが、減量中に体調不良に陥り欠場という情報が届いた。

パトリックの盟友、中村倫也と野瀬翔平――そして堀内佑馬の3人は問題なく計量を済ませている。


不確定情報ながら、当日の朝まで減量していたパトリックが病院に搬送されたという話も伝わっている。まずはパトリックの安全が第一として、この大切な試合を棒に振らざるを得なくなった状況をEXFIGHT、LDHmartialartsも深く受け止めて今後の選手育成の糧としてほしい。

開始50分時点の計量結果は以下の通りだ。

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC ASIA2022 Episode03 50分経過時点での計量結果

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン: 144.5ポンド(65.54キロ)
イ・ジョンヨン: 146ポンド(66.22キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬: 126ポンド(57.15キロ)
トップノイ・キウラム: 126ポンド(57.15キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ:――
宇佐美正パトリック:――

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也: 136ポンド(61.69キロ)
ググン・グスマン: 133.5ポンド(60.55キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム: 116ポンド(52.62キロ)
ジョセフィン・クヌトゥソン: 116ポンド(52.62キロ)

■ROAD TO UFC ASIA2022 Episode04 50分経過時点での計量結果

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平: 135.5ポンド(61.46キロ)
ウリジブレン: 135.5ポンド(61.46キロ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ: 156ポンド(70.76キロ)
アスクルバイ: 156ポンド(70.76キロ)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ: 146ポンド(66.22キロ)
アンガ・ハンス: 144.5ポンド(65.54キロ)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン: 125.5ポンド(56.92キロ)
ジェレミア・シレガー: 124ポンド(56.25キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー:――
キム・ハンソル: 171ポンド(77.56キロ)

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【RTU ASIA2022】「僕はイー・チャア、名前を覚えて」SASUKEの相手は中国MMAの王道を歩んできた

【写真】言葉短め、自信あり――という風なイー・チャアだった(C)MMAPLANET

10日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるRoad to UFC ASIA Episode01で修斗世界フェザー級王者SASUKEと中国のイー・チャアが対戦する。

予測不能の中国人参加選手にあって、イー・チャアはエンポ・ファイトクラブで散打を始め、その後にMMAに転向。中国MMA界の王道路線と呼べるステップアップを遂げたイー・チャア、SASUKE戦に向けての心境を尋ねた。


――もう3日後に日本のSASUKE選手と戦います(※取材は6月6日に行われた)。今の気持ちを教えてください。

「凄く調子が良いよ。過去最高といえる。だから、本当にこの試合で勝ちたい」

――イー・チャア選手はいつ頃からMMAの練習を始めたのでしょうか。

「11歳の時に散打を始め、TVで偶然MMAを見て16歳の時にMMAに転向したんだ」

――中国のMMA選手で散打から転向選手は漢民族の選手以上にウィグルや内モンゴル、そしてチベット系の民族のファイターが目立っています。

「僕もチベット族だよ」

――ということはUFCファイターのスムダーチーやONEのバンマードォーチーと同じエンポ・ファイトクラブでMMAを?

「まさに僕は彼と同じエンポ・ファイトクラブ所属で、皆チームメイトだよ。ちょうど僕が11歳の時にスムダーチーたち、12歳、13歳、14歳の選手と練習してきたんだ。散打からMMAと」

――まさに中国MMA界の王道を進んできたわけですね。ところで散打出身のイー・チャア選手ですが、試合映像を視ると相当にレスリングやグラップリングを使いこなしているように見えました。

「絶対的に僕のベースは散打だよ。ただ、MMAを始めた頃にロシアからレスリング・コーチがやってきていて徹底的にレスリングを叩きこまれたんだ。レスリングとグラップリングばかり練習してきたから、僕の試合では組み技が多く見られるだと思う。でも僕はウェルラウンディット・ファイターだ。打撃も使えるよ」

――ではSASUKE選手の印象を教えてください。

「彼も優秀なグラップラーだね。ただし、僕のスピードにはついてこられないだろう。100パーセント、僕が勝つ」

――次の試合はただの1試合ではなく。UFC契約を賭けた第一歩となります。そんな一戦でどのような試合を世界に見せたいと思っていますか。

「僕がどんなファイターなのか、しっかりとテクニックを見てほしい。絶対に期待に応えてみせるから」

――では最後に日本のMMAファンに一言お願いします。

「僕はイー・チャア、この名前を覚えておいて欲しい(笑)」

■視聴方法(予定)
6月9日(木・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode01
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode02
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

6月10日(金・日本時間)
午後3時30分~ABEMA格闘Ch

Episode03
午後3時30分~UFC FIGHT PASS
Episode01
午後6時30分~UFC FIGHT PASS

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode01対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
SASUKE(日本)
イー・チャア(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
パラチン(中国)
キ・ウォンビン(韓国)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
風間敏臣(日本)
クルムアリ・マイマイティトゥハティ(中国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チェ・スングク(韓国)
ラマ・スパンディ(インドネシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
チャン・ミンヤン(中国)
トゥコ・タクコス(ウクライナ)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode02対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
シャオ・ロン(中国)
キム・ミンウ(韓国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
ホン・ジュンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
チウ・ルェン(中国)
ウォーレン・デルロサリオ(フィリピン)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アイリヤ・ムラトベク(中国)
パワン・マーン・シン(インド)

<フライ級/5分3R>
ショーン・エチェル(豪州)
内田タケル(日本)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode03対戦カード

<Road to UFCフェザー級T準々決勝/5分3R>
シェ・ビン(中国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
堀内佑馬(日本)
トップノイ・キウラム(タイ)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
アンシュル・ジュビリ(インド)
宇佐美正パトリック(日本)

<Road to UFCバンタム級準々決勝/5分3R>
中村倫也(日本)
ググン・グスマン(インドネシア)

<女子ストロー級/5分3R>
ソ・イェダム(韓国)
ジョセフィン・クヌトゥソン(スウェーデン)

■ROAD TO UFC AISA2022 Episode04対戦カード

<Road to UFCバンタム級T準々決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ウリジブレン(中国)

<Road to UFCライト級準々決勝/5分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
アスクルバイ(中国)

<Road to UFCフェザー級準々決勝/5分3R>
ルー・カイ(中国)
アンガ・ハンス(インドネシア)

<Road to UFCフライ級準々決勝/5分3R>
パク・ヒョンソン(韓国)
ジェレミア・シレガー(インドネシア)

<ウェルター級/5分3R>
ジョン・アダハー(フィリピン)
キム・ハンソル(韓国)

The post 【RTU ASIA2022】「僕はイー・チャア、名前を覚えて」SASUKEの相手は中国MMAの王道を歩んできた first appeared on MMAPLANET.