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【Shooto2024 Final】計量終了 メインは田上「倒す練習しかしていない」×旭那「格闘技人生の集大成」

【写真】前日計量の模様はYouTubeでもライブ配信された(C)MMAPLANET

29日(日)、大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAで、今年最後の修斗公式戦興行「Shooto2024 Final」が開催される。メインは田上こゆる×旭那拳の世界ストロー級王者決定戦、コメインは環太平洋バンタム級王者決定トーメント決勝戦=野瀬翔平×ダイキ・ライトイヤーだ。
Text by Shojiro Kameike

世界ストロー級&フライ級の2冠王であった新井丈が、ストロー級のベルトを返上したことを受けて決まった王者決定戦。田上と旭那は今年5月にノンタイトル戦で対戦し、田上がKO勝ちを収めている。ベルトを賭けた再戦、ともに念願の王座奪取となるか。


現在、修斗の中で最もランカー同士のサバイバルマッチが活発となっているストロー級――そのストーリーに一つの幕が下りようとしている。まずは毎回恒例、ランカーたちの2024年の戦いを振り返ってみよう。

■2024年 修斗ストロー級 主な試合

1月28日@東京・後楽園ホール
黒部和沙 def. 大田ノヒロ by RNC
根井博登 def. 麻生Leg Lock祐弘 by TKO
※根井が2023年度ストロー級新人王に

3月23日@東京・後楽園ホール
旭那拳 ― 田上こゆる
※旭那の負傷により中止に

4月7日@東京・新宿FACE
黒部和沙 def. 澤田龍人 by 変形ツイスター

4月14日@沖縄・ミュージックタウン音市場
当真佳直 def. 根井博登 by 3-0
畠山隆称 def. 牧ケ谷篤 by 3-0

5月19日@東京・後楽園ホール
田上こゆる def. 旭那拳 by KO

5月26日@福岡・アクロス福岡
泰斗 draw 石原愼之介 by 1-1

9月22日@東京・後楽園ホール
山上幹臣 def. 黒部和沙 by ギロチン
内藤頌貴 def. 大城正也 by KO

10月20日@東京・新宿FACE
根井博登 def. 石原愼之介 by トーホールド

11月10日@沖縄・ミュージックタウン音市場
黒部和沙 def. 大城匡史 by RNC
畠山隆弥 def. マッチョ・ザ・バタフライ by KO

12月29日@大阪・GORILLA HALL
田上こゆる × 旭那拳

■2025年 修斗ストロー級 主な試合予定

1月19日@東京・後楽園ホール
当真佳直 × 山上幹臣
泰斗 × 内藤頌貴
田口恵大 × 知名昴海 ※新人王T決勝戦

新しい王者が決まるといえども、2025年も第1弾大会からランカー同士の潰し合いが行われる修斗ストロー級。そんななかで空位のベルトを争うのは、今年5月に対戦していた田上と旭那だ。初戦では田上が旭奈をKOしてランク1位に。直後後、当時の世界王者であった新井丈との対戦をアピールするも実現せず。旭那は2位に下がったものの、リマッチが王座決定戦となった。

プロデビュー以来4連勝、からの3連敗――田上はまさに絶頂からどん底を味わってきた。しかし、試合数こそ少ないものの昨年6月のタイガー石井戦と、旭那との初戦では、確実に新しいスタイルを見せている。それがケージ際に誘い込んでの打撃だ。それまでケージレスリング&テイクダウンで苦杯を舐めていた田上だけに、ケージ際の攻防対策は必須となる。そんななか石井戦は左オーバーフックからの右ヒジ連打、そして旭那戦は誘い込んでの右カウンターと、自身の強みを伸ばす形で2連続KO勝利を収めてきた。

それだけの成長を見せてきた田上に対し、復帰&リベンジ戦が即タイトルマッチとなった旭那が、前戦からどれだけ成長しているかは測り切れない。計量後に旭那は「前回の試合から色々見つめ直して、ベルトを獲るために全身全霊をかけて練習してきました。明日は格闘技人生の集大成となる試合です。注目してください」とコメント。対する田上も「立っても寝ても倒す練習しかしていないし、倒し切ります。5分5Rで泥臭い試合になっても勝つ自信がある。BLOWSの青井人君にも『負けたら五厘刈りやぞ』と言われているので、絶対に勝ち」と答えた。

コメインは9月の後楽園ホール大会からスタートした環太平洋バンタム級王者決定トーナメントの決勝戦だ。ダイキ・ライトイヤーは初戦の対戦相手、川北晏生が試合直前にカポジ水痘様発疹症を発症してドクターストップに。無傷で決勝に進出している。対する野瀬は初戦で人見礼王のパンチを食らい、右目が大きく腫れるもキムラで一本勝ち。

野瀬にとっては3年連続Road to UFC出場を経て、初のベルト獲得を目指すトーナメントでも、開始早々からコントロール&極めにかかるスタイルは変わらず。しかしアグレッシブすぎると、ダイキがカウンターの三角絞めを極めてしまう可能性もある。計量をクリアした両者は「終わってみれば『野瀬のためのトーナメントだったな』という内容で決勝戦を締めくくります」(野瀬)、「明日は自分と応援団のハッピーな1日にします」(ダイキ)と意気込みを語っている。

また、大会直前に出場が決まった夜叉坊はパンツを脱いで、フェザー級のリミットをジャストでクリアし、笑顔を見せた。計量後は「10年振りですかね。ここに帰ってくるまで長い旅でした。旅はこれからも続くので、明日はレフェリーが試合を止めるまで戦いを楽しみたいと思います」と挨拶した。修斗で2連勝プラスTTFCでは狩野優を下し、勢いに乗る轟は「今回は強い相手とマッチメイクしていただきました。しっかり倒して上に行きたいと思います」とアピールした。

■Shooto2024 Final 視聴方法(予定)
12月29日(日)
午後13時~ ツイキャスLIVE

■Shooto2024 Final 計量結果

<世界ストロー級王者決定戦/5分3R>
田上こゆる:51.8キロ
旭那拳:52.0キロ

<環太平洋バンタム級王者決定T決勝戦/5分3R>
野瀬翔平:61.1キロ
ダイキ・ライトイヤー:61.2キロ

<フェザー級/5分3R>
石原夜叉坊:65.8キロ
轟轟:65.8キロ

<キックボクシング 57.5キロ契約/3分3R>
白鳥光希:57.4キロ
タカヤ・ハーデスワークアウト:57.3キロ

<キックボクシング 70キロ契約/3分3R>
シンパヤック・ハマジム:69.6キロ
荒尾祐太:69.5キロ

<フェザー級/5分3R>
山本健斗デリカット:65.7キロ
青井太一:65.7キロ

<フライ級/5分2R>
高岡宏気:56.6キロ
渡辺健太郎:56.1キロ

<バンタム級/5分2R>
青柳洸志:
西村大地:

<バンタム級/5分2R>
青井心二:61.2キロ
中島陸:61.0キロ

<女子50キロ契約/5分2R>
Fukky:49.8キロ
嶋屋澪:49.7キロ

<キックボクシング 51.5キロT 1回戦/3分3R₊ExR>
伊藤琉之助:51.5キロ
山口悠真:51.4キロ

<キックボクシング 51.5キロT 1回戦/3分3R₊ExR>
酒井柚樹:51.2キロ
木下悦志:51.4キロ

<フェザー級/5分2R>
垂水稔朗:65.7キロ
稲葉祥真:65.7キロ

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【FORCE20】打撃向上の高岡が世界3位・宮城を判定で下す。元プロボクサーの垂水がデビュー戦でTKO勝ち

【写真】高岡は確実に打撃が向上。だからこそグラウンドでも、しっかり優位なポジションをキープできる(C)Torao Nation State

8日(日)、香川県の高松シンボルタワーでFORECE20が開催された。ここでは四国ファイターの3試合についてお届けしたい。
Text by Shojiro Kameike


<フライ級/5分3R>
高岡宏気(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28.
宮城友一(日本)

高岡がプレスを掛けると、サウスポーの宮城が左インローを放つ。左ジャブを突く高岡が右を繰り出すと、宮城が組んでケージに押し込んだ。ケージを押しながら右足で小外刈りを狙う宮城。左腕を差し上げたが、高岡が切り返した。高岡がボディロックからテイクダウンを狙うも宮城が耐える。差し返した宮城が左ヒザを高岡の顔面に突き上げた。ケージ際の差し合いで高岡が首相撲からダブルレッグに切り替えるも倒せず。宮城もヒザ蹴りから差し返す。高岡はシングルレッグ、ボディロックで揺さぶり、ラウンド終了間際に投げで崩してテイクダウンを奪った。

2R、左ジャブを突く高岡が右ショートに繋げる。宮城も右ローを返す。ケージ際の差し合いから、離れ際に高岡が右を打ち込む。さらに左を突き刺す高岡は、右ハイから右ストレート、左フックまで繋げた。ダーティボクシングも織り交ぜて攻め立てる高岡。右ハイを繰り出した際に足を滑らせると、宮城が距離を詰めたが差し返す。明らかに打撃面が向上している高岡は、左右ストレートで宮城を下がらせる。宮城も強いローとテンカオを当てるが、高岡の前進を止めることができない。宮城の左ミドルを捌いて倒した高岡は、バックマウントを奪取してラウンドを終えた。

最終回、高岡の左ジャブが伸びる。さらに左から右に繋げる高岡。宮城はオーソドックスにスイッチした。高岡が組むと左ヒザを突き上げる宮城だが、ケージまでドライブされてしまう。離れると、高岡が首相撲から右ヒザをボディに突き刺した。ケージ際では宮城が右ヒジを打ち込む。ケージ際の差し合いが続く中、宮城の左目付近から出血が見られる。首相撲でヒザを連打する宮城。ケージ中央の打ち合いから高岡がダブルレッグでグラウンドに持ち込んだ。高岡はパウンドで削りながら、バックマウント&RNCへ。宮城が反転して立ち上がり、ヒザを放っていった。

裁定はジャッジ2名がフルマークをつけるユナニマス判定で、高岡が世界ランク3位の宮城を下し、20回目の記念大会を締めくくった。


<バンタム級/5分2R>
矢野武蔵(日本)
Def.2R0分41秒 by アナコンダチョーク
藤田ムネノリ(日本)

藤田が左ジャブ2発から大きく右を振るう。バックステップでかわした矢野は左ミドルハイ。藤田の左ミドルハイをブロックした矢野がプレスをかける。左ジャブでケージを背負わせるが、藤田が左に回り、ニータップで組んだ。ケージを背にして尻もちを着かされた矢野だが、左足を抑えられながらもすぐに立ち上がる。再びケージに押し込まれるも、左オーバーフックで耐える。しかし藤田がボディロックから反対側に回してグラウンドに持ち込んだ。

立ち上がる矢野を逃がさず、ケージ中央で背中を着かせる藤田がパウンドで削る。うつ伏せになりケージ際まで移動した矢野が立ち上がった。藤田はバックコントロールから矢野の右ふくらはぎを蹴り続ける。矢野はバックの藤田に対して右ヒジを突き刺す。バックカーフとモモへのヒザ蹴りで削りながら、藤田がバックコントロールで初回を制した。

最終回、藤田が左ハイを放つ。ケージ中央からダブルレッグで飛び込んだ藤田に対し、矢野がカウンターでアナコンダに捕らえた。それでも押し込み続ける藤田を回し、トップから首に圧力をかけてタップを奪った。これで3連勝となった矢野は「来年はRIZINがあるみたいなので、良かったら呼んでください」とアピールした。


<フェザー級/5分2R>
垂水稔朗(日本)
Def.1R2分21秒 by KO
一水浩二(日本)

元プロボクサーで日本ランキングにも入っていたことのある垂水は、修斗トライアルマッチを経て、これがMMAデビュー戦。サウスポーの一水に対して距離を詰めると、右前蹴りからケージを背負わせる。しかし、この前蹴りがローブローになったとして試合が中断される。再開後、一水が右フックからシングルレッグに入ると、垂水はスプロールしてトップに。ニーシールドの一水に鉄槌を落とす。一水はボトムから三角をセットアップするが、足を捌いた垂水が立ち上がった。

再びシングルレッグで組んだ一水だが、これもスプロールされてしまう。ガブッてスタンドに戻った垂水は、グラウンド状態にある一水の肩を蹴る。この蹴りが顔面を狙ったものであると注意を受けて、試合は再開。距離を詰める一水を右ストレートで迎え撃つ垂水。フラつく一水のダブルレッグをスプロールした垂水は、うつ伏せの一水にワンツーでパンチを浴びせる。そして仰向けになった一水に鉄槌を連打し、レフェリーストップを呼び込んだ。

デビュー戦をKO勝利で飾った垂水は試合後にマイクを渡され、「5年前にプロボクシングを引退し、子供も生まれたので『もうエェかな』と思っていました。でも縁があってFORCEジムでお世話になり、気づいたらココにいました。自分はこういうところが居心地が良いんだなって改めて思わされました。今日は疲れました(苦笑)。家族のもとに返って寝ようと思います」と語った。

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