計量を終えて・・・決戦は明日✨
— UFC Japan (@ufc_jp) February 2, 2024
📅2月4日(日)
⏰13時30分(予定)
📺 @UNEXT_fight & #UFCFightPass#鶴屋怜 @mma_rei#原口伸 @haraguchishin#RTU2 pic.twitter.com/99rLM6XBsr
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計量を終えて・・・決戦は明日✨
— UFC Japan (@ufc_jp) February 2, 2024
📅2月4日(日)
⏰13時30分(予定)
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【写真】既に計量を終えている両者。ロン・チュウはかなり戻してきそうな体をしており、当日はフィジカルの差は出てきそうだ (C)Zuffa/UFC
2024年も早くも1カ月が過ぎ、MMAPLANETでは2023年に気になった選手をピックアップ──過ぎ去った1年を振り返り、こらからの1年について話してもらった。
Text by Manabu Takashima
J-MMA2023-2024、第十九弾はRoad to UFCライト級ファイナルを控える原口伸に話を訊いた。
3日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるRoad to UFC2023 Finalでロン・チュウと対戦する原口は、いわばレスリング一本槍のMMAスタイルを今回の決勝まで全うすると断言。MMAファイターとしての底上げは、UFCとの契約後であることを明らかとした。
なおRoad to UFCバンタム級決勝はシャオ・ロンの負傷欠場で不成立、フェザー級はリー・カイウェンが4.5ポンドのリミットオーバーとなっている。
■2023年原口伸戦績
2月12日 Grachan59 X BRAVE FIGHT27
〇 1R3分57秒 by TKO 小谷直之(日本)
5月28日 Road to UFC2023Ep04
〇 2R1分25秒 by TKO ウィンドリス・パティリマ(インドネシア)
8月27日 Road to UFC2023Ep06
○ 3-0 パク・ジェヒョン(韓国)
──昨年の今頃はGrachanライト級王座防衛戦の準備をしていたかと思います。あの時、1年後にUFCとの契約まで一歩のところにいる自分を想像できていましたか(※取材は16日に行われた)。
「Road to UFCに出ることを目指していましたけど、声も掛かっていない状況で。気持ちとしてはあやふやな感じでした。現実味がなかった、それが本当のところですね」
──対して決勝を控えるだけとなった今の心境を教えてください。
「Road to UFC出場が決まった時から、心のどこかで優勝するもんだと思い、普段の生活から練習への取り組みができていました。なので、ようやく来たかというぐらいの感覚です」
──10月にお兄さんの央選手と対談をさせていただいた時、試合に向けての練習に関して悩みがあって病んでいるという発言もありました(笑)。
「あっ、でも次の日にはケロッとしていました(笑)」
──アハハハ、何なのですか。それは(笑)。
「気楽にはやれてなかったですね(苦笑)。今から思うと、色々と背負ってしまってやりたいこととデキていることが噛み合っていなかったです。僕は完璧主義みたいなところがあると思うので、上手くいかないとモヤモヤしてしまうということはあります」
──12月9日に当初は予定されていた決勝戦ですが、その1カ月少し前に韓国で央選手がRoad FCのグローバルT決勝をキム・スーチョルと戦いました。敗れはしましたが、あの激闘を傍で見て何か得ることはできましたか。
「兄貴という一番近い存在が、キム・スーチョルというメチャクチャ強い相手と対峙する。その緊張感はセコンドでも、味わうことができました。キム・スーチョル選手は普段はニコニコしていて凄く良い感じの人なのですが、試合になると殺気に溢れていて。MMAファイターになって初めて、怖いと感じました。アレを感じ取れたことは良かったです。
その怖いと感じた選手に向かっていく──アニキの覚悟が見えました。あそこは自分が見習わないといけない部分ですね。そこは決勝戦に向けて、良い経験になりました」
──同時になかなか日程がハッキリせず、2カ月ズレたことをどのように捉えていますか。
「僕にとってはプラスです。一番大きなことは開催地が上海からラスベガスになったことですね。米国はホームではないですけど、アウェイでもない。中立の場所なので」
──十数時間の飛行機の旅、時差もある。それでもベガスの方が良いと。
「ラスベガスと聞いて、『良しッ!』ってなりました。ラスベガスはMMAのメッカですし、意識しないところでテンションが上がっていたと思います。経験という部分では相手の方がずっとあって。だからこそ、この2カ月という時間は少しでも詰めることができたと思いますし」
──対戦相手のロン・チュウですが、準々決勝と準決勝の試合を見返して思っていた以上に手強い選手だと思うようになりました。
「Road to UFCから見るようになって1回戦は強烈なKO勝ちをして、強さを見せて準決勝は判定で手堅く勝っていた。最初は韓国人選手をマークしていたのですが、ロン・チュウの方が全然強いですね(苦笑)。
それでも全然、負ける気はしないです。なんか燃えていますね」
──テイクダウン対策は徹底してくると思います。
「得意なのはバレていますよね。すぐに行ってダメなら、我慢するのも手かと思っています。打撃戦につき合うということではなくて、動いてタイミングをずらしてテイクダウンへの意識が薄まった時に一気に狙う。切られて、そのまま続けるとそこは防がれるので、そういう風に戦おうかと考えていますし、練習もしています。
ただし自分のテイクダウンは初速なんかは、普通のMMAファイターと違うと思っています。だから、基本は切られないと考えています。でも相手が準備をしているところで仕掛けると切られます。準決勝では、相手が準備しているのに仕掛けて切られたので……言ってみれば、プレッシャーをかけても仕掛けない。そこで相手が出てきたところで、仕掛けるとかタイミングに変化を持たせようと思います」
──組んで倒しても、立たれる。だから、組みは淡泊になり打撃戦が多くなるのも今のMMAです。組み技は疲れるという意識を持っていますか。
「疲れます。でも、自分の武器なので。最後は離れると死ぬぐらいの意識でやっています。それでも無理から打撃をするよりも、組んでいる方が……そうですね、体力的には疲れますが、気持ちは一切折れないです。そこで相手が嫌がるような素振りを見せれば、また元気になりますし」
──UFCでは準決勝の動きだと、切られるだけでなくパウンドを打たれるかと思います。今回はその辺りも意識することはありますか。
「次の試合はトーナメントの決勝ですし、今持っている強さをぶつけます。勝ちに徹するというか、全てをぶつけて戦います。そうなると、これまでやってきた打撃の展開になることもあるだろうし、結果的にそうなれば先を見越していることになるかもしれないですね。理想は倒して殴る。でも、パウンドでは隙間ができてスクランブルに持ち込まれるので、エルボーとか密着して打つ方向で考えています。
テイクダウン後の相手の処理が上手いと、テイクダウンから後の勝負になります。テイクダウンは取れるので。意識は倒した後、そこから何をやるのかは3パターンほど用意していて、そのうちのどれかを当てはめる。相手の動きとかでなく、そこにはめ込みます」
──契約することがデフォルトとして、2024年はどのような活動をしていこうと考えていますか。
「それこそUFCを契約した後は、MMA選手として完成度を上げていきたいです。だから契約した後は、少し時間を空けるかもしれないですね。UFCデビューは夏から秋、その前に海外で練習もしてみたいです。トーナメント中は勝つ事に集中してきたので、終わればMMAを楽しめる時間も創りたいと思っています。幸い、今回の試合でビザも取れ、アッチで練習する障害はなくなったので米国──キルクリフFCとかで練習したいですね。また、しっかりと考えますけど、MMAを……知らない世界を味わいたいです」
──そのためにもロン・チュウ戦、クリアしてください。
「ハイ。一部では厳しいとか言われているようですけど、僕は勝つことしか考えていないです。そうやって自分を信じ込んでいるので、それを当日にしっかりと見せることができれば……と思っています」
■視聴方法(予定)
2月4日(日・日本時間)
午後1時30分~UFC FIGHT PASS
午後1時15分~U-NEXT
■Road to UFC2023 Final計量結果
<Road to UFCライト級T決勝/5分3R>
ロン・チュウ: 156ポンド(70.76キロ)
原口伸: 155.5ポンド(70.53キロ)
<Road to UFCフェザー級決勝/5分3R>
リー・カイウェン: 149.5ポンド( 67.81キロ)
イー・チャア: 145.5ポンド(66.0キロ)
<Road to UFCフライ級決勝/5分3R>
鶴屋怜: 125.5ポンド(56.92キロ)
チーニョーシーユエ: 125.5ポンド(56.92キロ)
鶴屋怜〓 @mma_rei
— UFC Japan (@ufc_jp) February 2, 2024
125.5lbs〓#RTU2 pic.twitter.com/J8anDRdPnl
原口伸〓 @haraguchishin
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155.5lbs〓#RTU2 pic.twitter.com/pvcJ0yHRbk
計量を終えて・・・決戦は明日〓
— UFC Japan (@ufc_jp) February 2, 2024
〓2月4日(日)
〓13時30分(予定)
〓 @UNEXT_fight & #UFCFightPass#鶴屋怜 @mma_rei#原口伸 @haraguchishin#RTU2 pic.twitter.com/99rLM6XBsr
#RTU2 決勝の公式計量結果〓 https://t.co/vMX09RqgDq
— UFC Japan (@ufc_jp) February 3, 2024
明日2月4日(日)13時30分開始予定〓
【対戦カード】
フライ級
鶴屋怜〓ジー・ニウシュイエ
フェザー級
カイウェン〓イー・ジャー
ライト級
ロン・チュー〓原口伸
〓 @UNEXT_fight & #UFCFightPass pic.twitter.com/WY1H2tLlW6
フライ級(56.7kg以下)マッチ 5分3ラウンド
鶴屋怜(125.5lbs/56.93kg) vs. ジー・ニウシュイエ(125.5lbs/56.93kg)
フェザー級(65.8kg以下)マッチ 5分3ラウンド
カイウェン(149.5lbs/67.81kg)* vs. イー・ジャー(145.5lbs/66.00kg)
<* カイウェンは規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のイー・ジャーに報奨金の20%を支払う>
ライト級(70.3kg以下)マッチ 5分3ラウンド
ロン・チュー(156lbs/70.76kg) vs. 原口伸(155.5lbs/70.53kg)
Confirmed: Lee Chang Ho vs. Xiao Long is being postponed, date TBD (Lee posted to his IG story). https://t.co/npjNG1sjje
— Chris Presnell (@mmaecosystem) January 30, 2024
フライ級🎖
— UFC Japan (@ufc_jp) January 31, 2024
鶴屋怜(日本)〓ジー・ニウシュイエ(中国)
フェザー級🎖
イー・ジャー(中国)〓リー・カイウェン(中国)
ライト級🎖
原口伸(日本)〓ロン・チュー(中国)#鶴屋怜#原口伸#RoadToUFCシーズン2
〓2月4日(日)
〓13時30分予定
〓 @UNEXT_fight & #UFCFightPass pic.twitter.com/6ROKBn5fqw
ロマン・ドリーゼ 2.42
ナッソーディン・イマボフ 1.59
ヘナート・モイカノ 1.54
ドリュー・ドーバー 2.54
ランディ・ブラウン 1.37
ムスリム・サリコフ 3.20
ヴィヴィアニ・アロージョ 3.75
ナタリア・シウバ 1.29
アリアスカフ・キズリエフ 1.68
マフムート・ムラドフ 2.24
ギルバート・ウルビナ 1.49
チャールズ・ラドキ 2.70
モリー・マッキャン 1.39
ディアナ・ベルビタ 3.10
アザト・マクスム 1.44
チャールズ・ジョンソン 2.85
テンバ・ゴリンボ 1.39
ピート・ロドリゲス 3.10
リー・ジョンヨン 1.70
ブレイク・ビルダー 2.20
ルアナ・カロリーナ 2.14
ユリア・ストリアレンコ 1.74
ランドン・キニョネス 2.10
マルケル・メデロス 1.77
トーマス・ピーターセン 1.60
ジャマール・ポーグス 2.40
ロン・チュー 2.30
原口伸 1.67
リー・カイウェン 3.05
イー・ジャー 1.42
鶴屋怜 1.17
ジー・ニウシュイエ 5.25
セミに登場するモイカノが「ファイトナイトなんてクソ。誰も見てない。APEXは選手もファンもみんな嫌い」とDisったAPEX大会。プレリムに出場するチャールズ・ジョンソンも、家族が観戦するために1600ドル(現在のレートで23万5千円)以上するチケットを買わなければならないことに不満を漏らしていた。ダナ・ホワイトも、去年の時点で「APEX開催は見直す時期が来たかもしれない」と言っていたが、結局今年も4月まで発表されているファイトナイトイベントの半分以上がAPEX開催。それでも今大会はメインカードにランカー対決が3試合あるのでマシな方だろう。
メインはミドル級ランキング8位のドリーゼ vs. 11位のイマボフ。ジョージア vs. ロシアというAPEXらしい一般層に人気がなさそうなカード。ドリーゼは前戦で王座挑戦経験のあるマービン・ヴェットーリに判定負け、イマボフは昨年1月に後の王者ストリックランドに判定負けと、両者ともにタイトルに絡むにはまだ距離があるもの同士。
ハードパンチャーだが足関も狙うドリーゼに対し、イマボフはダゲスタン出身のボクサー。ストリックランド戦は急遽のカード変更でライトヘビー級での試合となり後半失速したが、前戦のクリス・カーティス戦はパンチで圧倒(結果は2Rのバッティングによりノーコンテスト)。28歳とミドル級ランカーでは若く、将来的に期待できそうなのはイマボフ(ドリーゼは35歳)。オッズも下位ランカーのイマボフがフェイバリット。
イマボフ判定勝ち。
全試合終了後、昨年から延期となったRoad To UFCシーズン2の決勝戦3試合が行われる(バンタム級決勝戦はシャオ・ロンの負傷により延期)。
3試合は日本 vs. 中国が2試合、中国人対決が1試合。原口・鶴屋の日本勢はいずれもフェイバリット。特に鶴屋はこの日一番のフェイバリット。前回は膝の負傷もありキャリア初の判定となったが、最後まで失速することなくフルタイム戦えたという収穫もあった。ニウシュイエは打撃は強いが組みでは鶴屋とだいぶ差がある。UFC契約後のことを考えても、フィニッシュしての勝利がほしい。
原口は準決勝は相手の体重オーバーで急遽ワンマッチ出場選手との対戦に変更。テイクダウンからのコントロールで勝ちに徹し、内容は盛り上がったとは言えなかったが判定勝ち。決勝の相手は一度UFCと契約し1勝2敗の戦績を残したロン・チュー。バンタム級ランカー・ソン・ヤドンのスパーリングパートナーで、原口より2歳若い23歳ながら、これが30戦目。飛び込みの速さと強いパンチを持つ。UFCでは通用しなかったが、今回のRoad To UFCでは中国勢の成長が著しかったので、原口も楽な試合にはならないかもしれない。
第1試合は6時開始、メインカードが9時開始で、終了後午後1時半よりRoad To UFC決勝戦が中継される。
速報します。
J-MMA 2023-2024、第一弾・原口伸、後編。
Text by Manabu Takashima
2024年もRoad FCのトーナメントが出ることが確定という原口だが、その前に国内でも1試合を挟みたいという。そこで挙げられた各プロモーションのバンタム級ファイターの名前は原口が如何に自分の現在の位置を理解し、さらなる高みを目指そうとしているのかがしっかりと伝わってくる選手たちだった。
<原口央インタビューPart.01はコチラから>
――ところで原口選手って、SNSでファンに何言われると反応していますよね。結構、挑発的に。
「ハハハハ。楽しんでいます。僕、普通に言っちゃうんです。思ったことが、すぐに出てしまって(笑)。相手にすればするほど、回りも反応するので面白くて。武田(光司)がインスタLIVEをやっていて、そこに僕が入って。武田が僕を弄ると色んな奴が反応してきて。そいつら一人一人に返信します。『うるせぇ』とか『直接、言いに来い』とか」
――アハハハ。そんなことしてもしょうがないじゃないですか。
「めっちゃ、楽しんでいます(笑)」
――凄く意外な気がします。
「アンチとかも全く気にならないので」
――SNSのやりとりも、打ち合いもほどほどにお願いします(笑)。ところでトーナメント決勝直後、その後のキャリアップに関してはどのように考えていましたか。
「Road FCのトーナメントは、2024年もジョン(ムンホン)代表から直接『また出てほしい』と言ってもらえたので。僕自身、また出たい――負けた直後から来年のトーナメントに出たいと思っていました。本当に色々と経験ができました。日本とは全く違うので。僕もそうですし、(原口)伸も対戦相手が急遽代わったり、そういうことが当たり前にある。そういうときの適応能力が、海外でやっていくには必要になってくる。
伸なんて準決勝は相手が代わって、決勝は大会自体がなくなりましたからね(苦笑)。世界のトップでやるには、そういうことにも対応できないと。本当はなるべく公平な状況で、ここまで練習してきたことをぶつけ合いたい。そう思っています。あのアレックス・ヴォルカノフスキーもイスラム・マカチェフとの2度の対戦は、全然動きが違っていました。準備って大切です。
でもショートノーティスで試合を受けることも凄いですし、そういうことを当然だと思えないといけない。僕も中原(由貴)選手との試合で経験しているので。1週間前のオファーを受けて戦ったことで、準備の大切さは身に染みて分かりました。それを経験したことで分かって。やはり経験して良かったです」
――そのような覚悟で挑むRoad FCのトーナメントですが、63キロをバンタム級として、王座決定トーナメントをライト級とともに初夏から開くという情報も入ってきます。
「フェザー級の選手が下げてくる……世界各国から、強い選手が集まってきそうです。その来年のトーナメントで頑張らないといけない」
――開幕まで半年ほど時間が空くと、考えられます。
「なので、その前に一戦を国内で挟んでも良いかなと」
――それはどの大会で?
「どこでもオファーをくれれば……どこでも良いです。RIZINが九州・佐賀でLANDMARKを開くので――地元の鹿児島に近いし、出たいですね。九州だし、盛り上がるだろうなと。でも強い選手と戦いたいです。LANDMARKならケージで、僕の土俵だと思っているので。
まぁRIZINもそうだし、DEEP、修斗、パンクラス――どこでも良いので、強い選手とやりたいです……。そうですね、これ書いてもらって良いですか」
――ハイ、なんでも。
「修斗なら藤井伸樹選手、僕も藤井選手もスタミナがドロドロの試合ができるので、ゾンビ系のファイトがしたいです。あとDEEPならDJ.taiki選手」
――人選が渋くて、またしっかりと実力者を指名していますね。
「DJ選手に勝てれば、上の選手と戦って良いということだと思うんです。それとパンクラスなら田嶋椋選手か井村塁選手、やっぱり強い選手がいるんで。僕、ZSTで河村(泰博)選手に負けているから……何も言えないですけど(苦笑)」
――今の原口選手なら、今名前を挙げた各プロモーションの選手なら誰でも戦える権利があると思います。ところでBRAVEでは空手の南友之輔選手、日本拳法の木村柊也選手という勢いのある新人がデビューしました。
「南が同じ階級で、木村はフェザー級ですけどプロ練習にもいつも来ますし、一緒に練習をしています。打撃に関しては凄いです。打撃だけならメチャクチャやられます、ボッコボコに。まだプロ2戦と1戦なんですけど、学ぶことしかないですね。それに南、木村、伸以外にも強いのが集まってきています。コンバットサンボ全日本王者の熊崎夏暉とか、いろんな若いのがいて世代交代されないように必死です(苦笑)」
――気が早いですね(笑)。そんな原口選手ですが、2024年の飛躍に向け意気込みの方をお願いします。
「2024年もRoad FCのトーナメントに出るので、今度はしっかりと優勝します」
All roads lead to the Octagon! 〓
— UFC_Asia (@UFC_Asia) December 14, 2023
The best prospects from Asia battle it out for one final time as the #RoadToUFC Season 2 finale fights are set to take place on February 4th! pic.twitter.com/iOxAsHtVXc
世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であるUFC〓(Ultimate Fighting Championship)は本日、日本時間2024年2月4日(日)に、『UFCファイトナイト:ドリーゼ vs. イマボフ』に続いて『ROAD TO UFC シーズン2』決勝戦を開催することを発表いたします。
● フライ級(56.7kg以下)決勝:鶴屋怜(日本) vs. ジー・ニウシュイエ(中国)
● バンタム級(61.2kg以下)決勝:シャオ・ロン(中国) vs. イ・チャンホ(韓国)
● フェザー級(65.8kg以下)決勝:イー・ジャー(中国) vs. リー・カイウェン(中国)
● ライト級(70.3kg以下)決勝:原口伸(日本) vs. ロン・チュー(中国)
UFCが再び中国・上海へ〓
— UFC Japan (@ufc_jp) November 1, 2023
12月9日(土)〓#UFCファイトナイト上海 開催〓#UFCShanghai pic.twitter.com/uEpSnrVP4q
#UFCファイトナイト上海 のプレリムでは #ROADTOUFC シーズン2の決勝戦4試合を実施〓
— UFC Japan (@ufc_jp) November 1, 2023
UFCとの契約をかけた大一番にご注目〓#RTU2 #UFCShanghai pic.twitter.com/k9BfaPCCBj
Rei Tsuruya will fight Jiniushiyue at #UFCShanghai on December 9th. #UFC #MMA #UFCESPN #UFC2023
— Marcel Dorff 🇳🇱🇮🇩 (@BigMarcel24) November 1, 2023
Road to UFC Flyweight Finale. pic.twitter.com/2o5JcAebbX
Xiao Long will fight Chang Ho Lee at #UFCShanghai on December 9th. #UFC #MMA #UFCESPN #UFC2023
— Marcel Dorff 🇳🇱🇮🇩 (@BigMarcel24) November 1, 2023
Road to UFC Bantamweight Finale. pic.twitter.com/5SoySgyWX0
Li Kai Wen will fight Yi Zha at #UFCShanghai on December 9th. #UFC #MMA #UFCESPN #UFC2023
— Marcel Dorff 🇳🇱🇮🇩 (@BigMarcel24) November 1, 2023
Road to UFC Featherweight Finale. pic.twitter.com/YUufgSVOqD
Rongzhu will fight Shin Haraguchi at #UFCShanghai on December 9th. #UFC #MMA #UFCESPN #UFC2023
— Marcel Dorff 🇳🇱🇮🇩 (@BigMarcel24) November 1, 2023
Road to UFC Lightweight Finale. pic.twitter.com/F0ilgLrqle
UFCのない週末。
— 川尻達也tatsuya kawajiri (@CRUSHER_MMA) October 29, 2023
ガヌーvsフューリーでお腹いっぱいだけど今日は韓国ROAD FCのバンタム級トーナメント決勝戦で
原口央vsキム・スーチョルもありますよ。
AFREECA TVで無料で観れるとか🤔
14:00スタート。
ちなみに原口央選手の弟はRoad to UFC参戦中の原口伸選手。
格闘家兄弟!!
【写真】前編の舌出しとは打って変わって素の表情に--ちなみにリモート画面の背景は何の関係もないそうです(C)SHOJIRO KAMEIKE
15日(日)、東京都江東区のTFTホール100で開催されるGRACHAN65「15TH Anniv」のメインイベントで、岸本篤史と対戦するロクク・ダリのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike
MMAキャリアのほとんどをグラチャンで戦ってきたダリ。一度はGRAND王者となるも、ベルトを失いウェルター級からライト級に転向した。その先に目指すタイトルマッチへの想いに、格闘技に対する姿勢は真摯な姿勢が見られた。
<ロクク・ダリ インタビューPart.01はコチラから>
――ダリ選手は派手な試合内容と言動が目立つこともありますが、そのファイター観というのは理解できます。
「ありがとうございます」
濱村 でも毎月試合をしたいという割には、たまに連絡がつかなくなったりするんですよ。
「アハハハ! いろいろあるの。いろいろと、ね(笑)」
――何か言えないようなことをしているのですか(笑)。
濱村 別に言えないようなことじゃないんですよ。たとえばスマホの画面がバッキバキに割れて電話できなくなり、『いま奥さんのスマホから連絡しているんだけど――』って。そんなことが何回もあるから、『なんでそんなにスマホの画面が割れんねん!』と(苦笑)。
「ゴメンナサイ。私のスマホで子供がゲームしていることもあったり、いろいろあるの」
濱村 それだけじゃなくて、書けないこともありますよ。
――アハハハ。楽しそうなお話ですが、本題に戻ります。ダリ選手は2014年にプロMMA3戦目からグラチャンに出場しています。対戦相手は上山龍紀選手でした。
濱村 3戦目で上山さんと対戦できるなんて、激アツじゃないですか! もともと僕がグラチャンに出たことがあったので、以前から岩﨑ヒロユキ代表と面識はあったんですよ。細かい経緯は覚えていなくて申し訳ないのですが、その関係で岩﨑さんからお話を頂いて。
「僕がグラチャンに出始めた頃は、格闘技を始めてそんなに時間が経っていなかったです。当時は留学生として日本に来ていて、吉田道場で練習させてもらっていた時にグラチャンのアマチュアに出ました。当時はグラチャンだけでなく、日本の格闘技団体のことはよく分からないまま『ダリ、この試合どう?』『Here We Go!』という感じで試合に出ていました」
――当時から「Here We Go!」の精神だったのですね。
「2015年にDEEPで米田さんと試合をしてから、『これからはグラチャンでやっていく』という話をしたんですよ。大阪のグラジエーターに出たこともあるけど、それはグラチャンの選手としてGRANDタイトルマッチに出場しました。あの時は岩﨑さんから『グラチャンの選手として絶対に勝ってほしい』という気持ちが伝わってきたんです。その気持ちが嬉しくて、岩﨑さんにも『僕が絶対にベルトを獲るから』と約束したし、実際にGRANDのベルトを巻くことができて良かったですね」
――そのGRANDタイトルマッチまで8連勝を収めていますが、2019年に入りウィル・チョープと桜井隆多選手を相手に2連敗を喫しました。
「桜井さんとの試合は本当にショックでした。1R、2Rの途中まで自分が勝っていて、最後に『これは行けるかな』と思ったら負けてしまった……。ベルトまで獲られてしまって。ただ、桜井さんは凄いですよ。あれからまだ頑張っているし、今回も出るからね」
――桜井戦でGRANDのベルトを失ったあとは、何を目標としていたのでしょうか。
「試合後は『もう一度ベルトを獲りたいね』と思っていました。でもコロナ禍で試合できなくなって……。その頃に岩﨑さんから『ライト級でやってみる?』と言われたんですよ。もともと僕はウェルター級で試合をする時、ほとんど減量をしていなくて――普段から77キロか78キロぐらいだったから。僕も70キロなら落とせると思って、ライト級でやることにしました」
濱村 ずっとウェルター級でやっていたのは、プロデビュー戦で大原樹理選手と対戦した時に減量を失敗したからなんですよ。
「……あの時は何も分かっていなかったね。でも今はいろいろ勉強してきて、ライト級まで落とせるようになりました。ライト級に落としたほうが体の調子は良いです。試合でもリラックスして体を動かすことができるようになりましたよ。いま考えると、ウェルター級の時は相手が大きかった(笑)。『この人、同じ体重!?』と思うぐらいで。ライト級で、ようやく他の選手と同じ体格になった気がしますよね」
――そこで次はライト級でグラチャンのベルトを獲ろうと考えていたのでしょうか。
「いつかタイトルマッチをやりたい、という話はありました。でもその前に、順番がある。僕も最近はグラチャンに出ていなかったし、ずっとライト級で戦っている選手もいるから。僕はベルトが欲しい。やっぱりベルトを持っていると――気持ち良いじゃないですか。ベルトを持っていたら、僕はベルトを一緒に寝ます。まるで子供と一緒に寝るみたいに(笑)。
でもファイターは、ベルトのことばっかり考えていたらダメですよ。もしライト級の実績がない時に岩﨑さんが『ダリ、次はタイトルマッチだよ』と言ってきても、それは僕にとって良くない。まずファイターなら、いつでも試合ができるように準備しておく。ひとつ一つ試合で勝って、タイトルマッチにふさわしい選手になっていかないといけないですね」
濱村 こういうことを言って、急に良い子ぶるところがあるんですよ(苦笑)
「いや、たまには真面目なことも言わせて(笑)」
濱村 いまダリが言ったことは、本心です。普段は真面目なことを言わずに、こういう時に本心で真面目なことを言うから……。先ほど言ったように、連絡が取れなくなってムカッとする時もあります。でも格闘技の話をすると『あぁ、格闘技との向き合い方は本当に真面目なんやな……』って誤魔化されます(笑)。
――では次の対戦相手、岸本選手の印象を教えてください。
「岸本さんとは前に一度、試合が決まっていました。でも相手の怪我か何かで、試合が流れたんですよ。それでもう一度、僕とやりたいと思うなんて――岸本さんは凄いと思います。絶対に僕が勝つのにね。必ずKOしますよ」
――ライト級王者の原口伸選手がRoad to UFCに出場であるため、ベルトの行方は原口選手の結果次第というところです。ただ、今大会のダリ×岸本、小谷×林のライト級2試合がタイトルマッチに繋がっていくのは間違いないでしょう。
「次の試合は絶対に勝ちますよ。それで僕がタイトルマッチにふさわしい選手になれるんじゃないかと思っています。だからグラチャンには次か次の試合で、ベルトを用意しておいてほしい。僕はノー・ドーピングで頑張りますよ」
■視聴方法(予定)
10月15日(日)
午後2時00分~ GRACHAN放送局
■ Grahan65対戦カード
<バンタム級/5分2R>
手塚基伸(日本)
TSUNE(日本)
<ライト級/5分2R>
ロクク・ダリ(コンゴ)
岸本篤史(日本)
<ライト級/5分2R>
小谷直之(日本)
林RICE陽太(日本)
<ウェルター級トーナメント1回戦/5分2R+Ex1R>
渡辺良知(日本)
青木忠秀(日本)
<ウェルター級トーナメント1回戦/5分2R+Ex1R>
桜井隆多(日本)
上田拳翔(日本)
<J-MMA Rookies CUPフライ級決勝戦/5分3R>
金井一将(日本)
鈴木崇矢(日本)
<J-MMA Rookies CUPフェザー級決勝戦/5分3R>
黒井海成(日本)
人見礼王(日本)
<バンタム級/5分2R>
伊藤空也(日本)
高須将大(日本)
<フェザー級/5分2R>
大搗汰晟(日本)
中村京一郎(日本)
<ウェルター級/5分2R>
能登崇(日本)
芳賀ビラル海(日本)
<バンタム級/5分2R>
今村豊(日本)
YO-HEI(日本)
<ストロー級/5分2R>
朝日向大貴(日本)
牧ケ谷篤(日本)
<フェザー級/5分2R>
松田征也(日本)
ディオゴ・ロボ・トクナガ(ブラジル)
<バンタム級/5分2R>
萩原一貴(日本)
佐々木歩夢(日本)
<フライ級/5分2R>
宮内拓海(日本)
天野哲宏(日本)
<引退エキシビジョンマッチ/5分1R>
阪本洋平(日本)
山本琢也(日本)