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【RIZIN TRIGGER02】RIZINケージ第2弾、追加カード発表ーーアキラと鈴木琢仁によるライト級戦

【写真】YouTubeでバナナを食べ続けているアキラに対して鈴木もバナナで応戦--(C) MMAPLANET
2日(水)、RIZINが記者会見を開き、RIZIN TRIGERR02の追加対戦カードを発表した。

2月23日(水・祝)、静岡県袋市エコパアリーナで開催されるRIZIN TRIGERR02の追加対戦カード(MMA)は、<71キロ契約>アキラvs.鈴木琢仁、<73キロ契約>渡慶次幸平vs.ハリー・スタローン、<61キロ契約>内山拓真vs.原虎徹、<66キロ契約>小島勝志vs.中川皓貴、<62キロ契約>遠藤大翼×吉野光の5試合だ。



記者会見にはアキラ、鈴木琢仁、渡慶次幸平、そして吉野光が出席。各選手、次のように語っている。

アキラ
「お久しぶりです。武蔵むらやまクリニックのアキラです。今回このようなカードを組んでくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございます。僕に失神KO勝ちをさせるために鈴木選手という弱い相手との試合を組んでくださって、ありがとうございます。鈴木選手も今回、失神するために出てきてくださり、本当にありがとうございます。ちゃんとタップしてくれれば離すので、安心してください」

鈴木琢仁
「RIZINファンの皆さん、初めまして。今をときめくボンサイ柔術所属、ボンサイ柔術茶帯、そしてボンサイ柔術日本人最強(関根“シュレック”秀樹さん除く)鈴木琢仁です。今回、RIZINに初参戦させていただくことになりました。RIZINではボンサイ柔術で培った寝技、柔術をお見せしたいと思います。
前回は去年の10月に、北岡悟選手というレジェンドに勝つことができました。キャリアの中でも大一番で勝つことができて、すごく自信にはなりました。ただ、今回のアキラ選手は、僕のキャリアの中でも一番の強敵といっても過言ではないので、さらに自信を持って臨みたいと思います」

渡慶次幸平
「本当に人生ってうまくいかないなと、この間の沖縄大会で思い知ったばかりです。夢と希望を持って東京に出てきて、すぐホームレスになって、結婚して子供が出来て――。やっとラウェイでRIZINに呼んでもらえるようなファイターになって故郷で試合をしたんですが、早々にやられてしまい、すごく悔しい日々を過ごしています。その試合に負けた当日、大原君(対戦相手の大原樹里)に『稽古をつけてくれ』とお願いしました。そこからずっと、パンクラスイズムさんとKIBAでトレーニングさせてもらっています。その日から今、確実に強くなっているので、すごく自信があります。それはケージの中で証明するだけなので、この闘志が消えるまで、しっかり戦い続けたいと思います。応援よろしくお願いします」

ハリー・スタローン
「今までの試合は家族のもとに無事に帰ることや、職場に無傷で出勤することなど、自分にリミッターをつけている状態で戦っていました。しかし次に試合をする時はそのリミッターを外して、自分は死んでもいいぐらいの気持ちで戦うことを決めていました。そこにRIZIN出場のお話をいただいたので、この試合では先のことを考えずに死ぬ気でやります。自分とやる相手が可哀想に思います」

遠藤大翼
「格闘技に出会ってから自分の人生が変わりました。性格や考え方、人との付き合い方、謙虚さ、他にもいろいろとあります。このような素敵なスポーツを少しでも多くの方に知っていただきたい、楽しさや恰好良さを伝えていきたい、と思っています。今回参戦するにあたって、当ジムの子供たちや会員の皆さんに、ただの指導者ではなくて選手としての顔も見てもらいたいと思いました。いぶし銀の渋さを伝えられたらと思っています」

吉野光
「僕はあまり知名度がなくて、きっとRIZINファンの皆さんはRIZINバンタム級トーナメントに出ている選手がトップで、日本で一番すごい選手だと思っているかもしれないんですけど、日本にはまだ強い選手がたくさんいます。僕はその中でも強い選手だと思っているので、試合当日は僕の強さを見せたいと思います。よろしくお願いします」

小島勝志
「RIZINファンの皆様、初めまして。GRACHANから来ました、スタイルプラスジムの小島勝志です。まずこの試合を組んでいただき、RIZIN、格闘技関係者の皆様ありがとうございます。僕は山梨県で日々活動しており、格闘技が盛んではない山梨県に総合格闘技を文化として残したいという思いで選手をやりながらジム経営をしています! 地方でもRIZINみたいな大きな舞台に出場できること、地方でもこんな強い奴がいるんだということを、たくさんの人に見てもらえたら嬉しいです。僕はストライカーなので当日は僕の打撃に注目して見てください。バチバチの打撃でKOして勝ちますので、応援よろしくお願いします」

中川皓貴
「今回は初めてのRIZINという大きな舞台で試合をさせていただくチャンスをもらえて、緊張など色々とありますが自分らしく試合ができたらなっと思います! 会場を盛り上げられるように頑張ります!」

内山拓真
「ボンサイ柔術の内山拓真です。今回、自分は運と所属ジムのネームバリューだけで参戦できたと思っています。ボンサイといえばサトシ、クレベルばかりが注目されていて、僕たち若者組は鬱憤が溜まっているので、ここで一本、KOで勝って実力を証明したいと思います。自分はボンサイ仕込みの寝技はもちろんですが、これまで都内のジムやハワイのUnited MMAでも練習を積んできました。他のボンサイファイターとは違ったスタイル、面白い戦いを見せられると思います。ぜひ期待しておいてください」

原虎徹
「RIZINファンの皆様、初めまして。CAVE所属、石渡伸太郎YouTubeチャンネルメンバーの原虎徹です。子供の頃から真剣に格闘技に取り組んできました。その技術の高さ、ポテンシャルの高さを見せつけたいです。去年のバンタム級GP、石渡さんの言葉を借りて言うならば、“偽物がチョロチョロ”していたので、この試合に勝ち、そういう選手を倒しに行きます。次の試合を期待してもらえるようなパフォーマンスをお見せします」

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ABEMA MMA MMAPLANET PANCRASE Pancrase326 Pancrase327   ロッキー川村2 内藤由良 北岡悟 岡見勇信 武術空手 藤野恵実

【Pancrase326&327】湾岸から山の手、そして武蔵野・多摩。東京横断のパンクラスで内藤×ロッキー!!

【写真】内藤のポテンシャルの高さは練習仲間からも折り紙付き。対してロッキーが今も強くなり続けていることで、非常に楽しみなマッチアップだ(C)MMAPLANET

19日(水)にパンクラスから3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326で内藤由良とロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、20日(木)には4月29日(金・祝)に東京都立川市の立川ステージガーデンでPancrase327が行われることが発表されている。

パンクラス新章が日々、明らかになってくる。藤野恵実×KAREANに続き2つ目のタイトルショットはリリースに『ロッキー ザ ファイナル』遂にロッキーがキッズレスリング時代の教え子、内藤由良と戦う時が来た。「NEVER GIV UP 自分をあきらめない』と綴られている。


2005年7月にプロデビューを果たし16年、内藤が9歳の時のことだ。2017年11月にミドル級KOP王座を失うと、MMAからは距離をおいていた川村がデカゴンに戻ってきたのは、成長した教え子の対戦要求にこたえたものだった。

ロッキー・バルボアとトミー・マシンガンはストリートファイトで決着をつけたが、こちらのロッキーはケージのなかでベルトを抱えて内藤を迎えうつ。

神奈川の磯子工業高校から国士舘大とレスリングで活躍し、全日本大学選手権と学生選手権ではそれぞれ97キロ級と92キロ級で準優勝という実績を残す内藤は、2020年9月のプロデビューからここまで4連勝で今回のタイトル戦を迎えることになった。

北岡悟とともにパンクラズイズムの看板を守り、最近では武術空手の稽古にも取り組む川村に対し、内藤は岡見勇信にとって最高のトレーニングパートナーになるまで成長している。

MMAの性格上、組みで削ることができる教え子=内藤が有利という見方もできる。その一方で、過去にMMAで見せた者が皆無の──枯れの美学という未知の領域に足を踏み入れ、その強さを川村が見せることができるのか、注目だ。

さらに本日、公になった4月の立川大会。ベイエリアから山の手、そして武蔵野・多摩へ。東京を横断するパンクラスの新章、立川ステージガーデンは昭和記念公園に隣接し、向かいにIKEAがあるライブ・エンターテイメント・ホールで客席数2500を誇り、24時間使用可能という──民間運営の利便性の良さが目をひく会場だ。

大型スクリーン、2階、3階席がある立川ステージガーデン大会でのカードの発表も待たれる。

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新年の抱負!ライト級でトップになる!!!

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 武田 光司
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 ・五十嵐 翼【マネージャー】
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 ・RIZIN.30武田光司vs矢地祐介
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 ・RIZIN.27 武田光司vs久米鷹介
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 ・RIZIN.24 武田光司 vs 川名雄生
  https://www.youtube.com/watch?v=DM4deP38kmI&t=133s

 ・RIZIN.15武田光司 vs ダミアン・ブラウン
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 ・DEEP.86 北岡悟 vs 武田光司【タイトルマッチ】
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 ・RIZIN.27 武田光司vs久米鷹介
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【RIZIN】RIZIN.33の展望~武田光司× “ブラックパンサー”ベイノア~

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全対戦カードがやっと出揃ったRIZIN.33。展望シリーズもアクセルを踏んでいきましょう。今回は武田光司(BRAVE)דブラックパンサー”ベイノア(極真会館)のライト級ワンマッチです。

RISEウェルター級チャンピオンにしてお笑い芸人「けとるべる」のボケ担当。外見とは裏腹に日本語を流暢に話す板橋区成増在住。そのアンバランスなキャラも相まってRIZINライト級の常連ファイターになりつつあります。

でも決してイロモノというわけではないのが心憎い。空手をベースにした打撃でキックボクシングではJ-NET WORKとRISEで王座を戴冠。満を持してMMAに転向すると2試合目でロクク・ダリに押されながらも、カウンターの右フック1発で逆転KO勝ちを収めています。

実力はまだ発展途上ながらもその分伸びしろは十分。アスリートとしての身体能力とポテンシャルは高いだけに、今後ライト級の上位戦線に絡んでくる可能性を秘めています。

一方の武田はMMAの実績は文句なし。レスリングをバックボーンに宮田和幸率いるBRAVEで英才教育を施されたDEEPライト級王者。勝ってきた相手も北岡悟、大原樹理、
川名雄生、久米鷹介など各大会のチャンピオンクラスが並びます。掛け値無しに日本人ライト級最上位と言っていいでしょう。

しかし前回の矢地祐介との試合を落としたのが痛い。フロントスープレックスでテイクダウンしてアームロックであわやの場面を作ったものの、ここを凌がれるとジリ貧になる苦しい展開。スピードのある矢地のヒット&アウェイを最後まで捕まえる事が出来ずに判定負けを喫しました。

今回も矢地と同様にスピードがあってフットワークの軽快なベイノア。捕獲出来ないと矢地戦と同様に打撃を蓄積される危険性はあり得ます。それどころか一撃必殺があるだけに武田にとっては気が抜けない状況が続きそうです。

武田がテイクダウンすればあっという間に極めてあっさり一本か。逆にテイクダウンを凌いでスタンドの時間が増えれば増えるほど流れはベイノアに傾きそう。実績で大きく上回る武田か、伸びしろのあるベイノアが爆発するか。この試合も非常に興味深い。
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DEEP ONE Report   パク・シウ 久保健太 伊澤星花 住村竜市朗 修斗 北岡悟 大木良太 石塚雄馬 神龍誠 福田龍彌 米田奈央 鈴木琢仁 鶴屋怜

『DEEP 104 IMPACT』試合結果

DEEP 10.23 後楽園ホール(レポ):神龍誠、元修斗王者・福田龍彌に苦戦も判定勝ち。鈴木琢仁、北岡悟を粉砕。伊澤星花、パク・シウに勝利も悔し涙。鶴屋怜が4連勝(バウトレビュー)
第7試合 メインイベント フライ級(ノンタイトル戦) 5分3R
○神龍 誠(神龍ワールドジム/DEEPフライ級王者)※フリーから所属変更
×福田龍彌[りゅうや](MIBURO/元修斗世界フライ級王者)
判定3-0 (和田29-28/豊永30-27/植松30-26)

第6試合 セミファイナル ライト級 5分3R
×北岡 悟(パンクラスイズム横浜/元DEEPライト級王者)
○鈴木琢仁[たくみ](ボンサイ柔術)
3R 0’20” TKO (レフェリーストップ:右膝蹴り→グラウンドパンチ)

第5試合 ウェルター(ノンタイトル戦) 5分3R
○住村竜市朗(TEAM ONE/DEEPウェルター級王者)
×米田奈央(フリー)
判定2-1 (福田28-29/和田29-28/植松30-27)

第4試合 DEEP JEWELS 49kg契約 5分3R
○伊澤星花(フリー/DEEP JEWELSストロー級王者)※高本道場から所属変更
×パク・シウ(韓国/KRAZY BEE)※TEAM MADから所属変更
判定3-0 (福田28-27/豊永29-26/和田29-26)

第3試合 ライト級 5分2R
×大木良太(KRAZY BEE)
○石塚雄馬(AACC)
判定0-3 (福田18-20/豊永○19-19/和田18-20)

第2試合 フライ級 5分2R
×久保健太(グラップリングシュートボクサーズ)
○鶴屋 怜(パラエストラ柏)
1R 3’55” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 フェザー級 5分2R
×高橋辰也(和術慧舟會HEARTS)
○木下尚祐(和術慧舟會GODS)
判定0-3 (豊永19-19○/福田18-20/植松18-20)

 10月23日に後楽園ホールで開催された『DEEP 104 IMPACT』の試合結果。メインイベントは神龍誠が福田龍彌に判定勝ち。セミファイナルはボンサイ柔術所属の鈴木琢仁が北岡悟に3R TKO勝ちしています。続きを読む・・・
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DEEP DEEP104 MMA 北岡悟 鈴木琢仁

【DEEP104】ギロチンを凌ぎ続けた鈴木琢仁が、最終回にカウンターのヒザで北岡悟をマットに沈める

【写真】狙っていた一撃か、鈴木が右ヒザのカウンターで北岡をKOした(C)MMAPLANET

<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
Def.3R by TKO
鈴木琢仁(日本)

鈴木が右ミドルハイから左ジャブ、足を使ってサークリングする。さらに右ローを繰り出す鈴木は、北岡の右フックを足を使ってかわす。北岡はダブルレッグで鈴木をケージに押し込み、テイクダウンを奪った、鈴木はハーフガードの体勢になり、右腕を北岡の後頭部から回して上半身を抱える。ガードの中に戻った北岡がパスを狙いにいくと、鈴木は起き上がってシングルへ、これをギロチンで切り返していった北岡だったが、鈴木はトップを奪う。

ここで立ち上がった北岡をケージに押し込んでいく鈴木。北岡は左腕で鈴木の首を狙う。鈴木はグラウンドに持ち込むが、北岡に首を取られてしまう。体を反転させて、ポイントをずらしていく鈴木の首を北岡は離さない。右腕で鈴木の首を抱えたまま、トップを奪う北岡。ハーフガードを取る鈴木の首を絞り上げていく。ラウンド終了まで鈴木の首にプレッシャーをかけ続けた。

2R、足を使う鈴木に対し、ジワリジワリと距離を詰める北岡。鈴木は右ハイで牽制し、右ミドルから右ストレートで飛び込んでいく。北岡が距離を詰めて組み付くも、鈴木が体勢を入れ替えて北岡をケージに押し込んだ。しかし離れた北岡がプレッシャーをかけ、パンチを繰り出して鈴木にケージを背負わせる。北岡の左ストレートがヒット。鈴木の右ヒザも当たる。

鈴木の右をバックステップでかわした北岡は、左ボディストレートからダブルレッグを仕掛け、ケージ際で鈴木に尻もちを着かせた。自ら背中を着いた形となった鈴木はハーフガードに。右腕を差し上げた北岡はパスを狙う。鈴木は左腕を差し返し、体を起こす。北岡は鈴木の首を左腕で抱えるも、そのまま鈴木が上になって、このラウンドを終えた。

最終回、前に出る鈴木が左ローから左ハイ。さらにヒザ蹴りのフェイントから右を繰り出す。ここでダブルレッグで組み付いた北岡に対して鈴木がヒザを合わせると、北岡はダウン。そのまま鈴木がパウンドの連打を浴びせたところで、レフェリーが試合をストップした。


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【DEEP104】計量終了 神龍誠「僕が殺しちゃう前にレフェリーの方、早目に止めてください」

【写真】2年4カ月振りのDEEP出場となる神龍。仕上がりは上々のようだ(C)MMAPLANET

明日23日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP 104 IMPACTの計量が、中野区の中野サンプラザで計量が行われた。

前修斗世界フライ級チャンピオン福田龍彌と、DEEPフライ級正規チャンピン神龍誠の会場入りが数分遅れたものの全7試合、14人の出場選手は全てが計量をパスした。以下、計量後の選手たちの一言だ。


福田龍彌
「久しぶりに東京ですけど、折角戦いたくてもなかなか戦えへん子とできるんで精いっぱい楽しもうと思います」

神龍誠
「明日は……今、僕、メチャクチャ強いんで、福田選手死んじゃうと思うんで。僕が殺しちゃう前にレフェリーの方、早目に止めてください」

鈴木琢仁
「明日、北岡選手の引退試合の相手を務めることになりました。北岡選手、今までお疲れさまでしたって感じですね」

北岡悟
「ええと、この場でいうことではないんですけど、ホント改めて色々な方にありがとうございますっていう気持ちです。感謝の気持ちって、区切り感があるんですけど、まぁアレですねぇ………………まぁ、舐めんじゃねぇよ。明日、見とけよって感じでしょうか。宜しくお願いします」

米田奈央
「まぎれもない強敵なんですけど、明日も全力でぶつかって良い試合ができればと思います」

住村竜市朗
「前回ちょっと、米田選手が仕上げてきてくれたにも関わらず、不甲斐ない結果になってしまってスミマセンでした。なんで、今回は改めて創り上げてきて仕留められるように、ハイ、明日はしっかりと良いモノを見せられると思うので期待してください」

パク・シウ
「明日の試合、必ず勝ちたいと思います」

伊澤星花
「今回、このような面白い試合を組んでいただきありがとうございます。明日は男子の試合のなかで、女子の試合をすることができるので、DEEP JEWELSの強さを証明したいと思います。明日は完全決着で決めますので応援宜しくお願いします」

石塚雄馬
「大木選手、頑丈そうなんで明日はぶっ飛ばしていきたいと思います」

大木良太
「明日はいつも通り楽しんで試合をして、しっかりと倒したいと思います」

鶴屋怜
「相手、3連勝中か4連勝中がよく分からないですけど、一発KOで終わると思うので注目してください」

久保健太
「若手のホープの鶴屋選手と戦えることを光栄に思います」

木下尚祐
「他団体から来たので僕のことを誰も知らないと思いますけど、明日は覚えて帰ってもらうことになると思います」

高橋辰也
「このなかで実績がないなかでこうして、これだけDEEPのメイン大会に呼んでいただき本当に感謝しています。今回の相手はZSTの強豪だと思いますが、自分はDEEPとしてしっかり迎え撃ってガッチリ倒してやろうと思っています」

■視聴方法(予定)
10月23日(土)
午後5時55分~PPV SPWN
午後5時55分~PPV dwango

■ DEEP104計量結果

<フライ級/5分3R>
神龍誠:57.15キロ
福田龍彌:57.2キロ

<ライト級/5分3R>
北岡悟:70.6キロ
鈴木琢仁:70.35キロ

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗:77.6キロ
米田奈央:77.5キロ

<49キロ契約/5分3R>
伊澤星花:48.35キロ
パク・シウ:49.0キロ

<ライト級/5分2R>
大木良太:70.75キロ
石塚雄馬:70.6キロ

<フライ級/5分2R>
久保健太:57.05キロ
鶴屋怜:56.95キロ

<フェザー級/5分2R>
高橋辰也:65.7キロ
木下尚祐:66.3キロ

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【DEEP104】北岡悟と対戦する──ボンサイ柔術代表=鈴木琢仁「僕の持っている技術で全然やれる」

【写真】柔術ベースだが、典型的な柔術家タイプでもなく、その打撃のスタイルを含め非常に個性的なファイターだ (C) MMAPLANET

23日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP104で、北岡悟と対戦する鈴木琢仁。

ボンサイ柔術所属、ホベルト・サトシ・ソウザやクレベル・コイケにもまれる鈴木。今回、過去に北岡からKO勝ちを収めている師サトシが仮想・北岡として動きをコピーし鈴木をサポートしてきたという。それでも勝負の行方は、彼自身が握っている。柔術ベースながら多くの格闘技を参考に、独特の技を磨いてきた鈴木は、独自の動きが北岡にハマると自信を持って語った。


──北岡選手との試合が明後日に迫ってきました。

「そうですね、今日の夜から最後の水抜きが残っていますが、体調は問題ないというか──いつも通りに仕上がっています」

──8月にゴング格闘技の企画のなかで、鈴木選手の使う技がカポエイラのヴィンガチーヴァではないのかということで話を聞かせていただいた時に、ちょうど今回の試合の話が伝わっていた時でした。

「北岡選手との試合のオファーがあった時は、ちょっとビックリしました。最近の自分の戦績は勝って負けてという繰り返しで良くないので、あるとしても自分がもう少し勝ってからだと思っていました。だから意外ではありましたが、受けない理由はなかったです」

──北岡選手の印象は?

「一言でいえばレジェンドです」

──レジェンドという言い回しはまた微妙で、ピークがあった選手に使われることが多いです。

「そうですね。落ち目は落ち目……ですかね。それが現実で。なので、ある意味オイシイといえばオイシイ部分はあります。それでも組みであったり、極めである部分は注意が必要ですし、(ホベルト)サトシ先生からも『力が強い』という風にアドバイスは貰っています。

サトシ先生はここ2カ月、ずっとMMAでも柔術でも、打撃でも北岡選手の真似をしてくれました。ずっとそうやって対策も含めて助けてもらってきました」

──負けが込んでいるとはいえ、気持ちは折れない。ただしRIZINで殴り合いに応じるようになったのは、組みに徹底して勝てる展開に持ち込めない一例かという考え方もできます。

「まぁ自分は北岡選手とは打撃でも、組みでも全然どっちでも良いです。どっちの展開になっても大丈夫です。寝技に関しても、自分の柔術には自信を持っています」

──そこはサトシ選手、クレベル・コイケ選手の強さが、鈴木選手の自信になってくるのでしょうか。

「確かに強い選手と練習していますけど、だから試合に勝てるとは限らないというのは、自分が一番分かっていることです。自分はサトシ先生とかクレベルみたいに、下からガチっと三角絞めを取るとかっていうタイプではないです。

これまで一本勝ちもないから、それは皆が分かっていることだと思います。2人と同じことはできないですが、自分にしかできない技は色々と持っているつもりです。それよりも……自分のオリジナルというか、自分が試行錯誤してやってきたことを信じています。上手くいけば、僕の持っている技術で全然やれる自信はあります。ピッタリとハマってくれるんじゃないかと。

これまでの試合では相手が積極的に組んでくることが殆どなかったので、北岡選手が相手なら新しいモノを見せられるかもしれないです」

──なるほど、振り返ると私自身も鈴木選手のユニークな技術、色々と考えている技や試合の動きに感心してインタビューをさせてもらうことが多いです。あの動きも積み上げてきたもの閃きではないということですね。

「ハイ、練習で繰り返して体の中にあるもので。試合中に閃くのではなく、練習で繰り返してきた動きです。その動きのことでインタビューをしてもらえることは有難いのですが、タイトルを獲ったり、タイトルマッチを戦ったことのある選手との試合を落とし続け、頂いたチャンスを潰してきました。それだけ良い選手とやらせてもらってきたのに。そこで勝てなかった……。だから、次こそはというのはあります。ただ、試合前にプレッシャーにもなりますし、あまり余計なことは考えないようにしています」

──この試合で大切になってくることは、何だと思いますか。

「きつい試合になるのは分かっています。3R戦が2019年の12月以来というのもありますし、厳しい試合になることは絶対です。どういう展開になるとしても、最後は気持ちかと思います……結果を残したいです」

──では最後にMMAPLANETの読者の皆さんに意気込みの方をお願いします。

「色々なところで言っているのと同じことになってしまっても構わないですか?」

──もちろんです。

「ボンサイ柔術が凄く有名になっていますけど、サトシとクレベルだけじゃない。鈴木琢仁もいるということをアピールしたいです」

■視聴方法(予定)
10月23日(土)
午後5時55分~PPV SPWN
午後5時55分~PPV dwango

■ 対戦カード

<フライ級/5分3R>
神龍誠(日本)
福田龍彌(日本)

<ライト級/5分3R>
北岡悟(日本)
鈴木琢仁(日本)

<ウェルター級/5分3R>
住村竜市朗(日本)
米田奈央(日本)

<49キロ契約/5分3R>
伊澤星花(日本)
パク・シウ(韓国)

<ライト級/5分2R>
大木良太(日本)
石塚雄馬(日本)

<フライ級/5分2R>
久保健太(日本)
鶴屋怜(日本)

<フライ級/5分2R>
鮎田直人(日本)
関原翔(日本)

<フェザー級/5分2R>
高橋辰也(日本)
木下尚祐(日本)

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【DEEP104】鈴木琢仁戦前、北岡悟「この試合が全て。先のことを試合前に公の場所で語ることはないです」

【写真】8カ月ぶりにケージへ向かう北岡 (C) MMAPLANET

23日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP104 IMPACTで、北岡悟が鈴木琢仁と対戦する。
Text by Shojiro Kameike

北岡にとっては今年2月、DEEP100回記念大会で大原樹里に敗れて以来、8カ月ぶりの復帰戦となる。さらにいえば2018年大晦日の川尻達也戦以降、2年10カ月もの間、勝ち星から遠ざかっている。

自身のYouTubeチャンネルにアップされた動画では、大原戦の直後に引退を示唆するような発言もあったが……。そんな北岡に、大原戦以降の8カ月間と、鈴木戦について訊いた。


――今年2月に行われた大原樹里以来、8カ月ぶりの試合を1週間後に控えています。もう追い込みの練習は終わった頃ですか。

「キャンプは、ほぼほぼ終わりですね。まだ少し動きますけど、基本的にはスーパーきつい状態は終わりました」

――ここ最近は、以前よりもロータス世田谷で練習する回数を増やしているそうですね。

「はい。ロータスではMMA練習をやっているからですね。試合では八隅さんにセコンドについてもらいますし。ザ・ワンTVのYouTubeの動画でも話しているんですが、ここ(パンクラスイズム横浜)だと、自分が真剣に練習しているなかで、他の選手たちの動きも目に入ってくるんですよ。

『それは明らかに違うだろ』っていうこともやっていたりする。そこで自分が夢中で練習していると、選手のことがほったらかしになりますし。でも自分は、自分自身の練習に集中したい瞬間もあるので、ロータスへ行っているという話です」

――なるほど。前回の大原戦については、北岡選手のYouTubeチャンネルに試合後の控室の様子がアップされていました。その中で「終わりかな……」という言葉があったのですが、それは引退という意味だったのでしょうか。

「……見たままじゃないですか。あの動画を見て、皆さん解釈してください。そういう意味でアップしました」

――昨年9月、RIZINの久米鷹介戦の後、退場する際の表情とは違っていました。

「そうですね。(大原戦は)久米戦とは試合の内容が違いますから。内容も相手も違うし、試合の種類も状況も違うので」

――大原戦後、すぐに練習は再開したのですか。

「ダメージが抜けてから再開はしていました」

――復帰戦がこのタイミングになったのは……。

「このタイミングで試合をしようと、僕自身が決めました。僕は受け身ではないので、自分でやろうと思ったタイミングで、佐伯(繁DEEP代表)さんと話をしました」

――北岡選手自身が、このタイミングを選んだと。その理由は何だったのでしょうか。

「いろいろな理由がありますね。所属選手の試合スケジュールも、DEEPの興行スケジュールも関係してくるので。今回はDEEPの興行が9月と10月にあって、自分自身の調整のタイミングも考えて、9月ではなく10月だなって考えました。

9月大会にDJ(.taikiが)出ることになったのもあります。DJも試合スパンは空けたくないタイプなので、DJのほうが先に9月大会へ、僕が10月大会に」

――そう、北岡選手から佐伯さんに伝えるわけですね。

「そうです。僕が2月に負けてションボリしているタイミングで、佐伯さんは『また試合がしたいなら、ウチ(DEEP)で試合を用意する』というニュアンスのことを言っていてくれていました。だから、試合をするなら佐伯さんに話をするのが、正しい収めどころですよね」

――その時に、対戦相手についても希望を伝えるのですか。

「直近の試合で負けていない選手がいいな、とは思いました」

――それは、なぜでしょう?

「今DEEPで活躍している、ちゃんと強い選手ということですね。要は、僕もここ2年10カ月の間勝っていない選手ですけど、復帰戦同士の試合になるのは嫌でした」

――そこで鈴木琢仁選手が対戦相手として挙がってきた時点で、鈴木選手のことはご存じだったのでしょうか。

「はい。DEEPに出ている選手のことは、ほぼほぼ網羅しているので。彼がウチの所属選手とパンクラスのネオブラッド・トーナメント決勝で戦った時(2016年9月、鈴木が木村一成に勝利)から見ているので、どういう選手かは分かっています」

――では鈴木選手に対する印象を教えてください。

「若くて良い選手だと思います。柔術ベースではあるけど、しっかりとMMAファイターですし」

――このタイミングで試合をしたい、そう佐伯さんに伝えたのは、鈴木戦後の展開も考えてのことなのでしょうか。

「もちろん、この試合の後にやりたいことはあります。でも、まずこの試合が全てであることは確かだから、先のことを試合前に公の場所で語ることはないです」

――分かりました。では、次の試合で何を見せたいですか。

「私のほうから『こういうものを見せたい』というのは、ないです。ケージの中を見てください。それを皆さんが勝手に見ることになる。いつもそう思っています」

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