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11月22日週刊格闘技通通信⚪︎RIZIN名古屋

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【DEEP Tokyo Impact2024#05& DEEP JEWELS47】計量終了。TTM冬の3連戦、わんぱくララミー登場

明日23日(土)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP Tokyo Impact2024#05及びDEEP JEWELS47の計量が新宿区のホテルローズガーデン新宿で行われた。
Text by Takumi Nakamura

Tokyo Impactは本戦11試合+JEWELSは本戦8試合が組まれ、合計19試合・38選手が最初の計量でリミットをクリアしている。後藤丈治、狩野優、後藤亮の3選手が出場するTRIBE TOKYO MMA(TTM)勢は、今大会を皮切りに、11.30修斗でエフェヴィガ雄志、12.7ONE Fight Night26で若松佑弥と3週連続で試合が続く。

TTM冬の3連戦で先陣を切る3選手のリーダー格=後藤丈治曰く、TTF CHALLENGE以外で同じ大会にこれだけ多くの選手が出ることは記憶にないとのこと。「全員でDEEPに乗り込む気持ち。3週連続で試合が続くので、みんな士気を上げて練習できましたし、全員で勝って大将(若松)までつなぎます」と3人を代表して意気込みを語った。

その後藤と対戦するマンド・グディエレスは11.17RIZIN LANDMARK10で村元友太郎に勝利したトニー・ララミーと共に計量に登場。計量をパスすると、ルールレビュー後に個別にJMOCスタッフにサッカーボールキックと踏みつけが認められるDEEPルールを細かく確認する姿が印象的だった。なおララミーは一週間前にフライ級(56.85キロ)で戦ったとは思えないほど、わんぱくなビジュアルに変貌を遂げていた。

JEWELSの計量では中井りんが女豹のコスプレで登場。前回に続いて、今回もピンヒールを履いてステージへ向かい、ピンヒールを脱いで体重計に乗って計量→写真撮影時にはピンヒールを履くプロフェッショナルぶりを見せていた。

そしてMMAPLANETが追い続けているフェイスオフ時の握手率だが、Tokyo Impactは全14試合中8試合、JEWELSは全10試合中1試合とやはり女子選手は握手しない傾向は変わらず。その一方、女子選手のフェイスオフ時の会釈率は全10試合中8試合と80%を記録。女子選手は握手はしないけど会釈はする――という新たな傾向が発見された。

■DEEP Tokyo Impact2024#05 視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後12時05分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP Tokyo Impact2024#05 計量結果

<フェザー級/5分3R>
五明宏人:66.30キロ
ミヨン・ジェウク:66.15キロ

<バンタム級/5分3R>
後藤丈治:61.55キロ
マンド・グディエレス:61.50キロ

<バンタム級/5分2R>
力也:61.60キロ
吉田陸:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
諏訪部哲平:61.25キロ
上田直毅:61.65キロ

<バンタム級/5分2R>
山本有人:61.55キロ
山口コウタ:61.50キロ

<フェザー級/5分2R>
狩野優:66.20キロ
森俊樹:66.15キロ

<ライト級/5分2R>
山本颯志:70.60キロ
後藤亮:70.70キロ

<ウェルター級/5分2R>
小林ゆたか:77.25キロ
前田啓伍:76.85キロ

<バンタム級/5分2R>
清太郎:61.50キロ
柴田修斗:61.45キロ

<ライト級/5分2R>
野尻大輔:70.70キロ
ケンシロウ:70.55キロ

<フェザー級/5分2R>
荒井銀二:66.25キロ
中村雄一:66.10キロ

<アマ・フェザー級/3分2R>
ダイア:65.65キロ
千:65.55キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
井上セナ:61.50キロ
橋本玲音夢:61.40キロ

<アマ・バンタム級/3分2R>
左京:60.80キロ
玄:61.00キロ

■DEEP JEWELS47視聴方法(予定)
11月23日(土)
午後17時00分~YouTube DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ、U-NEXT、サムライTV

■DEEP JEWELS47計量結果

<58キロ契約/5分3R>
中井りん:57.75キロ
鈴木”BOSS”遥:57.90キロ

<ストロー級/5分3R>
万智:52.60キロ
アム・ザ・ロケット:52.30キロ

<バンタム級/5分2R>
熊谷麻理奈:61.55キロ
MANA:61.10キロ

<バンタム級/5分2R>
百湖:61.55キロ
ゆりな:60.15キロ

<アトム級/5分2R>
サラ:47.95キロ
横瀬美久:47.90キロ

<ストロー級/5分2R>
SAAYA:50.80キロ
堀井かりん:52.05キロ

<ストロー級/5分2R>
横瀬友愛:52.45キロ
ののか:52.65キロ

<アマ・ストロー級/5分2R>
吉川桃加:52.25キロ
あきぴ:50.25キロ

<アマキック・ストロー級/5分2R>
島村優花:51.85キロ
須山はな:52.05キロ

<アマ・49キロ契約/5分2R>
横江明日香:48.85キロ
須山ゆな:49.70キロ

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【Shooto2024#08】MTBと環太平洋ライト級王座決定戦、エフェヴィガ雄志「UFCに絡めるような試合を」

【写真】試合間隔を空けない。ここに重点を置いた結果のマックス・ザ・ボディとのタイトル戦へ (C)TAKUMI NAKAMURA

30日(土)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#08。今大会では3大タイトルマッチが組まれ、エフェヴィガ雄志が修斗環太平洋ライト級王座決定戦でマックス・ザ・ボディと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

8月のTTF CHALLENGE10で元Bellatorファイターのエマニュエル・サンチェスをKOし、無敗記録を9に伸ばしたエフェヴィガ。このKO勝利を機に海外での試合に向けて調整を続けていたが、コンスタントに試合することを優先し今回の修斗参戦に至った。

当初、エフェヴィガと環太平洋王座を争う相手として、9月の後楽園大会でマックスにKO勝利した西尾真輔が第一候補に挙がっていたが、王座戦を打診された西尾サイドと調整がつかず。直近の試合でKO負けしているマックスと王座決定戦という形に落ち着いた。エフェヴィガにとっては複雑な想いもある王座決定戦となったが、この試合も自分が成長するための一戦として捉え、これまで以上に戦略を練って準備を続けていた。


――TTFC10では元Bellatorファイターのエマニュエル・サンチェスから見事なKO勝利を収めました。サンチェス戦後は海外での試合も視野に入れていたそうですね。

「豪州で試合をするチャンスがあったんですけど、それが最終的に流れたんですよね。それでオファーをもらった修斗で試合をすることにしました」

長南亮代表 TTFC10に出たティオール・タンのセコンドで来日していたマーチン・ウェンから豪州で試合する話をもらって、それが結構いい話だったんですよね。勝てばUFCにも近づけるようなチャンスで。こちらとしては前向きに進めたかったのですが、結果的に別の選手が出ることになって、その試合は実現しなかったということです。引き続き海外の試合にはアプローチしていますが、試合がまとまるまでに時間もかかりそうだったので、今回は修斗さんで試合をすることになりました」

――やはりサンチェス戦のKO勝利を受けて、海外のイベントにもチャレンジするという目標はより具体的になりましたか。

「今の目標はUFCと契約することで、そこに向けての準備はできてきたかなという感覚はあります」

――前回のサンチェス戦は会心の勝利だったと思いますが、あの試合の修正点などはありましたか。

「結構ありますね。前回は打撃の攻防で終わって組みの展開がなかったんですけど、組みはもちろん、打撃でもあの時に良かったこととそうじゃなかったことがあるので、それこそもう一度構えから見直しています。だから今回は大きく変わっていると思いますね」

――構えそのものから、ですか。

「自分は割と試合ごとに色々と試していて、結果的に構えごと変わるというのはよくあることなんですよ。それこそオーソドックスとサウスポー、どちらもできますし、そこも踏まえて結構構えは変えますね」

――エフェヴィガ選手は新しいことにチャレンジするうえで、周りのアドバイスを参考にするのか、自分で試したいと思ったものをやってみるのか。どちらのパターンが多いですか。

「もちろん周りにアドバイスされてやってみることもありますし、自分で思いついたことはとりあえず練習でやってみます。当然最初から上手くいくことは少ないので、練習でやってみて上手くいかなかったら、上手くやるにはどうしたらいいかを考えて、コーチ陣や周りの選手たちに『どうしたらいいですか?』みたいな感じでアドバイスを聞きますね。そうやって新しいものをどんどん作っていくようなイメージです」

――SNSを拝見すると専修大学でのレスリングの練習にもかなり力を入れていますよね。

「去年の夏に米国から帰ってきてから行くようになったので、練習している期間としては結構長いです」

――サンチェス戦は短い時間で終わりましたが、レスリング力や組み技のレベルアップにも手応えを感じていますか。

「そうですね。(レスリングを始めた)1年前と比べたら段違いぐらいに組みのレベルは上がってきていると思います」

――練習で色々と手応えを感じているからこそ、コンスタントに試合をやっていきたいですか。

「自分は今25歳で、試合のスパンで言ったらたくさん試合が出来る時期なので、出来る時にたくさん試合をやりたいというのが一つあります。もう一つはさっき言ったように色んなことを試すのが好きなので、もちろん試合は勝つためにやりますけど、試合=自分がやっていることの答え合わせみたいな感じになるんですよね。やっぱり新しく取り組んでいることや試していることは練習で使えるだけじゃなくて、試合で使えてこそ意味があると思うので、そういう意味でも試合は頻繁にやりたいです」

――では冒頭に話が出た豪州の試合が流れたとしても、どこかで試合はやるつもりでしたか。

「戦う舞台は問わず年内に1試合やりたいという気持ちが強かったです」

――そういったなかで30日の修斗後楽園大会での環太平洋王座戦=マックス戦が決まりました。オファーを受けた時は率直にどんな心境でしたか。

「9月の修斗を後楽園で見ていて、西尾真輔×マックス・ザ・ボディの勝った方とやるかもしれないと言われていたんです。で、西尾選手が勝ったので、じゃあ西尾選手とやるんだなと思っていたら、まさかの試合そのものをやらないと言われて、やらないの?みたいな(苦笑)。

結果的に負けた方のマックス選手か……と思いましたけど、まあまあまあまあ、みたいな感じです。年内に試合ができるならっていう」

――サンチェス戦後の練習の話を聞いていると、対戦相手が誰だからというよりも、自分がどう戦うかにフォーカスしていますか。

「まさにそうですね。自分のやりたいことをやるというのはもちろん、もう一つつけ加えるなら、僕は新しいことを試すという意味では次の対戦相手に対して有効なスタイル、どう戦えば次の相手を効率的に倒せるかを考えるので、マックス選手に決まったら決まったで、マックス選手の対策をしっかり練っています」

――それこそ今後マックス選手のようなタイプと戦うこともあるでしょうし、そうなった時に今回の試合経験がプラスになりますよね。対戦相手としてマックス選手にはどんな印象を持っていますか。

「結構パンチを振ってくる、やることはシンプルな選手だと思います。殴って押し込んで、みたいな。スタイル的に出来ないこともあるタイプですが、その分、一つの突き抜けた強さはあると思います」

――その突き抜けた部分がハマれば強い、ハマらなかったら脆さもある。そういったタイプだと思いますが、攻略するイメージは出来ていますか。

「それは大分できてますね。逆にここまで突き詰めて対策を練ったことがないと思うぐらい、突き詰めています」

――今回は叶いませんでしたが、この試合をクリアしたら海外の試合も目指していきたいですか。

「そうですね。もちろん修斗でベルトを獲ったら防衛戦もやりますし、そのうえでUFCに絡んでいけるような試合、それこそもし来年のRoad to UFCでライト級でも試合があるなら狙っていきたいですし、そういうチャンスは視野に入れていきたいです」

――そういった意味でもサンチェス戦の勝利で今後の可能性や選択肢が増えましたよね。

「そこは本当に大きく広がったと思います。今までも海外の選手とはやってきましたけど、サンチェス選手ほど実績がある選手はいなかったですし、Bellatorでやってきた北米の選手に勝てたことは、ある意味、一つのテストで結果を出せたと思っています。今後も変わらず、いいタイミングでUFCに絡めるような試合をしていきたいと思っています」

――練習に関しても米国、キルクリフFCには定期的に行く予定ですか。

「今年はもう時間がないので、来年行くつもりで考えています。去年・今年と米国に行かせてもらって、やっぱり行くたびに発見もあって吸収することが多いので、必ず行きたいと思います」

――米国の練習も回数を重ねて覚えることが増えていますか。

「そうですね。自分の場合はまだ2回しか行ってないんですけど、初めて行ったときは新しい練習環境に圧倒されすぎて、何かを学ぶ体制になるまでに時間がかかったんです。ちょっとずつ慣れていって(米国合宿の)後半になって、ようやく練習でやっていることを吸収できる感じで。それまでは練習についていくのと生活に慣れるのに必死で、何を学んでいいかも分からないような状況でした」

――しかも初めて米国に行った時はキャリア3戦目くらいでしたよね。

「はい。で、向こうで1試合やって帰ってきて。2度目の時は7戦くらいやっていて、初めて行った時よりも深いところ・細かいところまで見ることが出来て、同じ練習をやっていても見え方が全く違ったんですよね。だから次行った時には、また前回とは違う見え方出来るので思うので、そこはすごく楽しみです」

――米国ではトータル的にレベルアップ出来る環境ですか。

「自分の場合は特にレスリングですね。最初に行った時は全くレスリングもやったことない状態でしたが、2回目に行った時はレスリングの練習もやった状態で行って。日本でやってきたレスリングと米国のレスリングを組み合わせて、新しい発見があったというか。もちろん打撃でも発見はあったんですけど、自分としては組みの部分で発見が大きかったですかね」

――同じレスリングでも日本と米国では多少違いはありますか。

「そうですね。日本では大学のレスリング部でピュアレスリングを学ばせてもらって、米国はMMAのジムでやるレスリングなので、やっぱりMMAのためのレスリングなんですよ。そこの違いを学ぶことが出来ました。逆に打撃でいうと向こうは結構スパーを激しくやるので、新しいことを試す・やりたいことにチャレンジするのが難しい。新しいことは試しにくい分、強度が高いスパーリングができるって感じなんです。打撃に関しては日本で細かいテクニックや距離感を磨いて、米国で強度が高いスパーリングをやるのがいいと思っています。だから日本と米国の練習も一長一短で、それを理解したうえでいい練習のサイクルを作りたいと思っています」

――前回のサンチェス戦を経て、エフェヴィガ選手への期待も大きくなっていると思います。次の試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか。

「今回は自分のちょうどキャリア10戦目の試合で、しかも初のタイトルマッチを後楽園でできることになりました。自分がデビューしてから積み上げてきた時間と経験、さらに良くなった自分を見せたいと思うので、応援よろしくお願いします」

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45 MMA MMAPLANET o Road to UFC Shooto UFC ダイキ・ライトイヤー ユ・スヨン 人見礼王 修斗 川北晏生 野瀬翔平

プロ修斗2024年の締めは12.29大阪、環太平洋バンタム級王座決定T決勝=野瀬×ダイキが決定

【写真】準決勝では人見礼王の打撃で顔を腫らしながらも最後は一本勝ちした野瀬翔平。決勝ではダイキ・ライトイヤーと環太平洋座を争う(C)MMAPLANET

プロフェッショナル修斗公式戦2024年の最終戦として、12月29日(日)大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAでの大会開催が決定した。
text by Takumi Nakamura

大会タイトルは「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 FINAL in OSAKA」、会場のGORILLA HALL OSAKAはライブハウスとして使用され「キャパシティーはスタンディングで1,300名」(公式HPより)。サステインからのプレスリリースによれば、格闘技イベントとしての使用は初となる場所だ。


その大阪大会では環太平洋バンタム級王座決定トーナメント決勝=野瀬翔平×ダイキ・ライトイヤーが組まれた。

このトーナメントは4選手参加で、9.22後楽園大会からスタート。Road to UFC(RTU)を経ての修斗参戦となった野瀬は人見礼王と対戦し、1Rに腕十字、カーフスライサー、ヒザ十字で畳みかけるも失速。人見の打撃で追い込まれたが、キムラロックで一本勝ちを収めた。対するダイキは対戦相手の川北晏生が試合直前にカポジ水痘様発疹症を発症してドクターストップ、不戦勝で決勝に駒を進めている。

RTUのユ・スヨン戦での敗北を糧に、今まで以上に組み技を磨いてきたという野瀬だったが、人見戦では先に仕掛けたサブミッションを凌がれ、打撃を被弾したことでピンチを招いた。最終的にキムラで勝利を収め、フィニッシュ力が救った形となったものの、早めの仕掛け・アグレッシブさが裏目に出る場面もあったとも言える。

野瀬としては準決勝の反省点を踏まえ、より組みの強さを活かせる丁寧な試合運びで、勝利への道筋を盤石なものにしたい。逆にダイキとしては野瀬の組みを凌ぎつつ、野瀬にダメージを与える、スタミナをロスさせることで勝機を掴みたい一戦だ。

■SHOOTO 2024 FINAL in OSAKA対戦カード

<環太平洋バンタム級王座決定トーナメント決勝/5分3R>
野瀬翔平(日本)
ダイキ・ライトイヤー(日本)

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【RIZIN LANDMARK10】プロデビューの地でシン・ユリ戦。浜崎朱加─02─「ガムシャラに捕まえに行く」

【写真】取材は10月24日、骨折も明るく笑い飛ばすのが浜崎朱加の強さです(C)SHOJIRO KAMEIKE

17日(日)、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催されるRIZIN LANDMARK10で、浜崎朱加が韓国のシン・ユリを相手に2年振りの復帰戦に臨む。
Text by Shojiro Kameike

前編では2月に出場を予定していたRIZIN LANDMARK佐賀大会に向けたインタビューの内容を掲載した。しかし佐賀大会は左腕の骨折(左尺骨骨幹部骨折で全治5カ月)のため欠場。あれから9カ月、改めて浜崎に復帰戦への意気込みを訊いた。

<浜崎朱加インタビューPart.01はコチラから>


名古屋の試合は全勝なんですよ

――今回も「お久しぶりです」と言うことになりました。2月のインタビュー後、負傷が発覚したのはいつのことだったのですか。

「試合の2週間前ぐらいですね。パク・シウ戦で折れた左腕にプレートを入れていたんですよ。そのプレートの端っこあたりにあった骨が折れて……。練習で蹴りを受けた時に『あっ! また折れたぁ~』と思いました」

――骨が折れているのに明るいですね……。

「そんなに暗くはならなかったです(笑)。一度折れたことがあるから、感覚的に『痛くても治る』と分かっていたというか。夜に練習していて、その日はとりあえず5分くらい考えましたね。考えたあと、すぐ阿部(裕幸AACC代表)さんに『折れていると思うので、明日検査に行ってきます』と伝えて帰ったんですよ。翌日、病院に行ったら、やっぱり折れていて。ちょうど診ていただいたのがRIZINのリングドクターの方で、すぐRIZINサイドにも伝えてくれました」

――まずロペス戦が久々の復帰戦で、さらに復帰が伸びることに対し不安や焦りはなかったですか。

「そもそも試合期間が空いていたので、その時は焦りも不安もなかったです。ただ、佐賀大会ということで遠方から来てくれる人もいて。『ギリギリすぎて申し訳なかった』という気持ちのほうが大きいですね。もう飛行機を取っていた方もいたし」

――浜崎選手の代わりに大島沙緒里選手がロペスと対戦し、勝利しました

「ありがとう、と思いました。クレア・ロペスも私のせいで、ギリギリ対戦相手がいなくなったわけじゃないですか。そこで代理が決まり、しかも後輩だったので良かったと思うし。しかも勝ちましたから」

――そのあと、何時頃に復帰したいと思っていましたか。

「骨が繋がればすぐ、と思っていました。練習も100パーセントできるようになれば、すぐ行ける――と。自分としては夏ぐらいには試合ができる状態でしたけど、なかなか決まらなくて」

――結果、この名古屋大会で復帰することになりました。浜崎選手は山口県出身ですが、名古屋には縁がありますか。

「縁はなくはないですね。名古屋でも何試合かしているし、親戚もいるので。私、プロデビュー戦が名古屋なんですよ。プロ修斗のALIVE興行で」

――そういえば! 2009年10月、修斗クラスC+ルールで佐々木絹加選手に一本勝ちしています。もうプロデビューから15年が経つのですね。

「あの時は57キロで試合をしました。RIZINでも2回、名古屋大会に出ていて――アム・ザ・ロケット戦(2019年8月、腕十字で勝利)と、カンナとの2戦目(2021年3月、浅倉カンナに判定勝ち)ですね。だから名古屋の試合は全勝なんですよ。このまま名古屋は全勝で行くしかない!」

ベルトに挑む順番は一番下というか、まだスタート地点に立っていない

――おぉ、縁起の良い場所ということですね。では名古屋で対戦するシン・ユリの印象を教えてください。

RENA戦を視ると、RENAがやりづらそうにしていましたね。手足が長くて距離も遠いから、やりづらかったのか……。あとは打撃も構えと軌道が独特で、RENAも右を結構もらっていた印象があります。RENAのボディブローも効いていたとは思うけど、韓国人選手は『倒れない』という気持ちも強いですよね」

――そんな打撃を持つシン・ユリに対して、浜崎選手はどのように戦いますか。

「打撃はもちろん上手いし、やりづらさもあるでしょうね。私の得意なところは、そこじゃないので。腰が重そうには見えないし、組めばテイクダウンは余裕だと思います。だから捕まえるまでが――相手も完全にそこだけ警戒してくるでしょうね。私は試合になったら食らう覚悟で、ガムシャラに捕まえに行きます」

――捕まえに行った際、ヒジを合わせてくる危険性はあります。

「そこが一番面倒くさそうですね。カウンターで狙ってきそうです。カットしたら終わりだし。でも私もヒジの練習はしていますから。

久しぶりなので楽しみですけど、ブランクのほうが心配です。こんなにブランクがあるのは初めてなので、どうなるのか自分でも分からないですね。お客さんが入っている会場の雰囲気とか、いつもセコンドはついていても、自分がケージに入るとまた違うでしょうし」

――シン・ユリに勝ったあとの展開は、どのように考えていますか。

「何も考えていないです。もちろん大晦日の話があれば、1カ月半の試合間隔でも出たいです。誰でも良いわけじゃないから難しいけど」

――もう一度RIZINのベルトは目指していますか。

「特別意識しているわけじゃないです。2連敗しているなかで、自分からやりたいと言えるわけでもない。でも、やり返したい気持ちは持っています。2年間も試合をしていないから、ベルトに挑む順番は一番下というか――まだスタート地点に立っていないので、もうランク外ですね。この名古屋大会から再スタートです」

■視聴方法(予定)
11月17日(日)
午後1時00分~ABEMA、U-NEXT、RIZIN100CLUB、スカパー!、RIZIN LIVE

■ RIZIN LANDMARK10対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)
摩嶋一整(日本)

<バンタム級/5分3R>
昇侍(日本)
芦澤竜誠(日本)

<女子スーパーアトム級/5分3R>
浜崎朱加(日本)
シン・ユリ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
イゴール・タナベ(ブラジル)
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹(日本)
イ・ジョンヒョン(韓国)

<フライ級/5分3R>
柴田“MONKEY”有哉(日本)
ヒロヤ(日本)

<フライ級/5分3R>
村元友太郎(日本)
トニー・ララミー(カナダ)

<フライ級/5分3R>
北方大地(日本)
アリベク・ガジャマトフ(ロシア)

<バンタム/5分3R>
アラン“ヒロ”ヤマニハ(ブラジル)
山本聖悟(日本)

<ヘビー級/5分3R>
スダリオ剛(日本)
加藤久輝(日本)

<バンタム級/5分3R>
白川ダーク陸斗(日本)
マゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン)

<ライト級/3分3R>
キム・ギョンピョ(韓国)
倉本大悟(日本)

<フェザー級/5分3R>
鈴木博昭(日本)
秋元強真(日本)

<バンタム級/5分2R>
窪田泰斗(日本)
日比野“エビ中”純也(日本)

<ヘビー級/5分2R>
稲田将(日本)
佐々木克義(日本)

<フェザー級/5分2R>
TATSUMI(日本)
平松翔(日本)

<キックボクシング55キロ契約/3分3R>
としぞう(日本)
JIN(日本)

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【The Shooto Okinawa11】計量終了。メインは畠山×バタフライのストロー級ランカー対決に

【写真】バタフライ、畠山ともに計量をパス。修斗ストロー級は沖縄から動く(C)THE BLACKBELT JAPAN

10日(日)、沖縄県沖縄市のミュージックタウン音市場で開催されるThe Shooto Okinawa11が開催される。9日(土)には那覇市のEVERGROUNDで計量が行われ、全選手がクリアした。
Text by Shojiro Kameike

今大会ではメインイベントの畠山隆弥×マッチョ・ザ・バタフライをはじめ、プロ修斗公式戦全10試合のうち、7試合がストロー級戦となっている。修斗ストロー級戦線の中心地となっている沖縄大会から、次の王座挑戦者は生まれるか。


新井丈がフライ級とともにベルトを保持するストロー級は、現在の修斗の中で最もランカー同士の対戦が活発となっている。まずは修斗ストロー級について触れる記事で恒例となった、ランカー(2024年10月度付け)たちの戦いを振り返ってみよう。

■2024年 修斗ストロー級 主な試合

1月28日@東京・後楽園ホール
黒部和沙 def. 大田ノヒロ by RNC
根井博登 def. 麻生Leg Lock祐弘 by TKO
※根井が2023年度ストロー級新人王に

3月23日@東京・後楽園ホール
旭那拳 ― 田上こゆる
※旭那の負傷により中止に

4月7日@東京・新宿FACE
黒部和沙 def. 澤田龍人 by 変形ツイスター

4月14日@沖縄・ミュージックタウン音市場
当真佳直 def. 根井博登 by 3-0
畠山隆称 def. 牧ケ谷篤 by 3-0

5月19日@東京・後楽園ホール
田上こゆる def. 旭那拳 by KO

5月26日@福岡・アクロス福岡
泰斗 draw 石原愼之介 by 1-1

9月22日@東京・後楽園ホール
山上幹臣 def. 黒部和沙 by ギロチン
内藤頌貴 def. 大城正也 by KO

10月20日@東京・新宿FACE
根井博登 def. 石原愼之介 by トーホールド

2024年の修斗ストロー級戦線で最大のトピックは、田上×旭那だった。1R KO勝ちした田上がランキング1位に上昇。旭那は2位に。前年度新人王の根井を下した当真が3位につけており、続く4位・畠山と5位・バタフライが今大会のメインで激突する。この試合結果によって、さらにランキングが大きく変動するだろう。

畠山は2020年のプロデビュー以来、8戦6勝2分と無敗を貫いている。もともとは寝技のイメージが強かった畠山だが、2023年11月の蒔田伸吾戦からは右カーフを軸に打撃で試合を展開させてきた。カーフを効かせ、さらに左ジャブと右ストレートで削ってからダウンを奪い、パウンドアウト。続く今年4月の牧ケ谷戦も、相手の足関節狙いに付き合うことなく、右カーフと右ストレートで優位に立ち判定勝ちを収めている。計量をクリアした畠山は「今はストロー級が荒れている。その中で自分が上がっていく。今後は世界の選手とも戦っていきたい」と語ったあと、恒例の持ち物ネタを披露した。

MMAファイターとして成長する畠山に対し、2009年プロデビューのベテラン=マッチョ・ザ・バタフライもまた右カーフからテイクダウンを狙うスタイルだ。2022年には沖縄で当真と対戦し、優勢に試合を進めたが計量オーバーによるペナルティもあり判定負け。1年後の再戦では、明白な差をつけられ判定で敗れている。またも11月の沖縄大会で地元の新鋭と対戦することになったバタフライだが、最大の敵は減量プラス移動か。ベストコンディションをつくることができればフルラウンドに渡って組みで削り続けるなど、活路を見出すことができるはず。計量をクリアしたバタフライは「今回はしっかり体重をつくれた。明日は実力差を見せたい」と語っている。

9月の後楽園大会で山上に敗れたものの、黒部もストロー級戦線で欠かせないポジションにいる(C)THE BLACKBELT JAPAN

ランキング上位を沖縄勢が占めるなか、当真と旭那&畠山は所属ジムこそ違えど練習仲間だ。しかし当真は前回のインタビューで「互いに一番を目指しているなら、いつか戦わないといけない日が来る」と語っている。ここにバタフライが食い込んでいくか。あるいは畠山が勝利して田上あるいは当真との対戦はあるのか。さらに今大会は現同級7位の黒部も参戦して、沖縄の大城と対戦する。毎大会、修斗ストロー級戦線を考えるうえでは見逃せない沖縄大会のメインイベントだ。

■視聴方法(予定)
11月10日(日)
午後2時25分~ Twit Casting LIVE

■The Shooto Okinawa11 対戦カード&計量結果

<ストロー級/5分3R>
畠山隆称:52.20キロ
マッチョ・ザ・バタフライ:52.15キロ

連敗中の宮城も地元・沖縄で再起に懸ける(C)THE BLACKBELT JAPAN

<フライ級/5分2R>
宮城友一:56.55キロ
梅筋毒一郎:56.65キロ

<ストロー級/5分2R>
黒部和沙:51.95キロ
大城匡史:52.10キロ

<2024年度新人王Tフライ級準決勝/5分2R>
山本壮馬:56.45キロ
小生隆弘:56.65キロ

<2024年度新人王Tストロー級準決勝/5分2R>
知名昴海:51.95キロ
友利琉偉:52.10キロ

<ストロー級/5分2R>
高橋佑太:52.05キロ
平良龍一:52.20キロ

<ストロー級/5分2R>
大田ノヒロ:52.20キロ
友利幸汰:51.80キロ

<バンタム級/5分2R>
山本敦章:61.20キロ
水嶋敬志:60.85キロ

<ストロー級/5分2R>
ふじい☆ペリー:52.10キロ
金内サイダー雄哉:52.15キロ

<ストロー級/5分2R>
PINKY:51.75キロ
濱口浩大:51.70キロ

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45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o ONE Road to UFC RYO SASUKE Shooto Shooto2024#08 UFC 修斗 椿飛鳥 齋藤翼

【Shooto2024#08】SASUKEに挑戦、椿飛鳥「誰も椿が修斗のチャンピオンになるなんて思っていない」

【写真】戦前の予想は、言わずもがな。だからこそ、面白い一戦(C)TAKUMI NAKAMURA

30日(土)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto2024#08。今大会では3大タイトルマッチが組まれ、椿飛鳥がSASUKEの持つ修斗世界フェザー級王座に挑戦する。
text by Takumi Nakamura

2023年1月の試合で左ヒジを脱臼する大怪我を負うも、復帰後は齋藤翼、結城 大樹、たておを下して3連勝。このレコードもさることながらSNS上でSASUKEに対して挑発的な発言を繰り返し、椿は王座挑戦のチャンスを掴んだ。

こうしたSNSでの発言やキャラクターがクローズアップされる椿だが、そこには「本気でベルトが欲しいと思っていたら、それをどんな形であれ表現する」という信念があり、アマチュア時代から変わらない修斗へのこだわりがある。この2つを胸に椿はSASUKEの持つベルトに挑む。


プレリミを見ても、修斗は他の団体よりもレベルが高い

――椿選手が熱望していたタイトルマッチが決定しました。最初にオファーを受けた時は何を想いましたか。

「正直、自分の中では予想していないタイミングのオファーでした。オファーをもらったのが10月の頭で、会社のシフトもあるので、一瞬迷ったんです。僕も職場ではある程度の役職にいて、簡単に試合があるから休みますというのが難しいので。でもこんなありがたい話はないので、やるしかないと思って決断しました」

――周りの反響はいかがでしたか。

「SASUKE選手とはずっとタイトルマッチをやりたいと思っていましたが、やるなら一番盛り上がるタイミングというか、機運が高まった時にやるのがいいと思っていたんです。それを考えた時に今の自分は実績的なところで、そういう状況にはいないよなとも思っていて。だから、たてお戦のあとにもう一試合やって、もっと世間の注目が集まることをやったうえで、SASUKE選手に挑戦したいと思っていました。ただ、いざ決まったら決まったで、練習仲間からも『いよいよタイトルマッチか!』と言われたり、昔から見てくれている人たちがこの状況を喜んでくれているので、そこはうれしいですね」

――試合決定から2カ月弱、SASUKE戦に向けてどんな準備を続けていますか。

「自分は継続して練習を続けているので、試合前だから練習量を増やすことはないので、そこは問題ないかなと思います。あとは自分の師匠でジムの会長の森(修)さんから試合のオファーをもらった時、最初僕は『11月ですか…』という反応だったんですね。

そしたら森さんから『椿、よく考えてみろ。めちゃくちゃかわいくて人気がある女の子から言い寄られているのに、自分の準備が整ってないから誘いを断るのと一緒だぞ』と言われて。それを聞いて『会長、やります!』と即決しました(笑)」

――会長はたとえ話が上手いですね(笑)。

「会長からはいつも良い言葉をもらうんですけど、今回はその言葉が一番刺さりました。確かに自分からずっとアプローチしていて、ようやく相手から付き合ってもいいよと言われているのに、それを断るやつはいないですよね(笑)」

――改めて椿選手にとってSASUKE選手はどのような存在ですか。言動を見ているとタイプが違うと、もっと言うなら人間的に合わないというか…。

「それは周りからもめちゃくちゃ言われます。共通の練習仲間からも『冗談が通じない人間(SASUKE)と冗談しか言わない人間(椿)の試合だ』と(笑)。それはそれとして、僕はUFCに憧れて格闘技を始めて、UFCの舞台に立ちたいという気持ちはずっとあるんですね。

SASUKE選手はそういう想いを口に出して、それに相応しい実績も残して、実際にRoad to UFCで試合をしているわけじゃないですか。口にするだけなら簡単だけど、そのために実際に行動することは簡単じゃないし、僕は言ったことじゃなくて行動したことがその人を表していると思うので、UFCで戦うことを目標にして嘘なく行動し続けているところは、対戦する云々関係なくカッコいいなと思います」

――そう思う選手が自分が戦っている舞台のベルトを巻いているとなれば、なおさら対戦相手として感じるものがありますよね。

「もちろんです。逆に言えばなんで他の選手はSASUKE選手の名前を出さないんだろうと思います。みんな自分が出ている舞台のチャンピオンになりたくてやっているわけで、じゃあ今そこにいる選手に対して何もアクションを起こさないの?って。それはSNSが苦手とかアピールが苦手とか、そういうレベルの話じゃないし、本気でベルトが欲しいと思っていたら、それをどんな形であれ表現して発信すると思うんですよね。僕は他の選手からそういうものを感じないです」

――椿選手はSASUKE選手に対戦アピールを続けていましたが、発言の真意を聞くと椿選手のタイトル戦にかける想いも伝わります。ベルトに挑む心境はいかがでしょうか。

「僕もデビューしてすぐの頃からベルトが欲しかったわけじゃないです。あまりにベルトが遠かったから。でもいざ実績を積み重ねて、ベルトを巻くチャンスが近づいてきたとなるとベルトが欲しいと思うようになったし、ベルトを獲る=名前が残るものじゃないですか。そこは格闘技をやっている側からすると本当に大きいことだと思います」

――SASUKE選手は2度の防衛に成功していて、穴のない王者です。

「一つ思うのはこの状況は僕にとって有利だなと。『椿飛鳥がSASUKEに勝てるわけがないだろ?』や『SASUKEが圧勝するに決まっているじゃん』という見方がほとんどだし、逆に僕がSASUKE選手の立場だったとしても『椿だったら1Rでいける』と思うはず。それは逆に僕にとって追い風ですね」

――言える範囲で構いませんが、いかなる攻略法をイメージしていますか。

「今回の試合が決まる前から『SASUKE選手と戦うことになったらどうするか?』ということは常に考えていて、会長ともこうやったら勝てるよねという話はしていたんですね。試合が決まったから対策を立て始めたわけではなく、普段から考えていたことの答え合わせという感じです。

あとはそこプラス、SASUKE選手を攻略する糸口が自分の今後のファイトスタイルにおいて重要になるところでもあり、自分が成長するための練習がSASUKE選手攻略にリンクしていました」

――ずばり大方の予想はSASUKE選手が圧倒的有利の声が多いと思います。その上でどんな試合を見せたいですか。

代理戦争前の18年1月のONEトライアウトに合格。代理戦争後に、ONE Warrior Seriesでプロデビューを果たしている。異色のキャリアといえば、異色に違いない

「僕の格闘技キャリアは特殊です。

格闘代理戦争で多くの人に知ってもらって、でもプロデビューしたら連敗したりもして、椿飛鳥=弱いというイメージを持たれていると思います。でも今回の試合はそれを全部覆せるチャンスだなと思います。僕は修斗のベルトは大きいものだと思っているし、誰に勝ってベルトを巻くかも重要だと思っているんですね。だからSASUKE選手に勝って修斗のチャンピオンになったら、みんな認めてくれるよねとは思っています」

――椿選手はSNSでの発言など、あまり今の修斗にはいないキャラですし、そんな椿選手が修斗のベルトを目指しているところも構図としては面白いなと思います。

「僕はアマチュア修斗出身ですし、全日本アマ修でも優勝しているので、意外と硬派な路線なんですけど、いつの間にかそういう見方をされるようになりました(笑)。でも僕のなかでは昔から、やっぱり修斗だよねというのがあって。アマチュア時代に修斗を選んだのも、アマチュア大会だったら修斗のレベルが一番高いと言われていたからだし。

例えばプレリミナリーファイトを見ていたりしても、僕は修斗が他の団体よりもレベルが高いと思っているんです。僕自身はこんなキャラですけど(笑)、格闘技としては本格派が好きだし、強さを求めるものだと思っているので、それだったら修斗でしょ!という想いもあります」

――だからこそ椿選手のタイトル挑戦を楽しみにしている人は多いと思いますし、挑戦するだけではなく、ベルトを獲らないと意味がないですよね。

「そうなんです。タイトルマッチが決まった時に色んな人から『ようやくタイトルマッチだね』と言われたんですけど、タイトルに挑戦することが盛り上がりの頂点じゃないし、僕のなかではすごく違和感や温度差があったんです。変な話、挑戦だけだったら誰でも出来るし、挑戦することがすごいのではなくて、挑戦して勝つことがすごい・評価されるわけじゃないですか。逆にここで負けたらこれからどうすればいいんだろう?とも思います。こんなチャンスが何度も巡ってくるとは思っているので」

――まさに格闘技人生を賭けた大一番ですね。

「チャンスってこういうものだよなと思うんですよ。自分が予期せぬところで転がり込んできて、なかには時期じゃないと言って見逃す人もいるだろうけど、僕はそこに挑むから得られるものがあると思うし、自分にはまだ早いなんてないと思うんですよ。このチャンスに挑むから強くなれると思います」

――この試合を楽しみにしている人たちにメッセージをいただけますか。

「僕を代理戦争から知ってくれた人が多いと思うのですが、あの時に見ていた人たちは誰も椿がSASUKE選手に勝って修斗のチャンピオンになるなんて思っていないと思います。でも僕はすごく自信があるんですよ。あの時から僕のことを見ている人たちには、特に今回の自分の戦いを見て欲しいです。そして僕がチャンピオンになったら修斗をもっと活気のある団体にして、もっと注目してもらえる団体にしたい。僕がチャンピオンになって、これから先もずっと修斗を見て欲しいと思います」

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45 Giant Killing MAGISA MMA MMAPLANET o RIZIN Torao Wardog YouTube キック ブラジリアン柔術 ボクシング 修斗 安保瑠輝也

【Giant Killing02】岡山県笠岡市の格闘技イベントから考える、各地域大会とMMAキッズたちの存在について

【写真】blooM&TEAM AGENT、OKAYAMA TOP TEAMのメンバー(C)SHOJIRO KAMEIKE

11月3日(日)、岡山県笠岡市の笠岡市民体育センターで『Giant Killing02』が開催された。
Text by Shojiro Kameike

『Giant Killing02』とは既報どおり、前Wardogストロー級王者のMAGISAが、地元で開催する町おこし格闘技イベントだ。笠岡市は岡山県の南西部、広島県との県境に位置する。現在は漫才コンビ「千鳥」の出身地といえば分かる人も多いだろう。
笠岡市は、MMAに関していえば未開の地といっても過言ではなかった。岡山市、倉敷市といった岡山県内の都市から離れ、お隣には広島県第二の都市である福山市が存在する。MMAを練習するとなれば、岡山市か倉敷市、あるいは福山市のジムや練習会に通うしかない。主催者であるMAGISAのMMAキャリアのスタートも同様だった。
そんななか2年前にMAGISAが地元でMMAジムblooMを設立し、さらにイベントも開催するようになった。この新しい動きから考える、日本MMAの未来に必要なものとは。


当日は大会運営からジュニア選手のセコンドも務めたMAGISA(C)SHOJIRO KAMEIKE

岡山県と広島県のMMAにおいて、プロ修斗興行『TORAO』が果たした役割は大きい。岡山県北部の津山市でアマチュア修斗イベントとしてスタートし(当時は闘裸男と漢字表記だった)、2005年からプロ修斗も行われるように。その後は四国、山口県、そして福岡県まで開催エリアを広げていった。アマチュア修斗ならびにJBJJFブラジリアン柔術大会の開催が、その礎となった。今大会の主催者の一人であるMAGISAもキャリアの序盤でTORAOに出場している。

一方、当時はアウトサイダーブームもあり、日本各地で多くの地下格闘技イベントが開催されていた。今でこそ地下格闘技出身ファイターがRIZIN等で活躍する姿も見られるが、何より地下格闘技に限らず安全性に欠けたイベントが問題視されたことも事実だ。同時に会場内での素行の悪さから、各地で会場が使えなくなるという問題も発生する。岡山県も例外ではなかったが、MAGISAによれば「会場が使用できなくなったことで、岡山県内で地下格闘技がなくなった。あるいは存在が聞かれなくなった」という。

前述のとおり、安全性に欠けたイベントを容認することはできない。一方で地下格闘技をキッカケとして、本気でMMAに取り組み始めた若者も多い。今回のGiant Killingでも、かつて地下格闘技で戦ってきたと思われる選手が多数出場していた。しかしながら――これはアウトサイダー&地下格闘技ブームの頃から各ジムで言われていたことだが――技術を培いながらも、スタミナやフィジカル面で至らない選手が目立つ。

大会には安保瑠輝也や、ブレイキングダウン出演者もゲストとして招かれていた(C)SHOJIRO KAMEIKE

MAGISAは自身のジムbloomでも、会員は3つの層に分かれるという。それは①プロを目指す層②趣味の一般会員層③地下格闘技に出ていた層だ。今大会でMMAの試合に出場していたのは③に当たるとMAGISAは説明する。キックボクシングの試合では、コメントを求められたスペシャルゲストの安保瑠輝也が、「もっとスタミナをつけてから……」と明言する場面もあった。リーチ、間合い、当て勘——全てにおいて優れた面を見せながら、彼らに足りないものは明白だった。

間合い、上下の打ち分けからアッパーなど打撃を見せていた子供たち。彼らは全員MMAを志すファイターだ(C)SHOJIRO KAMEIKE

そのなかでblooMとTEAM AGENTの合同練習会「OKAYAMA TOP TEAM」に参加している選手は、ジュニアの試合から違いを見せている。この日、ジュニアについてはキックボクシングとボクシングルールの試合のみではあった。しかしOTTでは基本的にMMAの練習を行っている。この日もMMAの対戦相手をマッチメイクすることができず、打撃の試合に出場することになった。とはいえ組みの練習によって体ができている点は大きい。この日試合に出場しなかったOTTのメンバーからも、12月1日に神戸市立王子センターで行われる「全日本キッズ/ジュニア修斗選手権大会」への出場があるという。こうして日本全国で地域密着の格闘技が子供たちを育て、アマチュア大会を経てプロの試合に出場する時、Giant Killingの雰囲気も大きく変わるだろう。

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45 AB DEEP GFC GFG GFG04 Gladiator Grachan MMA MMAPLANET NEXUS o YouTube   エスカル御殿 パンクラス 中川涼 中村友哉 佐々木郁矢 修斗 大石真丈 峰田悠生 平野唯翔 新岡理貴 村田在音 松藤冬馬 櫻庭泰裕 海外 石塚一 石塚将也 細川勇哉 萩原和飛 藤田成保 長谷川暢哉

【GFG04】青森から、全国へ。本州最北のMMA大会から、再確認──J-MMA界における地方独立大会の重要性

【写真】第3試合の勝者・中村友哉とGFGを主催する藤田氏(C)MMAPLANET

3日(日)、青森県五所川原市のプラザマリュウ五所川原でGlobal Fightingsports Gameの第4回大会が開催された。
Text by Manabu Takashima

年に一度の津軽、いや東北MMAの祭典は立ち見客が出るほどの盛況な会場内で、友人たちを応援する声が絶えず響き渡るアットホームなイベントだった。

同市の市議である藤田成保氏の尽力もあり、協賛企業数はパンフに掲載されているだけでも61社!! これぞ町興しMMAといえる協力者と集客といえる。

それでもMMAはMMA、メインで地元の佐々木郁矢が石塚将也に判定負けを喫したようにシビアな現実がある。

特に東北のMMAを支えてきた世代、左東伸哉、石塚丈人の完敗劇は考えさせられるモノがあった。GFGが持つ東北にMMAを根付かせ、盛り上げる基盤を築くというミッションを持つ限り、格闘技にとって第一に守るべき安全面も浸透させる必要がある。


ご当地ファイターとして欠かせないベテラン選手達が、体力のピークやピークに向かうファイターの相手を務めるマッチアップも、昨日の大会を見る限り考える時を迎えようとしていることは間違いない。若い選手も、ベテランも時が過ぎるのは平等だ。と同時に、このGFGならではという部分でベテラン、東北レジェンドや各地域の大ベテラン選手とのマッチアップはMMAでも、グラップリングでも特色となる可能性は十分にある。

そんななか1993年11月に修斗で初マットを踏んだ大石真丈が、平野唯翔を三角絞めで下した直後に、引退を明らかとした。パウンド解禁前、修斗がシューティングと呼ばれた時代を知る最後の1人が現役生活に別れを告げた。

修斗フェザー級(現バンタム級)のベルトを巻いた時点で、33歳。既にいぶし銀の異名を取っていた大石は、それから22年の間に国内ではZST、パンクラス、Cage Force、Grachan、HEAT、Grandslam、DEEP、GLADIATOR、NEXUSで戦い続け、海外もキャリアを通してハワイ、ブラジル、豪州、ロシア、韓国、リトアニアで足跡を残してきた。

そして、2024年11月3日に──K’z Factory時代のジム仲間も駆けつけるなか、3年半振りの勝利=31勝目を手に(※26敗9分)、GFGで現役生活に区切りをつけることとなった。

鉄人・大石が最後の戦いに挑んだGFG04では、多くのデビュー戦も組まれていた。安全面に話を戻すと、技量とそこは表裏一体だ。17歳でデビューを迎えた新岡理貴をはじめ、何人かの出場選手は明らかに寝技という面で技術力不足も見られた。同時に東北のMMAの普及に、若い力の台頭は欠かせない。そんな若い選手たちに試合機会を与えるために、ハードルを下げて試合を組むことは絶対的に否定しない。ばかりか、多いに賛同できる。

そのためにもGFGから他のイベントにステップアップを図る際に、この青森の地での戦績を首都圏や他の地域での戦績と同等としない交渉術も必要だ。事実、他の大会でなかなか勝ち星に恵まれていないファイターも、ここでは勝利を挙げることができている。日本という括りで考えると、彼らを起用する首都圏のプロモーターの理解も欠かせないだろう。

第2試合でデビュー戦の激闘で判定勝ちをした塩屋亮平、兄の優斗はPFCからNEXUSで既にキャリアを踏み始めている。「青森のMMAといえば塩屋兄弟」というメイクには、この日一番の歓声が挙がっていた。

オープニングファイト2試合目で勝利した村田在音、新岡に勝利した中村友哉第6試合で勝利した峰田悠生、メインで勝利した石塚将也という岩手や山形の近隣県の選手は、青森で戦うだけでも東京~名古屋間、それ以上の移動が必要となる。

地方在住の若い選手がキャリアを踏み始める。そして、若い選手以上に首都圏での試合のハードルが厳しくなるベテラン選手がキャリアを全うするためにGFGのような地域大会は欠かせない。

加えて石塚のようにNEXUSやパンクラスでキャリアを積む選手にとって、首都圏以外の試合機会は絶対的にポジティブな要素だ。

年に一度だからこその協賛金、集客という側面はあるだろうが、現地でGFGの盛り上がりを見て、このような地方の草の根大会の継続こそが、J-MMAの底上げに欠かせないと改めて感じられた。それゆえに「青森から、世界へ」ではなく「青森から、全国へ」というGFGが、予定する本州で二番目に北の街で開催が予定されている──八戸大会が実現と定期化を期待してやまない。

■GFG04試合結果

<フェザー級/5分2R>
石塚将也(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
佐々木郁矢(日本)

<フェザー級/5分2R>
櫻庭泰裕(日本)
Def.3-0:20-18.19-18.19-19(must)
松藤冬馬(日本)

<バンタム級/5分2R>
大石真丈(日本)
Def.1R1分14秒by 三角絞め
平野唯翔(日本)

<バンタム級/5分2R>
吹田琢(日本)
Def.1R4分23秒by TKO
加藤慎一(日本)

<ウェルター級/5分2R>
石塚一(日本)
Def.1R2分19秒by TKO
佐東伸哉(日本)

<フライ級/5分2R>
萩原和飛(日本)
Def.1R0分39秒by TKO
西塚丈人(日本)

<フライ級/5分2R>
細川勇哉(日本)
Def.1R4分13秒by TKO
澤田良(日本)

<バンタム級/5分2R>
峰田悠生(日本)
Def.2R1分11秒by 腕十字
寺田隆(日本)

<フライ級/5分2R>
苫侑我(日本)
Def.
名久井悠成(日本)

<フェザー級/5分2R>
エスカル御殿(日本)
Def.2R2分22秒by TKO
武田光信(日本)

<ライト級/5分2R>
中村友哉(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.20-18
新岡理貴(日本)

<フェザー級/5分2R>
塩谷亮(日本)
Def.2-1:20-18.20-18.19-19(must中川)
中川涼(日本)

<フライ級/5分2R>
吉田龍馬(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18
ベアー誠(日本)

<OPライト級/5分3R>
村田在音(日本)
Def.1R0分58秒by TKO
三浦康平(日本)

<OPフライ級/5分2R>
長谷川暢哉(日本)
Def.1R3分42秒by TKO
上井友斗(日本)

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