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【Shooto2024 Final】石原夜叉坊が約4年振りの参戦。修斗年内最終興行、地元大阪で轟轟と激突

【写真】写真は2021年1月の租根戦の夜叉坊。現時点では国内最後の試合となっており、今回は約4年振りの国内復帰戦だ(C)MMAPLANET

15日(日)に新宿FACEで行われたColors04の大会内で、29日(日)に大阪市住之江区のGORILLA HALL OSAKAで開催されるShooto2024 Finalの追加対戦カードが発表された。石原夜叉坊が2021年1月以来の修斗参戦で、轟轟(とどろき・ごう)と対戦する。
Text by Shojiro Kameike


2015年のRoad to UFC Japanを経て2016年からオクタゴンで戦っていた夜叉坊。UFCリリース後は2年のブランクを経て、2021年1月に修斗で祖根寿麻に判定負けを喫し、再び米国に戦いの場を移していた。そんななか、現在は古巣である修斗GYMS直心会でインストラクターを務めながら、2023年9月のブルーノ・ソウザ戦以来の復帰戦について「A1 Combatと修斗以外、考えていない」と川原波輝のセコンドについた際に語っていた。

その言葉どおり修斗、しかも地元大阪大会で夜叉坊の復帰戦が組まれた。対戦相手は、コブラ会所属の轟だ。現在、修斗では2連勝。さらに今年8月のTTFCでは狩野優に判定勝ちを収めている。

大学在学中にMMAを始めたという等々力は、2022年の全日本アマチュア修斗でライト級3位となりプロデビュー。狩野戦ではノンストップのリバーサル&スクランブル戦を展開し、延長戦の末、勝利した。この試合は轟にとって出世試合といえるだろう。

コブラ会らしい、しぶとく粘り強いグラウンド技術で勢いに乗る轟に対し、試合のポイントは夜叉坊の復調具合か。米国ではやや精彩を欠く試合が多かったといえる夜叉坊だが、ここは久々の地元での試合で復調に期待したい。これで2024年の修斗最終戦――世界ストロー級王者決定戦、環太平洋バンタム級チャンピオンシップに加えて夜叉坊×新鋭の対決などカードが出揃った。

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【Pancrase351】グラップラー受難自体の到来で、平田直樹はタイトル戦で何を見せるのか「変わらない」

【写真】会見の日の軽めのトレーニングで追った傷で、さらに気持ちは引き締まったか(C)MMAPLANET

明日15日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるPancrase351のメインで平田直樹が、三宅輝砂とフェザー級KOP決定戦を戦う。
text by Manabu Takashima

デビューから4年、キャリア11戦目の初タイトル戦は当初、Road to UFCベテランのキム・サンウォンと対戦予定だった。しかし、キム・サンウォンがPFLと契約しタイトル戦を回避することに。急遽、三宅と戦うことになった。

キム・サンウォン戦はタイトルが掛かっているだけでなく、Road to UFCベスト4で、修斗世界フェザー級王者SASUKEをKOした相手と戦うことで――世界を目指す平田の今の位置が、明確になる一戦だった。

グラップラー受難時代の到来は、その強みを出すまでのプロセスの重要性を浮き彫りにしている。如何に組み、如何に倒すか。そこがあって初めて、インパクトを残すフィニッシュ力が問われる展開に持ち込むことができる。

次につなげるために負けられないタイトルショットに臨む、平田の想いとは(※取材は11月29日に行われた)。


――キム・サンウォンとの王座決定戦がなくなり、三宅輝砂選手が代役に名乗りを挙げました。残念というと三宅選手に失礼になるのですが、キム・サンウォン戦はタイトル戦という以外に今の平田直樹の位置が分かる。そういう点でも楽しみな試合でした。

「キム・サンウォンがPFLに行くから、彼とのタイトルマッチが無くなったと……確か発表(11月18日)の直前に聞いて。その時に代役で三宅選手が出てくれるということで、試合はできる。それも聞いてホッとしました。試合がなくならなくて良かったというのはありました。

ただ世界を目指す上で、×外国人選手。キム・サンウォンと戦うことは凄く楽しみにしていたので、そこは残念です。ただ試合があるなら、僕のやることは変わらないです。しっかりとやるべきことをやる。次につなげるために、絶対に勝つんだと気持ちを入れ替えました」

――次につなげるの「次」は、タイトル奪取が必須条件だと。

「まずタイトルを取らないと、次のステップに進めないと思うし。でも先のことばかり考えないで、まずはここを取らないと話にならないです」

――直樹選手の今回のタイトル戦での対戦相手の変更は、致し方ないです。それでも次のステップがRoad to UFCであれば、タイトルが査定の対象になるのか。何より、強さを手にしていないとアジアを勝ち抜けない。個人的にUFCに行くには、国内のタイトル以上に強さが必要になるったと思うようになりました。

「だからこそ、キム・サンウォンでした。ただの外国人選手というわけでなくRoad to UFCに出ていたし、実績がある。韓国でもチャンピオンになっていますしね。そういう選手と5R戦で戦う。もちろん、5Rを戦い抜くつもりで準備していました。そこが楽しみであり、キム・サンウォンに対してどれだけできるのかがチャレンジでした。

そういう試合で、トータルで戦って得意な寝技の部分で強さを見せてフィニッシュする。キム・サンウォンを極めると周囲へのアピールにもなりますし。テイクダウンからトップコントロール、削って極める。そういう試合が、キム・サンウォンにできなければ僕はそこまで。でも、できるつもりでやってきていたし、それを試合で出す気でいました」

――そこで三宅選手に変わっても、先ほど言われたようにやることは変わらないと。

「そうですね、三宅選手はストライカーで。寝技ができないわけでなく、打撃が凄くできる選手です。三宅選手に代わったことで、相手の仕掛けも僕がやるべきこともより明確になったと思います。立ち技と寝技、強いところがハッキリしているので。どっちが、自分の強いところで戦えるように持って行けるのか」

――キム・サンウォンと戦うことになっていた時と比較して、周囲も含め勝てるモードになっているようなことはありませんか。

「そこはどの試合でもそうなのですが、相手のことはあまり考えていなくて。自分がやるべきことをしっかりと準備して、それを試合でぶつける。だから相手が代わったから油断するとか、そういうことはないです。逆に三宅選手は打撃では、キム・サンウォンより優れているかもしれない。

キム・サンウォンと戦うよりも、組みの展開がないかもしれない。それはもうやってみたいなと分からないけど、全然油断をするとかはないです。

向こうも僕の狙いは分かっている。なら、そうさせないための練習はしてきているだろうし。だからこそ、どっちが自分の土俵で戦うのか。キム・サンウォンとの試合と違って、5Rまでもつれることはない。お互い、やることが分かっているのでフィニッシュも早くなるはずです」

――総合力というよりも、直樹選手の組み力と三宅選手の打撃力。そのぶつかり合いになるということですね。そしてMMAはスタンドから始まります。

「今回は貰っても突っ込むつもりで戦います。見合っていると、逆に相手の間合いになると思うので。そこはプレッシャーを掛けて、徐々に潰して突っ込もうと思います」

――もらうのが嫌という気持ちで戦うのと、貰っても行くという気持ちで戦うのでは爆発力が違ってきますか。

「貰っても行けると、大丈夫だとその後も思えます。貰わないで入れると、相手にプレッシャーを掛けることができる。だからクリーンヒットを貰わずに、どんどん仕掛けたいです」

――最初のテイクダウンの仕掛けが、その後に影響を与えそうです。

「ハイ。1Rが凄く大切になると思います。その後の流れが全然違ってくるので」

――そう話している直樹選手の右目の周りの傷が、なかなか気になってくるのですが(笑)。

「まさかのタイミングなんですけど、今日のお昼の軽めの練習で……当たりどころが悪かったのか、会見の日になるのかって(苦笑)」

――さきほどからやることは明確だと言われていますが、自分のタイミングで圧を掛けてテイクダウンを取る。そこの部分の強さに磨きがかかることが、今後の戦いで重要になってくるかと思うのですが、現状での手ごたえはいかがですか。

「以前と比べると、打撃にも慣れてきて少し見えるようになってきました。そんなこと言って、この目ですから(笑)。全然、説得力ないですよね(笑)。でも、これからも『ないだろう』とか油断をしているとダメだと学ぶことができました。試合ではこうならないように戦います。

あと自分は腫れやすいというのがあって。前回の試合もそうだし、練習でもダメージがなくて軽く当たって腫れることがあります。見た目の印象が悪いですよね。

同時にロータス世田谷で練習をしている選手達が相当に強いですし。その練習と比較して、相手の力が落ちる部分も分かるようになりました。『これならいける』と確信を持って組むことができます。多少見えるようになったことで、そういう判断力もつき始めていると思います。それと貰っても行けるようになりました。怖がって距離が遠くなるということが、前よりかはなくなっています。被弾しても、前に出て触りに行くことができつつあります」

――その成長を実感しているうえで、今回の試合の結末をどのように考えているのか。最後に教えていただけますか。

「3Rまでに一本か、フィニッシュします」

■Pancrase350視聴方法(予定)
12月15日(日)
午後12時00分~U-NEXT

■Pancrase350 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
名田英平(日本)
栁川唯人(日本)

<ライト級/5分3R>
鈴木悠斗(日本)
小川道的(日本)

<フェザー級/5分3R>
岡田拓真(日本)
敢流(日本)

<フライ級/5分3R>
菅歩夢(日本)
岸田宙大(日本)

<63キロ契約/5分3R>
ギレルメ・ナカガワ(ブラジル)
渡邉泰斗(日本)

<フライ級/5分3R>
砂辺光久(日本)
時田隆成(日本)

■Pancrase351視聴方法(予定)
12月15日(日)
午後16時50分~U-NEXT

■Pancrase351 対戦カード

<フェザー級KOP決定戦/5分3R>
平田直樹(日本)
三宅輝砂(日本)

<フライ級/5分3R>
猿飛流(日本)
ジョセフ・カマチョ(グアム)

<ストロー級/5分3R>
寺岡拓永(日本)
船田電池(日本)

<65キロ契約/5分3R>
合島大樹(日本)
安藤武尊(日本)

<ストロー級/5分3R>
リトル(日本)
織部修也(日本)

<ライト級/5分3R>
平信一(日本)
張豊(日本)

<フライ級/5分3R>
水戸邉荘大(日本)
小林了平(日本)

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【Colors04】元RISE王者がMMAデビュー、erika「首相撲も活かして、打撃でボコボコにする」

【写真】すでに自分のストロイングポイントを理解して、MMAのスタイルを確立させつつあるerika。楽しみなMMAデビュー戦だ(C)RYOTA MATSUNE

15日(日)、東京都新宿区の新宿FACEにて開催される女子プロ修斗公式戦「COLORS Produce by SHOOTO Vol.4」にて、元キックボクサーのerikaが吉成はるかと対戦する。
text by Takumi Nakamura

erikaは沖縄出身&在住で、2021年3月にNJKFミネルヴァ日本アトム級王座、2022年6月にRISE QUEENミニフライ級王座を獲得。女子キックの第一線で活躍してきたが、2023年11月に小林愛理奈にKO負けしてRISE王座を明け渡すとMMAへの転向を決意。沖縄のTHE BLACK BELT JAPANに所属し、今年の全日本アマチュア修斗選手権では女子フライ級優勝を果たした。

全日本アマ修優勝から約2カ月、プロMMAデビューを前にerikaは「私はキックボクシングを引退してMMAをやっています。これからはMMAファイターとして結果を残したいし、最初の目標として修斗のベルトは巻きたい」とMMAファイターとしてのリスタートに燃えている。


――元RISE王者のerika選手が全日本アマ修で優勝して、MMAファイターとして修斗でプロデビューするということで非常に驚きました。いつ頃からMMAには興味があったのですか。

「娘が3年前ぐらいから松根(良太)さんのもとで柔術とキックをやっていて、私も打撃のスパーリングに参加させてもらってたんですね。どうしても沖縄はキックのスパーリング相手が少ないので。それで打撃の時間が終わると私は練習を抜けて、他の選手たちはそこからMMAスパーなんです。それでみんなのMMAを見ていたら、なんか楽しそうだなと思ったり、みんなが夢や高みを目指して切磋琢磨しているのを見て、自分も一緒に練習してみたいなというのはちょいちょい思っていました」

――最初のきっかけは娘さんだったんですね。

「そうなんです。私の試合を色々と見ていて、自分も格闘技をやりたいと言い始めて。打撃はやらせたくなかったので、最初はキッズ柔術から始めたのですが、キックのクラスもあるからやるとなって。そうなったらもうやってみていいよとなって、今はMMAもやる流れになってます(笑)」

――とはいえ練習だけではなく本格的に試合に出るレベルでやろうと思ったのはなぜですか。

「2022年6月にRISEでタイトルマッチをやった(AKARIに判定勝ち)あとに右肩を手術して、1年くらい試合をしていなかったんです。復帰してからも一生懸命、必死にやったんですけど、自分の思い通りの動きができなくて。このままキックを続けたとしても伸びしろがあるのかな?と思いながら、自分に鞭打って何とか頑張っていました。でもキックは練習仲間も少ないし、一緒に何か目標を目指して切磋琢磨する仲間も少ない。そういう状況が自分としては結構大きくて……。その一方でTHE BLACKBELT JAPANはみんなで切磋琢磨して、それぞれ目標を持って一生懸命練習していて、自分もそういう選手たちと関わりたいと思ってMMAの練習を始めました。で、いざ練習を始めたら松根さんからの勧めもあって、何か目標を作った方がいいと思って、最初は柔術の試合に出たんです。そこで勝つことが出来て、次はMMA=全日本アマ修斗を目指そうと思ってエントリーして、一生懸命練習したら優勝できました。そうしたら、そのままプロ昇格ということだったので、この流れに乗ってプロでもやろうと思いましたね」

――練習環境も含めてキックでは成長や次の目標を見つけることが難しい部分もあったんですね。

「自分はチャンピオンになれましたけど、強いRISEの選手たちと戦うにあたって、いつも自信がないまま試合をしていて。自分自身はぶれずにやってたんですけど、それ以外の周りからの刺激だったり、自分と同じレベルで戦うメンバーがどうしても欲しくて。結局は自分次第だと思うんですけど、今のままだったらちょっと難しいなというのがありました。だったら、もう練習環境もやることも全部変えて、新しいことをゼロから学びたいって。しかも松根先生に出会って、松根先生のもとで新しいことを学びたいと思ったのが大きかったですね」

――全日本アマ修の翌日にRISEオフィスにもご挨拶に行かれていましたよね。

「防衛戦で負けたことがショックすぎて尾を引いて、あまりSNSにキックに関することを投稿できなかったんです。それでキックからMMAに転向することを発表するタイミングを見失ってしまっていて。それで自分の中で全日本アマ修の後にRISEのみなさんに報告しにいこうと思って、ご挨拶に行かせていただきました。みなさんからは頑張ってくださいとい暖かい言葉をもらえて、これで心置きなくMMAにチャレンジできます」

――とはいえキックから柔術、打撃から組み技へのチャレンジは全く新しいチャレンジだったと思います。辛さや難しさを感じるよりも楽しいという気持ちが勝りましたか。

「そうです!まさにゼロからスタートなんで、だんだんちょっとずつできていく自分が楽しくて。もちろん最初はやられましたけど、それをみんなに質問して改善していくみたいな。練習の中で毎日成長できたので、それがすごい良かったです」

――RISE王者という肩書を持っていたらアマチュアを通さずにプロデビューできる可能性もあったと思います。erika選手の場合はそうではなく、アマチュアからちゃんと実績を積みたいという想いがあったのですか。

「はい。MMAの練習を始めたとき、ジムには全日本優勝やプロ昇格を目指して必死に練習しているアマチュアの選手たちがいて、いざ練習するとみんなめちゃくちゃ強いんです。そういう選手たちがいるなかで、キックで実績があるからって、いきなりプロになるのは違うなと思っていました。だから松根さんから全日本優勝という目標を提案されたのは本当にありがたかったし、自分もそれがいいと思っていました。MMAの経験を積むという意味も含めて」

――全日本アマ修の試合も見させてもらいましたが、自分の打撃を活かすスタイルがすでにできつつある印象を受けました。

「絶対優勝してやろうと思って毎日めっちゃ練習しました(笑)。今から寝技をすごくやってもアマ修に出るメンバーには勝てないと思ったので、自分はひたすらもうキックボクシング…というか打撃の展開になるような試合の持っていき方を練習していました」

――特に首相撲や組んだ状態のヒザ蹴りが効果的でしたが、あれはキック時代から得意だったのですか。

「RISEに出る前は首相撲ありでチャンピオンにもなっているし、タイ人の先生に教わっていたんで首相撲そのものはずっと練習していて、自分としては(首相撲も)好きなんですよ。MMAは首相撲を制限なくできるので、それは活かそうと思って戦いました。組み技・寝技も練習を続けていますが、寝かされないように打撃で相手をボコボコにするのが自分のMMAの理想なんじゃないかなとは思っています」

――デビュー戦に向けて今どんなことを一番意識して練習されていますか。

「相手が寝技の選手なので、やっぱり寝かされないように打撃でボコボコにするのが目標です。そこは今後も必要になるところなので、引き続きグラップリングや柔術を強化しつつ、運がいいことにTHE BLACKBELT JAPANはグラップリングが強う選手が多いので、みんなにたくさん組んできてもらって、それをひたすら切って殴るという練習を続けています」

――MMAの練習を続けることで使える打撃も増えていますか。

「こういう場面は打撃もいけるなというのはちょっとずつ分かってきました。ただMMAとキックは距離感も全く違うので、試合で使う・使わない関係なく日頃からちゃんと組み技・寝技を練習して、そこに自信を持てるようにならないと、思い切った打撃はできないなと改めて感じています。そこももっともっとこれから追求して、最強になれるように頑張りたいです」

――最近はキックからMMAにチャレンジする選手も増えていますが、erika選手のように女子キックの王者クラスがMMAに転向するパターンはまだ少ないです。自分が結果を出して道を創りたいという想いはありますか。

「私はキックボクシングも好きなので、キックはキックで盛り上がってほしいですが、もし何かに行き詰った選手がいたらMMAの練習をやってみるのはいいと思います。私もMMAの選手とスパーリングして勉強になることが多かったし、キックにも活かせるものがたくさんありました。そのうえで今自分はMMAに転向して、キックボクサーがMMAでも通用するぞということは、女子でも見せれたらなとは思います。RIZINでMMAにチャレンジしている元キックの選手を見てもそう思いますし、特に久保優太選手の試合を見て、めっちゃ希望を持ったんですよ。私もあんな存在になれたらなと思ってます」

――では打撃の部分でもMMAの練習をすることで伸びている部分はありますか。

「ありますね。私が松根さんに言われたのは『ちゃんとディフェンスして、相手を見ろ』だったんです。自分は猪突猛進型で、それでRISEの防衛戦でもKOされているので、そこが課題だったんです。あの経験は無駄にしたくないし、MMAでのあの反省点を活かした試合をやりたいですね、特にMMAでは相手の攻撃をもらわないことが必要なので」

――キックだったら多少被弾してもいけるところが、MMAだったら多少の被弾でも試合が終わる可能性がありますからね。

「それはすごく感じました。松根さんが『9当たらなくても1当てろ』みたいなことを言っていて、キック時代はあまりピンと来てなかったんです。でもMMAを始めて、外から自分のファイトスタイルを見つめ直して考えた時に、そういう意味か!というのが分かりました。平良達郎くんもそうですけど、相手の打撃をもらわずに自分だけ当てる距離感をすごく大事にしていて。今私もそこを取り入れて、少しずつファイトスタイルも変えている感じです」

――これからのMMAファイターとしての目標を聞かせてください。

「私はキックボクシングを引退してMMAをやっています。これからはMMAファイターとして結果を残したいし、最初の目標として修斗のベルトは巻きたいと思っています」

■視聴方法(予定)
12月15日(日)
午後6時00分~ABEMA格闘チャンネル

■Colors04 対戦カード
<女子アトム級インフィニティリーグ/5分2R>
平田彩音(日本)
NOEL(日本)

<女子アトム級インフィニティリーグ/5分2R>
パク・ソヨン(韓国)
檜山美樹子(日本)

<ストロー級/5分2R>
吉成はるか(日本)
erika(日本)

<ストロー級/5分2R>
高本千代(日本)
杉本恵(日本)

<60キロ契約/5分2R>
愛日(日本)
中尾あづき(日本)

<グラップリングマッチ 54キロ契約/8分1R>
藤野恵実(日本)
前澤智(日本)

<ストロー級/5分2R>
高田暖妃(日本)
チョン・チャヒョン(韓国)

<グラップリングマッチ 58キロ契約/8分1R>
植木くるみ(日本)
植田咲(日本)

<グラップリングマッチ 48キロ契約/4分1R>
小笠原颯希(日本)
遠藤ジュリアン桜(日本)

<グラップリングマッチ 35キロ契約/4分1R>
吉村柚咲(日本)
笠井遥月(日本)

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DEEP o PFL RIZIN UFC キック ボクシング 修斗 安保瑠輝也 海外 矢地祐介

DEEP123:第7試合・西川大和 vs. 宇佐美正パトリック

ライト級。両者DEEP初参戦。

修斗王者の西川。2021年、川名のタイトルに挑戦し、テイクダウンされても下からの打撃で削って5Rドクターストップ勝ち。修斗史上最年少の18歳で王座を獲得した。その後は海外での活動を視野に、階級上のウェルター級で戦い3連勝。2022年に一度はUFCとの契約が決まったと発表されたが、契約上の問題により消滅。2023年にPFLライト級に出場するも、クレイ・コラードとシェイン・バーゴスに敗れて予選敗退している。現在はトレーニングの拠点をタイに移しており、ムエタイの試合にも出場した。22歳。

宇佐美はボクシングがバックボーンで、高校時代には6冠を達成。2022年にRoad To UFCに出場決定するも、体重オーバーにより失格に。同年よりRIZINに参戦し、ここまで3勝2敗。RIZINではキックルールで安保瑠輝也とも対戦もしている(判定負け)。前戦は9月のRIZIN.48で矢地祐介に判定負け。24歳。

オーソドックスの宇佐美に、サウスポーの西川がローを蹴っていく。前蹴り。宇佐美左から右ストレートのコンビネーションをヒット。西川もジャブをヒットさせる。西川のインローにワンツーを返した宇佐美。宇佐美右ボディ。さらに右フック。西川がローを蹴っていくが、宇佐美が間合いを詰めていく。ワンツーから左のパンチの連打。ボディ・顔面にヒット。ブロッキングで凌ぐ西川。残り1分。インロー・カーフキックで宇佐美の左足を蹴っていく。三日月蹴り。1R終了。

2R。ローを蹴る西川に宇佐美はワンツーからミドルもヒットさせる。アップライトの構えで顔面をガードしている西川に対し、ボディストレートを打ち込む宇佐美。宇佐美の左足にインロー、関節蹴りを入れる西川。宇佐美もローを返す。西川が飛び込んでワンツーをヒット。飛び込んできた宇佐美。ケージを背負った西川だがサークリングですぐに抜け出した。右ボディを入れた宇佐美。残り1分。左ハイを見せる西川。ジャブのダブルを入れる宇佐美。さらにまた右ボディ。西川はカーフキック。ゴング。

3R。カーフを蹴る西川に宇佐美は左右のボディをヒット。西川インロー。宇佐美がワンツーをヒットさせる。左右の4連打を打ち込んだ宇佐美。西川はローを蹴っていく。宇佐美のパンチでケージを背負った西川だが、パンチをブロックしながら前に出る。そしてまたローキック。残り1分。右を入れた宇佐美。ボディ。西川がワンツーを放つと首相撲ヒザ。最後にローを入れた西川。タイムアップ。

スタンドでの打撃戦に終始した両者。

29-28宇佐美、29-28西川、29-28西川。スプリットで西川勝利。

常にローを蹴り続けた西川と、パンチをまとめて打ち込んだ宇佐美でジャッジの判断が割れた形に。

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45 AB Breakthrough DEEP Gladiator Gladiator029 MMA MMAPLANET NavE o ONE Road to UFC UFC YouTube イ・スンチョル オトゴンバートル・ボルドバートル ダギースレン・チャグナードルジ チェ・ドンフン チハヤフル・ヅッキーニョス チャンネル パンクラス パン・ジェヒョク 今井健斗 修斗 南友之輔 吉田開威 宮川日向 山上幹臣 岩倉優輝 松原聖也 桑本征希 森井翼 櫻井雄一郎 水野翔 風我

【Gladiator029】ついにオトゴンバートルが抜擢=今井健斗とフライ級王座決定戦。ヅッキーニョスはライト級へ

【写真】もちろん、結果は当然として勢いとやる気を買う。そんなタイトル戦こそ、今のJ-MMAに必要なのかもしれない (C)MMAPLANET

3日(火)、GLADIATORより年が明けて1月12日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR029でフライ級王座決定戦が組まれることが発表された。
Text Manabu Takashima

既にフェザー級王座決定戦=パン・ジェヒョク×ダギースレン・チャグナードルジと、バンタム級暫定王座決定戦=南友之輔×吉田開威戦に続き、3階級の王座決定戦が組まれることになる。


グラジのフライ級王座はニャムジャルガル・トゥメンデムベレルが昨年3月にNavEを下して新王者になった直後にRoad to UFCと契約して王座を返上。その後、今年の2月からフライ級王座決定トーナメントを開き、準々決勝が消化した時点で2人の生き残り組=チェ・ドンフンとイ・スンチョルという韓国勢がトーナメントを離れた。

前者はRoad to UFCへステップアップ、後者は負傷欠場からストロー級に階級を下げてONE FFと契約を果たした。この間、グラジでは残りの準決勝進出を決めていたNavEとオトゴンバートルの間で王座決定戦を5月大会と7月大会で組もうと動いていたが、ヒザを負傷したNavEが応じることはできなかった。

オトゴンバートルは10月のBreakthrough Combatで風我を倒した際も、グラジのフライ級王座決定戦で戦うことを強く要望していた。しかしながら、NavEがヒザの手術に踏み切ったことで1月出場はなくなり、オトゴンバートルは将来の目標であるRoad to UFC出場に向け、今月12月25日に行われるBreakthrough Combatで某Road to UFCベテランとの対戦を一度は合意していた。

その後、グラジの櫻井雄一郎代表より今井との王座決定戦という打診があり、Breakthrough Combatがオトゴンバートルの意思を尊重しフライ級王座決定戦に挑むことを了承した。

今井はDEEP名古屋大会でキャリアをスタートさせ、パンクラスを経て今年5月にグラジに初参戦。アンダードッグとして見られていた元修斗世界ストロー級王者の山上幹臣戦でTKO勝ちで番狂わせを起こし、7月にはパンクラス大阪大会で松原聖也、10月のグラジで宮川日向を判定で下し、国際戦をアピールしていた。

櫻井代表は「試合結果は当然として、選手達の勢い、やる気を評価し、その想いをぶつけるに相応しい場に抜擢していく」と明言し、今井とオトゴンバートルの王座決定戦が決まった。

テイクダウンからコントール&スクランブル戦を得意とする今井。オトゴンバートルはグラジの2試合では豪快なフィニッシュ勝利を挙げてきたが、風我戦で初めてベースとなるレスリング力の高さを見せていた。風我戦は今井陣営が戦略を練るうえで相当に参考になることは違いない。

MMAイベントにストーリーの展開は欠かせない。同時にMMAは強さが物語を紡ぐ原点にある。そういう意味でも、注目の王座決定戦といえる。

また今回の発表では3回戦でライト級転向のチハヤフル・ヅッキーニョスがTTFC、HEATと韓国勢を連破した岩倉優輝と。ウェルター級で井上敬太が2年4カ月振りのMMA復帰し、森井翼と。そして水野翔が桑本征希と相対するフェザー級戦が組まれることも明らかとなっている。眠れる大器=井上、フェザー級トーナメント出場組が、新たな戦いに歩み出す試合も注目だ。

なお王座決定戦に出場する両者がプレスリリースに寄せたコメントは以下の通りだ。

オトゴンバートル・ボルドバートル
「タイトル戦が決まり、とても嬉しいです。トレーニングはいつも通り行っていて、コンディションも良いです。試合の準備は万端です。対戦相手が誰であっても、私は試合を受ける準備ができています。素晴らしい試合をさせていただけて、GLADIATORに感謝しています」

今井健斗
「GLADIATOR 3戦目にして早速タイトル戦のオファーを頂きありがとうございます。オトゴンバートルとはいつか当たると意識していましたが、思ったより早く機会を頂けて嬉しいです。過去最強の相手ですが、試合当日ベストの自分をぶつけて必ず勝ちます。下馬評をひっくり返してベルトを岐阜に持ち帰るので楽しみにしていて下さい」

■視聴方法(予定)
1月12日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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45 AB F1 MMA MMAPLANET o Shooto Shooto2024#08 UFC キム・ジェヨン 修斗 岡見勇信

【Shooto2024#08】43歳・岡見勇信がジェヨンに5R判定勝利。キャリア初の王座戴冠で「本当にうれしい」

【写真】前に出続けるジェヨンに対し、岡見は自分の距離をキープして左の攻撃をヒットさせた。(C)MMAPLANET

<修斗世界ミドル級王座決定戦/5分5R>
岡見勇信(日本)
Def.3-0:48-47.48-47.48-47.
キム・ジェヨン(韓国)

サウスポーの岡見が右手を伸ばしてプレッシャーをかける。ジェヨンは外に回って左のアウトローを蹴りつつ、前に出るタイミングを測る。岡見はジャブを返し、左ストレートを狙う。ジェヨンはインローを蹴って、細かくフェイントを入れる。岡見はジャブを突いて左の三日月蹴りとヒザ蹴り、ジェヨンは変わらず左のアウトローを蹴って前に出て右ボディを打つ。

ジェヨンが右アウトロー、岡見は左ストレート。岡見はジャブと左のヒザ蹴り、ジェヨンがパンチで前に出ると組みついた岡見がジェヨンをケージに押し込む。岡見は首相撲からヒザ蹴りを突き上げると、ジェヨンが離れる。ジェヨンは組みつくフェイントも入れつつ、右フックを振る。距離を取った岡見は左の三日月蹴り、ジェヨンが右ボディを返す。

2R、先に前に出ていくのは岡見。ジェヨンは上体を上下左右に振って左のアウトロー、プレッシャーをかけて右ストレートを打つ。岡見は左のヒザ蹴りを返すが、ジェヨンが右を振って飛び込む。サークリングして距離を取った岡見が左の三日月蹴り、ジェヨンが前に出てくるとカウンターの左のヒザ蹴りを突き差す。岡見は距離を取りながら左ストレート、ジェヨンは右ミドルとインローを蹴る。

岡見も自分から前に出て、ジェヨンのアウトローに右ジャブを当てる。岡見はジェヨンの前進を捌いてジャブ、左ストレートをヒットさせる。ジェヨンが前に出てパンチを振るが、岡見はそれを空振りさせる。ジェヨンが右ミドル、岡見が左ストレートを当てる。ジェヨンがジャンプしての右ミドルを蹴ると、岡見は左の三日月蹴りを突き差した。

3R、ジェヨンが前に出て右ストレートと左ボディ。岡見は距離を取って左のヒザ蹴りを返す。ジェヨンは変わらず前に出て右ストレートを顔とボディに打ち分ける。これでケージを背負う岡見だったが、距離を取り直すとジャブを当てる。岡見は組みも見せつつ、左のヒザ蹴りをボディに突き刺す。前に出るジェヨンが左フック。岡見がそれにに合わせて組みつき、首相撲に捉えるがジェヨンが突き放す。試合がスタンドに戻ると岡見は左の三日月蹴りとヒザ蹴りを当てる。

構わず前に出るジェヨンが右ミドルと右フック、岡見の左ストレートをもらっても、すぐに右フックを打ち返す。距離を取った岡見はジャブと左ミドル、下がりながらジャブと左ストレートを当てる。そして距離が離れると、岡見が強烈な左ミドルをヒットさせる。残り30秒でジェヨンがシングルレッグに入るが、岡見はそれを切る。岡見がパンチで前に出て、左ミドルでボディを狙った。

4R、前に出るジェヨンが右ボディストレート、岡見はサークリングしてジャブを返す。ジェヨンがアウトカーフ、岡見はそこにも右フックを合わせ、左ストレートから右フック、左ミドルを蹴る。ジェヨンは岡見の前足に左右のローを蹴るが、岡見は足を引いて空振りさせる。

岡見がジャブから前に出て左ストレート、ジェヨンは体を左右に振って前に出る。岡見はそこに左のヒザを突き差し、ジャブで距離を取りつつ左ストレートにつなげる。この左を立て続けに当てた岡見は、細かくジャブと右フックを打って、左の三日月蹴りを突き差す。タフなジェヨンは下がることなく前に出てインロー、岡見はワンツーと左ミドルを返す。

5R、すぐに前に出ていくジェヨンが右ボディと右ミドル。岡見もジャブと左ストレート、右フックを打ち込む。岡見は距離を取りつつ左の三日月蹴りと右フック、左ストレートを当てる。丁寧にジャブを突く岡見が左のヒザ蹴り、自分から前に出て左ストレートを放つ。さらに岡見は左ストレートから右アッパー、ジェヨンをケージに押し込む。

ここは距離が離れると岡見は左ミドル、前に出るジェヨンもインローを蹴る。距離を取る岡見がワンツー、左ストレート、左のヒザ蹴り。ジェヨンは岡見の攻撃を被弾しても前に出続けるが、岡見がカウンターのヒザ蹴りを当てる。岡見は左ストレートと右ジャブ。残り30秒を切るとジェヨンがインロー、右ストレート、アッパー、右フック。岡見は足を使って距離を取る。

判定はジャッジ3名とも48-47で岡見が勝利。判定結果が告げられた岡見は喜びの咆哮のあと、ジェヨンと抱擁を交わして健闘を称えあった。43歳で初のベルトを巻いた岡見は「本当にありがとうございました。苦しい戦い、練習でした。怪我も多くて自分のファイトスタイルを貫こうと思えなかったです。そのうえでどうしたらいいのか。勝たなきゃいけない。こういう戦いを選択しました。

賛否両論あると思いますが、キム・ジェヨン選手に勝ってベルトを巻くことだけが僕の使命でした。家族、仲間、サポートしていただいたみなさんがたくさんいて、UFCでベルトに挑戦して失敗して、他の団体でも失敗して…苦しい時間があったんですけど、修斗のベルトを巻けて本当にうれしいです!今の自分の精一杯の戦いでした。ありがとうございました!」とコメント。最後は家族を交えて記念撮影に収まった。


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ブログ 修斗

修斗241130:第4試合・中池武寛 vs. シモン・スズキ

2024年度新人王決定トーナメント準決勝フライ級5分2R。

詰めるシモン。左がヒット。中池タックル。受け止めたシモンがケージに押し込む。鼻レア中池が左をヒットさせるが、シモン出ていく。パンチを降って出るシモン。右がヒットし一瞬腰が落ちた中池だがタックルに入りボディロックからスタンドバックへ。正対したシモンがケージに押し込みヒザを入れる。差し返した中池がまたスタンドバックに。ヒザを着かせて背中に乗った中池だが降りてまたテイクダウン狙い。クラッチを切ったシモンが左右のパンチを入れる。また組んで押し込む中池。ブレイク。シモンにケージ掴みがあり口頭注意で再開。パンチで出るシモン。タックルに来た中池を潰して上になりパウンド・ヒジのラッシュ。レフェリーストップ!

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AB ABEMA o SASUKE Shooto   亮我 修斗 島村裕 椿飛鳥 榎本明

【修斗】速報中!PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8

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さて今日は修斗。後楽園ホールでプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8が開催されます。SASUKE×椿飛鳥、榎本明×中野剛貴の2試合が消滅。全6試合と小ぶりな大会になりましたが爆発に期待しつつ、ABEMAで観戦しつつ電波と充電の続く限り速報します。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【第1試合 フェザー級】
◯たてお(ELEVEN)
(判定3-0)
×島村裕(パラエストラ小岩)
1R、開始直後から近い距離での打撃戦。たておはジリジリとにじり寄ってパンチとローを打つ。島村も応戦して互いに良い打撃をヒットさせる。その流れからたておが組み付いてテイクダウン。しばらく上から固めて残り1分でサイドからバックに周りかけたところでラウンドを終えた。
2R、スタンドの静かなやりとりからたておが組み付いてテイクダウン。マウントに移行すると島村を抑えつけてパウンド。だが島村は下から組み付いてスタンドに脱出。ロー、フックをヒットさせて反撃開始。しかしたておはパンチに合わせて組み付くとまたしてもテイクダウン。上をキープしていたが島村は終了間際に脱出。組み付くたておをいなして上になるとパウンドを入れて攻勢。さらに横三角を狙うがタイムアップ。判定はたておに軍配。


【第2試合 インフィニティリーグ2024 フライ級】
◯須藤晃大(EXFIGHT/勝ち点9)
(判定2-0)
×亮我(ゴンズジム/勝ち点5)
1R、開始直後に亮我がタックル。須藤は切ってケージ際での差し合い。しかし動きなくブレイク。再開すると亮我のフックがヒット。嫌った須藤がタックルでテイクダウン。しかし亮我は足関節を仕掛けて脱出。スタンドになると須藤のフックがヒット。グラつく亮我。須藤は仕留めにかかるが亮我は後退してどうにか回復。最後は亮我がタックルでテイクダウンを奪ってラウンドを終えた。
2R、スタンドの攻防の末に須藤はタックルでテイクダウンに成功。亮我はどうにもこうにも動けない。須藤はパウンドで見せ場を作るが終了間際に亮我はやっと脱出。最後の最後にパンチを振るうと左右のフックがヒット。須藤が腰を落としたところで試合終了!あわやの場面。しかし判定は須藤に軍配。インフィニティリーグ優勝を決めた!
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45 AB Breakthrough Breakthrough Combat02 Level-G MMA MMAPLANET o Progress SASUKE UFC YouTube   チャンネル 中原由貴 中川晧貴 修斗 北岡悟 城戸泰介 安楽龍馬 新居すぐる 森戸新士 椿飛鳥 泉武志 竹浦正起

【Breakthrough Combat02】Progressでグラップラー×MMAファイター。きたぁ、森戸×北岡。安楽×中原

【写真】これは楽しみ。ただ楽しみ (C)MMAPLANET

29 日(金)、PROGRESS実行委員会より12月25日(水)に会場非公開&配信大会としてBreakthrough Combat02が開催し、カード第一弾としてProgressルールでグラップラー×MMAファイターの対抗戦3試合が発表された。
Text Manabu Takashima

テイクダウンやリバーサルというトップ奪取に2Pが入り、下の選手がスタンドに戻って正対して離れるとスクランブルとして1Pが挽回されるグラップリング=Progressは打撃のないMMA、そしてADCC後半戦&現代グラップリングに欠かせないレッスルアップの強化につながる──MMAとグラップリングの接点となる戦いだ。

今大会では、そのProgress暫定ウェルター級チャンピオン森戸新士に北岡悟が挑戦するタイトル戦。そして安楽龍馬×中原由貴のライト級王座決定戦。加えて城戸泰介×椿飛鳥の71キロ契約マッチというグラップラー×MMAファイター3試合が組まれることとなった。


10月の旗揚げ大会で泉武志を三角絞めで下し、同王座防衛に成功した森戸は2週間後にLevel-Gで新居すぐるも三角絞めで仕留めている。「正直、MMAファイターは極めやすい」というコメントを残している森戸だが、同時に「摩嶋(一整)選手は練習でも、本当に強い。Progressルール日本最強です」という発言もしている。

組み強さと壁際のテイクダウン能力の高さ、そしてサブミッションへの防御能力。ここは北岡にも通じるはず。そして、下になるとポイント的に不利なルールでトップ奪取能力があり、柔術を消化した北岡は森戸にとって過去にない強敵になる可能性は十分になる。

グラップリング転向プロ2戦目にして、安楽がタイトルを掛けて中原と戦う試合も見逃せない。U-23世界3位のレスラーに対し、今やMMA界では誰よりもProgressルールの意味合いを理解しているといっても過言ない中原。相手がレスラーだろうが、ここで下にならない&スクランブルを制することは彼のMMAの完成度を高める。MMAで強くなることに直結した組み技強化を命題とした中原に対し、安楽ががぶりの先のブラップリングを見せるのか──注目だ。

さらに森戸の推薦で待望のProgress初対決となる城戸は全日本ノーギ、SJJFワールドのノーギ部門で世界一に輝いた茶帯の柔術家だ。森戸の連戦を支え、粒さに見てきた城戸に対するは修斗世界フェザー級選手権試合が一旦流れた椿。

椿は旗揚げ戦で中川晧貴とのProgressマッチを戦う予定だったが、修斗世界戦が決まったためリスク回避で出場を取りやめていた。実は2022年5月にHEATを舞台にProgressルールで竹浦正起にヒールで一本負けを喫している椿にとって、この試合は柔術家へのリベンジマッチでもある。

試合が流れる以前に王者SASUKEから「本気でUFCとか口にするなら1カ月前のグラップリング戦を欠場しない。格闘役者」と手厳しい指摘もあったという椿。この試合を経て、修斗世界挑戦を盛り上げることに成功するのか。これも大きなチャレンジとなる。

そしてMMAとグラップリングの接点で、勝利を手にするのはグラップラーなのか、それともMMAファイターなのか。ベルトの行方とともに、異種格闘技的な見方も成り立つ3試合だ。

なおリリースの寄せられた出場6選手のコメントは以下の通りだ。

森戸新士
「北岡選手は日本格闘技界のレジェンドなので戦えることを光栄に思います。試合はいつも通り積極的に一本狙いにいきます! 応援よろしくお願いします!」

北岡悟
「Breakthrough Combatのケージで、組技が日本で指折り強い選手と思いっきり真剣勝負の練習試合をやります!! よろしくお願いします」

安楽龍馬
「今回このような大きな舞台で中原選手と戦える事嬉しく思います。ポイント制であったり、ケージで下になると相手に点数が入るなどアグレッシブ性を求められるルールで試合をするのはすごく新鮮です。当日は全力でプレーします」

中原由貴
「今回、レスリングで素晴らしい成績を収めている安楽選手と戦う事で自分にとってはかなり良い経験になると思いオファーを受けました。MMAに活かす為にも、前回とは違いプランを立てて勝ちに行きます」

城戸泰介
「ずっと出たかったプProgressに参戦できてとても嬉しいです! 椿選手はMMAで実績を残している強豪なので、しっかり準備して極めることができるよう頑張ります。応援よろしくお願いします!」

椿飛鳥
「11月30日に予定されていた修斗フェザー級タイトルマッチが、相手のケガにより中止となってしまいました。Breakthrough Combat第1回大会に出場予定でしたが、その後に修斗のタイトルマッチのオファーが有り、ご相談させていただいた際に快く送り出していただいたこと改めて感謝申し上げます! 仕事が繁忙期で大変なのでサクッと終わらせて業務に戻れるよう頑張ります! 来年修斗のチャンピオンになるために弾みをつけられるような試合をできるよう頑張りますので、ご注目ください!」

■視聴方法(予定)
12月25日(水)
午後6時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

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AB ABEMA o SASUKE Shooto 修斗 椿飛鳥 榎本明

【修斗】SASUKE怪我のため欠場!椿飛鳥とのタイトル戦は中止!

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11月30日に後楽園ホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8。その中でメインで行われる予定だったSASUKE(マスタージャパン東京)×椿飛鳥(トライデントジム)の世界フェザー級タイトルマッチがSASUKEの負傷により中止になる事が発表されました。

SASUKEは練習中に膝を負傷。左膝外則側副靱帯損傷と診断され、ドクターストップがかかったとの事。これによる代替カードは用意されず、SASUKEの回復待って同一カードを組むとしています。

さらに榎本明(リバーサルジム東京スタンドアウト)×中野剛貴(KRAZY BEE)も榎本が調整中に眼を負傷。左眼眼球打撲等と診断され全治1ヶ月と診断され、試合は中止になっています。

それぞれ練習中、調整中の負傷のため、仕方ないと言えば仕方ない。でも8試合中2試合が中止になって全6試合というのはいささか寂しい。チケットの払い戻しに応じてくれるのは英断ですが、最安値チケットが1万円まで上昇した現状を考えるとファンとしてはなかなか笑えません。ABEMAで無料で視聴出来るからそっちに流れるのが自然ですもんね。。。修斗と苦難と不遇はどこまで続く。。。