カテゴリー
o PANCRASE UFC キック ヤックル真吾 修斗 内藤頌貴 堀内佑馬 平良達郎 新井丈 旭那拳 田上こゆる 藤井伸樹

修斗240519:第1部第5試合・関口祐冬 vs. 石井逸人

フライ級。

関口は現フライ級1位。2019年に現UFCファイターの平良達郎に判定負けしてから5連勝でトップをキープし続けたものの、2023年3月にストロー級との2階級同時制覇を目指していた新井丈のフライ級2戦目で対戦。タックルを切られて打撃を効かされる展開で、テイクダウンを奪えても新井に立たれ判定負け。同年7月の内藤頌貴戦、今年1月のヤックル真吾と、下位ランカー相手のサバイバルマッチを判定で凌ぎ切り、再びランキング1位の座を奪還している。

元環太平洋バンタム級王者の石井は2022年11月に藤井伸樹相手の防衛戦で、激闘となったが僅差のスプリット判定負けでタイトルから陥落。昨年4月には3年半ぶりにPANCRASEに参戦し、ランキング1位の井村 塁と対戦。1Rは石井がテイクダウンを奪い、スタンドでもバックを取る展開で攻勢だったものの、2R・3Rにはバックテイクを許し、決まらなかったもののリアネイキドチョークで攻められる場面を作られ判定負けで連敗。それを機に5年ぶりにフライ級へのカムバックを決意。8月には対戦相手の堀内佑馬の計量失格で試合中止となったが、12月の『プロ修斗公式戦 MOBSTYLES presents FIGHT&MOSH』では当時6位の内藤頌貴を2R三角絞めで絞め落として一本勝ち。試合後にはストロー級・フライ級の二階級同時制覇王者・新井丈への挑戦をアピールしている。

サウスポーの関口に石井はオーソドックス。左ストレートを振って牽制した関口。関口がオーソドックスにスイッチしたところでパンチで出る石井。ケージに押し込んだが、関口に脇を差されて離れる。再びサウスポーに構えた関口が左ハイ。キャッチしてテイクダウンした石井。すぐにバックに回り四の字ロックに。バックからパンチを打ち込んでいく石井。足の四の字ロックを解除した石井がハーフバックに。バックについたままヒジを入れると、関口の左腕に腕十字を仕掛ける。関口にディフェンスされると、再び四の字ロックに移行しバックをキープ。足を使ってロックを解除しようとする関口だが、1R残りわずかとなり、石井がバックから鉄槌を打ち込む。1R終了。

2R。再びサウスポーで構える関口がバックスピンキックで牽制。距離を詰めてきた。ガードを下げて誘う関口。石井のジャブはスウェーでかわす。オーソにスイッチして右オーバーハンドを入れた関口。スイッチを繰り返す。石井が詰めるとステップしてかわした。関口がニータップで飛び込んだが切った石井。オーソの関口がカーフキック。アッパーを出した関口に石井がタックル。そのままダブルレッグでケージに押し込むが、ケージでこらえた関口が石井のテンプルにヒジの連打!石井が前のめりに崩れるとパウンドを打ち込む。レフェリーストップ!

2R3分10秒、関口KO勝ち。

関口「新井くんみたいに連続KOしていたわけじゃないんですけど、タイトル戦の前に1位でちゃんとKOできたんで、いい喧嘩を売れるんじゃないかなって。次の試合(ストロー級の旭那拳 vs. 田上こゆる)でも喧嘩売られると思うんですけど、俺からも喧嘩売らせてください」と、王者の新井に対戦要求。

カテゴリー
Colors o UFC 修斗 安藤達也 藤井伸樹 齋藤奨司

修斗240519:安藤達也が修斗バンタム級王座を返上。7月21日の後楽園大会で藤井伸樹 vs. 齋藤奨司で新王者決定戦。

Road to UFCに出場したバンタム級王者の安藤達也の王座返上と、7月21日後楽園ホール大会での新王者決定戦・ランキング1位藤井伸樹 vs. 3位齋藤奨司が行われることが発表される。

両者がケージイン。

齋藤「ずっとやりたかった藤井選手と修斗のタイトルを賭けて戦えるのを嬉しく思います。7月21日、後楽園ホールでゾンビ狩りするんで、会場で会いましょう」

藤井「ようやくこのタイトルに挑戦することができました。5分5R、自分の良さを最大限に発揮できると思うんで、よろしくお願いします」

また、6月14日COLORS新宿FACE大会が、8月3日に同じ新宿FACEでの開催にスライドすることも合わせて発表された。

カテゴリー
Interview J-CAGE SASUKE Shooto ジョングウェン・パン ブログ 修斗

【Shooto】日中対抗戦 7対7の大将戦=SASUKE「僕がいい勝ち方をして、良い大会で終わらせないと」

【写真】競技者としてはもちろん、メインイベンターとしての興行を成功させたいという想いも強い(C)SASUKE

19日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦昼夜大会の第2部=修斗×YFU 7対7 日中対抗戦のメインイベント・大将戦で修斗世界フェザー級王者SASUKEがジョングウェン・パンと対戦する。
Text by Takumi Nakamura

昨年12月に田中半蔵を下して、保持している修斗世界フェザー級王座を防衛したSASUKE。2024年の初陣は通常の公式戦とは異なる特別興行、YFU武林笼中对との対抗戦で決まった。対戦相手のパンはキャリア1年弱、事前情報がかなり少ない相手となるが、これまでの実績とキャリアを考えれば、取りこぼさずにきっちり勝たなければいけない相手だ。


――昨年12月の田中半蔵戦以来、今年最初の試合が修斗での日中対抗戦となりました。前回の試合を終えて、どんなことを意識して練習してきたのですか。

「これはいつもなんですけど、前回の試合で良くなかったところを確認して、そこを修正できるように練習してきました」

――SASUKE選手は試合が終わった後、試合映像を見て良い部分・悪い部分をチェックするのですか。

「そうですね。勝っても負けても試合の映像は必ず見ます。前回の良かったところは、自分が攻めようと思ったときに攻められたことですね。もっと言うなら、ラウンド終盤は自分が印象を取るじゃないけど、しっかりまとめて山を作ったことは良かったところです。悪かったところというか、もうちょっとできたかなというところで言うと、練習してきたことをもう少し幅広く出せたらよかったかなと思います」

――田中戦を見ていて早期決着よりも、しっかり相手にプレッシャーかけて危なげなくフィニッシュすることを意識しているように見えました。事前にはどういったプランを考えていたのですか。

「前回の試合は相手が左の強振というか、一発で倒せる武器を持っている選手だったので、それを被弾しないように。逆にこっちがカウンターを当てるじゃないけど、そういう練習をしてたんですよね。結果として相手が突っ込んで左を出してこなかったので、それを出させるように自分から誘って合わせることもできたのかなと。試合が終わった後に色々と考えました」

――2Rに関節蹴りをはじめ飛びヒザ蹴りやスピニングバックエルボーなど色々な技を出していました。ああいった技を試そうという狙いもあったのですか。

「ああいう技は危ないので、なかなか練習では出せないですけど、自分の中で常に使うイメージは持っていて。あの時は2Rが始まってすぐ関節蹴りを出して、それで相手がバランスを崩したんで、これはもういけるなと思って詰めました」

――SASUKE選手は試合後ごとにテーマをもって練習に取り組んでるのですか。

「そうですね。毎試合違いますけど、必ずテーマを持ってやってます」

――そのなかで今大会では中国のMMA団体=YFU武林笼中对のジョングウェン・パンと対戦することになりました。当初はWLFフェザー級王者ホワーン・ユエロアと対戦予定でしたが、ユエロアの負傷欠場により、対戦相手が変更になった形です。試合映像など情報はありましたか。

「僕の柔術の先生が台湾に住んでいて、奥さんが中国の方なんですね。それで中国の動画サイトから何試合か見つけてもらって、試合映像を見ることができました」

――プロキャリアも1年弱の選手ですが、どんな印象を持っていますか。

「体の強さと気持ちの強さで戦っている印象です。技術的にはまだまだ荒いですけど、確か19歳とかですよね? それで1年弱で6試合もこなしていれば、かなり成長していると思います。ちなみに僕が見た試合がデビュー戦の映像だと思うんですけど、1Rで4回ぐらいローブローもらってるんですよ。それでダメージを引きずりながらも何だかんだ続行して勝っていたので、根性はあるのかなって思います」

――試合当日に向かい合った時の感触だったり、そこでの対応が求められる試合だと思います。

「僕自身も過去2回中国の選手と対戦経験があるんですけど、中国という国に関しては数字じゃ測れないというか。レコードが少なくても強いやつは強いし、逆にたくさんレコードを重ねていても『あれ?こんなもんか』と思う選手もいる。だからいざやって見るまで分からないですよね」

――よくも悪くも無知の強さがあると思うので、そこは警戒も必要ですね。

「はい。過去に戦った中国人選手も行けると思ったらなりふり構わず突っ込んでくる感じがあったんで、そういうものに自分が飲まれないようにする。今回はそれが一つのテーマになるかなとは思います」

――SASUKE選手はRoad to UFCで中国人選手と対戦していて、今後、アジア圏の選手と戦うことも増えると思います。そういった相手にしっかり勝つことが今回のテーマですか。

「そうですね。絶対的にキャリアは僕の方がありますし、正直この興行は僕に全部の責任が乗ってると思うんですよ。中国チームのことは分からないですけど、日本チームは僕含めてこの7人が選ばれて、この7人で注目を集めなきゃいけないし、興行も成立させなきゃいけない。そういうなかでメインの大将戦も対戦相手が変わって。そうなったら、僕がやっぱりいい勝ち方をして、良い大会だったなという形で終わらせないと。そこはもう僕1人に全部責任が乗ってるぐらいの覚悟は持ってます」

――前回の田中戦でもSASUKE選手は興行をちゃんと締める、メインイベンターとしてお客さんに満足して帰ってもらうことを意識して試合をしているなと思いました。チャンピオンやメインイベンターはそうあるべきだという意識は昔から持っていたのですか。

「僕は初めて修斗のベルトを取ったときの試合が工藤(諒司)選手とやった試合だったんですけど、あれは初めての5Rで相手が強い選手だったということもあって、行くに行き切れなくて、ものすごい悔しい思いをしたんですよね。先日のRIZINでベイノア選手と対戦した井上雄策選手のセコンドについたんですけど、色々と物議を醸しているじゃないですか。お互い行かなかったみたいな。僕もその気持ちが分かるというか、行けなかったときの後悔って、ものすごく残るんです。僕は結果的に工藤戦で勝ちを拾って次に繋がったんですけど、そのときのツケがRoad to UFCのイー・ジャー戦に回ってきたんだと思うんですよね。メインを任されたから、というのはもちろんあるんですけど、行けない後悔は絶対したくないなと。僕のスタイルだったら行けば見せ場は作れるでしょうし、それで勝てば盛り上がると思っています。ちゃんと興行を締める意識は持ちつつ、自分がやることをやれば結果的にそうなると思って取り組んでますね」

――練習を重ねて、やってきたことは全て試合で置いてくる、出し切ってくることが大事ですか。

「そうですね。悪い意味ではなく、負けたとしても自分がやるべきテーマや課題を試合に落とし込んで、それを試すことができたら、たとえ負けたとしても次修正する材料になるじゃないですか。逆に何も掴めないまま試合が終わるのは、勝っても負けても良くないと思うんで。ずっとそういう気持ちは持ってやっています」

――ジョングウェン戦は今年の一発目の試合になります。今年はどういった目標を持って戦っていこうと思っていますか。

「まだ明確に言うべきではないと思うのですが、自分のなかでやりたいことはあります。一つ言えるのは、やっぱり僕はUFCを目指してやっていて、その気持ちは今も絶対的に変わっていません。Road to UFCでは2年連続負けてしまいましたが、まだ全然UFCを諦めてないんですよ。だからそこ(UFC)に行くための試合ができるのであれば、どこでもやるぞっていう感じです。今の修斗の世界ランキングを見ても、僕と戦えそうな選手がいない状況で、今年どうしていこうと思って、色々と考えたんですよね。そしたら今回は修斗で中国との対抗戦が決まったので、それに出る運びになりました。この試合が終わったら、すぐに修斗で相手になりそうな選手はいないと思うので、そうなったら修斗以外、海外の試合も含めて色々と考えたいです」

――それでは最後にSASUKE選手の試合を待っていたファンの皆さんに向けてはメッセージをいただけますか。

「本当は向こうの大将、中国のチャンピオンとやりたかったのですが、あっちの怪我で流れてしまいました。それは僕自身も残念なんですけど、この試合に向けて作ってきた過程は僕の中で絶対プラスになるものだと思っています。相手が変わっても自分のやるべきことは変わらずに倒しに行くので、そこに注目していただけたらなと。フィニッシュを狙うということ、そしてフィニッシュすることを宣言しておきます」

The post 【Shooto】日中対抗戦 7対7の大将戦=SASUKE「僕がいい勝ち方をして、良い大会で終わらせないと」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB ABEMA MMA MMAPLANET o Road to UFC Shooto Shooto2024#04 UFC キック チャンネル パンクラス ヤックル真吾 修斗 吉成はるか 旭那拳 杉本恵 田上こゆる 石井逸人 藤野恵実 関口祐冬

【Shooto2024#04】杉本恵とストロー級王座決定戦、藤野恵実「諦めたくないです、色んなことを」

【写真】1980年11月17日生まれ、キャリア30勝まであと一つ(C)TAKUMI NAKAMURA

19日(日)、東京都港区のニューピアホールで昼夜興行として開催されるShooto2024#04では、第1部(昼興行)のメインで藤野恵実が杉本恵と修斗世界女子ストロー級王座を賭けて戦う。
Text by Takumi Nakamura

昨年のインフィニティリーグで優勝を果たし、王座決定戦に駒を進めた藤野。ベルトを争う相手=準優勝者はリーグ戦で唯一引き分けた杉本となった。リーグ戦を戦う中で練習環境がJAPAN TOP TEAMとして整備され、コンスタントに試合をこなすことでMMAファイターとして成長を遂げた。自身2本目のベルトへの想い、そしてMMAファイターとしての夢=UFCへの想いも語ってくれた。


――インフィニティリーグ2023を経て、今大会では杉本恵選手と王座決定戦が決まりました。リーグ最終戦(吉成はるかにKO勝ち)から今回の試合に向けて、どんなことを意識して練習してきましたか。

「基本は変えてないんですけど、JAPAN TOP TEAM(JTT)で体制が徐々に出来上がってきたので、いい練習ができていると思いますね」

――練習環境がJTTになって一番変化したところはどこですか。

「以前はチーム自体、それぞれみんな練習をやっている感じで、私も結構外部に出ることの方が多かったんです。特に女子は選手も少ないので、引き続き外部練習は続けているのですが、チームとして一体感が出てきたと思います」

――専門のトレーナーが増えたイメージですが、その辺りが変わったところですか。

「ヘッドコーチがしっかりいることが大きいです。今までヘッドコーチ不在で外部トレーナーだけだったのですが、エリー(・ケーリッシュ)がヘッドコーチとして来てくれて、きちんと(練習を)締めてくれるという形が出来上がりました。エリーは全体に目を配って、選手ひとりひとりのこともすごく見てくれていて、そういうヘッドコーチのもとで練習できているなっていうのはありますね」

――選手それぞれがやっていることをエリー・コーチがまとめるイメージですか。

「練習そのものというよりも、例えばエリーはスパーリングを全部見ていて、これができていたから次はここが課題だとか、試合が決まったら対戦相手を見て、こうしてこうとか、そういうことを提案してくれますね」

――スパーを見てアドバイスするコーチがいると練習の意識もかなり変わるのではないですか。

「今までは自分でやりながら津田(勝憲)に見てもらう形で、トレーナーが常駐しているわけではなかったので、そういうトレーナーがいることは大きいですね」

――言える範囲で気づいたこと・指摘されたことが何か教えてもらえますか。

「結局言っていることは津田と一緒と言えば一緒なんです。でも同じことを違う人から指摘されるということは、自分の課題が明確で分かりやすい。分かりやすいからこそ、その課題をもっと意識して直していかなきゃいけないんだろうなと思いますね」

――新しいことを取り入れるよりも、引き続き継続して直すべきところに着手している形ですか。

「はい。時期的に新しいことをやるというより、課題を直す形です」

――そういった意味では、リーグ戦に出場して、何が経験・プラスになりましたか。

「リーグ戦が始まった頃はまだJTTの体制が整っていなくて、津田のもとでずっと練習していた形だったんですね。リーグ戦出場を決めた理由が、試合数が多いというところで。今まで強い選手と試合したいと言い続けてきたんですけど、コロナなどの理由で試合間隔がものすごく空いちゃって。キャリア的にも、いつまで試合できるかも分からないなか、できるだけたくさん試合をしたいと思っていました。ちょうどそのときに修斗さんがリーグ戦の話をくれて、2カ月に1試合ペースで試合ができると。なかなかそういう経験はできないので、コンディショニングを含めて自分をどう作っていくか。そう思って参戦させていただきました」

――2023年4月~2024年1月までの約9カ月間で5試合を戦い、過去最多と言ってもいいくらい試合をしていますよね。

「MMAとキックを並行してやっていたときは両方合わせて年間5試合くらいやっていたんですけど、ある程度キャリアを重ねてからは一番やっていますね。周りからも体調的に体が持つのか、最初はちょっと心配もされたんですけど、意外と調子よく上げていけたんで、結果よかったなと」

――スパンが空くよりも試合が続く方が体は作りやすいですか。

「そうですね。基本的に練習をずっと続けているので、だらけずにすぐに気持ちを切り替えやすくて。なんか良かったですね」

――練習環境が変わり、試合をコンスタントにこなすなかで自分の中の変化は何か感じましたか。

「リーグ戦は2R制だったんですけど、最近は2R制の試合をやっていなくて。私は最初のラウンドをなかなか行けなくて様子を見ちゃうことも多くて、2R制だから最初から出し切ることは意識してやるようにしていました。スロースターターだった部分は少しずつ改善できたかなと思います」

――2R制の試合をやったことで戦い方の幅は広がりましたか。

「あとはインフィニティリーグだからというわけじゃないんですけど、より早いフィニッシュをしないと勝っても点数が伸びない・優勝できないかもしれないというのがあったので、そこは意識して早いフィニッシュをしたい、しようと心がけていました」

――藤野選手はMMAで40戦以上キャリアを重ねていますがまだまだ自分が変わるきっかけやポイントはありますか。

「まだできないこととかやるべきことが多いですし、現状維持で良いレベルではないので、どんどんやっていきたいなとは思っています」

――今大会ではリーグ戦で引き分けている杉本選手と5Rのタイトルマッチで対戦します。杉本選手にはどんな印象を持っていますか。

「戦績的に負けが少ない選手なので、手堅い印象がすごくありますね」

――試合をした時も手堅い印象でしたか。

「あのときはドローになっちゃったのですが、自分が1Rを取れたなと思っちゃったのが本当にダメで。それで(2Rは)多分いけたなと思って試合を終わらせてしまって、結果ドローになってしまったんです。そういう慢心じゃないけど、確実にちゃんと仕留めるとか明確なものを作らなければいけないと思いました」

――ジャッジペーパーを見直すと、1Rはジャッジ3名とも10-9で藤野選手を支持。2Rは2名が10-9で杉本選手、1名が10-9で藤野選手と票が割れる形でドローに終わりました。試合直後はどんな心境でしたか。

「私は『えっ!?』となったのですが、津田は2R取られたかもって言っていたんですよ。1Rは明確に取っているけど、2Rはどちらにつくか分からない、と」

――セコンドの判断はそうだったのですね。

「だから津田は2Rの最後に『行け!』と言って怒っていたんです。逆に私はもう大丈夫だと思って、明確な差をつけずに終わらせてしまったことがダメでした」

――次は5Rの王座決定戦で、微妙なラウンドでどちらにポイントが入るかで勝敗が分かれると思います。そのうえで明確にポイントを取る・優勢に見せるところもテーマになってきますか

「パンクラスでやっていた頃はオープンジャッジだったんで、正直やりやすかったんですよね。でもオープンジャッジじゃないと、どちらにポイントが付いたかは本当に判断が難しい。もちろんフィニッシュはしなければいけないんですけど、誰が見ても自分がしっかり取ったと思わせる試合をしないと、前回みたいなことが起こりうる。そう思ってやります」

――今回は修斗のベルトがかかった試合です。タイトルマッチという部分での想いはいかがでしょうか。

「まさかこんなに色々ベルトに挑戦させていただけるとは思ってなかったし、パンクラスでタイトルに絡んだあと、もうベルトに絡むことはないかなと思っていたので。ラッキーと言ったらあれですけど、ありがたい話だなと思いますね」

――今の藤野選手の年齢・キャリアで修斗のベルトを巻くことには、どのような意味があると思いますか。

「何回もタイトルマッチを経験しましたけど、ベルトが取れたのは1回だけなんです。今年でプロデビューして20年経って、私は元々何か格闘技のベースもあるわけでもないし、何かが上手いということもない。最近は若い選手もすごく勢いがあります。でも一生懸命、格闘技を続けていたら、形になるということを自分で証明したいと思います」

――20224年最初の試合ですが、2024年はどのような1年にしたいと思っていますか。

「UFCにいきたい! Road to UFCはなんで年齢制限あるんだよってずっと文句もあるんで(苦笑)。格闘技始めた時からの夢がベルトを取ること、あとはUFCに行くことなんです。それをずっと言い続けているけど、そこには行けないまま来てしまって。だからこれからも現役を続けられる限りは諦めたくないです、色んなことを」

■視聴方法(予定)
5月19日(日)
午後12時30分~ ABEMA格闘チャンネル

■対戦カード

<修斗女子ストロー級王座決定戦/5分5R>
藤野恵実(日本)
杉本恵(日本)

<ストロー級/5分3R>
旭那拳(日本)
田上こゆる(日本)

<フライ級/5分3R>
関口祐冬(日本)
石井逸人(日本)

<インフィニティリーグ2024フライ級/5分2R>
ヤックル真吾(日本)
須藤晃大(日本)

<2024年度新人王Tフライ級1回戦/5分2R>
前田壮吉(日本)
シモン・スズキ(日本)

The post 【Shooto2024#04】杉本恵とストロー級王座決定戦、藤野恵実「諦めたくないです、色んなことを」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 MMA MMAPLANET o SASUKE Shooto YFU武林笼中对 ジョングウェン・パン ホワーン・ユエロア 修斗

【Shooto】日中対抗戦 7対7の大将戦=SASUKEの対戦相手が変更

19日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるプロフェッショナル修斗公式戦昼夜大会の第2部=修斗×YFU 7対7 日中対抗戦の対戦カードが変更となった。
Text by Takumi Nakamura


今大会で組まれた修斗と中国のMMA団体=YFU武林笼中对による対抗戦。修斗世界フェザー級王者SASUKEと対戦予定だったホワーン・ユエロアが練習中に右拳を骨折し、今大会を欠場する運びとなった。

ユエロアの代役となるジョングウェン・パンは、2005年1月生まれの19歳。MMA戦績は6戦5勝1敗で、2023年2月から11月までの約9カ月間で6戦を戦っている。対戦相手は中国・アジア圏のほぼ同キャリアの選手たちで、スクランブル発進でSASUKEの相手に抜擢された形だ。

事前情報がかなり少ない相手と対戦することになったSASUKEだが、これまでの実績とキャリアを考えれば、取りこぼさずにきっちり勝って、2024年の後半につなげたい試合だ。

The post 【Shooto】日中対抗戦 7対7の大将戦=SASUKEの対戦相手が変更 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 Gladiator Gladiator026 MMA MMAPLANET o 今井健斗 修斗 山上幹臣 海外

【Gladiator026】9年5カ月振りの試合に挑んだ山上を、パンチで下がらせた今井が鉄槌連打でストップ

【写真】鉄槌の影響は低いと思われるが、直前のパンチで受けたダメージを考慮すると--山上にとっては悔しいストップに。今井は大金星といえる(C)MMAPLANET

<フライ級/5分3R>
今井健斗(日本)
Def.3R0分53秒 by TKO
山上幹臣(日本)

サウスポーの山上が、距離を詰めてくる今井に左ストレートを浴びせる。フェイントをかけつつ左インローを見せる山上に、今井がダブルレッグで組みついた。足をすくい上げて山上に尻もちを着かせる。山上がスクランブルに持ち込むと、今井はダースで抱える。

立ち上がった山上はボディロックから小外刈りへ。これを切り替えそうとした今井のトップを奪った山上が、パウンドを落としながらバックに回った。バックマウントを整えた山上は削りながらRNCを狙う。さらにオタツロックで今井の動きを封じ、左腕で首を絞め上げる。これは今井が凌いだが、山上がオタツロックでバックをキープし続けて初回を終えた。

2R、今井が前に出て左ローを当てる。ケージを背負い、左ストレートをカウンターで当てる山上に対し、今井も右スピニングバックフィストを見せた。山上にケージを背負わせた今井が右ショートを当てる。両手を広げ、下を出して山上を挑発する今井。山上はケージを背負って左ストレートを伸ばす。一気に距離を詰めた今井の左右フックが山上の顔面を捉えた。やや疲労が見える山上は左ストレート、左ミドルを打ち込む。一瞬動きが止まった今井は山上の右ジャブを受けながら、シングルレッグで背中を着かせた。

今井がパスを狙うと、山上は上半身を起こした。今井は山上の首を抱え、さらにスクランブルに持ち込まれると山上の首を潰してダースチョークを狙う。これは極まらずもダブルレッグで山上をケージに押し込む。片足を抑えられた山上はケージに背中を預けるが、今井が体を起こした瞬間に自身も立ち上がろうとする。今井が山上を制してラウンドを終えた。

最終回、今井の右から返しの左フックがヒットする。山上も左ストレートを返した。打ち合いで左右の連打を食らった山上がグラつく。押し倒された山上がパウンドを浴びながら反転し、シングルレッグで組みつく。今井はスプロールしながら鉄槌を浴びせ、山上の動きが止まるとレフェリーが試合をストップした。

元修斗王者を下した今井は「海外の選手と絡んでいけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と挨拶した。


The post 【Gladiator026】9年5カ月振りの試合に挑んだ山上を、パンチで下がらせた今井が鉄槌連打でストップ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB Bloom FC01 F1 Gladiator Gladiator026 Grachan MMA MMAPLANET NavE o YouTube   アドニス・セビジェーノ オトゴンバートル・ボルドバートル チハヤフル・ズッキーニョス チャンネル デッチプール パク・サンヒョン ライカ 上田祐起 今井健斗 修斗 南友之輔 國頭武 山上幹臣 木村柊也 水野翔 江木伸成 竹本啓哉

【Gladiator026】計量終了 ズッキーニョスの相手がセビジェーノからパク・サンヒョンに変更

【写真】中川×水野、プログレス=上田×江木、木村&南のBRAVEゴールデンルーキー勢、この辺りのメンツの試合を楽しめると――よりグラジが面白くなる(C)MMAPLANET

明日6日(日)に豊中市の176BOXで開催されるGLADIATOR026の計量が同地のSMOKER GYMで行われた。
Text by Manabu Takashima

今大会ではメインでフライ級王座決定戦としてNavE×オトゴンバートル・ボルドバートルの一戦が組まれていたが、前者の負傷で7月7日大会に延期されている。そしてチハヤフル・ズッキーニヨスと対戦予定だったアドニス・セビジェーノが諸事情で来日できず、韓国のパク・サンヒョンと68キロ契約で対戦することに。

パク・サンヒョンは昨年11月のBloom FC01で持田哲兵を多彩な打撃で下したキャリア8勝5敗のストライカーだ。4月にRing Championshipのバンタム級トーナメント準々決勝で國頭武と戦うことが決まっていたが、減量中に倒れて病院に搬送されていた。

そのパク・サンヒョンは、アドニスが来日できないケースを想定してバックアップファイターとして主宰者が交渉を行い、試合がないケースもあるという状況下でこの一戦に向け調整してきたという。相当なハングリー精神を持ってグラジ初参戦となったパク・サンヒョン、ズッキーニョスと共に68キロ&500オーバーの契約体重戦のリミットをパスしている。


また9年5カ月ぶりの減益復帰となる山上幹臣は膚艶も良く、声が枯れるようなこともなく56.65キロで、これまた9年5カ月ぶりの計量をパスしている。

2月のGrachan大阪大会で計量失敗し、TKO勝ちもノーコンテストという結果になった南友之輔は大阪の自宅でしっかりと体重を落とし、BRAVEの同門&スーパールーキーコンビの木村柊也と共に滞りなく計量を終えた。

この他、日本人フェザー級サバイバル対決に臨む中川晧貴&水野翔の両者、フォークスタイルグラップリング対戦する上田祐起と江木伸成らも問題なく、明日の戦いに挑むこととなった。

そんななかメインでタイから来日したデッチプールと戦うバンタム級チャンピオン竹本啓哉は1度目の計量で50グラムをオーバーし、再計量パス日本記録を持つという異名通り――再計量で帳尻を合わせている。

しかし、第2試合のバンタム級でカーヴィと対戦予定だった新地魁夢は67.35キロと、リミットを6キロ上回る体重で即失格に。コブラ会の同門で計量に同行していた大月宣樹が、「アマ修斗出場に向けて、しっかり練習を積んでいる」と三島☆ド根性ノ助コブラ代表の判断もあり、試合前日にカーヴィとの対戦を承諾、計量も60.65キロで終えている。

■視聴方法(予定)
5月5日(日)
午後12時30分~ THE 1 TV YouTubeチャンネル

■GLADIATOR026計量結果

<バンタム級/5分3R>
竹本啓哉:61.7キロ→61.65キロ
デッチプール:60.6キロ

<フライ級/5分3R>
山上幹臣:56.65キロ
今井健斗:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
中川晧貴:65.85キロ
水野翔:66.1キロ

<68キロ契約/5分3R>
チハヤフル・ズッキーニョス:68.35キロ
パク・サンヒョン:68.25キロ

<PROGRESフォークスタイルグラップリング64.4キロ契約/5分2R>
上田祐起:64.4キロ
江木伸成:61.75キロ

<フェザー級/5分2R>
木村柊也:66.15キロ
塩津良介:64.95キロ

<バンタム級/5分2R>
南友之輔:61.4キロ
秋田良隆:61.25キロ

<フライ級/5分2R>
古賀珠楠:57.15キロ
田中義基:56.85キロ

<ライト級/5分2R>
磯嶋祥蔵:70.4キロ
都市弦介:70.25キロ

<フライ級/5分2R>
大月宣樹:60.65キロ
カーヴィ:60.55キロ

<バンタム級/5分2R>
ルキヤ:60.0キロ
小見山瞬:61.35キロ

<フライ級/5分1R>
伊藤琥大郎:56.4キロ
塩谷尚也:56.0キロ

The post 【Gladiator026】計量終了 ズッキーニョスの相手がセビジェーノからパク・サンヒョンに変更 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 DEEP LFA LFA183 MMA MMAPLANET o Shooto UFC UFC301 ジアン・マツモト ダナ・ホワイト ナイジ・カンタンエジ パンクラス マルセロ・マルケス マルロン・ブラジリオ ヤズミン・ギマリャエス ヴィニシウス・ピレス 修斗

【LFA183】UFCファイト週末のLFA。綺麗なレコードの持ち主達の中でマルロン・ブラジリオに要注目

【写真】マルロン・ブラジリオ=9勝1敗、ブラジルの10戦前後の記録の選手──北米や日本より上という見方もできる(C)LFA

3日(金・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロのコンプレクソ・ヒバウタでLFA183「Cantanhede vs Guimaraes」が開催される。

同じリオのバッハ地区で翌4日(土・同)に行われるUFC301の会場=ファルマージ・アリーナとはジャカレバグァー湖の対岸に位置するLFAの会場=プレクソ・ヒバウタ。湖を迂回すると10キロ程度離れているが、直線ではその間僅か2キロの距離でしかない。

また2日(木・同)にはShooto Brazilの大会がフラメンゴ地区のアッパーアリーナで行われており、リオでダナ・ホワイト・ルッキング・フォー・ア・ファイトが2大会も実施されたといっても過言でない。

これは日本に例えると、さいたまスーパーアリーナでUFC PPV大会が実施される前日や2日前にDEEP、修斗、パンクラスが浦和駒場体育館やサイデン科学アリーナさいたま等でイベントを開くようなものだ。


UFCを頂点としたMMAヒエラルキーが根付いているブラジルならでは──のLFA in UFCファイトウィーク大会はレコードが綺麗なファイターを集まっている。メインの女子ストロー級戦で戦うナイジ・カンタンエジは7勝0敗で、対戦相手のヤズミン・ギマリャエスが7勝1敗。コメインのミドル級では9勝3敗のルカス・フェルナンデスと8勝2敗のジョアオ・パウロ・シウバが相対する。

その前に組まれたバンタム級のマルロン・ブラジリオとヴィニシウス・ピレスは9勝1敗と8勝1敗の対決となる。上位3試合で戦うファイターの合計戦績は48勝8敗。メインカード全体では83勝17敗だ。

コンテンダーシリーズを狙うなら、ライト級でクリスチアーノ・フランサと戦うガブリエル・コスタが8勝1敗、グスタヴォ・エンヒッキと戦うマルセロ・マルケスは9勝0敗というレコードの持ち主だ。加えてメインカード第1試合のヘビー級でマテウス・フォンセカと戦うタリソン・テイシェイラもデビューから5連勝中という期待の重量級ファイターだ。

そんなレコードが綺麗なファイターたちのなかで、特に注目したいのはブラジリオだ。LFAでは現UFCファイターのジアン・マツモトに敗れているが、9勝のうち8つの試合がKO勝ち。ブラジリオは一発よりも素早いコンビネーションで、KO勝ちを積みかさねている。

彼も含めコンテンダーシリーズ経由でUFCを目指す層が多いのが実際のところだが、今大会はUFC301の前夜ということもあり、UFC首脳の目に留まって即・世界の最高峰行きという選手が現れるかもしれない。そういう意味でも見逃せないUFCファイトウィークのリオ同時開催=LFAだ。

なおフライ級でマルコス・デリと戦う予定だったレノ・ホドリゴが5.8ポンド・オーバー。フェザー級でイカロ・ブリトと対戦予定だったカイオォン・バチスタが6ポンドと、大幅な計量失敗でメインカードは2試合が減り、6試合が行われることとなった。

■視聴方法(予定)
5月4日(土・日本時間)
午前9時~UFC Fight Pass

■ LFA183メイン対戦カード

<女子ストロー級/5分3R>
ナイジ・カンタンエジ(ブラジル)
ヤズミン・ギマリャエス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ルカス・フェルナンデス(ブラジル)
ジョアオ・パウロ・シウバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
マルロン・ブラジリオ(ブラジル)
ヴィニシウス・ピレス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ガブリエル・コスタ(ブラジル)
クリスチアーノ・フランサ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
グスタヴォ・エンヒッキ(ブラジル)
マルセロ・マルケス(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
マテウス・フォンセカ(ブラジル)
タリソン・テイシェイラ(ブラジル)

The post 【LFA183】UFCファイト週末のLFA。綺麗なレコードの持ち主達の中でマルロン・ブラジリオに要注目 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA o RIZIN RYO Shooto YouTube 修斗 大木良太 斎藤 斎藤裕 総合格闘家

ベアナックルの可能性【RIZIN新スタイル】

■実際の映像はこちら

■The Best Video on Youtube! BEST KO’s of 2023!

【火・金18:00更新】総合格闘家です。

第10代修斗世界フェザー級チャンピオン、
RIZIN初代フェザー級王者の総合格闘家・斎藤裕の
選手としての活動情報を伝える動画を投稿しています。

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰
【お知らせ】

■メンバーシップご入会はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCeK1fLPjfHJYZ-Ucr0VK4cw/join

■斎藤裕TikTok始めました!
https://www.tiktok.com/@yutaka_saito?_t=8iJdmiTUGzR&_r=1

■オリジナルグッズ販売中(斎藤裕商店)
https://bulldog.thebase.in/

■格闘技ショップトライファイトにて
斎藤裕「Sケージ」グッズ発売中
https://www.tri-fight.com/

■サキホコレアンバサダー就任(2023.7~)
https://common3.pref.akita.lg.jp/akitamai/sakihokore_character_ambassador/

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

■斎藤裕のSNS(X/Instagram/ Threads)
https://x.com/yutakasaito1008?s=20
https://www.instagram.com/yutakasaito1008/
https://www.threads.net/@yutakasaito1008?igshid=MzRlODBiNWFlZA==

■大木良太
https://x.com/0627_080?s=20
https://www.instagram.com/ohkiryota1/?hl=ja

■斎藤裕の公式インフォメーション
https://x.com/ytksit_info?s=20

■パラエストラ小岩(所属)
https://paraestrakoiwa.com

■修斗公式
http://www.shooto-mma.com

■RIZIN
https://jp.rizinff.com

■プレゼントの送り先
〒133-0057
東京都江戸川区西小岩2-17-1ライオンズマンション1階(101)
TEL:03-5668-0047
パラエストラ小岩 斎藤裕 宛

■お仕事のご依頼はこちら
jojo33700121@yahoo.co.jp

#RIZIN #斎藤裕 #格闘技

カテゴリー
AB o ONE PANCRASE RIZIN パンクラス リトル 久米鷹介 修斗 前田浩平 山北渓人 砂辺光久 粕谷優介 若林耕平 黒澤亮平

【パンクラス】PANCRASE 342試合結果

RIZIN.46の真裏で開催されたPANCRASE 342。有明アリーナと立川ステージガーデン。一大会でも多く見たいファンとしては、何んとか調整出来ないものか悔しい思いで一杯ですが、帰宅後にU-NEXTで見逃し再生で観戦しました。
image-1711043169
気になったのは3試合。まずは久しぶりのパンクラス復帰戦を迎えた砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)と前田浩平(GRABAKA)のフライ級ワンマッチ。砂辺はストロー級、フライ級、スーパーフライ級で王座になった実力者。実績だけなら群を抜いていますが、久しぶりの復帰戦でどこまで動けるか。

1Rは砂辺の蹴りをキャッチした前田がテイクダウン。2Rも逆にミドルをヒットさせた前田が組み付いてテイクダウンしてそれぞれグラウンドを制圧。万事休すかと思いきや、3Rに山口のタックルを切ってスタンドの攻防。パンチを的確に当てて、山口のタックルに合わせてアッパーをヒットさせるあたり、全盛期の砂辺を思い出させてくれました。しかし仕留めるまでには至らずタイムアップ。判定は3-0でヤバ口に軍配が上がりました。

44歳にして現役に復帰した砂辺。現実は厳しいものがありましたが、ある程度動けていたのもまた事実。これで終わるのか、継続参戦するのか。今後の動向が気になります。
image-1711043059
次に粕谷優介(総合格闘技道場CROWN)×久米鷹介(ALIVE)のライト級ベテランランカー対決。当初の予想通り玄人好みの重厚なテクニック合戦が展開されましたが、徐々にペースを掴んだのは久米。39歳とは思えない軽快なステップでリズムを作ると2Rには豪快なタックルでテイクダウンに成功。素早くバックに周るとあわやパウンドアウトという見せ場を作ってくれました。

3Rにもタックルを一度切られるもドライブして再度テイクダウンしてバックに周る久米。さらにスタンドに戻るとパンチで粕谷をグラつかせる。最後はグラついた粕谷にタックルでテイクダウンを許すも判定で久米が勝利しました。

粕谷相手にこの勝ち方。パンクラスで再び王座に挑戦する姿は見たいですが、それ以上にまだRIZINでもやれるんじゃないかと。久米の試合にちょっと夢見る事が出来ました。
image-1711043040
最後は黒澤亮平(THE BLACKBELT JAPAN)×リトル(HIDE'S KICK!)のストロー級暫定王座決定戦。修斗からパンクラスに主戦場を移した黒澤は2連勝中。対するリトルはしぶとく勝ち残って暫定王座決定戦までたどり着きました。

試合が動いたのは2R。ジャブ、ボディなど多彩なパンチで手数を稼ぐ黒澤に対してリトルは被弾してものしのしとケンカの間合いで距離を詰める。時折大きなパンチを振り回すが黒澤は冷静に対処。最後はボディを効かせて後退したリトルに対して右フック一閃!リトルが失神して大の字になる衝撃的な結末で暫定王座戴冠となりました。

得意の打撃をいかんなく発揮した黒澤。修斗に加えて暫定ながらもパンクラスの王座も奪取。地味だけど価値のある一勝。怪我で試合が流れた若林耕平との試合はもちろん見たいですが、無敗のままONEに参戦した山北渓人との試合とか見たいな。。。