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【Pancrase327】5月22日にNEO BLOOD&Young Lion大会開催。立川で井村塁再起、ネクサス王者再登場

【写真】所属ジムのある立川で再起戦を戦う井村もネオブラ優勝者だ(C)MMAPLANET

2月28日(月)、パンクラスから2022年のネオブラッド・トーナメントの募集を開始し、そのプレスリリースに「全国の植えるFIGHTERよ、品川に集結セヨ」というキャッチフレーズとともに5月22日(日)、品川インターシティの文字が記されたCGを公開している。

品川インターシティは港区、品川の南にあるのに──なぜ北品川方面、海辺にあるホールで、椅子を敷き詰めた状態で収容700人の会場だ。

4月29日(金・祝)の立川ステージガーデン大会=Pancrase327に出場し、TSUNEと対戦することが発表されている井村塁は2020年のネオブラ・バンタム級優勝で、昨年末にはバンタム級王座決定戦を戦った。井村の例は特別かもしれないが、ネオブラがパンクラスでトップになるための登竜門であることは間違いない。

なお同大会ではネオブラのトーナメント戦だけでなく、メインカード出場を賭けたシングルマッチ、そしてアマの試合も組まれる──ネオブラ・ヤングライオン・イベントとなる。

またPancrase327では昨年末に2年のブランクを経て再起を果たした高城光弘と2月のネクサス・バンタム級王座防衛戦を欠場した河村泰博の一戦が組まれることも明らかとなっている。


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ABEMA KAREN MMA MMAPLANET ONE PANCRASE Pancrase326 RIZIN UNRIVALED 中島太一 井村塁 藤野恵実

【Pancrase326】藤野恵実、KARENと23歳年の差──選手権試合で、2年3カ月振りのパンクラス参戦

【写真】藤野は戦い続ける(C)MMAPLANET

18日(火)、パンクラスが3月21日(木・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326のカード第二弾としてストロー級QOPC=藤野恵実×KAREN戦を発表した。

女王・藤野にとって2019年12月にチャン・ヒョンジを破り同級王座に就いて以来のデカゴン、2年3カ月振りのパンクラス参戦となる。


王座奪取時点から国内外、他のプロモーションでの試合が容認されていた藤野だが、ONEなどアプローチをかけたプロモーションと契約はならず。UNRIVALEDやQUITETでの組み技戦を経て、昨年9月に盟友・浜崎朱加とRIZINで戦い──判定負けを喫した。

半年ぶりの実戦復帰を前に41歳を迎えた藤野に対しKARENは18歳、キャリア5戦目で王座挑戦となる。KARENが生まれた翌年にMMAデビューを果たした藤野は、23歳の年の差タイトルマッチが38戦目となる。

KARENは4勝中3試合がフィニッシュ勝利だが、対戦相手の経験値は藤野とは比較にならない。藤野としては自身の歩んできた道に傷をつけないために、女子版の中島太一×井村塁戦にするしかないパンクラス復帰戦だ。

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MMA PANCRASE Pancrase325 キック 中島太一 井村塁

【Pancrase325】中島太一が井村塁を左ジャブと右ストレートで圧倒してKO--キャリア10年の初戴冠

【写真】注目の新鋭・井村を完全に圧倒しての戴冠だった(C)MMAPLANET

<暫定バンタム級王座決定戦/5分5R>
中島太一(日本)
2R0分08秒 by TKO
井村塁(日本)

左ジャブを突く井村。中島の左ジャブに対して左ローを返す。中島も左ジャブから右ロー。井村が距離を詰めると、バックステップでかわす。井村は右クロス、中島は井村のガードが空いたところに右ストレートを突き刺し、井村からダウンを奪う。立ち上がるも、フラついている井村。前に出てくる相手に左フックを当てて、ダウンを奪った中島。井村はダブルで切り返すが、中島が上から潰した。立ち上がった中村に対して、井村はシングルで飛び込むも中島はスプロールしてトップへ。

パンチを落とす中島に対して、井村はフルガード。ケージキックから右腕を狙うと、中島は立ち上がった。井村は中島の右足へシングルを狙うも、カットした中島がパンチをヒジを落とす。ケージ中央で、井村の動きに合わせて左ジャブを当てる中島。井村のテイクダウンも全て防ぐ。中島は井村の足首へ右ロー、相手のパンチをかわし、自身の右クロスを当てる。ここで井村はまたもシングルで飛び込むが、カットした中島がパウンドを連打し、井村の動きが止まったところでラウンド終了のホーンが鳴った。

1Rはジャッジ3者とも10-8で中島につけた。

2R開始早々、中島の左ジャブが当たって、井村が腰を落としてマットに手を着く。すかさず中島がパンチの連打を浴びせたところで、レフェリーが試合をストップした。

暫定王座ながら、2011年のプロデビュー以来これが初戴冠となった中島は、「自分の得意なジャブとカーフが当たると思っていて、作戦通りでした。(ベルト獲得は)10年かかっちゃいました。これからパンクラス以外の強いヤツも倒していきたいと思います」と語った。


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ABEMA J-CAGE News Pancrase325 ブログ 中島太一 久米鷹介 井村塁 北方大地 宮澤雄大 雑賀ヤン坊達也

【Pancrase325】計量終了 井村塁「勝つだけなんで」×中島太一「初心に返って、楽しんで」

【写真】キャリアの差は明白の井村と中島。勢いと若さか、経験と成熟度の高さか(C)MMAPLANET

12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオ・コーストで開催されるPancrase325の計量が新宿区・新宿サンエービル地下1階会議室で行われた。

ディファ有明取り壊し以降、パンクラスのホーム会場だったスタジオ・コースト大会も明日が最後となる。グランドフィナーレにふさわしく3階級のタイトル戦以外にも、バンタム、ライト、ミドル級でこれからのデカゴンの王座の行方を占ううえで欠かせないマッチアップがみられる同大会。

計量失敗は1人もでず、明日を迎えるばかりとなった。ここではタイトル戦に出場する選手の試合に向けて、最後の一言をお届けしたい。


久米鷹介
「素晴らしい相手とできるので、自分の全てを創れるように準備してきたので後は出し切るだけです」

雑賀ヤン坊達也
「いつも通り、会場を沸かしてKOしてやります」

北方大地
「最後に一言? なんやろう。最後はもう──見てください。黙って見てください……ですかね」

宮澤雄大
「平常心で戦えばベルトを巻けると思うので、今までやってきたことをしっかりパフォーマンスとして出して──しっかりベルトを巻きたいと思います」

井村塁
「勝つだけなんで。勝って、今年を締めくくりたいです。明日は全身全霊で頑張ります。セコンド問題? それはもう明日、確認してください(笑)」

中島太一
「初心に返って、楽しんで試合をします」

■視聴方法(予定)
12月12日(日)
午後1時00分~TIGET LIVE
午後1時00分~ABEMA PPV ONLINE LIVE

■Pancrase325 計量結果

<ストロー級/5分3R>
植松洋貴:51.8キロ
佐藤良太:51.65キロ

<フライ級/5分3R>
田代悠生:56.8キロ
渦巻DATE:56.4キロ

<バンタム級/5分3R>
高城光弘:61.45キロ
水永将太:61.15キロ

<フェザー級/5分3R>
齋藤拓矢:65.35キロ
高木凌:65.85キロ

<ネオブラッドTストロー級決勝/5分3R>
大塚智貴:52.5キロ
孫悟空DATE:51.65キロ

<ライト級王座統一戦/5分5R>
[正規王者] 久米鷹介:70.15キロ
[暫定王者] 雑賀ヤン坊達也:69.75キロ

<ストロー級KOPC/5分5R>
[王者] 北方大地:52.05キロ
[挑戦者] 宮澤雄大:52.5キロ

<暫定バンタム級王座決定戦/5分5R>
井村塁:60.9キロ
中島太一:60.8キロ

<ライト級/5分3R>
金田一孝介:70.3キロ
林源平:69.9キロ

<ライト級/5分3R>
松岡嵩志:70.45キロ
松本光史:70.4キロ

<バンタム級/5分3R>
花レメ紋次郎TK:61.0キロ
風間敏臣:60.8キロ

<ミドル級/5分3R>
内藤由良:83.9キロ
フェルナンド・マツキ:82.6キロ

<ライト級/5分3R>
丸山数馬:70.35キロ
伊良波心:70.05キロ

<75キロ契約/5分3R>
近藤有己:72.6キロ
DARANI:72.3キロ

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ABEMA DEEP MMA ONE PANCRASE Pancrase325 RIZIN UFC   ブログ 中島太一 井村塁

【Pancrase325】暫定バンタム級王座決定戦=井村塁✖中島太一が、まさかのセコンドと盟友にダメだし

【写真】セコンドと盟友の試合について厳しかった井村と中島 (C)MMAPLANET

26日(火)、12月12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase325で組まれた暫定バンタム級王座決定戦=井村塁✖中島太一の調印式が、ライト級王座統一戦=久米鷹介✖雑賀ヤン坊達也戦の調印式に続き、新宿区サンエービル地下1F会議室で行われた。

まず冒頭の挨拶で中島は「次の試合への意気込みは、積んできたモノが違うと言う事を見せたいです。それだけです」と抱負を語り、続いて井村は「こないだ試合をしたばっかりで感覚が残っている間に試合がしたいと思っていたら、この暫定戦のお話を頂いたんで12月しっかりと勝って自分の目標にしているUFCに行きたいです」と話した。

ここから質疑応答に移り、中島は「最近知った選手で、勢いがあって、若さがあって、高い目標があって素晴らしい」と井村を評しつつ「経験の違い」を口にした。

対して井村は「キャリアの差はもうどうしようもないんで。自分は勢いしかなく、勢いを潰したくないのでこのまま行きたいと思っている」と現状を強調した。

ここからはパンクラス・バンタム級戦線や、12月の試合に向けて気になった点を尋ねた部分を抜粋してお届けしたい。


──井村選手、中島選手の順で答えて頂きたいのですが、アラン・ヒロ・ヤマニハ、金太郎、瀧澤謙太という3選手と対戦することなく、暫定バンタム級王座を賭けて戦います。RIZINで戦う3者と比較して、今回の対戦相手の力量をどのように判断していますか。

井村 力的には十分にある選手で、僕からするとバンタム級のなかで頭3つ、4つ抜けている選手だと思っています。

中島 う~ん、出てきたばっかりの選手なのでどれぐらい強いのかもはっきりしていないから上手く言えないのですが、まぁ……瀧澤選手や金太郎選手、ヤマニハ選手と比べると実績的には下だと思います。しっかりと勝たないといけない相手だと思います。

──Road to ONEで盟友の小野島恒太選手が、やるべきことをやり切って勝利しました。この試合に向けて、彼の勝利から何かを感じ入るところはありましたか。

中島 僕は何でもできるファイターだと思っているので、一つに拘ることなく僕はやっていきたいです。その方が自分らしさを発揮できると思うし、持っている強みを生かすためにも試合で色々と仕掛けていきたいです。

──ジェイク・ムラタ戦を他の大会の取材で拝見できていないのですが、セコンドはどなたが務めたのでしょうか。

井村 森(雄大)さんと倉田(在俊)さんです(※ともに井村が所属するネクサセンスの黒帯柔術家)。植松さんがDEEPの審判に行っちゃって。

──黒帯のお二人ですが、MMAの経験はありません。中島選手とのタイトル戦も含め、これまでより強い選手と戦っていくなかでそのお二方のセコンドで大丈夫だと思っていますか。

井村 ダメだと思っています(※会見場の記者から笑い声が起こる)。今回はしっかり植松さんにお願いしたいと思います。

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PANCRASE RIZIN ジェイク・ムラタ 中島太一 井村塁 海外

【パンクラス】井村塁×中島太一 バンタム暫定王者決定戦!

パンクラス
12月12日に新木場USEN STUDIO COASTで開催されるPANCRASE 325井村塁(Nexusense)×中島太一(ロータス世田谷)のバンタム暫定王者決定戦が行われる事が発表されました。コロナ禍において正規王者のハファエル・シウバの来日の目途が立たない事によるもの。

井村は6戦全勝。全ての試合でフィニッシュしている決めの強さが際立つ21歳の新鋭。先日行われたPANCRASE 324ではZST王者のジェイク・ムラタを秒殺。テイクダウンを許すも下からの三角絞めであっと言う間に一本を取りました。

しぶとい寝技が持ち味のジェイクに苦戦するかと思いきや、あっさりと極める姿には正直戦慄を覚えたました。このクラスに圧勝したとなるといよいよホンモノ。パンクラスのスケールを飛び越えてRIZINに飛び級する可能性も十分にあり得ます。

しかし対する中島の実績はこれまで対戦してきた相手とはひと味違う。海外での試合経験もあり、外国人選手との対戦経験も十分。さらに1階級重いフェザー級では今やRIZINのライジングスターとして頭角を表してきた堀江圭功をスプリットの判定で下した試合は特筆モノです。

以前は後ろ回し蹴りでKOするなど派手なファイトスタイルでしたが、最近では落ち着いた試合運びにシフトチェンジ。立っても寝ても安定感があるだけに、井村にとっては過去最大級の難敵と見て間違いありません。終わってみれば中島が完封という可能性も。。。井村が一気に飲み込むか、中島がベテランの妙味を魅せるか。この試合は会場で見るしかない!
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【Pancrase325】暫定バンタム級KOPCで、平均3分20秒で6試合連続フィニッシュの井村塁が中島太一と対戦

【写真】井村にとって文字通り、ずば抜けて過去最強の相手=中島を迎えることとなる (C)MMAPLANET

20日(水・現地時間)、パンクラスより12月12日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrase325で暫定バンタム級王座決定戦、井村塁✖中島太一戦が組まれることが発表されている。

王者ハファエル・シウバはコロナ禍以前の2019年7月からパンクラスで戦っておらず、2020年3月にはパンデミックでイベントが中止されたBRAVE CF35でガブリエル・ミランダと対戦予定だった。そんななか組まれたバンタム級暫定王座決定戦──井村は17日のPancrase324大会でジェイク・ムラタを三角絞めで破り、デビュー以来の連勝及びフィニッシュ記録を6に伸ばしたばかりだ。


4つの一本勝ちと1つのTKO勝ちは5勝が1R、残る1勝が2Rと井村は未だに3Rを戦ったことがない──ばかりか、6試合の平均試合タイムは3分20秒弱でしかない。

対する中島は5月にフェザー級KOPのISAOに挑戦し熱闘の末、判定負けを喫して以来の再起戦が4年3カ月振りのバンタム級で、しかも暫定ながら選手権試合となる。

強い選手は元から強い──ある意味、格闘技の真理である。確かにボクシングなど、世界王者になるようなボクサーはデビュー直後から、勝負勘や肉体的な資質が抜きんでていることは少なくない。

一方でMMAはキャリアを積むことで力をつけていくという側面があり、デビュー直後からワールドクラスの実力を有しているという例は非常に少ない。そして日本のMMAの歴史でいえばパンクラスのネオブラT優勝者や修斗新人王が、そのプロモーションの30歳前後のトップどころと戦った場合、力の差は明白でこっぴどい敗北を喫するというケースは多々見られてきた。

とはいえ現状、日本のMMA界はベルトを巻いた選手が海外やRIZINにステップアップするだけでなく、コロナ禍においてその下に位置する選手もRIZINを主戦場するケースが増えてきている。パンクラスのバンタム級戦線でいえば井村塁はランキング1位、中島も階級変更と同時に2位につけているが、瀧澤謙太、金太郎、アラン・ヒロヤマニハ、春日井たけしらと競り合って来たわけではない。

このような現象はパンクラスだけでなく、修斗の西川大和にも当てはまる事例で、現状の日本の老舗MMAプロモーション全体のフィーダーショー化が進んでいる表れでもある。

とはいえ上記に挙げた選手たちがパンクラスにいない現実のなかで、井村とすれば中島がバンタム級に落としてこなければ、易々と暫定王座につけていた公算が高い。それゆえにタイトル戦の説得力を持たせる意味でも、井村✖中島はパンクラス・バンタム級戦線で唯一絶対のチャンピオン候補同士のマッチアップといえる。

なお同大会では既にストロー級KOPC=北方大地✖宮澤雄大、ライト級=金田一孝介✖林源平、同じくライト級で松岡嵩志✖松本光史、フライ級=秋葉太樹✖聡-S DATE、バンタム級=花レメ紋次郎TK ✖風間敏臣、ミドル級=内藤由良✖フェルナンド・マツキなどが決まっており、ラスト・スタジオコーストはコロナ禍のパンクラス実戦部隊の総出のファイナルバトルの様相を呈している。

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MMA PANCRASE Pancrase324 ジェイク・ムラタ 井村塁

【Pancrase324】井村塁がジェイク・ムラタに三角絞めを極めて、タイトルマッチ出場をアピール

<バンタム級/5分3R>
井村塁(日本)
Def.1R2分11秒 by 三角絞め
ジェイク・ムラタ(日本)

開始早々、ジェイクが左ジャブを当てる。井村は前に出てくるジェイクに右ストレートをヒット。直撃を受けたジェイクは真っ直ぐ後ろに下がってしまい、井村の追撃を食らってしまう。井村はさらに右ストレートでダウンを奪うと、トップを奪いに行くがジェイクがリバーサルでトップに。しかし井村は下からジェイクの右腕を取って腕十字へ。ケージ際で相手の体をずらしていった井村は、三角で組み直す。

ジェイクは三角で捕らえられながらリフトアップし、井村をスラムで叩きつける。井村は足のクラッチを外すことなく、そのまま三角絞めでタップを奪った。

これでプロデビュー以来6試合連続の一本またはKO勝ちとなった井村は「次は暫定タイトルマッチ、どうでしょうか?」とアピールした。


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【Pancrase324】タイトル挑戦権獲得に向け、野田遼介戦直前の山北渓人「僕には攻め疲れはない」

【写真】闘志が身の内の溜まる両者 (C)PANCRASE

17日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrse324で、山北渓人が野田遼介と戦う。

2021年は勝利を重ねるだけでなく、インパクトのある勝ち方で存在感を高めた山北が、ストロー級王座挑戦に向けランキングで3位──自身より上位の野田と戦う。その前日、計量を終えリカバリー中の山北の心境とは。


山北渓人
「計量の方はバッチリでした。野田選手は練習をしたこともあるし、リラックスして過ごせています。オラオラした人と戦う時はけっこう緊張してしまうのですが、野田選手は純粋に格闘技をしている人なので、緊張しなくて済みます。もちろん、試合が始まると関係なくなるのですが、試合前まではヤンキーとかは怖くて……。地元には結構多いのですが、今も街でそういう人を見ると避けたくなります。オラオラした人が怖いのが、自分の弱点かもしれないです。
 野田選手はグチャグチャした試合になれば有利になると思っているかもしれないですが、実際は僕も強いところはそこなので。そこで頑張れるのが自分の強みだと思っていますし、噛み合って面白い試合になると思います。
 以前は極めようとして、それがならなくて抑えるという戦い方になっていたのですが、今年は極める力が少しずつついてきて技のバリエーションも増えました。結果、抑えることしかできなかったポジションで一本が取れるようになってきました。明日の試合でもフィニッシュを狙って行きたいです。
 前回の一本勝ちは、練習した通りの動きでした。やっぱり練習したことしか試合で出ないです。普段の練習が如何に大切かが分かったので、練習では特に動いて一本を取るようにしてきました。藤田大和選手と練習をする時も狙って、逃げられてもそこからが練習になるので。時には強引なぐらいに、極めに行こうと練習していました。
テイクダウンすると抑えたくなりますが、普段から極めに行くという姿勢を練習で出していれば、力もついていくと思います。それに大和さんのこないだの試合とか見ていると、楽をしたいところで、厳しい方を選ぶことができる力を与えてくれたような気がします。
 ここで勝つだけでなく、タイトル挑戦を手にするため一本、KOを狙います。グラウンドでのTKO勝ちはRoad to ONEであったのですが、KOがないのでそこも狙って行きます。とにかく今回の試合は判定にはしたくないし、攻め続けます。
野田選手は受けが強いですが、僕は攻め疲れをすることはないので、守りに来てもお構いなしに攻め続けます。
 レスラーはテイクダウンするけど、極められないというイメージを持たれているかもしれないですが、柔術やグラップリングの練習もしてきて極めがあるレスラーに成長したところを見てほしいです。
 自分は左ハイで勝てるようなカリスマ性はないですけど、僕なりのやり方でフィニッシュして見劣りしないよう……先輩に追いつかれないように戦います。特別な人間でなくても勝てるのがMMAの良いところなので。MMAは悪い言い方をすると、逃げ方はたくさんあります。だから自分の苦手なところを捨て、得意なところで勝負する。どういう風にそれを試合のなかで判断するのかが勝負になると思います」

■視聴方法(予定)
10月17日
午後1時00分~ TIGET LIVE
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase324計量結果

<フライ級暫定KOPC/5分5R>
[王者]小川徹:56.5キロ
[挑戦者]上田将竜:56.7キロ

<暫定女子フライ級王座決定戦/5分5R>
NØRI:55.7キロ
端貴代:56.3キロ

<暫定ウェルター級王座決定戦/5分5R>
菊入正行:76.5キロ
村山暁洋:76.85キロ

<ストロー級/5分3R>
野田遼介:54.2キロ
山北渓人:52.45キロ

<フェザー級/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
内村洋次郎:66.15キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.95キロ
ジェイク・ムラタ:61.45キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:66.05キロ
狩野優:65.25キロ

<ライト級/5分3R>
高橋“Bancho”良明:70.2キロ
平信一:70.5キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.55キロ
新谷琴美:52.1キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.35キロ
リトル:52.3キロ

<フライ級/5分3R>
井島裕彰:56.85キロ
谷村泰嘉:56.35キロ

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【Pancrase324】計量終了 タイトルマッチ3試合を始め、出場全選手が一回目の計量でパス

【写真】トリプルクラウンが揃って暫定王座というのは、過去に例があるのだろうか (C)PANCRASE

明日、17日(日)に東京都江東区のUSENスタジオコーストで開催されるPancrse324の計量が行われた。

フライ級暫定KOPC=チャンピオン小川徹✖上田将竜、暫定女子フライ級王座決定戦=NØRI✖端貴代、暫定ウェルター級王座決定戦=菊入正行✖村山暁洋ら3階級のタイトル戦に出場する6選手を始め、メインカード出場の22選手の全員が1度目の計量でパスした。

メインカードの出場選手の計量結果は以下の通りだ。

■視聴方法(予定)
10月17日
午後1時00分~ TIGET LIVE
午後1時00分~ ABEMA PPV ONLINE LIVE

■ Pancrase324計量結果

<フライ級暫定KOPC/5分5R>
[王者]小川徹:56.5キロ
[挑戦者]上田将竜:56.7キロ

<暫定女子フライ級王座決定戦/5分5R>
NØRI:55.7キロ
端貴代:56.3キロ

<暫定ウェルター級王座決定戦/5分5R>
菊入正行:76.5キロ
村山暁洋:76.85キロ

<ストロー級/5分3R>
野田遼介:54.2キロ
山北渓人:52.45キロ

<フェザー級/5分3R>
透暉鷹:66.2キロ
内村洋次郎:66.15キロ

<バンタム級/5分3R>
井村塁:60.95キロ
ジェイク・ムラタ:61.45キロ

<フェザー級/5分3R>
名田英平:66.05キロ
狩野優:65.25キロ

<ライト級/5分3R>
高橋“Bancho”良明:70.2キロ
平信一:70.5キロ

<女子ストロー級/5分3R>
KAREN:51.55キロ
新谷琴美:52.1キロ

<ストロー級/5分3R>
高島俊哉:52.35キロ
リトル:52.3キロ

<フライ級/5分3R>
井島裕彰:56.85キロ
谷村泰嘉:56.35キロ

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