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【Pancrase NEO BLOOD !】トーナメント枠発表。DREAMERS=藤波勇飛はネオブラからの再挑戦

【写真】仕切り直しのMMAファイター人生。スポットの当たる場とはいえない場所から、運命を切り開く。その覚悟の有無が問われる藤波だ(C)MMAPLANET

26日(火)、パンクラスより5月22日(日)に東京都港区の品川インターシティホールで開催される第28回ネオブラッドトーナメント及びワンマッチ大会=「NEO BLOOD !」で実施されるネオブラッドトーナメント1回戦の対戦カードが発表された。

また12日の出場選手の発表時点、1人だけ事後発表となっていたのは藤波勇飛であることが16日の午後10時に明らかとされていた。


藤波の出場発表が遅れていたのは、LDH martial artsの手がけるFighters Battle Audition=格闘DREAMERSで彼のPOUNDSTORM落選の放送が終了するのに合わせてのことだ。

実際にPOUNDSTORM出場を賭けて挑んだ鹿志村仁之介戦の敗北は1月29日に終了しており、藤波の出場も12日の時点では決定していた。

LDH martial artsとの契約を目指し、オーディションに参加した元レスリング世界3位、全日本優勝のレスラーは24日に行われたPOUNDSTORMの出場がならず、ネオブラでプロMMAファイターとしてキャリアの一歩を踏み出すこととなった。

世界レベルの競技者であることは間違いない藤波をOne of themとしてネオブラへ出場を決めたEXFIGHTの髙谷裕之は「トーナメントということで、定期的に試合がある」という利点をこの地味デビューについて語っている。

その藤波の初戦の相手は水杉泰誠に決定。水杉のMMAキャリアはWARDOGで1勝1敗(※敗北は肩の脱臼)、昨年のマーシャルワールド杯ライト級準優勝者だ。華やかさとはかけ離れた舞台でのデビューに関し、岡見勇信は「藤波のMMAに対する本気度が問われることになります」と注文を出している。

実質4月29日の立川大会からスタートを切る2022年のネオブラ、最大激戦区のバンタム級は12人参加のバンタム級で、両ブロックとも田嶋涼✖水永将太と矢沢諒✖上田祐起がシード扱いで準々決勝を戦う。

残りの8選手は22日大会では1回戦と準々決勝の2試合を勝ち上がる必要がある。そして田嶋のいる山では漆間將生が中村雄一と、鬼神光司が谷育磨とのマッチアップが決まっている。「ネオブラは優勝すればランカーやトップ勢との対戦の最短距離」と藤波に対して語った髙谷の言葉は全出場選手に当てはまる──パンクラスの登竜門が、いよいよスタートを切る。

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DEEP MG眞介 o   キック パンクラス ボクシング 上田祐起 中村晃司 修斗 前田吉朗 北方大地 山﨑鼓大 木戸脇広樹 林RICE陽太 潤鎮魂歌 藤原大地

『前田吉朗引退興行』試合結果


メインイベント 前田吉朗引退エキシビションマッチ 2分3R
前田吉朗(パンクラス大阪稲垣組/ENCOUNTER/修斗フライ級世界3位、第3代DEEPバンタム級王者、初代パンクラス・フェザー級王者)
vs.
1R キックボクシングルール 砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE/元パンクラス・ストロー級・フライ級・スーパーフライ級王者)
2R グラップリングルール 北方大地(パンクラス大阪稲垣組/パンクラス・ストロー級王者)
3R パンクラス旗揚げルール 稲垣克臣(パンクラス大阪稲垣組)

第7試合 セミファイナル DEEP ストロー級 5分3R
○潤鎮魂歌(HARVEST) 
×木戸脇広樹(GSB MACS)
判定3-0 (30-27/29-28/30-27)

第6試合 パンクラス ライト級 5分3R
○木村俊也(BLOWS)
×林RICE陽太(パラエストラ森ノ宮)
判定2-1 (29-28/29-28/28-29)

第5試合 DEEP バンタム級 5分2R
×藤原大地(UBF) 
○MG眞介(パラエストラ東大阪)
1R 2’03” KO (顔面への蹴り)

第4試合 パンクラス フェザー級 3分3R
×中村晃司(パンクラス大阪稲垣組)
○堂園 悠(修和館)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)

第3試合 パンクラス バンタム級 3分3R
○山﨑鼓大(BLOWS)
×上田祐起(Reliable)
判定2-1 (30-27/29-28/28-29)

第2試合 DEEP バンタム級 5分2R
×延命そら(TEAM FAUST)
○フェルナンド(Pitbull Brothers)
1R 2’30” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)

第1試合 DEEP フライ級(肘無し) 5分2R
○亮我(ゴンズジム)
×梅永海世(パンクラス大阪)
2R 4’03” 裸絞め

 遅ればせながら4月10日に大阪府・梅田ステラホールで開催された『前田吉朗引退興行』試合結果。メインイベントは前田が砂辺光久、北方大地、稲垣克臣とエキシビションマッチをしています。続きを読む・・・
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MMA MMAPLANET o 上田祐起 山﨑鼓大

【Yoshiro Maeda RetirementMemorial Event】3分✖3Rの妙、山﨑が上田からスプリット判定勝ち

【写真】山﨑は初回こそテイクダウンで落としたが、その後は手数と回転数、何よりテイクダウンを許さず判定勝ちを収めた(C)SHOJIRO KAMEIKE

<バンタム級/3分3R>
山﨑鼓大(日本)
Def.2-1:29-28.29-28.27-30
上田祐起(日本)

サウスポー同士、山﨑が左ローを蹴る。上田もローを返し、山﨑は左ミドルを見せる。ローの蹴り合いが続き、上田が左ハイ、山﨑は前蹴りを繰り出す。ローから後ろ回し蹴りを見せた山﨑は、左右のローを蹴る。残り1分、上田はダブルレッグから尻もちをつかせ上田はウィザーで立ち上がる。そのままケージに押し込んだ上田は前方に崩そうとし、山﨑が小手で腹ばいとなり、スタンドへ。そのまま3分が終わった。

2R、山﨑はここも左ローでスタート。上田の左と、山﨑の右が交錯する。右ボディを入れた山﨑に対し、上田はスッと頭を下げてロー、山﨑がここも右ローを返す。上田は蹴り足を掴みに行き、足を抜いた山﨑は低い姿勢からのテイクダウン狙いでケージに押し込まれる。ウィザーで耐えた山﨑のヒザが上田の急所に入り、試合が中断する。

再開後、左を振るってから左ローを蹴った上田が右ミドルも繰り出す。残り30秒、ボディを入れた山﨑が、最後の最後にワンツーを打ち込み最後にインパクトのある動きを見せた。

最終回、ジャブからロー、ハイを繰り出した山﨑が左ストレートを入れる。ローから後ろ回し蹴りと、動きが良くなってき山﨑は、ダブルレッグでケージに押し込まれるがテイクダウンは許さない。山﨑は左を差し返して離れると、右ジャブを届かせる。上段内回し蹴と掛け蹴りの中間のような蹴りを放った山崎は、最後の10秒で上田が見せたダブルレッグを切って時間に。

3分という時間の微差を如何にジャッジが判断したか──結果は、スプリットで割れ岩﨑が判定勝ちを手にした。


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