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UFC on ESPN+89:第2試合・エドゥアルダ・モウラ vs. モンツェラート・ルイス

女子ストロー級だったが、モウラが3.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

モウラはキャリア9戦全勝(3KO・5一本勝ち。うち7試合が1R)で、8月のコンテンダーシリーズでも1RチョークでフィニッシュしてこれがUFCデビュー戦。ただ、ローカル時代の相手の戦績は微妙。コンテンダーシリーズでは開始直後のタックルでテイクダウン。パウンドを打ち込みながらパスを狙っていき、最後はマウントパンチで背中を向けた相手からチョークでタップアウト勝利。あまりに楽な試合内容だったので、実力が見えてこなかった。メインに登場するジャイルトン・アウメイダと同じガウパン・ダ・ルタ所属。5年前に減量目的で柔術を始め、一昨年にアマチュアMMAデビュー。プロデビューは昨年3月で、まだプロキャリア1年8ヶ月。29歳。

メキシコのルイスは、レスリングがバックボーン。緊急出場のUFCデビュー戦では一昔前の三浦彩佳ばりの首投げ→袈裟固め一辺倒で判定勝ちしたが、その後はアマンダ・レモスに秒殺KO負け。2年のブランク明けとなった今年8月のジャケリン・アモリム戦は、グラウンドに持ち込まれると寝技の実力差が明白で、一方的に攻められ続けて3RパウンドでKO負け。30歳。

右を入れたモウラ。体がでかい(体重オーバーしてるが)。同階級には見えない。モウラタックル。引き込んだがそのままの勢いでスイープして上に。ハーフ。下からしがみつくルイスを引き剥がしてパウンド・肘。足を抜いてマウント。パウンド連打。背中を向きかけて向き直りハーフに戻したルイスだが、モウラヒクソンクラッチ。またパウンド。肘。背中を向けたところでチョークを狙うが、すぐ向き直るルイス。しかしマウント。またパウンドを打たれて背中を向ける。立ったがスタンドバック。スクランブルで倒れ込みつつ上を取り消そうとしたルイスだが返せず下に。モウラまたマウントからパウンド。背中を向けてバックマウントに。バックから殴るモウラ。ホーン。

1Rモウラ。10-8の可能性もある。

2R。モウラのパンチがヒット。ルイスも大振りのパンチを振るうが空振り。右を入れたモウラ。ルイスの蹴りに合わせてタックルに入りテイクダウン。ガードのルイスにインサイドからパウンドラッシュ。足を超えてパスするとマウント。肘。パウンド連打。動けず殴られるモウラ。レフェリー止めた。

モウラ圧勝。しかし体重オーバーがいただけない。ルイスとかなり体格差があったが、次回以降ちゃんと体重を落とせるのか。

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【ONE FN16】三浦彩佳、モン・ボーに必殺の袈裟→アヤカロックを極めて快勝→号泣!!

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
三浦彩佳(日本)
Def.1R2分09秒by スカーフホールド・アメリカーナ
モン・ボー(中国)

すぐにシングルを仕掛けた三浦だが、距離が遠く潰したモン・ボーがパウンドを落とす。それでも下になりながら、寝技の状態を手にした三浦は頭を抱えて亀に。このまま巻き込んだ三浦が、袈裟固めを完成させる。右で殴りモン・ボーも左腕を取りにいくと、一気にアヤカロックを極めた三浦は、タップを奪うや長南トレイナーとハグし号泣した。


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【ONE FN16】ムエタイ王者ハガティー×MMA王者アンドラジのキック王座決定戦は、距離の“外し”に注目

【写真】空位のキック王座をムエタイ王者(ハガティー)とMMA王者(アンドラジ)が争う。ある意味、同階級で3つの王座が存在するONEならではのカードだ(※ハガティーの写真は反転加工を行なっています)(C)ONE

11月4日(土・同)にタイのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Fight Night16にて、ONEムエタイ世界バンタム級王者のジョナサン・ハガティーと同級のMMA王者ファブリシオ・アンドラジが、キックボクシング王座をかけて対戦する。
Text by Takumi Nakamura

キックボクシングルールのバンタム級王座は昨年11月にタイトル戦が行われ、王者・秋元皓貴を判定2-1で下したペッタノン・ペットフォーガスが新王座に就いた。しかし試合後、ドラッグテストでペッタノンに禁止薬物の陽性反応があったため、ペッタノンはタイトル剥奪、ONEへの1年間出場停止処分が下された。

これを受けて空位になった王座をかけて争うことになったのは、同級ムエタイ王者のハガティーとMMA王者のアンドラジ。バンタム級のランカーからではなく、他ルール王者かつONEではキックルール初挑戦の2人が王座決定戦に選ばれる形になった。


イギリス出身のハガティーはWBCムエタイとISKAムエタイの世界王者として、2019年1月からONEに参戦。2戦目でONEムエタイ世界フライ級王者のサムエー・ガイヤーンハーダオを下して、同級王座に就いた。同年4月の初防衛戦ではロッタン・ジットムアンノンに敗れて王座を手放すも、バンタム級に階級を上げて今年4月にノンオー・ハマの持つ王座に挑戦。ノンオーをパンチでKOし、ONEムエタイの2階級制覇を成し遂げた。

対するアンドラジは今年2月にジョン・リネケルを下してMMAバンタム級王者になっているが、格闘技の原点はムエタイとキックボクシング。MMA転向=ONE参戦前には中国の武林風を中心に戦い、通算40勝3敗という成績を残す立ち技ファイターだった。ONEでは立ち技ルール初挑戦ではあるが、立ち技復帰戦とも言える一戦だ。

アンドラジがONEのMMAルールであげた6勝はいずれもスタンドの打撃によるKO、もしくはスタンドの打撃でペースを掴んだ試合展開だった。アンドラジの打撃は両手を下げて構え、前後のステップで距離を取りながらジャブと左ミドルを当て、左ストレートと左ヒザ蹴りで仕留めるパターンが多い。1R決着に終わったリー・カイウェン戦、ジェレミー・パカティウ戦、クォン・ウォンイル戦はいずれもこのパターンでフィニッシュしたものだ。

しかしそれはあくまでMMAルールにおけるもの。しかもハガティーは圧力をかけて前に出るウラジーミル・クズミンには下がりながら前蹴りと左ミドルで試合を組み立て、自分から前に出たノンオー戦ではボディと顔面にパンチを打ち分けてKOするなど、対戦相手に合わせてゲームプランを変えることができる。アンドラジがMMAのようにハガティーを自分の得意なパターンに持っていくことは困難だろう。アンドラジとしてはジャブや左ミドルではなく、ステップワークを駆使して距離そのものを外す。打撃の交換をせずに、左の強打につなげるような展開を作ることが求められる。

ハガティーとアンドラジ、どちらが勝利するにせよ、異なるルールのベルトを保持する王者が誕生することになる。ランキング外の選手によって争われる王座決定戦だけに、元王者&現ランキング1位で、ペッタノン戦を最後に試合から遠ざかっている秋元にベルトに絡む試合が組まれることを期待したい。

■放送予定
11月4日(土・日本時間)
午前9時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN16対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級王座決定戦/3分5R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<ONEサブミッショングラップリング世界ウェルター級(※83.9キロ)王座決定戦/12分1R>
タイ・ルオトロ(米国)
マゴメド・アブドゥルカディロフ(ロシア)

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
サクセン・オークワンムアン(タイ)
カリム・ベノーイ(アルジェリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ハリル・アミール(トルコ)
アフメド・ムジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シンサムット・クリンミー(タイ)
ムーシネ・チャフィ(スペイン)

<キックボクシング・ストロー級/5分3R>
ジェン・ペイメン(中国)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
三浦彩佳(日本)
モン・ボー(中国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
ベン・タイナン(カナダ)

<ムエタイ女子アトム級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
クリスティーナ・モラレス(スペイン)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレミー・ミアド(フィリピン)

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【ONE FN16】モン・ボー戦へ、三浦彩佳─02─「誰も知らない場所で誰も知らない強い選手と」

【写真】本人は負けたことで評価されたくない風の三浦だが、組み技でダニエラ・ケリーに取らせず、袈裟に入ったことはMMAで彼女と戦う対戦相手は組みの強さが頭に残っているはずだ(C)ONE

4日(土・現地時間)にタイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Fight Night16で、モン・ボーと対戦する三浦彩佳のインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike

現在、ONEと契約しながら試合の機会に恵まれないファイターは多い。今年に入ってONEを離れるファイターも増えている。そんななかで三浦がONEでの試合を望んだ理由と、彼女の覚悟とは。

<三浦彩佳インタビューPart.01はコチラから>


――結果、ですか。現在グラップリングマッチも含めてONEで3連敗中という結果は、どのように受け止めていますか。

「ヂィンナン戦でベルトを獲れなかったあとのダヤニ・ソウザ・カルドゾとの再起戦で、今までで一番の絶望を感じました。まさか試合中に肩を脱臼するとは思っていなくて――。そのあとも小さな怪我が重なることもありました。その時に『ヤバいな』と思ったんです。もう年齢も年齢だし、初めて連敗を喫していたので。

結構苦しい時期が続いていたなかで、ダニエル・ケリーとグラップリングで戦いました。試合中に分からないことが多くて、またパニックになり、結果も負けで――なかなか試合が組まれないことも含めて『もうどうしようかな……』と思うことは多かったです」

――……。

「TRIBEに入って10年の間で初めてじゃないかっていうぐらい、長南さんともちゃんと話ができない時期が続いていました。一番の理由は、ONEで試合が組まれないことです。なぜMMAの試合が組まれないのか……。それを長南さんに言っても仕方ないことは分かっているのに。……グスッ、グスッ」

――嫌な時期を思い起こさせてしまったようですね。ここで涙を……。

「いえ。いま鼻をすすったのは、花粉症です(笑)」

――えぇっ!?

「嘘をついているわけじゃないですよ。今回はABEMA TVのインタビューでも、ワーッと泣いちゃって。もっとカッコ良くインタビューを受けたいです!」

――アハハハ。長南さんと話ができない時期というのは、どういった状態だったのですか。

「まず長南さんに『試合がしたい』と伝えたんです。すると長南さんから『ONEで試合が組まれていないのは、お前だけじゃないんだ』と言われました。でも私は試合がしたい、ということの連続でした。もちろん何もなかったわけじゃなくて。ただ、試合の話があっても正式決定にならない――ということが繰り返されて。それでTRIBEを離れるというわけじゃないです。でも長南さんと意見が食い違うことはあって、すごく苦しかったです」

――そこでTRIBEを離れることはなくても、ONEを離れるという選択肢はなかったのですか。三浦選手の実績であれば、国内プロモーションからオファーは殺到するでしょうし、少なくとも試合がないという状態にはならないように思います。

「正直、国内で戦うことを考えなくはなかったです。やっぱり私としては、自分がずっと練習しているなかで試合がなく、他のTRIBEの選手はどんどん試合をしている。私自身もすごく調子が良いのに、でも負けているから大きなことは言えない――と思っていて。

それで『どうしようかな……』と考えている時に、村田夏南子選手、魅津希選手とスパーリングする機会があったんですよ。二人ともグラップラーと試合をするからと、私をスパーリング相手として呼んでくれて。そこから毎週のようにスパーリングしているうちに、『MMAをやるかぎりは、どうせなら誰も知らない場所で誰も知らない強い選手と試合がしたい』と思ったりしました。UFCファイターと練習していると、すごく刺激にもなりましたし。だから、長南さんから『どうする?』と訊かれた時に言ったんです。『私、ヂィンナンと再戦したいです』って」

――「安西先生、バスケがしたいです……」という状態ですね。

「……私が目指しているのはONEのベルトだし、ずっとヂィンナンと再戦したいと思っていました。それで長南さんにも『ONEでやりたいです』と伝えたんです。すると『本当にそれで良いんだな?』、『覚悟を決めました』って」

――なるほど。それほどの覚悟を決めて臨むモン・ボー戦ですが、この相手に決まった時の気持ちを教えてください。今はONEで連勝中で、タイトルコンテンダーの一人です。

「モン・ボー選手の名前を聞いた時、『おぉっ!!』と思いました。試されているなぁって、嬉しかったですね。個人的にはモン・ボー選手は、次の試合でベルトに挑戦すると思っていて。そんな相手との試合が決まり、長南さんからも『決まったからな。あとはゴチャゴチャ言わずに、やるだけだぞ!』と言われました。私も『ありがとうございます!!』って。

客観的に見ても、私とモン・ボー選手だと面白い試合になるんじゃないかなって思います。女子であれだけKOできる選手はいないと思うし、デビュー戦でジャン・ウェイリにも勝っていて、すごく強いファイターです」

――特にあれだけ至近距離で強く右を打ち込める女子ファイターも、なかなかいませんね。

「やっぱり打撃×寝技っていう見方はされると思います。そのモン・ボー選手に組みつくための方法は堀江トレーナーさんと一緒に、いろんなバリエーションを体に染み込ませています。今までも練習していたことではありますけど、何をどう出すかは実際にモン・ボー選手と向き合ってみなければ分からないです。でも今回はスパーリングも、相手にモン・ボー選手を想定した動きをしてもらったりとか。当日は今までとは違う動きも見せられるかと思っています」

――それは楽しみです。

「……ダニエル・ケリー戦も『あやかロックは出さない』と言いながら、結局は出してしまいましたからね。だから最終的にはどうなるか分かりません(苦笑)」

――もちろん自分が最も得意な形を完全に封印して戦う必要はないでしょう。ただ、今は「あやかロックしかない」のではなく「あやかロックもある」とバリエーションが増えているということですよね。

「そうですね。気持ちの面でも、落ち着いて戦えるようにもなりました。普段からBellatorファイターの渡辺華奈さんと練習していて、UFCファイターの村田夏南子選手と魅津希選手のファイトキャンプにも参加させていただいたし、本当に良い経験ができていると思っています。今回こうして試合ができるのは、応援してくださる皆さんのおかげです。まずは次の試合に勝って、ヂィンナン選手とベルトを賭けた再戦まで辿り着きます」

■放送予定
11月4日(土・日本時間)
午前9時00分~ABEMA格闘チャンネル

■ONE FN16対戦カード

<ONEキックボクシング世界バンタム級王座決定戦/3分5R>
ジョナサン・ハガティー(英国)
ファブリシオ・アンドラジ(ブラジル)

<ONEサブミッショングラップリング世界ウェルター級(※83.9キロ)王座決定戦/12分1R>
タイ・ルオトロ(米国)
マゴメド・アブドゥルカディロフ(ロシア)

<ムエタイ140ポンド契約/3分3R>
サクセン・オークワンムアン(タイ)
カリム・ベイーノ(アルジェリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ハリル・アミール(トルコ)
アフメド・ムジタバ(パキスタン)

<ムエタイ・ライト級/3分3R>
シンサムット・クリンミー(タイ)
ムーシネ・チャフィ(スペイン)

<キックボクシング・ストロー級/5分3R>
ジェン・ペイメン(中国)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
三浦彩佳(日本)
モン・ボー(中国)

<ヘビー級(※102.01キロ)/5分3R>
カン・ジウォン(韓国)
ベン・タイナン(カナダ)

<ムエタイ女子アトム級/3分3R>
スーパーガール・ジャルーンサックムエタイ(タイ)
クリスティーナ・モラレス(スペイン)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
リト・アディワン(フィリピン)
ジャレミー・ミアド(フィリピン)

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【ONE FN16】正念場、三浦彩佳─01─「少しずつ普通の人と同じことができるようになってきているんです」

【写真】インタビューの一番下にあるABEMAのバナーとも、全く違います。三浦選手は長南さんだけでなく、ABEMAの担当の人にも文句を言って良いでしょう(笑)(C)SHOJIRO KAMEIKE

4日(土・現地時間)にタイはバンコクのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Fight Night16で、三浦彩佳がモン・ボーと対戦する。
Text by Shojiro Kameike

現在はグラップリングマッチを含めて、ONEで3連敗中の三浦が1年8カ月振りにMMAを戦う。相手はストライカーで、ベルト挑戦も近いであろうモン・ボーだ。そんな強豪との試合を控える三浦が日本を経つ前日、現在の練習環境と自身の成長について語ってくれた。


――リモート画面が繋がった瞬間、髪の色とコーンロウのために別人かと思いました(笑)。

「アハハハ。前回のMMAが去年の4月で、その時は試合の2週間前に練習で頭をカットしてしまいコーンロウが編めなかったんです(苦笑)」

――そうだったのですね。よく長南亮TRIBE代表のSNSに登場する姿と違うので驚きました。

「長南さんのSNSは、もうちょっとカワイイ姿を乗せてほしいですよね(苦笑)。いつもブッサイクな姿ばっかり……。もう10年もTRIBEにいるからか、そんなところばかり狙っていて」

――もうTRIBEに入って10年になるのですか。長南さんが現役を引退してから、ちょうど10年になります。

「おそらく男女含めて――コンスタントに試合に出ている選手の中では私が一番、TRIBE歴が長いと思います。それにしても、もう長南さんが引退されてから10年も経つんですね……。その頃にTRIBEが出来て入会し、長南さんの引退試合の2週間後に私がグラップリングの試合でデビューしていて」

――10年もの年月を過ごしてきたTRIBEとは三浦選手にとって、どういう存在ですか。

「もう自分の家に近いというか……。自宅は帰って寝るだけのもので、家よりもTRIBEにいる時間が長いかもしれないです」

――女子選手が多いMMAジムも増えてきました。特にTRIBEはあれだけ屈強な男子選手が集まる中で、三浦選手がTRIBEそして長南代表についてきた一番のポイントは何ですか。

「長南さんって、男女の区別がないんです。男だろうと女だろうとファイターとして、やるべきことをやっていないと注意される。練習も動けていないと檄が飛ぶ。今は他のジムへ出稽古に行くようにもなりましたけど、やっぱり自分が強くなるためには長南さんが指導してもらうことが一番なんだろうと思っています。長南さんも自分に厳しく接してくれるし、私も自分自身に対して厳しくできるといいますか」

――なるほど。出稽古といえば、現在は渡辺華奈選手とも練習しているのですね。

「はい。YouTubeでのコラボがキッカケですね」

――YouTubeでのコラボとは……。

「YouTubeの企画で渡辺華奈さんは柔道の乱取り稽古をお願いしたんです。そのあとTRIBEへ行ったら長南さんから『渡辺華奈さんとの企画どうだった? 勝てたのか?』と聞かれて。私が『いやぁ、勝てなかったです』と答えたら、『じゃあ勝てるまで渡辺華奈さんのところに行って来い』って(笑)」

――アハハハ、勝てるまで(笑)。

「強い女子選手と練習できる機会は少ないから、お願いしよう――と。それがキッカケで今は華奈さんとスパーリングはもちろん、フィジカルトレーニングも一緒にやらせてもらっています」

――そうしたなかで、最近ご自身の中で伸びていると感じられる部分はありますか。

「えっと……10年も格闘技をやっていると、なかなか伸びているところってパッと目に見えにくいと思うんです。もともと私はすごく運動神経が悪くて、他の人が当たり前にできることが、私はできないということも多かったんですよ。それがTRIBEの堀江登志幸さんというトレーナーさんのおかげで、すごく足が速くなりました」

――……足が速くなった!?

「800メートル走で20秒ぐらい縮まりました。あとは球技も全然できなかったのに、ちゃんとボールを投げられるようになって。するとシィオン・ヂィンナン戦で少しパンチが当たるようになったりとか。少しずつ普通の人と同じことができるようになってきているんです」

――それだけバランスや体の使い方が向上してきたということですね。

「そうです、そうです! ボールの投げ方なんて、いつも他の人に笑われるレベルでした。『お前には他の人のフォームが、どういうふうに見えているんだ?』って(苦笑)。でも堀江さんは『彼女の頭の中では、こう見えている。だから、こう修正すれば正しく投げられるようになる』と、しっかり教えてくれて。それが少しずつMMAにも生きてきていると思います」

――シィオン・ヂィンナン戦でパンチが当たったこと以外に、トレーニングの効果を感じた時はありますか。

「できることが増えてきて、一つのことに固執しなくなりました。もちろん最終的には、やることを一つに絞ることもあるとは思います。でもその時にパニクることなく、考えることができるようになったんですよ」

――一つのこと……それは「あやかロック」、首投げから袈裟固め→アームロックという極め技のことですね。これまでの試合では、あやかロックが極まらない場合に焦ることも多かったのですか。

「必死すぎてパニクっていることにすら気づいていなかったのですが、周りから見ると十分にパニクっていたそうです(苦笑)。それが今は他の動きもできるし、セコンドの声も聞こえるようになる――試合中にパニクると長南さんの声すら聞こえなくなっていて」

――その状態で6連勝してONE世界王座に挑戦していたわけですよね。素質で戦っていた部分のほうが大きかったのでしょうか。

「はい、そういうことかもしれません。今の私は違うと信じたいです。でもそれは結果で示すしかなくて。ダニエル・ケリーとのグラップリングマッチも、周りから『良い試合だったね』と言われることが多いんですよ。そう言ってくれるのは嬉しいけど、私としては勝っていないので……。今はMMAとグラップリングマッチで3連敗中という状況ですから、とにかく次の試合は勝って落ち着きたいです」

■放送予定
11月4日(土・日本時間)
午前9時00分~ ABEMA格闘チャンネル

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F1 INVICTA MMA News o ONE UFC ケイトリン・チューケイギアン パンクラス 三浦彩佳

UFC on ESPN+88:セミファイナル・ジェニファー・マイア vs. ヴィヴィアニ・アロージョ

女子フライ級。マイア9位、アロージョ11位。

マイアはUFCデビューから5戦の時点で3勝2敗と微妙な戦績ながら、当時の上位ランカーに勝利したことでヴァレンチーナ・シェフチェンコのタイトルに挑戦した。しかし2Rにテイクダウンして上から固めた以外は、組んでも逆にテイクダウンされ、打撃でも劣勢で見せ場なく判定負け。タイトル戦以降はまた3勝2敗で、負けた相手は現3位のマノン・フィオロと5位のケイトリン・チューケイギアンのみだが、下位ランカー相手に勝ってもじわじわランキングを下げてきている。柔術ムエタイの黒帯だが、フィニッシュ勝利はブラジルローカル時代のものがほとんどで、UFCとその前のInvictaでの計10勝のうち、ガードからの腕十字で勝利した1試合以外は判定勝ち。35歳。

パンクラス女子ストロー級王者のヴィヴィアニ。女子フライ級では4勝4敗。4敗の相手はタイトル挑戦経験もあるジェシカ・アイ(引退)とケイトリン・チューケイギアン、現王者グラッソに、前回ストロー級から上げてきたアマンダ・ヒバス。パンクラスでは重いパンチで藤野や三浦彩佳の顔面を変形させて勝利してきたが、UFCでは階級を上げたこともあり、打撃よりむしろグラウンドで勝利している。女子フライ級ランカーではローレン・マーフィーに次ぐ2番目の年長ファイターとなる36歳。

じわじわ詰めるヴィヴィアニ。マイアは左右にステップしつつパンチを入れるが、ケージ際まで後退。詰めるヴィヴィアニだが手が出ていない。ローを一発。間合いが詰まりマイアが左右のパンチをヒット。詰めるヴィヴィアニにワンツーを放ったマイア。ヴィヴィアニが左フックを合わせる。ヴィヴィアニタックルへ。受け止めたマイアが逆にテイクダウン狙い。左を入れて離れたヴィヴィアニ。間合いが詰まり両者のワンツーが交錯。ヴィヴィアニのアッパーに右を返すマイア。ヴィヴィアニのパンチにマイアがタックル。切ったヴィヴィアニ。ケージ際で逆にヴィヴィアニがタックルへ。シングルレッグ。マイアこらえてブラウン肘。ホーン。

1R手数でややマイア。

2Rヴィヴィアニワンツーがヒット。またタックル。今度はしっかりクラッチしてテイクダウン成功。クルスフィックスからパウンド。マイア亀になり立ち上がるが、バックキープしたヴィヴィアニがグラウンドに持ち込もうとする。こらえるマイアからハーフバック。チョークを狙う。狙いながら両足フックしてバックマウントに。四の字バック。ヴィヴィアニバックから殴っていく。チョークはディフェンスしているマイアだが、バックコントロールされたまま残り1分。チョークだが顎の上。フェイスロック気味に絞めるが放した。残りわずかで体勢を変えてパンチを打ち込む。ホーン。

2Rヴィヴィアニ。1Rが微妙なだけに、マイアはフィニッシュを狙いたい。

3R。ヴィヴィアニのタックルを切るマイア。ワンツーをヒット。タックルのフェイントを見せたヴィヴィアニ。プレスしたヴィヴィアニ。またタックルへ。ケージに押し込みシングルレッグの体勢。肘で抵抗するマイア。離れたヴィヴィアニ。マイアパンチで出る。下がるヴィヴィアニを追いかけてパンチを入れるとタックルへ。テイクダウン。ケージに上半身を預けて立とうとするヴィヴィアニ。立ったがすぐに倒すマイア。ヴィヴィアニまた立った。スタンドバックからネルソンで反転させないマイア。残り1分。マイア引き込んでチョイバー狙い。が、腕を抜かれて下に。またガードに戻すマイアだが、腕十字はすぐに腕を引き抜いて防いだヴィヴィアニ。マイア今度はオモプラッタ。ヴィヴィアニ防いでパウンド。タイムアップ。

3Rもややヴィヴィアニか。

三者29-28でヴィヴィアニ勝利。

ヴィヴィアニが接戦を制して連敗ストップ。

ジャッジは三者とも1、2Rヴィヴィアニ、3Rマイア。

メディアのスコアは4分の3が29-28でヴィヴィアニを支持。

mmadecisions.com

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ABEMA MMA MMAPLANET o ONE ONE FN16 ジェネリン・オルシム ダニエル・ケリー ダヤニ・ソウザ チャンネル モン・ボー ライカ ルンピニー 三浦彩佳

【ONE FN16】三浦彩佳が1年8カ月振りのMMAでモン・ボーと対戦。TD&袈裟固めで削り、勝負は終盤か

【写真】三浦にとっては、ここで勝てば再びタイトル戦線に浮上できるであろうモン・ボー戦だ(C)ONE

11日(火・現地時間)、11月4日(土・同)にタイのルンピニー・スタジアムで開催されるONE Fight Night16で、三浦彩佳がモン・ボーと対戦することが発表された。
Text by Kameike Shojiro

三浦にとっては今年2月のダニエル・ケリーとのグラップリングマッチ以来の試合。MMAでは、昨年4月にダヤニ・ソウザ・カルドゾと対戦してから1年8カ月振りとなる。


三浦は2019年のONE初出場からMMAで4勝3敗の戦績を残しているが、昨年はシィオン・ヂィンナンとの世界ストロー級選手権試合、さらにソウザとの復帰戦で星を落としており、タイトル戦線で生き残るためには、このモン・ボー戦が正念場となる。

対するモン・ボーは現在、ONEで2連勝中のストライカーだ。昨年12月のジェネリン・オルシム戦は10ポンドもの計量オーバーからのKO勝ちではあったが、続くカルドゾ戦では判定勝ちを収めている。

今回は前戦でカルドゾに勝利しているモン・ボーと、カルドゾに敗れた三浦が対戦することに。三浦はカルドゾ戦で開始早々に右を被弾し、得意の袈裟固めで抑えきることができず。2Rに右肩を負傷してTKO負けとなった。とはいえカルドゾのパンチを受けながらも、テイクダウンとグラウンドの展開には三浦らしさを見せた。

一方、モン・ボーはカルドゾを相手に打撃戦を展開し、得意の右を中心に攻め込んだ。タフファイトの末に判定勝ちを収めたものの、カルドゾのローと組みの前に苦戦を強いられ、終盤はスタミナを失っていたのは誰の目にも明らかだった。

もちろん単純比較はできないことは承知のうえで――互いの前戦の内容から考えれば、まず三浦にとってはカルドゾ戦のように右を被弾しないこと。そして得意のテイクダウンと抑え込みで削り、終盤でフィニッシュを狙うことが勝利のカギとなるか。

なお、プレスリリースに添えられていた三浦のコメントは以下の通りだ。

三浦彩佳
「オファーがあったときはすごく燃えました。打撃✖寝技の対戦カードで、見ている方に楽しんでもらえる試合になると思っています。何度も試合があるかないか分からない状況が続いていたので、試合ができる準備はずっとしていました。打撃、寝技、全ての局面でレベルアップしています。前回の試合からここまで、本当に苦しいことがたくさんありました。仲間たちの試合を見ていて、自分自身の存在も、このままで良いのだろうか、と自問自答する日々が続きました。この試合が決まるにあたり、たくさんの人々に協力してもらいました。本当に感謝しています。勝ってしっかり言いたいことを言います。ファンの皆さん、ずっと待っていてくれてありがとうございます。辛いとき、苦しいときも耐えてこられたのは、皆さんのおかげです。やっと復帰戦の発表ができました。最後に笑うのは私です。勝手感謝を伝えたいです。」

■視聴方法
11月4日(土・日本時間)
午前9時~ABEMA格闘チャンネル

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BELLATOR INVICTA MMA o アーリーン・ブレンコウ 三浦彩佳

Bellator293:第7試合・パム・ソーレンソン vs. サラ・コリンズ

女子フェザー級。ソーレンソン5位。

元Invictaフェザー級王者ソーレンソン。Bellatorではデビュー戦勝利後、アーリーン・ブレンコウとキャット・ジンガーノに連続判定負け。37歳。

オーストラリアのコリンズはBellatorデビュー戦でMMA3勝0敗。32歳。柔道バックボーンでオーストラリアの柔道代表チームに所属していたことがある。

前に出るソーレンゾンにパンチを入れていくコリンズ。組み止めたコリンズがケージに押し込む。投げたコリンズ。袈裟固め。Vクロスアームロックを狙う。しかし浅い。袈裟固めのまま殴っていくコリンズ。袈裟固めが固いのか、動くソーレンゾンだが抜けられない。Vクロスアームロックを取り直すコリンズ。ソーレンゾンタップ!

女子柔道家らしい戦い方のコリンズ。ほぼ三浦彩佳。いきなりランカーを下した。

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MMA MMAPLANET o ONE ダニエル・ケリー 三浦彩佳

【ONE FF07】判定負けも三浦彩佳、100点満点。自己流組み技をやり抜き、ケリーは動揺&狂暴化

<サブミッショングラップリング119ポンド契約/10分1R>
ダニエル・ケリー(米国)
Def.3-0
三浦彩佳(米国)

体格差は明白な両者。実はレスリングベースのケリーが、すぐに引き込まない。50秒経過したところで引き込んだケリー、三浦は足を抜いて抑えにかかる。当時にケリーが立ち上がり、コーナーに三浦が押し込む。ここでもケリーが引き込むと、フリーズが掛かりリング中央で再開される。右腕を差したケリーのバック狙い、首を巻いて袈裟で抑えた三浦は腰をコントロールされて倒される。

それでも首に手を巻き続け、腰に乗せる形で抑えた三浦が足を抜いて腕を狙う。腰を上げたケリーは、逆に右足をフックしに掛かり、懸命に左腕を引き抜こうとする。手首を掴んで許さない三浦は、腕を抜かれると同時に頭も抜かれてバックを許す。マウントに切り替えたケリーに対し、三浦はまたも首を抱えてヘッドロックポジションへ。

ケリーは頭を抜き、三浦がスタンドに戻る。残り4分を切り、大健闘の三浦は引き込んだケリーから離れて立ち上がる。ロー気味の足払いの三浦は引き込みに足を絡ませずに、スタンドに戻る。判定勝ちも見えてきた三浦は、足を取らせずがぶりにいく。ここでタイトな引き込みを見せたケリーは、リバーサルから一気にマウントを奪う。

センターで再開となり、頭を抱える三浦だったが頭を抜かれバックを許してしまう。ケリーのRNC狙いを耐える三浦──残り1分を切る。手首を掴み、アゴを引く三浦の鼻をフィッシュフック気味に引き寄せて腕を喉の下に通したケリーがRNCクラッチへ。ヒジを押して耐えた三浦、ここはキャッチが入ったのか。

最後に胸を合わせた三浦は、時間と同時に両手を挙げて勝利をアピール。対してケリーは苦笑い──そして困惑の表情に。それでもジャッジの裁定は3-0でケリーに。判定は妥当、それでも三浦は株を挙げる戦いをやってのけた。

「彼女は強かった。シット!!」と一声発したケリーは「私は柔軟だから」と腕関節は大丈夫だったとアピールし、3本目のグラップリング王座を創ってほしいと話した。


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ABEMA o ONE ダニエル・ケリー 三浦彩佳

【ONE】ONE on Prime Video 7 ダニエル・ケリー×三浦彩佳

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金曜・土曜はONEの日。本日もONE on Prime Video 7が開催されます。注目は日本から参戦する三浦彩佳。グラップリングマッチで柔術黒帯のダニエル・ケリーと対戦します。グラップリングにかけては一枚上手のケリーを相手に得意のあやかロックは通用するのか興味津々。今回もABEMAで観戦しつつ、電波と充電の続く限り速報しまします。乱筆乱文にはご容赦くださいませ。


【53.9k契約 サブミッション・グラップリング】
◯ダニエル・ケリー
(判定3-0)
×三浦彩佳
立ちレスリングから引き込むケリー。しかし三浦はガブって防御。立ち上がって差し合いになるが再びケリーは引き込む。すかさずケリーはバックに周るが三浦は得意の袈裟固めで切り返す。あわやの場面だったが、ケリーは回避。それでも三浦はしつこく袈裟固め。彩佳ロックを仕掛けて攻勢。長らく捕らえていたがケリーは脱出してバックに周る。三浦は一転してピンチ。だが三浦は再び切り返して袈裟固め。これは浅くて身体が離れる。立った状態で再開。ケリーの引き込みをかわしていたが、残り2分でケリーがテイクダウンしてマウントを奪取。さらにはバックに張り付く。ラスト30秒でチョーク!タイトに絞め上げるが三浦は耐え抜いて試合終了!微妙過ぎる判定は。。。ケリーに軍配。三浦及ばず。