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【UFN221】計量終了 今、Must Watch=メインのヤン×デヴァリシビリを始め、バンタム級5試合

【写真】マラブの突進力とヤンの技術の激突(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのザ・シアター・アット・ヴァージンホテルで開催されるUFN221:UFN on ESPN+79「Yan vs Dvalishvili」の計量が10日(金・同)に行われている。

フェザー級でオースチン・リンゴと対戦予定だったヒカルド・ラモスが、1ポンドオーバー規約より8ポンドも重い154ポンドとライト級と変わらない状況で、この試合はキャンセルされた。

そんな今大会、メインのピョートル・ヤン×マラブ・デヴァリシビリを始めバンタム級の試合が5試合組まれており、さながらバンタム級祭りの様相を呈している。UFCでも最も激しい戦いが繰り広げられている同階級、5月6日には世界王者アルジャメイン・ステーリングが、復帰するトリプルCことヘンリー・セジュードの挑戦を受けることで、果てしないほど質&量が上がっている。


世界王者ステーリングとショーン・オマリー戦で2連敗を喫したとはいえ、2試合ともスプリット判定負けと今も世界が視野に入っているヤンに対し、デヴァリシビリは現在8連勝中でタイトル挑戦権を手にするための戦いに挑む。

蹴りを交えた遠近両用の打撃と、絶妙な足払いを持ち合わせたテイクダウン能力を誇る元世界王者ヤン。フィジカル的にはUFCでは平均値だが、スピード……反応力とタイミングはトップ中のトップといえる。対して、デヴァリシビリは打撃にしても最大の武器といえるテイクダウンにしても、それほどテクニカルではない。

ただし、このテイクダウンを軸にした荒い打撃とねちっこいコントロールは常に高い圧力を誇り、無限のスタミナで削り続けてくる。技術力では完全にヤンだが、圧に負けなくても対応するだけで削られることも十分にあり得る。優勢でも劣勢でも、終盤はデヴァリシビリの追い上げを覚悟しないといけないヤンは、序盤の3Rを如何に取るのかが大切になってくる。

メインカードで組まれたバンタム級戦は他に2試合。

サイド・ヌルマゴメドフ✖ジョナサン・マルチネスに加え、上記のフェザー級戦の不成立でマリオ・バウティスタ戦が昇格した。オクタゴン6勝1敗、回転系の蹴りとパンチを多用し、効かせたあとの集中打とパウンドが迫力満点のサイドに対し、マルチネスはUFCで8勝3敗、バンタム級とフェザー級の両階級で戦い、現在は4連勝中だ。

サウスポーのマルチネスの特徴は、とにかく動きが柔軟なことだ。柔軟な肩回りは独特のリズムのパンチを繰り出し、接近戦でも繰り出すことができる左ハイとパンチのコンビネーションを多用する。打撃戦ならサイドに遅れを取らないといっても過言でないマルチネス。その主武器である左の蹴りをキャッチされた場合、もしくはサイードのここ一番のテイクダウンの強さを如何に対処できるか。ウマルの陰に隠れた感のある──もう1人のヌルメゴメドフ=サイドとの戦い、マルチネスが勝利を手にするには組みの攻防が鍵となる。

そしてメイン昇格なった一戦。

トレヴィン・ジョンスにまさかのパウンドアウトを去れた以外ではコリー・サンドハーゲンに対して黒星のみ、11勝2敗のバウティスタは跳びヒザや後ろ三角から腕を伸ばしたサブミッションなど特徴点な勝利を挙げているファイターだ。これらの動きは基本となる打撃、テイクダウン、柔術という3つの要素がアベレージで高いバウティスタが、UFCという舞台でそれ以上の動きを見せた勝ち方だった。サウスポーのパンチャー、2連勝で調子を戻しているカネッティーとはグラップリングでは差があるように感じられるが……果たして。

プレリミで組まれたハファエル・アスンソン×デイヴィー・グラント、そのアスンソン戦の敗北から再起を図るヴィクター・ヘンリーとトニー・グレーブリーのマッチアップという2試合。

これだけの猛者が登場しながら、メインの両者以外でランカーは14位のサイード・ヌルマゴメドフのみ。世界の頂の高さを見せつけるUFCバンタム級戦線。中村倫也、風間敏臣がその戦いの輪に加わるからこそ、目を皿にしてチェックする必要がある──マスト・ウォッチの戦いの数々だ。

■視聴方法(予定)
3月12日(日・日本時間)
午前5時00~UFC FIGHT PASS

■UFN221計量結果

<バンタム級/5分5R>
ピョートル・ヤン: 136ポンド(61.69キロ)
マラブ・デヴァリシビリ: 134.5ポンド(61.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレキサンダー・ヴォルコフ: 258ポンド(117.02キロ)
アレクサンドル・ロマノフ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ニキータ・クリロフ: 213ポンド(96.61キロ)
ライアン・スパーン: 213ポンド(96.61キロ)

<バンタム級/5分3R>
サイド・ヌルマゴメドフ: 136ポンド(61.69キロ)
ジョナサン・マルチネス: 135.5ポンド(61.46キロ)

<バンタム級/5分3R>
マリオ・バウティスタ: 136ポンド(61.69キロ)
グイド・カネッティ: 136ポンド(61.69キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ: 204ポンド(92.53キロ)
アントン・トゥルキャリ: 205ポンド(92.99キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ウーカシュ・プジェスキ: 245ポンド(111.13キロ)
カール・ウィリアムス: 240.5ポンド(109.08キロ)

<バンタム級/5分3R>
ハファエル・アスンソン: 136ポンド(61.69キロ)
デイヴィー・グラント: 136ポンド(61.69キロ)

<ミドル級/5分3R>
セドリクス・デュマ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ジョシュ・フレムド: 186ポンド(84.37キロ)

<バンタム級/5分3R>
トニー・グレーブリー: 136ポンド(61.69キロ)
ビクター・ヘンリー: 136ポンド(61.69キロ)

<女子フライ級/5分3R>
JJ・オルドリッチ: 125.5ポンド(56.92キロ))
アリアニ・リプスキ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フライ級/5分3R>
タイソン・ナム: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カールストン・ハリス: 169.5ポンド(76.88キロ)
ジャレッド・グッデン: 177ポンド(80.28キロ)

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『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』前日計量動画/1試合が中止に

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MAIN CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Petr Yan (136) vs. Merab Dvalishvili (134.5)
・Alexandr Romanov (264.5) vs. Alexander Volkov (258)
・Nikita Krylov (213) vs. Ryan Spann (213) – 215-pound catchweight
・Austin Lingo (145.5) vs. Ricardo Ramos (154)
・Jonathan Martinez (135.5) vs. Said Nurmagomedov (136)
・Vitor Petrino (204) vs. Anton Turkalj (205)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 3 p.m. ET)

・Lukasz Brzeski (245) vs. Karl Williams (240.5)
・Raphael Assuncao (136) vs. Davey Grant (136)
・Sedriques Dumas (184.5) vs. Josh Fremd (186)
・Mario Bautista (136) vs. Guido Cannetti (136)
・Tony Gravely (136) vs. Victor Henry (136)
・JJ Aldrich (125.5) vs. Ariane Lipski (125.5)
・Tyson Nam (125.5) vs. Bruno Silva (125.5)
・Jared Gooden (177)** vs. Carlston Harris (169.5)

 『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』前日計量結果。カールストン・ハリスと対戦するジャレッド・グッデンは177ポンドと6ポンドオーバー。大会3日前のショートノーティスの影響がモロに出ました。出場給の30%を譲渡し試合は行われます。


 ヒカルド・ハモス vs. オースティン・リンゴはハモスが154ポンドと8ポンドもオーバー。試合は中止となっています。






 前日計量&フェイスオフ動画。ピョートル・ヤンがメラブ・ドヴァリシュヴィリの肩を押すトラブルが起きています。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・ピョートル・ヤン vs. メラブ・ドヴァリシュヴィリはヤン支持6人、ドヴァリシュヴィリ支持5人。

・アレクサンダー・ヴォルコフ vs. アレクサンダー・ロマノフはヴォルコフ支持3人、ロマノフ支持8人。

・ニキタ・クリロフ vs. ライアン・スパンはクリロフ支持4人、スパン支持7人。

・サイド・ヌルマゴメドフ vs. ジョナサン・マルティネスは11人全員ヌルマゴメドフ支持。

・ヴィトー・ペトリーノ vs. アントン・トゥルカリは11人全員ペトリーノ支持。続きを読む・・・
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F1 IRIDIUM MMA News o ONE UFC   アリアネ・リプスキ カブ・スワンソン サイド・ヌルマゴメドフ ジャイルトン・アルメイダ ジョナサン・ピアース ハファエル・アスンソン ビクター・ヘンリー ヴィトー・ペトリーノ

3.11『UFC Fight Night 221』でサイド・ヌルマゴメドフ vs. ジョナサン・マルティネス、トニー・グレイヴリー vs. ビクター・ヘンリー等複数の試合が判明


 UFCが3月11日にネバダ州ラスベガスで開催する『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でサイド・ヌルマゴメドフ vs. ジョナサン・マルティネスのバンタム級マッチが行われることをイリジウム・スポーツ・エージェンシーが発表。

 ヌルマゴメドフは昨年12月の『UFC Fight Night 216: Cannonier vs. Strickland』でサイドヨクブ・カクラモノフに2Rニンジャチョークで勝利して以来の試合で4連勝中。現在UFCバンタム級ランキング14位。マルティネスは昨年10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』でカブ・スワンソンに2R TKO勝ちして以来の試合で4連勝中。


 同じく『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でヒカルド・ハモス vs. オースティン・リンゴのフェザー級マッチが行われることをMMAJunkieのノーラン・キング記者が確認したとのこと。

 ハモスは昨年6月の『UFC on ESPN 37: Kattar vs. Emmett』でダニー・チャベスに1R KO勝ちして以来の試合。リンゴは2021年8月の『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』でルイス・サルダナに判定勝ちして以来1年7ヶ月ぶりの試合で2連勝中。昨年2月の『UFC Fight Night 201: Walker vs. Hill』でジョナサン・ピアースと対戦予定だったものの欠場、昨年7月の『UFC on ESPN 39: dos Anjos vs. Fiziev』でデビッド・オナマと対戦予定だったもの欠場していました。


 同じく『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でトニー・グレイヴリー vs. ビクター・ヘンリーのバンタム級マッチが行われることをMMAJunkieのノーラン・キング記者が確認したとのこと。

 グレイヴリーは昨年9月の『UFC Fight Night 210: Sandhagen vs. Song』でジャヴィッド・バシャラットに判定負けして以来の試合。ヘンリーは昨年10月の『UFC Fight Night 212: Grasso vs. Araujo』でハファエル・アスンソンに判定負けして以来の試合。


Vitor Petrino(Sherdog)

 同じく『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でヴィトー・ペトリーノ vs. アントン・トゥルカリのライトヘビー級マッチが行われることをEuroSportのマルセロ・ドルフ記者が確認したとのこと。

 ペトリーノは現在25歳のブラジル人でMMA戦績7勝0敗。昨年9月の『Dana White's Contender Series 53』でホドルフォ・ベラートに2R KO勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。トゥルカリは昨年9月の『UFC 279: Diaz vs. Ferguson』で行われたUFCデビュー戦でジャイルトン・アルメイダに1Rリアネイキッドチョークで敗れて以来の試合。


 同じく『UFC Fight Night 221: Yan vs. Dvalishvili』でアリアネ・リプスキ vs. J.J.アルドリッチの女子フライ級マッチが行われることをMMAFightingが確認したとのこと。

 リプスキは昨年8月の『UFC on ESPN 41: Vera vs. Cruz』でプリシラ・カショエイラに1R TKO負けして以来の試合。アルドリッチは昨年6月の『UFC Fight Night 207: Volkov vs. Rozenstruik』でエリン・ブランチフィールドに2Rギロチンチョークで敗れて以来の試合。続きを読む・・・
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DWCS2022#07 MMA MMAPLANET o UFC   イズマエル・ボンフィム カール・ウィリアムス ガブリエル・ボンフィム ダナ・ホワイト テレザ・ブレダー ヴィトー・ペトリーノ

【DWCS2022#07】ペトリーノ左フックKOでUFCへ。ボンフィム兄弟、ウィリアムスも契約なる

【写真】文句なし、UFCと契約を決めたペトリーノ(C)Zuffa/UFC

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィトー・ペトリーノ(ブラジル)
Def.2R3分36秒by KO
ホドウフォ・ベラート(ブラジル)

ベラートの前進に左を合わせたペトリーノが、右アッパーで前に出る。ペトリーノは引き続きワンツーから左ボディフックを決め、コンビネーションを顔面に入れる。シングルを切られたベラートは引き込み、ハーフガードもペトリーノは潜らせない。ベラートはハイガードから三角絞め、足を組み替えて絞めていくがペトリーノは立ち上がってスラムで解除する。

それでもクローズドを取り直したベラートだが、パンチの連打で腰を切って腕十字へ。苦も無く腕を抜いたペトリーノは、スタンドで待ち受け左右のフックをベラートに打ち込む。息を整えているか、間合いを測るペトリーノは右ハイ後に右ストレートを被弾してダウンする。バックを制したベラートは後方への投げからスクランブルでは、スタンドで背中に飛び乗る。両足をフックし、寝技に持ち込んだベラートが肩固めに移行しようした刹那、反転して上を取ったペトリーノが強烈な勢いで左を打ち下ろす。左腕を差して、密着してきたベラートを殴ったペトリーノ、ローラーコースターのような上下のあるラウンドが終わった。

2R、ワンツーから蹴りを交えて前に出るペトリーノに、ベラートがボディを打って組みつく。ダブルレッグをネルソンで耐えるペトリーノは、ワキを潜られバックを許す。キムラから向き合うペトリーノ、ベラートが離れるとワンツーからスリーをヒットさせる。頭を振ってかわすベラートだがアッパーから左フックのコンビを被弾。ペトリーノは攻めを集中できないが、右ハイを放ちエルボーを見せる。スタミナ配分をしながらも優勢のペトリーノがヒザを入れ、スピニングバックエルボーを空振りしたベラートの顔面を左フックで完全に打ち抜く。

大の字で崩れたベラートにパウンドを打ち込んだペトリーノが、衝撃的なKO勝ちを決めた。

ダナ・ホワイトはテレザ・ブレダーとは「もっと経験を積む必要がある」と契約せず。そしてイズマエル・ボンフィムが契約を果たすと、ダナはカール・ウィリアムスに関して「この試合は好きじゃない。32歳のファイターと毎週契約をすることはないが、カールは10日前に試合を飲んだ。しかも1階級上の試合に。彼にスペジュタクラーなKO勝ちや一本勝ちをしろというのか? カール、フルキャンプをしてUFCで大きな仕事をしよう」と話した。

続いてガブリエル・ボンフィムは兄弟揃ってUFCにファイターに。そしてペトリーノと4選手がUFC行きを決めた。


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