カテゴリー
45 Combate Global MMA MMAPLANET o ロベルト・ロメロ 芦田崇宏

【Combate Global】ガチガチの殴り合い――でなく、ロメロのTD&コントールから芦田崇宏はRNCで一本負け

<150.8ポンド契約/5分3R>
ロベルト・ロメロ(メキシコ)
Def.1R 4分48秒by RNC
芦田崇宏(日本)

ロメロの計量失敗でキャッチウェイト戦となった一戦。サウスポーの芦田に対して、左ローを蹴るロメロ。芦田はハイ、続いて左ミドルの芦田だが、ロメロも勢いのある右ミドルを返す。距離を詰めたロメロはボディを連打して組むと、ケージ中央方向にシングルレッグでテイクダウンを奪う。芦田はパスを許したがブリッジから足を戻す。すぐに右足を抜いたロメロは芦田の2度目のブリッジをすかしてバックを取る。

ロメロは両足をフックし、ボディトライアングルからRNCへ。アゴの上からの絞めを防御し、スクランブルに持ち込もうとする芦田に対し、ロメロはサイド、バックコントロールとポジションを支配する。胸を合わせつつ立ち上がろうとした芦田の動きに対応したロメロが再び両足をフック。残り30秒、後方から激しく左を打ち下ろすロメロ。芦田は前転して逃れようとしたところでRNCをしっかりとセットされ、タップを強いられた。


The post 【Combate Global】ガチガチの殴り合い――でなく、ロメロのTD&コントールから芦田崇宏はRNCで一本負け first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB ABEMA Combate Global MMA MMAPLANET o UFC キック チャンネル フアン・プエルタ フェルナンド フェルナンド・パディーヤ ボクシング ロベルト・ロメロ 堀内佑馬 芦田崇宏

【Combate Global】芦田の相手は5lbs近くオーバー=ロベルト・ロメロ「気持ちで戦うのがMMAの本質」

【写真】計量では150.8ポンドと5ポンド近いオーバー。芦田はキャッチウェイトを飲んで戦う (C)COMBATE GLOBAL

27日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのユニヴィジョン・スタジオで開催されるCombate Global「Mexico vs Japan 2」で芦田崇宏と対戦するロベルト・ロメロ。
Text by Manabu Takashima

チーム・オーヤマ所属のメキシカン・ブルファイターは、試合まで2週間を切った時点で「試合があるかも」というオファーを受け、5日前に正式に決まった。そんなドタバタにも動じない、恐らくは体重を落とせないでも戦うという意志の持ち主は、拳と同様に硬いハートの持ち主に思われる。


──ロベルト、Combateで芦田選手と急遽戦うことが決まりました。まず、いつぐらいにこの試合のオファーがあったのでしょうか。

「最初にオファーがあったのは先週の月曜日だった。ラミロ・ヒメネスがビザの問題で試合ができないかもしれないという連絡があって。まだ試合ができるかどうかは確定していなかったけど、彼が戦えないなら僕の出番になるということだから、すぐに体重を落とし始めた。アシダの試合のチェックもしたし、もう戦うつもりでいたんだ」

──あるかどうか正式に分からないという状況で、減量をして試合の準備をするのは複雑ではなかったですか。

「正直に言うと、全てにおいて『チョット』という感じだったよ(笑)。試合があるならと少しエキサイトしていて、でも大きな期待はしないでおこうと。まだ戦えると決まったわけじゃないと自制もしていた。同時にどれだけ準備をしても試合ができず落ち込むんだろうなって、チョット考えもして。練習で疲れて、減量で腹は減るし。そうなると、そんなことを考えてしょうがないだろうと自分を言い聞かせたりして……」

──なかなか心身ともにハードでしたね。

「でも月曜日に試合ができると決まって、やってきたことが報われる。今、ここにいるわけだしね。ただ火曜日の夜のフライトでマイアミに向かう予定だったのが、飛行機が遅延するからという連絡があった。で時間を潰して、空港に着いたら本当に奇妙なことなんだけど、その便はまた出発時間が変わって定刻通りに出発してしまったんだ。結果、火曜の夜に飛行機には乗れず、水曜日の午前11時にカリフォルニアを出たんだ。

で、オースチンからマイアミに向かう便が遅延して、到着したのはもう夜の10時半とかだったよ。しかも、ロストバッゲージのオマケつきだで(笑)」

──OMG!!

「まぁ、大丈夫だよ(笑)。とにかく自分のやれることに集中するしかない。こういうことも起こるんだ。自分でコントロールできないことを気にしてもしょうがないしね。バッグは遅れて届くんのだから」

──まさにアスタマニャーナの精神ですね。ところで日本のファンはロベルトのことも、メキシコのMMA界のこともほぼ分かっていないです。今もボクシングのイメージが強い国ですが、そんなメキシコでロベルトがMMAに出会ったのはいつ頃なのでしょうか。

「8歳からキックボクシングをやっていて、2008年だったかな。メキシコではMMAは知られていなかったけど、兄がTVでブロック・レスナー×ケイン・ヴェラスケスの試合を見ていたんだ。で、このヴェラスケスっていうヤツはメキシコ人だぞって興奮していて。『メキシコ人がこういうことをやっているのか。僕もいつの日か、コレをやりたい』って思うようになった。

でも僕が生まれ育ったチワワの街には、MMAを習えるところなんてなくて10歳になった頃ぐらいから、兄と一緒にビデオでMMAを見て、サブミッションの真似事をするようになったんだ。ただ楽しいから、やっていたんだよ。で13歳の時には初めてアマチュアMMAを戦った」

──なんと!!

「フィットネスジムにケージを置いて、ローカルの大会が開かれた。戦わないかと誘われた僕は、キックだけ使って戦った。それから2試合ほどアマで試合をして、16歳になった時に初めて本格的に柔術を習うようになったんだ。あの時、僕らの街にも3つの柔術スクールができて。今では10以上のアカデミーがあるんだけど、当時は3カ所しか柔術を習う場所はなかった」

──2018年にプロデビューをして、4試合後にはCombateで戦うようになっていますね。

「2019年にカリフォルニアに移った。今では兄のように慕っているUFCファイターのフェルナンド・パディーヤもチワワ生まれなんだ。僕らは同じ場所で練習をしていたんだけど、フェルナンドはいち早く米国に行き、チーム・オーヤマでトレーニングをするようになっていた。そこでコーチ・オーヤマに僕の話をして、コーチが米国に連れてきたら良いと言ってくれて。それからチーム・オーヤマのファイターズ・ハウスで寝起きして、練習をするようになったんだ」

──チーム・オーヤマのファイターズ・ハウスといえば堀内佑馬選手も一緒だったのでは?

「その通りだよ。ブラザー・ユーマにあの時、初めて会ったんだ」

──チワワでの練習とチーム・オーヤマでのトレーニング、どこが一番違っていましたか。

「とにかくレベルが違った。チワワではフェルナンドが米国に行ってからは、プロは僕しかいなかった。だから、あれ以上成長することは難しかった。チーム・オーヤマではすぐに違いを感じたよ。とにかく練習仲間全員が強い。全てのスパーリングセッションがハードで、全てのスパーリングパートナーがタフなんだ。

ユーマが良い例だよ。アイツは小さいのに、スパーでは本当に苦しめられた。最初の半年間は、いつもボコボコにされていたよ(笑)。レスリングやグラップリング自体、当時のメキシコではそれほどやり込むことがなかったしね。君も言ったように、メキシコはボクシングの国だから。特にレスリングはもう初めてといって良い感覚で、グラップリングにしてもまるで質が違っていた」

──ロベルトの試合をチェックさせてもらったのですが、バチバチの殴り合いをしているかと思えば、柔術やレスリングも使っています。自分の強さはどこにあると考えていますか。

「どうなんだろう。正直をいえば、全ての局面が同じレベルにあると思っている。ただ、スタンドでやり合うのが好きだけどね。僕はメキシカンだから。でもレスリングやグラウンドが必要な局面になると、ちゃんとレスリングにも寝技にも付き合うよ。作戦が決れば、それに則してどの局面でも戦うことができると思っている」

──Combateはファンにエキサイティングな試合を届けるという意味でも世界有数のプロモーションです。メジャープロモーションにステップアップする上でも、Combateで戦うことにどのような意味を持っていますか。

「Combateはこの世界でも最高のプロモーションの一つだ。だからプレッシャーを感じることもある。でも本音を言えば、僕は機会が与えられるなら、どこでも戦う。舞台がどこになろうが、バチバチの試合の皆に見てもらう。自分のやってきたことを全てぶつけるだけだよ」

──なるほどです。では芦田選手の印象を教えてください。

「彼のことは尊敬しているよ。凄いキャリアを持つベテラン・ファイターだからね。良い大会で、良い選手と戦ってきた。ただ、僕は少し彼より背が高い。そこがアドバンテージになるだろう。リーチも僕の方が長いし、自分の距離で戦えるはずだ。フィジカルで上回っているけど、アシダはタフなファイトも辞さない。そこも尊敬しているよ。

だからこそ、ハートの勝負になると思っている。何より、気持ちで戦うのがMMAの本質だから。ボクシング、レスリング、柔術、自分の全てをぶつける。それが僕のやるべきことだからね」

──フェルナンド、今日はありがとうございました。最後に日本のファンにメッセージをお願いしますか。

「日本のファンは本物だ。MMAへの皆の想いをリスペクトし、感謝している。何よりユーマ・ホリウチは僕の日本人の兄弟だからね。日本の皆の心に何かを刻む戦いをする。皆、ありがとう」

■視聴方法(予定)
7月28日(日・日本時間)、
午前10時00分~ABEMA格闘チャンネル

■Combate Global 対戦カード

<150.8ポンド契約/5分3R>
ロベルト・ロメロ(メキシコ)
芦田崇宏(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マルコス・ヨレーダ(メキシコ)
山田聖真(日本)

<女子フライ級/5分3R>
レヒーナ・タリン(メキシコ)
ギセラ・ルナ(アルゼンチン)

<バンタム級/5分3R>
イズマエル・サモラ(メキシコ)
フアン・プエルタ(米国)

<130ポンド契約/5分3R>
ヴィクトル・キンタナ(メキシコ)
ロイス・バトラー(米国)

The post 【Combate Global】芦田の相手は5lbs近くオーバー=ロベルト・ロメロ「気持ちで戦うのがMMAの本質」 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB ABEMA Combate Global DEEP Interview ブログ ロベルト・ロメロ 芦田崇宏

【Combate Global】「痕跡を残し、名を刻む」。芦田崇宏がメキシコのバチバチファイター=ロメロと対戦

【写真】この状況が芦田の真価を発揮させる状況を創り出しているのであれば、嬉しい限りだ (C)MMAPLANET

27日(土・現地時間)、フロリダ州マイアミのユニヴィジョン・スタジオで開催されるCombate Global「Mexico vs Japan 2」に芦田崇宏が出場し、ロベルト・ロメロと対戦する。
Text by Manabu Takashima

RIZINで摩嶋一整、鈴木博昭に敗れ、この間のDEEPでの戦いが流れるなど厳しい時間を過ごす芦田に、世界で最も殴り合うMMA大会=Combateからオファーがあった。当初の相手はキャリア10勝0敗のラミロ・ヒメネスだったが、渡米前日に対戦相手が変更され、コーナーマンとして帯同した武田光司はニューアーク空港で足止めを食い──芦田は1人でマイアミに降り立った。

それでも「笑って過ごした」という芦田は、まさに猛牛というべきバチバチの殴り合い上等のメキシカンを相手に完全に腹が決まっていた。


──今回、Combateで試合をすることになった芦田選手ですが、実は対戦相手のラミロ・ヒメネスのインタビューを申し込んでいたら、「ロベルト・ロメロに代わったから1日待ってくれ」という連絡が今週の火曜日にありました(※取材に24日に行われた)。

「僕も聞いたのは、日本を出る直前でした(苦笑)。正直をいえば、前の相手の方が高いモチベーションを持てていたというのはあります。でも色々と準備をしてきたし、相手のスタイルとか変わってしまうとは思いますけど、そこはこれまでの経験を活かしてしっかりと戦いたいです」

──ヒメネス戦のオファー自体は、いつ頃にあったのでしょか。

「ちょうど1カ月ほど前ですね。他にも候補がいたようですが、話が来た時点で減量も始めました」

──6月の終わりの時点でオファーを受けたということは7月、8月と試合の予定がなかったということですか。

「ハイ、僕のなかで勝手にですけど8月31日のDEEPお台場の大会に出たいという気持ちではいました。ちょうど誕生日の次の日で、屋外でやるって珍しいじゃないですか(笑)。ただ、自分の知り合いも外でやるなら、応援に行けるかどうか分からないって言っていましたね(笑)」

──ハハハハハ。真面目な話、あの大会に出ることを考えていたということは、このところの試合結果を踏まえて──ということでしょうか。

「勿論、そうです。弁えて試合をやっていきたいので。今、RIZINということは口にしたくないので。ちゃんと這い上がってからでないと」

──去年の春にFight & Life誌でフェザー級特集をして、インタビューはおろか名前と写真の紹介ぐらいのページでも芦田選手に触れなかった。あの時、SNSで本人から怒りの反応がありました。

「あっ、あの時ですね(笑)。発奮材料になりました。もう1回、取材をしてもらえるようにならないといけないって。そうじゃないとやっていけねぇぞって思うぐらい『何クソ』ってなりました」

──逆にそう思ってもらえるのは有難いことです。そうですね……今回はただの海外での試合ではない。Combateで10勝0敗の選手と戦うということで芦田選手に取材をさせてもらおうと思った次第で。当時は、勝ってからでないと取材はできないという気持ちでした。ただし、2月に鈴木博昭選手に敗れた。あの試合は芦田選手のキャリアを考えるうえでも、非常に痛い敗北だったかと。

「本当にその通りです。あの試合は勝つべくして勝たないといけない試合でした。それは師匠の宮田(和幸)先生とも話をしました。これまでの負け以上に、重く受け止めた敗北でしたね。

完全に評価が落ちる負けですし、年齢もそう。ちゃんと順番を踏まえて上の舞台で戦いたい人間なので、DEEPのベルトを獲る前は基本的にRIZINに出たいということは口にせずに戦っていました。目標はそこであっても。

なので鈴木戦の負け、試合内容を考えると34歳になってもう一度這い上がることができるのか、と。その部分に関して、自分と向き合ってきました。ただ所(英男)さんとか金原(正徳)さんが戦い続けていて、僕の年齢で引退を考えること自体が甘いんじゃないか、とか。それでもファイターとしての限界なのかとか、凄く考えちゃいましたね」

──BRAVEは若くてピチピチの選手が台頭しているので、余計に年齢を考えるということはなかったですか。

「本当に勢いがあります。ただスケジュール上、三郷のプロ練習は参加できていなくて、今の若い子たちとは年に数回胸を合わせるぐらいんです」

──奇しくも、今の若い子という発言がありました。

「そうですね(苦笑)。たまにしか会わないので、その成長の度合いももの凄く感じられます。野村(駿太)もそうだし、木村(柊也)も南(友之輔)もそう。(黒井)海成も勢いよく来ています。アイツらに負けたくないという気持ちも、当然ありました。今でもそうですけど」

──そういうなかでCombateで戦わないかいという話があったと。

「僕のキャリアで今後、こういうチャンスが巡って来るとは限らないです。ハッキリ言って、現役生活は終盤に入っていると思うので。だから、この機会は絶対に逃したくなかったです。グアム、シンガポール、ブラジル、中国で試合をしたことはあるのですが、北米で試合をしことがなかったので。

しかもCombateはUFCに選手を送り出している大会ですし。僕はいわゆる格闘氷河期と呼ばれるRIZINがなかった時代に、皆がUFCを目指す中で戦ってきました。だから北米で試合をするということには特別な思い入れがあります。そういう意味でも、この試合はチャンスです。

海外にも国内にも強い選手がたくさんいるなかで、このチャンスが来た。ラストチャンスだというぐらいの気持ちでオファーを受けました」

──そんなマイアミへの遠征ですが、飛行機の旅でトラブルがあったそうですね。

「そうなんですよ、セコンドで武田(光司)と来きていたのですが、まずニューアーク空港からマイアミ行きの飛行機の手配ができていなかったんです」

──……えっ!!

「最終的には今回の試合の世話をしてくれたシュウ・ヒラタさんがチケットを抑えてくれたのですが、パスポート・コントロールが凄い人で混雑していて。僕は乗り継ぎ便に乗れたけど、武田は間に合わなかった」

──それはパスポートの写真と違うからじゃないですか(笑)。

「アハハハ。顔が違いますからね。前もそれで止められたそうですよ(笑)。結果マイアミに来て、まだ僕は1人です。昨日の夜も、武田と動いて体重の調整をする予定だったのですが、それでもできず1人でロードワークをしていました」

──なんとも。

「でも、それが海外ですよね。笑って過ごしていました」

(C)COMBATE GLOBAL

──それぐらいでないと、海外では戦えないです。

ところで新しい相手のロベルト・ロメロも7勝3敗1分というレコードの持ち主で、試合を見る限り相当なブルファイターです。

「メキシコ人だからなのか、心が強くてタフな戦い方をしますね。ガードを上げて『はじめの一歩』みたいにゴリゴリ打ち合うなかで、組んでもくる。凄くしんどそうな戦い方をするなって思います。暴れ狂ったような戦い方をしてくるので、日本人選手と戦い方とは違いますね」

──とはいえ、芦田選手としては得意な部分で戦える相手ではないかと。

「その通りです。これまで相手の弱点をつくMMAの競技特性を意識し過ぎていたようで、僕の一番の持ち味であるボクシングをほとんど出さなくなっていました。今回のテーマは真っ向勝負、相手は代わってもそこは噛み合うと思います。気持ちの入った試合を見てもらって、感じ取って欲しいです」

──日本人だけでなく韓国人選手もそうですが、手応えのあるパンチを入れても、逆に勢いをつけて反撃してくる選手に打ち負けることがままあります。

「そこはボクシングの経験があるので。ボクサーって、そんなヤツばかりなんですよ(笑)。いくら殴っても倒れない相手は過去にもいましたし、その経験を生かして戦います。何より、日本人ボクサーは技術力が高いですからね。

技術力といえば、先輩の井岡(一翔)さんと普段から接させてもらっていて、日本人の強さはそこだと凄く感じています。今回の試合に向けて、そういうところで準備をしてきたので、それを見せたいです。荒々しいメキシコのファイターに吞まれないで、技術力で勝つ。魅せる試合をしたいです」

──三郷でのプロ練習は出らないと言われていましたが、Combate出場に向けてはどのような準備を?

「BRAVE世田谷で海成と練習をして、それと久保(優太)さんが良く来てくれていました。試合前の久保さんに本当に申し訳なかったのですが、バンバン質問をさせてもらって。久保さんに僕の長所と短所を洗い出してもらい、あとは武田と調整をしてきました。

それと昔のようにHELAO TOP TEAMでKrushで戦っている川島康佑と週に2回、互いに倒すつもりで本当のガチンコ練習をやってきました。川島との練習で緊張感を創って、考えながら1日、1日と練習をしてきました」

──では最後にこの試合に向けての想いをお願いします。

「この試合に賭けています。勝ち負けは大事なのですが、選手としての存在意義を見せることができるようCombateに痕跡を残し、なおかつ北米MMAに名を刻みたいです。僕の覚悟を皆に見て欲しいと思っています」

■視聴方法(予定)
7月28日(日・日本時間)、
午前9時30分~ABEMA格闘チャンネル

■Combate Global 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
ロベルト・ロメロ(メキシコ)
芦田崇宏(日本)

<ウェルター級/5分3R>
マルコス・ヨレーダ(メキシコ)
山田聖真(日本)

<女子フライ級/5分3R>
レヒーナ・タリン(メキシコ)
ギセラ・ルナ(アルゼンチン)

<バンタム級/5分3R>
イズマエル・サモラ(メキシコ)
フアン・プエルタ(米国)

The post 【Combate Global】「痕跡を残し、名を刻む」。芦田崇宏がメキシコのバチバチファイター=ロメロと対戦 first appeared on MMAPLANET.