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『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』メディカルサスペンション


 『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』メディカルサスペンション。

・ジョゼ・アルドが右眼窩底骨折の疑いにより医師の診察をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・ロブ・フォントが左眼窩底及び鼻骨骨折の疑いにより医師の診察をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・ジャマール・ヒルが左肘のレントゲン検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・ジミー・クルートが左眼窩底骨折の疑いにより医師の診察をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・ブレンダン・アーレンが左手のレントゲン検査とMRI検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・ドゥスコ・トドロヴィッチが左足と左足首のレントゲン検査とMRI検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

・アロンゾ・メニフィールドが左膝のMRI検査をクリアするまで最大180日間の出場停止。

 その他の選手は60日間以内でした。続きを読む・・・
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MMA TJ・ディラショー UFC UFC ESPN31   ジョゼ・アルド ボクシング ロブ・フォント

【UFC ESPN31】打、組み、寝技でフォントを圧倒。完勝のジョゼ・アルド、「シン・ジョゼ・アルドだよ」

<バンタム級/5分5R>
ジョセ・アルド(ブラジル)
Def.3-0:50-45.50-45.49-46
ロブ・フォント(米国)

サウスポーの構えから左ストレートを伸ばし、オーソに戻して右アッパーを繰り出すフォントが右を当てる。ジャブ、ストレート、右オーバーハンドと構えを変えながらパンチを放つフォントは、ミドルを蹴ったアルドに組んでテイクダウンへ。バックに回ると、正面に回ってリフト。耐えるアルドのバックを再び取る。

ボクシングでなくレスリングで攻めるという意外なスタートを切ったフォントが、左ジャブから右ストレートを打ちこむ。アルドが左フック、右オーバーハンドと勢いに飲み込まれたように打撃戦に付き合う。そのなかで組みを切られたアルドが、右ボディから左ストレートを打たれる。ステップインしながらアッパーを空振りしたフォントが、近い距離でエルボーを繰り出す。

引き続き構えを目まぐるしく変えるフォントに対し、アルドは左フックをカウンターを当てる。さらにアルドの左ボディフックを受けたフォントの構えが小さくなる。その後は体を伸ばして左右のパンチを見せており、ダメージは感じられないフォントだが、ワンツーの右を被弾して続くアッパーを避けるように倒れこむ。組みを切りながらパウンドの追撃を入れたアルドが、逆転で初回を取った。

2R、ローを蹴るフォントがジャブから右を伸ばす。ジャブから右と初回最後の場面を打ち消すかのように積極的に攻めるフォントに対し、アルドも落ち着いてジャブを返す。ジャブに右クロスを入れたアルドは、再び力強いワンツーを打っていく。フォントは萎縮したか動きが小さく、またワンツーを被弾して下がる。すぐにジャブ、ボディアッパーを入れるフォントに対し、アルドがパワーの違いを見せるかのような右、ジャブを繰り出す。

フォントは数で優り、一発のインパクトでアルドが逆転という流れのなかで左ミドルを狙う。フォントがカーフを蹴り、下への蹴りを見せないアルドがジャブにヒザを合わせ、右ストレートを打っていく。右オーバーハンドから組みにいったフォントは切られて右を当てる。直後にボディフックを決めたアルド、ホーン後は疲れを伺わせたが、引き続き凄味のある攻撃を見せたラウンドだった。

3R、強烈なローを蹴ったアルドは、この回になってローを多用する。そこにアッパーを打っていくフォントだが、ジャブに右ローを合わされる。踏み込まない限り、ジャブの距離では足を蹴られるフォントは右に回るようになり、ダブルレッグを切られて下になる。マウント狙いのアルドは、ハーフで抑え肩固めを狙う。半身になったフォントからパスを決めたアルドは、バタフライ→クローズドガードに戻されも、腕十字を察知し腰を引く。

フォントは下からエルボーも、スクランブルには持ち込めない。ハーフで抑え、足を戻されると立ち上がったアルドに続き、フォントもスタンドに戻る。右アッパーを入れたフォントだが、当たりは浅い。とフォントが右ボディを殴り、エルボーにつなげる。さらにワンツーを放ったフォントだが、右ローでバランスを崩し尻もちをつかされる。一旦はサウスポーに構えたフォントは、オーソに戻して前蹴りや右スレートを見せるが、前足を蹴られてラウンド終了を迎えた。

4R、ここまで3R、もしくは2つのラウンドをとっていると思われるアルドは、ワンツーで右を打ち込む。下がったフォントにヒザ蹴りを極め、ダウンを奪ったアルドがサイドで抑えエルボーを打ち下ろす。クルスフィックス狙いから肩固めに移行しようとしたアルドに対し、フォントがヒジを差し入れて防ぐ。鼻の頭のカットを気にするフォントはハーフに戻すも、枕で圧を掛けられ3/4マウントまで攻め立てられる。必死に足を戻したフォントは左腕をしぼっていくが、これは極まることはない。またもパスを決めたアルドは、サイドに拘らずガードに戻されてもトップキープを続ける。フォントは下から、ガツンという音がするエルボーを打っていく。肩を押してエビのフォントを潰し、マウント狙いからハーフと安定したコントロールを続けるアルドは、4Rを勝利に近づく5分とした。

最終回、振りが大きくなったパンチで前に出るフォントに対し、一旦は足を使ったアルドは真正面に立って右を打ち返す。フォントは右フック、左から右エルボーを入れる。ここでクリンチを選択したフォントはケージにアルドを押し込むも、テイクダウンを奪えずエルボーを入れて離れる。アルドは前に出て左ジャブ、フォントはここも組んでケージに押し込む。

打撃戦での逆転を諦めたようなフォントは、ケージへ押し込む展開をを続ける。離れ際にアッパーを入れたフォントだが、アルドは右を当て後方に下がったフォントの腹を殴り、ワンツーをヒットさせる。しゃがんで亀になったフォントは、前転して逃げようとするが、。アルドはついていって、半身のフォントからマウントを取る。上を向かず、背も見せないフォントだったが、最後の1分を切るとついに背中を預け、アルドがボディトライアングルで捕えてパームトゥパームで絞める。

手首を掴み、ロールして必至に逃げたフォントだが、アルドが打、組み、寝技と全ての局面でフォントを上回り──気力・体力ともに衰えていないことを証明。3-0の判定勝ちを手にした。

「この階級でチャンピオンを目指しいるから3Rでなく、5Rで戦えることを証明する練習をしてきた。ロブ・フォントはタフな相手で、リスペクトしている。でも誰も僕を止めることはできない。今回だけでなくチャンピオンになるために、練習し続ける。立っても寝ても戦える。コンプリートMMAファイターであるためにトレーニングしている。自分のデキること全てやる。シン・ジョゼ・アルドだよ。次? タイトル戦線がどうなるか分からないけど、TJ・ディラショーさえよければ彼と戦いたい。ベストパフォーマンスを見せるよ」とジョゼ・アルドは話した。

一方はロブ・フォントは「幾つか見えないところから、力のあるパンチを被弾した。痛いパンチで、目が腫れてしまった。彼はレジェンド、タフだった(苦笑)。やろうとしたことができなかった。ジョゼ・アルドの夜だ。フーッ、強くなって戻って来る。このスポーツのレジェンドと5R戦ったことで、自分を成長させる」とコメントした。


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BELLATOR MMA UFC UFC ESPN31   ウィリアム・ナイト キック クレイ・グイダ ザルガス・ズマグロフ ジェレマイア・ウェルス ジョゼ・アルド セルジオ・ペティス ペドロ・ムニョス ボクシング マネル・ケイプ マルロン・ヴェラ マーク・マドセン ラファエル・フィジエフ ロブ・フォント ヴィンス・モラレス 堀口恭司

【UFC ESPN31】計量終了 もはや怖いモノ見たさのフォント✖アルド。目に焼き付けたいグイダ✖レオ

【写真】この計量台での表情……ジョゼ・アルドは大丈夫なのか(C)Zuffa/UFC

3日(金・現地時間)、4日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC on ESPN31「Font vs Aldo」の計量が行われた。

メインで対戦するロブ・フォントとジョゼ・アルドは前者が134ポンド、後者が136ポンドでパスしている。とはいってもフォントがラッシュガードを着て余裕で計量を終えたのに対し、アルドは頬がこけ、目が窪んでおり厳しい減量だったことを伺える。

ここからリカバリーするのがアルド流とはいえ、元UFC世界フェザー級王者も既に35歳。このダイエット&リカバリーがアドバンテージなのか疑問に思われる──ほどのギリギリに見える体躯だった。


それでなくとも今回のフォント戦は、アルドにとって分が悪い一戦として見られている。

マルロン・ヴェラ、ペドロ・ムニョスという群雄割拠のバンタム級戦線における曲者クラスを連破しているアルドだが、フォントは今回の計量当日に堀口恭司をKOしBellator世界バンタム級王座の防衛に成功したセルジオ・ペティスを敵地ミルウォーキーで破って以来、リッキー・シモン、マルロン・モラレス、コディ・ガーブラントと4連勝中で、試合内容も完勝といって良い。

フォントの強さはズバリ、ボクシングに尽きる。しかもMMAグローブに合った──振り抜くより、止める系のパンチで対戦相手に確実にダメージを蓄積させ、精神的にも削ってきた。

オーソ同士でジャブを叩くことなく、右ストレートをパーリングしてジャブを次々と打ち込む。この真っ直ぐと、外から入る右フックの打ち出しが同じで、対戦相手がストレートを予測していると横からグローブごと持っていかれそうな拳が飛んでくることになる。

削った相手の心を折るのが、右アッパーだ。プレッシャーを掛けておいて、追い込まれた相手の踏み込みを待ち受けるように放たれる右アッパーがクリーンに決まれば、KO云々以上に試合をフォントが支配している証だ。

そんなフォントに対し、アルドの勝機はやはりローキックか。ジャブや右ストレートにしても、左足はしっかりと前方に置くフォントだけに、ここを蹴られると持ち味である体重移動に影響が出ることは間違いないだろう。

とはいえ、アルドのローの距離はフォントのジャブの距離でもあり、両者にとって命綱の攻撃も下がって打てる分フォントに分がありそうだ。

前述したペティスが、過去最強の相手のいの一番名前を挙げたフォントですら、ランク4位──恐るべきUFCバンタム級の頂きを目指し、アルドを相手にどのような戦いを見せるのか。堀口のKO負けを引きづったままでは、怖いモノ見たさと表現してもおかしくない一戦だ。

コメインのライト級のラファエル・フィジエフとブラッド・リデルも見逃せないマッチアップだ。

共に戦績は10勝1敗、トップ15入りという第一の壁を崩した彼らが、第二の壁トップ10越えを果たすための試金石となる潰し合いといえる。

同じライト級でも、もはや望郷の念を持って試合を眺めたくなるのがクレイ・グイダとレオ・サントスという大人の顔合わせだ。フェイスオフを終えて、何とも言えない笑みを浮かべた2人。

グイダは前回マーク・マドセンに、レオはグラント・ドーソンに敗れている。デビューから18年、39歳のグイダとMMAキャリアが20年を越え、41歳となったレオ──人生の半分でMMAを戦ってきた両者が拳を合わせる。目にその雄姿を焼き付けたい、そんな対戦だ。

飛躍のためのステッピングボード=ザルガス・ズマグロフ戦に向け、余裕の笑みを浮かべたマネル・ケイプは額をぶつける勢いでフェイスオフを行った。

■視聴方法(予定)
12月4日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS

■ UFC EPSN31計量結果

<フェザー級/5分5R>
ロブ・フォント: 134ポンド(60.78キロ)
ジョセ・アルド: 136ポンド(61.69キロ)

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ブラッド・リデル: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ: 155ポンド(70.31キロ)
レオナルド・サントス: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジミー・クルート: 205.5ポンド(93.21キロ)
ジャマール・ヒル: 205ポンド(92.99キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン: 185.5ポンド(84.14キロ)
クリス・カーティス: 185ポンド(83.91キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・バルベレナ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ダリアン・ウィークス: 170ポンド(77.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
マキ・ピトロ: 184.5ポンド(83.68キロ)
ドゥスコ・トドロビッチ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ: 170ポンド(77.11キロ)
ジェレマイア・ウェルス: 170.5ポンド(77.34キロ)

<フライ級/5分3R>
ザルガス・ズマグロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)
マネル・ケイプ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
マロリー・マーチン: 115ポンド(52.16キロ)
シャイアン・ヴリスマス: 115.5ポンド(52.38キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アロンゾ・メニフィールド: 205.5ポンド(93.21キロ)
ウィリアム・ナイト: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス: 155ポンド(70.31キロ)
クリス・グラッツマーカー: 156ポンド(70.76キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ミッキー・ガル: 170.5ポンド(77.34キロ)

<バンタム級/5分3R>
ルイス・スモルカ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ヴィンス・モラレス: 135.5ポンド(61.46キロ)

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UFC on ESPN31:オッズ/予想と展望

ロブ・フォント 1.71
ジョゼ・アルド 2.20
ブラッド・リデル 1.93
ラファエル・フィジエフ 1.89
クレイ・グイダ 2.58
レオナルド・サントス 1.56
ジム・クルート 1.63
ジャマール・ヒル 2.40
ブレンダ・アレン 1.29
クリス・カーティス 3.85
ブライアン・バーバリー1.80
ダリアン・ウィークス 2.05
マキ・ピトーロ 2.35
ドゥスコ・トドロヴィッチ 1.65
マネル・ケイプ 1.38
ジャルガス・ジュマグロフ 3.20
ジェイク・マシューズ 1.60
ジュレマイア・ウェルズ 2.47
シャイアン・ベイズ 1.56
マロリー・マーティン 2.58
アロンゾ・メニフィールド 1.71
ウィリアム・ナイト 2.20
クラウディオ・プエレス 1.91
クリス・グレッツェマーカー 1.91
ジャレッド・バンデラ 2.70
アザマト・ムルザカノフ 1.50
アレックス・モロノ 1.44
ミッキー・ガル 2.85
ルイス・スモルカ 1.68
ヴィンス・モラレス 2.27

メインはバンタム級戦。ロブ・フォントは前日に防衛戦を行うBellatorバンタム級王者セルジオ・ペティスを最後に破った選手だが、試合が決まったのはUFCの方が先なので、わざわざぶつけたわけではなさそう。2014年UFCデビューだが、7年で12試合と試合数は多くない。ペティスや元WSOF王者マルロン・モラエス、元王者のコーディ・ガーブラントにいずれも打撃で勝負して勝利。ムニョスには打撃で推していたもののギロチンで一本負け。アスンサオにはテイクダウンを混ぜられての完敗。しかし、その後の試合ではテイクダウンを奪われてもすぐに立ち上がれるようになり、戦績も上向いてきた。

アルドはピョートル・ヤンとのバンタム級王座決定戦でKO負けし完敗。その後2戦はマルロン・ヴェラとペドロ・ムニョスという強豪(だがタイトル戦線に絡むレベルではない)相手に連勝。いずれも最終的には差を見せたが、年齢や階級変更の影響か、打撃で圧倒はしてもフィニッシュはできていない。WEC時代から数えると、もう12年もタイトル戦線で戦っているアルド。年齢はアルドが1歳上なだけだが、蓄積したダメージは確実に上。

打撃勝負になればフォントのペースか。フォント判定勝ち。

プレリムではマネル・ケイプがUFC4戦目を行う。UFCデビューから2連敗後、前回はオデー・オズボーン相手に1R飛び膝でKO勝ちしたが、体重オーバーしたこともあってか、ここで負けて1勝3敗となったらリリースもあり得るか…と思ったものの、試合前に早くも契約更新が決まった模様。

今回は相手も1勝2敗だが、2連敗中はいいところがなく、前回は0勝3敗の相手にスタンディングギロチンで勝利し生き残った。しかし打撃でプレッシャーをかけられると引いてしまい攻められ続けてしまうという欠点がある。

ケイプはリリースの心配がないだけに、思い切った攻めでの快勝を期待したい。

第1試合開始は5日朝9時から。プレリムは、開始時間の変更がなければ、3時間で9試合も詰め込まれている。速報します。

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ブラッド・リデル vs. ハファエル・フィジエフ、クレイ・グイダ vs. レオ・サントス等『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』の対戦カードを紹介

12.4『UFC Fight Night』のメインイベントはロブ・フォント vs. ジョゼ・アルド(2021年09月28日)

 こちらの続報。

 12月4日にラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 31: Font vs. Aldo』で行われるその他の試合を紹介します。


UFC adds Rafael Fiziev vs. Brad Riddell for Dec. 4 Fight Night event(MMAJunkie)

 ブラッド・リデル vs. ハファエル・フィジエフのライト級マッチが行われるとのこと。

 リデルは6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でドリュー・ドバーに判定勝ちして以来の試合で現在7連勝中(UFC戦績4勝0敗)。フィジエフは8月の『UFC 265: Lewis vs. Gane』でボビー・グリーンに判定勝ちして以来の試合で現在4連勝中。


Clay Guida vs. Leonardo Santos added to UFC on ESPN 31 on Dec. 4(MMAJunkie)

 クレイ・グイダ vs. レオ・サントスのライト級マッチが行われるとのこと。

 グイダは8月の『UFC on ESPN 29: Cannonier vs. Gastelum』でマーク・マドセンに判定負けして以来の試合。サントスは3月の『UFC on ESPN 21: Brunson vs. Holland』でグラント・ドーソンに3R KO負けして以来の試合。『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』でアレクサンダー・ヘルナンデスと対戦予定でしたが負傷欠場していました。


Jimmy Crute vs. Jamahal Hill targeted for UFC event on December 4(MMAFighting)

 ジミー・クルート vs. ジャマール・ヒルのライトヘビー級マッチが行われるとのこと。

 クルートは4月の『UFC 261: Usman vs. Masvidal 2』でアンソニー・スミスに1R TKO負けして以来の試合。ヒルは6月の『UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2』でポール・クレイグに1R TKO負けして以来の試合。

 両者は『UFC Fight Night 193: Santos vs. Walker』で対戦予定でしたが今大会に延期されています。


With Brad Tavares out, Roman Dolidze steps in to face Brendan Allen at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

With Roman Dolidze out, Chris Curtis steps in to face Brendan Allen at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

 ブレンダン・アーレン vs. クリス・カーティスのミドル級マッチが行われるとのこと。元々アーレンはブラッド・タヴァレスと対戦予定でしたがタヴァレスが欠場、代わりにロマン・ドリゼがアーレンと対戦することになりましたがドリゼも欠場したことからカーティスは代打の代打になります。

 アーレンは7月の『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でプナヘレ・ソリアーノに判定勝ちして以来の試合で現在2連勝中。カーティスは11月の『UFC 268: Usman vs. Covington 2』で行われたUFCデビュー戦でフィル・ホーズに1R TKO勝ちして以来の試合。


Bryan Barberena draws late replacement Darian Weeks at UFC on ESPN 31(MMAJunkie)

Darian Weeks(Sherdog)

 ブライアン・バルベリーナ vs. ダリアン・ウィークスのウェルター級マッチが行われるとのこと。バルベリーナは当初マット・ブラウンと対戦予定でしたがブラウンに新型コロナウイルスの陽性反応が出たことから欠場、代わりにウィークスが対戦します。

 バルベリーナは7月の『UFC on ESPN 28: Hall vs. Strickland』でジェイソン・ウィットに判定負けして以来の試合。ウィークスは現在28歳のアメリカ人でMMA戦績5勝0敗。今回がUFCデビュー戦。続きを読む・・・
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Report UFC UFN ESPN+46 UFN188 コディー・ガーブラント ブログ ロブ・フォント

【UFN188】テイクダウン・ゲームで疲弊? 圧力がないガーブラントが、フォントの打撃に完敗

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント(米国)
Def.3-0:50-45.50-45.48-47
コディー・ガーブラント(米国)

スイッチしつつジャブを伸ばすフォント、中央を取ったガーブラントが右ローを蹴る。続いて右ハイを見せたガーブラントは、フォントの左ジャブをかわして右カーフ。フォントも右ローを返すが、ガーブラントはチェックしており左リードフックをヒットさせる。フォントが右を当て、首相撲からヒザ蹴り。離れたガーブラントはアッパーをかわして、サークリング、右オーバーハンドの相打ちからシングルに出たフォントの立ち上がり際にガーブラントが左ハイを蹴っていく。

フォントは右前蹴りをアゴに入れ、右ヒザ蹴りにガーブラントがテイクダウンを合わせる。ハーフバタフライからフルガードのフォントに対し、ガーブラントがパウンドを落としながら立ち上がる。右ストレートを当てたフォントが、距離を詰めて連打もガーブラントがダブルレッグでテイクダウンを決める。スクランブルでショートアッパーを連打したガーブラントが右から返しの左フックをヒットし、初回が終わった。

2R、打撃戦ではリードしたフォントが右ミドル、ガーブラントが手をついた変則的な右ローを見せ、起き上ってステップインにニータップを合わせる。フォントはクローズドガード、パンチを入れたガーブラントが足を抜きに掛かる。ハーフで殴り、足を戻されそうになると身を翻し、反対側で抑えたガーブラント。見事な動きだったが、フォントがキムラを狙うパスし、この腕を支点に腕十字の態勢に入る。フォントはさらにキムラを支点にスイープを決め、両者がスクランブルからスタンドに戻った。

フォントの左ジャブを被弾したガーブラントがクリンチ、離れると再びジャブを被弾する。ジャブから右を伸ばすフォントに対し、左フックを返したガーブラントがキレもパワーも今一つだ。それでも右オーバーハンドを伸ばしたガーブラントに対し、フォントがボディから左ジャブ、近距離でエルボーを入れる。右を当て圧力を高めるフォントは、テイクダウンエライを切ってラウンド終了を迎えた。

3R、テイクダウン&コントロールで自らが削られたか、ガーブラントがガス欠気味に。フォントは変わらず左ジャブを伸ばす、ガーブラントはローからワンツー、右オーバーアンドを放つ。下がらないフォントはジャブ、構えを変えつつ右前蹴りを繰り出す。ジャブからカウンターでアッパーを入れたフォントは、テイクダウン狙いを切り逆にワキを潜ってバックに回る。

後方から殴り、胸を合わせてきたガーブラントのウィザーにパンチを入れるフォント。ボディロックテイクダウン狙いに、前転からガードを取ったガーブラントがすぐに立ち上がる。フォントは引き続き左ジャブ、さらにダブルジャブから右ストレートを当てる、ガーブラントはダブルレッグからアンクルピックもテイクダウンはできず、スタンドに戻るとジャブを被弾する。

フォントは右ボディフックを効かせ、ガーブラントは動きが止まる。足と使って流れを変えたいガーブラントだが、フォントは左ジャブを当て惑わされない。ヘッドムーブは健在も、上半身の捻り効果があるパンチが見ないガーブラントは劣性のままラウンドを終えた。

4R、「アッパーを打て」とマーク・ヘンリーに指示されたガーブラントは、右ローを蹴る。ジャブの差し合いからフォントがワンツーを入れ、ボディアッパーなど変わらずスタンドで優位に立つ。ガーブラントはジャブに反応すると、ボディやローを受け反撃の芽を摘まれる。とワンツーを入れたフォント、ガーブラントがワンツーから4発、5発とパンチを受ける。

動きが重いガーブラントはテイクダウンのフェイクも、直後に右を被弾する。右ハイを当てられながらキャッチしたガーブラントは、直後に連打をもらい厳しい──我慢の展開が続く。フォントは攻め急がず、右を当てテイクダウン狙いを切ってパンチを打ち込む。ダブルジャブ、右と思うようにパンチを当てるフォントが、決めを狙ったかのような右ストレートを空振りもガーブラントを圧倒した。

最終回、インターバル中にヘンリーの「ボディから攻めるんだ」という指示には反応せず、他のコーナーマンの「最初の一発をミスしても、気にするな。その後の攻撃だってあるんだ」というアドバイスに頷いたガーブラントは、ジャブを被弾しながら右を当てる。さらに右オーバーハンドを当てたガーブラントはパンチでラッシュして、ヒザを突き上げる。フォントは前蹴りから右を伸ばす。

序盤の動きが持続できるか──ガーブラントはジャブを被弾しながらワンツー、左ジャブを伸ばす。さらに左フックを前に出ながら当て、左ボディ&右オーバーハンド、ヒザを貰っても右を当てる。フォントもワンツーを入れたが、追撃はヘッドムーブでかわしたガーブラントが左ジャブを逆に当てる。しかし、右アッパーを受け前進が止まったガーブラントが蹴りをキャッチされ、フェンスまで押される。

ガーブラントはジャブを被弾しても、右オーバーハンドをヒット。ローでバランスを崩したガーブラントは、すぐに立ち上がる。残り90秒、右フックを打ち込んだフォントが前に出てワンツーをヒットさせる。ジャブを当て続けたフォントは右ストレートを当て、ジャブでガーブラントの動きを止める。スピニングバックフィストを空振りし、組みつかれたフォントが引き込み、タイムアップ──結果、フォントが3-0で判定勝ちを手にした。


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【UFN188】計量終了 ガーブラントの懐にフォントは入ることが可能か。イスマグロフ✖アウベスも注目

【写真】あるか、ワンパンKO──コディ・ガーブラント(C)Zuffa/UFC

21日(金・現地時間)、22日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN188:UFN on ESPN+46「Font vs Garbrandt」の計量が行われた。

ダヴィッド・ドヴォルザークと対戦予定だったハウリアン・パイヴァが減量の失敗で計量を行えず、急遽出場が決まったフアン・カミーロ・ロンデロスがフライ級リミットから3.5ポンドオーバーだったが、キャッチウェイトでUFCデビューに挑むことになった。


今大会のメインはバンタム級のロブ・フォント✖コディー・ガーブラント戦だ。

元世界王者のガーブラントは一度は階級を落としてフライ級王座に挑むことが決まっていたが上腕二頭筋の断絶で試合は流れ、バンタム級に戻すことに。3連勝中のロブ・フォントと対戦が11カ月振りの実戦になる。

前戦でマルロン・モラエスをKOしているフォントと、そのフォントに土をつけているハファエル・アスンソンに対し、圧倒的な威力を見せつけてワンパンKOしたガーブラント。MMAにあって上体を揺らし続けても、軸が乱れないガーブラントはパワーロスがなく、その時点でテイクダウン防御でも優位に立つ。

それ故に体を振った振り子作用でパワフルなパンチが打てるわけだが、ガーブラントを相手にフォントは貰う覚悟で攻めるのか、それとも貰わずに攻撃ができるのか、まずは立ち上がりから注目したい。

プレリミではIGF~RIZIN~Road FCと東アジアでキャリアを積み、中東UAE Warriors経由でオクタゴンに辿り着いたクリス・バーネットとベン・ロズウェルのヘビー級戦=プレリミメイン、そしてオープニングのライト級のダミール・イスマグロフ✖ハファエル・アウベスが非常に楽しみなマッチアップといえる。

キャリア22勝1敗、カザフスタン人ファイターのイスマグロフはボクシング体形でレスリングに対応したMMA──中央アジアに多いスタイルの持ち主だ。リーチはあるがレンジは近く、接近戦の殴り合いからダブルやシングル&ハイクロッチでテイクダウンし加点する。

判定勝ち上等ながら乱打戦に強いイスマグロフに対し、アウベスはTitan FC暫定ライト級王者からコンテンダーシリーズを経てUFCデビューを迎える。強靭なフィジカルを持ち主アウベスは遠い距離からパンチを強振するタイプで、イスマグロフが応じるようだと一発KOもある。

見た目はマタドール=イスマグロフ✖エルトロ=アウベス、闘牛士✖闘牛の戦に感じられるが、このマタドールが徹底して接近戦を好み、数の論理で優位に立とうとするだけに、エルトロは前進だけで下がりながらも、疲れないで戦う必要がでてくる。それでいて一瞬で一刺しが可能なアウベスだけに、本当に予想が難しい第1試合だ。

■視聴方法(予定)
5月23日(日・日本時間)
午前5時~UFC FIGHT PASS

■UFN188計量結果

<バンタム級/5分5R>
ロブ・フォント: 136ポンド(61.69キロ)
コディー・ガーブラント: 135.5ポンド(61.46キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
イェン・シャオナン: 116ポンド(52.62キロ)
カーラ・エスパルザ: 116ポンド(52.62キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・タファ: 265.5ポンド(120.42キロ)
ジャレッド・ヴェンドラー: 264 ポンド(119.74キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
ファリシア・スペンサー: 145ポンド(65.77キロ)
ノルマ・ドゥモント: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン: 186ポンド(84.37キロ)
エドマン・シャバジアン: 185ポンド(83.91キロ)

<フェザー級/5分3R>
ヒカルド・ラモス: 146ポンド(66.22キロ)
ビル・アレジオ: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル: 265.5ポンド(120.42キロ)
クリス・バーネット: 263ポンド(119.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
クラウジオ・シウバ: 170.5ポンド(77.34キロ)
コート・マッギー: 169.5ポンド(76.88キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・ロドリゲス: 125.5ポンド(56.92キロ)
ブルーノ・シウバ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュア・クリバオ: 146ポンド(66.22キロ)
シェ・イラン: 146ポンド(66.22キロ)

<フライ級/5分3R>
ダヴィッド・ドヴォルザーク: 126ポンド(57.15キロ)
フアンカミーロ・ロンデロス: 128.5ポンド(58.28キロ)

<ライト級/5分3R>
ヤンシー・メデイロス: 155ポンド(70.31キロ)
ダミア・ハゾヴィッチ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライト級/5分3R>
ダミール・イスマグロフ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ハファエル・アウベス: 154.5ポンド(70.08キロ)

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【UFN183】ロブ・フォント、MMAでマルロン・モラエスにリードを許すも殴り勝ちバンタム級最前線へ

<バンタム級/5分3R>
ロブ・フォント(米国)
Def.1R3分47秒by TKO
マルロン・モラエス(ブラジル)

まず右ミドルを見せたモラエスは、左ジャブを打たれ直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。スクランブルにギロチンに入ったモラエスだが、クレイドルからスクランブルに持ち込んだフォントが立ち上がってヒザを腹に突き刺す。モラエスはボディロックから持ち上げて再びテイクダウン、一旦ハーフで抑える。

体を起こしてパンチを落としたモラエスはハーフに取り、枕でプレッシャーを与え一気にパスを決める。フォントはスクランブルに持ちこんでスタンドに戻ると右フックを入れ、モラエスも左フックをヒットさせる。直後にスピニングバックキックを狙ったモラエスを左ジャブで後退させると、右アッパーを突き上げる。

前方に崩れて動きが止まったモラエスは、パンチを受けながら上を向くが殴られ続け勝負は決した。コーリー・サンドハーゲン戦に続き連敗となったモラエス、フォントが彼に代わりバンタム級最前線に躍り出た。


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