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【HEAT55 x AFC34】Angel’s FCフライ級王座決定戦で廣瀬裕斗と対戦、チュ・ドンジョ「自分の域にない」

【写真】淡々と自信タップリだった (C) MMAPLANET

26日(土)、名古屋市の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT55×AFC34。日韓対抗7×7の最終マッチで廣瀬裕斗とAngel’s FCフライ級王座を賭けて戦うチュ·ドンジョ。
Text by Manabu Takashima

名門チームMADプサンに所属するチュ・ドンジョは兵役中にロビー・ローラー✖ローリー・マクドナルドという歴史に残る名勝負を目にし、MMAファイターになることを決めたという選手だった。


――チュ·ドンジョ選手、土曜日にHEATでAngel’s FCフライ級王座を賭けて廣瀬選手と対戦します(※取材は23日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「体調は最高です。コンディション的にも絶好調で、土曜日には良い試合を見てもらうことができると期待しています」

──HEATでAngel’s FCのタイトルを争う。特殊なケースですが、そこに関して思うところはありますか。

「いえ。場所は場所で、タイトルはタイトルです。ベルトを巻くために戦うのみです」

──押忍。では、そんなチュ·ドンジョ選手がMMAと出会ったのは、いつ頃ですか。

「兵役に行っていた10年前、20歳の時ですね。MMAの試合を初めて見て、MMAファイターになろうと決めました」

──それまで格闘技の経験は?

「テコンドーを中学までやっていましたが、それは遊びのようなもので競技をやっていたというほどではなかったです。兵役に行くまでテコンドー以外にスポーツはやっていなかったです」

──スポーツ歴がなくて、兵役。体力的にも大変だったかと。

「あの頃はこれ以上辛いことはないと思っていましたが、今となっては遠い過去で。それほど厳しくなかったように思えるようになりました」

──そんな兵役中にMMAファイターを目指そうと思うまでになった試合とは、誰のファイトだったのでしょうか。

「UFCの名勝負特集的な番組で視たロビー・ローラーとローリー・マクドナルドの試合です」

──おお、序盤は非常にテクニカルな打撃の攻防が見られ。それでも倒せないということで、壮絶な殴り合いとなった激闘でした。

「兵役中に自由もない生活の中で、あの激闘は凄く胸に来るものがありました。当時の自分は技術的なことは分かっていなかったのですが、まるで殺し合いのような激しい試合をしていたにも関わらず、試合後には友人のように健闘を讃え合っていたのが本当に格好良かったです。

そして兵役を終え、チームMADで練習を始めました。チームMADを選んだのは、プロとしてやっていくなら強いチームで練習をしたいと思っていたからです。チームMADにはUFCファイターもいて、戦績の良い選手も多かったので。

ただ、まだアマチュアで試合にで始めた頃にコロナになって。ジムが閉まる時期が長かったです。政府の指示とはいえ、練習ができないのは本当に辛かったです。プロとしてやっていこうとチームMADの近くに部屋を借りて、練習に専念しようとしていたので。ただ、MMAファイターになることを諦めようという気持ちには一切ならなかったです」

──プロになってからは主にAngel’s FCで戦ってきましたが、去年の11月にはフィリピンのUnderground Battleでも戦いました。フィリピンの試合は、どのような経験になったでしょうか。

「館長からフィリピンで試合をするかと尋ねられ、二つ返事でOKをしました。UGBはフィリピンではメジャーなイベントですし、試合に集中していたのでAngel’s FCで戦っている時と大きな違いは感じられなかったです」

──では初めて戦うことになる日本のMMAについては、どのような印象を持っていますか。

「以前、日本で練習をしたことがあるのですが、どの選手も本当に組み技や寝技が強かったです。凄く勉強になった思い出があります」

──ベルトを戦う相手、廣瀬選手の印象を教えてください。

「廣瀬選手の試合映像をいくつか視ましたが、打撃を中心に戦うアグレッシブな選手です。とはいえ、こういうことを言うのは失礼ですが、打撃でも組み技でも自分の域には達していない。全局面で上回っているので、お客さんに楽しんでもらえる試合がしたいですね。同時に、それ以上に自分に悔いが残るような試合だけはにはしたくないです。そしてファンの皆さんと同じように自分も楽しめるよう戦います」

■HEAT55 x AFC34 視聴方法(予定)
10月26日(土)
午後3時00分~ Twit Casting LIVE

■ HEAT55 x AFC34対戦カード

<ISKAインターコンチネンタル・スーパーウェルター級王座決定戦/3分3R+ExR>
アブラル・ヒマラヤンチーター(ネパール)
アントニー・マルコニ(フランス)

<キック・ライト級/3分3R>
安川侑己(日本)
チュ・ギフン(韓国)

<キック63キロ契約/3分3R>
ペットサムイ・シムラ(タイ)
パク·ジョンジュン(韓国)

<バンタム級/5分3R>
熊崎夏暉(日本)
ふくやーまん(日本)

<Angel’s FCフライ級王座決定戦/5分3R+ExR>
廣瀬裕斗(日本)
チュ·ドンジョ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
倉本拓也(日本)
キム·パンス(韓国)

<ライト級/5分3R>
岩倉優輝(日本)
シン·ジェヨン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
阿部光太(日本)
マ·チャンウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
堀越拓実(日本)
ヨ·ドンジュ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
福井達郎(日本)
パク・チウ(韓国)

<ミドル級/5分3R>
フェルナンド・マツキ(日本)
チャン·ドンミン(韓国)

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AB o UFC ロビー・ローラー

UFC302:第9試合・ニコ・プライス vs. アレックス・モロノ

ウェルター級中堅対決。

プライスはUFC7勝7敗2NCと五分の戦績で、キャリアでもほとんどがフィニッシュ決着。が、2020年以降の6戦では1勝4敗1NCで、このところ苦戦が続いている。前戦は元王者ロビー・ローラーの引退試合で対戦し、クリンチからのパンチ連打をもらって秒殺KO負け。34歳。

モロノはUFC13勝6敗1NC。直近は6勝2敗で、もうすぐランクインのポジションだが、ランキング入りがかかった試合で敗れることを繰り返している。ストライカーだが、汲みに来た相手に仕掛けるギロチンも得意。今回はジェレマイア・ウェルズの負傷欠場による代役出場となる。33歳。

両者は7年前の2017年に対戦。その時はプライスが試合9日前の代役出場でKO勝ちしている(試合後にプライスからマリファナが検出され、後日ノーコンテストに変更)。

カーフを蹴ったモロノに合わせてニータップでテイクダウンを奪ったプライス。モロノ下から三角。首が抜けたがオモプラッタに。腕を取られたまま強引に押さえ込もうとしたプライスだが、バックに回ったモロノ。立ったプライスだがモロノバックを取り四の字バックに。プライス反転して上に。モロノの立ち際にニンジャチョークを狙ったが、モロノ外して離れた。パンチの打ち合い。プライスのパンチがヒットするが、モロノも打ち返していく。もっさりとした打撃戦。プライス打たれながらもパンチで出る。バック肘を防いで膝を入れたプライス。ホーン。

1Rモロノ。

2R。お互い打撃戦。プライス疲れからなのか、ややふらつき気味。プライスの右がヒットし一瞬バランスを崩したモロノ。右フックを入れたモロノ。プライスの右フックがヒット。プライスの右がヒットして後ろによろけたモロノ。ケージを背負ったところでタックルへ。テイクダウン。ハーフからパウンドを入れるプライス。モロノガードに戻したが、インサイドから殴るプライス。モロノ腕十字。肘を引いて防いだプライスだが、モロノ後転して立った。が、すぐに両足を束ねてテイクダウンするプライス。倒され際にギロチンを狙ったモロノだが外れて下に。また腕十字から後転して立つモロノ。プライスの脇をくぐってバックに回ったが、正対したプライスがケージに押し込むとまたダブルレッグへ。またギロチンに抱えるモロノだが外れて下に。ホーン。

2Rプライス。

3R。ジャブを打ち込むプライス。モロノも打ち返す。両者スピードがない。プライスインロー、アッパー。四つに組んだが、プライスが肘を打ち込んで離れる。また四つに。モロノ右フックを入れて引き剥がすが、離れたところでパンチ・蹴りを入れるプライス。アッパーから右フックをヒットさせた。そしてタックルへ。倒されたモロノ。亀になりバックを取らせて立つ。立ち際にヒザを入れたプライス。プライスもパンチがかなり雑だが、モロノは手が出ない。バックブローを放つがブロックされる。飛び込みアッパーを入れるプライス。モロノガードが下がっている。プライスが打撃で攻め続けるが、これも雑でヒット数が少ない。タイムアップ。

三者29-28でプライス勝利。

1Rのグラウンドの攻防で両者スタミナが切れてしまったのか、以降はグダグダの試合に。

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45 LFA LFA182 MMA MMAPLANET o ジョナサン・グリフィン マイケル・ブロックフース ロビー・ローラー

【LFA182】ブロックフース、エルボーの連打でTKO勝ち。敗者グリフィンは不満爆発、中指立てる

<ライト級/5分3R>
マイケル・ブロックフース(米国)
Def.1R4分13秒by TKO
ジョナサン・グリフィン(米国)

ロビー・ローラーがコーナーに陣取るブロックフスは18センチ長身で21センチもリーチで上回るサウスポーのグリフィンに対、右を振るう。待ちの姿勢のグリフィンは右ミドルに左を当てる。ブロックフースはバランスを崩したが、すぐに立ち上がって右フックからダブルレッグへ。ボディロックでケージにグリフィンを押し込むと、ボディロックから小内刈りでテイクダウンを決める。

ブロックフースは左のパウンドを落とし、腰をあげたパンチ、左エルボーを振るう。ケージに詰まって窮屈な姿勢のグリフィンは、エルボーを連続で受けて頭を抱えにいく。抜いたブロックフースが右でも殴ると、グリフィンはここも頭を抱えにいく。体を起こしたブロックフースが思い切り右のパウンドを連続で打ちつけ、腰をあげるとエルボーの連打でレフェリーが試合を止めた。

グリフィンはレフェリーに不満を爆発させ、TVカメラに中指を立てた。


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MMA MMAPLANET o UFC UFC290 ニコ・プライス ボクシング ロビー・ローラー

【UFC290】完全無欠のロビー・ローラー。引退試合で38秒、ニコ・プライスをKOしオクタゴンを去る

<ウェルター級/5分5R>
ロビー・ローラー(米国)
Def.1R0分38秒by KO
ニコ・プライス(米国)

殿堂入り、リタイアマッチに挑むローラーに大歓声が起こる。もちろんサウスポーに構えたローラーが左を伸ばす。右アッパーから距離が近づくと、ダーティーボクシングで左フックを2発、さらに左アッパーから最後も左を打ち抜くとプライスはヒザが折れてダウン。即レフェリーが試合を止め、引退試合でローラーが完勝した。

ローラーは片ヒザをマットつき、しばらく動きを止める。そして立ち上がると感極まった表情を浮かべ、最後のウィナーコールを聞いた。「ハードなトレーニングキャンプがあったら、今日は出足から動きが良かった。最後に大きな一発を爆発させることができた。キャリアの最後にこめかみ、アゴに良いのが入った。最後に素晴らしいファイトウィークが過ごせた。皆、サポートありがとう」と話したローラーに、UFCは何とキャリアを振り返る映像を贈る。

これには涙を流した稀代のMMAブロウラーは「素晴らしい長いキャリアだった。多くの皆の助けがあって今、ここにいることできる。そうでないと、無理だった」と話してオクタゴンを後にした。


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F1 MMA o ONE UFC UFC290 YouTube   アレックス・ヴォルカノフスキー アレッシャンドリ・パントージャ エドガー・チャイレス ジェイリン・ターナー ダン・フッカー ニコ・プライス ブランドン・モレノ ロビー・ローラー 平良達郎

『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』前日計量動画/ジャック・デラ・マッダレナ vs. ジョサイア・ハレル中止により平良達郎 vs. エドガー・チャイレスがプレリミナリーに昇格

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Alexander Volkanovski (144.5) vs. interim champ Yair Rodriguez (145) – featherweight title unification fight
・Champ Brandon Moreno (125) vs. Alexandre Pantoja (125) – for flyweight title
・Dricus Du Plessis (186) vs. Robert Whittaker (185.5)
・Dan Hooker (155.5) vs. Jalin Turner (158)*
・Bo Nickal (186) vs. Val Woodburn (185.5)

PRELIMINARY CARD (ABC/ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Robbie Lawler (170.5) vs. Niko Price (171)
・Josiah Harrell (170.5) vs. Jack Della Maddalena (171)
・Denise Gomes (115.5) vs. Yazmin Jauregui (115.5)
・Jimmy Crute (205) vs. Alonzo Menifield (205.5)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Edgar Chairez (129) vs. Tatsuro Taira (130) – 130-pound contract weight
・Vitor Petrino (206) vs. Marcin Prachnio (206)
・Terrence Mitchell (135) vs. Cameron Saaiman (135)
・Jesus Aguilar (126) vs. Shannon Ross (126)
・Kamuela Kirk (155.5) vs. Esteban Ribovics (156)

 『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』前日計量結果。ダン・フッカーと対戦するジェイリン・ターナーが158ポンドと2ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。


 また、ジャック・デラ・マッダレナと対戦予定だったジョサイア・ハレルがMRI検査の結果もやもや病と診断され近いうちに脳の手術を受けるとのこと。試合は中止となります。


 その結果、平良達郎 vs. エドガー・チャイレスがプレリミナリーカードに昇格するとのこと。ロビー・ローラー vs. ニコ・プライスの前に行われるので7試合目、日本時間午前10時ごろになります。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・アレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスはヴォルカノフスキー支持8人、ロドリゲス支持3人。

・ブランドン・モレノ vs. アレッシャンドリ・パントージャはモレノ支持10人、パントージャ支持1人。

・ロバート・ウィテカー vs. ドリカス・デュ・プレシスはウィテカー支持10人、プレシス支持1人。

・ジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカーはターナー支持9人、フッカー支持2人。

・ボー・ニッカル vs. ヴァル・ウッドバーンは11人全員ニッカル支持。続きを読む・・・
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o UFC アロンゾ・メニフィールド キャメロン・サーイマン シャノン・ロス ジャック・デラ・マダレナ ジョシュ・エメット ダン・フッカー ニコ・プライス ロビー・ローラー 平良達郎

UFC290:オッズ/予想と展望

アレキサンダー・ヴォカノフスキー 1.26
ヤイール・ロドリゲス 3.90
ブランドン・モレノ 1.53
アレクサンドル・パントーハ 2.60
ロバート・ウィテカー 1.25
ドリカス・デュ・プレシ 4.00
ジェイリン・ターナー 1.38
ダン・フッカー 3.20
ボー・ニッカル 1.04
ヴァル・ウッドバーン 13.00
ロビー・ローラー 3.20
ニコ・プライス 1.38
ジャック・デラ・マダレナ 1.05
ジョサイア・ハレル 7.00
ヤスミン・ハウレギ 1.24
デニーシ・ゴメス 4.10
ジミー・クルート 1.83
アロンゾ・メニフィールド 2.00
平良達郎 1.10
エドガー・チャイレス 8.00
ビトー・ペトリーノ 1.35
マルチン・プラフニオ 3.40
キャメロン・サーイマン 1.19
テレンス・ミッチェル 4.90
シャノン・ロス 2.20
ヘスス・アギラー 1.71
カムエラ・カーク 2.20
エステバン・リボビクス 1.71

メインはフェザー級王座統一戦。ここまでフェザー級で負けなしのヴォルカノフスキー。ライト級王者マカチェフに挑んだ2月の試合は敗れたもののマカチェフを追い込む場面もあり、むしろ評価を上げた。

相手は2月にジョシュ・エメットを暫定王座決定戦で破ったロドリゲス。回転系の蹴りなど、トリッキーな打撃が武器。ヴォルカノフスキー有利は動かないかもしれないが、何か起こしそうな期待感はある…かもしれない。

ヴォルカノフスキー判定勝ち。

セミはフライ級タイトルマッチ。ここ2年半はモレノとデイブソン・フィゲイレードの間で4度も行われていたフライ級タイトル戦に、ようやく第3者が参入。モレノとパントーハは2016年のTUFのトーナメント一回戦で対戦し、その時はパントーハがチョークで一本勝ち。さらに、両者UFCと契約した後の2年後にも対戦。パントーハがモレノのタックルを切り、打撃の手数で上回る展開での判定勝ち。5年ぶり3度目の対決で、パントーハにとってはタイトル初挑戦となる。

ここ5年間のモレノの打撃・組みの成長度を見るとモレノ有利だと思うが、変に苦手意識がないかだけが心配。

モレノ判定勝ち。

メインカードに出場するレスリングエリートのボー・ニッカルと、急遽キャッチウェイトでの出場が決まった平良は、いずれも本来コンテンダーシリーズで試合をする予定だった選手との対戦で、オッズは大差。平良は勝って当然の試合とはなるが、年間最大のビッグイベントの一つに出場することになったのはかえって幸運かもしれない。

第1試合開始は9日朝7時から。速報します。

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UFCが7.8『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』のメインカードを発表/デイナ・ホワイト「ロビー・ローラーはニコ・プライス戦が引退試合になる」

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7.8『UFC 290』でアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦(2023年04月07日)

『UFC 189』ロビー・ローラー vs. ローリー・マクドナルド2がUFCホール・オブ・フェーム入り(動画)(2023年04月10日)

7.8『UFC 290』でブランドン・モレノ vs. アレッシャンドリ・パントージャのフライ級タイトルマッチ(2023年04月13日)

7.8『UFC 290』でトレシアン・ゴアとボー・ニッカルが対戦(2023年04月13日)

7.8『UFC 290』でロバート・ウィテカー vs. ドリカス・デュ・プレシス、ロビー・ローラー vs. ニコ・プライス、ジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカー(2023年04月22日)

 こちらの続報。




MAIN EVENT: Alexander Volkanovski vs. Yair Rodríguez

Brandon Moreno vs. Alexandre Pantoja

Robert Whittaker vs. Dricus Du Plessis

Jalin Turner vs. Dan Hooker

Bo Nickal vs. Tresean Gore

 UFCが7月8日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 290』のメインカードを発表。全て当サイトでは既報ですが、メインイベントはアレックス・ヴォルカノフスキー vs. ヤイール・ロドリゲスのフェザー級王座統一戦。セミファイナルはブランドン・モレノ vs. アレッシャンドリ・パントージャのフライ級タイトルマッチ、以下、ロバート・ウィテカー vs. ドリカス・デュ・プレシス、ジェイリン・ターナー vs. ダン・フッカー、ボー・ニッカル vs. トレシアン・ゴアが続きます。

 また、プレリミナリーカードの最後に行われるロビー・ローラー vs. ニコ・プライスについてデイナ・ホワイトは「私はロビー・ローラーを19歳の時に見つけたが、『UFC 290』は彼の素晴らしい22年間のキャリア最後の試合になるだろう」とコメントしています。

 ローラーは『UFC 189』で行われたローリー・マクドナルド戦のホール・オブ・フェーム入りがすでに発表されており、『UFC 290: Volkanovski vs. Rodriguez』の週に授賞式が行われます。続きを読む・・・
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UFC287:第9試合・ケビン・ホランド vs. サンチアゴ・ポンジニッビオ

ウェルター級。

ケビン・ホランドはコロナ禍が始まった2020年に約8ヶ月で5連勝し一気にブレイク。が、その後メインに抜擢された2戦は、いずれも簡単にテイクダウンされ下からリカバリーできないまま判定負けという展開を10R続けて一気に評価を下げた。昨年ウェルター級に落とすと2連続フィニッシュで再び評価を上げる。が、昨年9月に急遽カードシャッフルで組まれたチマエフ戦は1Rダースチョークで完敗。ショックから試合後引退を表明した。しかし即引退撤回し、3ヶ月後にはメインでスティーブン・トンプソンと対戦。積極的に攻めてファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したものの、2R以降は距離を取られ打撃が当たらなくなり、右腕を負傷して4RTKO負けで連敗となる。浮き沈みが激しいが、再び浮上のきっかけをつかめるか。30歳。

アルゼンチンのポンジニッビオは7連勝でランキング入りしたものの、約2年のブランク明けでリー・ジンリャンにKO負け。佐藤天からチョークで勝利したミゲル・バエザには判定勝ちしたが、その後ジェフ・ニールとミッシェウ・ペレイラに連続スプリット判定負け。前回は元王者ロビー・ローラーと対戦予定だったが、直前でローラーが欠場となり、4連勝中のアレックス・モロノと対戦し、2Rまで劣勢の展開から3Rに逆転KO勝ち。ATT所属で、カーフキックも武器としている。36歳。

カーフキックを入れたポンジニッビオ。長いリーチからジャブを打ち込むホランド。サイドキック。ポンジニッビオインロー。踏み込んでいったポンジニッビオだがホランドのパンチを貰う。ポンジニッビオのローにパンチを合わせたホランド。距離を取るホランドを追いかけるが、ホランドバックステップ。ホランドのカーフキック、インロー。アッパー。間合いを詰めたパンチを打ち込むポンジニッビオ。またカーフ。ポンジニッビオ踏み込んでワンツー。カーフ。ホランドの蹴りをキャッチしたポンジニッビオだが、ホランドがパンチを打ち込む。下になったポンジニッビオ。パウンドを入れる。ホーン。

1Rホランド。終盤、足をキャッチしたポンジニッビオの顔面にホランドの裏拳が入って倒れていた。

2R。詰めていくポンジニッビオだが、ホランドのパンチを貰う。積み込んでパンチを入れるポンジニッビオ。ホランド前蹴り・関節蹴り。遠い間合いから蹴りを入れていくホランド。またカーフを入れるポンジニッビオだが、ホランドのパンチを貰う。ポンジニッビオまた蹴りをキャッチしたが、ホランドパンチを入れて引き剥がす。パンチを入れたホランド。右がヒットし効いた。ポンジニッビオクリンチするとケージに押し込むが、ホランド膝を入れて離れる。ホーン。

2Rホランド

3R。間合いに入れないポンジニッビオだがカーフキックでホランドちょっとぐらついた。しかしパンチ・蹴りのヒットはホランド。ポンジニッビオ詰めてワンツー。しかしなかなかパンチが当たる間合いにできない。距離ができるとホランドが打撃を入れていく。ポンジニッビオの蹴りをキャッチしたホランド。踏み込んで放った左が顎にヒットし、ポンジニッビオ頭からダウン!亀になったポンジニッビオを見てレフェリーストップ!

ホランド、長いリーチからの打撃で試合を優勢に進めて快勝。

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MMA o ONE UFC   イスラエル・アデサニャ カマル・ウスマン ジョン・ジョーンズ ニック・ディアス ロビー・ローラー

ニック・ディアス「UFCにはできるだけ早く試合をしたいと言っている」



ニック・ディアス「年末に試合をしたいが、やるならカマル・ウスマンのタイトルに挑戦したい」(2022年05月27日)

 こちらの続報。


 ニック・ディアスが以下のコメント。

「UFCにはできるだけ早く試合をしたいと言っている」

「ジョン・ジョーンズではないが…まぁイスラエル・アデサニャとかアレックス・ペレイラとか、常にベストな相手と戦いたい」


Nick Diaz(Sherdog)

 ニック・ディアスは8月には40歳になります。2021年9月の『UFC 266: Volkanovski vs. Ortega』でロビー・ローラーに3R TKO負けして以来試合をしていませんが、この時も6年8ヶ月ぶりの復帰戦でした。

 昨年5月に当時ウェルター級王者だったカマル・ウスマンと対戦したいと言った時はデイナ・ホワイトに一蹴されています。続きを読む・・・
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UFC286:第13試合・グンナー・ネルソン vs. ブライアン・バーバリーナ

ウェルター級。

マクレガーと同じSBGアイルランド所属のネルソン。伝統派空手柔術がバックボーンで、一本勝ち6回はUFCウェルター級史上最多タイ。が、デミアン・マイアとのグラップラー対決では一方的にポジションを奪われ完敗。2年半の長期ブランク明けとなった昨年3月では、直前に相手が欠場し、代役の佐藤天と対戦。タックルからテイクダウンして四の字バックでドミネイトする展開で完勝した。そこからまた1年ぶりの試合となるが、今回も1ヶ月前にダニエル・ロドリゲスが欠場となり、代役のバーバリーナとの対戦に変更。メインで防衛戦を行うエドワーズとは2019年に対戦し、微妙な1Rの後に2Rはダウンを奪われ、3Rは逃げ切り体勢に入ったエドワーズからマウントを奪って攻めるもスプリット判定負け。減量をあまりしないことでも知られている。34歳。

バーバリーナは激闘タイプのハードパンチャー。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトは受賞経験がないが、ファイト・オブ・ザ・ナイトは5度受賞している(うち3回は負けた試合)。UFC9勝7敗の中堅ファイターだが、殴り合いで試合が盛り上がるため人気が高い。昨年7月、元王者ロビー・ローラーに2RKO勝ちしたが、12月に組まれた元ライト級王者ハファエル・ドス・アンジョス戦では、テイクダウンで組み技勝負を狙ったRDAに寝かされると一方的な展開となり、2Rチョークで一本負け。33歳。

ガードを下げて半身で構える伝統派空手っぽい構えのネルソン。飛び込んで組み付きケージに押し込む。ダブルアンダーフック。背中でクラッチ。外掛け。こらえたバーバリーナ。シングルレッグからテイクダウン成功。ハーフ。肘を落とす。バーバリーナの腕をアームロックに狙うが、バーバリーナ防いでいる。しかし残り20秒でマウント。腕十字。伸ばしてタップアウト。

グラウンドに持ち込んで圧倒。バーバリーナ、相変わらずグラウンドは穴。