カテゴリー
MMA MMAPLANET o キック ダニー・サバテーロ ラフェオン・スタッツ レアンドロ・イーゴ

【Bellartor282】ヒール誕生!! イーゴと観客にフラストレーションを与え続けたサバテーロが準決へ

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分3R>
ダニー・サバテーロ(米国)
Def.3-0:49-46.49-46.49-46
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)

互いに右ローカーフを放ち、ジャブで距離を見る。サバテーロが前進基調で、イーゴはそこにカウンターを狙う。組むタイミングを計るサバテーロが、やや遠い距離からヒザを滑らすように見事なダブルレッグテイクダウンを決め、バックに回るとワンフックの状態に捕える。

ヒールキックからケージを蹴りつつ、ワンフックを続けるサバテーロは亀になったイーゴの肩口にヒザを入れる。後方へエルボーを見せるイーゴだが、再びワンフックに取ったサバテーロから逃れることはできない。サバテーロも右の拳をワキ下で挟まれ抜けない状態に。残り15秒でレフェリーがブレイクを与えたが、この時間で試合が動くことはなかった。

2R、右カーフを蹴ったサバテーロが右に大きく回る。スイッチするイーゴは右ロー、ジャブで距離を詰めたサバテーロが跳びヒザ、狙いは着地後のダブルレッグだ。ケージにイーゴを押し込み、アンクルピックで煽ってからバックへ。ここもロールしてワンフックへ。ガードを取ったイーゴは、上四方に回ったサバテーロの腕を引き寄せ、アームロックを支店にバックを取り、両足をフックする。

サバテーロが自分の得意ばポジションを取られるピンチになり、手首を掴んで絞めのセットさせない。イーゴは後方から肩口にエルボーを連打し、嫌がったところで絞めを狙うつもりか。上体を起こしきれないサバテーロは、後方からパンチを打たれ懸命に腹ばいにならないよう我慢の時間が続く。アゴの上からパームトゥパームは強引すぎ、パンチに戻したイーゴがラウンドを取り返した。が、コーナーに戻る際に足を引きずる仕草が気になった。

3R、前蹴り、ジャブから右を見せたサバテーロが、カーフを連続で蹴っていく。イーゴはボディを殴り、サバテーロはカーフを続ける。イーゴがローを返すと、サバテーロはダブルレッグでテイクダウン。ギロチンのイーゴは、サイドを取らせないようガードを取る。ここでギロチンは解除され、サバテーロがガードの中から細かいパンチを打ち下ろす。

観客のブーイングが響き渡る館内、バタフライフックからすぐにイーゴがクローズドに戻す。細かいパンチのサバテーロがエルボーを落とす。2Rのピンチがあり、より堅実な攻めに徹するサバテーロがエルボーを3発落としてラウンド終了を迎えた。

4R、イーゴのジャブに、近い距離でもぐりこんでダブルレッグを決めたサバテーロ。ギロチンも苦も無く防ぐと、イーゴはラバーガードを狙う。頭をいれて、防いだサバテーロが足を一本抜こうと動く。バタフライガードに右のパンチを入れたサバテーロが、スクランブルでバックを取る。ボディロックで足を刈って崩すサバテーロは、後方からヒザを入れるとついにボディロックで前方にスラム、背中に乗って左足をフックする。

足を外してスラム、そこから背中を取り直してワンフック――サバテーロが、徹底的にコントロールを続け、左のパンチを後方かれ連打する。胸を合わせることができないイーゴは、残り5秒で離れたサバテーロにスピニングバックフィストを当てて時間を迎えた。

最終回、カーフをいれ組みつたサバテーロがテイクダウン。ギロチンを取りきれないイーゴは、ここもクローズドに戻る。結果、サバテーロはスクランブルでバックを取る。正面を向いてギロチンのイーゴ、スラムで叩きつけたサバテーロは、頭を押し込み極めさせない。残り2分、クローズドが開くとサバテーロが担いでパスへ。背中を見せたイーゴが、立ち上がって離れると右を当てる。

直後にダブルレッグでテイクダウン、2R以外は完全に試合を支配したサバテーロがイーゴの腕十字を防ぎ、パウンドを落として試合を締めた。冷え切った観客の感情を逆なでるような勝利のアピールをしたサバテーロ。判定勝ち後もブーイングのファンを挑発――この図太さと素晴らしいテイクダウン&バック奪取で、ワイルドカードから暫定世界バンタム級王者ラフェオン・スタッツへの挑戦&ワールドGP準決勝進出を決めた。

ケージに上がったスタッツは「こいつ、ほんとに最悪」とマイクで話すと、サバテーロは中指を立て――しっかりとワールドGPヒールでヒールとして地位を獲得した。


The post 【Bellartor282】ヒール誕生!! イーゴと観客にフラストレーションを与え続けたサバテーロが準決へ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator282 MMA MMAPLANET o UFC   アナトリー・トコフ アレクサンデル・シャブリー アレハンドラ・ララ イララ・ジョアニ エンリケ・バルゾラ ゲガール・ムサシ サバウ・ホマシ ジョニー・エブレン ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ ブレナン・ワード ブレント・プリマス マゴメド・マゴメドフ ルーカス・ブレナン レアンドロ・イーゴ 渡辺華奈

【Bellator282】計量終了 ワイルドカードから対抗馬?! バルゾラ&サバテーロが、マゴメドフ&イーゴ戦へ

【写真】バルゾラの挑発をメゴメドフは、文字通り理解できなかった(C)BELLATOR

24日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されるBellator282「Mousasi vs Eblen」の計量が、23日(木・同)に行われている。

キャリア11連勝でいつの間にやらタイトル挑戦権を獲得したジョニー・エブレンが、ゲガール・ムサシの持つBellator世界ミドル級に挑むタイトル戦がメインの今大会、全選手が計量をパスしている。


中重量級のメイン以上に日本のファンに注目を集めているといっても過言でないバンタム級ワールドGP準々決勝2試合は、ワイルドカードを勝ち上がり本トーナメントに晴れで挑むことになったダニー・サバテーロとエンリケ・バルゾラが、それぞれレアンドロ・イーゴとマゴメド・マゴメドフと対戦する。

UFCから転じダリオン・コールドウェル&ニキータ・ミハイロフを下したバルゾラが、マゴメドフの執拗なテイクダウン&コントロールに対しても、持ち前の粘りを見せることができるのか。この5分✖5R試合で、マゴメドフをより疲弊させて勝利を得るようなことがあれば、ワイルドカードから対抗馬に躍進となる。

そのバルゾラ、フェイスオフで何やら言葉を掛けるが、耳を傾けたマゴメドフは結果、分からないというジェスチャーで応える。

もう一つのGPトーナメントは、堅実なスタイルを派手な言動でカバーするサバテーロが、一気に距離を詰めて額をつけるような状態でまくし立ててイーゴを挑発する。イーゴも言葉を返し、不遜な笑みを浮かべた。

決して組みも弱くないイーゴが、組みだけで勝負といって過言でないサバテーロのバック地獄を掻い潜ることができるか。長引けば、サバテーロの準決勝進出も十分にある一戦だろう。
この他、ルーカス・スカイウォーカー・ブレナンがキャリア7連勝を賭けてジョニー・ソトと戦うフェザー級マッチや、ライト級元世界王者で10thPlanet柔術を駆使するブレント・プリマスが、圧力はさほど高くないが21勝3敗という抜群の戦績を誇るアレクサンデル・シャブリーを迎え撃つライト級戦。

さらに渡辺華奈に負けたラテン女子対決=アレハンドラ・ララ✖イララ・ジョアニ戦、サバウ・ホマシ✖マイコン・メンドーサの渋いウェルター級戦、キャット・ジンガーノの出場と非常に粒揃い、モヒガンサン・アリーナ大会らしくプレリミでも充実さラインアップが揃ったBellato282だ。

■視聴方法(予定)
6月25日(土)
午前6時30分~ U-NEXT

■Bellator282 計量結果

<Bellaotr世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]ゲガール・ムサシ: 185ポンド(83.91キロ)
[挑戦者] ジョニー・エブレン: 185ポンド(83.91キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
レアンドロ・イーゴ: 134.75ポンド(61.12キロ)
ダニー・サバテーロ: 134.75ポンド(61.12キロ)

<バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
マゴメド・マゴメドフ: 135ポンド(61.24キロ)
エンリケ・バルゾラ: 135ポンド(61.24キロ)

<ライト級/5分3R>
ダン・モレット: 155.5ポンド(70.53キロ)
キリズ・モタ: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ブレナン・ワード: 171ポンド(77.56キロ)
カシウス・ケイン: 169.75ポンド(76.99キロ)

<フェザー級/5分3R>
ルーカス・ブレナン: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジョニー・ソト: 145.5ポンド(66.0キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 156ポンド(70.76キロ)
アレクサンデル・シャブリー: 155.75ポンド(70.64キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
キャット・ジンガーノ: 145.25ポンド(65.88キロ)
パム・ソーレンソン: 146ポンド(66.22キロ)

<ミドル級/5分3R>
アナトリー・トコフ: 186ポンド(84.37キロ)
ムハマド・アブダラー: 184.25ポンド(83.57キロ)

<ウェルター級/5分3R>
サバウ・ホマシ: 170ポンド(77.11キロ)
マイコン・メンドーサ: 170.75ポンド(77.45キロ)

<女子フライ級/5分3R>
アレハンドラ・ララ: 125.5ポンド(56.92キロ)
イララ・ジョアニ: 125ポンド(56.7キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ロー: 145.75ポンド(66.11キロ)
ジェイムス・ゴンザレス: 145.75ポンド(66.11キロ)

<ミドル級/5分3R>
アーロン・ジェフリー: 184.25ポンド(83.57キロ)
ファビオ・アギラー: 184ポンド(83.46キロ)

<ライト級/5分3R>
ブライス・ローガン: 156ポンド(70.76キロ)
マンデル・ナロ: 155.5ポンド(70.53キロ)

The post 【Bellator282】計量終了 ワイルドカードから対抗馬?! バルゾラ&サバテーロが、マゴメドフ&イーゴ戦へ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator279 MMA MMAPLANET o キック フアン・アルチュレタ ラフェオン・スタッツ レアンドロ・イーゴ

【Bellator279】アルチュレタの組みを受けきったスタッツ、左ハイ一撃で暫定王座獲得&GP準決勝へ

<Bellaotr世界暫定バンタム級王座決定戦&バンタム級ワールドGP準々決勝/5分5R>
ラフェオン・スタッツ(米国)
Def.3R0分16秒 by TKO
フアン・アルチュレタ(米国)

いきなりアルチュレタが前に出る。しかしアルチュレタの組みをかわしたスタッツがワンツーで、アルチュレタのバランスを崩させる。組みつくアルチュレタだが、スタッツにかわされてしまう。パンチでコントロールするスタッツに、ダブルレッグで組みついたアルチュレタがグラウンドに持ち込んだ。ケージに背中を着けて上半身を起こしているスタッツの両足をたたんでいくアルチュレタ。立ち上がるスタッツ、アルチュレタは右腕を差し込んでスタッツをケージに押し込む。

アルチュレタがボディロックからスタッツをリフトアップするも、スタッツが凌いで倒されず。そのままアルチュレタがスタッツをケージに押し込み続け、スタッツの右足を挟んで揺さぶっていく。押し込まれるスタッツが、組まれながらヒザを繰り出すも届かず。スタッツがケージをつたったところで、アルチュレタも離れた。ケージ中央でパンチを繰り出す両者。アルチュレタの左目尻から出血が見られる。残り30秒で、スタッツがダブルレッグでテイクダウンを奪い、バックを狙っていった。

2R、前に出てきたアルチュレタの顔面に、スタッツが左ストレートを突き刺す。構わず前に出るアルチュレタ。スタッツはアルチュレタのシングルをスプロールして距離を取る。右ストレートを連打するアルチュレタ、スタッツは左ミドルを当てるも、アルチュレタの前進は止まらない。スタッツのパンチをかわしたアルチュレタが組みつき、ボディロックでスタッツをケージに押し込んでいく。右腕を差し上げるアルチュレタ、小外刈りで揺さぶるもスタッツは倒れない。

スタッツがケージから離れて中央へ。ここではスタッツがプレッシャーをかける。サークリングから前に出るアルチュレタ。スタッツの右の打ち終わりに右ショートを打ち込んだ。一瞬間を置いてテイクダウンを狙ったスタッツだが、アルチュレタがこれをスプロールして反対にスタッツをケージに押し込んだ。正対するスタッツに両ワキを差して逃さないアルチュレタ。左足へのシングルに切り替えたアルチュレタが、そのままケージに押し込み続けてラウンドを終えた。

3R、ここでも前に出るのはアルチュレタだ。しかしスタッツが左ハイキックを繰り出すと、ダッキングしたアルチュレタの頭部にスタッツの左ヒザがヒット。ゆっくりと背中からダウンしたアルチュレタの顔面に、スタッツが右ヒジを連打するとレフェリーが両者の間に飛び込んだ。

バンタム級暫定王座を獲得したスタッツは、GP準決勝ではレアンドロ・イーゴ×ダニー・ザバテーロの勝者と戦う予定だ。


The post 【Bellator279】アルチュレタの組みを受けきったスタッツ、左ハイ一撃で暫定王座獲得&GP準決勝へ first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator278 MMA MMAPLANET o キック ジョーネル・ルーゴ レアンドロ・イーゴ 堀口恭司

【Bellator278】ザバテーロがルーゴをTDからドミネイト、4ポイント差の判定勝ちでGP準々決勝に進む

<バンタム級/5分3R>
ダニー・ザバテーロ(米国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26.
ジョーネル・ルーゴ(米国)

スイッチしながらプレッシャーをかけるルーゴに対し、ケージを背にしてサークリングするザバテーロ。ザバテーロのシングルレッグをカットしたルーゴがローでけん制する。ザバテーロは低い体勢からダブルレッグで尻もちを着かせたが、ルーゴはすぐに立ち上がって勝負はスタンドへ。組みつくザバテーロが、ガブってコントロールしながらバックに回り、そのままグラウンドへ持ち込んだ。ハーフガードのルーゴに右ヒジを落とすザバテーロが、トップからコントロールする。

反転して立ち上がろうと試みるルーゴを、ザバテーロが追いかけてグラウンドへ引き戻す。ルーゴがハーフガードからフルガードへ戻すと、ザバテーロはルーゴの頭を抱えてマットに叩きつけた。左右のパウンドとヒジを落としながらパスを狙うザバテーロ。ルーゴは左腕でザバテーロの右足を抱え、潜りスイープを狙うも返すことはできず。上半身を起こしたルーゴの頭をギロチンで捉えつつ、ザバテーロがルーゴに背中を着けさせてファーストラウンドを終えた。

2Rはザバテーロがプレッシャーをかけていく。ルーゴもスイッチしながらパンチを返すが、クリーンヒットはなし。ザバテーロがダブルレッグで組みつき、ボディロックからテイクダウンを奪った。ルーゴはフルガードから、またも潜っていくもザバテーロが足を一本越えた。ケージキックで自分の頭をケージ中央に向けるルーゴ、ザバテーロはトップをキープしながらパンチとヒジを落とす。そして一瞬パスしてマウントに移行したが、ルーゴはハーフガードに戻した。

ここでバックを狙ったザバテーロがRNCを狙うも、バックに回り切ることができず、ルーゴが脱出。ザバテーロはコントロールしながらルーゴの左側に回って肩固めへ。ルーゴはハーフガードを保ち、肩固めを凌ぐ。肩固めを解いてバックマウントを狙ったザバテーロ。さらにトップからパンチとヒジを連打していき、ファンを煽る。ザバテーロの頭部から出血が見られるも、構わずザバテーロはルーゴの顔面にパンチを落とし続けた。

最終回、サウスポーのルーゴが左ローから左ハイ。これをディフェンスしたザバテーロがダブルレッグを狙い続け、バックに回ってからグラウンドに引きづりこんだ。ハーフガードで守るルーゴ。左手首を取られたザバテーロだが、パンチを落としながら左腕を抜いた。フルガードのルーゴをケージに押し付け、パンチとヒジを上下に打ち分けるザバテーロ。ここでルーゴがスイープに成功。ザバテーロはすぐに立ち上がり、右腕を差し入れてルーゴをケージに押し込んだ。

ケージ際で再びグラウンドに持ち込んだザバテーロは、ルーゴのバックへ。片足を差し込みつつルーゴの首を狙う。ハーフガード、さらにクローズドガードに戻したルーゴ。ザバテーロはパンチとヒジを打ち込みながらルーゴをリフトしてマットに叩きつける。アクションを続けるザバテーロに対して、ルーゴは攻め手が見つからない。足を上げるも下から仕掛けることもできなくなったルーゴを、ケージに落ち込んでザバテーロが試合終了のゴングを聞いた。

完全にドミネイトしたザバテーロが、ジャッジ3者とも4ポイント差をつける裁定で勝利。インタビューではザバテーロ「ファッ○ン」を連呼すると、インタビュアーのビッグ・ジョン・マッカーシーが回数を数えながら、すぐにインタビューを打ち切ることに。
堀口恭司と同じATTで練習するザバテーロがワイルドカードで勝利し、レアンドロ・イーゴと対戦するバンタム級GP準々決勝に進出した。


The post 【Bellator278】ザバテーロがルーゴをTDからドミネイト、4ポイント差の判定勝ちでGP準々決勝に進む first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator278 Bellator279 MMA MMAPLANET o PFL UFC エマニュエル・サンチェス エンリケ・バルゾラ クリス・サイボーグ ジェイムス・ギャラガー ジャスティン・ゴンザレス ジュリアナ・ヴェラスケス ジョシュ・ヒル セルジオ・ペティス ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ニキータ・ミハイロフ パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ベラトール マコア・クーパー マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ ランス・ギブソンJr リズ・カモーシェ レアンドロ・イーゴ 堀口恭司

【Bellator278&279】ペティス脱落のハワイ2Daysに公然の謎多きMMA一家から、マコア・クーパー出場

【写真】プロ2戦目──クーパー一家らしく精悍の顔つきの21歳=マコア・クーパーがベラトール初陣に挑む (C)TITAN FC

24日(木・現地時間)、Bellatorより4月22日(金・同)と23日(土・同)にハワイ州ホノルルのニール・S・ブレイズデール・アリーナで開催されるBellator278と279の追加カード及びカードの変更が発表されている。

ハワイ2Daysで開幕するBellatorフェザー級ワールドGPは堀口恭司×パッチー・ミックス、もう1試合は世界バンタム級のベルトが賭けられた王者セルジオ・ペティス×挑戦者ラフェオン・スタッツが組まれていた。

しかし、王者ペティスは負傷で同門対決からドロップアウト。波乱の幕開けどころか、幕開け前の波乱が起きてしまった。


その結果、スタッツは前世界王者のフアン・アルチュレタと暫定王座を争うGP準々決勝をBellator279で戦うことになった。またジェイムス・ギャラガーもトーナメント戦から姿を消し、ペティスとギャラガーが抜けた穴埋めにBellator278でワイルドカード戦が2試合組まれることも今回明らかとなっている。

勝てば準々決勝進出がワイルドカード戦はジョシュ・ヒル×エンリケ・バルゾラ、そしてジョーネル・ルゴ×ダニー・サバテーロとなり、ヒル×バルゾラの勝者はマゴメド・マゴメドフと、ルゴ×サバテーロの勝者はレアンドロ・イーゴとのクオーターファイナルに進出する。

(C)BELLATOR

バルゾラはTUFラテンアメリカ優勝、6勝3敗1分と勝ち越しているUFCから転じた初戦で、ダリオン・コールドウェルを破ったばかり。

(C)BELLATOR

Titan FCバンタム級王者&コンテンダーシリーズで勝利もUFCと契約がならなかったサバテーロはサークルケイジ初陣で、UFC戦績5勝2敗だったブレット・ジョンズを下している。

ペティス脱落、ワイルドカードにニキータ・ミハイロフの名が見られないのは残念だが、それも準々決勝にバルゾラやサバテーロが進出するならGP見所はプラスマイナス・ゼロといっても過言でない。

それだけトーナメントの行方、予想を困難にする実力者がワイルドカード戦に選出されたといえる。

また279大会でベラトール世界女子フェザー級王者クリス・サイボーグ✖アーリーン・ブレンコウのBellator世界女子フェザー級選手権試合が組まれたのに対し、278大会では世界女子フライ級選手権試合=王者ジュリアナ・ヴェラスケス✖リズ・カモーシェ戦が組み込まれている。

その278大会ではプレリミに父にレイ・ブラダ・クーパーJr、兄にレイ・ブラダボーイ・クーパー3世を持つマコア・クーパーがプロ2戦目で、ハワイ・ローカル枠に抜擢されブレイク・ペリーとのマッチアップも決まっている。

父はハワイMMAのパイオニア、兄はPFLで2度の優勝も自宅にガレージで家族だけ練習するという公然ながら、謎多きMMA一家から、レスリングとフットボールで活躍したマコアのBellator初陣は非常に楽しみだ。

なお279大会のプレリミでジャスティン・ゴンザレス×カイ・カマカ3世、エマニュエル・サンチェス✖ヤンシー・メデイロス戦、さらにランス・ギブソンJrも出場するなど注目カードが並んでいる。

The post 【Bellator278&279】ペティス脱落のハワイ2Daysに公然の謎多きMMA一家から、マコア・クーパー出場 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator272 MMA RIZIN ジェイムス・ギャラガー スコット・コーカー セルジオ・ペティス パッチー・ミックス フアン・アルチュレタ ブログ マゴメド・マゴメドフ ラフェオン・スタッツ レアンドロ・イーゴ 堀口恭司

【Bellator】堀口に再戦&ベルト奪回の再チャンス。日本で開幕戦もあった……2022年にバンタム級GP開催

【写真】GPの開催により、勝ち進めば多くても3試合後には堀口にタイトル挑戦の再チャンスが巡って来ることとなった (C)BELLATOR

3日(金・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催されたBellator272「Pettis vs Horiguchi」内で、バンタム級ワールドGPが2022年に行われることが発表された。

同大会のメインカード第1試合でジョニー・エブレンがコリン・ハックボディをTKOで下すと、中継内でヘビー級ワールドGP決勝のライアン・ベイダー✖モルドフスキー、世界ミドル級選手権試合=王者ゲガール・ムサシ✖挑戦者オースティン・ヴァンダーフォード、世界ライトヘビー級選手権試合=王者ワジム・ネムコフ✖コーリー・アンダーソンという世界戦が2022年に行われることが言及された。

引き続き中継だけでなく、会場のファンにも「2022年の前半に初めてBellatorバンタム級ワールドGPが開催される」ことがケージ内よりリングアナによって発表され──その出場選手がステージに順次姿を見せた。


マゴメド・マゴメドフ、ジェイムス・ギャラガー、レアンドロ・イーゴ、パッチー・ミックス、ラフェオン・スタッツ、そして前世界王者フアン・アルチュレタが登壇し、残り2人はこの後に世界戦を戦った堀口恭司とセルジオ・ペティスの8人が100万ドルを賭けた8人制トーナメントに参加することが明らかに。

大会終了後の会見でスコット・コーカーは、今回のGPに関して「16人でも8人でも簡単に組むことができた。我々にとってベストの階級だから。4試合のベストマッチアップを実現させるため」8人制としたことを説明した。

まだ2022年のスケジュールが発表されていないベラトールにあって、コーカーは来週にも1月からの大会がアナウンスされるとし、最初の3カ月に上記の3試合、続く3カ月にヤーソラフ・アモソフ✖マイケル・ペイジ(※ウェルター級選手権試合)が組まれ、GPは3月に開始される予定とのこと。

また、今大会のメインでKO負けした堀口に関しては「少し休んでもらって。3月には戦えるようになっているだろう。こういう敗北もあるけど、彼がどういうレベルにあるファイターかは見てもらえたはずだ。試合の全てをコントロールしていた。ホリグチはアメージングでブリリアントなファイターだ」とコーカーは話した。

また開催地に関しては、「新型コロナウィルス感染問題がなかれば日本……RIZINと一緒にさいたまスーパーアリーナ、東京ドームで開きたかった。ただし、COVIDの影響で日本は再びシャットダウン状態だから、ベイエリアかLA、あるいはここモヒガンサン、米国でやることになるだろう」と──日本大会も視野に入れていたことをコーカーは明言した。

The post 【Bellator】堀口に再戦&ベルト奪回の再チャンス。日本で開幕戦もあった……2022年にバンタム級GP開催 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
BELLATOR Bellator259 Report ダリオン・コールドウェル ブログ レアンドロ・イーゴ

【Bellator259】コールドウェルがTDからバック、トップと完勝に思われたが、イーゴにまさかの判定負け

<137.5ポンド契約/5分3R>
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.29-28
ダリオン・コールドウェル(米国)

イーゴが体重オーバーで、契約体重戦に。コールドウェルがスイッチしつつ、左ハイを狙う。跳びヒザに下がったイーゴは、カーフを狙い続ける。コールドウェルは左フックで前に出て、続くステップインでダブルレッグへ。イーゴーはギロチンに捕えると、クローズドを取る。ケージに押し込んで頭を抜いたコールドウェルはガードの中から、左エルボーを6連。額をカットしたイーゴ、鮮血が滴り落ちる。スペースを取って左のパンチを落としたコールドウェルは腕十字から三角狙いを担いでパス。イーゴはヒールを取りに行くが、正対したコールドウェルが左エルボーを落とし初回が終わった。

2R、関節蹴りを繰り出したコールドウェル。イーゴは右オーバーハンドを振るうが、空を切る。ローを足払い気味に決めたイーゴが、倒れたコールドウェルに腕十字を狙う。腕を抜いてトップを取ったコールドウェルに対し、イーゴは初回と同じように四の字でクローズドを取る。コールドウェルはボディ打ちから、抑えに徹しヒジを落とさない。残り1分を切り、腰を上げて左エルボーを一発落としたコールドウェルは、最後の最後に腕十字狙いを外すと、時間とともにラウンド数を間違ったのか大きく両手を広げ勝利をアピールした。

最終回、蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙ったイーゴに対し、スクランブルでトップを取ったコールドウェルがバックに回る。このままコールドウェルは時間を使い、後方からヒザを突き上げる。正対し、テイクダウンを狙ったコールドウェルをがぶったイーゴだが、これもコールドウェルが時間を使っている感がある。と、イーゴがグラウンド状態でヒザを頭部に入ったと、試合が中断される。肩口への蹴りが、顔面をかすめた形でダメージのないコールドウェルは、ここでシングルレッグへ。イーゴはギロチンで逆転を狙うが、コールドウェルは頭を抜いて背中を預ける。

明らかに時間の経過を待つコールドウェルは、亀から前転してヒザ十字へ。すぐに足を外し、背中を預けたコールドウェルは両足をフックされても直後に胸を合わせてトップ奪取。左右のパンチで試合をまとめた。

文句なしのコールドウェルの判定勝ちかと思われたが、ジャッジは2-1でイーゴを支持。目の前で告げられる裁定が、何を対象にしているのか本当に理解できなくなってしまう……ジャッジの判断だ。


The post 【Bellator259】コールドウェルがTDからバック、トップと完勝に思われたが、イーゴにまさかの判定負け first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator259 News  ケイリン・メデイロス アルフィー・デイヴィス アレクサンデル・シャブリー アンソニー・スミス クリス・サイボーグ ダニー・サバテーロ ダリオン・コールドウェル ブレット・ジョンズ ブログ レアンドロ・イーゴ ヴァレリー・ルレーダ

【Bellator259】計量終了 1試合消滅でメインカード昇格はキャリア4戦のルレーダ✖ガイの女子戦!!

【写真】並みいる強豪プレリミ出場ファイターを押しのけ、キャリア4戦目同士のルレーダとガイがメインに昇格。ルレーダの出来上がり方は群を抜いている (C)MMAPLANET

20日(木・現地時間)、21日(金・同)にコネチカット州アンカスビルのFight sphere=モヒガンサン・アリーナで開催されるBellator259「Cyborg vs Smith 2」の計量が行われた。

ライトヘビー級で対戦予定だったクリスチャン・エドワーズとベン・パリッシュは前者がメディカルをパスせず中止に。

この一戦に代わり、プレリミからメインに昇格したのはヴァレリー・ルレーダ✖ハンナ・ガイ、3勝0敗と2勝1敗の選手が戦う女子フライ級となった。

メインでBellator世界女子フェザー級王座を賭けた戦う王者クリス・サイボーグと挑戦者レスリー・スミスは、それぞれ 144.6ポンドと143.6ポンドと余裕を持った体重でパスしている。

5年前の対戦では81秒で敗れているスミスは「あれからもっと成熟し、技術面でも力をつけ、チャンピオンになる意志力は絶対的になった」と話し、サイボーグは「皆が私のベルトと狙っているけど、ハードなトレーニングをしてきた。誰も私のベルトを獲ることはできない」とコメントした。


メインカードではダリオン・コールドウェルと対戦するレアンドロ・イーゴがバンタム級のリミットを2.5ポンド・オーバーで失敗。

契約体重で対戦することとなったが、フェイスオフでは趣向を凝らしたマスク姿を披露していた。そのマスク越しに両者は罵り合い、最後はコールドウェルがマスクを外してポーズを取るようになっていた。

8試合になったプレリミでは女子フェザー級でジェネイ・ハーディングと相対するリア・マコートが、 149.4ポンドと4.4ポンドの大量オーバーもハーディングが対戦を飲んでいる。

そのプレリミ注目のオープニングマッチ=ライト級のアルフィー・デイヴィス✖アレクサンデル・シャブリーは問題なくパスして、しっかり握手を交わした。

第2試合の要注目バンタム級戦、ブレット・ジョンズ✖ダニー・サバテーロも滞りなく計量を終えている。

そして深々とお辞儀をした──ウェールズ国旗を施したマスク姿のジョンズに対し、サバテーロが何やら挑発を繰り返す。と、最後はそれを嘲るように大声でジョンズが笑い飛ばすという──不穏な空気が見られた。

またアビブ・ゴザリとショーン・フェルトンのライト級戦も体重は問題なかった両者だが、後者の首を掻っ切ってやるポーズに対し、ダビデの新星ゴザリは指を頭の横で回し──くるくるパーのゼスチャーからサムアップという反応をしていた……。

■視聴方法(予定)
5月22日(土・日本時間)
午前6時30分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前10時~Main Card: Bellator MMA YouTube Channel

■Bellator259計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 144.6ポンド(65.58キロ)
[挑戦者]レスリー・スミス: 143.6ポンド(65.13キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダリオン・コールドウェル: 135.6ポンド(61.5キロ)
レアンドロ・イーゴ: 137.5ポンド(62.36キロ)

<ミドル級/5分3R>
オースティン・ヴァンダーフォード: 185.3ポンド(84.05キロ)
ファビアン・エドワーズ: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェリール・ウィリス: 170.3ポンド(77.24キロ)
マイコン・メンドーサ: 170.9ポンド(77.51キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ルレーダ: 125.8ポンド(57.06キロ)
ハンナ・ガイ: 125.2 ポンド(56.78キロ)

<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド: 155.1ポンド(70.35キロ)
ネイト・アンドリュース: 155.7ポンド(70.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
グラント・ニール(米国)
タイリー・フォーチュン(米国)

<ライト級/5分3R>
スミコ・イナバ: 125.5ポンド(56.92キロ)
クリスティーナ・キャッツキーズ: 125.8ポンド(57.06キロ)

<ライト級/5分3R>
アビブ・ゴザリ: 155.7ポンド(70.62キロ)
ショーン・フェルトン: 154.3ポンド(69.98キロ)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィオン・フランクリン: 264.8ポンド(120.11キロ)
タイラー・キング: 246.3ポンド(111.71キロ)

<女子フェザー級/5分3R>
リア・マコート: 149.4ポンド( 67.76キロ)
ジェネイ・ハーディング: 145.1ポンド(65.81キロ)

<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ: 135.4ポンド(61.41キロ)
ダニー・サバテーロ: 135.6ポンド(61.5キロ)

<ライト級/5分3R>
アルフィー・デイヴィス: 155.1ポンド(70.35キロ)
アレクサンデル・シャブリー: 154.8ポンド(70.21キロ)

The post 【Bellator259】計量終了 1試合消滅でメインカード昇格はキャリア4戦のルレーダ✖ガイの女子戦!! first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator249 Report ブログ リッキー・バンデハス レアンドロ・イーゴ

【Bellator249】体重オーバーのレアンドロ・イーゴが、バンデハスを寄せ付けずアゴ折チョークで一本勝ち

<139ポンド契約/5分3R>
レアンドロ・イーゴ(ブラジル)
Def.2R2分32秒by RNC
リッキー・バンデハス(米国)

間合い測りながら、バンデハスがミドルハイを繰り出す。前蹴り、ローを続けるバンデハスが、イーゴが距離を詰めてジャブ、右ボディを入れる。さらにローを蹴ったイーゴは、ダブルレッグですっと尻もちをつかせると、手首を引き寄せてバンデハスの背中をマットにつかせる。イーゴはガードの中から左のパンチを落とし、右肩パンチ。足を捌いてパンチを落とすイーゴは、バンデハスを立たせない。右ワキを差され、右のパンチを受けるバンデハスはマウントを取られる。ケージキックにもマウントをキープしたイーゴは前腕を喉に押し付けて初回を終えた。

2R、バンデハスの右ローに合わせて、イーゴは右スピニングバックフィスト。左ボディフックを振るいつつダブルレッグに出ると、肩に担ぎ上げる。反対側のケージ前まで走り、スラムに出たイーゴだが、なんとバンデハスが両足をついて着地する。もう一度、スラムで叩きつけられたバンデハスはスクランブルでバックを許すと、RNCにタップ。潔いというよりも、淡白にも見えるタップだが、イーゴの絞めはアゴの上からで骨を破壊する形の極め方だったようだ。


The post 【Bellator249】体重オーバーのレアンドロ・イーゴが、バンデハスを寄せ付けずアゴ折チョークで一本勝ち first appeared on MMAPLANET.

カテゴリー
BELLATOR Bellator249 News アビブ・ゴザリ アーリーン・ブレンコウ クリス・サイボーグ ジャリール・ウィリス パトリッキー・フレイレ ブログ リッキー・バンデハス レアンドロ・イーゴ

【Bellator249】計量終了 サイボーグはブラジルカラーのアイメイク。ウィリス&イーゴが計量失敗

【写真】今からすると、よくバンタム級で戦っていたと思える──フェザー級でもかなり追い込んでいるサイボーグだ(C) BELLATOR

14日(水・現地時間)、15日(木・同)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催するBellator249「Cyborg vs Blencowe」の計量が行われた。

メインでBellator世界女子フェザー級のベルトを賭けて戦うクリス・サイボーグとアーリーン・ブレンコウの両者は問題なくクリア。

サイボーグはパンデミック以前のようにブラジル国旗を連想させるペインティングを施すことなく、アイシャドーにそれらリサを残しブラジル国旗のヘアバンドを着用してモック計量及びフェイスオフを済ませた。


セミではパトリッキー・フレイレと対戦する──注目のジャリール・ウィリスは4ポンドのオーバーに。

フェイスオフでパトリッキーが計量台に乗って向かい合う一面もあったが、彼の頭頂部がウィリスの目の高さという身長差、体重を落としきらず体調をキープしてリカバリーを行うとなると当日の体格差はかなりのハンデとなることも考えられる。

またバンタム級のレアンドロ・イーゴも4ポンド超過で、ベラトールで戦うようになり6戦目で2回目の減量失敗となった。

前回の計量失敗時は、明らかに試合当日のコンディションに影響が出ていたイーゴだが、果たしてどのような体調とメンタルでリッキー・バンテハスと向き合うことになるのか。

なおプレリミに出場するアビブ・ゴザリはイスラエル国旗を掲げ、ピンクとゴールドのバスローブのような衣装でモック計量を終えている。キャリア2戦目のローガン・ニールとの育成マッチ、勝利はもとよりパフォーマンスに注目が集まるゴザリだ。

なお全選手の計量結果は以下の通りだ。

■視聴方法(予定)
10月16日(金・日本時間)
午前8時15分~Prelim :Bellator MMA YouTube Channel
午前11時00分~DAZN

■ Bellator249「Cyborg vs Blencowe」対戦カード

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]クリス・サイボーグ: 145ポンド(65.77キロ)
[挑戦者] アーリーン・ブレンコウ: 144.5ポンド(65.54キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ: 155.5ポンド(70.53キロ)
ジャリール・ウィリス: 159 ポンド(72.12キロ)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・バンデハス: 136ポンド(61.69キロ)
レアンドロ・イーゴ: 139ポンド(63.04キロ)

<ライト級/5分3R>
サヤッド・アワッド: 155.5ポンド(70.53キロ)
マンデル・ネーロ: 155.9ポンド(70.71キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ショーン・ティード: 255.4ポンド(115.84キロ)
スティーブ・モウリー: 250.5ポンド(113.62キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョセフ・クレア: 183.3ポンド(83.14キロ)
アンドリュー・キャペル: 183.8ポンド(83.41キロ)

<ウェルター級/5分3R>
カイル・クラッチマー: 170.2ポンド(77.2キロ)
ケムラン・ラチノフ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
クリスチャン・エドワーズ: 204.5ポンド(92.76キロ)
ハムザ・サリーム: 204.2ポンド(92.62キロ)

<140ポンド契約/5分3R>
デイモン・ブラックシェアー: 140ポンド(63.5キロ)
マイク・キンベル: 139.2ポンド(63.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アビブ・ゴザリ: 168.8ポンド(76.5キロ)
ローガン・ニール: 169.3ポンド(76.79キロ)

<ウェルター級/5分3R>
アルバート・ゴンザレス: 169.5ポンド(76.88キロ)
キャストリット・ジェマ: 169.7ポンド(76.97キロ)

The post 【Bellator249】計量終了 サイボーグはブラジルカラーのアイメイク。ウィリス&イーゴが計量失敗 first appeared on MMAPLANET.