カテゴリー
45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o ONE PFL PFL2024#09 アダム・ボリッチ アンドレイ・コレシュコフ エリック・アレキン ガブリエル・ブラガ ゴイチ・ヤマウチ シャミル・ムサエフ タイラー・ダイヤモンド チムール・カイズリエフ ドン・マッジ ネイマン・グレイシー バッバ・ジェンキンス ブレナン・ワード ブレンダン・ラウネーン ペドロ・カルバーリョ ムハメド・ベルハモフ ルカ・ポクリ レイ・クーパー3世 ローガン・ストーリー

【PFL2024#09】躍進のカマカ3世がラウネーンに挑むフェザー級。ウェルター級は4人揃って初ベスト4

【写真】カイ・カマカ3世が番狂わせを起こすことは──??(C)PFL

23 日(金・現地時間)、ワシントンDCのジ・アンセムでPFL2024#09が開催される。PFL2024年プレーオフも最終戦を迎え、フェザー級とウェルター級の準決勝が組まれている。
Text by Manabu Takashima

フェザー級準決勝はブレンダン・ラウネーン×カイ・カマカ3世とガブリエル・ブラガ×チムール・カイズリエフ。ウェルター級はハメド・ウマラトフ×ネイマン・グレイシー、シャミル・ムサエフ×ムラッド・ラマザノフという組み合わせだ。

ネイマンはシーズン5位だったが、3位のドン・マッジの負傷欠場により繰り上がりでセミファイナル進出を果たしている。


2022年のフェザー級王者ラウネーンはボーナスだけでも5Pの荒稼ぎで、11Pで堂々のシーズン1位通過。対するカマカ3世はアダム・ボリッチの脱落というのは大きなファクターになっただろうが、バッバ・ジェンキンスとペドロ・カルバーリョから連勝して4位通過というのは、想像できなかった躍進といえる。

カマカ3世はスイッチを織り交ぜ、オーソでも左右のどちらにも緩急をつけてサークリングし、一瞬の左リードフックや右を合わせるタイミングが非常に良くなっている。その左フックをテイクダウンの踏み込みにシャープに振り、相手の姿勢を崩させて好印象とダメージという2つのゲインがある攻撃も得意になってきた。

それでもさすがにジェンキンスにテイクダウンは奪われたものの、背中を譲って立ち上がるというスクランブルに即持ち込んでマイナス評価を与えない動きも徹底されていた。ラウネーンとは近い距離でやり合うことも増えそうだが、一発のKOパンチだけでなく、打撃の神経戦で精神とスタミナを削ることができた者が決勝に近づきそうだ。

昨年準優勝で引退報道から一転、シーズン参加を果たしたブラガは2位で、3位に入ったチムール・カイズリエフとファイナル進出を賭けて戦う。他方ウェルター級ではネイマンはBellatorから、ラマザノフはONEから、ムサエフはRCC経由でKSWからと、ウマラトフ以外はPFL参戦経験がない選手たちがベスト4に残ったことになる。

ウマラトフも昨年はシーズン途中で欠場を強いられ今回が初のプレーオフ進出だ。結果としてはアンドレイ・コレシュコフ、ゴイチ・ヤマウチ、ローガン・ストーリー、ブレナン・ワード、ルカ・ポクリというBellatorベテランが、PFLのニューフェイス&ロシアンの軍門に下った形ともいえる。

そんななかプレリミメインのウェルター級で組まれたレイ・クーパー3世✖ムハメド・ベルハモフのウェルター級戦も見逃せない。

連敗中の2度のウェルター級世界王者ブラダボーイが、15勝1敗という鳴り物入りでBellatorと契約も際立った印象を残せていないベルハモフを相手に、どのようなパフォーマンスを見せることができるのか。下手をすると、結果次第ではブラダボーイは、このままフェードアウトしかねない状況だけに、息の良さが戻っているのか気になるところだ。

■視聴方法(予定)
8月24日(土)
午前6時45分~U-NEXT

■ PFL2024#09対戦カード

<フェザー級準決勝/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
カイ・カマカ3世: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
モハメド・ウマラトフ: 170.6ポンド(77.38キロ)
ネイマン・グレイシー: 170ポンド(77.11キロ)

<フェザー級準決勝/5分3R>
ガブリエル・ブラガ: 146ポンド(66.22キロ)
チムール・カイズリエフ: 145.8ポンド(66.13キロ)

<ウェルター級準決勝/5分3R>
シャミル・ムサエフ: 170.6ポンド(77.38キロ)
ムラッド・ラマザノフ: 171ポンド(77.56キロ)

<ウェルター級/5分3R>
レイ・クーパー3世: 171ポンド(77.56キロ)
ムハメド・ベルハモフ: 170.4ポンド(77.29キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エリック・アレキン:──
ルカ・ポクリ: 170.2ポンド(77.2キロ)
※アレキンが計量を行わず、この試合はキャンセルとなった

<フェザー級/5分3R>
タイラー・ダイヤモンド: 145.6ポンド(66.04キロ)
エンリケ・バルゾーラ: 145.4ポンド(65.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジェシー・スターン: 145.6ポンド(66.04キロ)
ホゼ・ペレス: 145.2ポンド(65.86キロ)

<ヘビー級/5分3R>
マックススウェル・ジャントォ・ナナ: 263.8ポンド(119.65キロ)
ケント・マフィーレオ: 248ポンド(112.49キロ)

<ウェルター級/5分3R>
シトー・ボリ・エスペランカ: 170.8ポンド(77.47キロ)
テイラー・ヒル: 171ポンド(77.56キロ)

The post 【PFL2024#09】躍進のカマカ3世がラウネーンに挑むフェザー級。ウェルター級は4人揃って初ベスト4 first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 ルカ・ポクリ ローガン・ストーリー

【PFL2024#06】ストーリーがポクリをグラウンド戦で撃破。レギュラーシーズン敗退も会場を沸かせる

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー(米国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ルカ・ポクリ(モルドバ)

ストーリーがジャブ・右ストレートで前に出る。ポクリも距離を取ってジャブを突くが、ストーリーがダブルレッグで飛び込んでテイクダウンを奪う。ストーリーは肩固めを狙いつつパスガードを仕掛ける。ポクリはその動きに合わせてストーリーの身体を後方に返すようにしてポジションを入れ替えてバックへ。

今度はポクリがRNCを狙うが、ストーリーも正対してトップポジションを奪い返す。サイドに出たストーリーだったが、自らハーフガードに戻ってトップキープに専念する。ストーリーは再び肩固めを仕掛けるが、ここもポクリがブリッジでポジションを返して、亀になるストーリーをがぶる。ポクリがバックからマウントに移行すると、ストーリーがポジションを返してポクリをケージに押し込む。

2R、ポクリがジャブとワンツー。ストーリーがダブルレッグでテイクダウンし、肩固めを狙いながらパスガードを仕掛ける。ポクリは1Rと同じように脱出を試みるが、ここはストーリーがポクリの動きに対応してトップキープを続ける。この攻防が続き、ストーリーはヴァンフルーチョークも狙う。

3R、ポクリが左ミドルと三日月蹴り、右カーフを蹴る。ストーリーは右のパンチを振って組みつく。右脇を差してケージに押し込むストーリーは足をかけてポクリのバランスを崩してテイクダウンを狙う。ここでポクリがブルドックチョークへ。

ストーリーは頭を抜いてバックにつき、亀になるポクリにパンチを入れる。ポクリが引き込み気味にグラウンドで下になり、ストーリーは一気にパンチを連打。一度は亀に戻ったポクリだが、最終的にストーリーがハーフガードでトップキープする。パンチを落としながらマウントに移行してパンチを連打。この状態で試合終了となった。3P獲得もレギュラーシーズン敗退となったストーリーだが、ポクリとのハイレベルなグラウンドゲームで会場を沸かせた。

The post 【PFL2024#06】ストーリーがポクリをグラウンド戦で撃破。レギュラーシーズン敗退も会場を沸かせる first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
AB BELLATOR o PFL UFC ゴイチ・ヤマウチ シャミル・ムサエフ ドン・マッジ ハウシュ・マンフィオ ブレナン・ワード ルカ・ポクリ ローガン・ストーリー

PFL2024#6:第2試合・ドン・マッジ vs. ネイマン・グレイシー

ウェルター級。マッジ6点・1位、ネイマン0点・6位。

初戦1Rフィニッシュで1位となったマッジ。2018年にUFCと契約し、2勝0敗の戦績を残したが、3年近いブランクでFAに。PFLには2022年シーズンに出場したが、優勝したハウシュ・マンフィオに敗れて予選敗退。昨年は試合をしておらず、今年のPFLが約2年ぶりの試合だった。過去実績もそれほどではなく、注目度も低かったが、初戦の相手がカイル・クラッチマーから実力的に中堅クラスのブレナン・ワードに変わったことにより、1Rチョークでフィニッシュし、現時点で100万ドルにもっとも近い男に。33歳。

ネイマンはカーロス・グレイシーのひ孫。ヘンゾ・グレイシー柔術所属。Bellatorで格下相手に経験を積み、一本勝ちの山を築いたが、相手のレベルが上がってからは、得意のグラウンドに持ち込ませてもらえないのが負けパターンという、一昔前の柔術家スタイルに。リーグ戦初戦はBellatorで対戦したゴイチ・ヤマウチとのリマッチだったが、やはりグラウンドに持ち込めずに判定負け。35歳。

初戦の内容から、オッズではマッジが大幅なフェイバリットとなっているが、ネイマンも得意のグラウンドに持ち込めれば一本を取る可能性は十分ある。

ネイマンシングルレッグ。テイクダウン。マッジが下から外ヒールを狙うが、ディフェンスしたネイマンがパスしていく。マッジ下からXガード。そのまま立った。離れる。ネイマンパンチで出る。タックル。スピードがなく切られた。四つに組んだネイマン。そのままケージに押し込む。離れたマッジ。ネイマンまたタックル。ケージ際で倒した。立ち上がるマッジをすぐまたテイクダウンしハーフで固めた。残り1分。パスを狙うが足を利かせて防ぐマッジ。ネイマン膝十字。しかし膝が抜けている。ゴング。

1Rネイマン。

2R。パンチを入れるマッジ。ジャブ。ネイマンが飛び込むところに右フック。左ボディ。左右のパンチで出ていくマッジ。ネイマンまたシングルレッグでテイクダウン。レッグドラッグハーフ。足が抜けてマウントを取りかけるが、ガードに戻したマッジ。パスを狙うネイマンだが、マッジギリギリパスを許さない。マッジはキス・オブ・ザ・ドラゴンからバックを狙う。距離が離れたところで立ったマッジがタックルに入りテイクダウン。ネイマン下から横三角を仕掛ける。マッジ上にいるが攻められない。ゴング。

2Rネイマン。意外にもマッジが柔術でもけっこう互角に渡り合っている。とはいえ、下になると凌ぐのがメインになってしまい、ラウンドは落とした。

3R。マッジがパンチを打ち込む。組もうとするネイマンを引き剥がす。しかし四つでクラッチしたネイマンがテイクダウン。倒したが、その前にローブローがありレフェリーブレイクをかけ、マッジに回復時間が与えられる。スタンドで再開。ネイマンまたタックル。テイクダウン。マッジうつ伏せになる。ガードに。パウンドを入れるネイマン。ハーフから潜ろうとするマッジ。ネイマンパウンド。マッジシングルレッグへ。ネイマン切ったが立たれた。しかしまたテイクダウン。ハーフ。ネイマン上のままタイムアップ。

判定三者30-27でネイマン勝利。3点獲得。

  1. (P)ドン・マッジ・6点
  2. *(N)ムラッド・ラマザノフ・6点
  3. *(N)シャミル・ムサエフ・5点
  4. (B)ネイマン・グレイシー・3点
  5. *(P)マゴメド・ウマラトフ・3点
  6. *(B)ゴイチ・ヤマウチ・3点
  7. *(B)アンドレイ・コレシュコフ・0点
  8. *(B)ローガン・ストーリー・0点
  9. *(B)ブレナン・ワード・0点
  10. *(B)ルカ・ポクリ・0点
  11. (P)ラウレアノ・スタロポリ・-1点

マッジは6点止まり。ネイマン勝ったが、フィニッシュできなかったので勝ち上がりは微妙な状況

マッジ、意外と柔術が強かったが、それほどテイクダウンが上手くないネイマンにテイクダウンを取られまくってしまい、その後も立ちに行く動きが少なかった。

カテゴリー
45 AB BELLATOR MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#06 YouTube   その他 アダム・ボリッチ アンドレイ・コレシュコフ エンリケ・バルゾラ ガブリエル・ブラガ キック ゴイチ・ヤマウチ シャミル・ムサエフ ジャスティン・ゴンザレス タイラー・ダイヤモンド チムール・カイズリエフ ドン・マッジ ネイマン・グレイシー バッバ・ジェンキンス ブレナン・ワード ブレンダン・ラウネーン ペドロ・カルバーリョ ラウレアノ・エスタロポリ ルカ・ポクリ ロレンツ・ラーキン ローガン・ストーリー

【PFL2024#06】計量終了 残念過ぎるボリッチの離脱。混戦フェザーと、ウェルター級は消化試合も??

【写真】この身長差があるうえで、大幅に計量失敗(C)PFL

28日(金・現地時間)、サウスダコダ州スーフォールスのサンフォート・ペンタゴンで開催されるPFL2024#06の計量が26日(木・同)に行われた。
Text by Manabu Takashima

レギュラーシーズン最終戦はフェザー級とウェルター級の2階級の2戦目が実施される。しかしフェザー級で2位で、6位のバッバ・ジェンキンスと戦うガブリエル・ブラガが150.6ポンド(68.31キロ)と1Pオーバー規約からも4.6ポンド──2キロもオーバーに。獲得Pから1Pをペナルティで失うが、これだけ体重オーバーでポイント獲得できるのは、如何ともしがたい。

現在ポイントのないジェンキンスは不戦勝の3Pではプレーオフ進出は果たせないので、計量失敗したブラガとの試合に臨むしかない状況下にある。とはいえ少しでも対等な条件で戦うというコンバットスポーツの前提から、大きく逸脱しているといっても良いだろう。


そのフェザー級、プレーオフ出場権圏内の4位(3P)につけていたアダム・ボリッチが負傷欠場で、残念ながらシーズン終幕を迎えた。SNSでボリッチは電動キックボードのような乗り物に台を置き、その上に固められた右足を乗せてヒザ立ち状態で欠場を報告し、再起を誓っていた。

残念すぎるボリッチの離脱、代役はリザーブ戦で勝利したテイラー・ダイヤモンドが務め、8位のブレット・ジョンズと対戦する。

1位のブレンダン・ラウネーンは9位のジャスティン・ゴンザレスと。3位(3P)のチムール・カイズリエフは無得点=7位のエンリケ・バルゾラと。5位(3P)のカイ・カマカ3世は最下位のペドロ・カルバーリョと戦う。

そして下位のファイターが上の選手を食う力を持っているなか、ブラガは勝利Pから1Pが差し引かれることもあり、プレーオフ進出の行方は最後まで予想がつかないフェザー級だ。

対してウェルター級は1位のドン・マッジと、0点で6位のネイマン・グレイシーとの対戦はウェルター級の初戦で組まれている。

結果マッジは3Rまでにフィニッシュをすれば、早々にプレーオフ進出が決まる。

この他、2位のムラッド・ラマザノフが3位のシャミル・ムサエフ、4位のマゴメド・ウマラトフは9位に甘んじるブレナン・ワードと。

3Pを持ち、5位のゴイチ・ヤマウチは7位のアンドレイ・コレシュコフと相対する。8位のローガン・ストーリーは最下位ラウレアノ・エスタロポリの欠場で、代役ルカ・ポクリとウェルター級最終試合で戦う。

その他の試合結果次第、特に2位と3位の潰し合いがあるなかで、プレーオフ進出のボーラーラインが何ポイントになっているのか。ローガン×ポクリは消化試合になる可能性もある。

なお今大会はレギュラー戦でなく、Bellatorからロレンツ・ラーキンがワンマッチでアラン・ドミンゲスとPFLデビュー戦を戦うことが決まっている。

■視聴方法(予定)
6月29日(土・日本時間)
午前7時15分~U-NEXT

■ PFL2024#06計量結果

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラウネーン: 146ポンド(66.22キロ)
ジャスティン・ゴンザレス: 145.6ポンド(66.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ローガン・ストーリー: 170.4ポンド(77.29キロ)
ルカ・ポクリ: 170ポンド(77.11キロ)

<ウェルター級/5分3R>
マゴメド・ウマラトフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
ブレナン・ワード: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
ガブリエル・ブラガ: 150.6ポンド(68.31キロ)
バッバ・ジェンキンス: 146ポンド(66.22キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ロレンツ・ラーキン: 170.8ポンド(77.47キロ)
アラン・ドミンゲス: 170.6ポンド(77.38キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ムラッド・ラマザノフ: 170.4ポンド(77.29キロ)
シャミル・ムサエフ: 170.6ポンド(77.38キロ)

<フェザー級/5分3R>
チムール・カイズリエフ: 146ポンド(66.22キロ)
エンリケ・バルゾラ: 146ポンド(66.22キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ゴイチ・ヤマウチ: 170.6ポンド(77.38キロ)
アンドレイ・コレシュコフ: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
ペドロ・カルバーリョ: 146ポンド(66.22キロ)
カイ・カマカ2世: 146ポンド(66.22キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ドン・マッジ: 169.8ポンド(77.01キロ)
ネイマン・グレイシー: 170.4ポンド(77.29キロ)

<フェザー級/5分3R>
タイラー・ダイヤモンド: 145.4ポンド(65.95キロ)
ブレット・ジョンズ: 145.6ポンド(66.04キロ)

■視聴方法(予定)
6 月28日(金)
午後9時15分~ U-NEXT

The post 【PFL2024#06】計量終了 残念過ぎるボリッチの離脱。混戦フェザーと、ウェルター級は消化試合も?? first appeared on MMAPLANET.
カテゴリー
45 AB BELLATOR MMA o PFL UFC アダム・ボリッチ ガブリエル・ブラガ ゴイチ・ヤマウチ シャミル・ムサエフ タイラー・ダイヤモンド ドン・マッジ ブレナン・ワード ブレンダン・ラウネーン ルカ・ポクリ ロレンツ・ラーキン ローガン・ストーリー

PFL2024#6:オッズ/予想と展望

フェザー級

(P)ブレンダン・ラウネーン 6点・1位 1.19
(B)ジャスティン・ゴンザレス 0点・9位 4.90
(P)ガブリエル・ブラガ 6点・2位 1.59
(P)バッバ・ジェンキンス 0点・6位 2.42
(B)ティムール・シズリエフ 3点・3位 1.24
(B)エンリケ・バルゾラ 0点・7位 4.20
(B)カイ・カマカ3世 3点5位 1.31
(B)ペドロ・カルヴァーリョ 0点・10位 3.60
(B)タイラー・ダイヤモンド 0点・11位 2.35
(P)ブレット・ジョーンズ 0点・8位 1.57
(B)アダム・ボリッチ 3点・4位

フェザー級は2022年のPFLウィナーラウネーンと、昨年準Vのブラガがともに初戦でBellatorランカーを1RでKOして1位・2位。ラウネーンの相手はブラガにKOされたゴンザレスで、組み合わせ的に勝ち上がりの可能性は高いか。

Bellator最終ランキング1位のボリッチは初戦判定勝ちで3点だったが、ファイトウィークに入り欠場。代役でタイラー・ダイヤモンドが出場する。1試合・3点のみでは勝ち上がりは事実上なくなった。フェザー級は判定決着が多かったので、2戦目のみから出場の選手や初戦負けた選手も1Rフィニッシュ勝利すれば勝ち上がれる可能性は十分ある。

ブラガと対戦するジェンキンスは昨年まで3年連続予選通過と安定感を誇るが、初戦でBellator9位のカイ・カマカ3世に判定負け。勝ち上がりにはフィニッシュが必要となるが、レスラーでフィニッシュ率が低いファイトスタイルなので厳しい。

Bellatorではタイトル挑戦までは行かなかったシズリエフだが、ここまで15戦全勝で、フェザー級のダークホース。が、こちらも15勝で4フィニッシュしかしていない。相手はバンタム級からフェザーに戻してきた元Bellator&UFCファイターのバルゾラで、8敗のうち、フィニッシュ負けはBellatorバンタム級GPのマゴメドフ戦のみ。シズリエフは判定勝ちしても、他の試合の内容によっては、得点が足りず予選落ちの可能性がある。

ウェルター

(B)ローガン・ストーリー 0点・8位 1.33
(B)ルカ・ポクリ 0点・10位 3.40
(P)マゴメド・ウマラトフ 3点・4位 1.07
(B)ブレナン・ワード 0点・9位 9.00
(N)ムラッド・ラマザノフ 6点・2位 1.74
(N)シャミル・ムサエフ 5点・3位 2.14
(B)ゴイチ・ヤマウチ 3点・5位 2.00
(B)アンドレイ・コレシュコフ 0点・7位 1.83
(P)ドン・マッジ 6点・1位 1.33
(B)ネイマン・グレイシー 0点・6位 3.45
(P)ラウレアノ・スタロポリ -1点・11位

ウェルター級はBellator勢が元王者・暫定王者含め5人出場したが、直接対決のゴイチ vs. ネイマンで勝ったゴイチ以外全敗。この階級だけ唯一、非北米メジャー(UFC・Bellator・PFL以外)出身の未知の強豪であるラマザノフとムサエフというニューフェイスが上位に付けているが、その両者を直接対決させてしまうもったいないマッチメイク。まあ、ニューフェイス知名度・人気に劣ると考えると潰しておきたいのかもしれないが…。

1位につけているマッジは、初戦の相手が代役の人気先行ファイター・ワードだったこともあり1Rフィニッシュ勝利。初戦判定負けのネイマン相手に大幅なフェイバリットとなっているが、マッジにとってはイージーな試合ではない。ネイマンは打撃とテイクダウンのレベルが劣り、MMAファイターとしての完成度は高くないが、得意のグラウンドに持ち込むことができればフィニッシュできる力はあるので、1R一本勝ちの6点で決勝に残る可能性は十分ある。

元Bellator暫定王者で初戦ムサエフにKO負けして0ポイントのローガン・ストーリーと、PFL6戦全勝ながら、2年続けてビザの問題で決勝トーナメントを欠場したウマラトフは、相手がワンランク落ちるので、決勝進出へのポイントを稼ぐチャンス。

ワンマッチ

ロレンツ・ラーキン 1.29
アラン・ドミンゲス 3.75

唯一のワンマッチだが、プレリムのメインに組まれている。元Bellatorトップランカーでタイトル挑戦経験もあるラーキンは、リザーバーではなく、あくまでワンマッチ要員で、ラウレアノ・スタロポリが欠場しても代役出場することはなかった。

第1試合開始は29日朝7時半。速報します。

カテゴリー
BELLATOR Bellator299 MMA MMAPLANET o ルカ・ポクリ ロマン・ファラルド

【Bellator299】徹底して組んでいったルカ・ポクリが、ギロチンからダースに切り替えファラルドから一本

<ウェルター級/5分3R>
ルカ・ポクリ(モルドバ)
Def.1R2分18秒by ダースチョーク
ロマン・ファラルド(米国)

ATT所属のファラルドが、ダブリン在住のモルドバ人ファイター=ポクリと対戦。強烈な右カーフを蹴ったファラルド、2発目でポクリが姿勢を乱す。左ミドルからダブルレッグを切られたポクリは遠い距離からのローシングル&アンクルピックも、ファラルドがスプロール。続くミドルからのダブルレッグも切られたポクリだが、ついに4度目のトライでケージにファラルドを押し込みテイクダウンを決める。

ケージを背負って座るファラルドの両足を束ねたポクリは、立ち上がってギロチンを仕掛ける。前転で逃げようとしたファラルドだが、上を向いた時にポクリがダースに切り替え──タップを奪った。


The post 【Bellator299】徹底して組んでいったルカ・ポクリが、ギロチンからダースに切り替えファラルドから一本 first appeared on MMAPLANET.