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【UFN244】フライ級の新鋭カーペンター、ホシャにRNCで一本勝ち。デビューから無傷の8連勝

<フライ級/5分3R>
クレイトン・カーペンター(米国)
Def.2R2分12秒by RNC
ルカス・ホシャ(ブラジル)

すぐにホシャがプレッシャーをかけていく。カーペンターは右ストレートと左フックを返す。ホシャもジャブと右ストレート、右ストレートと右ボディにつなげる。カーペンターが右カーフを蹴ると、ホシャは左フックで飛び込む。カーペンターは右カーフを蹴りつつ、接近してパンチを顔とボディに打ち分ける。ホシャは細かくジャブを突いてスピニングバックキック、右ハイ、ジャブから右ボディにつなげる。

カーペンターはホシャの右にダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪うと、足を利かせようとするホシャを寝かせる。カーペンターはヒジを落とし、ホシャの右足を超えてハーフガードでトップキープする。ホシャも足を戻してカーペンターの体を浮かせて身体を起こすと、カーペンターはがぶってコントロールしてダースチョーク→バックを狙い、カーペンターがホシャの左サイドに出る形でサイドポジションで抑え込む。ここからカーペンターはヒジを落としつつ、ホシャの足関節狙いをつぶしてトップキープを続けた。

2R、カーペンターはパンチで前進、ホシャの前足に左右のローを蹴る。カーペンタは構えをスイッチしながら前に出ると、ホシャが右ストレートを当てる。ここからホシャが打撃のプレッシャーをかけ、カーペンターのテイクダウンを切って右ストレートから左フック、スピニングバックキックと打撃の手数を増やす。

距離を取ったカーペンターは右ミドルを続けて蹴って、ホシャのジャブにダブルレッグを合わせてテイクダウンする。カーペンターは腰を切って立とうとするホシャのバックにつくとRNCを狙いつつ、パーム・トゥ・パームで絞める。最後は両腕を組んでRNCでホシャを絞め落とした。メインインベントでフライ級の平良達郎とブランドン・ロイヴァルが戦う今大会、同階級の新鋭カーペンターが一本勝ちでプロ戦績を8戦8勝とした。


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45 CJ・ヴェルガラ KTT MMA MMAPLANET o RIZIN UFC UFN UFN244 WWE YouTube アレックス・モロノ アンドレ・ムニス クレイトン・カーペンター グランド・ドーソン コリー・マッケナ ジャレッド・グッデン ジュニオール・タファ ジュリア・ポラストリ ジョナサン・ピアース ダニエル・アルゲータ チョン・ダウン テンバ・ゴリンボ ニコ・プライス パク・ジュンヨン ブラッド・タヴァレス ブランドン・ロイヴァル ラファ・ガルシア ラマザン・テミロフ ルカス・ホシャ 佐藤天 岡見勇信 平良達郎 征矢貴 朝倉海 浜本キャット雄大

【UFN244】平良×ロイヴァル戦前にパク・ジュンヨン、ラマザン・テミロフ、脱極貧ゴリンボに注目!!

【写真】平良がメイン、そんな大会だからこそUFCが堪能できれば (C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN244:UFN on ESPN+102「Royval vs Taira」の計量が11日(金・同)に行われている。
text by Takumi Nakamura

メインで平良達郎がランク1位のブランドン・ロイヴァルとフライ級王座挑戦王手をかけた大一番に挑む同大会。

両者とも問題なく計量を繰りした。日本から熱い視線を浴びる大会だけに、ここでは他の選手にもスポットを当ててみたい。


平良とメイン&コメインでアジアン・パワーを見せつけたいのが、韓国のパク・ジュンヨンだ。岡見勇信以来となるミドル級で結果を残すアジア人のパク・ジュンヨンは、ここまでオクタゴンで7勝3敗、勝率7割という結果を残している。

KTTの盟友チョン・ダウンがライトヘビー級で4連勝し漢江の奇跡と呼ばれていたが、その後は4連敗とリリースが噂されるなか、パク・ジュンヨンは昨年12月にアンドレ・ムニス戦でスプリット判定負けを喫して以来の再起戦となる。

アイアンタートルの異名を持つパク・ジュンヨンは、愛嬌のある表情の持ち主で、ずんぐりとした体型とややスピード感に欠けることが隠れ蓑になっているが、その実――近い距離の打撃戦、ケージ際の攻防で気持ちの強さを見せるファイターだ。

特に瞬間、瞬間のスピードがあり、パンチも組みもリズムを変えることができる。半面、瞬発力を見せる前で間合いを制されると厳しい展開となる。打と組みがクリーンなタヴァレスを相手に、変調ファイトの妙を発揮できるかが勝敗の鍵を握ってくるだろう。

朝倉海に先立ち、RIZINからUFCに戦場を移したラマザン・テミロフも当然のように注目に値する選手だ。RIZINのリングでは浜本キャット雄大、征矢貴を共に初回KO勝ちし大きなインパクトを残した。

RIZIN新フライ級時代で、台頭する中央アジア代表として活躍が期待されたテミロフがUFCでそのようなパフォーマンスを魅せるのかは非常に興味深い。特に対戦相手のCJ・ヴェルガラは平良に敗れているが、UFC戦績が3勝3敗の五分でテミロフの力を測るスケールとしては最適の対戦相手となろう。今や中央アジアやロシア系の活躍には、常にジューサー疑惑の声が挙がるJ-MMA界。抜き打ち検査を行うUFCという場で、テミロフの打撃&組み力はいかほどのものか、非常に興味深い。

UFC初戦の敗北から、佐藤天戦でオクタゴン初勝利を挙げると3連勝中のテンバ・ゴリンボは、ケージで対戦相手と向き合うだけでなく、常に貧困と戦い続けてきたファイターだ。

母に続き、父を亡くしたゴリンボは13歳という年齢で違法ダイヤモンドを採掘することで生きながらえ、母国ジンバブエから違法で南アフリカ国境を越えたという日本人では考えられないタフな少年期を送っている。

結果として従弟を頼りにケープタウンにたどり着き、1日17時間労働という……さながら隷属的な雇用環境で命をつなぐと、19歳でMMAに出会ってUFCまで到達した。

それでも家族を母国から呼び寄せたことで、経済的には厳しく所属するMMAマスタージムで寝起きをする状態だったゴリンボは、SNSで銀行口座に7ドルしか残っていないことを公開した。

そんな経済状況にありながら、ファイトギアをオークションに出して母国に井戸を創る活動をしているゴリンボ。その姿を見て、元WWEのスーパースターで今や銀幕のスーパースターであるザ・ロックこと、ドゥエイン・ジョンソンの心を動かした。なっとザ・ロックはドッキリ企画でフロリダで一軒家をゴリンボにプレゼントしてしまう。

ザ・ロックにとって、この7ドルという数字は自らがフットボール・チームとの契約が解除された時の所持金と同じだったという。ザ・ロックが手を差し伸べたことで生活基盤を築き、UFCで連勝中と勢いに乗るゴリンボが、変則鉄槌ファイターのニック・ピレースと今大会で相対する。ここでピレース越えを果たすといよいよトップ15見えてくるが、果たして。

■視聴方法(予定)
10月13日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時45分~U-NEXT

■UFCN244計量結果

<フライ級/5分5R>
ブランドン・ロイヴァル: 125.5ポンド(56.92キロ)
平良達郎: 125.5ポンド(56.92キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス: 185ポンド(83.91キロ)
パク・ジュンヨン: 185.5ポンド(84.14キロ)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジュグアニ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ジャレッド・グッデン: 172.5ポンド(78.24キロ)

<ライト級/5分3R>
グランド・ドーソン: 156ポンド(70.76キロ)
ラファ・ガルシア: 154.5ポンド(70.08キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デニエル・ロドリゲス: 170ポンド(77.11キロ)
アレックス・モロノ: 170ポンド(77.11キロ)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ: 126ポンド(57.15キロ)
ラマザン・テミロフ: 125.5ポンド(56.92キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース: 145ポンド(65.77キロ)
パット・サバチーニ: 145ポンド(65.77キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス: 170.5ポンド(77.34キロ)
テンバ・ゴリンボ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ: 241ポンド(109.3キロ)
ショーン・シャラフ: 252ポンド(114.3キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ: 115ポンド(52.16キロ)
ジュリア・ポラストリ: 115ポンド(52.16キロ)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・アルゲータ: 138.5ポンド(62.82キロ)
コディ・ハッドン: 135ポンド(61.24キロ)

<フライ級/5分3R>
クレイトン・カーペンター: 125.5ポンド(56.92キロ)
ルカス・ホシャ: 125.5ポンド(56.92キロ)

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【UFN244】平良世代=ブラジルの大地の子ルカス・ホシャ「僕はストライカー。寝技も抜群に強い」

【写真】体形はハニ・ヤヒーラ。でも打撃も強いホシャ (C)Zuffa/UFC

12日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN244:UFN on ESPN+102「Royval vs Taira」。その大会名が示すようにメインイベントで平良達郎がフライ級1位のブランドン・ロイヴァルと戦う。
text by Takumi Nakamura

平良のメイン出場で、日本でもPPVショーに負けないほど注目を浴びている同大会のオープニングバウトで、平良世代のブラジリアン・ファイター=ルカス・ホシャがオクタゴン初陣を戦う。

キャリア17勝1敗の24歳、昨年のコンテンダーシリーズで最高峰に辿り着いたホシャは、アマゾン河岸最大の都市マナウスから300キロもモリエンテス川を源流に辿る人口8万5000人の街で生まれ育ち、今もその地でトレーニングを続ける。

クレイトン・カーペンターという米国フライ級の新鋭と戦う──ブラジルの大地の子=ルカス・ホシャにデビュー前の心境を訊いた。


――待望のUFCデビューを迎えます。今の気持ちを教えてください。

「僕はブラジルのアマゾンでも、マナウスよりアマゾン川の源流にあるジャングルで生まれ育った。そんな僕でもUFCファイターになって、ラスベガスで戦う。そのことだけでも達成感があるんだ」

──去年のコンテンダーシリーズの勝利から、デビューまで1年掛りました。

「本当は4月に試合が組まれていたけど(※ジョシュア・ヴァン戦)、試合の2週間前で肋骨を折ってしまって戦うことができなくなった。ちょっと、試合まで時間がなさすぎたからキャンセルせざるをえなかった。でも、今回はしっかりと調整デキて準備は万全だよ」

──今も生まれ故郷のジムで練習をしているのですか。

「そうだよ。人口10万人に満たないコアリにある自分のチームで、全ての練習をしている。今回のキャンプもコアリで行ったよ」

──ルカスはコンテンダーシリーズでヒザ蹴りでKO勝ちという素晴らしい勝ち方をしていますが、それ以前にはカポエイラのような蹴りを見せ、優れたテイクダウン防御も披露していました。アマゾン河畔の小さな街で、どのような格闘技キャリアを築いてきたのでしょうか。

「僕の格闘技キャリアのスタートは柔術……、ノーギ柔術だった。14歳だったよ。16歳の時に両親にプロとして戦いたいと尋ねた。今からすると本当に感謝しかないけど、両親はそれを受け入れてくれたんだ。その後MMAファイターとして生きている資質があることを、両親に示すことができて良かったと思っている」

──16歳でプロデビューですか。

「なんせ、コアリではアマチュアで戦う機会なんてなかった。ノーギ柔術でキャリアをスタートさせたと言ったけど、実は3週間後にはMMAの練習を始めていたんだ(笑)。でもアマチュアMMAなんて、コアリには皆無。MMAを戦うということは、直接プロになるということだった」

──つまり、すぐに打撃の練習も始めていたということですね。

「もちろん。最初はノーギ柔術の練習をしたけど、ジムの先輩たちは皆がMMAを戦っていた。なんせ、柔術のアカデミーじゃなくてMMAのジムだったから。なんでも練習できたよ。ただしMAをしないといけないから、始めたわけじゃない。大好きだから、やっているんだ。

それがブラジルのバーリトゥード文化だよ(笑)。ジムでは皆がそれぞれ持っている技術をシェアしていて、僕は初めからパンチ力があった。ずっとMMAの練習をしてきたから、ヒザを当てる光景が頭に焼き付いている。だから、コンテンダーシリーズでもヒザ蹴りでKO勝ちできた。僕はストライカーだよ。そして、寝技も抜群に強い」

──では今週末に戦うクレイトン・カーペンターの印象を教えてください。

「寝技が上手いね。ただ、打撃も好んで使う。喧嘩もできそうだし、激しい試合になるだろうね。世界がルカス・フェルナンド・ホシャの名前を知ることになる。そうなる戦いをしたいと思う」

──今回の大会はメインで同階級の平良達郎選手が、ブランドン・ロイヴァルと戦うことで日本でも非常に注目を集めています。そして日本には鶴屋怜選手というフライ級ヤングプロスペクトもいます。きっとルカスの試合も注目を集めるかと思います。

「僕もタイラやツルヤと同じ世代だ。ブラジルのこの世代を代表して戦うから、日本のファンには僕の試合もしっかりと見て欲しい。動きを止めることがない、皆が楽しめる試合を戦うから」

■視聴方法(予定)
10月13日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時45分~U-NEXT

■UFCN244対戦カード

<フライ級/5分5R>
ブランドン・ロイヴァル(米国)
平良達郎(日本)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国)
パク・ジュンヨン(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
チディ・ンジュグアニ(米国)
ジャレッド・グッデン(米国)

<ライト級/5分3R>
グランド・ドーソン(米国)
ラファ・ガルシア(メキシコ)

<ウェルター級/5分3R>
デニエル・ロドリゲス(米国)
アレックス・モロノ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジョシュ・フレムド(米国)
アブドゥル・ラザク(米国)

<フライ級/5分3R>
CJ・ヴェルガラ(米国)
ラマザン・テミロフ(ウズベキスタン)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピアース(米国)
パット・サバチーニ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ニコ・プライス(米国)
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・タファ(豪州)
ショーン・シャラフ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
コリー・マッケナ(英国)
ジュリア・ポラストリ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ダニエル・アルゲータ(米国)
コディ・ハッドン(豪州)

<フライ級/5分3R>
クレイトン・カーペンター(米国)
ルカス・ホシャ(ブラジル)

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【DWCS S07Ep10】再挑戦タヴェラスが29秒KO勝ち。2023年シーズンは46人のファイターがUFCへ

【写真】再挑戦で最高の勝ち方をしたタヴェラスが、今シーズン46人目の契約者に(C)Zuffa/UFC

<バンタム級/5分3R>
ラモン・タヴェラス(米国)
Def.1R0分29秒by TKO
コーテヴィアス・ロミアス(米国)

2023年コンテンダーシリーズ最後の一戦は、シーズン2度目の出場となったタヴェラスがキャリア7勝1敗のロミアスと対戦。サウスポー同士、両者がすぐに距離を詰めるとのタヴェラスがすぐに距離を詰め、ワンツーを打ち合う。タヴェラスがワンツーを続け、ロミアスは左ミドルを合わせていく。直後に左ハイから左を放ったロミアスだが、タヴェラスも左を伸ばしている。

打って離れると、すぐにステップインという両者はワンツーを打ち合い、ここからパンチを続けたロミアスに対し、タヴェラスがヘッドムーブでかわす。ロミアスは前に出たまま左ハイを蹴ったところで、タヴェラスが右を狙う。そして──4度目、同時のステップインでタヴェラスの左がロミアスを捕えダウンを奪う。すぐに立ち上がったロミアスは、このダウンを挽回しようと連打を放ち、左がタヴェラスに当たる。タヴェラスは構わず左を返して、右フックでテンプルを打ちつけるとロミアスは前方に姿勢を乱して、両手をマットにつける。

即起き上ったロミアスの左に、逆にタヴェラスは左ストレートを打ち抜き3度目のダウンを奪うと鉄槌の追撃でTKO勝ち。この間、僅か29秒。勝者はキャンバスに顔を突っ伏し咽び泣いた。

「僕はファイターだ。アゴを殴ってくる相手の真っ向勝負に応える」と話したタヴェラスは、今は亡き兄弟のゲイブリエルさんについて触れられると「僕らは一緒に夢を見ていた。今日、僕は彼が夢見たことを実現した。僕とゲイブリエルが信じてきたことを実行した。彼はこの日が来ることを信じて」と涙ぐんで話すと、インタビュアーのローラ・サンコも言葉を詰まらせぎみになっていた。

そして、2023年コンテンダーシリーズ最後の審判の時──。ルカス・ホシャの合格を伝えると、熱が困った口調で「ダゲスタン人ファイターのテイクダウンを切り、蹴りを交えた打撃を見せた。UFC出ないを見せるのか、凄く楽しみだ」とマルケル・メデロスもUFCへ。続いてトーレス・フィニー「たくさん穴がある。もっと経験を積み、その体力を生かせるようになってくれ」と落選。

31歳のコナー・マシューズも契約し、アンドレ・リマも「相手がああで残念だった。コンテンダーシリーズは、足を使って逃げる場所じゃない。リマ、UFCへ」と昇格決定。そしてタヴェラスも

「ここで戦うファイターは、何が求められているが分かっている。そういう選手が増えて、ただ削るだけの試合ではなくなった。また来年を楽しみにしている」とダナは締めコメ。今年は計46人と契約し、内訳はブラジル人が20人、米国人ファイターは13人、そしてペルーから3名のUFCファイターが誕生している。ロシアは2選手で以下、豪州、リトアニア、ベルギー、ウクライナ、フィリピン、トルコ、英国、ボリビア、キプロスと世界の13カ国の新鋭がオクタゴンで戦う権利を有することに。ここで契約を勝ち取るにはどう戦うべきかが明白となった、シーズン07だ。


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DWCS MMA MMAPLANET o キック ダヴィ・ビテンコート ブログ ルカス・ホシャ

【DWCS S07Ep10】1週間前に計量失敗。仕切り直しのバンタム級戦でホシャがビテンコートをヒザ葬

<バンタム級/5分3R>
ルカス・ホシャ(ブラジル)
Def.2R0分18秒by TKO
ダヴィ・ビテンコート(ブラジル)

前週のイベントでフライ級に落とせなかったホシャが、仕切りなおしのバンタム級でのチャレンジ。ビテンコートの跳び蹴りを交わしたホシャが、パンチを捌きテイクダウン狙いをスプロールする。引き込んだビテンコートは、自らロールしてバックを奪取すると後方にスラム──そのまま両足をフックしていく。ホシャはバックを取られたままで足を取りにいくも、ビテンコートは譲らず立ち上がって、肩口から落とすスラムを再び決める。

ビテンコートは胸を合わされてもボディロック&ワキを潜ってバックを取り直す。ホシャも懸命に正対し、離れてビテンコートのダブルレッグを切る。クリンチでヒザを入れたビテンコートがケージにホシャを押し込みテイクダウンへ。ウィザーで切ったホシャだが、後ろ手で左腕を制されてテイクダウンを奪われる。立ち上がったホシャは、ダブルレッグ狙いをスプロールしたが、ビテンコートが右腕を差しあげてトップを取り6度目のテイクダウンを決める。両足をフックしたビテンコートがアゴの上からRNCも時間がなく、自ら振りほどいて正座状態のホシャにパンチを入れる。立ち上がったホシャはマットに左手をついてハイキックも、ビテンコートは苦も無くかわした。

2R、まっすぐダブルレッグを狙ったビテンコート。これをスプロールしたホシャは、起き上ったビテンコートの左フックに右ヒザを合わせ、この一発で勝負を決めた。勝者は「KO勝ちでダナ・ホワイトに自分の名を刻むことができて嬉しい」と話した。


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