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45 AB MMA MMAPLANET o Road to UFC UFC UFN UFN241 アブス・マゴメドフ アラテンヘイリ アンジェラ・ヒル エイドリアン・ヤネツ エジソン・バルボーサ エミリー・ダコーテ カールストン・ハリス クレイジソン・ホドリゲス ケイオス・ウィリアムス ジョシュア・クリバオ テンバ・ゴリンボ トム・ノーラン ピエラ・ロドリゲス マクワン・アミルカーニ メリッサ・ガト ライカ ラミズ・ブラヒメジ ルアナ・ピネイロ レローン・マーフィー ヴァネッサ・デモパウロス ヴィクター・マルチネス

【UFN241】メインはストライカー対決=バルボーザ×マーフィー。脱中堅争いのファイターたちも要注目

【写真】大胸筋の付き方が、違う (C)Zuffa/UFC

日本ではRoad to UFCが注目を集める今週末、北米のUFCは通常運転=18日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスはUFC APEXでUFN241:UFN on ESPN+99「Baroboza vs Murphy」が開催される。
Text by Manabu Takashima

メインはUFC在籍14年目を迎えるエジソン・バルボーサに、キャリア13勝0敗1分でオクタゴンでも1分けを挟んで5連勝中のレローン・マーフィーが挑む一戦だ。


UFCで18勝11敗、現在2連勝中のバルボーザ。タイトル挑戦経験こそないが、ライト級とフェザー級で大半の試合はランカー対決を続けてきた。対してマーフィーが5連勝を果たした相手は、バルボーザが戦ってきたレベルにはないという見方はできるだろう。

それでもジョシュア・クリバオ、マクワン・アミルカーニ、そしてリカルド・ラモスらを下しているのだから、その機会があれば勝利を手にしている可能性も十分にある。マーフィーのストロングポイントは、思い切りの良い打撃にあることは間違いない。

勢いがあり過ぎてテイクダウン防御がザルになったり、ガードがおそろかになって被弾することもある。ただし、組みも含めて常にアグレッシブな姿勢で活路を開いてきた。特に組みに対応した打撃、勝負所の詰めなど目を見張るものがある。

この積極性が、より立ち技格闘技に近い攻撃をMMAのなかで見せてきたバルボーサに通じるのか。互いにカーフを得意にしており、前足潰しという部分で両刃の剣といえる先制攻撃を臆することなく繰り出せるのは、どちらか。詰め将棋のなかで、全てを覆すパワフルなパンチを持つマーフィー。対してバルボーザは、どの距離で戦おうとするのか。非常に興味深い。

またガイアナのルタドール=カールストン・ハリス、馬力で全て打開するグラップラー=ジンバブエのテンバ・ゴリンボ。

現在連敗中ながら、パンチで間を制すと蹴りが生きてくるエイドリアン・ヤネツなど、脱中堅を目指すメインカード出場選手たちの戦い振りにも注目したい。

■視聴方法(予定)
5月19日(日・日本時間)
午前5 時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時30分~U-NEXT

■ UFN241対戦カード

<フェザー級/5分5R>
エジソン・バルボーサ(ブラジル)
レローン・マーフィー(英国)

<ウェルター級/5分3R>
ケイオス・ウィリアムス(米国)
カールストン・ハリス(ガイアナ)

<ウェルター級/5分3R>
ラミズ・ブラヒメジ(米国)
テンバ・ゴリンボ(ジンバブエ)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネツ(米国)
ヴィニシウス・サルバール(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
トム・ノーラン(豪州)
ヴィクター・マルチネス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウマル・シ(フランス)
トゥコ・トコス(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
テミレス・ヴィダウ(ブラジル)
メリッサ・ガト(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アブス・マゴメドフ(ドイツ)
ヴァレリー・アウベス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
ピエラ・ロドリゲス(コロンビア)
アリアニ・カルネロッシ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
アラテンヘイリ(中国)
クレイジソン・ホドリゲス(ブラジル)

<女子ストロー級/5分3R>
エミリー・ダコーテ(米国)
ヴァネッサ・デモパウロス(ギリシャ)

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MMA MMAPLANET o UFN UFN232 アマンダ・ヒーバス キック ルアナ・ピネイロ

【UFN232】1Rの劣勢を2・3Rに修正。ヒーバスが右のカウンターからパウンドアウトでTKO勝利

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
Def.3R3分53秒 by TKO
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

小刻みにステップする両者。ピネイロがヒーバスのローをキャッチして右ストレート、そこから一気にパンチをまとめて出ていく。ジャブから前に出ていくヒーバスに対し、ピネイロは右を合わせる。ヒーバスがサウスポーにスイッチし、ピネイロは右ミドルとインロー。オーソドックスに戻したヒーバスが左ミドルとスピニングバックキックをボディに突き刺す。

下がるピネイロだったが右フックを強振。ヒーバスはプレッシャーをかけつづけるが、ピネイロが右ストレート・左右のフックを当てる。ヒーバスが距離を詰めて組もうとするが、ピネイロは離れる。ヒーバスが前に出るも、ピネイロがパンチを当てる展開となった。

2R、サウスポーのヒーバスにピネイロが右ミドルを蹴る。ヒーバスが左ミドルを蹴り返すと、ピネイロは右ストレートを狙う。ヒーバスはジャブと前足へのローを細かく当て、オーソドックスにスイッチして右から連打。ピネイロは下がりながら右フックを返す。

小刻みに打撃が当たってリズムが出てきたヒーバス。右ローから左ミドル、右ハイキックから右のスピニングバックフィスト。ピネイロもスピニングバックフィストやワンツーを返すが、ヒーバスの手数は止まらない。終盤、ヒーバスはスピニングバックキック、ピネイロがダブルレッグでテイクダウンを仕掛けた。

3R、ここもヒーバスはサウスポーに構える。離れた間合いから左ミドルを蹴って、ジャブからパンチをまとめる。ピネイロは右ローをキャッチしてシングルレッグに入るがヒーバスは倒れない。逆にヒーバスはピネイロがパンチを空振りしたところでバックにつく。ここでピネイロは投げでテイクダウンを狙いつつ、アナコンダチョークからがぶってコントロールする。

ピネイロが後ろに回ると、ヒーバスは前転してガードポジションを取る。ヒーバスはラバーガードからオモプラッタを仕掛けて立ち上がり、ピネイロが再び投げを狙うがヒーバスは倒れない。試合がスタンドに戻ると、オーソドックスのヒーバスがワンツーと右フック。これでピネイロの動きが鈍ると、ヒーバスは一気に前に出て右ストレート、顔面へのスピニングバックキックを当てると、ピネイロが前に出たところにカウンターの右を一閃。これでピネイロがダウンし、ヒーバスが追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。


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