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【UFC311】疲れても攻め続けるベルナルド・ソパイが、トゥルシオスを下しオクタゴン初勝利

<バンタム級/5分3R>
ベルナルド・ソパイ(アルバニア)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
リッキー・トゥルシオス(米国)

昨年11月に組まれていたがトゥルシオスが、減量中に体調不良に陥り流れていた一戦。デビュー戦は3日前のショートノーティスで受け、UFCで戦う権利を得たソパイにとって真価が問われる戦いとなる。「ハッ」と大きな声を挙げ、いきなりスイッチしたトゥルシオス。ソパイは前蹴り、トゥルシオスが右ミドルハイを蹴って行く。左に回るトゥルシオスに対し、右ハイを蹴ったソパイが慎重に距離を詰める。

トゥルシオスは右カーフ、直後にソパイが右を当て右カーフを蹴り返す。ソパイもスイッチを織り交ぜ、カウンターの左を入れる。遠い距離から蹴り中心のトゥルシオスはカーフを蹴られ、詰めて組んでいく。ソパイは首相撲&ヒザ蹴りを繰り出すが、ケージに押し込まれる。回って離れたソパイは蹴りをキャッチされても、テイクダウンを許さずがぶる。ここでトゥルシオスはボディロックからテイクダウンを奪いと、一気にバックへ。前方に落としたソパイは、バタフライガードをボディロックで捕獲。スタンドに戻ってエルボーを打ち込んで、距離を取り直す。右をヒットさせたソパイに対し、トゥルシオスがロー蹴り込んでクリンチ、時間となった。

2R開始直後、右ハイを蹴ったソパイ。トゥルシオスが前に出て右ミドルを2発、ソパイの右に組みつくが切られる。ソパイの右カーフでトゥルシオスの軸が乱れる。トゥルシオスは右ローを続けるが、左回りの移動に重いを右を被弾する。拳の圧で明らかに上回るソパイは、組まれても腰に乗せて投げトップを取る。レッスルアップのトゥルシオスだが、首相撲からのヒザを腹に受ける。ケージに押し込まれたソパイは、回って間合いを取り直す。ここから首相撲&ヒザを再び見せる。トゥルシオスは攻撃を受けながら前に出続けると、ソパイの息が上がって来たか。

トゥルシオスは右を当て、逆に首相撲からヒザを繰り出す。ヒザを返したソパイは、続くダブルレッグを切って右エルボーから左フックを打ち込む。そしてシングルに出て軸足払い、相当に疲れたトゥルシオスは殴られながら組んでいった。

最終回、直ぐに距離が近くなりソパイの右前蹴りが腹を抉り、続くワンツーでトゥルシオスがダウン。組もうとするが顔面を殴られバックを取られるトゥルシオスは、ハーフガードもエルボーを落とされる。それでもシングルで組みついたトゥルシオスは、ヒザ蹴りをキャッチして上を取ろうとする。すぐに立ち上がって打撃の距離を取ったソパイが、前に出てくるトゥルシオスを首相撲に取られる。顔面を真っ赤に染めたトゥルシオスは、離れたソパイのテンカオの餌食に。さらに力の無い蹴りをキャッチされる。ソパイは打撃でいくと決めたか、掴んだ足をリリースして距離を保つ。粘るトゥルシオスはパンチを振るって組みつくと、テイクダウンから一瞬にバックへ。ソパイも即前方に落とし、スクランブルからボディロックていうダウンを決める。ソパイはサイドで抑え、スクランブルのトゥルシオスを突き放す。

残り1分40秒、右アッパーから左フックのソパイに対し、トゥルシオスがローを蹴る。両者疲れが見えるなか、明らかにダメージがあるトゥルシオスは跳びヒザを受けそうになる。それでも前に出てヒザ蹴り、アッパーを被弾したトゥルシオスがテイクダウン狙いを切られる。最後の10秒を切り、左後ろ回し蹴りで姿勢を乱したソパイが三角絞めを仕掛けたところでタイムアップに。攻め疲れはあったが、その攻めがないと生き残れない世界最高峰でソパイが3-0の判定勝ち。

「クレイジーファイトだった。ベルトを獲りにUFCに来た。そして戦いを皆に見せに来たんだ。こんな経験は過去になかった、最高だよ。8カ月、ずっと準備をしてきた。前の試合はキャンセルになったけどね」と勝者は話した。


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【UFC311】中村倫也と対戦、ONE~UAEW~DWCS~LFAを経てUFCに到達─ムイン・ガフロフ「UFCは違う」

【写真】きっとこういう選手ばかりが、UFCには揃っているんだろう(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、カリフォルニア州イングルウッドのインテュイット・ドームで開催されるUFC 311「Makhachev vs Moicano 」で中村倫也と戦うムイン・ガフロフ。
Text Manabu Takashima

ONEバンタム級戦線で活躍も、UAEWに転出。コンテンダーシリーズに挑むも、契約ならず。ならばとLFAでバンタム級のベルトを巻き、ついにUFCとサインを果たす。この間に、少しでもUFCで戦うチャンスが広がるようラスベガスに移り住んだ。

人生を賭けてUFCに挑みながら、デビュー後は連敗。3度目の正直を目指し、背水の陣で挑んだカン・ギョンホ戦でオクタゴン初勝利を手にしたガフロフは、中村倫也に負けない情熱、いや情念を持ってオクタゴンに足を踏み入れる。


──ムインのことはONE時代から会場で取材をさせていただいてきたのですが、コロナ前にアジア最大のイベントを離れUAEWに戦場を求めました。

「UFCファイターになるためだよ。ONEは素晴らし団体だった。アジアでトップだ。ONEのお陰で、僕の存在を世界に知ってもらうことができた。いつだって尊敬し、感謝している。ただしUFCとは違う。自分の力をUFCで試したかったんだ」

──そのためにUAEWへ転出し、コンテンダーシリーズに挑んだわけですね。ただし、ONEの時のようなパフォーマンスを見せることができず、試合に負けてUFC行きはならなかったです。

「コンテンダーシリーズで負けても、UFCで戦うという目標が変わることはなかった。ただ、ショックは大きかった。一度、タジキスタンに戻って引退しようかとも考えた。そんな時に友人から連絡があって『戦うことをやめるな。練習も続けろ』って言われて……それまでより、ハードな練習を課すようになった。そして、UFCと契約するためにまずはLFAのチャンピオンになろうと思ったんだ」

──LFAでは2戦目でバンタム級王者となり、ついにUFCとサインを果たしました。

「最高の気分だった。夢が叶った。自分の力を世界最高峰で披露できる時がやったきたんだ。ただUFCはONEとは違った。UAEWとも違うし、LFAとも違う。UFCは世界で、他に比べるものがない一番のオーガニゼーションだ。だからケージの中も違っていて、初戦と2戦目はどうにも上手く戦うことができなかった。でも、前回のカン・ギョンホ戦から慣れてきた。今回の試合ではONE、UAEW、そしてLFAの時のように自分の力を出して戦える自信がある」

──今はラスベガスがホームなのですね。

「そうだよ。シンジゲートMMAに所属している。1年半前からラスベガスに拠点を変えた。それまでプーケットで練習していた。プーケットでも、凄く良い練習ができていたよ。トレーニング環境に問題があったわけじゃない。ただUFCは米国中心にイベントを開いているし、ラスベガスで練習している方がUFCで戦う機会を得やすいと思ったんだ。

とはいっても練習パートナーはUFC世界チャンピオンがいるし、コーチも少し違うかな」

──そんななか中村倫也選手と、今週末に戦います。倫也選手の印象を教えていただけますか。

「ブラザー、ナカムラは素晴らしいファイターだよ。MMAの全て局面で激しく、ファンに喜んでもらえる試合になるだろう。僕は全対戦相手を尊敬しているから、もちろんナカムラのこともリスペクトしているよ」

──倫也選手と戦った際、ムインのアドバンテージはどこにあると思っていますか。

「その質問には答えないでおくよ(笑)。試合を見て欲しい。とにかくファンの期待に応えられるよう戦うよ。日本のファンはナカムラの応援をするだろうけど、そんな日本のファンにも喜んでもらえる試合をする。国籍は関係ない、皆にの試合を楽しんでほしい」

──ところで今大会はバンタム級の世界戦が組まれていますが、ムインに勝利者予想をお願いするのは意味がないですね。

「マラブ・デヴァリシビリは僕のトレーニング・パートナーだからね。彼が勝つことところしか、想像できないよ(笑)」

──その一方で自身のゴールがチームメイトである事実をどのように捉えていますか。

「マラブは僕のモチベーションだよ。彼の活躍を見て、僕も頑張ることができる。そして、マラブのように世界中の人々に『俺がチャンピオンだ』といえる日を迎えるために戦い続けるよ」

■視聴方法(予定)
1月19日(日・日本時間)
午前8時00分~UFC FIGHT PASS
午後12時~PPV
午前7時 30分~U-NEXT


■UFC311対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] イスラム・マカチェフ(ロシア)
[挑戦者] ヘナト・モイカノ(ブラジル)

<UFC世界バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] マラブ・デヴァリシビリ(ジョージア)
[挑戦者] ウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
イリー・プロハースカ(チェコ)
ジャマール・ヒル(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジャイルトン・アルメイダ(ブラジル)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<ミドル級/5分3R>
ケヴィン・ホランド(米国)
ライニエ・デリダー(オランダ)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ハオーニ・バルセロス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ザック・リース(米国)
アザマット・ベコエフ(ロシア)

<ライトヘビー級/5分3R>
バグジン・ガスコフ(ウズベキスタン)
ビリー・アレカナ(米国)

<ライト級/5分3R>
グラント・ドーソン(米国)
ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
カロル・ホサ(ブラジル)
アイリン・ペレス(アルゼンチン)

<バンタム級/5分3R>
中村倫也(日本)
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・トゥルシオス(米国)
ベルナルド・ソパイ(アルバニア)

<フライ級/5分3R>
タジル・ウランベコフ(ロシア)
クレイトン・カーペンター(米国)

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【UFN247】17歳から単身スウェーデン在住、ベルナルド・ソパイ「ナカムラ? 三角絞めで勝った選手?」

【写真】キャリア11勝3敗。7つのKO勝ちと3つの一本勝ち。24歳のスウェーデン在住アルバニア人ファイターのソパイ(C)Zuffa/UFC

9日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXでUFN247:UFN on ESPN+106「Magny vs Prates」が開催され、コメインでベルナルド・ソパイがTUF29ウィナーのリッキー・トゥルシオスと対戦する。
Text by Manabu Takashima

コディ・ガーブラントの負傷欠場でマイルス・ジョンズ戦が流れ、コメインに昇格となった一戦はソパイにとってオクタゴン2戦目になる。2020年、世界がコロナ禍にあった際にUFC、Titan FC、LFAという北米のプロモーションと並びBRAVE CFがいち早く活動を再開、ルーマニア大会を経て8月にスウェーデンはストックホルムで集中開催をした時にザ・ライオン・キングの異名とともにプロモーションからプッシュされたソパイだったが、翌年にフランチェスコ・ヌッツィにスプリット判定負けをすると、バーレーン王国直轄のMMAプロモーションを離れ、スウェーデンのローカルプロモーションでバンタム級二冠に輝いた。

ショートノーティス出場のUFCデビュー戦は、同じく中東UAEWからオクタゴンにステップアップを果たしたヴィニシウス・オリヴェイラ戦は序盤の優勢から失速し、逆転KO負けを喫した。

あれから8カ月、満を持しての世界最高峰2戦目に臨むソパイに初インタビューを試みた。


──ベルナルドの試合を初めてチェックしたのは、コロナ禍のBRAVE CF38でした。スウェーデン大会に出ていたスロックホルム在住のアルバニア人ファイターという触れ込みでしたが、同地にはバルカン諸国からの移民も少なくありません。ベルナルドもアルバニア移民だったのですか。

「僕が生まれ育ったアルバニアを離れたのは、7歳の時だった。でも移り住んだ国はスウェーデンではなく、ギリシャだったんだ。アテネの学校に通い、17歳の時からスウェーデンを拠点にしている。家族がアルバニアを離れたのは、より良い生活を求めてのことだよ。その判断は間違っていなかった。でも僕はその家族と離れ、より良い練習環境を求めてストックホルムに向かいオールスターズ・トレーニングセンターでMMAの練習をするようになったんだ」

──17歳の時に1人でストックホルムへ!! ということは、もともとはギリシャでMMAを始めたということになりますね。

「13歳の時にMMAを始めた。それまで格闘技の経験はなかったよ。サッカーに夢中だったから。でも所属クラブの代表がチームを離れて、サッカーができなくなかってしまったんだ。それから数カ月間は学校と家を行き来するだけで、何もスポーツはやっていなかった。そんな時に友人から『MMAの練習をしよう』と誘われたんだ。

でも当時はMMAが何かも知らなかった。ギリシャでは、MMAは殆ど知られていなかったから。だから誘いに乗ることもなかった。でも、その友人は結構しつこくて(笑)。2カ月もの間、ずっと僕に声をかけ続けてきたんだ。『これは1度は行かないと、諦めないな』って思った。だから1度だけジムに行くことにしたんだ。そうしたら、もう夢中になってしまって(笑)。自分がそんな風になるとは、全く思っていなかったよ。それから毎日、ジムに通うようになったんだ」

──ギリシャに、MMAに夢中になれる環境があったことが驚きです。

「悪くなかったよ。実際、僕はギリシャで7試合を戦っている。全てプロの試合だ」

──17歳でスウェーデンに移り住んだベルナルドが、ギリシャでプロMMAの経験があるというのは……。

「僕は15歳の時に初めて、プロMMAで戦ったんだ(笑)。ほとんどの国では18歳になる前にはプロのMMAを戦うことはできない。実際にスウェーデンがそうだった。でも、ギリシャはそんなことはなかったんだ(笑)。

ただキャリアを積んでいくにしたがって、より良い練習環境を求めるようになった。試しにスウェーデンに向かいオールスターズ・ジムで練習をした。結果、そのままストックホルムに住みつくことになった。僕にとって最高の練習環境だったよ。それにコーチも僕のことを気に入ってくれた。今もオールスターズ・ジムは世界でベストのジムだと思っている」

──BRAVE CFでは期待の新鋭としてスポットが当てられていましたが、フランチェスコ・ヌッツィに敗れると中東のプロモーションを離れました。なのでUFCのラインアップで、ベルナルドの名を目にした時は凄く驚きました。

「ちょうどマイアミで練習をしていた時に、UFCから声が掛ったんだ。4日間のショートノーティスでの出場だけど、4試合契約が提示された。そりゃあUFCとサインするよね」

──なるほど。ヴィニシウス・オリヴェイラ戦は初回にマウントを奪うなど、超アグレッシブなファイトで優勢でした。しかし2Rに形勢逆転されたのはショートノーティスでの出場が関係していたのですか。

「もちろん。体調は正直良くなかった。だから初回から全力で戦ったんだ」

──UFC初陣から8カ月も試合間隔が空きました。そして、この間にはスウェーデンの所属ジムが主催のAllstars Fight Nightで戦う予定だったという戦績も見受けられます。

「あぁ、あれは違うよ。UFCとサインする前にAllstars FNで戦うことが決まっていたから、その記述が残っているだけで。UFCとはもちろん複数契約だったし、初戦の1週間後に試合に出られるわけがない。プロモーションのPRだけが残っている形なんだ」

(C)Zuffa/UFC

──なるほどです。良く理解できました。

では今回のリッキー・トゥルシオス戦ですが、TUFウィナーに対しどのような印象を持っていますか。

「良い選手だよ。スクランブルが強い。戦闘意欲が高いところも気に入っているよ。でも僕は3月の試合の時とは、違う。コンディションが全く違うんだ。スタミナもストレングスも、5分5Rでも構わないぐらい仕上げてきた。今回は自分が戦いができる状態になっている。ファイトキャンプは最高だったし、準備はできているよ。

前回の試合でファイト・オブ・ザ・ナイトのボーナスをもらったけど、リッキーとの試合では打撃、レスリング、グラウントと全てにおいて全く違う動きをするから期待してほしい」

──では本当のベルナルド・ソパイとして、どのような試合をファンに見せたいと考えていますか。

「打撃かな、一番は。そこを見て欲しい。僕はオールラウンド・ファイターだけど、打撃はグラップリングより得意だ。打撃なら負けない。でも寝技もレスリングも全く問題ない。どの局面でも、勝つことができる。

リッキーには、レベルの違いを見せつけたい。僕はもっとハイレベルなファイターだ。それを今回の試合で、皆に分かってもらえるように戦うよ」

──ところでUFCバンタム級には中村倫也選手と、風間敏臣選手という2人の日本人ファイターが戦っています。彼らのことは、もうリサーチ済みでしょうか。

「ナカムラ……なんだったっけ? あのキプロスのハラランボス・グリゴリユに三角絞めで勝った選手だっけ?」

──それは風間選手ですね。

「ああ、カザマの試合は見たよ」

──ギリシャ語圏のキプロス人ファイター、ハラランボスが気になったからのように思います(笑)。

「その通りだ(笑)。でもカザマは強いハートの持ち主だった。ダウンをしても諦めずに、タップを奪った。良いファイターだよ。でも、僕のレベルじゃないね」

──その言葉で日本のファンは、ベルナルドをより注目するでしょうね(笑)。

「承知した(笑)。しっかりとリッキー・トゥルシオスをドミネイトし、つけいる隙を与えない。そして、その瞬間がやってきたらフィニッシュする。だから日本のファンも、僕の試合をしっかりと見て欲しい」

■視聴方法(予定)
11月10日(日・日本時間)
午前6 時00分~UFC FIGHT PASS
午前5時45分~U-NEXT

■UFN247対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
ニール・マグニー(米国)
カルロス・プラチス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・トゥルシオス(米国)
ベルナルド・ソパイ(アルバニア)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・マーシャート(米国)
ライニエ・デリダー(オランダ)

<女子ストロー級/5分3R>
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ミドル級/5分3R>
マンスール・アブドゥルマリク(米国)
ドゥスコ・トドロビッチ(セルビア)

<女子ストロー級/5分3R>
カロリーナ・コバケビッチ(ポーランド)
デニージ・ゴミス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
コーテヴィアス・ロミアス(米国)
ガストン・ボラノス(ペルー)

<ウェルター級/5分3R>
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)
ザック・スクローギン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
チャールズ・ラドキー(米国)
マシュー・セメルスバーガー(米国)

<バンタム級/5分3R>
コディ・ステーマン(米国)
デモン・ブラックシアー(米国)

<ミドル級/5分3R>
トレシャン・ゴア(米国)
アントニオ・トロッコリ(ブラジル)

<女子バンタム級/5分3R>
メリッサ・トーニャ・モリンス(英国)
クラウディア・セグーワ(米国)

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F1 IRIDIUM MMA o UFC UFC Fight Night   ダニエル・マルコス ラウル・ロサスJr リッキー・トゥルシオス

9.14『UFC 306』でラウル・ロサスJr.とアオリ・チロンが対戦



 UFCが9月14日にネバダ州パラダイスのスフィアで開催する『UFC 306』でラウル・ロサスJr. vs. アオリ・チロンのバンタム級マッチが行われることをイリジウム・スポーツエージェンシーが発表。

 ロサスは6月の『UFC on ESPN 57: Cannonier vs. Imavov』でリッキー・トゥルシオスに2Rリアネイキッドチョークで勝利して以来の試合で2連勝中。

 アオリは2月の『UFC Fight Night 236: Hermansson vs. Pyfer』で行われたダニエル・マルコス戦がノーコンテストになって以来の試合。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN57 ラウル・ロサスJr リッキー・トゥルシオス

【UFC ESPN57】19歳ラウル・ロサスJrがトゥルシオスとのバック奪取合戦を制し、RNCで仕留める

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr(米国)
Def.2R2分22秒 by RNC
リッキー・トゥルシオス(米国)

トゥルシオスが開始早々、左前蹴り、右ハイから蹴りを散らしていく。ロサスJrは右フックを当てたあと、トゥルシオスの右ストレートをかわしてダブルレッグで入る。ケージ際で尻もちを着かせたトゥルシオスがパスしてサイドへ。右腕を差し上げると、トゥルシオスはニーシールドからガードに戻して、ロサスJrの鼠径部を足で抑えてパスを防いでいる。

トゥルシオスが立ち上がると、ロサスJrはケージに押し込みながらダブルレッグですくい上げてグラウンドに持ち込む。トゥルシオスのスイッチは通じず、ケージに押し込まれる。頭部にヒジを打ち込み、立ち上がるトゥルシオスに対してバックコントロールを続けるロサスJr。グラウンドになるとバックマウントを狙うが、トゥルシオスがトップに回った。パウンドを落としながらバックへ。さらに四の字フックから右腕を首に回し、RNCで絞め上げる。これを凌いだロサスJrが反転し、バックマウントを奪い返した。

2R、パンチを伸ばすトゥルシオスに対し、ロサスJrが跳びヒザを見せる。トゥルシオスを下がらせ、右テンカオを打ち込み、ダブルレッグで飛び込んで尻もちを着かせた。トゥルシオスが右ヒジを突き刺すも、垂直ヒジであるためレフェリーから注意が入る。起き上がるトゥルシオスからバックマウントを奪取したロサスJrは、四の字フックからRNCを狙う。凌ぐトゥルシオスの首に右腕を回したロサスJrが、絞め上げてタップを奪った。


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o UFC リッキー・トゥルシオス

【UFC】オルテガがロドリゲスに一本勝ち ブランドン・ロイバルがモレノに判定勝利

435: 名無しさん 2024/02/25(日) 13:03:02.79 ID:Cod/ufIl
ロサス戦中止w暴動起きるぞw


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45 AB BELLATOR K-1 MMA MMAPLANET o PFL UFC UFN UFN237 エドガー・チャイレス キック クラウジオ・プエレス クリスチャン・キニョネス クリス・ダンカン ジャイー・ロドリゲス ジャスミン・ハウレギ ダニエル・セジューベル ダニエル・ラセルダ デニス・ボンダル ハオーニ・バルセロス フィリッピ・ドスサントス フェレス・ジアム フランシスコ・プラド ブライアン・オルテガ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヘスウ・アギラー ボクシング マテウス・メンドンサ マニュエル・トーレス ラウル・ロサスJr リッキー・トゥルシオス ルイス・ロドリゲス ヴィクター・アルタミラノ

【UFN237】EL LOCO=クレイジー・トーレス戦へ、クリス・ダンカン「距離とスピードを支配する」

【写真】14勝2敗のトーレスは7KOと6つの一本勝ちというフィニッシャー。対してダンカンは11勝1敗で7つのKO勝ちをしている(C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)にメキシコはメキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコで開催されるUFN237@:UFN on ESPN+95「Moreno vs Royval2」でクリス・ダンカンがマニュエル・トーレスと相対する。
Text by Manabu Takashima

スコットランドで羊飼いだったハードパンチャーは2度目のコンテンダーシリーズ挑戦で、世界最高峰で戦う権利を得た。それ以前にBellator欧州大会で3連勝という結果を残していた。

なぜそこまでUFCに拘ったのか、そしてメキシコシティでの戦いへの意気込みを訊いた。


──クリス、週末にマニュエル・トーレス戦が控えています。今の調子は?

「バッチリだ。8週間のトレーニングキャンプを終えて、ここまできた。あとはやるだけだ。空気の薄いメキシコシティでの試合だから、2週間前にこっちにやってきた。何も問題はない」

──完全アウェイの戦いとも考えられます。

「そこを楽しみたいと思う。きっと、観客の多くががっかりすることになるだろうし」

──ところでクリスがMMAを始めたきっかけは何だったのでしょうか。

「2014年4月14日に初めて、アマMMAを戦った。それ以前はK-1キックボクシングを戦っていた。ジムでの練習がキックより、MMAが増えたこともありMMAを戦うことを決めたんだ。母の導きもあってドイツに行くようになって、そこでMMAクラスを請け負うことになったのも大きかった」

──2度目のコンテンダーシリーズ挑戦でUFCと契約を果たしましたが、それ以前にBellatorのアイルランド大会とイタリア大会で3連勝していました。クリスにとって欧州でもしっかりと基盤を築いていたBellatorや、昨年から欧州リーグがスタートしたPFLとUFCの違いは何なのでしょうか。

「俺がUFCを目指したのは、UFCが世界最高のMMAイベントだからだ。ずっとUFCで戦うことを夢見ていた。他の団体でトップになろうという気持ちはなかった。自分がアメリカンフットボール・プレイヤーなら、NFLしか目標にしなかったと思う。それと同じで、他のプロモーションを目指すつもりは一切なかった」

──そんなクリスが、今週末に戦うトーレスの印象を教えてください。

「ワイルドなファイターだ。ニックネームのエル・ロコは、スペイン語でクレイジーという意味だし、思い切り右を振るってくだろう。でも、しっかりとキャンプで対策は練ってきたから大丈夫だ」

──ラフさが、強味になっていることもあるかと。

「リーチが長いから、そこを生かしている。パワーもあるしね。ただし、過去の対戦相手がそこでやられているだけで、俺には通用しない。俺はメキシコの観客の存在も気にならないし、ウェルラウンダ―だ。どこの局面でも優っていることを土曜日に証明する」

──防御と距離が大切になってきそうです。

「距離こそが、パワーに関係してくる。そして、距離とスピードを支配する。この2つを俺がコントロールすれば、結果的に全てをコントロールすることになる。最後は最高に重い拳で勝利を手にする。フィニッシュだ。打ち勝って、倒す。絶対にフィニッシュする」

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
午前8時30分~U-NEXT

■UFN237計量結果

<フライ級/5分5R>
ブランドン・モレノ: 126ポンド(57.15キロ)
ブランドン・ロイヴァル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分5R>
ジャイー・ロドリゲス: 146ポンド(66.22キロ)
ブライアン・オルテガ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)
フランシスコ・プラド: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 136ポンド(61.69キロ)
リッキー・トゥルシオス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)
ジャスミン・ハウレギ: 115ポンド(52.16キロ)

<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス: 155ポンド(70.31キロ)
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・キニョネス: 135ポンド(61.24キロ)
ハオーニ・バルセロス: 135ポンド(61.24キロ)

<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー: 126ポンド(57.15キロ)
マテウス・メンドンサ: 126ポンド(57.15キロ))

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス: 131ポンド(59.42キロ)
ダニエル・ラセルダ: 127ポンド(57.6キロ)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
ルイス・ロドリゲス: 125ポンド(56.7キロ)
デニス・ボンダル: 124ポンド(56.25キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 125ポンド(56.7キロ)
フィリッピ・ドスサントス: 124ポンド(56.25キロ)

<フェザー級/5分3R>
ムハメド・ナイモフ: 146ポンド(66.22キロ)
エリック・シルバ: 146ポンド(66.22キロ)

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45 AB LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN237 エドガー・チャイレス クラウジオ・プエレス クリスチャン・キニョネス クリス・ダンカン ジャイー・ロドリゲス ジャスミン・ハウレギ ソルト ダニエル・セジューベル ダニエル・ラセルダ デニス・ボンダル ハオーニ・バルセロス フィリッピ・ドスサントス フェレス・ジアム フランシスコ・プラド ブライアン・オルテガ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヘスウ・アギラー マテウス・メンドンサ マニュエル・トーレス ラウル・ロサスJr リッキー・トゥルシオス ルイス・ロドリゲス ヴィクター・アルタミラノ

【UFN237】フィリッピ・ドスサントス戦へ、知性派アルタミラノ「世界中に僕のパッションを届けたい」

【写真】知性と野生の対決という言い方は、暴言になるのか(C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)にメキシコはメキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコで開催されるUFN237@:UFN on ESPN+95「Moreno vs Royval2」でヴィクター・アルタミラノが、フィリッピ・ドスサントスと対戦する。
Text by Manabu Takashima

LFAフライ級王者からコンテンダーシリーズを経て、UFCで戦うようになったアルタミラノは子供の頃に母国メキシコを離れ、米国に移り住んだ。国境を越えて出会ったMMAというスポーツで活躍することで、生まれ故郷の地を踏めるようになった。

そんな感慨深いイベントで、アルタミラノはフライ級戦線で頭を一つ抜け出すためにアグレッシブなファイトを誓うが、その口調は全くラフでなく非常にジェントルなモノだった。


──フィリッピ・ドスサントス戦が迫ってきました。今の気持ちを教えてください(※取材は22日に行われた)。

「全てプラン通りに進んでいる。減量も上手くいっていて、凄くハッピーだ。ファイトウィークも前向きに過ごすことができて、1日1日と自信を深めているよ」

──そんなヴィクターが、メキシコシティで戦う意味を教えてください。

「僕は米国に住んでいるけど、パスポートはメキシコのままだ。9歳の時に両親、妹とテキサスに移り住み、21、22に年を経て──2年半前に初めてメキシコに里帰りができた。ようやく一族が勢ぞろいしたんだ。それからは何度もメキシコとテキサスを行き来はしているけど、メキシコで戦うことは本当に意味がある。このスポーツを始めてから、ずっと母国で試合がしたいと思ってきた。今回、メキシコの皆の前で初めて戦うことができ、僕の試合のために一族が一つの場所に揃うんだ。本当に嬉しいよ。初めてメキシコの試合だけど、同時に米国以外で戦うも初めてなんだ」

──日本はほぼ単一民族国家で、言葉も風習も同一化が進めてきた国です。国外の人が国籍を持つことは欧米と比較して本当に少ない。そういう国なので、ヴィクターの言葉がピンとこない人も多いと思います。

「言葉に例えられないほど、素晴らしい経験だよ。生まれ育った母国を遠く離れた異国で生活をすることになり、そこで自分の愛するMMAというスポーツに出会うことができた。MMAに出会った自分が何者かを知ることができたんだ。そのスポーツとともに、母国に戻ってきた。自分の生きている証が、交錯するような感覚だよ。

と同時にメキシコシティで戦うことに慣れるために、10日以上前にやってきた。ここで走り、さらに山間部の高い場所に行って調整をした。自分の力を発揮するために、心肺機能もこの高さに合わせる必要があったからね。本来、調整に必要な時間は72時間と言われている。そこを10日も前にやってきているから、肉体的には全く問題ない。普段と同じように動けるよ。スタミナもそうだし、どれだけ動けるかをチェックしてきたんだ」

──1600メートルのデンバーでも、私など走ると息苦しく感じ、頭痛がしました。

「それは良くあることだよ。実際、今回は僕のコーチもメキシコシティにやってきて体調を崩し、眩暈がすると言っていた。ただ、僕はメキシコシティで9歳まで育ったから、体が覚えていたかもしれない。以前、ソルトレイクシティー(標高1300メートル)で試合をした時は現地入りを早くすることがなくても、まるで大丈夫だったしね」

──では、今回対戦するドスサントスの印象を教えてください。

「アグレッシブで良い相手だ。彼も僕も最高の試合をするために、ここにやってきた。あとは試合を待つだけだよ」

──今回はフライ級の試合が5試合も組まれており、結果だけでなくパフォーマンスも他の試合の勝者と比較されることになるかと思います。

「最高じゃないか。たくさん殴って、たくさん動く。そんなフライ級の特徴が表れる試合に続く大会だ。当然、僕もそんな風に戦うよ」

─ところでヴィクターはコンテンダーシリーズに出場するまで、キャリア10戦中9試合をLFAで戦っていますね。

「LFAはフルパッケージのイベントだ。UFCで戦うための準備という点において、最高に適している。フィーダーショーとして可能な限り最高のファイターがケージの中には揃っていて、ケージの外ではカメラがついて回るなど取材の対応の仕方も学べる。注目度も他のローカルショーとは違うしね。照明に照らされた試合場で、何台ものカメラが動く環境で戦う。ファイターとしてケージの中と、プロフェッショナルとしてケージ外で僕を成長させてくれた。

ファンの熱狂度も高まり、ケージ外での活動が増える。雑音だって増えた。そこを経験することは、UFCで戦うためにリハーサルになったと思う」

──なるほどです。しかしながらヴィクターの口調はファイターというよりも教師か牧師のようで、インテリジェンスさがあふれ出ていますね。

「おお、ありがとう。そんな風に言って貰えて、嬉しいよ。特にスポーツとかそういうことでなく、人としての生きていく上で規律を守る日本の人に言ってもらえるなんて。凄く大切なことが日本には残っている。だから、いつの日か日本を訪れたい。そして日本のファンも含めて、世界中のMMAファンの僕のパッションを届けたい」

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
午前8時30分~U-NEXT

■UFN237計量結果

<フライ級/5分5R>
ブランドン・モレノ: 126ポンド(57.15キロ)
ブランドン・ロイヴァル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分5R>
ジャイー・ロドリゲス: 146ポンド(66.22キロ)
ブライアン・オルテガ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)
フランシスコ・プラド: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 136ポンド(61.69キロ)
リッキー・トゥルシオス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)
ジャスミン・ハウレギ: 115ポンド(52.16キロ)

<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス: 155ポンド(70.31キロ)
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・キニョネス: 135ポンド(61.24キロ)
ハオーニ・バルセロス: 135ポンド(61.24キロ)

<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー: 126ポンド(57.15キロ)
マテウス・メンドンサ: 126ポンド(57.15キロ))

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス: 131ポンド(59.42キロ)
ダニエル・ラセルダ: 127ポンド(57.6キロ)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
ルイス・ロドリゲス: 125ポンド(56.7キロ)
デニス・ボンダル: 124ポンド(56.25キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 125ポンド(56.7キロ)
フィリッピ・ドスサントス: 124ポンド(56.25キロ)

<フェザー級/5分3R>
ムハメド・ナイモフ: 146ポンド(66.22キロ)
エリック・シルバ: 146ポンド(66.22キロ)

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カテゴリー
45 AB MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN237   アレッシャンドリ・パントージャ エドガー・チャイレス クラウジオ・プエレス クリスチャン・キニョネス クリス・ダンカン ジャイー・ロドリゲス ジャスミン・ハウレギ ダニエル・セジューベル ダニエル・ラセルダ デニス・ボンダル ハオーニ・バルセロス フィリッピ・ドスサントス フェレス・ジアム フランシスコ・プラド ブライアン・オルテガ ブランドン・モレノ ブランドン・ロイヴァル ヘスウ・アギラー マテウス・メンドンサ マニュエル・トーレス ラウル・ロサスJr リッキー・トゥルシオス ルイス・ロドリゲス ヴィクター・アルタミラノ 平良達郎 鶴屋怜

【UFN237】計量終了 ラテンの祭典はフライ級NIGHT。メキシコ✖ワールド125lbsの戦いに注目!!

【写真】メキシコシティの環境が、どのような影響を与えるのか(C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)にメキシコはメキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコで開催されるUFN237@:UFN on ESPN+95「Moreno vs Royval2」の計量が23日(金・同)に行われている。
Text by Manabu Takashima

2019年9月以来、4年5カ月振りのメキシコ大会は13試合中10試合にメキシコ人ファイターが出場し、さらにラウル・ロサスrやブライアン・オルテガというメキシコ系米国人、アルゼンチン、ペルー、ベネズエラ人選手が揃っており、さながらラテンの祭典となっている。


そんなメヒコ大会はメインのブランドン対決02=ブランドン・モレノ×ブランド・ロイヴァルを筆頭に、フライ級マッチが実に5試合も組まれている。

2020年11月に組まれた前回の対戦ではモレノがやや優勢なグラウンド&スクランブル戦の展開中にロイヴァルが右肩を負傷。ヒザ十字を狙ったロイヴァルの動きが止まったところで、モレノが鉄槌を落としTKO勝ちを収めている。

ロイヴァルにオクタゴン初黒星をつけた勝利は、フライ級の頂点に立つことになるモレノを勢いづけた勝利になった。あれから3年3カ月、ベルトを失ってから再起戦となるモレノ。対するロイヴァルも昨年12月にアレッシャンドリ・パントージャに敗れ世界王座奪取ならず、再スタートの一戦がリベンジが掛かった一戦となる。

2250メートルという高度、空気の薄いメキシコシティで5R戦。省エネファイトか、前回の続きのような激しいアクションパックとなるのか──楽しみなフライ級トップ戦線サバイバルウォーだ。

この他のフライ級マッチはプレリミで組まれているが、エドガー・チャイレスとダニエル・ラセルダの一戦は、前者 131ポンドで後者が127ポンドと揃って計量を失敗しており、キャッチウェイトマッチで戦うこととなっている。

2人も体重オーバーということで、この試合はフライ級の格付けにおいては参考試合となるが、他の3試合は層が厚くなり始め、上位がランク変更が少ない実情のなかで勝ってインパクトを残したい位置のファイターが揃っている。

うちヘスウ・アギラーとヴィクター・アルタミラノが、共にブラジル人ファイターを迎え撃ち、ルイス・ロドリゲスはウクライナのデニス・ボンダルが相手となる。決してホームが優位などない、厳しい相手が揃って用意されているだけに、平良達郎、そして鶴屋怜の対戦相手がこの中からから出てくる可能性も十分にある。

そういう意味でも注目のフライ級メキシコ勢の国際戦だ。

■視聴方法(予定)
2月18日(日・日本時間)
午前9時00分~UFC FIGHT PASS
午前8時30分~U-NEXT

■UFN237計量結果

<フライ級/5分5R>
ブランドン・モレノ: 126ポンド(57.15キロ)
ブランドン・ロイヴァル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分5R>
ジャイー・ロドリゲス: 146ポンド(66.22キロ)
ブライアン・オルテガ: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニエル・セジューベル: 156ポンド(70.76キロ)
フランシスコ・プラド: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
ラウル・ロサスJr: 136ポンド(61.69キロ)
リッキー・トゥルシオス: 136ポンド(61.69キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
サム・ヒューズ: 115ポンド(52.16キロ)
ジャスミン・ハウレギ: 115ポンド(52.16キロ)

<ライト級/5分3R>
マニュエル・トーレス: 155ポンド(70.31キロ)
クリス・ダンカン: 156ポンド(70.76キロ)

<バンタム級/5分3R>
クリスチャン・キニョネス: 135ポンド(61.24キロ)
ハオーニ・バルセロス: 135ポンド(61.24キロ)

<フライ級/5分3R>
ヘスウ・アギラー: 126ポンド(57.15キロ)
マテウス・メンドンサ: 126ポンド(57.15キロ))

<フライ級/5分3R>
エドガー・チャイレス: 131ポンド(59.42キロ)
ダニエル・ラセルダ: 127ポンド(57.6キロ)

<ライト級/5分3R>
クラウジオ・プエレス: 156ポンド(70.76キロ)
フェレス・ジアム: 156ポンド(70.76キロ)

<フライ級/5分3R>
ルイス・ロドリゲス: 125ポンド(56.7キロ)
デニス・ボンダル: 124ポンド(56.25キロ)

<フライ級/5分3R>
ヴィクター・アルタミラノ: 125ポンド(56.7キロ)
フィリッピ・ドスサントス: 124ポンド(56.25キロ)

<フェザー級/5分3R>
ムハメド・ナイモフ: 146ポンド(66.22キロ)
エリック・シルバ: 146ポンド(66.22キロ)

The post 【UFN237】計量終了 ラテンの祭典はフライ級NIGHT。メキシコ✖ワールド125lbsの戦いに注目!! first appeared on MMAPLANET.
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MMA MMAPLANET o UFN215 リッキー・トゥルシオス

【UFN215】ノンストップ。TD→スイッチ&リバーサルの攻防。トゥルシオスがナタヴィダットに競り勝つ

<バンタム級/5分3R>
リッキー・トゥルシオス(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ケヴィン・ナタヴィダッド(米国)

開始直後にトゥルシオスが後ろ回し蹴りを見せるが、当たらず。ナタヴィダッドがダブルレッグを決めテイクダウンを奪う。トゥルシオスの足関節狙いに鉄槌をナタヴィダッドが落とし、スクランブルでトゥルシオスは腰をコントロールしに掛かり立たせない。

右足を両足で挟み、左足のアンクルを取るトゥルシオスだったが、足を抜いたナタヴィダッドが逆に組んでバックに回る。フックしようとした足を抱えてコブラでバックに回ろうとして潰されたトゥルシオスが足関節狙いから、股潜りでバックへ。さらに足関節を狙い、最終的にスイープからトップを取りに行く。ナタヴィダッドもシングルを仕掛けてレッスルアップ、エルボーを打ち込んでから離れると右ミドルを決める。直後にトゥルシオスがダブルレッグでテイクダウンを奪い、スクランブルでバックへ。

RNC狙いの瞬間に胸をナタヴィダッドが合わせる。ナタヴィダッドのシングルレッグに対し、トゥルシオスがスイッチから足を抱えてガードを取り、そのまま煽ってスイープを狙う。反応して立ち上がったナタヴィダッドはがぶって立ち上がり、トゥルシオスをケージにつめていく。離れると右ミドルを決めたナタヴィダッドは、シングルレッグから前方に崩されバックを譲る。背中を取られたまま立ったナタヴィダッドが離れ正対──時間となった。

2R、ジャブからローを蹴るトゥルシオスは右ミドルを蹴られた直後に、ダブルレッグへ。ナタヴィダッドのキムラに足を抱えて引き込んだトゥルシオスはハーフから右腕を差してスイープ狙い。両者が立ち上がって離れると、ナタヴィダッドがローを蹴りダブルレッグを決める。フックガードのトゥルシオスを殴るナタヴィダッドが、スクランブルで立ち上がり際にシングルレッグを仕掛ける。尻もちをついたトゥルシオスがハーフから、起き上ってシングルレッグでレッスルアップし離れる。直後に左フックを被弾したトゥルシオスが後方に崩れそうになる。

すかさず組みついてナタヴィダッドをケージに押し込むトゥルシオスは、離れると右フックを打たれる。ここからワンツーからスリーを入れたトゥルシオスは、ダブルレッグで倒されるとバックを譲りつつ、巻き込んで前転しながらトップを取る。ナタヴィダッドのシングルにバックに回ったトゥルシオス。ナタヴィダッドは引き込んでから、即シングルで起き上がり、ケージにトゥルシオスを押し込んでアンクルピックへ。ケージを背にして耐えたトゥルシオスはスイッチからバックに回る。残り10秒でナタヴィダッドが向き合い、距離を取って時間となった。

最終回、ナタヴィダッドが左フックをヒット。トゥルシオスもワンツーを返していく。力の入った打撃戦、ナタヴィダッドが右アッパーから左縦ヒジ、さらにシングルレッグからダブルに移行してテイクダウンを決める。トゥルシオスのレッスルアップにアナコンダから後方回転のナタヴィダッドだが、トゥルシオスもハーフを取って上体を起こすとシングルレッグから立ち上がる。

離れた両者、ナタヴィダッドが飛びヒザを見せてダウンを奪う。すぐに立ち上がって距離を詰めてくるトゥルシオスに跳びヒザ、そして前蹴りをナタヴィダッドが決める。ケージに押し込まれたナタヴィダッドは、シングルレッグでテイクダウンを奪う。トゥルシオスもスイッチ狙い、スペースを作って切ろうとしたナタヴィダッドは、シングルレッグからスクランブルを許す。

一度間合いを取りなおした両者、ケージでのクリンチを経て今一度離れると、ナタヴィダッドがダブルレッグでテイクダウンを決める。トゥルシオスはスイッチからリバーサル、バックを取って両足をフックする。バックグラブで殴られ、RNCをセットされたナタヴィダッドが、手首を掴んで何とか防ぎ。シングルアームで絞め続けるトゥルシオスだが、背中を取り切れておらず、ナタヴィダッドは反転して胸を合わせに行く。トゥルシオスは上体を起こしてマウント狙いから、背中を見せたナタヴィダッドが思い切りパウンドを落としてタイムアップとなった。

ナタヴィダッドは7つのテイクダウン、トゥルシオスは2つのリバーサルとバッググラブ&RNCとパウンド。ただし、ナタヴィダッドは左フックと跳びヒザのノックダウンもある──ジャッジ泣かせのノンストップアクションは、2-1でトゥルシオスに凱歌が挙がった。が、最終回は9-9つまり10-10で29-29で白黒つけず再戦が見たくなる好勝負だった。

「素晴らしい試合だった。オクタゴンに上がって、戦った。コンピューターの後ろで色々なことを言う連中がたくさんいるけど、勘弁してくれ。本当に素晴らしい試合だった。ここには徹底的にやり合うために来ている。すっからかんになるまで、ウォリアーズスピリッツを持って戦った。だから『君のためにやりきった。TVでこの試合を見ている君のためだ。夢に向かい、欲望を燃やせ。枠組みをぶっ壊せ、痛み乗り越えろ。君の心の奥底にある──本当の幸せを見つけ出すんだ』」と勝者は語った。


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