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45 MMA MMAPLANET o UFC UFN246 ジャック・ショアー ブログ ユーゼフ・ザラル

【UFN246】ユーザフ・ザラル、右ヒザから肩固めでショアーを仕留めUFC復帰後3試合連続一本勝ち

<フェザー級級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
Def.2R0分59秒by 肩固め
ジャック・ショアー(英国)

フェザー級2戦目のショアーに、右カーフを蹴るザラル。ショアーは右オーバーハンドで前に出て、右肺を狙う。直後にシングルレッグでドライブしたショアーが、ワキを潜ってバックへ。リフトしてテイクダウンを2度繰り返し、立ったザラルが胸を合わせて体を入れ替える。離れて右ハイ&ワンツーのショアーに対し、ザラルもパンチで応戦する。とショアーはダブルレッグからバックへ。ザラルは胸を合わせて、ボディロックテイクダウンを決める。

ハーフで抑えたザラルが、ギロチンもショアーが左腕を差し上げてスクランブルへ。ザラルはバックを取り切り、ボディトライアングルに捕らえたところで初回が終わった。

2R、ショアーが左ジャブ、ザラルはスイッチをしながらジャブを伸ばし、右ヒザを顔面に突き上げる。この一発で後方に倒れたショアーに肩固めをセットしたザラルが、一本勝ちを決めた。

6連勝、3試合連続の一本勝ちを手にしたザラルは大興奮でエドモントンのファンを煽り、自信のヒザ蹴りに歓喜の声を挙げると「マックス・ホロウェイの敗北はショックだった。トプリアと戦いたい」と話した。


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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN61 ヤルノ・エレンズ ユーゼフ・ザラル ライカ

【UFC ESPN61】ユーゼフ・ザラル、ダッチストライカー=エレンズをTDからRNCで仕留める

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
Def.3分52秒by RNC
ヤルノ・エレンズ(オランダ)

左ジャブを伸ばすエレンズ。ザラルはローを蹴る。間合いを測る両者、エレンズは右アッパーを当てローに右を合わせていく。スイッチを織り交ぜるエレンズに対し、ザラルはカーフを続ける。ワンツーのエレンズ、ボディを返したザラルが左目を抑えてブレイクを要求する。ボディを打った際にアイポークがあったようだ。再開後、すぐにワンツーからハイ、そしてアッパーと回転数を上げたエレンズだが、ザラルは距離を取ってかわしダブルレッグでドライブする。

ケージに詰めてからシングルレッグでテイクダウンを決める。スクランブルでバックに回ったザラルはスタンドでボディトライアングルを完成させる。残り80秒、ザラルがRNCをセットするとエレンズは絶ったままでタップした。

「人生を変えることにトライしてきたんだ。前にも言ったけど、もう一度言う。僕は世界チャンピオンになる」と2024年、2度目のRNCで勝利したザラルはインタビューで話した。


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【UFC ESPN61】スピヴァクと再戦、マルチン・ティブラ「バウンサー時代の武器は背の高さ(笑)」

【写真】インタビュー中に本人も言っているように、本当い温厚な人柄が伝わってきた(C)MMAPLANET

10日(土・現地時間)、ネバダ州ラスベガスのUFC APEXでUFC on ESPN61「Tybura vs Spivac 2」。メインはイベント名にあるようにマルチン・ティブラとセルゲイ・スピヴァクのヘビー級戦だ。
Text by Manabu Takashima

カラテ、キック、柔道、サンボ、柔術、MMAと格闘技全般が盛んなポーランド人ファイターのティブラは、既に8年間もUFCに継続参戦している。バウンサーから柔術家、そしてMMAに転じた自身の歴史とポーランドMMA界の現状をティブラに訊いた。


――マルチン、セルゲイ・スピヴァクとの対戦が土曜日に迫ってきました。今の調子はいかがですか。

「調子は最高だよ。ポーランドでキャンプを終え、しっかりと準備が整った状態でファイトウィークを迎えることができた。全ての点で、問題はないよ」

――3月のタイ・ツイバサ戦ではUFCで戦うようになって8年で、初めて一本での勝利でした。

「凄く嬉しかったよ。MMAを始める前に柔術をやり込んでいたけど、UFCでは8年もサブミット勝利を挙げることができなかったからね」

――ところでマルチンはポーランド人ファイターですが、KSWを経ずにUFCファイターとなりました。国内ナンバーワン・プロモーションを経ずして、世界の最高峰にたどり着いたキャリアをどのように思っていますか。

「ポーランドにおけるMMA人気は、KSWを抜きにして語ることはできない。ただ、僕は初めてMMAクラスに参加した時は、MMAが何かも知らなかった(笑)。2008年の話だけど、ポーランドの多くの人もMMAが何か分かっていなかったはずだよ。

そういう状態からKSWは15年ほど掛けて、凄い人気を獲得したんだ。今ではヨーロッパにおいてKSWは最も大きなMMAプロモーションの一つだし、ポーランドは最もMMA人気が高い国と言えるよ。KSWに通じるローカル大会も数多く行われているし、多くの若い選手が育っている。これからUFCファイターも、もっともっと生まれるはずだ。今も成長過程にあるからね」

――MMAを知らなかったマルチンですが、柔術がベースというのはどういう経緯で始めたのでしょうか。

「僕は当時バウンサーだったんだ。クラブで一緒に働いていた人間がMMAのトレーニングを始めて、でも実際は柔術の練習をしていたんだ。その彼に誘われて僕も柔術の練習を始めるようになり、すぐに夢中になった。

柔術の練習をしていた5年間で数多くのトーナメントに出場した。ポーランド選手権で優勝し、ヨーロピアンで3位になっている(2012年紫帯ウルトラヘビー級)。柔術やっていて、自然とMMAの練習をして試合に出るようになったんだ」

――バウンサーということは、腕に自信があったわけですね。

「僕がバウンサーになったのは、体が馬鹿デカかったからで。そのころの僕の武器と言えば、背の高さ(笑)。体が大きいから、バウンサーの役目が務まったんだ。正直、全く戦闘という部分では何もスキルは持ち合わせていなかった。全くね(笑)。ただ大きなヤツだ。でも、体の大きさでハッタリをかまし続けることができたんだよ(笑)。

ただ柔術を始めてからは、スキルという部分では色々なことができるようになってはいた。でも、バウンサーという仕事を全うするうえでマーシャルアーツで磨いた技術を使おうと思ったことは一度もなかったよ。

マーシャルアーツの技術は、そういうところで使うモノじゃない。基本的に僕はおとなしい性格だし、フィジカルとパワーだけでバウンサーの役目は十分に果たせた。だからバウンサー時代には、テイクダウンをして制圧するということは1度もなかったよ」

――承知しました(笑)。

「それとさっき言われたKSWを経なくて、UFCファイターになったという話だけど、MMAを戦うようになっても自分がUFCと契約できるなんてことは一切夢見ることもなかった。全く現実味がなかったしね。

KSWで戦っていないのは、オファーされなかったからだよ(笑)。アマからプロデビューし、5連勝したときにKSWの関係者から「凄く将来性があるのは認める。でも、現時点では興味がない」と言われた。その時にM-1 Globalからオファーがあって契約を結んだ。

KSWで戦う機会がなかったことに関して、後悔することはないよ。M-1 Globalを経てUFCにファイターになれた。素晴らしいキャリアが詰めたと思っている」

――KSWのポーランド国内での知名度は抜群です。国内で知名度が上がることを目標として、UFCを目指さない選手も出てくるのでしょうか。

「このスポーツは本当に複雑な状況が絡み合っている。そういうなかで、色々な機会や条件を考慮してそれぞれが判断しているんだ。そして、誰もがそれぞれの夢を持ち、実現のために厳しい毎日を生きている。

ただUFCはポーランドの全てのファイターの夢に違いない。KSWは素晴らしいプロモーションで、KSWで活躍することで国内で知名度が上がり、スポンサーを得ることができる。その状況でUFCから声が掛かれば、誰もが『YES』という返事外を用意しているとは思えないよ」

――その夢の舞台で既に8年間に渡り活躍しているマルチンは、4年前にスピヴァクを下しています。その相手とこのタイミングで再戦することに関して、どのように思っていますか。

「今、僕が選択できるオプションがこの試合だけだった。他のヘビー級ファイターは既に試合がブックされていたから。もちろん頂点に近い位置にある選手との試合を望んでいた。それでもファイトはファイトだ。UFCが決めた対戦相手を拒むことは決してない。対戦相手を選り好みすることはないし、UFCのオファーには『Yes』としか言ったことはないよ。どの試合でも最高の試合をするよう努力することが、僕のなすべきことだから」

――前回の試合ではスピヴァクの投げを2度潰し、テイクダウンを1度奪ってコントロールを続けて勝利を潰しました。スピヴァクはフィニッシュ率が高い選手で、マルチンは正直をいえば判定勝ちが多いです。そういうなかで土曜日はどのような戦いを見せたいと思っていますか。

「僕はMMAに必要なスキルを満遍なく身に着けている。そして、結果的に判定勝ちになっても常に初回からフィニッシュを狙っている。それがMMAファイターを選んだ人間にとって、ベストなシナリオだから。前回のタイ・ツイバサ戦みたいにね。今回はそれは変わらない」

■視聴方法(予定)
8月11日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS
午前4時45分~U-NEXT

■UFC ESPN61対戦カード

<ヘビー級/5分5R>
マルチン・ティブラ(ポーランド)
セルゲイ・スピヴァク(モルドバ)

<フェザー級/5分3R>
チャペ・マリスカル(米国)
デイモン・ジャクソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ダニー・バーロウ(米国)
ニコライ・ベレテンニコフ(カザフスタン)

<バンタム級/5分3R>
クリス;・グティエレス(米国)
クァン・リー(ベトナム)

<女子バンタム級/5分3R
ヤナ・サントス(ロシア)
チェルシー・チャンドラー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ハラランポス・グリゴリユウ(キプロス)
風間敏臣(日本)

<女子バンタム級/5分3R>
カロル・ホサ(ブラジル)
パニー・キンザッド(スウェーデン)

<ヘビー級/5分3R>
カール・ウィリアムス(米国)
ジョナタ・ジニス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ヤルノ・エレンズ(オランダ)
ユーゼフ・ザラル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ステファニー・ルシアーノ(ブラジル)
タリタ・アレンカ(ブラジル)

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN53 ビリー・クゥアンティロ ユーゼフ・ザラル

【UFC ESPN53】2度目の契約初戦、ザラルがクゥアンティロに何もさせずRNCで仕留める

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(米国)
Def.2R1分50秒 by RNC
ビリー・クゥアンティロ(米国)

ザラルの右カーフから試合はスタート。クゥアンティロが右カーフから左ジャブを突く。またもザラルの右カーフが当たる。スイッチして右ミドル、左インローを蹴りを散らすザラルの右カーフが当たり続ける。しかしクゥアンティロも左ジャブを伸ばす。クゥアンティロが右跳びヒザで距離を詰めるが、ザラルの右カーフを受けてしまう。さらに左テンカオから右カーフを当てるザラルが、右ボディストレートも突き刺した。続いて左テンカオを受けたクゥアンティロの動きが止まる。ザラルの左ジャブと右ストレートがクゥアンティロの顔面を襲う。クゥアンティロはザラルをケージに押し込んだが、ザラルが左オーバーフックから離れた。

「ここでで戦おう」と言わんばかりにザラルがケージ中央を指さす。ザラルは左テンカオ、左右パンチを聞かせてから足払いでクゥアンティロを倒す。トップに回ったザラルが左右のヒジを落とした。もぐるクゥアンティロを潰したザラルがパウンドを落とし、バックテイクへ。四の字フックで固めたザラルをフル落とそうと、腰を上げたクゥアンティロだが逆に完全にバックのまま再度グラウンドへ。ザラルは右腕でクゥアンティロのアゴを絞め上げたが、極めるまでには至らなかった。

2R、サウスポーに構えたザラルが左カーフを当てた。クゥアンティロの左ジャブを受けるも足払いでテイクダウンしたザラル。クゥアンティロも足を上げてラバーガードに持ち込むが続かず。潜り、十字、三角と全て凌いだザラルがまたもバックに回る。四の字フックから右腕を首に回し、RNCでタップを奪った。

2度目のUFC契約初戦で快勝したザラルは「ラスベガス、アイム・バック。UFCで最初に出た時にチャンピオンになると言った。自信があった。皆に僕のストーリーを楽しんでほしい。どれだけダメでも、どれだけ良くても。3連敗から、戻ってきた。ハッピーで、神に感謝している」と喜びを露わにした。


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Report UFC UFN ESPN+24 UFN184 チェ・スンウ ブログ ユーゼフ・ザラル

【UFN184】チェ・スンウ、打撃でリードしTD&クリンチゲームでザラルから判定勝ち

<フェザー級/5分3R>
チェ・スンウ(韓国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ユーゼフ・ザラル(米国)

代役の代役でスクランブル出場となったザラルと、1年2カ月振りのファイトとなるチェ。チェが左ミドルハイをまず見せ、ローからワンツーを繰り出す。ザラルは飛び込んで左フック、そしてステップジャブを伸ばす。チェは右カーフを蹴り、ザラルは左右に回る。右ハイ、ワンツーのチェに対し、ザラルはジャブからテイクダウンを狙う。ケージに押し込まれたチェはオーバーフック&ヒジを押し込んで耐える。

ダブルレッグも倒されなかったチェは、ブレイク後に前蹴りからワンツーも左フックをカウンターで受ける。チェは右エルボーを当て、左ミドルを入れると最後はテイクダウンを決め終盤に攻撃をまとめた。

2R、チェはダブルジャブをいれ先手を取ると、クリンチへ。体を入れ替えたザラルがシングルからハイクロッチへ。足を外に出してとされないチェが、エルボーを側頭部に打ち下す。残り半分でブレイクが掛かり、チェが右から左を伸ばす。さらにワンツーからクリンチでザラルをケージに押し込むと、右腕を差し上げてテイクダウン。スタンドで待ち受けてスコアリングしたチェは、自らの前蹴りでバランスを崩したザラルが立ち上がってきたところでケージに押し込み、この回も取った。

最終回、ザラルはジャブを当てるが息が荒い。チェはローを蹴り込み、すぐにテイクダウンを決める。ここもグラウンドへいかず、ザラルが立ち上がるのを待ってワンツー、そして右ストレートを当ててクリンチへ。腕を取って体を入れ替えたザラルは、初めてテイクダウンを決めるとギロチンへ。

ネックロック気味のギロチンを防ぎ、続く三角も対処したチェが結果的にトップに。クローズドのザラルにエルボー、鉄槌を落とし立ち上がったチェはこれ以上スタンドに付き合う必要はない。残り2分を切り、ハイクロッチでテイクダウンをザラルが狙う。ヒザたちから立ち上がり、時間を使ったチェはバックを譲りながら防御に徹する。

胸を合わされ、ポジションを入れ替えたチェは盤石の押し込みへ。ギロチン狙いからザラルが押し込み返したところでタイムアップに。チェ・スンウが見事な危機管理&ポイントスコアでオクタゴン連勝を決め、「アンダードックだったからテイクダウンでも寝技でも、自分のデキることを全てやろうと思った」と話した。


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Report UFC UFN ESPN+37 UFN179 イリャ・トプリア ブログ ユーゼフ・ザラル

【UFN179】テイクダウン&フロントチョークを軸に攻め続けたトプリアがザラルを下し、UFC初陣飾る

<フェザー級/5分3R>
イリャ・トプリア(ジョージア)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ユーゼフ・ザラル(米国)

ケージウォリアー・バンタム級王者からBrave CFで連勝後、UFCにステップアップを果たしたトプリア。対するザラルは今年2月に初めてオクタゴンで戦い、3連勝中だ。

軽く左ハイを見せたザラルが左に大きく回り、跳びヒザを狙う。トプリアは右ボディを当て、ジャブから腹を狙う。ザラルは左右にサークリングを続け、そこから追いかけてくるトプリアにヒザ蹴りやジャブを放つ。トプリアの右にザラルは、ダブルレッグを合わせケージに押し込むとシングルレッグへ。右を差したザラルが体を入れ替えると、トプリアは体を回しながらベリートゥベリー・スープレックスで大きく投げ、マウントからバックへ。

落とされる前にがぶるように首を取ったトプリアはアナコンダチョークに移行し、首を固めて上を取りつつ、ギロチンにスイッチし背中をつける。再びトプリアはアナコンダに組み替え絞め続けるが、ケージを蹴って耐えたザラルがスクランブルへ。バックに回ったトプリアはトラックポジションを狙う。ザラルが耐えて倒れず最後はパンチの交換から、トプリアがダブルレッグを狙ったところで初回が終わった。

2R、サークリングを止めたザラルがシングルレッグからケージにトプリアを押し込み、ダブルレッグ。ウィザーのトプリアは耳の辺りにパンチを落とし、ダブルはがぶって倒されない。エルボーを打たれ頭の位置を高くしたザラルは再び姿勢を低くしてダブルレッグを狙う。トプリアはここもエルボーを落とし、ザラルは姿勢を高くして離れると動きが明らかに落ちている。

ヒザ蹴り、ワンツーフックからダブルレッグで尻もちをつかせたトプリアが腰をコントロールして背中をつかせると、三角狙いを担いでパス。スクランブルに狙いには、即ギロチンを合わせる。これでトップを取り、もうノーアームギロチンに入ったトプリアはここも防がれてもバックに回り足をフックする。ロールから振り落とし、逆にスクランブルでバックに回ったザラルは落とされると内ヒールからヒザ十字へ。大丈夫だとトプリアが合図を送ったところでラウンド終了を迎えた。

最終回、ザラルのヒザ蹴りにダブルレッグを合わせたトプリアがテイクダウン。キムラからスイープ狙いのザラルだが足を殺しておらず、キムラを支点に上を取ったトプリアがスクランブルでトラックポジションからバックマウントへ。足を一本入れた状態でRNCを狙うが、胸を合わせてきたザラルがそのまま抜いてトップへ。

スクランブルからスタンドに戻り、トプリアがダブルレッグ。走って倒そうとすると、ザラルがギロチンへ。頭を抜いたトプリアはハイガードを捌いて左足を抜くと、一気にマウントから三角を狙う。跳ねのけてスクランブルに持ち込もうとしたザラルだが、トプリアはバックを取り両足をフック。RNC狙いにも足のフックを外して胸を合わせたザラルはスタンドに戻ると、トプリアが疲れてケージ際で動けない。

それでも左フックにダブルレッグを合わせバックに回ったトプリアは、胸を合わせてきたザラルをケージにおしこむ。残り30秒で離れたトプリアは、跳びヒザにダブルを合わせてテイクダウン。ザラルのトップでタイムアップに。判定勝ちしたトプリアは「8日前のショートノーティスだけど、それが何だって。いつでも戦える」と話した。


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Report UFC UFC ESPN12 ジョーダン・グリフィン ブログ ユーゼフ・ザラル

【UFC ESPN12】テイクダウンのグリフィンに対し、ザラルがボディ、ヒザ、エルボーで逆転判定勝利

<フェザー級/5分3R>
ユーゼフ・ザラル(モロッコ)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ジョーダン・グリフィン(米国)

LFAからUFCデビューを迎えたザラル。両者サウスポーで構え、ザラルが左ロー、グリフィンがロングフックを伸ばす。時折りオーソに構えを変えるザラルは、グリフィンの前進に対し、走るようにサークリングを駆使し下がりながらパンチを当てようとする。ならばとグリフィンはパンチでなく、走り込んだ先にダブルレッグを狙いバックへ。スタンドでワンフックを取るグリフィンが背中に飛び乗った際に、ザラルが胸を合わせて離れた。

打撃の間合いになりパンチ&ヒザで前に出たザラルが、逆にグリフィンをケージに押し込む。押し返したグリフィンがワキを潜ってバックに回り、前方に崩しラウンドを取った。

2R、オーソから右ハイを放ったザラルがクリンチで押し込んでヒザを突き上げる。離れると、グリフィンがハイキックもバランスを崩す。ヒザを織り交ぜ、積極的に攻めるようになったザラルが右ボディストレートを効かせる。ダブルレッグに出たグリフィンは、立ち上がろうとしたザラルのバックを取る。胸を合わせたザラルが離れて、右ボディ。左ジャブから右を当てるも、ヒザ蹴りで姿勢を乱してガードを強いられる。下からパンチを放つザラルは、大きな振りのパウンドに背中を見せて逃げようとしバックを許す。

ロールからシングルに出たザラルが、立ち上がったグリフィンをケージに押し込む。右を差したグリフィンがバックを伺うが、ザラルも譲らずラウンド終了を迎えた。

最終回、ワンツーで前に出たグリフィン。さらに右ジャブを放つとザラルは右ハイを入れ、エルボーとパンチでラッシュを掛ける。ケージにグリフィンを押し込み、右エルボーを入れたザラルは離れてワンツー、ヒザ蹴りを狙う。グリフィンはここも走って組みついてテイクダウン、そのままサイドを取る。ザラルはケージを蹴って後転、立ち上がり際にバックを許す。胸を合わされるタイミングで上を取り切ったグリフィンだが、ザラルは後転からスクランブル、立ち上がって離れる。

すぐにダブルレッグを仕掛けたグリフィンは徹底して組んでいく。ザラルは離れてヒザを入れ、ダブルレッグにもウィザーで耐える。左を差し返し、逆にダブルを狙ったグリフィン。シングル、さらにダブルに戻すがテイクダウンは奪えない。ザラルはここで離れてヒザ蹴り、さらに右エルボーを入れてケージにグリフィンを押し込む。最後は左ヒザを入れザラルはタイムアップと同時に両手を高々と広げて勝利をアピールした。

初回はグリフィン、2Rと3Rはグリフィンのテイクダウンとザラルの打撃のどちらをジャッジが支持するか。結果、ジャッジ3者とも29-28をつけザラルが判定勝ちした。


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News UFC UFC ESPN12 ケイ・ハンセン ジン・ユ・フレイ ダスティン・ポイエー ダン・フッカー ブログ ユーゼフ・ザラル ラミズ・ブラヒメジ 佐藤天

【UFC ESPN12】対戦カード 佐藤天、UFC3戦目。LFAからザラル、そしてジン・ユ・フレイがUFCデビューへ

【写真】Invicta FC、Road FC、そしてRIZINとアトム級で活躍してきたフレイが、同じくインヴィクタからステップアップのハンセンと対戦。5日前のオファー!!(C)INVICTA FC

2020年6月27日(土・現地時間)
UFC ESPN12
ネヴァダ州ラスベガス
UFC APEX

■視聴方法(予定)
6月28日(日・日本時間)
午前6時~UFC FIGHT PASS

■対戦カード

<ライト級/5分5R>
ダスティン・ポイエー(米国)
ダン・フッカー(ニュージーランド)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル(米国)
マイク・ペリー(米国)

<ミドル級/5分3R>
ブレンダン・アレン(米国)
カイル・ダウカウス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
モーリス・グリーン(米国)
ジャン・ヴィランテ(米国)

<ライト級/5分3R>
ルイス・ペーニャ(米国)
カーマ・ワーシー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
タナー・ボーザー(カナダ)
フィリッピ・リンス(ブラジル)

<女子フライ級/5分3R>
ロメロ・ボレラ(イタリア)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<150ポンド契約/5分3R>
ショーン・ウッドソン(米国)
カイル・ネルソン(カナダ)

<ウェルター級/5分3R>
佐藤天(日本)
ラミズ・ブラヒメジ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ジョーダン・グリフィン(米国)
ユーゼフ・ザラル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジン・ユ・フレイ(米国)
ケイ・ハンセン(米国)