【ROAD FC】「朝倉海、行くぞ! もう逃げずに一度、対決しよう!」──海と1勝1敗のムン・ジェフンを介錯したヤン・ジヨンが宣戦布告 #ROADFC #RIZIN #ヤン・ジヨン #朝倉海 https://t.co/i3C8fNSVrK
— ゴング格闘技 (@GONG_KAKUTOGI) August 31, 2023
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【ROAD FC】「朝倉海、行くぞ! もう逃げずに一度、対決しよう!」──海と1勝1敗のムン・ジェフンを介錯したヤン・ジヨンが宣戦布告 #ROADFC #RIZIN #ヤン・ジヨン #朝倉海 https://t.co/i3C8fNSVrK
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【写真】アゼルバイジャン?と首を傾げたキム・スーチョル(笑)。このあと頭も掻いていた(C)MMAPLANET
26日(土・現地時間)、韓国はアニャンのアニャン体育館で開催されるRoad FC65のグローバル63キロ・トーナメント準決勝でブルーノ・アゼベドと戦うキム・スーチョル。
Text by Manabu Takashima
6月のトーナメント準々決勝大会では韓国勢が総崩れするなか、スーチョルはわずか55秒でギロチンを極め。初戦突破を果たした。唯一の韓国勢としてK-MMA界代表の責務、そして一家の大黒柱の責務を果たそうというスーチョルを計量終了6時間後にインタビューした。
――大会前日、本計量を終えセレモニアル計量を待つ状態のキム・スーチョル選手です。まず計量を終えて体調の方はいかがですか。
「今回は主催者の計らいでトーナメント出場選手だけ、午前11時スタート予定だった計量が9時に変更されました。なので6時間半ほど前に計量は終わっているのですが、現時点で7キロほどリカバリーできました。年を食ったのか、体重が戻るのが早いです(笑)」
――いやぁ、代謝が今も激しいということではないですか(笑)。明日戦うブルーノ・アゼベドや原口央×ラザバリ・シェイドゥラエフの両選手も問題なかったですか。
「ハイ。ブルーノも計量が早く終わることを喜んでいる感じでした。ただキルギスの選手は随分と遅くに計量にやってきましたが、なんかコンディションは芳しくない様子でした。でも、自分はとにかく眠かったので、何かやっているなぁという感じで気にしていなかったです。自分も減量で『死にそうだ……』っていうぐらいの状況だったので(苦笑)」
――前回の準々決勝大会、スーチョル選手まで韓国人選手が全滅でした。最後の登場でプレッシャーにならなかったですか。
「プレッシャーは感じていました。韓国人としてだけでなく、一家の大黒柱として負けられなかったです。でもプレッシャーを抱えて戦う方が、自分は良いと思います。プレッシャーがないと、危険を察知する能力も下がりポカをしてしまいます。なのでプレッシャーを感じる自分を愛しています(笑)」
――アハハハ。では対戦相手のブルーノ・アゼベドですが、右カーフとねちっこい組み技が印象的です。
「組み技、寝技が強いと思いますが、なぜかオープン・ワークアウトで右のハイばかりを蹴っていて。自信があるのか、何か隠しているのか。ただ、右の蹴りは良かったです。もちろん、それで組んでくることも十分にあると思いますが、それならそれで構わないです。クリンチに来るなら、その局面でも圧倒してやります」
――スーチョル優位の声が圧倒的です。
「そういう声があるのは知っていますが、相手もわざわざ負けるために来るわけがないので。いつも試合中に『相手の打撃は当たらない。試合を支配できる』というフレーズを呟いてマインドコントロールをしていますが、今もやっています」
――どのような試合をファンに見せたいと思っていますか。
「自分から攻撃できるよう、その攻撃の幅を厚くしカードも揃えています。接近戦から自分がフィニッシュできる技を披露したいと考えています」
――明日の試合に集中しないといけないのですが、決勝は10月29日です。スーチョルはその後に大晦日のRIZINで戦いたいということを明言していましたが、なんだか11月4日のアゼルバイジャン大会への出場をRIZINは考えていたという話もありました。
「アゼルバイジャンですか……(笑)。そういう風に希望してくれるなら、本当に幸せなことです。ただし、自分は試合前は試合のことしか集中できないんです。そうでないと対戦相手に失礼です。SNSで相手を殴っている写真などアップする人もいますが、それは戦った選手への礼を欠いています。なので、今は明日のことだけを考えて――決勝戦やアゼルバイジャン(苦笑)、大晦日のことはブルーノに勝ってから、決めれば良いことです。自分はジョン・ムンホン館長と並び、大山倍達の両者を誰よりも尊敬しています。なので日本から声が掛かることはとてもありがたいですが、今は明日の試合のことだけを考えています」
――明日、日本からスーチョル選手の応援をしているファンに一言お願いします。
「日本のファンに人たちには、本当にありがとうございますと伝えたいです。日本の格闘技人気が100だとすれば、韓国は10もありません。それでもプロの舞台があるのはPRIDEと日本の格闘技界のおかげです。自分はPRIDEと日本の格闘技が大好きで、ジョン・ムンホン代表が日本の格闘技に挑戦した話と、大山倍達の逸話が本当に大好きです。日本の格闘技があり、二人の先人がいたことで自分がMMAで食べていけるようになりました。つまりは日本の格闘技界と日本のファンのおかげです。本当にありがとうございます」
■視聴方法(予定)
8月26日(土・日本時間)
午後1時00分~KAKAO TV、AFREECA TV
■ROAD FC65主な対戦カード
<Road FC グローバル63キロT準決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)
<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
ヤン・ジヨン(韓国)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)
キャプテン☆アフリカ(日本)
<Road FC グローバル63キロT準決勝/5分3R>
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
原口央(日本)
<Road FC グローバル70キロT準決勝/5分3R>
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
シン・ドングク(韓国)
ハン・サングォン(韓国)
<無差別級/5分3R>
関野大成(日本)
オ・イルハク(韓国)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
Def.1R4分00秒 by RNC
ヤン・ジヨン(韓国)
国際戦で敗れ続けるRoad FC勢、RIZINでも2勝を挙げているヤン・ジヨンがキャリア8連勝を賭けてシェイドゥラエフと相対する。サウスポーのヤン・ジヨンに右インローを蹴ったシェイドゥラエフ。続く前進にヤン・ジヨンがワンツーを合わせる。右を振って前に出るシェイドゥラエフが、リードフックを当てる。さらにワンツーの右を入れ、右ミドルへ。ヤン・ジヨンは左ストレートを当て、右ジャブ、さらに左をカウンターで当てる。左ストレートの精度が高いヤン・ジヨンに対し、パンチを受けながら組んだシェイドゥラエフがボディロックでテイクダウンを決め、スクランブルで細かいパンチを入れていく。
シェイドゥラエフは力強いボディロックテイクダウンを決め、背中をつかせると一気にマウントへ。背中を見せたヤン・ジヨンはRNCをセットされる。声を挙げながら絞めたシェイドゥラエフが、タップ奪った。
【写真】ウォンジュのジャンミ公園、野外特設ステージでセレモニアル計量も経験した (C)ROAD FC
本日24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC64で、原口央がムン・ジェフンとグローバル63キロトーナメント準々決勝で戦う。
Gladiatorフェザー級王座を返上し、5月のDEEPでバンタム級転向初戦を行いRNCで一本勝ちした原口は、その直後にRoad FCからオファー受けた。奇しくも実弟・伸はRoad to UFCに参戦し、兄弟揃ってROADに挑む原口を渡韓前日にキャッチ、今回の試合が実現した経緯、意気込み、今後について尋ねた。
──BRAVE世田谷から三郷の本部に拠点を移したそうですね。
「ハイ。4月の終わりに宮田(和幸)先生から、三郷の方での指導を増やせないかと尋ねられて。『戻ってこれる?』という感じで。世田谷は他の者に指導を任せて、自分は週に一度行くだけになりました」
──三郷の方がプロ選手も多くて、練習環境は良くなったのではないですか。
「世田谷でも出来ていましたけど、三郷でも良い練習をさせてもらっています」
──ROAD FCのグローバルTに出場し、ムン・ジェフンと対戦します。このオファーがあったのは、いつ頃だったのでしょうか(※取材は渡韓前日の20日に行われた)。
「5月のDEEPが終わって、すぐにオファーが来ました。きっとDEEPを通してだったんだと思います。バンタム級に落とした理由が海外で戦いたいということがあったのですが、階級を落として1戦目で一本勝ちができ、当然ですがDEEPも含めオファーが来たところで戦おうと思っているところでオファーがあったのでビックリしました。
自分なんかで良いのかなっていう気持ちもあるのですが、こういう強い選手が出ているトーナメントに出場できることは凄く嬉しいです」
──バンタム級に落として、世界を目指すというところでしたが、実際に落としてみて動きに変化はありましたか。
「RIZINで中原(由貴)選手に負けた時点で、バンタム級に下げると決めていました。いつ、試合があっても良いように去年の10月ぐらいからずっと摂生してきました。前回の試合を戦って、パワーで負けることはないと思いました。バンタム級が適正ですね。フェザー級ではパワー負けすることが多かったので」
──そういうなかで63キロというフェザー級とバンタム級の間で戦うことに関しては、どのように思っていますか。
「特に意識はしていないです。ただ61キロに落とすより、メチャクチャ楽です。この2キロの違いは大きいです」
──体力負けを感じながら、あのスタイルを通してきた。組み伏せるスタイルはバンタム級ではより力を発揮しそうです。
「そうですね。前回の試合も正直、全く疲れなかったです。バンタム級であの動きができれば僕、強いんじゃないかと思います」
──では、トーナメントのメンツを見た時にどのように思いましたか。
「言い方は悪いですけど、キム・スーチョル選手のためのトーナメント戦なのかという風に思っていたのですが、凄いバケモノみたいな選手が揃いましたね(笑)。ブラジル人選手の戦績も凄くて、これは本気のトーナメントだと思っています」
──決勝進出を果たすと、4カ月で3試合を戦うことになります。
「なかなかハードですよね」
──では初戦の相手、ムン・ジェフンについてはどのような印象を持っていますか。
「正直、相性は良いと思っています。RIZINやDEEPでも戦っている選手とやれるのは嬉しいです。打撃が強くてして、入り辛くしているようですが、あれだけ打撃を見せているのだから、それだけテイクダウンを取れる隙はあるかと思います。韓国人ファイターの性なのか足を止めて、打ち合い上等のような打撃戦もしているので。その隙をどうやってつくのか、そこはあります」
──Road FCは打撃重視という印象は今も強いです。
「そうですね、ブレイクが早いというのは聞いています。テイクダウンをして上で動きが止まるとブレイクが掛かるので、すぐに動いてバックを取って首を捻ってやろうかと思っています」
──そこは積んできたことで、極めにも自信が持てるようになってきた?
「そうですね。自信しかないです」
──央選手は慎重にコントロールする印象が強かったのですが、先日のDEEPで増田拓真選手をRNCで仕留めました。
「練習ではフィニッシュまでの流れをやってきたのですが、試合になると『負けるとどうしよう』という気持ちがあり、正攻法で固めていました。でも前回のDEEPの試合では、しっかり極めにいくという課題を持って戦ったら取れました。練習の時からバックチョークをやっていて、『今日、バックチョークで勝つんだろうな』という自信があったんです。それで勝ったので、そういう部分でも自信がついてきたかと思います。試合で練習通りに動けたので、ムン・ジェフン戦も普通に動けば取れると思います」
──今回、央選手は韓国でのトーナメント出場ですが、先月は弟の伸選手のセコンドとして上海を訪れました。伸選手のRoad to UFCでの試合から得られるモノがありましたか。
「めちゃくちゃありました。UFC PIの施設を見せてもらい、そこでの試合を見てメチャクチャ刺激になりましたね」
──とはいえRoad FCグローバルTの出場メンバーは、ある意味Road to UFCよりタフという見方もできます。
「そうですね。色々な人にメンツがヤバイと言われますし、そう思います(笑)」
──さきほど言われた海外とは、どこを差しての言葉だったのでしょうか。
「特にどこっていうのはないです。ただ伸のセコンドをつかせてもらって感じたのですが、日本での知名度は全然欲しいとは思わないです。誰々が強いといっても、それは知れているので。こうやって今回、海外での試合を組んでもらって──知らなくても、強いヤツっているじゃないですか」
──ハイ。だらけです。
「そういう選手と戦っていきたいです。UFC、ONE、Bellator、プロモーションに拘りはないです。伸と一緒に上海に行って、ROAD TO UFCのワンマッチにも出たいと思いましたし、ONEもONE FFに出たいと思います。オファーがあれば、何でも挑戦したいです。
ただ、そんなことを言っていられないトーナメントに出場しているので(笑)。今後も海外で戦っていきたいから、日本に戻されないよう──まずはここを勝たないといけないです」
──では改めて、この1戦に賭ける想いをお願いします。
「ハイ。ムン・ジェフ選手は打撃の選手で、僕が一発でKOされるか。僕が一本取るか──それかドロドロに漬けこむか。楽しみに視て欲しいです」
■視聴方法(予定)
6月24日(土)
正午~ DAUM SPORT
正午~ KAKAO TV
■ Road FC64計量結果
<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン:70.4キロ
パク・ヒョンビン:69.8キロ
【写真】修斗環太平洋のベルトと、Road FCのベルト。こういうシーンは、ワクワクさせられる (C)CAPTAIN☆AFRICA
24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC64で、70キロ(ライト級)の8人制トーナメント1回戦でパク・ヘジンと対戦するキャプテン☆アフリカのインタビュー後編。
Text by Shojiro Kameike
勝つも負けるも、ほぼ一本かKOという試合スタイルを貫いてきたキャプテン☆アフリカに、変化が見えたのは昨年7月の長田拓也戦だった。タフファイトで競り勝った試合の裏にあったのは「出力コントロール」だったという。ニュースタイルのキャプテン☆アフリカが、韓国で何を見せるのか――準備は万端だ。
<キャプテン☆アフリカ・インタビューPart.01はコチラから>
——出力のコントロールですか。長田戦はまさに、その言葉が適した試合内容でした。1Rと2Rを取り合って、3Rを確実に抑えに行っています。
「1Rは確実に取っていることは分かりました。でも2RでKOしたり一本を取ったりするのは難しくて、3Rに賭けようと考えたんです。2Rも自分では相手を捌いているつもりでいましたが、あとで映像を視ると『これはアカンな』と(笑)。
長田選手って若くて勢いがあるし、ONEウォリアーシリーズで外国人選手との対戦経験もあって、強いファイターやと思うんですよ。その相手に3Rめで競り勝てたことは、自分の中で自信になりました。むしろ1Rに一本を取るよりも、ああいうシンドイ試合をして勝てたことのほうが良かったです」
——キャプテン選手といえば、勝つにしろ負けるにしろKOか一本という「やるか、やられるか」スタイルでした。以前のキャプテン選手であれば、1Rにフィニッシュできなければ、同じペースで2Rも攻めた結果、スタミナも使い果たして3Rに逆転されていた可能性もあったわけですよね。
「アハハハ。ホンマにそれが自分の長所であり、弱点だったと思うんですよ。『プロ選手やったら、倒すか極めないとアカン』と、ずっとそう考えていました。だから試合中も『倒したい、極めたい』という気持ちが強すぎて。でも他のプロ選手を見ていると、試合運びとか出力のコントロールが上手いじゃないですか。自分も上を目指すなら同じようにやっていかなアカン、という考えになっています」
——長田戦はそれだけタフな試合内容でしたが、今回のトーナメントは1回戦=6月、準決勝=8月、決勝が10月とタフなスケジュールとなっています。このスケジュールで勝ち上がるためにも、出力のコントロールも重要になるでしょう。
「まだ8月と10月は日程と会場を聞かされていませんが、逆に2カ月に一度っていうペースのほうが良いですね。試合間隔が空きすぎるよりは、体重調整やコンディションづくりもやりやすくて。何より去年は1試合しかできなかったので、それだけ立て続けに試合することができたら嬉しいです。
しかも試合のスケジュールが決まっているのは、ありがたいですよね。試合が終わって次の試合が決まってから、増えた体重を落としてコンディションを整えて——というよりは。自分も2カ月に一度という間隔で試合をしたことがないので、どれだけキツイのか分かっていないんですけど(苦笑)」
——トーナメントで勝ち上がっていくために、確実に抑えに行くのか。それとも2カ月に一度というスパンのために、早く仕留めて次の試合に温存するのか……。
「そこはもう考えていないです。1試合1試合、ちゃんと勝たなアカン。毎回すべてを出し尽くして勝つ。もちろん1回戦の疲労が、2カ月後の準決勝に影響を及ぼすこともあるかもしれないです。でも、そう思っていたら1回戦も勝てない。今はただ目の前の試合で全力を出して、勝つことしか考えていませんね」
——1回戦の相手はRoad FCの現フェザー級王者パク・ヘジンです。普段は1階級下で戦っている選手ですが、印象を教えてください。
「これまでフェザー級で試合をしていますが、前回の試合で計量オーバーしているんですよね。でもペナルティを受けたうえで、フィニッシュしたらベルトを巻けるという不思議なルールで(苦笑)。聞いたところでは、前回の試合の前からライト級トーナメントの話があったみたいで、ライト級で戦うために体を創っていたんだなと思います。だから1階級下の選手というふうには考えていないです」
——なるほど。
「ファイターとしては、どんどん前に出て来る。さらに日本のMMAではあまり見ないような引き込み方をしてきますよね。ホベルト・サトシ選手やクレベル・コイケ選手とも違う引き込み方じゃないですか」
——競技柔術もしくは。グラップリングの要素が強い引き込み方ですよね。
「そこまで極めが強いわけではないけど、引き込んでからは、しつこく寝技で攻め続ける。そこは対応して戦いたいです。私も日本で柔術の練習はしていますし、今回は特に足関節を取られそうな体勢からエスケープする練習も多くやってきました」
——打撃についてはいかがですか。パク・ヘジンはダーティボクシングとフックの連打が特徴的です。
「一発が強いというよりは連打で削ってくる感じなので、そうなると自分が組むチャンスも増えてきますよね。組んだ時に引き込まれても、自分が上になって優位に戦うことができると思います。もちろんメッチャ消耗するとは思いますけど――相手がチャンスの時は、自分のチャンスでもあるんですよ。そこは噛み合うと考えています」
——トーナメント優勝賞金10万ドルの使い道は考えていますか。
「すごい金額なので意識しないわけではないですが……、それをどう使うかというよりも『それだけの金額が賭けられた大きなトーナメントなんだな』という気持ちのほうが強いです。世界からチャンピオンか王者クラスの選手が集まって、それだけの賞金が賭けられているということが、このトーナメントの大きさを表していると思うんですよ。今まで自分のやってきたことが認められて参加することができたのが嬉しいですね」
——確かに「グローバルトーナメント」と名付けられたとおり、世界各国から選手が出場しています。次の対戦相手パク・ヘジン以外に気になる選手はいますか。
「まだ他の選手のことは細かくチェックしていないんですよ。まずは1回戦を突破することに全集中しています。楽しみにしていてください!」
■視聴方法(予定)
6月24日(土)
正午~ DAUM SPORT
正午~ KAKAO TV
■ Road FC64対戦カード
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
アレクセイ・インデンコ(ロシア)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
原口央(日本)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
フィリッピ・ジェズウス(ブラジル)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
キャプテン☆アフリカ(日本)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク(韓国)
ガントグトフ・バートルチョローン(モンゴル)
<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ(韓国)
シン・ドングク(韓国)
<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
ペク・ヒョンジュ(韓国)
<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
パク・ヒョンビン(韓国)
【写真】計量1日前で既にこのボディ(C)CAPTAIN☆AFRICA
24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館で開催されるRoad FC64で、キャプテン☆アフリカが70キロ(ライト級)の8人制トーナメント1回戦でパク・ヘジンと対戦する。
Text by Shojiro Kameike
修斗環太平洋ライト級王者キャプテン☆アフリカと、Road FCフェザー級王者パク・ヘジンのチャンピオン対決。現地入りしたキャプテン☆アフリカにトーナメント出場の経緯と現在のコンディションを訊いた。
——韓国2日目のキャプテン☆アフリカ選手です(※取材は22日の午前中に行われた)。
「昨日、韓国に入っています。スタッフの方が仁川国際空港まで迎えに来てくださって、空港から2時間ぐらいでウォンジュのホテルに着きました。車の中では眠ってしまっていたのですが、思ったよりも早く着いて。今日は午後から記者会見があり、明日の計量に備えるという感じですね」
——MMAでは今回が初の韓国での試合となります。過去に韓国で試合をしたり、旅行されたことはありますか。
「韓国には過去2回来ています。最初は柔道時代の強化合宿で――20歳ぐらいの時ですね。次に来たのはサンボの大会です。どちらも旅行ではなく今回も試合で(笑)」
——柔道時代の強化合宿は、韓国のどちらで行われたのですか。
「細かい場所は忘れてしまったのですが、山の中にある大学ですね。結構、山の中を走らされました。その時は国をまたいでの合宿で、韓国の次にカザフスタンへ行ったんですよ。サンボの大会は2018年ですね(※2018年9月にインチョンで開催された『FIAS会長杯サンボ選手権大会』の男子74キロ級で優勝)」
——山の中の合宿に比べると、今回ウォンジュの中心街は都会に感じますか。
「そうですね(笑)。まだホテルの周辺しか歩いていないですが、コンビニやスーパー、何でもお店があって困ることはないです」
——キャプテン☆アフリカ選手は昨年7月以来の試合となります。今回Road FCの70キロトーナメントに出場することになった経緯を教えてください。
「去年の7月以降、いつでも試合ができるようにコンディションを整えていました。実際いろんなオファーを頂いていたのですが、なかなか決まらなくて。今年の6月に修斗の大阪大会が行われると聞いたので、そこに合わせて減量も開始していたんですよ。そんななかで、修斗の大阪大会よりも先にRoad FCのトーナメントのオファーが来たんですよ」
——それはグッドタイミングでしたね。
「6月17日の修斗大阪大会に照準を合わせて減量していたので、その1週間後に試合をすることは全く問題ありませんでした。それで修斗(サステイン)にも連絡をしまして。Road FCからトーナメント出場のオファーがあって——と。修斗側からも了承をもらい、修斗の王者としてトーナメントに参加することになりました。Road FC側も修斗のチャンピオンであることを重要視してくれていて、今回は環太平洋のベルトを持ってきています」
——昨日に韓国入りし、夜に水抜きを開始したとお聞きしています。水抜き後でもコンディションはとても良さそうに見えますね。
「今回は体重の落ち具合も良くて。ホテルに来たら浴槽がなくてビックリしましたけど(苦笑)、近くにスーパー銭湯みたいな施設があったので助かりました。あとは今夜、本格的に落とします。今のところ問題ないですが、やっぱり今回は70キロ契約なので……」
——ユニファイドのライト級=70.3キロ(155ポンド)ではなく、70キロとなると減量も変わってきますか。
「減量って最後の何グラムで変わってきますからね。300グラムの差が勝負です。大事なことなので、何回もRoad FC側に『70.3キロですか? ちょうど70キロですか?』と確認しました(笑)。修斗ではその制度はないですが、DEEPやパンクラスではタイトルマッチ以外だと1ポンド・オーバーまで認められるじゃないですか。
1ポンドだと450グラム——DEEPとパンクラスで経験している人たちからは、その差はすごく大きいと聞きます。僕の場合、今回はいつもより300グラム少なくなっていますけど」
——なるほど。では次の試合に関する話の前に、最近の試合について訊かせてください。2021年は7月にマックス・ザ・ボディ選手とのノンタイトル戦で敗れ、同年12月に環太平洋王座を賭けて再戦し、リベンジを果たしました。敗れている相手とのリマッチを迎える心境、そして勝利した時はいかがでしたか。
「やっぱりどちらもプレッシャーがありましたよ。初戦はノーランカーとのノンタイトル戦、再戦はベルトを賭けて——1回負けているので、次は絶対に負けられないという気持ちが強くなっていました。MMAでは試合前にいろいろと考えていても、たった一発で流れが相手に行くことがある。それがMMAの醍醐味でもありますけど、自分にも起こるんだななぁと(苦笑)。でも、ちゃんと負けたことを受け止めたうえで、自分の力を出し切れば負ける相手じゃないと思っていました。しっかりと自信を持って再戦に臨みましたね」
——そのマックス・ザ・ボディ選手も、今回のトーナメントに出場します。
「アハハハ、すごく面白いですよね。マックス選手も自分と試合して以降は3連勝で、修斗の世界ランキングでは僕より上に行ってもうてるんでね(※現在、マックス・ザ・ボディが1位でキャプテン☆アフリカが2位)。その実績からすれば、このトーナメントに選ばれても不思議ではないというか。
もしかしたらトーナメント決勝で、3度目の対戦になるかもしれませんね。これだけ海外の選手が出場するトーナメントの決勝で僕とマックス選手が対戦したら、それだけ修斗のベルトの価値も上がると思います」
——ご自身の中で、長田戦以降の1年間でレベルアップしたと感じる部分はありますか。
「フィジカルトレーニングのおかげで、試合内容も変わってきたと思います」
——現在も『パーソナルトレーニングスポットエレス』の篠原茂清トレーナーに指導してもらっているのですか。
「はい。長田戦の前までは、ずっと高出力で戦い続ける練習をしていたんですよ。でも3ラウンドはもちろん、修斗の世界タイトルマッチやと5ラウンド制なので厳しいじゃないですか。それで篠原先生と相談して、出力をコントロールできるよう練習してきました」
<この項、続く>
■視聴方法(予定)
6月24日(土)
正午~ DAUM SPORT
正午~ KAKAO TV
■ Road FC64対戦カード
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
アレクセイ・インデンコ(ロシア)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
原口央(日本)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
フィリッピ・ジェズウス(ブラジル)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
キャプテン☆アフリカ(日本)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク(韓国)
ガントグトフ・バートルチョローン(モンゴル)
<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ(韓国)
シン・ドングク(韓国)
<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
ペク・ヒョンジュ(韓国)
<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
パク・ヒョンビン(韓国)
【写真】63キロT補欠戦出場のガントグトフ・バートルチョローンは、あのテムーレンと1勝1敗。初戦はスプリットで落とし、2戦目はニンジャチョークで一本勝ちを収めている──本戦で見たかった注目株だ (C)MMAPLANET
24日(土・現地時間)、韓国はウォンジュのウォンジュ総合体育館でRoad FC64が開催される。
Road FCのお膝元で始まる63キロと70キロの2階級の8人制トーナメントには前者に原口央、後者にキャプテン☆アフリカと日本在住のマックス・ザ・ボディが出場する。
賞金10万ドルが賭けられた2つのトーナメントは、Black Combat旋風が巻き起こるK-MMA界の老舗が打って出る大勝負だ。8月にはソウル郊外のアニャンで準決勝大会、そして10月に決勝が実施される予定の短期勝負。63キロには日本でのお馴染みのキム・スーチョル、彼と同様にRIZIN参戦経験のあるベテラン=ムン・ジェフン、新鋭のヤン・ジヨン、チェ・セルゲイの代役としてパク・ヘギュンが補欠戦から繰り上げ出場となった。
スーチョルの相手はロシアの長身キックボクシング&テイクファイターのアレクセイ・インデンコ。ムン・ジェフンは原口と戦うこととなっている。いえばネームバリューが決して高くないが、実力があるかポテンシャルが高いファイターが集まっているなかで、キム・スーチョルが練習を実際に目にして、ヤン・ジヨンと戦うキルギスのラザバリ・シェイドゥラエフに要注意が必要だと言っている。
また補欠戦でチャ・ミンヒョクと戦うガントグトフ・バートルチョローンは、西日本MMAに旋風を巻き起こすモンゴル人ファイター。ムエタイ出身でアマムエタイのアジア大会で銀メダル、プロで60戦以上のキャリアを持つ。MMAは4勝1敗だが、韓国ALL FCのチャンピオンで──Gladiatorバンタム級王者のテムーレン・アルギマーと1勝1敗という戦績を残しており、ひそかに注目したい。
70キロ級ではRoad FCの若きライト級王者で、韓国の青木真也の異名を持つパク・シウォンは負傷箇所を手術した関係で不参加となっている。母国ファイターの推しメン不在となった70キロではキム・スーチョルと1勝1敗の現フェザー級王者のパク・ヘジンがその期待を一身に背負って参戦、初戦の相手がキャプテン☆アフリカとなった。
グラップリング主体の1階級下の王者が相手なだけに、キャプテン・アフリカとしてはフィジカルの差を生かした寝技でドミネイトしたいところだ。またマックスの初戦相手ハン・サングォンはキャリア1勝3敗、ここは必勝でいきたい。
また同大会はウォンジュMMA スポーツ・フェスティバルの一環として行われ、土曜日の正午スタートという珍しい時間帯で開催され、翌25日(日・同)には格闘技フェスティバルと銘打たれたアマ競技大会が同所で開かれることとなっている。
■ Road FC64対戦カード
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
アレクセイ・インデンコ(ロシア)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
原口央(日本)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ムングントスウ・ナンディンエルデン(モンゴル)
フィリッピ・ジェズウス(ブラジル)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘジン(韓国)
キャプテン☆アフリカ(日本)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
ラザバリ・シェイドゥラエフ(キルギス)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ユン・テヨン(韓国)
アルトゥル・ソロヴィエフ(ロシア)
<Road FC グローバル63キロT準々決勝/5分3R>
パク・ヘギュン(韓国)
ブルーノ・アゼベド(ブラジル)
<Road FC グローバル70キロT準々決勝/5分3R>
ハン・サングォン(韓国)
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)
<Road FC グローバル63キロT補欠戦/5分3R>
チャ・ミンヒョク(韓国)
ガントグトフ・バートルチョローン(モンゴル)
<Road FC グローバル70キロT補欠戦/5分3R>
ヨ・チェウ(韓国)
シン・ドングク(韓国)
<50キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
ペク・ヒョンジュ(韓国)
<70キロ契約/5分3R>
パク・ソヨン(韓国)
パク・ヒョンビン(韓国)
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ストラッサー起一経歴【主戦場】
2014〜2017 UFC(アメリカ)
2017〜2019 RIZIN(日本)
2019〜2020 Bellator(アメリカ)
2021〜. RIZIN(日本)
—-目次—-
0:00 挨拶 (マッチョ選手の試合結果含む)
6:30. 奥田啓介 vs. 久保優太
8:52. 魚井フルスイング vs. ヤン・ジヨン
12:05. アラン“ヒロ”ヤマニハ vs. 河村泰博
15:05. 青井人 vs. 鈴木博昭
19:09. 中村優作 vs. 征矢貴
22:40. カルリ・ギブレイン vs. 貴賢神
26:05. ミノワマンZ vs. 侍マーク・ハント
28:52. 元谷友貴 vs. 倉本一真
32:45. 今成正和 vs. 鈴木千裕
35:15. 弥益ドミネーター聡志 vs. 平本蓮
44:04 平本蓮は朝倉未来に勝てるのか!?
47:13. 質疑応答
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<バンタム級/5分3R>
ヤン・ジヨン(韓国)
Def.2R4分13秒by KO
魚井フルスイング(日本)
サウスポーの魚井に対し、ヤン・ジヨンも右手前の構えで間合いを測る。魚井がロー、跳びヒザをバックステップでかわす。左に回る魚井に対し、ヤン・ジヨンも迂闊に踏み込めない。ジャブのフェイクからワンツーを振ったヤン・ジヨンが、ジリジリと前に出る。魚井の左オーバーハンドに組んだヤン・ジヨンが、ケージに押し込む。ヒザを見せる魚井は、ヤン・ジヨンに左を差させない。
3分を経過し、ブレイクが入った。打撃の間合いで右オーバーハンドを当てた魚井、ヤン・ジヨンの動きが一瞬止まる。一旦間を見た魚井がワンツーで左フック、ヤン・ジヨンは離れてローを蹴る。左で飛び込んだヤン・ジヨンに跳びヒザを狙った魚井だが、ダブルレッグで崩される。ヤン・ジヨンがスクランブルでバックに回り、時間を迎えた。
2R、すぐに距離を詰めたヤン・ジヨンが右を伸ばし、魚井が左で迎え撃つ。やや距離が近くなるとヤン・ジヨンがワンツー、魚井は左フックも粗くヤン・ジヨンが組んでケージに押し込む。首相撲の魚井は胸があっておりヒザを使えない。と、ヤン・ジヨンは離れて左回りに魚井が右フック、スピニングバックフィストを空振りする。呼び込めない魚井だが、ローはあてる。互いにリアクションの打撃のなかで、ヤン・ジヨンがワンツーを見せる。
残り2分、ヤン・ジヨンも自分から攻めるシーンはほとんど見られないまま時間が過ぎる。魚井は左オーバーハンドも届かず、続く右が当たる。ヤン・ジヨンは左から前に出て近い距離で右をヒット。追い打ちがなく、構えを変えたヤン・ジヨンがケージを背負った魚井の右オーバーハンドに左フックを合わせる。大きく歩幅を広げていた魚井のアゴを捕らえ、試合はこの一発で決まった。