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F1 MMA News o ONE UFC キック ジュリアン・エロサ モフサル・エフロエフ

UFC on ESPN51:セミファイナル・カブ・スワンソン vs. ハキーム・ダオドゥ

フェザー級

スワンソンはかつてのトップランカーだが、4連敗も喫しランキングからも外れると、昨年10月にはキャリア15年にしてフェザーからバンタムに落とした。UFC7勝3敗のジョナサン・マルチネスと対戦したが、膝・前蹴りを効かせられ2RパウンドでKO負け。通常体重が落ちてきていて、フェザー級だとパワー差がきついという話だったが、バンタムへの減量ではかなり筋肉も削っており、結果バンタムでもパワー負けしてしまった。結局1試合のみでまたフェザーに戻しての試合となる。衰えはあるものの、ランカークラスは厳しくても、中堅あたりではまだ強烈な打撃を武器に通用している。39歳。

カナダのダオドゥはUFC6勝3敗。キックがバックボーンで、打撃を武器にUFCで5連勝し、ランキング入りもしたが、モフサル・エフロエフにはテイクダウンを取られまくり判定負け。前戦は出戻りファイター・ジュリアン・エロサ相手に1R打撃で劣勢となり、2R以降は打撃で出ようとしたところにタックルでテイクダウンを奪われる展開でフルマーク判定負け。中堅以上ランカー未満。32歳。

ステップを踏みつつ飛び込みを狙うスワンソン。ダオドゥは待ち構えていてなかなか飛び込めない。飛び込んでジャブのダブルから右を入れたスワンソン。また飛び込んで左から右を入れる。また飛び込むが、ダオドゥがパンチからインローを打ち込む。カーフ。スワンソンまた飛び込むが、ダオドゥがそこにパンチを入れてまたカーフ。じわじわと出るダオドゥ。下がって距離をキープしつつ、飛び込みを狙うスワンソンだが、飛び込んだところにジャブのカウンターがヒット。スワンソンがジャブのダブルを入れたがワンツーをもらった。パンチで出たところに今度は左ミドル。残り45秒。スイッチしたスワンソン。今度は前に出した右足にカーフを入れるダオドゥ。またスイッチするが左足にカーフ。ホーン。

1Rダオドゥ。ヒット数以上に、受けているダメージが大きいスワンソン。

2R。ダオドゥのミドルに体がくの字に曲がったスワンソン。出てきたダオドゥにクリンチアッパー。四つに組んだ。スワンソンボディ連打を入れるが、ダオドゥがケージに押し込む。押し込みながら膝。押し返し離れたスワンソン。またカーフ。カットしておらず動きが一瞬止まったスワンソン。またスイッチした。ダオドゥパンチから右ハイ。またケージに押し込んだダオドゥ。残り1分。押し込みながら膝。離れ際に肘を入れたダオドゥ。残りわずかでスワンソンラッシュ!足を止めての打ち合い。ホーン。

2Rダオドゥ。最後にラッシュを見せたスワンソンだが、フィニッシュが必要に。

3Rも出ていくスワンソン。パンチからハイ。ダオドゥの左がヒット。ジャブをもらったスワンソン。インローを入れたがダオドゥのカーフをもらう。四つになりスワンソン首投げ。投げたが抑え込めず立たれた。またケージに押し込まれて膝をもらう。ローブローでタイムストップ。再開。ダオドゥまた組んでケージ押し込み。そして膝を出したが低い。またタイムストップ。再開。ノーガードから攻めるスワンソンだが、ダオドゥパンチからハイ。スワンソン飛び込んでボディ。ダオドゥのワンツーがヒット。ジャブを入れるスワンソン。ここで一転タックル。テイクダウン。残り1分半。しかしダオドゥクローズドガードで凌ぐ。パウンドを入れてハーフにしたスワンソン。時間がなくなる。下から蹴って立ち上がるダオドゥ。追いかけてバックに付いたスワンソン。チョークを狙うが、ダオドゥ反転して上に。タイムアップ。

三者29-28でスワンソン勝利!

2Rまでヒット数・ダメージではダオドゥかと思ったが、意外な判定。

会場に家族を呼んでいるスワンソン、インタビュー中に感極まる。

1Rは2者スワンソン、2Rは1者スワンソンで割れている。3Rは全員スワンソン。そこはわかるが…。カーフの評価が低かったのか?

メディアのジャッジはほぼ29-28ダオドゥ。若干29-28スワンソン。

mmadecisions.com

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o UFC アイリーン・アルダナ ダン・イゲ モフサル・エフロエフ ライアン・ホール

UFC on ESPN50:第9試合・ディエゴ・ロペス vs. ギャビン・タッカー

フェザー級

ロペスのUFC2戦目。今年5月に直前の代役でUFCとの契約を果たし、いきなりランキング10位のモフサル・エフロエフ相手に1R腕十字を極めかけ、3R終了間際には膝十字でこれもほぼ完全な形に入り追い込んだことで評価が上がった。メキシコ在住のブラジル人で、自身が経営するジムには6月にやはり代役で女子バンタム級タイトルに挑戦することになったアイリーン・アルダナもいる。28歳。

迎え撃つカナダのタッカーはUFC4勝2敗。柔術黒帯のグラップラーで、UFCでもチョークで2度勝利している。3連勝中だった前戦は、ライアン・ホールの代役としてランカーのダン・イゲと対戦するチャンスを得たが、わずか22秒でKO負けしてしまった。その後2度組まれた試合をいずれも欠場し、2年5ヶ月ぶりの試合となる。37歳。

ローを入れたタッカーだがローブローに。タイムストップ。再開。タッカーシングルレッグ。ロペス飛びつき三角で引き込んだ!肘を極めに行く。首を抜こうとするタッカーだががっちりクラッチして極めるロペス。そのまま後方に回転しつつ腕を逆向きに反らせるとタッカータップ!

久々の復帰戦とはいえ、4勝2敗のグラップラーから瞬時に極めてみせた。前戦の高評価に応える快勝。

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MMA o UFC イグナシオ・バハモンデス ウマル・ヌルマゴメドフ エイドリアン・ヤネス カイラー・フィリップス カールストン・ハリス キック ジョゼ・アルド ダスティン・ジャコビー ピョートル・ヤン マルロン・ヴェラ モフサル・エフロエフ ロブ・フォント

UFC on ESPN50:オッズ/予想と展望

コーリー・サンドヘイゲン 1.29
ロブ・フォント 3.70
ジェシカ・アンドラージ 3.85
タティアナ・スアレス 1.28
ダスティン・ジャコビー 2.30
ケネディ・エンジーチュクー 1.65
ディエゴ・ロペス 1.56
ギャビン・タッカー 2.45
タナー・ボーザー 1.65
アレクサ・カムール 2.30
イグナシオ・バハモンデス 1.43
ルドビト・クライン 2.90
カイラー・フィリップス 1.51
ラオーニ・バルセロス 2.64
ジェレマイア・ウェルズ 1.77
カールストン・ハリス 2.10
ビリー・クアランティー1.56
デイモン・ジャクソン 2.50
ショーン・ウッドソン -
デニス・ブズカ -
コーディ・ダーデン 2.60
ジェイク・ハドリー 1.52
オデー・オズボーン 2.60
アスー・アルマバイエフ 1.52

メインではMMA全勝のハビブ・ヌルマゴメドフのいとこ・ウマル・ヌルマゴメドフが、バンタム級タイトル戦線の門番・サンドヘイゲンに挑戦する試合が組まれており、勝てばヌルマゴメドフ一族2本目のUFCタイトル挑戦のチャンスだったが、ウマルが負傷欠場。再来週のUFC292でソン・ヤドン戦が組まれていたが、同じ頃にヤドンが欠場し相手がいなくなったロブ・フォントが2週間前倒しして出場し対戦することに。試合までの日程が短くなったことで、バンタム級ではなく140ポンドのキャッチウェイトで行われる。

元キック世界王者サンドヘイゲンはピョートル・ヤンとの暫定王座決定戦では後半打撃で押される展開で判定負けしたが、その後2連勝。前回はマルロン・ヴェラ相手にタックルからのテイクダウン主体で攻め、MMAファイターとしての成長を見せた。

そのヴェラに完敗しているフォント。その前にはジョゼ・アルドにも敗れていて2連敗していた中迎えた前戦は無敗の下位ランカー・エイドリアン・ヤネスの挑戦を受ける試合になったが、ボクサーのヤネスに打撃で打ち勝って1RKO勝ち。しかし今回もまた、下位ランカーのソン・ヤドンと対戦する予定だった。ヤドン欠場のおかげで上位ランカーと対戦するチャンスが巡ってきた。

ヴェラに打撃で打ち負けたフォントと、打撃で打ち勝ちながらテイクダウンでも攻めたサンドヘイゲン。緊急出場ということもあり、オッズは大差でサンドヘイゲン。

サンドヘイゲン判定勝ち。

セミは2月に3年8ヶ月ぶりに復帰したタティアナ・スアレスがランキング5位のアンドラージと対戦。もともとランキング2位まで行って、タイトル挑戦目前での長期欠場だったので、ここで勝てば次にタイトル挑戦のチャンスが回ってきてもおかしくない。

セミ前ではディエゴ・ロペスUFC2戦目を行う。ロペスは5月に試合1週間前に緊急の代役でUFCと契約。いきなり無敗のランキング10位モフサル・エフロエフと組まれたが、1Rに腕十字、終了間際に膝十字を極めかけ、負けたものの評価を上げた。今回はUFC4勝2敗で中堅のタッカーとの試合が組まれている。

他にも、プレリムからランキング入り目前の選手が出場。今回はベガスのAPEXではなく、テネシー州ナッシュビルでの客入りイベントのため、カードの質が高い。というかAPEXのカードが悪すぎるので、もうちょっとバランスをとって欲しい。

第1試合開始は6日朝7時から。速報します。

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MMA MMAPLANET o UFC UFC288 キック ジエゴ・ロピス モフサル・エフロエフ

【UFC288】打撃&TD&柔術。結果的に回転MMAの要所を堰き止めたエフロエフがパウンドでロピスに競り勝つ

<フェザー級/5分5R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28
ジエゴ・ロピス(ブラジル)

カーフを蹴り合った両者、ロピスが右ストレートをヒットさせる。さらにワンツーフックで前に出てきたエフロエフに右フックを打ち込む。蹴り足を掴まれテイクダウンを許したロピスだが足関節を狙う。足を抜きトップを取ったエフロエフがボディと顔面にパンチを打ち分ける。ロピスは左足をすくいながらハイガードへ。エフロエフはがら空きになった顔面に鉄槌を落とす。

ここで腰を切ったロピスが腕十字へ。右腕が伸びたエフロエフだが、ロピスが攻めを緩めた際に腕を抜くと同時に体を起こしてトップを取る。ノーギ・スパイダーのようなガードワークも駆使するロピスに対し、エフロエフも勢いのあるパンチを打ちつける。肩抜き後転タイプの腕十字を仕掛けるロピス、背中を伸ばして許さないエフロエフを三角クラッチに捕え初回をリードした。

2R、左から右を振るって前に出たエフロエフに対し、ロピスが左フックをヒットさせる。エフロエフも右を返すが、空振りをするとロピスのショートのコンビが待っている。エフロエフはスピニングバックキックを空振り。それでもワンツーを入れて、ラウンドを取り返しにいく。初回と比べ、動きが圧倒的に少なくなったロピスは左フックの相打ち後、右ミドルをキャッチしようとして腹を蹴られる。

残り半分、ワンツーで左フックを入れたロピスを、エフロエフがダブルレッグで倒す。ロピスは簡単に下になり、初回のような仕掛けがない。しっかりと腹、顔面を右で殴るエフロエフが、スイープ狙いでガードのない顔面を何度も殴る。両ワキを差し、懸命にエフロエフを引き寄せるようになったロピスは、動きが少ないままラウンド終了を迎えラウンドを落とした。

最終回、エフロエフのワンツーにショートのコンビを打ち込むロピス。続くステップインには、エフロエフがカウンターを当てる。さらに右を入れたエフロエフが、左ハイ後に右を打ちこむ。エルボーで前に出たエフロエフに、カウンターライトを決めたロピスだが、手数が少ない。エフロエフが組んで左腕を差し、右エルボーを顔面に打ちこむとテイクダウンを決めてパウンドを落とす。スクランブルでバックに回り、ボディロックで落としバックをキープしたエフロエフが、後方からスネを蹴っていく。

エフロエフは左ヒザで顔面を狙うと、正面を向いたロピスにダブルレッグからテイクダウンへ。ロピスはキムラから頭を跨いだが、その頭を抜いたエフロエフが立ち上がりバックへ。ここもキムラクラッチのロピスが、後方に引き込む。体を跨いで防ぐエフロエフ、体を固定させたロピスがヒザ十字に。左足が伸びたエフロエフは10秒以上我慢しタイムアップへ。

初回はロピス、2Rはエフロエフ。最終回は時折りみられるキャッチの評価があればロプスという見方も成り立つが、通常ではエフロエフがモノにしたラウンドだ。結果、3-0でエフロエフが勝利も、ショートノーティスでUFCデビューのロピスも白眉の出来栄えといえる戦いを見せた。

「僕はレスラー。それほど柔術は上手くない。でもコーチは知っている。僕は腕十字でもチョークでもタップはしない。柔軟で安定しているんだ。次? もう少し時間が欲しい。ラマダンが終ってから2週間のこの試合はハードだった」と勝者はしっかりと話した。


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F1 MMA o ONE UFC UFC288 YouTube   クロン・グレイシー ザルガス・ズマグロフ ジョセフ・ホームズ ブラック ヘンリー・セフード モフサル・エフロエフ

『UFC 288: Sterling vs. Cejudo』前日計量動画/ザルガス・ズマグロフ vs. ハファエル・エステヴァムが中止に

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Aljamain Sterling (134) vs. Henry Cejudo (135) – for bantamweight title
・Gilbert Burns (171) vs. Belal Muhammad (170)
・Jessica Andrade (115) vs. Yan Xiaonan (115)
・Movsar Evloev (145) vs. Diego Lopes (146)
・Kron Gracie (145) vs. Charles Jourdain (145)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Drew Dober (155.5) vs. Matt Frevola (155)
・Devin Clark (205) vs. Kennedy Nzechukwu (205)
・Rolando Bedoya (170) vs. Khaos Williams (169)
・Virna Jandiroba (115) vs. Marina Rodriguez (115)

PRELIMINARY CARD (ESPN/ESPN+, 6 p.m. ET)

・Parker Porter (249) vs. Braxton Smith (262)
・Ikram Aliskerov (186) vs. Phil Hawes (185)
・Rafael Estevam ()* vs. Zhalgas Zhumagulov (125)
・Joseph Holmes (189)** vs. Claudio Ribeiro (185)

 『UFC 288: Sterling vs. Cejudo』前日計量結果。メインカードは全員パス。アーリープレリミナリーカードでザルガス・ズマグロフと対戦予定だったハファエル・エステヴァムが体重計に乗ることすらできず、UFCは体重管理のミスで試合中止と発表。クラウディオ・ヒベイロと対戦するジョセフ・ホームズが189ポンドと3ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。

 1試合減ったことにより開始時刻は日本時間午前7時30分に変更されます。




 前日計量動画。


 MMAJunkieスタッフによるメインカード勝敗予想。

・アルジャメイン・スターリング vs. ヘンリー・セフードはスターリング支持3人、セフード支持8人。

・ベラル・ムハマド vs. ギルバート・バーンズはムハマド支持5人、バーンズ支持6人。

・ジェシカ・アンドラジ vs. ヤン・シャオナンはアンドラジ支持10人、ヤン支持1人。

・モフサル・エフロエフ vs. ディエゴ・ロペスは11人全員エフロエフ支持。

・クロン・グレイシー vs. チャールズ・ジョーデインはクロン支持4人、ジョーデイン支持7人。続きを読む・・・
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MMA o UFC   ブライス・ミッチェル モフサル・エフロエフ

無念! 11.5『UFC Fight Night 214』のメインイベントでブライス・ミッチェルと対戦予定だったモフサル・エフロエフが負傷欠場

11.5『UFC Fight Night』のメインイベントはモフサル・エフロエフ vs. ブライス・ミッチェルの無敗対決(2022年09月30日)

 こちらの続報。


 11月5日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC Fight Night 214』のメインイベントでブライス・ミッチェルと対戦予定だったモフサル・エフロエフが負傷欠場することをMMAFightingが確認したとのこと。エフロエフのケガの詳細は不明。UFCは現在代替選手を探しているとのことですが、現時点では何も確定してないそうです。

 両者のMMA戦績はエフロエフ16勝0敗、ミッチェル15勝0敗。UFC戦績は共に6勝0敗という無敗対決だったことから注目のカードでした。続きを読む・・・
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MMA o RIZIN UFC YouTube アーノルド・アレン カルヴィン・ケイター ギガ・チカゼ ジョシュ・エメット ジョン・チャンソン ブライアン・オルテガ ブライス・ミッチェル マックス・ホロウェイ モフサル・エフロエフ

【UFCフェザー級丸分かり】『UFCフェザー級ランキングトップ10』選手紹介

今までの『UFCファイター図鑑シリーズ』は狭く深くでしたが、『UFCランキング』紹介動画では浅く広く紹介しております!
名前と顔を少し知っているだけでも、何も知らずに試合を見るより何倍も観戦を楽しめるので、是非ご活用いただけると嬉しいです!

■フライ級版はこちら
【UFCフライ級丸分かり】『UFCフライ級ランキングトップ10』選手紹介 【UFC最軽量級】
→https://youtu.be/mb4OOgU-uwc
■ヘビー級版はこちら
【UFCヘビー級丸分かり】『UFCヘビー級ランキングトップ10』選手紹介【MMA世界最高峰UFCの最重量級】
→https://youtu.be/rWJhLq5JOeA
■バンタム級版はこちら
【UFCバンタム級丸分かり】『UFCバンタム級ランキングトップ10』選手紹介【群雄割拠・黄金の階級】
→https://youtu.be/IDIrLnqmO-s

【目次】
0:00​ オープニング
0:06​UFCランキング10位モフサル・エフロエフ
1:32UFCランキング9位ブライス・ミッチェル
3:00​UFCランキング8位ギガ・チカゼ
5:04​UFCランキング7位ジョン・チャンソン
6:12​UFCランキング6位アーノルド・アレン
7:22​UFCランキング5位カルヴィン・ケイター
8:26​UFCランキング4位ジョシュ・エメット
10:04UFCランキング3位ブライアン・オルテガ
11:41 UFCランキング2位ヤイール・ロドリゲス
13:30​UFCランキング1位マックス・ホロウェイ
15:40​UFCランキング王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキー

#格闘技#RIZIN#UFC

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MMA MMAPLANET o UFC UFN207   アーノルド・アレン ダン・イゲ モフサル・エフロエフ

【UFN207】モフサル・エフロエフがダン・イゲを完全ドミネイト。アーノルド・アレンを指名!!

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.3-0:30-26.30-27.30-27
ダン・イゲ(米国)

まずイゲが左ジャブを入れ、左ローにもステップインしてワンツーを決める。積極的に踏み込んで拳を振るうイゲに対し、エフロエフもワンツーを伸ばす。イゲのローに右を合わせたエフロエフが、前蹴りを胸に当てる。さらに後ろ回し蹴りを見せたエフロエフはジャブを当てる。右をかわしボディを入れたイゲは、ステップインにヒザを合わされて動きが一瞬止まる。

足を使って間合いを測るイゲ、急がないエフロエフが右オーバーハンドを当てて、シングルレッグからバックに回る。立ち上がったイゲを前方にスラムしたエフロエフは、エルボーを受けてもドラッグダウンしバックを続ける。足り上がって胸を合わせたイゲがボディロックもエフロエフは小手投げから正対して離れる。イゲも持ち直し、初回が終了した。

2R、エフロエフの前蹴りやハイにも距離を詰めるイゲがジャブやワンツーを被弾する。イゲがアイポークがあったとアピールし、ごく短い時間だが試合が止まる。再開後、近距離で右アッパーを入れたエフロエフは、イゲの右に右を合わせる。再び跳びヒザを見せたエフロエフ。初回ほどダメージを与えることはできなかったが、イゲを怯ませる効果は十分にあったようだ。やや時間を置いて、再び前に出るよいうになったイゲはローに右をカウンターで受けるが、右に続き左ボディを入れる。

エフロエフも打たれて下がらず、ワンツー&前蹴り。イゲは左フックで応える。さらにジャブを伸ばしたイゲはテイクダウ狙いを一度は切るが、次の展開で遠い位置から低い位置に組んだエフロエフのダブルレッグに背中をつかされる。エルボーを入れたエフロエフは、イゲを流血に追い込みこの回も取った。

最終回、カットだけでなく左目も腫らしたイゲは左の差しあげテイクダウンから、バックを許しテイクダウンを取られる。ワンフックのエフロエフは後方から殴り、左足を制して胸を合わせることを許さない。イゲは立ち上がるが、リフトされ後方へのテイクダウンを許す。再び背中を取ったエフロエフが立ち上がったイゲの正面に回りテイクダウン。キムラロックを切り返してトップを維持したエフロエフに対し、イゲが背中を見せる。

前方へのスラムの直後にシングルレッグに出たイゲの頭を潰したエフロエフが、鉄槌をいれる。懸命に上体を起こしにいくイゲは、後方にエルボーを振るうなど、粘りを見せる。エフロエフはボディロックにきたところで体重を浴びせてトップいを取り切る。イゲの三角絞めを担ぎ、背中を再び取ったエフロエフは胸を合わせに来たところでスクランブルからスタンドに戻る。残り20秒でテイクダウンを決め、バックから殴ったエフロエフが力の差を見せフルマークの判定勝ちを収めた。

UFC6連勝とした勝者は「相手はずっと危険だった。ファイト・オブ・ザ・ナイトに相応しい。次はビッグファイトを望む。僕はチャンピオンになる。次の相手は使命できるなら。1人いる。なんども対戦要求をしているけど、逃げるクソ野郎──アーノルド・アレンだよ。僕はヤツを倒したい。ロンドルで戦う? フィニッシュするよ」と話した。


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MMA Report UFC UFC263 ハキーム・ダラドゥ モフサル・エフロエフ

【UFC263】モフサル・エフロエフが、永久TD&バックコントロールでダラドゥを破り15連勝(無敗)に

<フェザー級/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27
ハキーム・ダラドゥ(カナダ)

左ジャブを伸ばすダラドゥに対し、エフロエフが右オーバーハンドを当てる。ジャブの同士討ちから、再びエフロエフは右オーバーハンド、そして左フックを打っていく。とシングルレッグに出たエフロエフが軸足を払い、テイクダウンを決める。ダラドゥは後方回転から立ち上がるも、すぐに追いかけたエフロエフがバックを取ってテイクダウン。スクランブルでバックを維持する。

前方に崩し両足をフックしたエフロエフはRNCへ。一度技を解いたエフロエフはパンチに切り替え、ゴツゴツと音を立てて拳を打ちつける。テンプルを殴り、鉄槌を連打したエフロフは自らフックを解き、ダラドゥに立ち上がらせてなおバックコントロールを続けた。

2R、スイッチしての左ミドルを見せたダラドゥだが、右オーバーハンドからのダブルレッグで倒されバックを許す。ボディロックで崩し、またも両足をフックしたエフロエフにアリゾナのファンがブーイングを送る。ワンフックからトップに切り替えようとしたエフロエフだが、ここでダラドゥが立ち上がる。しかし、直後に組まれてバックを許すと、前方に崩される。再び両足をフックしたエフロエフが、ポジションも試合をコントロールし続ける。

手首を掴んで絞めは防ぐが、殴られ続けるダラドゥは残り80秒で胸を合わせそうにする。しかしエフロエフが足のフックをアジャストして、バックグラブを続ける。マウントに移行しようとしたところでダラドゥは反応して腹ばいになり、さらに良くないポジションに。上を向いて、ここは逃れたがエフロエフのバックグラブはラウンド終了まで続いた。

最終回、間合を図るエフロエフはテイクダウン狙いも、ダラドゥがスプロールしカーフを蹴る。クリンチでアッパーを入れたエフロエフに対し、ダラドゥが左フックをヒットさせる。さらにボディフックを入れたダラドゥが、組みに来るところで左アッパーを合わせようとする。低いロー・ダブルレッグを切ったダラドゥがキープ。それでも逆転にはKOが必要なダラドゥは、ボディから顔面へのコンビを決める。

ダラドゥはエフロエフのフックをダッキングでかわし、前進に左ジャブを当てる。動きが止まったエフロエフはフックやジャブを被弾して足が泳ぐ。直後にダブルレッグからバックに回ったエフロエフが、スタンドのワンフックからグラウンドへ持ち込む。立ち上がったダラドゥだが、初回と2Rと同様に、倒されてバックを取られる展開で試合終了を迎えた。

判定勝ちのエフロエフがUFCで5連勝、通算戦績を15勝0敗とした。


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Report UFC UFC257 ニック・レンツ ブログ モフサル・エフロエフ

【UFC257】ギロチンを切り抜けたエフロエフが、見事なタッチキックボクシングでレンツを破り14連勝

<150ポンド契約/5分3R>
モフサル・エフロエフ(ロシア)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ニック・レンツ(米国)

キャリア13勝0敗のエフロエフに、まずレンツが右ローを蹴る。さらに右ストレート、左ハイと先手を打とうとするレンツが組んでケージにエフロエフを押し込む。小外で倒されながら、体を起こして上を取ったエフロエフはキムラクラッチを許さない。レンツはギロチンに切り替えて上を取り、マウントから絞め続ける。足を戻し、腹ばいになることでギロチンを逃れたエフロエフはがぶられた状態でザを受けるも、後方回転から頭をフリーにしてトップ奪取、リバーサルを決める。

足を抜かせず、再びギロチン取ったレンツにクローズドガードを取らせないよう足を抜きに掛かるエフロエフ。レンツがギロチンを諦め、スイープ狙い。バタフライガードを越えつつ殴るエフロエフがパンチを纏めて立ち上がり、タイムアップに。

2R、やや疲れた感もあるレンツだが右を当てる。エフロエフはジャブの相打ち後に右オーバーハンド、ジャブからワンツーで前に出る。さらに右アッパーを決めたエフロエフだが、レンツは組んで小外掛けから即ギロチンへ。ロールして逃れたエフロエフに対し、スクランブルでジャンピングギロチンをレンツが仕掛ける。背中をマットにつけて頭を抜いたエフロエフはダブルレッグを切り、アッパーを放つ。組みの攻防のなかで右目を抑えるようになったレンツは、ダックアンダーからの組みにもギロチンを合わせる。

しかし、絞めの力も落ちたか力で頭を抜いたエフロエフが、ダーティーボクシングでアッパーを連打するなどラウンドを取り返した。

最終回、右目の回り腫らしたレンツはジャブを被弾し、組みに行くがショートアッパーを打たれる。エフロエフは離れてもジャブを当て、レンツの踏み込みもカウンターで迎え撃つ。エフロエフはヒット&アウェイでパンチをヒットさせるが、レンツも相打ちで打ち返す。レンツがアイポークがあったとレフェリーにアピールし、試合が一旦中断。

再開と同時にダブルレッグに出たレンツに対し、エフロエフはキムラで対応。離れてジャブ、右ストレートをヒットさせるエフロエフは右ハイ、後ろ回し蹴りを繰り出す。さらに右ミドルハイを見せたエフロエフが右アッパーから右の連打、前蹴りを顔面に突き刺すなど打って打たれないスタンド戦を実践する。レンツのフックを頭を動かしてかわし、右ストレートをトリプルで入れたエフロエフは、15分を戦ったとは思えない綺麗な顔で、息もほとんど切れていない。

逆にギロチンで疲弊した感もあったレンツだが、それは勝ちに行った結果論──ジャッジは1人がレンツにつけたが、スプリットでエフロエフが判定勝ちを手にした。「ショートノーティスでそれほど時間がなかった」と話した。


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