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【Special】Fight&Life#104より。ロイヴァル戦決定、平良達郎「向うの攻撃が想定内になることが重要」

【写真】MMAへの透明度が、さらに上がっているように感じた (C)FUMIO KURODA

今月23日(金)に発売されるFight & Life#104のワイド特集「格闘技日本代表」内で平良達郎の巻頭インタビューが掲載される予定だ。UFCフライ級5位の平良は、10月12日に1位のブランドン・ロイヴァルとの一戦が決まった。
Text by Manabu Takashima

ロイヴァル戦を通して、タイトル挑戦への筋道。平良のUFCへの想いを尋ねたインタビューで、スペースの都合上誌面で掲載できなかった箇所を切り取って、MMAPLANETで公開したい。


──ペレスに勝った直後にはムハマド・モカエフという同い年で無敗同士の対戦というストーリーラインも盛り上がるという話もされていました。しかしUFCはモカエフとの契約を更新せず。モカエフが12月に予定されるアレッシャンドリ・パントージャへのチャレンジャーの有力候補でもあったので、平良選手にその枠が回ってくるかもしれないという話が内々では聞かれていました。

「モカエフがマネル・ケイプ戦で圧倒的な勝ち方をして、彼が次の挑戦者になってもいずれは交わる日が来る。そうなれば僕らの試合は盛り上がるから、モチベーションも高く保てるという心境でした。結果としてモカエフがいなくなり、僕はランク5位だし挑戦者になるのは唐突だなという想いでしたね。

同時にちょっと早いと思いつつ、そうなった時のために準備はしていました。ただ、モカエフとは将来的にオクタゴンで戦える日が来ることを期待しています」

──結果、10月にロイヴァルと戦うことになった。同時に8月18日のUFC305ではカイ・カラフランス×スティーブ・アーセグのタイトルコンテンダー同士の一戦も組まれており(※結果はカイ・カラフランスが勝利)、挑戦権争いのライバルと見て良いかと。

「ロイヴァル戦がなくて12月に挑戦となれば、美味しいという見方はできかと思います。でも、14位の状態で5位の選手と試合ができたわけだし、そこまで都合が良いようには望んでいなかったです(笑)。元々トップ5の選手と戦うには、あと2勝ぐらい必要だと考えていたので。5位になったといっても、ここから上の選手と戦って自分の力を見せることでよりタイトル戦が盛り上がるはずです。

同時にカイ・カラフランスとアーセグの試合の勝者の方が先に挑戦することになるかもしれないですが、ロイヴァル戦は文句なしで挑戦者決定戦の意味合いを含んでいるので、凄く気合いが入っています」

──おおッ!! 力強い言葉です。同時に今のMMAはテイクダウンを軸に攻撃が評価対象になりやすい打撃、スクランブル、攻防になることが少なくなってきた寝技という3つの局面があるなかで、ロイヴァルは寝技の攻防が可能になるファイターで極めが強いです。そういう点でも、過去の試合と比較して対策練習の比重も変わってくるかと思われます。そこで平良選手がフィニッシュを警戒するレベルにある練習パートナーは存在しているのでしょうか。

「なかなか練習相手で下からの極めを積極的に使う人はいないです。柔術家で下からの仕掛けが上手い人を沖縄に呼んで、対策練習をする必要はあります。ロイヴァルにしても他の対戦相手にしても、向うの攻撃が僕のなかで想定内になることが重要で。

できるだけクローズドガードの中に入らない。入るとラバーガードで足が上って来るので、できるだけハーフガードで足を潰すことはイメージしています。それに柔術に関しては、パラエストラ沖縄時代から松根(良太代表)さんに基礎から習ってきているので、やりあえる基盤はあると思っています」

──ロイヴァルは胴と手が長い。そんな印象があります。

「長いですね(笑)。ただ、その手の長さに関連してくるのは寝技の前の打撃の展開、サウスポー対策が先決だと思っています。そこは松根さんと相談して、福田(龍彌)選手にまた沖縄に来てもらうことになっています」

──福田選手とは今年の1月にも一緒に練習をしていますね。

「ハイ。今回は10日から2週間ほど来てくれます」

──福田選手の呼ぶところのセッションとは、毎回斬り合うイメージで練習をする。スパーだけでなく、ミット打ちも真剣勝負という姿勢です。

「福田選手はスネ当てもつけないし、グローブもボクシンググローブでなくMMAグローブです。僕の打撃スパーはソフトな方なので、福田選手との練習は緊張感があります。それでも福田選手も、京都の方で練習をしている時ほどガチではないと思います。とにかく福田選手の話してくれる打撃論が面白くて」

──福田選手から学べることは、どういったモノですか。

「福田選手はスパー中に、本当に隙を見せないです。だからこそ、あれだけ手数を増やすことができる。逆に僕は福田選手の動きを見てしまうんですよね。そうなると、僕の方に隙ができる。福田選手はミットでも何でもMMAをとことんイメージして、練習をすることができる人で。それをスパーリングと上手く連動させているから、積み上げてきている部分が凄いです。福田さんとは新鮮な気持ちで練習できます」

■「UFCで戦っていると、選手の体調を気遣ってくれるので長く現役生活を送ることできる」、「相手の嫌がることを選択していくことが一番大切」、「1位のロイヴァルに勝ってタイトルに挑戦しようとすることは間違ったことをやっているわけじゃない。納得して歩んでいる道」。なぜ、UFCなのか。MMAという戦いの本質。朝倉海×パントージャ戦の噂──等々への問いに関して、平良達郎の人間性が伝わってくるインタビューが掲載されたFight&Life Vol.104は8月23日(金)の発売です。

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45 MMA MMAPLANET o Special UFC アレッシャンドリ・パントージャ ドミニク・クルーズ マネル・ケイプ ムハマド・モカエフ 大沢ケンジ 平良達郎 柏木信吾 水垣偉弥

【Special】月刊、水垣偉弥のこの一番:6月 平良達郎×ぺレス「フィニッシュより、あの戦い方に驚き」

【写真】おたつロックからのフィニッシュが話題になったが、そこに至るまでの戦いぶりを再評価したい(C)Zuffa/UFC

過去1カ月に行われたMMAの試合からJ-MMA界の論客3名が気になった試合をピックアップして語る当企画。背景、技術、格闘技観を通して、MMAを愉しみたい。
Text by Takumi Nakamura

大沢ケンジ、水垣偉弥、柏木信吾というJ-MMA界の論客をMMAPLANET執筆陣がインタビュー。今回は水垣偉弥氏が選んだ2024年6月の一番──6月15日に行われたUFC on ESPN58の平良達郎×アレックス・ぺレスについて語ろう。


――平良選手がフライ級5位のぺレスに2RTKO勝利し、日本人前人未到のオクタゴン6連勝を果たし、フライ級で5位にランクされることとなりました。当然、水垣さんにもこの試合をセレクトしてもらったのですが、率直にどんな感想を持ちましたか。

「フィニッシュもそうなんですけど、僕は一発でテイクダウンを決めたことに驚きましたね。ああいう風にパっと(テイクダウン)出来るとは思っていなかったので。ムハマド・モカエフもぺレスをテイクダウンするのに手こずっていたので、ああいう形でテイクダウンしたことに驚きました。またあの時の平良選手のテイクダウンはどちらかというと(テイクダウンを)切られるパターンなんですよ。タックルに入って、出ている頭と逆側の脇を差されるっていう。あの形は仮にケージまで押し込めたとしても、脇を差し上げられて四つ組みになりやすいんです。でも平良選手はそうなりそうなところで、上手くぺレスの身体を引き出して足をかけてテイクダウンする。あれは見ていて僕も勉強になりました」

――私も試合前は平良選手が勝つにしても、一発でテイクダウンを取るという展開は想定ませんでした。

「僕も平良選手がどこで勝負するのかなと思っていて、もっとスタンドでカーフを蹴って削ったり、四つ組で上手くテイクダウンしたり、そういう試合をイメージしていたんです。実際の試合では自分からタックルに入ってテイクダウンしましたけど、あれは考えていなかったですね。レスリングレスリングしていない、足をかけてのテイクダウンというか、ダゲスタン系の選手がやるような足をかける系のテイクダウンですよね。アメリカの純レスリングにはない技術だと思うし、それを上手く使って戦っているなと思いました。それでいて彼には柔術的なテクニックもあって、そこをミックスさせたものが平良選手のスタイルだし、フィニッシュは機転を利かせた技というか、ああいう技を使うのは彼の頭の良さであり、すごく頭が柔らかいなと思いました」

――むしろ平良選手にとってぺレスは苦戦を強いられる、攻略が難しい相手だと思っていました。

「フィニッシュもそうですけど、ぺレス相手にあの戦い方をして勝ったことが驚きました。僕は『どうやってぺレスを攻略するんだろう?』と見ていて、例えば組みの部分でも下になってスクランブルを仕掛ける、もしくはスイープして上を取るのかなと思っていたんですよ。ただぺレスは首系サブミッションも上手いので怖いなとか。だから平良選手がどう戦うのかすごく興味深くて。最後のフィニッシュも、試合後のインタビューで『レスラー対策のスペシャルムーブだ』ということを言っていましたが、ああやって自分がスタンドでバックを取るところまでイメージしていたんじゃないのかなと思います。レスラーに尻餅をつかせれば背中を見せて立ってくるから、そこに飛び乗ってスタンドのバックから攻める、みたいな」

――あとはぺレス相手に一切気持ちがひかない、自信たっぷりに堂々と戦っている姿が頼もしく見えました。

「僕が引退して思ったのが、相手がランキングのトップ5以内の選手になってくると、博打を打たないと勝てないんじゃないのかなというマインドになっていたんです。普段通りのスタイルを貫くのが難しいというか。チャンピオンクラスの選手と戦うと、どこかで自分が劣っているという考え方になって、自分自身の戦い方に自信を持てないから、一発先に当ててやろうとかどうやって一発逆転しようみたいな。ドミニク・クルーズとやった時なんかはそういうメンタルだったんです。でも平良選手を見ていると、そういうメンタルになっていないところがすごい。相手がトップ5でもなんとも思わずに、いつもの自分を出せば勝てると思ってやっている。それが僕からするとすごいなと思いますね」

――まさに強い人間のメンタリティですね。

「僕もランキング5位~10位の相手だったら、そういうメンタリティで戦えたんですよ。でもチャンピオン付近・トップ5になってくると、そうは思えなかったんです。でも平良選手はそうじゃないから、今後の試合にも期待が膨らみますよね」

――戦い方という面で先ほどは「平良選手のスタイルがある」という言葉もありましたが、彼独自のスタイルがあったうえでMMA的にもレベルが高いという印象ですか。

「これもまた僕との比較になっちゃうんですけど、僕はレスラーに対してレスリングを頑張って何とかしようと思って、それでレスリングを必死に練習して、自分のいい部分を出すこともできました。ただそれがトップレスラー相手になると、どうしてもレスリングが弱点になっていて、そこで勝てない苦手意識がありました。でも平良選手はレスラー相手にレスリングだけじゃなく、レスリング以外の色んな技術を駆使して対抗していると思うんですね」

――ランキング5位のぺレス相手に今回の試合内容で勝ったわけなので、僕はこのまま平良選手には自分のスタイルをぶつける形でトップ5の選手と戦ってほしいんですよね。

「チャンピオンのアレッシャンドリ・パントージャが柔術家なので、柔術家相手にどう戦うのかが見たいですよね。今回のぺレスの試合を見ると、柔術家とやるとどうなるんだろう?というところがあるので。僕はレスラーが苦手で、柔術家は得意なところがあったので」

――今後、平良選手よりも組み技・寝技が強い相手と戦うことになったら、平良選手はどんな戦い方をするんだろうという興味も沸きます。

「想像が膨らみますよね。7月27日(現地時間)にマネル・ケイプとモカエフが試合をしましたけど、あの試合を比べると平良選手の方が期待感を持てる試合だったと思うんですよ。しかもモカエフがUFC離脱という話(※取材日は28日)も出ているので、それだったらなおさら(タイトルマッチを)期待しちゃいますよね。同じ日本人だからということを抜きにしても、どちらがチャンピオンとやった時に期待を持てるかと言ったら、僕は平良選手の方だと思いますね」

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AB MMA o ONE PFL UFC   マネル・ケイプ ムハマド・モカエフ

デイナ・ホワイトが『UFC 304』でマネル・ケイプに判定勝ちしたムハマド・モカエフのリリースを発表「彼にはいろいろ問題があった」「PFLが彼を獲得すると思う」

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 『UFC 304: Edwards vs. Muhammad 2』の試合後会見でデイナ・ホワイトがマネル・ケイプに判定勝ちしたムハマド・モカエフとの契約が終了し再契約する意志はないことを表明。モカエフは試合後会見でUFCとの再契約を望んでいるものの、「UFCの人間からこれ以上君が勝ち続けるのを見たくないと言われた」とコメントしています。

 デイナ・ホワイトは以下のコメント。

「我々は選手たちに戦い方についていろいろ言っている。私は長年この仕事をしてきたが、マッチメーカーの誰かが彼に何か言ったのだろう。マッチメーカーたちはいろいろな理由で彼のことが好きじゃない。この世界ではテイクダウンを狙う選手が沢山いるし、そういうスタイルで戦う選手も沢山いる。だがそれだけが理由じゃない」

「彼とはもう契約しない。PFLは素晴らしき無敗の男を獲得できると思う。彼の幸運を祈ってる」

「あの件(※マネル・ケイプとの乱闘)では舞台裏で非常に多くの嫌なことが起きた。良くないことだ。数ヶ月前に(UFCパフォーマンス・インスティテュートで)事件が勃発して以降、他にもいろいろあった。それで彼とは再契約したくなくなった」

「(マネル・ケイプ戦は)よくあるタイプの試合内容だった。こういうことは何年も前から起きていた。『早くやらせろ、お前をブッ殺してやる』とか言いながら、試合が始まって5分間何もしないんだからな。こうなるんじゃないかと何となく予想してたよ。歴史が物語っている」


Muhammad Mokaev(Sherdog)

 ムハマド・モカエフは2000年7月30日生まれで間もなく24歳のイギリス人。MMA戦績13勝0敗1無効試合(UFC戦績7勝0敗)。UFCでの判定勝ちは3試合なのでフィニッシュ率が低いわけでもありません。マネル・ケイプとの乱闘もモカエフだけが悪いとも思えません。それでもリリースを決断したのはコメントしている通り他にも理由があるのでしょう。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC304 キック マネル・ケイプ ムハマド・モカエフ

【UFC304】モカエフが因縁のケイプから判定勝利。UFC7連勝でタイトル挑戦もアピール

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
Def.3-0:30-27.29-28.29-28.
マネル・ケイプ(ポルトガル)

試合前に乱闘騒ぎを起こしているモカエフとケイプ。ケージインした後も一触即発となり、試合開始直前までSPに囲まれたなかで、試合がスタートする。いきなりモカエフが前に出ていく。一旦距離を取ると、モカエフが左ミドルと右カーフを蹴り、距離を測りながらジャブとインローを当てる。さらにモカエフは構えをサウスポーにスイッチしてインローを蹴る。ケイプは左フックで飛び込み、モカエフはそこに右をかぶせる。

モカエフは前蹴りを飛ばし、ケイプも構えをスイッチする。オーソドックス同士になるとジャブの差し合いから、モカエフがサウスポーにスイッチする。ケイプが右ストレートで前に出ると、モカエフは顔面へのスピニングバックキックを飛ばす。ケイプは左フックから右、モカエフはジャブから前蹴りと左ハイで距離を取る。試合が終盤に近付くとケイプが飛びヒザ蹴りから右、組みつこうとするモカエフだがケイプの反応も早い。

2R、オーソドックスの両者。モカエフは細かくスイッチを繰り返し、右ストレートから飛び込む。ここでケイプは自分の右足の指を指さすような仕草を見せる。なにかトラブルが起きたか。ケイプはサウスポーで左ストレートから右フック、モカエフは右ストレート、左ローからシングルレッグでテイクダウンする。ここでケイプが足関節をとろうとすると、モカエフがコスチュームを掴んで阻止。ケイプが猛抗議し、レフェリーもブレイク&注意を与える。

再開後、モカエフがインロー、ケイプに前蹴りをキャッチされると、伸ばした手でアイポークがあったとケイプが主張。レフェリーは試合を続行させ、モカエフがダブルレッグで飛び込むが、ケイプは離れる。モカエフが二段蹴り、前蹴り。パンチのプレッシャーで前に出るケイプ。モカエフは左を突いて、距離が詰まるとヒザ蹴り、そして左ミドルと右の前蹴り。ケイプは下がるモカエフを追いかけて左ストレート、モカエフが右ミドルを蹴る。

3R、モカエフが左ハイ、インローとシングルレッグでテイクダウンを狙う。ケイプは左ストレートから右フック。モカエフがシングルレッグを狙うと、ケイプは左ストレートで前に出る。モカエフは距離を取りながら、右ストレートとヒザ蹴り。ケイプが左ストレートを伸ばす。ラウンド残り半分でモカエフがシングルレッグでテイクダウンし、ケイプがギロチンを狙う。

モカエフが頭を抜くと、ケイプが下からヒジを連打する。モカエフもパンチを返す。ケイプが足関節を狙って立ち上がる。モカエフが左ハイキックと左ストレート、ケイプがシングルレッグに入るがモカエフは倒れない。逆にモカエフは右ストレートを返して、シングルレッグに入る。

このまま試合終了となり、判定3-0でモカエフが勝利。試合後、モカエフは「23歳、UFCで7連勝だ。この世界ではまだ若い、でもKHKという最高のジムで練習している。2012年にヴィガンという小さな街に、ダゲスタンからやってきた。マンチェスターのファン、皆、感謝している。タイトルに挑戦したい。新しい契約を結ぶよ」と叫んだ。


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AB F1 MMA o RIZIN UFC YouTube   マネル・ケイプ ムハマド・モカエフ 朝倉海

マネル・ケイプ「朝倉海はUFCでも活躍できるだろう」「俺と彼が対戦すればUFC日本大会は満員になるだろう」

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 『UFC 304: Edwards vs. Muhammad 2』でムハマド・モカエフと対戦するマネル・ケイプが朝倉海について以下のコメント。

「彼は素晴らしい活躍をするだろう。この階級にさらなる興奮をもたらしてくれると思う。この階級に必要なのは、若い有望株だ。彼は素晴らしいファイターだ」

「俺も彼も日本には大勢のファンがいる。間違いなく、これはUFCが日本大会を復活させるチャンスだ。さいたまスーパーアリーナに5万人以上動員できる。以前、俺が2020年にチャンピオンになった時の彼とのメインイベントのようにね。4万4000人か4万5000人ぐらい入った。このアドバンテージを活かせるのは良いことだ」

「もちろん、こういう日本でのビッグファイトを推したい。この階級が盛り上がるからね。朝倉のような、俺のような、ムハマド・モカエフのようなファイターが必要だった」

「来年は素晴らしいストーリーになりそうだ。今の目標はモカエフを倒して年末にタイトルマッチをすることだ。そして来年、俺たちはUFCジャパンの話をすることになるだろう」


 マネル・ケイプが朝倉海と2度目の対戦をして勝利した『RIZIN.20』は2020年ではなく、2019年の大晦日でした。観客動員もスタジアムバージョンではなくアリーナバージョンだったので、主催者発表で2万9315人でした。続きを読む・・・
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45 AB F1 MMA o UFC UFC304 YouTube   マネル・ケイプ ムハマド・モカエフ 体組成

『UFC 304: Edwards vs. Muhammad 2』前日計量動画/マネル・ケイプとムハマド・モカエフがまたも乱闘騒ぎ

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MAIN CARD (Pay-per-view, 10 p.m. ET)

・Champ Leon Edwards (170) vs. Belal Muhammad (169) – for welterweight title
・Interim champ Tom Aspinall (251) vs. Curtis Blaydes (256) – for heavyweight title
・King Green (154.5) vs. Paddy Pimblett (156)
・Christian Leroy Duncan (185) vs. Gregory Rodrigues (185)
・Arnold Allen (145) vs. Giga Chikadze (146)

PRELIMINARY CARD (ESPN2/ESPN+, 8 p.m. ET)

・Daniel Pineda (146) vs. Nathaniel Wood (145)
・Bruna Brasil (116) vs. Molly McCann (116)
・Jake Hadley (137)* vs. Caolan Loughran (136)
・Modestas Bukauskas (204) vs. Marcin Prachnio (205)

PRELIMINARY CARD (ESPN+, 6 p.m. ET)

・Oban Elliott (170) vs. Preston Parsons (169)
・Manel Kape (125.5) vs. Muhammad Mokaev (126)
・Kiefer Crosbie (171) vs. Sam Patterson (170)
・Lukasz Brzeski (235) vs. Mick Parkin (264)
・Alice Ardelean (116) vs. Shauna Bannon (115)

 『UFC 304: Edwards vs. Muhammad 2』前日計量結果。メインカードは全員パス。プレリミナリーカードでジェイク・ハドリーが137ポンドと1ポンドオーバー。出場給の20%を譲渡し試合は行われます。






 前日計量&フェイスオフ動画。



 マネル・ケイプとムハマド・モカエフはフェイスオフがフェイスオフが成立しませんでした。続きを読む・・・
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45 AB DEEP MMA MMAPLANET o TSUNE UFC YouTube   アレックス・ペレス キック ジョシュア・ヴァン ボクシング マネル・ケイプ ムハマド・モカエフ 修斗 和田竜光 岡田遼 平良達郎 松根良太 海外 食事

【UFC 】平良達郎&松根良太、師弟対談─02─「次が世界戦でなければ、モカエフ×ケイプの勝者と」(平良)

【写真】平良がUFC世界王者になるために、頑強が足場が整ってきている(C)THE BLACBELT JAPAN

UFC on ESPN58でアレックス・ペレスを倒し、フライ級で5位にランクされることとなった平良達郎と師・松根良太対談、第2弾。
Text by Manabu Takashima

UFC世界フライ級王座を見据え、武器を増やしながらも軸を崩さない平良の成長の裏には、強い信頼感で結ばれた人間関係とプロアスリートとして彼を支えるマネージメントの存在があった。

王座挑戦が現実的になってきた平良が描く、青写真はファンが見たくなるストーリーだった。

<平良達郎&松根良太対談Part.01はコチラから>


「ボクシング業界から、日本のMMAが少しでも認めてもらえた」(松根)

──課題を克服しつつ長所が伸びる。この稀な例を最高に引き出しているのが、平良選手の環境かと感じています。コロラドでの出稽古と拠点である沖縄での練習。そこがしっかりと調和できているようで。

平良 拠点は沖縄にある。そこは絶対です。そのうえでエベレーションファイトチームのコーチも「セカンド・ホームとして使ってくれれば良いから」と言ってくれています。

──練習をするならこっちに来て、チームの一員になれということではないと。

平良 そういうガツガツしたところはないです(笑)。だからってよそ者扱いすることなく、本当に親切で。それでも今回は試合前に行くのは初めてだったで、不安はありました。でもコーチ達もアレックス・ペレスの映像を視て、アドバイスをくれました。それはチームメイトも同じで。沖縄でやってきたことを信じ、最後にコロラドで練習をして良いイメージを持った状態でオクタゴンに上がることができました。

──その最後の調整に帯同していたのも松根さんではなくて、岡田遼選手だった。そこが機能するのも、THE BLACKBELT JAPAN平良チームの良さかと思います。

松根 試合が2度延期されて、ペレス戦が決まったのはジョシュア・ヴァン戦のために渡米する前日でした。あのタイミングで米国に行くと40日間ほど向うにステイしないといけない状態で。相手もペレスになったので、あのタイミングで渡米するのはよそうということになりました。

そこから2週間半、沖縄でペレスと戦うための準備をして、最後にデンバーで高地トレをしつつ時差ボケを解消するというプロセスがしっかりとハマりました。2週間半、平良とペレス戦について話して、対策を施した。そこを岡田に託して、米国で創ってもらえましたね。本当に岡田のサポートには感謝しています。岡田だからこそ、できたことだと思っています。

──3人の間に絶対の信頼関係があるからこそ、この選択ができたと思います。

松根 とても良いチームができています。その上で今年からセカンドキャリアというボクシングを主体としているマネージメント(井上尚弥、武居由樹、平岡アンディらプロボクサーをマネージメントしている)と一緒にやって行くことが本当に大きいです。

2023年まで沖縄の企業様の協力を頂いていましたが、去年の夏ごろからセカンドキャリアから声を掛けてもらって。色々と話をするなかで2024年から一緒にやって行くことが決まりました。「平良達郎をUFCチャンピオンにするためなら、何でもサポートをする」と言って頂けています。

今回のデンバーでの最終調整に関しても岡田遼、そして食事面のサポートをしてもらうために達郎のお母さんにも同行してもらったんですが、渡航及び滞在に必要な費用を全てセカンドキャリアが用意してくれました。「何不自由することなく平良達郎が勝てるベストの状況を整えて欲しい」ということで、最終合宿が実現できました。セカンドキャリアさんと一緒にやって行けていることは、本当に大きいです。

平良達郎の練習、睡眠、食事だけを考えることに集中して欲しいと、SNSやYouTube、テレビなど露出する必要もない。とにかく試合前は練習と体調管理に集中できています。

──プロとは?という部分で強調される露出と話題創り、ここを考える必要がないということですね。

松根 ハイ。オフの時に、自分でやりたいことがあればやってください──というスタンスなんです。これ以上ない、マネージメント会社とチームが組めたと思います。同時に長い歴史を誇るボクシング業界から、日本のMMAが少しでも認めてもらえたのかと。その最初の一例を平良達郎で創ることができました。後に続く選手たちに良い背中を見せることができています。

先ほど仰っていただいた打撃、テイクダウン、寝技のつなぎができていることに踏まえて、プライベートの部分もUFCチャンピオンになる環境が整ってきていると実感しています。

──松根さんの言葉も本当に力がこもっていますね。

松根 MMAで頑張る。達郎は今、MMA以外に興味がない人間になっていますね。

平良 僕はだらしないんで、SNSとかやると失言しそうで怖くて。

──炎上ビジネスとは真逆の人間性。ホッとします。UFCでも沖縄で煽りVが撮られるまでの位置にきた。それでいて、修斗で2回戦を戦っていた時のような純朴さが残っている。

平良 その辺りは変わらないです(笑)。というよりも、変われないです。

「達郎はデビュー2戦目で、オタツロックを使っているんですよ」(松根)

──一方で、平良選手のMMAは進化し続けている。前回の試合で話題になったオタツロックですが、着目するようになったのは、どのようなことからだったのでしょうか。

平良 和田選手が使っていることでオタツロックという技があるのを知って、修斗の頃からチョコチョコ使っていました。今ではオタツロックを意識しているというよりも、流れのなかでバックを取れば自然に出るようになっています。流れの中で使う技ですね。そこに関しても和田選手から、勉強をさせてもらえました。

僕はアマ修斗から修斗をやってきて、修斗しか知らなかったんです。そのなかでDEEPのフライ級チャンピオンだった和田選手の試合を視た時に、『全てがしっかりしている選手だ』と思ったんです。MMAとして全ての要素を混ぜて戦っていて、柔軟性がある。パンチも強くて、カーフキックも強い。和田選手の戦い方も好きで、注目して視ていました。

松根 実は達郎はデビュー2戦目で、オタツロックを使っているんですよ。

──そうだったのですね。自分は初めて撮影をした試合だったからか、両足フックの大翔選手をパウンドしたイメージが強かったです。

松根 両足フックを使う時もありますけど、以前からオタツロックでコントロールをしてきました。沖縄では達郎がオタツロックを使うということで、後に続く選手も多かったです。和田選手とは体形も違いますし、もしかすると独自で進化している部分もあるかもしれないです。

──ペレス戦ではスタンドでオタツロックを取り、すぐに煽りました。ペレスと垂直になるぐらいまで煽って、また背中に戻った。ペレスの軸が強いのもありますが、平良選手の軸とロックの強固さにも驚かされました。

松根 そういう技なんだよな?

平良 ハイ、そうなんです。

松根 日本では和田選手がいてくれて皆が知っていたけど、海外ではアルジャメインが「あの技はなんだ」と騒いでいました。なので、これから世界に広まるでしょうね。達郎もタツなんで、面白いですよね(笑)。

──確かに(笑)。

平良 だから僕のオリジナルではないということは、しっかりと言っていかないといけないと思っています。

松根 達郎のタツでなく、和田竜光選手のタツだと。

「何だかんだとモカエフが勝つ」(平良)

──そこを気にするのも、この師弟ならではです。そして、この勝利でUFCフライ級5位にランクされました。ここでパントージャの名前を出すことも説得力があります。実際問題、実現の可能性はどの程度に感じていますか。

平良 UFCのマッチメイク的に、これで進んでくれるのだったら、もうやれます。そうでないなら、次に誰かと戦ったあとで挑戦したいです。挑戦権を争ううえで一番盛り上がる……自分自身、一番燃えるのはやっぱりムハマド・モカエフとマネル・ケイプの勝った方と戦うことですね。僕自身そうだし、フライ級の流れとしても盛り上がるのではないかと思っています。この試合で勝った選手と試合をする方が僕も燃えますし、そこで勝つと「もう平良しかいないだろう」という空気になるでしょうし。

──7月27日、UFC304で対戦する両者。実はこの取材で、両者の対戦について平良選手の予想を尋ねたいと思っていました。

平良 まぁ……何だかんだとモカエフが勝つとは思うのですが、毎試合危なっかしい試合をしますよね。モカエフにはスパッと極めるイメージはもともとないです。でも1Rでフィニッシュできないと、危ない場面を見ることになるかと。それでもフィニッシュするにしろ、判定になるにしろ、モカエフが勝つと思います。

<この項、続く>

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC ESPN55 アレックス・ペレス アレッシャンドリ・パントージャ マテウス・ニコラウ ムハマド・モカエフ リッキー・シモン

【UFC ESPN55】パワフル&スピーディー=アレックス・ペレスが、2Rにマテウス・ニコラウをKO

<フライ級/5分5R>
アレックス・ペレス(米国)
Def.2R2分16秒by KO
マテウス・ニコラウ(ブラジル)

間合いを測る両者。ペレスが前蹴りを繰り出す。届かない位置でジャブを見せる両者、ペレスがローを蹴る。右ボディと左オーバーハンドのコンビで前に出たペレスが、腹を連続で殴ると最後は右アッパー。ニコラウの左ジャブから、右を伸ばす。ステップインにショートのワンツーを入れたニコラウだが、ペレスは再びボディと顔面のコンビを決め右カーフを蹴る。ペレスのローにニコラウはワンツーをクリーンヒット。ペレスは右カーフを入れる。ニコラウが右ローを蹴り返し、初回が終わった。

2R、ワンツーから右カーフのペレスは、1R同様にボディアッパーとオーバーハンド、そしてアッパーのコンビを繰り出す。続いて右ボディ、左フックを決めたペレスに対し、ニコラウは大きく左に回るとステップインから右をかわされる。ワンツーの左フックを打たれたニコラウが姿勢を乱しい、下がる。そして──ケージに詰まったニコラウに右のダブルから左を見せ、右フックを打ち抜いてKO勝ちを決めた。

「最高の気分だ。皆、デイヴィドソン・フィゲイレド、アレッシャンドリ・パントージャ、ムハマド・モカエフ戦の3連敗のことを口にしていたけど、3週間のキャンプをやり切った。厳しい時をジムで過ごし、コーチと一緒にやってきたから今回の5万ドルを貰えるようなKO勝ちできた。3Rでも5Rも構わない、この僕のスタイルはコリン・オーヤマ・コーチ、柔術コーチのジヴァ・サンタナと創り上げ、ベストトレーニングパートナーのリッキー・シモンがサポートしてくれた。コリンはメンタル面でも支えてくれた」とカムバックを果たしたペレスは話した。


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4.27『UFC on ESPN 55』マネル・ケイプ欠場によりメインイベントがマテウス・ニコラウ vs. アレックス・ペレスに変更

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4.27『UFC Fight Night 243』のメインイベントはマテウス・ニコラウ vs. マネル・ケイプの3年1ヶ月ぶりの再戦(2024年03月08日)

 こちらの続報。


 UFCが4月27日にネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催する『UFC on ESPN 55』のメインイベントで予定されていたマテウス・ニコラウ vs. マネル・ケイプですが、ケイプの欠場より代わりにアレックス・ペレスがニコラウと対戦することを発表。ケイプの欠場理由は不明。それにしてもケイプ、最初には発表されたカード通りになったことの方が少ないですね…。

 ペレスは3月の『UFC Fight Night 238: Rozenstruik vs. Gaziev』でムハマド・モカエフに判定負けして以来の試合で3連敗中。現在UFCフライ級ランキング8位。続きを読む・・・
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【UFN238】モカエフがペレスに苦戦を強いられるも判定勝利。試合後に体調不良を明かす

<フライ級/5分3R>
ムハマド・モカエフ(英国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アレックス・ペレス(米国)

モカエフが左右のロー、ペレスも細かくジャブを返す。モカエフが左ミドル、右アッパーから左、左ミドルを蹴る。ペレスも右のカーフを返すが、モカエフが右ストレートからパンチをまとめる。モカエフがサウスポーにスイッチ。距離が詰まると首相撲からヒザ蹴り、シングルレッグに入ると、ぺレスが切ってニンジャチョークを狙う。ここはモカエフが離れる。

モカエフがジャブを突くと、ペレスが右ストレートを返す。組んだモカエフがバックに回ろうとするが、ペレスもそれを許さない。モカエスが左フックからシングルレッグに入るも、これもペレスは切る。ぺレスは左フックから右ストレート、モカエフはジャブを突くが、ペレスがワンツーと右カーフで前進。

モカエフがシングルレッグに入ってケージに押し込むと、ダブルレッグに切り替えて足を束ねてテイクダウンする。立とうとするペレスのバックに回ると、パンチとヒジを連打する。

2R、前に出るモカエフ。ペレスが右を返すが、すぐにバックに回り込む。ペレスも正対して離れる。ペレスが右カーフ、モカエフに組みつかれてもテイクダウンを許さない。スタンドに戻るとモカエフが右、ペレスが蹴り上げるような顔面前蹴り。これで動きが止まるモカエフだったがシングルレッグに入って、スタンドでバックへ。ぺレスが正対してがぶる。

モカエフはがぶられた状態からペレスの身体を振ってケージに押し込むが、ペレスは離れる。モカエフがジャブから右フック、右アッパー。ぺレスもアッパーを返して打撃の圧力をかける。ケージを背負うモカエフがダブルレッグに入るもぺレスに潰された。

3R、ガードを上げてジャブを突くぺレス。モカエフも右ストレート、ペレスの前進に左のテンカオを狙う。モカエフが組みつくと、ペレスはがぶってコントロール。モカエフはぺレスの脇をくぐるように背中につき、スタンドでバックコントロールすると、後方にスープレックスで投げる。

ペレスもすぐに立ち上がって正対。モカエフはジャブ、ペレスの右ストレートに合わせてシングルレッグで組む。これを切ってがぶるペレス。モカエフは腰を上げて離れ、右ボディと右ストレート、ジャブと左ミドル。ぺレスの右ストレートに合わせて組むが、ペレスはがぶる。

モカエフは腰を上げて離れ、もう一度組みつく。ここもテイクダウンはできず、離れてワンツー、続くシングルレッグも切られる。立ったモカエフが右ストレートと左フック、ペレスがパンチで前に出ると自ら座り込む。そこにぺレスは右アッパーを連打。何とか組みついたモカエフは最後の力を振り絞ってペレスのバックへ回った。

テイクダウンを切られる時間も多かったモカエフだったが判定3-0で勝利。「正直にいうと今朝から、病気になり酷い体調だったけど、僕は世界のベストだ。6勝0敗、4つのフィニッシュ。僕はベルトに挑戦する準備ができている」とコメントした。


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