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MMA MMAPLANET o UFN203 キック サビーナ・マゾ ミランダ・マーヴェリック

【UFN203】身長差10センチもマーヴェリックがマゾを打撃でコントロールしRNCでフィニッシュ

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック(米国)
Def.2R2分15秒 by RNC
サビーナ・マゾ(コロンビア)

身長で10センチ上回るサウスポーのマーヴェリックが前に出てパンチから左ミドル。マゾもプレッシャーをかけて相手をケージに追い込む。左ストレートを返すマーヴェリック。時おり一気に距離を詰めて左ストレートを当てる。リーチで勝るマゾに対し、マーヴェリックが左右のロー、左ストレートで散らしてからニータップでテイクダウンを奪った。マゾは下から相手を抱え、マーヴェリックの左腕を取って腕十字を狙う。これを凌いだマーヴェリックはトップをキープ。一度ガードの中から立ち上がるが、マゾも同じく立ち上がる。

スクランブルからケージ際の攻防で両ワキを差し上げられたマーヴェリックだが、オーバーフックを取ってグラウンドに持ち込んだ。マゾは反転してケージキック、そしてスクランブルに持ち込むが、マーヴェリックが組み勝ちボディロックから再びテイクダウンした。ハーフガードを取るマゾがフルガードに戻す。パンチを上下に打ち分けるマーヴェリック。トップをキープして初回を終えた。

2R、マーヴェリックが左ハイからローへつなげる。距離を詰めてくるマゾに左のダブルを当てたマーヴェリックは、ケージを背負いながらも、さらに左を当てる。時おり仕掛けてくるテイクダウンはスプロールするマゾ、マーヴェリックはパンチとハイで切り崩していく。伸びるマゾの右ストレートをバックステップでかわしたマーヴェリックは、右足へのシングルレッグで尻もちを着かせた直後、バックに回ってRNCでタップを奪った。


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MMA UFC UFC269   アマンダ・ヌネス アレックス・ペレス カイ・カラフランス サンチアゴ・ポンジニビョ シャーウス・オリヴェイラ ショーン・オマリー ジュリアナ・ペニャ ジリアン・ロバートソン タイ・ツイバサ ダスティン・ポイエー ダン・イゲ デリック・ミナー ドミニク・クルーズ パウリアン・パイヴァ ペドロ・ムニョス ミランダ・マーヴェリック ライアン・ホール ランディ・コスタ

【UFC269】計量終了 王者オリヴェイラ「神は僕とある」×ポイエー「大勝負だ」。ペレスは4戦連続中止

【写真】どちらかといえば王者がクールで、エキサイトしているのは挑戦者だった(C)Zuffa/UFC

11日(土・現地時間)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC269「Oliveira vs Poirier」の計量が、10日(金・同)に行われた。

2021年最後のPPV大会のメインはUFC世界ライト級選手権試合=王者シャーウス・オリヴェイラ×挑戦者ダスティン・ポイエーだ。

先に登場したポイエーはスケールの上でベルトを巻くというポーズ。続いてサングラス姿で体重計に乗った王者オリヴェイラはシャウトし、思わずダナ・ホワイトが割って入るほどの勢いでポイエーに詰め寄る。

それでも冷静な表情だったオリヴェイラに対し、かなり興奮し鼻息も荒くなっていたポイエーは「大勝負だ。もう一度、皆の前に頂点に立つためにやってきた。もうミスはしない。レッツゴー」と叫び、両手を高々と掲げた。

対照的に落ち着いたままのオリヴェイラは「何千という見方が彼にいても、神は僕とある。やってやるよ」と話した。


コメインはアマンダ・ヌネスとジュリアナ・ペニャがUFC世界女子バンタム級王座を賭けて戦う。

まず「素晴らしい機会をえることができ、ここにいる皆に感謝している。すごくワクワクしているし、準備は十分。明日はファイアーワークスになる」という言葉を噛んだペニャは笑顔を見せた。

対して養女を抱いてインタビューを受けたヌネスは「皆と今夜会えて、すごくハッピーよ。彼女はライオンハートをまだ正面切って体感したことがないの。ベルトはどこにも行かないわ。皆ぁ、明日ね」といつも通りの意気揚々ぶりだった。

フライ級初戦でカイ・カラフランスと相対するコディ・ガーブラントはセレモニアル計量ということもあり、しっかりとリカバリーの後も見え、問題なく本来のパフォーマンスを期待できそうだ。そのカーブラント、カラフランスの首を掻っ切ってやるポーズに、思わず浮かべた笑みが非常に頼もしく見えた。

胸のタトゥーと同じカラーに髪の毛を染めたショーン・オマリーは、パウリアン・パイヴァとのフェイスオフでヌッと顔を前に出し、威圧感十分。パイヴァも笑顔で流す余裕の表情だった。

髭を蓄えたドミニク・クルーズは、笑顔で登壇したペドロ・ムニョスを相手に非常に厳しい表情を浮かべ、しっかりと握手して別れた。またアレックス・ペレスと対戦予定だったマット・シュネルが体調不良でドクターストップに。残念ながら両者の対戦は3度目も実現せず、ペレスは4試合連続でファイトの機会を失うことになってしまった。

■視聴方法(予定)
12月12日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
正午~PPV
正午~WOWOWライブ

■UFC269計量結果

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者] シャーウス・オリヴェイラ: 155ポンド(70.31キロ)
[挑戦者]ダスティン・ポイエー: 154.5ポンド(70.08キロ)

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] アマンダ・ヌネス: 134.5ポンド(61.0キロ)
[挑戦者] ジュリアナ・ペニャ: 135ポンド(61.24キロ)

<ウェルター級/5分5R>
ジェフ・ニール: 170.5ポンド(77.34キロ)
サンチアゴ・ポンジニビョ: 169.5ポンド(76.88キロ)

<フライ級/5分3R>
カイ・カラフランス(ニュージーランド)
コディ・ガーブラント(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー: 135.5ポンド(61.46キロ)
パウリアン・パイヴァ: 135.5ポンド(61.46キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・エメット: 145.5ポンド(66.0キロ)
ダン・イゲ: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ペドロ・ムニョス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ドミニク・クルーズ: 135ポンド(61.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アウグスト・サカイ: 263.5ポンド(119.52キロ)
タイ・ツイバサ: 264 ポンド(119.74キロ)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ: 186ポンド(84.37キロ)
ジョーダン・ライト: 186ポンド(84.37キロ)

<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ムニス: 185.5ポンド(84.14キロ)
エリク・アンダース: 185.5ポンド(84.14キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エリン・ブランクフィールド: 125.5ポンド(56.92キロ)
ミランダ・マーヴェリック: 125ポンド(56.7キロ)

<フライ級/5分3R>
アレックス・ペレス: 125.25ポンド(56.81キロ)
マット・シュネル: 126ポンド(57.15キロ)

<フェザー級/5分3R>
ライアン・ホール: 145.5ポンド(66.0キロ)
デリック・ミナー: 146ポンド(66.22キロ)

<バンタム級/5分3R>
ランディ・コスタ: 136ポンド(61.69キロ)
トニー・ケリー: 134.5ポンド(61.0キロ)

<女子フライ級/5分3R>
プリシーラ・カショエイラ: 129ポンド(58.51キロ)
ジリアン・ロバートソン: 125ポンド(56.7キロ)

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MMA UFC   ジリアン・ロバートソン ミランダ・マーヴェリック メイシー・バーバー

12.11『UFC 269』でメイシー・バーバー vs. モンタナ・デ・ラ・ロサ、ジリアン・ロバートソン vs. プリシラ・カショエイラ

『UFC 265』で延期となっていたアマンダ・ヌネス vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級タイトルマッチが12.11『UFC 269』で仕切り直し戦(2021年08月31日)

 こちらの続報。


 UFCが12月11日に開催する『UFC 269』でメイシー・バーバー vs. モンタナ・デ・ラ・ロサの女子フライ級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 バーバーは『UFC on ESPN 27: Sandhagen vs. Dillashaw』でミランダ・マーヴェリックに判定勝ちして以来の試合。

 デ・ラ・ロサは『UFC Fight Night 189: Rozenstruik vs. Sakai』でアリアネ・リプスキに2R TKO勝ちして以来の試合。

Gillian Robertson treft Priscila Cachoeira tijdens UFC 269 op 11 december(MMA DNA)

 同じく『UFC 269』でジリアン・ロバートソン vs. プリシラ・カショエイラの女子フライ級マッチが行われることをMMA DNAが確認したとのこと。

 ロバートソンは『UFC 260: Miocic vs. Ngannou 2』でミランダ・マーヴェリックに判定負けして以来の試合で現在2連敗中。

 カショエイラは『UFC 262: Oliveira vs. Chandler』でジーナ・マザニーに2R TKO勝ちして以来の試合で現在2連勝中。続きを読む・・・
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MMA UFC UFC ESPN27   キック ミランダ・マーヴェリック メイシー・バーバー

【UFC ESPN27】超接戦、決め手はなかったがバーバーがマーヴェリックをスプリットで破る

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
ミランダ・マーヴェリック(米国)

サウスポーのマーヴェリックの周囲を左右に回るバーバーが、左を伸ばす。マーヴェリックも右ジャブを伸ばし、左ハイへ。ブロックしたバーバーは左オーバーハンドを空振りする。サークリングを続けるバーバーのワンツーをバックステップでマーヴェリックが外す。互いに相手の踏み込みに距離を取るなかで、バーバーはマーヴェリックの左の蹴りに右を合わせていく。

その左ミドルを入れたマーヴェリックが、ワンツーに左をカウンターで放つ。スイッチを見せたバーバーは、オーソに戻すもジャブから左ハイを受けそうになる。左から前に出たマーヴェリックに、左を当てたバーバーが踏み込みに右を合わせる。マーヴェリックは蹴りで前に出てパンチに繋げようとし、バーバーが距離を取ったところで初回が終わった。

2R、上体を振ってジャブ、サイドキックを伸ばすマーヴェリックのワンツーに対し、バーバーが距離を取る。右ミドルをバーバーが入れ、右を伸ばす。マーヴェリックは右ロー、バーバーはスイッチしてからの左オーバーハンドも距離が合わない。続く左ジャブを当てたバーバーは、マーヴェリックに左ワキを差されてケージに押し込まれる。ボディロックに取ったマーヴェリックだったが、自ら離れる。直後に左を当てたバーバーが、逆に組んでボディロックテイクダウンへ。腹ばいになるがウィザーで耐えた立ち上がったマーヴェリックは、ケージに押し込まれても左腕を差して小外掛けを耐える。

バーバーはワキを潜ってバックに回り、胸を合わせてきたところでパンチを顔面に入れる。残り90秒、両者は距離を取り直す。バーバーの前進に左を当てたマーヴェリックだが、バーバーも右を返す、直後に左にダブルレッグを合わせたマーヴェリックは、スクランブルでバックに乗り両足をフックする。そのままグラウンドに持ち込んだマーヴェリックが、バーバーの背中を伸ばしつつパンチを連打した。

最終回、左を当て、左ローを蹴ったマーヴェリック。バーバーは右ロー、組んでエルボーを入れる。続いて右を当てたバーバーに対し、マーヴェリックはやや疲れてきたか。バーバーのステップインにミドルを合わせたマーヴェリックだが、接近戦ではエルボーを被弾するなど、勢いは明らかに対戦相手にある。と、右を当てて組みついたバーバーは、テイクダウンを決める。立ち上がったマーヴェリックだが、右を被弾してしまう。

バーバーは離れて、再びパンチを纏めて組みつく。ケージに押し込まれウィザーのマーヴェリックは、腕を差し替えるバーバーのテイクダウン狙いを耐え続ける。残り30秒、エルボーを入れて離れたバーバーが前に出るが、クリーンヒットはなく右を差して組んだところで時間となった。

最終回はバーバー、2Rは終盤のテイクダウンからバック奪取でマーヴェリックか。初回も非常に微妙だった試合はスプリットに割れ、バーバーが辛勝した。3連敗を逃れたバーバーは、感極まった表情を見せ「最後は大きな一発が必要だった。私の方が絶対的にスピードはあったけど……。次? ジェシカ・アイと8位の座を賭けて戦いたい」と話した。


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【UFC ESPN27】「本当のメイシー・バーバーが帰ってきた」。マーヴェリックと対戦─メイシー・バーバー

【写真】23歳、8勝2敗のメイシー・バーバーが24歳、9勝2敗のミランダ・マーヴェリックと対戦。2人も肩回りと僧帽筋がとてつもなく発達している (C)Zuffa/UFC

24日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで行われるUFC on ESPN27「Sandhagen vs Dillashaw」で、メイシー・バーバーが復活を賭して、ミランダ・マーヴェリックと相対する。

LFAでのプロMMAデビュー以来、アグレッシブかつウェルラウンダーぶりを見せつけたバーバーは、5戦目のコンテンダーシリーズを経て、6戦目でUFCデビューを果たした。オクタゴンでも3試合連続フィニッシュと飛ぶ鳥を落とす勢いだった彼女だが、2020年1月のロクダン・モダフェリ戦でプロ初黒星、ヒザの負傷もあり1年のレイオフを経験する。

復活を賭した今年の2月のアレクサ・グラッソ戦でも、試合勘の鈍りからが、ヒザの手術が影響したのか、以前の勢いの良さは見られず判定負けを喫した。

初めて壁にぶつかったバーバー。この間にUFCと契約して2連勝中のマーヴェリックとの試合を控えた彼女を初インタビューした。プレッシャーの欠片も感じられない、明るい言葉に終始したメイシー・バーバー、完全復活なるか。


──ミランダ・マーヴェリックと土曜日の夜に戦います(※取材は現地の21日に行われた)。今の調子はいかがですか。

「絶好調よ。スーパーエキサイティング。しっかりと練習してきたし、もう準備はできているわ」

──デビューから8連勝と負け知らずだったメイシーですが、2020年1月ロクサン・モダフェリ戦で敗れ、ACLを負傷しました。そして今年の2月の再起戦でアレクサ・グラッソに敗れ現在2連敗中です。

「最初の敗戦はヒザを捻って、どうしようもなかった。もちろん、初めて負けて精神的にもハードだったし。そこからパンデミックも起こって、また負けて……。でも、この半年間は以前のように練習できるようになったし、この間に私がどう過ごしてきたかをミランダとの試合で見せつけるつもりよ」

──敗北を知り、そこから立ち上がった者が本物のファイターになるという見方もあります。

「その通りね。私にとって貴重な経験になったし、やっぱり無敗でいるって気付かないうちにプレッシャーになっていたって分かったの。また、やり直しだけど楽しみにしているわ」

──ACLの負傷から手術を行い、不安はないですか。

「ヒザは全く問題ないわ。今も、この試合に向けての調整期間も一切気にすることもなかったし。手術前と今の違いは、チョットした時にヒザの回りの皮膚感覚が違うぐらいで。ホント、それ以外は何も変わったところがないから気にならないのよ。痛みでもないし、変な感じってぐらいね(笑)」

──ヒザの影響でファイティング・スタイルが変わることもなかったですか。

「ノー、全くないわ。カムバックしてからも、以前と同じように戦えているわ。ヒザを負傷したことで、変わったのはファイトスタイルよりも気持ちの面ね。以前より、もっと集中するようになったと思う。

今からすると、私はちょっとイージーにトップランクのファイターになってしまっていたみたいで。色々な人が私のことを知って、なんかアイドル的に見られることもあった。自分が自分でないような立場になっていたのよ。

このスポーツのトップで戦うには、フィジカルでもメンタル揃って問題ない状態でないと。今、メンタル的には以前と比較して落ち着いているし、ポジティブよ。凄く穏やかでハッピーだから」

──精神面に関しては、パンデミックという厳しい時を過ごし、米国ではようやく社会がオープンになったことも影響していないですか。

「確かにそれもあるかもね。パンデミックが起こり、ロックダウンになった時は、私もヒザの負傷があったからこそ、家に閉じこもっていることに我慢できていたかな。

でもカリフォルニアでも、徐々に制約が解かれていて、かなりオープンになったし。今回のキャンプは前回の試合の時と違って、パンデミック以前と変わりなくチーム・アルファメールでトレーニングすることができたわ」

──チーム・アルファメールには3人の日本人ファイターが練習していますね。

「テル(石原夜叉坊)も今週末に試合があるわよね。テル、ナミキ(川原波輝)、それと……もう1人……」

──田中路教選手ですね。

「そうね、イエス。きっとそう。アハハハハ。1人だけ分からないなんて問題だから、イエスよ。困らせないでよ(笑)」

──申し訳ありません。今回は同世代のミランダ・マーヴェリックとの試合です。彼女が女子ストロー級で13位、メイシーが14位です。

「ぶっ飛ばすわよ(笑)。そして、私のポジションを取り戻す。アハハハ。まぁ彼女はINVICTA FC上がりでタフよね」

──打撃ではメイシーかと思いますが、テイクダウンが加わると彼女の打撃も相当に有効に感じます。

「う~ん、そのコンビネーションを出させないだけの経験が私にはあると思っているわ。私の方がハイレベルだと、ケージで証明してみせるから。

本当の意味で、メイシー・バーバーが戻ってきた──そういう試合をするから。もう過去2試合のことは過ぎたこと。本当のメイシー・バーバーが戻ってきた……リアルなザ・フューチャーがね。ヘルシーでハッピーなメイシー・バーバーが、ミランダ・メーヴェリックを支配するの。

だから日本のUFCファンの皆も、ザ・フューチャーを応援してね」

■視聴方法(予定)
7月25日(日・日本時間)
午前5時00分~UFC FIGHT PASS

■UFC ESPN27対戦カード

<バンタム級/5分5R>
コリー・サンドハーゲン(米国)
TJ・ディラショー(米国)

<バンタム級/5分3R>
カイル・フィリップス(米国)
パウリアン・パイヴァ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
デリック・マイナー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
ミランダ・マーヴェリック(米国)

<バンタム級/5分3R>
エイドリアン・ヤネス(米国)
ランディ・コスタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
プナヘラ・ソリアーノ(米国)
ブレンダン・アレン(米国)

<ミドル級/5分3R>
イアン・ハイニッチ(米国)
ナソーディン・イマボフ(フランス)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガル(米国)
ジョーダン・ウィリアムス(米国)

<バンタム級/5分3R>
フリオ・アルセ(米国)
アンドレ・イーウェル(米国)

<女子フライ級/5分3R>
シジャラー・ユーバンクス(ブラジル)
エリース・リード(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ディアナ・ベルビシャ(ルーマニア)
ハンナ・ゴールディ(米国)

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Report UFC UFC260 ジリアン・ロバートソン ブログ ミランダ・マーヴェリック

【UFC260】ミランダ・マーヴェリックがしっかりと攻めのポイントメイクで、ロバートソンに快勝

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

サウスポーのマーヴェリックに右の蹴りを繰り出すロバートソンが、右ミドルを入れる。直後に右ローを蹴り返したーヴェリックが左フックで前に出ていく。その左から右ストレート、アッパーとコンビネーションを見せるーヴェリックが、真っすぐ踏み込みワンツーをヒットさせる。圧力を高めるマーヴェリックが左フック、ロバートソンは回りながら対応するが自分の距離で戦えていない。

マーヴェリックは右アッパーと左フックのコンビネーションを決める。ローに右を合わせたロバートソンは、続くローをキャッチされてテイクダウンを許す。マーヴェリックはハーフで抑えるも、右を差したロバートソンがすぐにスタンドへ。ここでもパンチから右ミドルを入れたマーヴェリックは、リズムを崩さず左を当てて前に出ていく。と、左ストレートを伸ばしてダブルレッグをマーヴェリックが決め、ロバートソンが蹴り上げから立ち上がったところで初回が終わった。

2R、序盤の打撃の交換で蹴りも交えリードしたマーヴェリックが右フックに続き左ストレートをヒット。スーパーマンパンチに組みついたロバートソンがバックに回ってグラウンドへ。サイドを取られたマーヴェリックは、ハーフに戻しギロチン。頭を抜いたロバートソンがマウントを狙うと足を跳ね上げたマーヴェリックが、スクランブルを狙う。

トップ&バックをキープしたロバートソンは、ワンフックで立ち上がられるとすぐにワキを潜ってバックに回り寝技に持ち込み、そのまま上四方を取る。ワキをすくい、バックに回ったロバートソンは足をフックする前にRNCクラッチへ。腰を前方にずらし、正対したマーヴェリックが立ち上がる。残り30秒、ポイントを挽回したいマーヴェリックがヒザ蹴りからパンチを連続で入れる。ダブルレッグは切ったロバートソン、ドミネイトした時間と終盤のインパクト、ジャッジはどちらを取るだろうか。

最終回、左ハイをガードの上から蹴ったマーヴェリックが、パンチを纏める。ケージを背負ったロバートソンに、声を挙げてパンチを放つマーヴェリックは、シングルを切る。続くダブルをスプロールしてバックに回ったマーヴェリックは両足をフック、絞めからマウントへ移行すると、ハーフに戻しシングルを狙うロバートソンにパンチを続ける。

体が伸びてしまったロバートソンは、足をリリースし亀から引き込み直す。マーヴェリックのパンチにも腰を切ったロバートソンは腕十字へ。ヒジを抜かれそうになり、フラワースイープ気味に揺さぶったロバートソンに対し、マーヴェリックはトップをキープし胸を合わせにいく。ここでロバートソンの反応はさらに先にいきバックへ回る。

しかしロバートソンは前方に落とされディープハーフを潰され、パウンドを被弾する。マーヴェリックは、スタンドに戻りシングルレッグを決める。シッティングからの仕掛けを封じ、パウンドを入れたマーヴェリックが3Rに渡り攻める──マネージメント力を見せ、3-0の判定勝ちを手にした。


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Report UFC UFC254 ブログ ミランダ・マーヴェリック リアナ・ジョフア

【UFC254】テイクダウン封印のマーヴェリックが、縦ヒジでジョフアの鼻を切り裂きTKO勝ち

<女子フライ級/5分3R>
ミランダ・マーヴェリック(米国)
Def.1R5分00秒by TKO
リアナ・ジョフア(ジョージア)

サウスポーのマーヴェリックが左フック、左ミドルを入れ、ジョフアが右ストレートを返す。スーパーマンパンチのワンツーで、ツーの左を当てたマーヴェリックがボクシングマッチでジョフアの右を受けながらも、左ハイから左ストレートというコンビネーションを見せる。ローに右をカウンターで合わせたジョフアも続いて右フックをヒットさせる。

マーヴェリックは左ハイを蹴った直後に、左ボディストレートを入れ、左エルボー2発入れる。左ハイ&右ストレートのコンビ、サイドキックを蹴ってサークリングを駆使するマーヴェリックは得意のテイクダウンを見せずに打撃戦を続け、左の縦ヒジでジョフアの鼻をカットさせる。左ミドルハイを続けたマーヴェリックが、鼻の頭から流血するジョフアをリードした。

インターバル中にドクターチェックが入り、「ノー、ノー、ノー、プリーズ」というジョフアの哀願も叶わず、試合続行不可能と判断された。「もっと色々と見せたかった。3Rかけて、グラウンドの打撃でフィニッシュしたかったの。私はどんな状況でも戦えるけど、その機会がなかった」とまくし立てた勝者は、家族への感謝の言葉を述べると感極まって言葉を詰まらせた。


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