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【GLORY×RISE】GLORY王者ペットパノムルンがトリンダーデを下してトーナメント制覇!65kg最強を証明

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 決勝/3分3R+ExR>
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)

サウスポーのペットパノムルンがじりじりと前に出てインロー。トリンダーデは距離を取りながら右ミドル、ペットパノムルンのインローに右ストレートを合わせてハイキックにつなげる。ペットパノムルンはペースを変えずに前に出てインロー、右フックから左ミドルにつなげる。トリンダーデも右を強振するが当たらない。

ペットパノムルンはトリンダーデの右ヒザ蹴りをブロックして左ストレート、トリンダーデの左フックをかわして左ローを蹴る。トリンダーデもペットパノムルンの前進に合わせて右フックを狙う。ペットパノムルンはインロー、ミゲールはパンチから右ミドル。ペットパノムルンはトリンダーデの左フックをかわして組んでヒザ蹴りを入れる。

2R、トリンダーデがスピニングバックキック。ペットパノムルンは空振りさせて押し倒す。トリンダーデが左ボディを打っても。ペットパノムルンは微動だにせず前に出る。ペットパノムルンが圧力をかけてインローと左ミドル、右の前蹴り、組むとヒザ蹴りを突き差す。

ペットパノムルンはガードを上げてインロー、組むとすぐにヒザ蹴り。ここでトリンダーデが足をかけてペットパノムルンを倒してしまい注意される。ペットパノムルンは左ミドル、トリンダーデのパンチに右の前蹴りを合わせて前に出させない。トリンダーデがパンチとハイキックを蹴るが、ペットパノムルンはそれをスウェーでかわす。

3R、トリンダーデが右ハイ。ペットパノムルンはインローをカーフ気味に蹴って、そこから強烈な左ミドルにつなげる。トリンダーデは右ストレートや左フックを振るが、ペットパノムルンはブロックが固く首相撲や前蹴りで追撃を許さない。距離が開くとペットパノムルンは左ミドルと右の前蹴り、これでリズムを作って左ストレートまでつなげる。

残り10秒、左ボディとヒザ蹴りで前に出るトリンダーデだがペットパノムルンは首相撲へ。最後はペットパノムルンが左ミドルを蹴って試合終了となった。GLORY現役王者のペットパノムルンがトーナメントも制覇し、65kg世界最強を証明した。


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45 GLORY GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX MMA MMAPLANET o キック ミゲール・トリンダーデ 原口健飛

【GLORY×RISE】トリンダーデが原口健飛を右フック一撃で粉砕。一回戦唯一のKO勝利で準決勝へ

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 一回戦(4)/3分3R+ExR>
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)
Def.1R2分59秒by KO
原口健飛(日本)

サウスポーの原口がじりじりと前に出てインロー。トリンダーデがアウトローを蹴り返すと、これがローブローとなる。再開後、前に出る原口はトリンダーデの前足にローを集める。トリンダーデはスイッチしての右フック、右ストレートで飛び込む。原口はトリンダーデのステップインに左フックを狙い、左ミドルとインロー。トリンダーデのインローが軽くローブローになる。

原口は左の三日月蹴りをボディに突き刺して、そこから左フックにつなげる。トリンダーデは右で飛び込むが原口はクリーンヒットを許さない。トリンダーデはハイキックからスピニングバックフィスト、原口のインローに右フックで飛び込むと、これが原口の顔面を打ち抜いて原口がそのままバッタリと後方に崩れ落ちる。何とか立ち上がろうとする原口だったが、足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。


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45 AB ABEMA GLORY GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX MMA MMAPLANET o RISE WORLD SERIES 2024 FINAL   イ・ソンヒョン エイブラハム・ヴィダレス チャド・コリンズ ベルジャン・ぺポシ ペットパノムルン・キャットムーカオ ミゲール・トリンダーデ 原口健飛 白鳥大珠 那須川龍心 鈴木真 麻火佑太郎

【GLORY×RISE】展望 65kg世界Tの鍵を握るのは、攻めも守りも”硬い”ベルジャン・ぺポシ

【写真】ぺポシはGLORYフェザー級4位、ミゲール・トリンダーデに勝利した実績が光る(C)GLORY

明日21日(土)千葉県千葉市の幕張メッセイベントホールにて行われるRISE WORLD SERIES 2024 FINAL。この大会ではGLORY協力のもと、RISE・GLORY両団体から選手が出場する65kg以下・8名参加のワンデートーナメント=GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXが開催される。
text by Takumi Nakamura

RISEとGLORYは2022年1月に提携を正式発表。この2年間で選手の行き来やRISEでの対抗戦が行われてきたが、いよいよ今大会ではGLORYが各階級で実施している8選手参加のワンデートーナメントをGLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXとして、日本で開催する運びとなった。

トーナメントはGLORYのFEATHER WEIGHT=65kg(※RISEではスーパーライト級)で行われ、GLORYから4選手・RISEから4選手が参戦。両団体のチャンピオンとトップランカーがずらりと並んだ実力伯仲のワンデートーナメントとなり、公開抽選では以下の組み合わせが決まっている。


一回戦(1):白鳥大珠×ペットパノムルン・キャットムーカオ
一回戦(2):イ・ソンヒョン×ベルジャン・ぺポシ
一回戦(3):チャド・コリンズ×エイブラハム・ヴィダレス
一回戦(4):原口健飛×ミゲール・トリンダーデ

準決勝(1):一回戦(1)勝者×一回戦(2)勝者
準決勝(2):一回戦(3)勝者×一回戦(4)勝者

決勝:準決勝(1)勝者×準決勝(2)勝者

出場8選手のなかでMMAPLANETではGLORYフェザー級4位、初来日のベルジャン・ぺポシに注目したい。ぺポシはアルバニア出身、ベルギー在住の23歳。アマチュアムエタイの大会=IFMAでは2019年の世界選手権で23歳以下・63.5kg以下のカテゴリーでメダルを獲得すると、ベルギー、オランダ、フランスの大会で実績を積んで、2023年2月にGLORYデビューを果たした。

GLORY参戦当初は黒星が先行していたが、練習環境を現在所属するValon Gymに変えて以降は5連勝と勢いに乗り、GLORYフェザー級のランキング入りと今回のトーナメント出場のチャンスを得た。

ぺポシの武器は前に出る圧力と硬さを感じさせるゴツゴツとしたパンチだ。一撃で相手を仕留めるシャープさはないが体の頑丈さと確実に相手にダメージを蓄積させるスタイルで勝利を掴んできた。

特に今回のトーナメントで優勝候補の一角にも挙げられるミゲール・トリンダーデとの一戦では1Rに左ボディで先制のダウンを奪うと、2Rに右ストレートでダウンを奪い返されながら、最後はトリンダーデを押し切って判定勝利を収めている。

またRISE伊藤隆代表は「試合や体つきを見ているとぺポシは骨が硬そうなんです。ああいうタイプは拳や脛が硬くて、ガード越しに攻撃を受けても他の選手とは衝撃が違う。またぺポシのようなタイプは蹴った方が蹴った足を痛めてしまう」とぺポシの身体的な特徴が対戦相手にとっては厄介な部分だと分析している。

1日3試合を戦うワンデートーナメントは、どんな試合内容で勝ち上がっていくかが大きなポイントになる。相手に削り勝つファイトスタイル且つ、体の硬さで攻撃を受けても相手にダメージを蓄積させるぺポシは、ワンデートーナメントでの対戦は絶対に避けたいタイプだ。しかも組み合わせ的には、GLORY王者ペットパノムルンと同じブロックに入っており、ペットパノムルンとぺポシが一回戦をクリアすれば、準決勝での削り合いも予想される。

ぺポシ自身はもちろん、ぺポシの勝ち上がりがどうトーナメントの優勝争いに影響するか。そこを一つのキーポイントとして明日のワンデートーナメントを注視したい。

■RISE WORLD SERIES 2024 FINAL視聴方法(予定)
12月21日(土)
正午12時30分~ABEMA

■RISE WORLD SERIES 2024 FINAL対戦カード

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 決勝/3分3R+ExR>
準決勝(1)勝者
準決勝(2)勝者

<RISEウェルター級(※67.5キロ)王座決定戦/3分5R+無制限ExR>
實方拓海(日本)
宇佐美 秀 メイソン(カナダ)

<スーパーフライ級(※53キロ)/3分3R+ExR>
那須川龍心(日本)
ペットマイ・MC.スーパーレックムエタイ(タイ)

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 準決勝(2)/3分3R+ExR>
一回戦(3)勝者
一回戦(4)勝者

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 準決勝(1)/3分3R+ExR>
一回戦(1)勝者
一回戦(2)勝者

<スーパーフライ級(※53キロ)/3分3R+ExR>
大﨑一貴(日本)
アルベルト・カンポス(スペイン)

<61.5キロ契約/3分3R+ExR>
チャンヒョン・リー(韓国)
パヌワット・TGT(タイ)

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 一回戦(4)/3分3R+ExR>
原口健飛(日本)
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 一回戦(3)/3分3R+ExR>
チャド・コリンズ(豪州)
エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ)

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 一回戦(2)/3分3R+ExR>
イ・ソンヒョン(韓国)
ベルジャン・ぺポシ(アルバニア)

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX 一回戦(1)/3分3R+ExR>
白鳥大珠(日本)
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)

<GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX リザーブマッチ/3分3R+ExR>
麻火佑太郎(日本)
ヤン・カッファ(オランダ)

<56キロ契約/3分3R+ExR>
門口佳佑(日本)
オートー・ノーナクシン(タイ)

<バンタム級(※55キロ)/3分3R+ExR>
鈴木真彦(日本)
ジェイミー・ゲイマン(フィリピン)

<54キロ契約/3分3R+ExR>
松下武蔵(日本)
ジャンジャン・シー・ラバヤン(フィリピン)

<女子フライ級(※52キロ)/3分3R+ExR>
YAYAウィラサクレック(日本)
KOKOZ(日本)

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【GLORY×RISE】12.21幕張で65kgの世界トーナメントを開催!両団体のトップ選手たちが集結

12月21日(土)千葉県千葉市の幕張メッセイベントホールにて行われるRISE WORLD SERIES 2024 FINAL。この大会ではGLORY協力のもと、RISE・GLORY両団体から選手が出場する65kg以下・8名参加のワンデートーナメント=GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXが開催される。
text by Takumi Nakamura

2022年1月にRISEはGLORYとの提携を正式発表。同年8月にGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオがRISEの世界王座を獲得し、12月にはRISEのイベント内でGLORYのRIVALSシリーズとしてRISE×GLORYの対抗戦も行われた。今年に入ってからは7月に原口健飛がオランダに乗り込んでペットパノムルンが保持するGLORY王座に挑戦するなど交流が続いていた。


RISEとGLORYによる取り組みによる一大イベントがGLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIXだ。これはGLORYフェザー級=65kgを対象とした8選手参加のワンデートーナメントで、GLORY・RISEからそれぞれ4選手が出場し、優勝賞金10万ドルと65kg世界最強の座を争う。2024年はRISE・GLORYの両イベント内で出場選手の選考試合が組まれ、9月9日のRISE横浜BUNTAI大会翌日の記者会見にて出場選手8名が正式に発表された。

ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/GLORY)
ミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/GLORY)
エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ/GLORY)
ベルジャン・ぺポシ(アルバニア/GLORY)
チャド・コリンズ(オーストラリア/RISE)
原口健飛(日本/RISE)
イ・ソンヒョン(韓国/RISE)
白鳥大珠(日本/RISE)

GLORYからは世界王者のペットパノムルンを筆頭に、1位・ミゲール、2位・ヴィダレス、4位・ぺポシと上位ランカーがずらり。RISEからも世界王者のコリンズ、日本の2大エース=原口・白鳥、そして査定試合を2連勝したソンヒョンとトップ選手が並んだ。出場選手の出身国を見てもタイ、ポルトガル、メキシコ、アルバニア、オーストラリア、日本、韓国と世界各国・各地域から選手が集まり、まさに世界規模のトーナメント開催となる。

しかもこのトーナメントが面白いのは各選手の過去の対戦成績が複雑に絡み合っていることが興味深い。

〇ペットパノムルン‐原口×(24.7.20)
〇トリンダーデ‐ヴィダレス×(24.7.20)
〇トリンダーデ‐コリンズ×(24.3.17)
〇ソンヒョン‐白鳥(24.3.17)
〇コリンズ‐ペットパノムルン×(23.12.16)
〇ぺポシ‐トリンダーデ×(23.12.23)
〇原口‐ヴィダレス×(23.12.16)
〇ペットパノムルン‐ヴィダレス×(22.10.8)
〇ペットパノムルン‐原口×(22.8.21)
〇ペットパノムルン‐原口×(21.11.14)

会見ではペットパノムルンが「一回戦でミゲール、準決勝でぺポシ、決勝でチャドと戦いたい」、コリンズが「一回戦はヴィダレス、準決勝は原口か白鳥、決勝はペッチ(ペットパノムルン)」、原口が「一回戦でミゲール、決勝はペッチ(ペットパノムルン)」、白鳥が「1回戦はチャドかペッチ、決勝は日本人対決」、ソンヒョンが「ヨーロッパの選手とやりたい」と、それぞれ希望する対戦相手の名前を挙げていた。

トーナメントの組み合わせはこれから発表する予定だが、どの組み合わせになっても見所が多いものになるだろう。RISEとGLORY、日本とヨーロッパの立ち技格闘技イベントが協力して開催する世界トーナメントに注目したい。

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