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『UFC 308: Topuria vs. Holloway』パフォーマンスボーナス




 UFCが『UFC 308: Topuria vs. Holloway』のパフォーマンスボーナスを発表。

▼ファイト・オブ・ザ・ナイト
・マテウス・レベッキ vs. ミクティベク・オロルバイ

▼パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト
・イリア・トプリア、カムザット・チマエフ、シャラ・マゴメドフ


 5選手には各5万ドルのボーナス。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC308 キック マテウス・レンベツキ ミクティベク・オロルバイ

【UFC308】両者が顔を血で染める大流血戦。レンベツキがオロルバイとの激闘にスプリット判定で勝利

<160ポンド契約/5分3R>
マテウス・レンベツキ(ポーランド)
Def.2-1:29-28.28-29.29-28.
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)

サウスポーのレンベツキがジャブから前に出て、ワンツー、左ストレートで飛び込む。オロルバイは右の三日月蹴りを突き刺す。レンベツキはインローを蹴って、左のロングフックを見せる。オロルバイは左のサイドキック、ジャブから右ストレートを当てる。レンベツキが左ストレートを当てると、オロルバイは右ストレートを打ち返す。

レンベツキが左ストレートをボディと顔に打ち分けると、オロルバイは右ハイキック。レンベツキはインロー、オロルバイは左のサイドキックで距離を取る。オロルバイが右ストレートで前に出て右アッパー。これにレンベツキが左フックををかぶせ、オロルバイの顔面を捉える。

レンベツキはオロルバイのテイクダウンを切ると、パンチでプレッシャーをかける。オロルバイは右ヒジを見せるが当たらない。終了間際、オロルバイの右ストレートでレンベツキがバランスを崩すが、これはスリップか。

2R開始前、オロルバイは右目が大きく腫れあがり、ドクターチェックが入るが試合は続行。試合が始まるとオロルバイは右ミドルと右ストレートで前進。テイクダウンは失敗に終わるが、右アッパー、右ヒジ、右ストレートと手数を増やす。レンベツキが組んでバックにつくと、オロルバイは正対してテイクダウンを狙うが、レンベツキは倒れない。

レンベツキが左ストレートと左フック。オロルバイは右ストレートを振って前に出ていくが当たらない。レンベツキはインローと左ストレート、オロルバイはダブルレッグでレンベツキをケージに押し込んでテイクダウンする。

このダブルレッグの際にバッティングがあり、レンベツキは右目尻から流血。レンベツキは背中を見せながら立ち上がる。オロルバイはジャブと右ストレートで前進。レンベツキも右フックと左ストレートで迎え撃つ。オロルバイがジャブをヒットさせて前に出る。

3R、オロルバイは右ストレート、ワンツー、右ボディストレート。ジャブもヒットさせ、レンベツキのインローに右ストレートを合わせる。しかしレンベツキが左ロングフックでダウンを奪うと、亀になるオロルバイに一気にパンチを連打。何とか立ち上がるオロルバイだが、レンベツキがボディロックからテイクダウンして殴り続ける。

ここもオロルバイが必死に立ち上がり、レンベツキをケージに押し込んでテイクダウンを狙うが、この組みの攻防ではレンベツキがグラウンドで上を取る。このままレンベツキが有利に試合を進めるかに思われたが、オロルバイも必死に体を起こしてスクランブルで上のポジションを奪い返す。

必死にパンチを落とし続けるオロルバイ。今度はレンベツキが立ち上がって試合はスタンドに戻る。ここはオロルバイが右ストレートで前に出て試合終了となった。両者顔を血で真っ赤に染めた大流血戦はレンベツキがスプリット判定で勝利した。


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【UFC308 】展望 語学堪能=強さの秘密、王者イリャ・トプリア×拳で語る挑戦者マックス・ホロウェイ

【写真】ホロウェイはテクニックに裏付けされた喧嘩ができる男。王者トプリアはタフな終盤戦に持ち来れ込んだ時、喧嘩ができる気持ちの持ち主なのか(C)Zuffa/UFC

26日(土・現地時間)、アラブ首長国連邦アブダビのエティハド・アリーナにてUFC 308「Topuria vs. Holloway」 が行われる。ロバート・ウィティカーとカムザット・チマエフによるミドル級戦をコメインとする今大会のメインは、無敗の新王者イリャ・トプリアにBMF王者マックス・ホロウェイが挑戦するフェザー級タイトルマッチだ。
Text by Isamu Horiuchi

トプリアは2020年10月に、8戦全勝の戦績をもってUFCデビュー。当時は強力なテイクダウンから肩固め、RNC、ギロチン、ダースといった見事な首技の連携を駆使するハイレベルグラップラーのイメージが強かったが、やがて立ちで距離を詰めてからの強烈かつ正確無比な拳のコンビネーションでKOを量産するようになった。

昨年6月にはランキング5位のジョシュ・エメットと戦い、幾度となくダウンを奪って5R判定で圧勝、今年の2月に絶対王者アレックス・ヴォルカノフスキーに挑戦する機会を得た。2Rに王者の右ジャブをかわしたトプリアは、瞬時に距離を詰めて右ボディから左フック。次の右ストレートは外れたものの、すぐに角度を調整しての右フックが炸裂。パウンドフォーパウンドランキングのトップに君臨し続けていた世界最高峰のMMAストライカーを圧巻のコンビネーションで葬り去り、15戦全勝の戦績で(15歳の頃から住んでいる)スペイン初のUFC王座に輝いた。

対して生粋のハワイアンのホロウェイは、2016年12月にアンソニー・ペティスを倒してフェザー級王座を獲得。4度の防衛を重ねるが、2019年12月にヴォルカノフスキーに5R判定で敗れて王座転落した。

その後ヴォルカノフスキーに2度挑戦するもいずれも5R判定負けを喫し、王座復帰は遠のいたかに見えた。しかし昨年アーノルド・アレンとコリアンゾンビことジョン・チャンソンに完勝して健在を示すと、4月のUFC 300にて一階級上のBMF(Baddest Motherfucker=最高にヤバい奴)王者ジャスティン・ゲイジーに挑んだ。


ホロウェイは1R終盤にバックスピンキックでゲイジーの鼻を破壊すると、その後は打撃戦で終始主導権を握る。そして最終ラウンド残り10秒の時点でオクタゴン中央で床を指差し、俺と打ち合えと咆哮。それに応じたゲイジーが振り回す拳よりも高い回転力でパンチの連打を繰り出し、最後は右フックをスマッシュヒット。残り1秒でゲイジーが前のめりに失神するUFC史上最高のKOシーンをもってBMF王者に輝いた。

間違いなく自分が勝っている試合で、最後の10秒にて階級上の超弩級の強打者と足を止めて殴り合いを挑む──常人にはまったく考えられない、これ以上BMFに相応しい行動は存在しないほどの超BMFぶりを見せつけて会場を熱狂の渦に叩き込んだホロウェイは、その場で「エル・マタドールよ!」とトプリアのニックネームをコールアウトすると「お前はこのブルから逃げている! 145パウンドのベルトを賭けて俺と戦え!」と対戦表明した。

それに応じたトプリアは「ああ、ホロウェイと防衛戦をやろうじゃないか。ただし奴がBMFベルトも掛けた場合のみだ」と発言。しかしその案はUFCから却下されたのか、今回トプリアのフェザー級王座のみが掛かったタイトル戦が実現の運びとなった。

さて今回の試合に先立ち、UFCの企画にてトプリアの住むスペインとホロウェイの住むハワイを二画面で繋いでの同時インタビューが行われている。その際トプリアは、フェザー級ベルトだけでなくBMFベルト(のレプリカ)まで入手して部屋に飾って登場し「マックスは今回このベルトを掛けなかったけど、今回勝てば事実上俺がBMFさ」と不敵に微笑みながら挑発してみせた。

ホロウェイが「お前はそれわざわざ買ったんだろ、俺のファンだからだよな」と聞くと、トプリアは「ああ、正直ファンだったよ。あんたは俺ら新世代にとってのグレイト・イグザンプル(偉大なる模範)だった」とリスペクトを示す。が、その後は薄笑いを浮かべながら

「でも今は俺の時代さ。試合が終わったら、あんたが俺のファンになるだろうよ。そもそもあんたはキャリアで7敗。俺は無敗。戦ったらどうなるかは分かるだろ?」

「あんたが75分間も使ってできなかったこと(=打倒ヴォルカノフスキー)を、俺はたった7分間でやってのけたんだぜ」

「ところで俺は最近老人ホームをオープンしたんだよ。ヴォルクがすでに入居した。あんたにも一部屋用意してあるぜ。試合後すぐに放り込んでやるよ。あ、心配しなくてもいい、料金は一切無料だから」と知的にして絶妙に無礼な挑発を繰り返し、トラッシュトークに興味を示さないホロウェイを苛立たせたのだった。

さらにトプリアはホロウェイのBMF戦に触れて「ありゃすごく退屈だった。エキサイティングだったのは最後の10秒だけだ。戦略もテクニックもまるでない酒場の喧嘩だね。最後の10秒もそうだ。ゼロ・テクニックだ。俺みたいな技術とパワーを持った選手を倒すことはできないな。嘘だと思うなら、あれを俺らの試合の最初の10秒でやってみるってのはどうだい?」と不敵な提案をする。

そこでホロウェイが「そりゃお前にとってはなんとも都合のいい話だな。お前は試合ですぐに疲れちまう(get tired)んだから」と反応すると、トプリアは微笑みを崩さず「ああ、俺は確かにget tiredするよ。相手をKOすることにget tired(=うんざり)しているんだ。だから今回はあんたをサブミットすることにするかな」と言い返した。

第一言語ではない英語でのやりとりにおいて、この見事な切り返しは特筆に値する。実際トプリアはホロウェイに「何を言っているんだ、ちゃんと話せ」と言われた時にも余裕の表情で「おいおい、俺はあんたの言語で話してやっているんだぜ。じゃあスペイン語がジョージア(グルジア)語かロシア語かドイツ語で話そうか」と言うと、おもむろに(おそらくホロウェイには理解できないだろう)流暢なスペイン語を披露し、言語マウントを取ったのだった。

放映後、この両者のディベート対決(?)の勝敗を判定するメディアがいくつかあったが、ほぼ満場一致でトプリアに軍配を挙げていた。もっともホロウェイ自身が相手を言い負かすことに興味を示しておらず、勝敗を付けること自体に無理はある──とは言え、トプリアは母語でない英語を用いて、英語ネイティブのホロウェイを翻弄してみせた。

ジョージア系の両親のもとドイツに生まれジョージア、スペインと移住を繰り返す中で身に付けた多言語能力と知性は「俺は打撃、レスリング、グラップリングと全てにおいてネクストレベルにあるし、パワー、テクニック、ファイトIQとあらゆる面で卓越している」と豪語する新王者の強さの一端なのかもしれない。

閑話休題。

この試合に誰もが期待するのは、卓越した二人のMMAボクサーである両者による最高レベルの打撃戦だ。両者の戦績だけを見ると、本人が挑発的に語っていたように──ホロウェイが3回戦って倒せなかったヴォルカノフスキーをトプリアは2RでKOしており、新王者有利という見方が成り立つ。しかし両者と戦った張本人のヴォルカノフスキーが、この三段論法を否定してホロウェイ有利を予想している。

曰く「イリアには相性が悪い試合だと思うよ。マックスは5Rずっとペースが落ちないから、イリアが勝つには序盤でKOする必要がある。もちろんその力はあるよ。でもマックスはとにかく打たれ強いから、難しいんじゃないかな。テイクダウンディフェンスや立つ力も抜群だから、寝技でマックスをフィニッシュするのも困難だ。

そして、試合が長引くとイリアにはスタミナの問題が生じてくる。序盤はイリアがマックスの打撃をしっかりガードして有利に進めるだろう。でも相手がいつまでも倒れない、テイクダウンできない、自分の呼吸が上がってくる、となると話が変わってくるのさ。中盤以降はマックス有利になるだろうね。僕が思うに、一番可能性が高いのはマックスの判定勝利だ。あるいは4、5ラウンドにマックスが大量のパンチを当ててTKOするかもしれないね」

この前王者の鋭い予想にさらに注目点を付け加えるなら、それはスタンド戦における両者の距離とケージ上の位置取りだ。180センチの長身を誇り、自分のパンチが当たる絶妙の間合いを保つことに長けているホロウェイ。対する王者トプリアは身長173センチ。頭を振りながら間合いを詰め、懐に入り込んでのパンチコンビネーションを決め技とする。果たして自分の得意な距離を作るのはどちらか。

また、ホロウェイは(前回のBMF戦でゲイジーに大ダメージを与えた)バックキック、トプリアは強烈な右カーフを持っている。パンチの間合いの取り合いにおいて、これらの足技を両者がどう用いるかも興味深い。

そしてトプリアの拳が最も威力を発揮するのは──前戦でヴォルカノフスキーを倒した時のように──相手をケージ際に追い詰め、下がるスペースを無くした時であることに留意したい。アーノルド・アレン戦でスイッチや横への動きを巧みに使ってみせたホロウェイを、新王者がいかなるステップで金網を背負わせるのかは、この試合の重要ポイントとなる。

上述のように、トプリアは開始10秒間、ケージ中央での足を止めての殴り合いを提案している。対するホロウェイは「(BMF戦での)あの瞬間は理由があったから成立したんだ。エキサイティングな戦いで俺が勝っていたから、ジャスティンにチャンスを与えた。もともと彼が階級下の僕に戦うチャンスをくれたのだからね」と、理由もなく闇雲に打ち合うことには興味を示さない。

それでも世界最高のMMAボクサー二人によるこの試合が、開始直後からまったく目を離せないものであることに変わりはない。

■視聴方法(予定)
10月26日(土・日本時間)
午後11時00分~UFC FIGHT PASS
10月27日 午前3時~PPV
午後10時 30分~U-NEXT

■ UFC308対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] イリャ・トプリア(スペイン)
[挑戦者] マックス・ホロウェイ(米国)

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
カムザット・チマエフ(スウェーデン)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
アレクサンドル・ラキッチ(オーストリア)

<フェザー級/5分3R>
レローン・マーフィー(英国)
ダン・イゲ(米国)

<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
アルメン・ペトロシアン(アルメニア)

<ライトヘビー級/5分3R>
イボ・アスラン(トルコ)
ハファエル・セルケイラ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ジェフ・ニール(米国)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)
マテウス・レンベツキ(ポーランド)

<ヘビー級/5分3R>
ケネディ・ンゼチェクウ(米国)
クリス・バーネット(米国)

<バンタム級/5分3R>
ファイト・バシャラット(アフガニスタン)
ヴィクトー・ウゴ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ブルーノ・シウバ(ブラジル)
イズミール・ヌルディエフ(オーストリア)

<ウェルター級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
カルロス・レアル(ブラジル)

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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC301 エルヴィス・ブレネウ キック ブログ ミクティベク・オロルバイ

【UFC301】パンチ&TDで優位に立ったオロルバイが粘るブレネウを振り切ってUFC2連勝

<ライト級/5分3R>
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)
Def.3-0:29-27.29-27.29-27
エルヴィス・ブレネウ(ブラジル)

オロルバイが軽快なステップからジャブで前に出る。ブレネウは左右のローを蹴り、左右のフックを見せる。オロルバイは前蹴り、右ストレートからダブルレッグに入ってテイクダウンする。オロルバイは体を起こしてヒジ打ち、立ち上がって強烈なパンチを落とす。

ブレネウもガードポジションからオモプラッタ、オロルバイの足を持って後転するように上のポジションを取り返す。オロルバイも背中を見せつつ立ち上がり、ブレネウはバックへ。オロルバイもシングルレッグのように足を一本持ったまま立ち上がる。

距離が離れるとオロルバイがジャブをボディに振って、ワンツー、右ストレートからダブルレッグに入る。足を抜こうとするブレネウにしつこく組み付いてテイクダウンする。オロルバイはハーフガードでトップキープしてパンチを落とし、ブレネウがガードポジションに戻すと体を起こしてパンチを落とす。

2R、オロルバイが前蹴り、ワンツー。この右でブレネウの動きが止まる。オロルバイはボディにパンチを振ってダブルレッグに入り、殴りながらバックについてテイクダウンする。オロルバイはインサイドガードからヒジを落とし、ここからマウントに移行してパンチとヒジ。ブレネウも何とか動いて立ち上がるが、オロルバイがバックキープしてケージに押し込む。

ブレネウが正対して距離を取る。オロルバイは前蹴りからダブルレッグに入り、ブレネウはケージに体を預けて倒れずに離れる。ブレネウが左ミドルと右カーフを蹴る。オロルバイがジャブから前に出てブレネウの飛びヒザに合わせて組んでバックへ。ブレネウもオロルバイの腕のクラッチを切って離れる。

前に出るオロルバイがボディにパンチを振ってからダブルレッグでテイクダウンする。ここでブレネウがオロルバイの体を後方に返し、グラウンドで上のポジションをとってマウントへ。しがみつくオロルバイの顔を離してヒジを落とす。

3R、オロルバイがジャブから右ストレート。ブレネウがシングルレッグに入ってテイクダウンし、オロルバイの立ち際にバックにつく。一度両足をフックしたブレネウだが、オロルバイが立ち上がると、落とされないように足を外してバックキープする。

オロルバイが正対するとボディへのヒザ蹴りから右アッパー、ダブルレッグに入る。テイクダウンしてサイドにつくオロルバイだが、ブレネウがケージを蹴って、逆にオロルバイのバックにつく。ここからスクランブルの攻防になり、両者離れる。オロルバイがジャブとワンツー、ダブルレッグで組んでケージへ。ブレネウの離れて距離を取る。

ブレネウがスピニングバックキックと右ロー。オロルバイが右ストレート当てる。ブレネウは右カーフを蹴るが、オロルバイがそこに右ストレートを当てて、ブレネウが後方に倒れる。ブレネウがガードポジションをとったところで試合終了。パンチ&テイクダウンで優位に立ったオロルバイが粘るブレネウを振り切って判定勝利、UFCで2連勝となった。


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Report UFC UFN232 ウロス・メディッチ ブログ ミクティベク・オロルバイ

【UFN232】UFC初陣=キルギスのオロルバイが、超絶コントロールからネッククランクでメディッチ下す

<ウェルター級/5分3R>
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)
Def.2R4分12秒by ネッククランク
ウロス・メディッチ(セルビア)

サウスポーのメディッチが。まず左ミドルを蹴る。さらにミドル、ハイと左の蹴りを続けるメディッチは組みの展開でオロルバイを崩してヒザ蹴りを入れる。ニーを続けたメディッチを抱え上げ、大内刈りの要領でテイクダウンを決めたオロルバイが、スクランブルでも豪快なボディロックテイクダウン、そしてスラムを見せる。メディッチは正対して立ち上がると、シングルから足を抜く。ならばとレベルチェンジしたオロルバイが、ダブルレッグで倒し――スクランブルでここもバックに。

オロルバイは正面に回ってダブルレッグを決め、倒してスクランブルという流れのなかでメディッチが背中をつける。蹴り上げを捌いたオロルバイが、ここもスクランブル狙いのメディッチのバックに回り、ワンフックで後方から殴る。嫌がって引き込んだメディッチに左右のパンチを入れ、ボディロックでコントロールしたオロルバイが初回をリードした。

2R、初回と同様に左ミドルを蹴ったメディッチに対し、オロルバイは右を振ってダブルレッグ。メディッチは背中をつかされ、ハーフバタフライ&リストをとってパンチを防御する。トップの圧が高まり、背中を見せたメディッチは立ち上がることはできず、オロルバイのボディトライアングルに捕まる。足がルーズになり、メディッチがスクランブルを仕掛けてもオロルバイは強力なボディロックで立たせない。バック&ワンフックで殴り、絞めに移行したオロルバイがネッククランクの要領でタップを奪った。

ショートノーティス出場で一本勝ちしたオロルバイは「これはまだ始まり。これからはライト級で戦う。ショートノーティスだからウェルター級で戦い、それほど打撃も使わなかったんだ」と話した。・


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AB LFA MMA MMAPLANET o UFC UFN UFN232 アマンダ・ヒーバス ウロス・メディッチ クリス・ダンカン ジェイク・マシューズ ジョゼ・アルド ジョーダン・ラヴィット チェイス・フーパー チャド・アンヘリガー チャールズ・ジョンソン デニス・チュルリン トレイ・オグデン ハファエル・エステヴァン ブレンダン・アレン ペイトン・タルボット ボクシング マイケル・モラレス ミクティベク・オロルバイ レオ・サントス 平良達郎

【UFN232】名門ノヴァウニオンから11勝0敗でUFC初陣、ハファエル・マカパ「世界が僕を認識する」

【写真】通訳をしてくれたのはノヴァウニオン総帥デデこと、アンドレ・ペデネイラス。ハファエル・エステヴァンのニックネームは、そのものずばりマカパだ(C)MMAPLANET

18日(土・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFN232:UFN on ESPN+90「Allen vs Craig」で名門ノヴァウニオン所属のハファエル・エステヴァンがオクタゴン・デビューを迎える。
text by Manabu Takashima

デビュー以来11連勝、巧みなポジションとパウンドを融合させた──ある意味、ノヴァウニオンらしいファイターのエステヴァンが、LFAでフライ級王者だったチャールズ・ジョンソンとのUFC初陣を前に、自信のほどを語った。


マカパは128ポンドで、計量失敗。キャッチ戦でジョンソンと戦うこととなった(C)Zuffa/UFC

──ハファエル、ついにUFCデビューを迎えます。

「5月に予定されていたデビュー戦では、減量中に体調を崩してしまって。でも、今回はバッチリだ。体重もしっかり落ちていて、いよいよUFCで戦えるから凄く嬉しい」

──そんなハファエルがMMAファイターを目指すようになったのは、なぜですか。

「ジョゼ・アルドとヘナン・バラォンがUFCのチャンピオンとして活躍しているのを見て12、13歳の時にマカパで柔術を始めた。この時からMMAファイターになりたかったけど、その過程で柔術でも世界チャンピオンになれれば良いなとは思っていた。でも第一の目標はMMAでチャンピオンになることだった。

マカパでは3年間、柔術だけの練習をして15歳の時にリオデジャネイロに移り住んだんだ──ノヴァウニオンで練習するために。アルド、バラォンがいたからね。デデの下でボクシング、レスリング、そして柔術も学ぶようになった。ノヴァウニオンで練習を積み、MMAで戦うようになった。そして11連勝し、UFCで戦えるようになったんだ。UFCでやれるだけの下地は十分にできているよ」

──過去の試合映像を見ると、素晴らしいグラウンドの攻防を繰り広げていますが、絞めや関節技よりも殴って削り、パウンドで仕留めるという試合が多かったです。

「僕はどの局面でも対応できるだけの力を持っている。サブミッションでフィニッシュできる状況なら、サブミッションでフィニッシュする。でも、それだけのスペースがなければ間違いなくパンチで削って、フィニッシュを狙う。当然、エルボーも使ってね。試合の流れと相手の反応次第だよ。サブミッションで仕留めるのか、殴って終わらせるのかは」

──なるほど。とはいえ、今のMMAはあれだけ寝技で技術の交換が見られるのはブラジルに特化した状況かと思います。寝技につき合わない、柔術は防御のために使う。そのようなスタイルのなかで戦うことをどのように思っていますか。

「15年間、ずっと倒して寝技に持ち込む練習をし続けてきたんだ。それにノヴァウニオンでは立ち上がろうとする相手を、寝技から逃れることができないようにするトレーニングには特に力を入れてやっている。チャールズ・ジョンソンが僕と寝技で戦いたがらないことは絶対だよ。でもね、どれだけそんな風に試合を組み立てようとしても、この試合はグラウンドで決着をつける」

──では、そのジョンソンの印象を教えてください。

「チャールズ・ジョンソンのことは凄く尊敬している。でも、自分が勝利することに絶対の自信を持っている。ジョンソンはとてもテクニカルなムエタイ・ファイターだ。僕はさっきも言ったように凄く順調に仕上げることができた。今の僕は手のつけられないファイターになっているよ。何より、チャールズ・ジョンソンを倒すためには、全て必要なことは何でもやってきたからね。凄く激しいトレーニングをこなしてきた。だから試合が終わった時、レフェリーが僕の手を挙げる。絶対だ。

土曜日の試合が終わった後、世界が僕を認識するようになっている。如何に僕が優れたファイターが、UFCの皆が理解するだろう」

──ところでUFCフライ級には平良達郎選手が活躍していますが、彼の印象の教えてくれませんか。

「もちろん、タイラのことは知っている。素晴しいファイターだよ。もし、彼と戦える日が来るなら大歓迎だ」

──では日本のファンにメッセージをお願いします。

「いつの日か、日本で戦いたいと思っている。ノヴァウニオンでは、多くの選手から日本の良い思い出を聞かされてばかりだから、実際に僕も日本で彼の思い出のような体験をしたい。そして、土曜日の試合でも日本のファンの声援をパワーに変えて勝ちたいと思うから、ぜひとも僕を応援してほしい」

──最後にデデ、ジョン・ホーキ、シャオリン・ヒベイロ、レオ・サントス、ホブソン・モウラと20年以上も前から日本で活躍してきた名門ノヴァウニオンを代表して、UFCで戦うことをどのように思ているのかを教えてください。

「今、名前が挙がったファイターたちは僕にとって、人生の目標のような存在だ。僕はまだ若いからシャオリン世代のファイターは既に米国に移り住んで会ったことがないけど、アカデミーでは今も伝説として色々な逸話が残っている。もちろん、ノヴァウニオンを代表して戦うことは、これ以上ない僕の誇りになっているよ」

■視聴方法(予定)
11月19日(日・日本時間)
午前4時~UFC FIGHT PASS
午前3時30分~U-NEXT

■UFN232対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ブレンダン・アレン(米国)
ポール・クレイグ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
マイケル・モラレス(エクアドル)

<ライト級/5分3R>
ジョーダン・ラヴィット(米国)
チェイス・フーパー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ニック・アギラー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
ルアナ・ピネイロ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ウロス・メディッチ(セルビア)
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)

<フェザー級/5分3R>
ジョナサン・ピレース(米国)
ジョアンデウソン・ブリト(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
チャド・アンヘリガー(カナダ)
ホゼ・ジョンソン(米国)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ダンカン(英国)
デニス・チュルリン(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
ミック・パーキン(英国)
カイオ・マチャド(ブラジル)

<148ポンド契約/5分3R>
ルカス・アレクサンデル(ブラジル)
ジャカ・サラギ(インドネシア)

<136ポンド契約/5分3R>
ルシエ・プシオワ(チェコ)
アイリン・ペレス(アルゼンチン)

<ライト級/5分3R>
ニコラス・モタ(ブラジル)
トレイ・オグデン(米国)

<138ポンド契約/5分3R>
チャールズ・ジョンソン(米国)
ハファエル・マカパ・エステヴァン(ブラジル)

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LFA Result LFA164 アイザック・トムソン サビーナ・マゾ ダニエル・フロンザ ブログ ミクティベク・オロルバイ

【LFA164】試合結果 上位4カード8試合で米国人ファイターの出場は1人。#01フィーダーショーの現実

【写真】UFCをリリースされ、再起戦が古巣でのタイトルマッチとなったマゾ(左)が女子フライ級王者に(C)LFA

4日(金・現地時間)、テキサス州エルパソのサウスウェスト・ユニバーシティ・パークでLFA164「Mazo vs Lavado」が行なわれた。

メインのLFA女子フライ級王座決定戦では、UFCをリリースされたサビーナ・マゾが、再起戦でサンドラ・ラバドを判定で破UFCへのカムバックへの一歩を踏み出した。

今大会は、そのメインがマゾがコロンビア、ラバドがペルー人ファイターのマッチアップだったが、コメイン以下のウェルター級も国際色豊かなラインナップとなっていた。

コメインではルーマニアののダニエル・フロンザが米国のジェイリン・フラーを、キルギスのミクティベク・オロルバイがブラジルのグラウシオ・エィザリオを破り、同じくブラジルのラリアン・ドゥグラスを豪州のアイザック・トムソンが下している。

上位4カードに米国人選手の出場は1人だけ、さらにラバド以外の非米国人ファイターも米国のジムに所属している。UFCを目指す――以外の選択がプライオリティにない北米フィーダーショーの現実だ。

LFA164
<LFA女子フライ級王座決定戦/5分5R>
○サビーナ・マゾ(コロンビア)5R
判定
×サンドラ・ラバド(ペルー)
<ウェルター級/5分3R>
○ダニエル・フロンザ(ルーマニア)1R3分36秒
TKO
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×ジェイリン・フラー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○ミクティベク・オロルバイ(キルギス)2R1分39秒
TKO
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×グラウシオ・エリジアリオ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
○アイザック・トムソン(豪州)2R1分45秒
TKO
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×ラヒアン・ドゥグラス(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
○ジョザイア・レイエス(米国)3R
判定
×ジョーダン・バークホルダー(米国)
<ライト級/5分3R>
○イライ・ブラジライ(イスラエル)3R
判定
×ジェイムス・プリーザント(米国)
<女子フライ級/5分3R>
○ネイラ・レップ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)3R2分06秒
TKO
×マハイラ・ケラー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
○トラヴィス・エレラノ(米国)1R2分20秒
KO
×コーリー・ウィンダム(米国)
<フライ級/5分3R>
○リヴィオ・ヒベイロ(ブラジル)1R3分40秒
三角絞め
×リカルド・ラミレス(メキシコ)
<フェザー級/5分3R>
○ジェレミー・アルバ(米国)3R0分57秒
TKO
×リッキー・メイネズ(米国)
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【LFA164】今度はキルギス人アルファメール・ファイター、オロルバイがエリジアリオを組み&パンチで

<ウェルター級/5分3R>
ミクティベク・オロルバイ(キルギス)
Def.2R1分39秒by TKO
グラウシオ・エリジアリオ(ブラジル)

豪州人アルファメール・ファイターのアイザック・トムソンに続き、今度はキルギス人のアルファメール・ファイター=ミクティベク・オロルバイが出場し、KINGS MMAのエリジアリオと対戦。右カーフを蹴ったエリジアリオに対し、オロルバイがワンツーからスリーを繰り出す。ジャブを続けるオロルバイは左ロー、圧を掛けてジャブを当てる。エリジアリオの左リードフックは空振りに、オロルバイがボディを打つ。エリジアリオもコンビで繰り出すも、オロルバイはジャブから右ストレートを放ち、スピニングバックキックへ。ケージを背負いながら、ワンツーを返すエリジアリオはパンチの交換に応じる風でいて、跳びヒザを繰り出す。

右回りのエリジアリオに右スピニングバックキック、ローから左ミドルを入れたオロルバイは右ストレートをクリーンヒットさせる。エリジアリオもワンツーの右をヒットし返すが、ケージを背負った状態が続く。オロルバイが左の蹴りをブロックされても、ジャブを伸ばし右ストレート。さらにダブルレッグも、すぐに離れる。エリジアリオがワンツーを見せ、左フックを入れる。と、足払いを見せたエリジアリオが右ローを蹴ったが、オロルバイが左を顔面に当てた。

2R、ジャブから前に出るオロルバイ。ローを蹴るエリジアリオだが、右に逆に右ストレートを打ち抜かれ効かされる。左目の下をカットしたエリジアリオは、パンチの圧からダブルレッグで簡単にテイクダウンを許すと、立ち上がったままパンチを落とすオロルバイの前にハーフからスクランブル狙いを潰される。

パンチを落とされ、背中を見せたエリジアリオはバックから強烈な勢いのパンチに動きが止まり、小外刈りで崩されるとそのままマウントを取られる。即パウンドを入れたオロルバイ、動かないエリジアリオを見てレフェリーが試合を止めた。オロルバイは通算戦績を10勝1敗1分けとした。


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