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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#08 ガジ・ラバダノフ キック ミカエル・デュフォー

【PFL2024#08】ラバダノフがデュフォーを左フックで沈め、フェザー級T決勝はプリマスと対戦へ

<ライト級準決勝/5分3R>
ガジ・ラバダノフ(ロシア)
Def.2R1分51秒 by KO
ミカエル・デュフォー(カナダ)

共にガードを高く上げてケージ中央で向かい合う。腰を落としたデュフォーが距離を詰めるが、ラバダノフも下がらない。デュフォーの左ジャブに、ラバダノフが左フックを返す。デュフォーの右ストレートがインサイドから突き刺さった。ラバダノフがプレスをかけ、デュフォーのワンツーをヘッドスリップでかわす。デュフォーもラバダノフの右を左前蹴りで迎え撃った。しかし右前蹴りには左フックを合わされてしまう。

ラバダノフの右カーフキックが当たる。ラバダノフの左を交わしたデュフォーが、ニータップで組むもすぐに離れる。するとラバダノフがダブルレッグで飛び込みグラウンドに持ち込んだ。足をすくって背中を着かせにいくラバダノフ。デュフォーは左腕を差し上げ、右オーバーフックで耐える。ケージ際でラバダノフがデュフォーに背中を着かせたが、すぐに立ち上がり蹴りを打ち込んで初回を終えた。

2R、デュフォーの右をかわしたラバダノフが左フックを当てる。左を突いて距離を詰めるラバダノフの顔面にデュフォーのパンチは届かない。ならばとデュフォーがニータップでドライブし、ケージに押し込んでシングルレッグに切り替えた。しかしラバダノフがケージ際から脱する。

反対にケージを背負わせたラバダノフの左フックがデュフォーのアゴをとらえた。この一撃でデュフォーは背中からダウン。ラバダノフが追撃の右パウンドを連打すると、レフェリーが試合を止めた。結果、ライト級トーナメント決勝はプリマスとラバダノフで争われることとなり、両者によるフェイスオフが行われた。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 キック パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ミカエル・デュフォー

【PFL2024#05】1Rのラッシュ以降は動きが落ちたパトリッキー。ボディを効かされミランダに判定負け

<ライト級/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29
パトリッキー・フレイレ(ブラジル)

開始早々から両者の距離が近い。パトリッキーがワンツーを放つと、ミランダも右を返す。ここから壮絶な打ち合いへ。パトリッキーの左右フックがミランダの顔面を捉えるも、ミランダも左ハイ、右ローを返す。ケージ中央で一旦落ち着いた両者だが、パトリッキーの動きは重い。右カーフを当てたパトリッキーがプレスをかけていく。ミランダは左ミドル、右ローへ。パトリッキーはミランダの右ローに合わせてダブルレッグでテイクダウンを奪う。

パトリッキーが体を起こしたミランダの首を左腕で抱え、ギロチンで絞り上げる。これは極まらずもマウント→バックマウントと移行したパトリッキーは、再び仰向けになったミランダをケージに押し付けパンチを浴びせた。ミランダがケージに背中を着けて立ち上がる。パトリッキーは離れ際に右ヒザを突き上げた。ケージ中央に戻ると、パトリッキーが左右フックを繰り出す。ミランダはボディへの左ジャブ、右ストストレートからさらにボディを狙う。カーフの打ち合いからパトリッキーの右ストレートに、ミランダも右を合わせていく。パトリッキーは右スピニングバックキックをかわしされるも、右カーフを当てていった。

2R、ミランダが左ジャブから左ハイへ。パトリッキーが距離を詰めて左右フックを振るう。ミランダの左ジャブ、左フックもパトリッキーの顔面をかすめる。パトリッキーは右カーフが当たるも、後続打がない。ケージ中央で右跳びヒザを見せたパトリッキーだが、これは当たらず両手をマットに着いてしまう。立ち上がり、プレスをかけていくパトリッキー。ミランダはサークリングから右ローを繰り出す。パトリッキーは蹴りからバランスを崩してしまう。

ミランダの左ジャブに、パトリッキーが右を被せる。ミランダもパトリッキーのローに左右フック、右ストレートを合わせていく。ミランダの左がパトリッキーの顔面を捉える場面も増えてきた。ミランダの左ミドルに左ジャブを合わせたパトリッキーは、尻もちを着いたミランダを追撃することができない。反対に立ち上がったミランダの猛攻を受けてしまう。真っ直ぐ下がるパトリッキーは、ケージを背にしてミランダの連打を食らってグラついたが、ラウンド終了まで耐えた。

最終回、ミランダが左ミドルを繰り出す。パトリッキーの左ローがミランダの下腹部を捉えたか、休憩が与えられた。再開後、ミランダが左ミドルを見せると、打ち終わりにパトリッキーがワンツーを伸ばす。パトリッキーは右スピニングバックフィストを放つも、ミランダの連打を受けてまたもケージまで下がってしまう。互いに蹴りを散らしながら、ミランダが距離を詰めるとパトリッキーが下がった。パトリッキーのパンチを受けたミランダが打ち返すと、やはりパトリッキーが下がる。パンチを食らいながらもパトリッキーがダブルレッグで飛び込み、ミランダに背中を着かせた。

左腕を枕にしてパスしたパトリッキーが、うつ伏せになったミランダのバックに回る。再び仰向けになってハーフガードのミランダを抑え込むパトリッキー。しかし展開がなく、ここでレフェリーがブレイクをかけた。スタンドで再開されると、距離を詰めてくるミランダを、パトリッキーが右アッパーで迎え撃つ。しかしミランダが連打を浴びせ、ボディにパンチが突き刺さるとパトリッキーの動きが落ちる。パトリッキーはシングルレッグで組みつき、ミランダが足を抜いて離れると、パトリッキーが立ち上がれない。このようなシーンが続くなか、ミランダが攻勢で試合を終えた。

裁定はスプリットでミランダへ。しかしパトリッキーはもちろん、ミランダもプレーオフ進出はならず。試合中にはプレーオフが確定して喜ぶミカエル・デュフォーの姿が映し出されていた。ただ、この試合に限ってはプレーオフ進出を巡る動きよりも、パトリッキーの限界が目立つ内容となってしまった。


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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05 アダム・ピコロッティ キック ミカエル・デュフォー

【PFL2024#05】ライト級ポイントでトップのデュフォーがピコロッティの右でダウン。スプリットで敗れる

<ライト級/5分3R>
アダム・ピコロッティ(米国)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
ミカエル・デュフォー(カナダ)

開始早々、デュフォーがプレスをかけてピコロッティにケージを背負わせる。サウスポーのピコロッティは左右に回りながら、オーソドックスにスイッチして右を振るう。下がってかわしたデュフォーは、サウスポーに戻したピコロッティを追いかける。ケージ中央まで押し戻したピコロッティは左ミドルを突き刺す。デュフォーも右を打ち込むも、ピコロッティの右を受けてアゴが跳ね上がる。

デュフォーの右をかわしたピコロッティがニータップで組みつき、クリーンテイクダウンを奪った。デュフォーはハーフガードから左腕を差し上げ、体を起こした。ピコロッティは体を突っ込みすぎたか、デュフォーが首を抱える。首を抜いたピコロッティの顔面に、デュフォーがコツコツとパンチを当て続けた。

2R、デュフォーが距離を詰めるも、ピコロッティがオーソドックスにスイッチして右カーフキックを当てる。デュフォーの右がピコロッティの顔面を捉えたが、デュフォーもバランスを崩してしまう。しかしピコロッティの左ミドルに、デュフォーが右を合わせて尻もちを着かせた。立ち上がったピコロッティはデュフォーをケージに押し込む。

ここは離れたピコロッティが、ケージ中央でオーソドックススタンスから右を当て続ける。デュフォーの右は届かず。デュフォーは果敢に接近戦に持ち込もうとしたが、ピコロッティが捌く。デュフォーがニータップからドライブし、バックに回る。しかし切り返したピコロッティがダブルレッグで組んで倒したが、デュフォーは首を抱えながらリバーサルへ。ピコロッティも立ち上がった。

最終回、デュフォーが細かい打撃を当てていく。ピコロッティはサウスポースタンスから左を伸ばし、続いてオーソドックスから右を当ててダウンを奪った。立ち上がるデュフォーの首を抱えたピコロッティは、ケージに押し付けてギロチンで絞り上げる。ここは極まらずに離れた。

ピコロッティが右ショートを当てると、デュフォーはボディロックで組みつきドライブする。ウィザーのピコロッティに対して、ヒザで削るデュフォー。ピコロッティは正対して離れた。ピコロッティの左目下から出血が見られる。デュフォーが右カーフキックを当てた。残り30秒、ニータップで組むもテイクダウンを奪えなかったデュフォーは打撃戦で試合を終えた。

2R終了時点でピコロッティのプレーオフ進出の可能性はなくなったが、そのピコロッティがスプリットで勝利。5pでリーグ戦トップを走っていたディフォーは、プレーオフ進出は以降の試合結果に委ねられる。


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45 AB MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#05   アダム・ピコロッティ アレックス・ポリッジ アンソニー・ロメロ アントニオ・カルロス・ジュニオール インパ・カサンガネイ エルヴィン・エスピノーザ カール・アルベクツソン ガジ・ラバダノフ クレイ・コラード サディボウ・シ シモン・ビヨン ジョシュ・シルヴェイラ セルヒオ・コッシオ ソルト ソロモン・レンフロ トム・ブリーズ ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ パトリッキー・フレイレ ブルーノ・ミランダ ブレント・プリマス マス・ブーネル ミカエル・デュフォー ロブ・ウィルキンソン

【PFL2024#05】計量終了 とにかく殴り勝つしかないパトリッキー×ミランダ。非情なLH級1位×2位対決

【写真】これがPFL、100万ドルに向けたの戦いだ(C)PFL

21 日(金・現地時間)にユタ州ソルトレイクシティのハンツマンセンターで開催されるPFL2024#05の計量が、20日(木・同)に行われた。2024年第5戦はライト級とライトヘビー級のレギュラーシーズン最終戦となる。
Text by Manabu Takashima

初戦を終えてライト級の上位4選手=プレイオフ進出圏内はミカエル・デュフォー、クレイ・コラード、そしてエルヴィン・エスピノーザの4名だ。


とはいえデュフォーとコラード、そしてプリマスが5P獲得で、エスピノーザは4P、もう1人勝ち星を手にしているガジ・ラバダノフは3Pで、この両者が今大会で潰し合う。

デュフォーは7位のアダム・ピコロッティと、コラードは10位のマス・ブーネルと戦うわけでは、彼としては何としてもクイックシックスを狙う相手に3Pを手にできれば、プレーオフ進出が見えてくるので、敢えてフィニッシュを狙う必要がないファイト故にさらなるポイントの獲得もなるかもしれない。

ソロモン・レンフロと対戦するピコロッティも同様だが、レンフロが計量失敗で-1Pが確定しており、この時点でプレーオフ進出は他の試合でドローが続くという奇跡が起こらなければ絶望的となっている。

そのなかで注目なのは初戦で2R TKO負けした者同士、パトリッキー・フレイレとブルーノ・ミランダの一戦となる。上位陣の敗北があること前提で、両者揃って必要なのはクイック6だ。そして、それが可能なファイトスタイルの持ち主同士の対戦で、さらにいえば前戦からのインターバルは70日しかない。

特にパトリッキーはダメージの蓄積が心配されるからこそ、ピットブルらしくGo for Brokeファイトを展開するに違いない。しかもライト級全5試合中、後ろから2番目にこのカードは組まれている。つまりそれまでの状況だけでなく、クレイ・コラードが2Rまで敗れる可能性に賭けてパトリッキーとミランダは、KO狙いの殴り合いを展開することになる。

ライトヘビー級は初戦が全て初回決着、つまり上位5選手が6Pで、下位5選手が0Pという優劣なハッキリした状況下にある。

それなのに1位ロブ・ウィルキンソンと2位のジョシュ・シルヴェイラが潰し合うという──非情なまでのカードが切られた。この理不尽さこそ、PFLの妙といえる。

■視聴方法(予定)
6月22日(土)
午前5時45分~U-NEXT

■ PFL2024#05計量結果

<ライト級/5分3R>
クレイ・コラード: 155.8ポンド(70.66キロ)
マス・ブーネル: 155.6ポンド(70.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
インパ・カサンガネイ: 204.8ポンド(92.89キロ)
ヤコブ・ネドー: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
パトリッキー・フレイレ: 155ポンド(70.31キロ)
ブルーノ・ミランダ: 154.6ポンド(70.12キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ロブ・ウィルキンソン: 204.8ポンド(92.89キロ)
ジョシュ・シルヴェイラ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ドブレジャン・ヤギュシュムラドフ: 205ポンド(92.99キロ)
シモン・ビヨン: 203.8ポンド(92.44キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カルロス・ジュニオール: 205.6ポンド(93.25キロ)
アレックス・ポリッジ: 203.4ポンド(92.26キロ)

<ライト級/5分3R>
ブレント・プリマス: 155.8ポンド(70.66キロ)
ソロモン・レンフロ(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
サディボウ・シ: 205.2ポンド(93.07キロ)
トム・ブリーズ: 206ポンド(93.44キロ)

<ライト級/5分3R>
ガジ・ラバダノフ: 156ポンド(70.76キロ)
エルヴィン・エスピノーザ: 155.8ポンド(70.66キロ))

<ライト級/5分3R>
ミカエル・デュフォー: 156ポンド(70.76キロ)
アダム・ピコロッティ: 155.8ポンド(70.66キロ)

<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ: 155.8ポンド(70.66キロ)
セルヒオ・コッシオ: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンドリュー・サンチェス: 204.8ポンド(92.89キロ)
カール・アルベクツソン: 205.2ポンド(93.07キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブライアン・ザーカー(メキシコ)
ジュリアン・ルイス(米国)

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45 MMA MMAPLANET o PFL PFL2024#02 キック マス・ブーネル ミカエル・デュフォー

【PFL2024#02】ガス欠を恐れず攻め続けたデュフォー、2Rにギロチンを極めて5P獲得

<ライト級/5分3R>
ミカエル・デュフォー(カナダ)
Def.2R1分03秒by ギロチンチョーク
マス・ブーネル(デンマーク)

デュフォーがジャブ、右ストレートから左フック、ダブルレッグで組む。それを切ったブーネルが右カーフキックを蹴る。デュフォーはジャブを突き差して右のスーパーマンパンチ、右ストレートから左フックと手数を増やす。ブーネルはガードを固めて右カーフと右フックを打ち返し、そこから左アッパーにつなげる。

デュフォーは右の飛びヒザ蹴り、ダブルレッグも仕掛けるがブーネルは崩れない。逆にブーネルは右カーフを当てて右ストレートを当てる。デュフォーは首相撲からヒザ蹴り、スーパーマンパンチ。デュフォーは右フックから左アッパー。ブーネルは二段の飛びヒザ蹴りを当てるとスピニングバックフィストと果敢に攻撃を繰り出した。

2R、デュフォーの蹴りを受けると、ブーネルは両手を広げて効いてないとアピールする。デュフォーは飛びヒザ蹴りと二段蹴りを繰り出すと右フックから左アッパー、右の前蹴りをボディに突き刺す。これでブーネルの動きを止めると、デュフォーは左ミドルから連打。組みに来たブーネルにノーアームギロチンを極めて一本勝ちし、5ポイントを獲得した。


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