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UFCファイトナイト・ラスベガス101:プレリム全試合をライブ配信、メインカードはU-NEXT&UFC Fight Passにて配信

日本時間1月12日(日)6時より、UFCファイトナイト・ラスベガス101のプレリムの模様をライブ配信!

解説: #宇野薫
実況: #宮本賢一

メインカードの模様は日本時間9時より、U-NEXTおよび日本語サービスも展開するUFC Fight Passでライブ配信!

対戦カードおよび試合順、試合数は事前の予告なしに変更となる場合がございます。予めご了承ください。

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UFCファイトナイト・ラスベガス101:ダーン vs. ヒバス2 → https://jp.ufc.com/event/ufc-fight-night-january-11-2025
現地時間2025年1月11日(土)、日本時間12日(日)
アメリカ・ネバダ州ラスベガス /UFC APEX

<備考:試合は一覧の下から順番に行われます>

【プレリム】
フライ級マッチ
ホゼ・ジョンソン vs. フェリペ・ブネス

ミドル級マッチ
マフコ・トゥリオ vs. イーホル・ポチエリア

ライト級マッチ
チアゴ・モイゼス vs. トレイ・オグデン

ウェルター級マッチ
プレストン・パーソンズ vs. ジャコビー・スミス

女子フライ級マッチ
エルネスタ・カレツケイテ vs. ニコーレ・カリアーリ

ライトヘビー級マッチ
マゴメド・ガジヤスロフ vs. ブルーノ・ロペス

女子ストロー級マッチ
ファティマ・クライン vs. ビクトリア・ドゥダコバ

ライト級マッチ
ヌルーロ・アリエフ vs. ジョー・ソレッキ

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UFC公式サイト(日本語版):http://jp.ufc.com/
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【UFCについて】
UFCは世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体であり、世界中に7億人のファンを有するとともに、ソーシャルメディアのフォロワー数は2億6,600万人を誇ります。年間40回以上の興行を主催するUFCは世界の名だたるアリーナを満員にし続け、UFC関連番組を世界170以上の国と地域で9億7,500万以上の世帯に放送しています。現在のロースターには世界80カ国以上から世界最高のMMAアスリートたちが名を連ねています。コンバットスポーツにおいて世界をリードするデジタル有料配信サービスの”UFC FIGHT PASS(UFCファイトパス)”では興行の独占配信や試合のオンデマンド配信、オリジナルコンテンツを世界中のファンに提供しています。UFCは『TKO Group Holdings(TKOグループ・ホールディングス、NYSE:TKO)』の一員として、アメリカ・ネバダ州ラスベガスを拠点としています。

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DWCS MMA o UFC キック マゴメド・ガジヤスロフ

UFC on ESPN+104:第11試合・カイオ・マシャド vs. ブレンドソン・ヒベイロ

ライトヘビー級。両者ブラジル人だが、マシャドはカナダ在住で、MMAキャリアもすべてカナダでのもの。

マシャドは昨年9月にDWCSからUFC参戦。初戦はUFC0勝1敗のミック・パーキン、今年4月の2戦目はUFC3勝4敗1NCのドンテイル・メイエスに連続判定負け。DWCS出場前にカナダのBFLでヘビー級王座を3度防衛している。柔術ムエタイのバックボーンがあり、ムエタイではブラジル王者になっているとのこと(プロかアマかは不明)。これまではヘビー級だったが、今回からライトヘビーに落とす。30歳。

ヒベイロも昨年のDWCSで勝ってUFCと契約し、UFCでは0勝2敗というのも同じ。初戦はRoad To UFCのワンマッチでKO勝ちしてUFCと契約したジャン・ミンヤンとのUFCデビュー戦対決でお互いの打撃がヒットした末にミンヤンのパンチでダウンし、パウンドアウトされKO負け。2戦目もUFCデビュー戦となるダゲスタン出身のマゴメド・ガジヤスロフとの対戦で、1Rにカーフキックを効かせてリードしたものの、2R以降はテイクダウンを取られる展開に。後半はスタミナ切れで立つ動きもなく、上から攻められ続けての判定負け。レスリングでブラジルの州王者になっている。28歳。

0勝2敗対決がセミ前で組まれている(本来のセミ前のルイス vs. ディニスが消滅したせいではあるが)。

カーフを蹴るマシャドだが、ヒベイロが飛び込んで右をヒット。さらにミドル。さらに右を打ち込む。三日月蹴り。マシャドも左をヒット。さらに左。左ハイ。ミドルを入れるヒベイロ。マシャドの左ハイは腕でブロック。ヒベイロ詰めてきた。なかなか踏み込まない両者。マシャド距離を取り蹴りを入れるが、ヒベイロの右を被弾。ヒベイロさらに右。距離を取るマシャド。ヒベイロのローブローがありタイムストップ。再開。ヒベイロのジャブがヒット。マシャドもワンツーを放つが届いていない。ホーン。

1Rはクリーンヒット数でヒベイロ。

2R。ヒベイロの三日月蹴り。距離を取るマシャド。詰めるヒベイロだがマシャドサークリング。ヒベイロ詰めてミドル。三日月蹴り。ひたすらサークリングするマシャド。ヒベイロが詰めてくるところにミドルを入れる。ヒベイロの右がヒット。マシャド足を止めてパンチを返す。しかし疲れが見える。またサークリング。2R残りわずかで打ってこいとアピールするマシャド。さんざんサークリングで逃げておいてそれはない。ホーン。

2Rもクリーンヒットでヒベイロか。

3R。マシャド少し出てきた。ヒベイロがパンチで出ると大振りのパンチを返す。しかし空振り。ヒベイロもちょっと大振り。詰めてきたヒベイロに真っ直ぐ下るマシャド。左右のパンチを振り回して出るマシャド。ヒベイロのパンチの打ち終わりに組み付こうとしたがヒベイロ組ませない。右ハイ。ヒットしたがマシャドそのまま組みに行く。が、ケージでこらえたヒベイロが離れた。前に出たマシャドがかなり大振りのパンチを振り回す。しかしヒベイロの右をもらってぐらついた。が、逆に出たマシャド。空振りが多い両者。マシャドの右がヒット。前に出てケージに追い込んでいく。飛びヒザ。空振り。両者疲れが見える打撃戦でタイムアップ。

29-28×2、28-29のスプリットでマシャド勝利。

地元のマシャドだったが、2Rまで出て行けずに判定負けでUFC未勝利のまま3連敗。勝ったヒベイロも褒められる内容ではなかった。

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45 AB Black Combat Gladiator K-MMA MMA MMAPLANET o ROAD FC Road to UFC UFC UFC ABC06   アレキサンダー・ヴォルコフ イクラム・アリスケロフ イ・チャンホ カン・ギョンホ ケルヴィン・ガステラム シャオ・ロン ジャレッド・ゴードン ジョニー・ウォーカー ダニエル・ロドリゲス ナスラ・ハクパレス ニコラス・ダルビー ブレンジソン・ヒベイロ マゴメド・ガジヤスロフ ムイン・ガフロフ ロバート・ウィティカー 食事

【UFC ABC06】ムイン・ガフロフ戦へ、UFC生活11年のカン・ギョンホ「スタミナ重視から効果的な戦い」

【写真】今年で37歳になるボディ!! (C)Zuffa/UFC

22日(土・現地時間)、サウジアラビアはリヤドのキングダム・アリーナでUFC on ABC06「Whittaker vs Aliskerov」が開催されカン・ギョンホが出場し、ムイン・ガフロフと戦う。
Text by Manabu Takashima

ミスター・パーフェクトの異名を取るカン・ギョンホがMMAでビューをしたのは2007年4月と、もう17年のキャリアを誇る。K-MMA界に定期的なイベントを維持できるプロモーションがほぼ存在しなかった時代に戦極、GLADIATOR、GRACHNなど日本でのファイトも経験している。

Road FCが旗揚げ後はバンタム級ファイターとして順調に経験を積み、バンタム級Tで優勝してベルト巻くとUFCと契約を果たした。それからもう干支が一回りしようという今も、カン・ギョンホはUFCで戦い続けている。ムイン・ガフロフ──を前に長いキャリアを続けられる要因と、変化するK-MMAについて尋ねた。


──今週末にムイン・ガフロフと対戦します。今の気持ちを教えてください(※取材は18日に行われた)。

「最高の状態で、ファイトに向かって気持ちがあがっています」

──サウジアラビアでの試合ですが、何かミドルイースト独特の空気感のようなモノはありますか。

「ホテルにいるだけなので、サウジアラビアっぽさっていうのは分からないです(笑)。ただヒジャブをつけた人が多いですね。その辺りに文化の違いは感じます。いずれにせよ、自分にとって初めての国での試合というのは楽しみでならないです」

──私がカン・ギョンホ選手を初めて取材させていただいたのは、まだRoad FCで戦っていた頃で12年も昔になるかと思います。が、容姿がほとんど変わっていないですね。

「そんなことはないです(笑)。すっかり年を重ねました。ただ変わっていないといってもらえると、嬉しいものです。普段から体に良い食事を摂り、しっかりと良い睡眠を心掛けています。もちろん、常に体を動かしていますし。でも、実は白髪が増えて……今回、初めて白毛染をしたんですよ(笑)」

──なるほどぉ!! ところで11年前にUFCとサインをしたとき、11年後もUFCで戦っていることが想像できていましたか。

「ファイトは私の仕事なので、キャリアをスタートさせた時から少しでも長く戦い続けようとは思っていました。そして、今もUFCに在籍しているということは、その目標を果たせているのかなとは思います。

MMAファイターがキャリアを積み重ねていくということは、それだけ厳しい時間を繰り返していることにもなります。練習と試合という日々に疲れを感じたこともあります。でも、試合の度に新しいモチベーションを得ることができたので、ずっと練習を続けることができました。そのモチベーションを見つける努力はしてきましたね。

何より練習をして、試合を戦うことで最高の気持ちになれます。特に勝った時は。それが今でも最高に楽しくて。MMAをエンジョイしていますし、何よりもMMAを続けることで家族と共に人生を歩んでいける。そこは誇りを感じています」

──最高です。と同時にカン・ギョンホ選手はフィジカルが強いレスラーで、アグレッシブなファイターです。とはいえ、今や周囲のファイターはどんどんフィジカルが強くなり、レスリング力の強さもデフォルトになっています。10年以上、UFCで戦ってきてスタイルにも変化が加わったのではないでしょうか。

「しっかりとレスリングに重点を置いたファイトは、今でも欠かせないと思います。ただ自分もキャリアを積み、背中のケガも経験しました。フィジカルを鍛えつつも結果として、戦い方を変えないといけなかったです。

それが打撃重視の戦いです。若い時のようにスタミナ勝負のようなファイトではなく、効果的な戦いを心掛けるようになりましたね」

──つまりムイン・ガフロフともスマートに戦うと。

「そうですね。ムイン・ガフロフはアグレッシブでタフな相手なので、賢く戦う必要があります。でも、彼よりもアグレッシブで爆発力のある試合をお見せますよ」

Black CombatかUFCか。それはファンが判断すること

──ところでK-MMA界も大きく変わったと思います。チームMADが小さなジムで、マットは汗がたまるような時代を知るカン・ギョンホ選手から若い世代に伝えたいことはありますか。

「今、韓国では凄く可能性のある若い選手が多く育ってきています。チームMADもそうです。とにかく必死に戦い、必死に練習をする。自分の限界に挑む姿を見せることで、彼らもやる気を出してくれると思っています」

──押忍。ところで今や韓国でも若い選手はSNSを駆使し、ケージ外でのエンターテイメント化が進んでいると思います。

「MMAはプロ産業です。私たちはファンの関心を引かなければならないです。それを自分自身でやっていることは、良いのではないでしょうか。トレンドを目指す。それは凄く自然なことで、プロとしても良いことだと自分は捉えています。もちろん、それ以前にしっかりと練習をすることが前提として存在しています。それ以外のことは、二の次です。そこが分かっていれば良いことです」

──Black Combatの取材をすると、試合後のマイクのやり取りが非常に長いです。それを若いファンが凄く楽しんでいる。あのシーンを目の当たりにすると、まさに隔世の感という言葉が思い浮かびます。

「つまりはファンが何を見たいのかっていうことなんですよね。試合時間よりも長いインタビューをファンが楽しんでいるなら、それはそれで正解です。MMAプロモーションはファンの見たいモノを提供するものです。Black Combatが見たいのか。UFCが見たいのか。それはファンの皆が判断することなんです」

──押忍。試合以外のことまで、しっかりと話してくれてありがとうございます。では最後に日本のファンに一言お願いします。

「自分は日本でも試合をしたことがありますし、日本人選手とはたくさん試合をしてきました。それでも日本の人たちは自分に声援をおくってくれます。また、いつの日か日本で戦いたいと思っています。いつも応援ありがとうございます」

■視聴方法(予定)
6月23日(日)
午前0時45分~ U-NEXT
■放送予定
6月23日(日・日本時間)
午前1時00分~UFC Fight Pass
午前0時45分~U-NEXT

■UFC ABC06対戦カード

<ミドル級/5分5R>
ロバート・ウィティカー(豪州)
イクラム・アリスケロフ(ロシア)

<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・パブロヴィッチ(ロシア)
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム(米国)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<ミドル級/5分3R>
シャラブジン・マゴメドフ(ロシア)
アントニオ・トロッコリ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
ヴォルカン・オズデミア(スイス)

<ライト級/5分3R>
ナスラ・ハクパレス(ドイツ)
ジャレッド・ゴードン(米国)

<フェザー級/5分3R>
ムハンマジョン・ナミモフ(タジキスタン)
フィリッピ・リマ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
リナット・ファクレトディノフ(ロシア)
ニコラス・ダルビー(デンマーク)

<バンタム級/5分3R>
ムイン・ガフロフ(タジキスタン)
カン・ギョンホ(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・ガジヤスロフ(バーレーン)
ブレンジソン・ヒベイロ(ブラジル)

<Road to UFCバンタム級決勝/5分3R>
イ・チャンホ(韓国)
シャオ・ロン(中国)

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DWCS MMA MMAPLANET o UFC キック ホセ・メディーナ マゴメド・ガジヤスロフ

【DWCS S07Ep09】マゴメド・ガジヤスロフ、スーパータフなホセ・メディーナに完勝も物足りない内容に

【写真】試合の組み立てからは素晴らしい。ただ──この相手でなく、UFCライトヘビー級で勝てるという試合を見せてほしかった(C)Zuffa/UFC

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・ガジヤスロフ(バーレーン)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ホセ・メディーナ(ボリビア)

ジャブをボディに伸ばし、勢いのある右ローを蹴ったガジヤスロフ。さらにローからジャブを伸ばし、メディーナのローをかわして逆にローを蹴る。続いて右ハイ、前に出てきたメディーナの顔面を殴り、ボディを蹴り、さらに顔にパンチを入れる。メディーナはサイドキックで突き放され、ローでバランスを崩す。一方的流れのなかで、距離を詰めたいメディーナはミドルだけでなく、ボディショットも被弾して厳しい顔を見せる。

両者のステップインで頭が当たり、クリンチへ。離れ際にケージを蹴ってのショータイムキックまで見せたガジヤスロフは左インロー、続いて左ハイ、サイドキックとメディーナに手を出させない。ガジヤスロフはメディーナのステップインにも左フックを合わせようとし、すかさずスピニングバックフィストを繰り出す。

ローでバランスを崩すメディーナは、それでも右オーバーハンドを振るいながら前に出る。ガジヤスロフは余裕の跳び蹴りを再び蹴るが、直後にメディーナが突進から左を当ててクリンチへ。ケージに押し込まれながらエルボーを被弾したメディーナは、最後に後ろ回し蹴り&ハイキックをかわして笑みを見せた。

2R、ローからサイドキックでメディーナを突き放したガジヤスロフが、左ミドルを決める。蹴り中心だが左右のフックも入れるガジヤスロフが、前蹴りをボディに突き刺す。それでも前に出るメディーナが腹を殴られ、顔面に拳を受けて流血の量が増える。次に左ミドルで動きが止まったメディーナだが、ここで渾身のクリンチへ。付き合って押し込みかえしたガジヤスロフが離れて右を当てる。スピニングエルボーを放ち、離れて左ハイをガードの上から蹴ったガジヤスロフが、ここでケージに押し込まれる。すぐにポジションを入れ替えたガジヤスロフは離れてスピニングバックエルボーを2度繰り出す。直後にダブルレッグでテイクダウンを決めたガジヤスロフはハーフ、ニーシールドのメディーナを殴るが、それほど威力はない。メディーナはクローズドガードに戻すと、ガジヤスロフは立ち上がってロー。足を払ってのパウンドは空振りに。パウンドをよけるために亀になったメディーナはバックを取られる。一度は立ち上がったメディーナは、崩されて後方から殴られる。ガジヤスロフはスタンドにメディーナを逃し、試合は3Rにもつれ込んだ。

最終回、ガジヤスロフは一方的だがピリっとしたところが欠けるファイトとなっており、フィニッシュができるかが焦点だ。メディーナのステップインに組んでテイクダウンを奪ったガジヤスロフは、スクランブルで胸を合わされる。ここでもスピニングバックエルボーを見せたが右ストレートも、メディーナが右を返してまたも笑みを見せる。ガジヤスロフはテイクダウンを決めてバックコントロールも、これをコンテンダーシリーズの最終回に見せるなら。絶対的にフィニッシュが必要だ。

と、離れたガジヤスロフは後ろ回し蹴りが外れ、メディーナがどこを蹴っているんだ?というポーズを見せる。ここでもガジヤスロフの手段は、ダブルレッグでのテイクダウン──MMAとして、全く間違ってないがコンテンダーシリーズは違う。こうなるとパウンドアウトが求められるガジヤスロフは、頭を胸につけてのパンチから立ち上がる。再度、パウンドにいったガジヤスロフはメディーナの腕十字を防ぎ、スクランブルでバックへ。残り30秒でクリンチをやめたガジヤスロフはスピニングバックエルボー、そしてテイクダウンを決めて文句なしの完勝も、もっとできるはずと思われるパフォーマンスと試合内容だった。


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Brave CF DWCS IMMAF LFA MMA MMAPLANET o ONE PFL UFC インパ・カサンガネイ ジェイムス・ナカシマ パンクラス ホドルフォ・ベラート マゴメド・ガジヤスロフ ムルタザ・タルハ ライモンド・マゴメダリエフ ヴィクトル・ウゴ・シウバ 亀井晨佑

【DWCS S07Ep09】LFA王者、BRAVE CF&ONEの王者級ファイター、パンクラス出場選手が出場!!

【写真】アリとベラート。BRAVE CF5連勝のロシア人(バーレーン国籍)とLFA暫定王者のブラジル人対決(C) Zuffa/UFC

3日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるDana White’s Contender Series第9週が開催される。
Text by Manabu Takashima

先週は史上初となる敗者が2人サインとなったコンテンダーシリーズ。今大会はフライ級でダビ・ビテンコートと対戦予定だったルカス・ホシャが体重オーバーで試合が成立せず、全4試合で実施されることとなった。

しかも米国人ファイターの出場が無く、北米フィーダーショーからの挑戦者は見られない。それでもブラジル、チリ、ボリビア、ロシア、バーレーンからLFA、BRAVE CF、パンクラス、Eagle FCに加えてONEで活躍してきたファイターが集結、間違いなく数年前なら直接UFCで契約できているであろう猛者が集まることとなった。


メインのライトヘビー級で相対するのはホドルフォ・ベラートとムルタザ・タルハ・アリの2人だ。

前者はLFA暫定ライトヘビー級王者のブラジル人で、後者はロシアから帰化したバーレーン人ファイター。2019年のIMMAF世界王者で、バーレーン王族が所有するKHK MMAジムに所属しているアリは、BRAVE CFでは5連勝中、Octagonの1勝と加え全試合でフィニッシュ勝利を挙げており、2Rを戦ったのは1度だけだ。

北米だけでなく今やブラジルでもナンバーワン・フィーダーショーの座にあるLFAのチャンピオンと、世界を股に掛けて活動する独立王国BRAVE CFの箱入り息子の対戦は、両プロモーションの潜在能力を直接比較できるスケールとなる一戦といえる。

コメインのバンタム級マッチはチリ人ファイターのエドゥアルド・マチアス・トレスが、ブラジルのヴィクトル・ウゴ・シウバと戦う。トレスは16勝1敗のキャリアを誇り、シウバは23勝4敗と最近のコンテンダーシリーズ出場選手のなかでも頭抜けた経験値を誇るファイターといえる。

そのシウバ、2019年12月にビクトル・ウゴの名でパンクラスに来日しており、フェザー級で亀井晨佑に判定勝ちを収めている選手だ。

第2試合で、今でも珍しいボリビア人ファイターのホセ・ダニエル・メディーナと戦うマゴメド・ガジヤスロフも、ロシアからバーレーンに帰化し、KHKジムに属している選手だ。

メイン出場のアリと同門──というだけでなく、アリが優勝したIMMAF世界大会でトーナメントを勝ち上がっていたが、決勝戦をキャンセルし、優勝を譲っている形となっている。

Eagle FCやBRAVE CFで戦績を積んできたガジヤスロフの戦績は7勝0敗で、そのBRAVEではタイトルコンテンダーのモハメド・サイド・マーレムを3-0の判定で破っており、1度しか戦っていないがBRAVE CFでベルトを狙う位置にいた。

第1試合のウェルター級マッチは、マウリシオ・ルフィ✖ライモンド・マゴメダリエフのブラジル✖ロシア対決だ。戦績8勝1敗、全ての試合がフィニッシュ勝利のルフィに対し、メゴメダリエフは10勝1敗、唯一の敗北はONEでジェイムス・ナカシマに敗れたもの。ただし、それ以外のONEでの3試合は勝利しており、タイトル挑戦経験のあるテイラー・マクガイアーにも3-0で勝利している。

ばかりかマゴメダリエフは昨年3月にEagle FCでインパ・カサンガネイからスプリットながら勝利を手にしている。カンガネイは11月24日にファイナルが組まれているPFLライトヘビー級で、その決勝戦進出を決めているファイターだ。

つまりはONEやPFLで王座を争う力を有しているファイターが、コンテンダーシリーズで人生を賭けた一戦で潰し合いが必要になっているということ。UFCの頂が、他のMMAプロモーションの山頂から見上げるべき場所にあることが、改めて認識できるマゴメダリエフのコンテンダーシリーズ出場だ。

■視聴方法(予定)
10月3日(水・日本時間)
午前9時~UFC FIGHT PASS

■ DWCS S07Ep09対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ホドルフォ・ベラート(ブラジル)
ムルタザ・タルハ・アリ(バーレーン)

<バンタム級/5分3R>
エドゥアルド・マチアス・トレス(チリ)
ヴィクトル・ウゴ・シウバ(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
マゴメド・ガジヤスロフ(バーレーン)
ホセ・ダニエル・メディーナ(ボリビア)

<ウェルター級/5分3R>
マウリシオ・ルフィ(ブラジル)
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)

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