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UFC307:セミファイナル・ラケル・ペニントン vs. ジュリアナ・ペーニャ

女子バンタム級タイトルマッチ5分5R。ペーニャ1位。P4Pランキングではペーニャが上位で5位、ペニントン8位。

ともに初の女性コーチ(ロンダ&テイト)で初の女性参加TUFとなった11年前のTUF18に出演し、チーム・テイトに所属。ペニントンは準決勝で敗退したが、ペーニャは優勝。チームメイトではあったが、仲は良くなく、TUF後は特に連絡を取り合うこともなかったとのこと。

ペニントンはTUF後のワンマッチで勝利しUFCと契約。当初は勝ったり負けたりだったが、2016年には元コーチのミーシャ・テイトを破り4連勝を達成(テイトはその試合を最後に一時引退)。アマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦したが、5RでTKO負けしている。そこから再び負けが込みはじめたが、じわじわと連勝を重ねて5連勝。王者ヌネスへの再挑戦は果たせなかったものの、ヌネスが引退し返上したタイトルの王座決定戦に出場。バンタムでは無敗のマイラ・ブエノ・シウバに打撃で上回り、シウバが終盤失速したこともあり判定勝ちでUFCで初のタイトルを獲得した。ボクシングがバックボーンのストライカーだが、UFCではキャリア16勝のうちKO勝ちは1回のみ。36歳。

TUFで優勝したペーニャだが、膝の負傷により長期欠場。1年半後に復帰し、元タイトル挑戦者のキャット・ジンガーノにも勝利したが、ワレンチナ・シェフチェンコやジャーメイン・デ・ランダミーに敗れて王座挑戦はならず。2017年には出産のために1年半のブランク。タイトル初挑戦となったのは2021年。フェザー級との2階級同時王者で、ほぼ苦戦もなかったヌネスに対し、2Rにパンチを打ち込んで下がらせ、最後はテイクダウンからチョークでタップを奪ってビッグアップセット勝利。が、翌年に両者TUFコーチを務めてTUFコーチ対決として行われたダイレクトリマッチでは、序盤にダウンを奪われると、後半はヌネスに何度もテイクダウンを奪われる展開で完敗し、王座から陥落した。昨年6月には、ヌネスとのラバーマッチが行われる予定だったが、ペーニャが練習中の負傷で欠場。代役のアルダナに勝ったヌネスは勝利後に引退を表明し、3度目の決着戦は行われないままとなっている。今回は2年2ヶ月ぶりの復帰戦。35歳。

ジャブの刺し合い。両者まだ様子見。ペニントンのジャブで一瞬バランスを崩すペーニャ。右を入れるペーニャ。ペーニャがジャブから右をヒット。また右をヒットさせる。ワンツーを入れたペーニャ。ペニントン出てきた。踏み込んでアッパーを入れる。ケージを背負うペーニャ。残り1分。ペニントンカーフキック。ジャブの連打で出るペニントン。ペーニャも左右の連打で出る。残りわずかでパンチから左ミドルを入れるペニントン。ペーニャも右を返した。ホーン。

1Rはどちらが取ったとも言えないラウンド。手数もほぼ五分。

2R。ペニントンがジャブ連打で出ていく。ペーニャのワンツーにペニントンも左を返す。パンチから首相撲を狙ったペーニャだが引き剥がす。ペーニャの右に前蹴りを返したペニントン。またケージまで下がったペーニャ。詰めたペニントン。両者四つで組む。ヒザを入れるペニントンだが、ペーニャはそのヒザに合わせた投げでテイクダウン。サイド。ヒジ。しかし押さえ込みが続く。ブレイクされかねない。脇腹にヒザ。上四方の体勢に。腹を殴ると一気に立ち上がるペニントンだが、ペーニャ背中に乗って四の字バック。ケージ際に移動するペニントン。ペーニャ降りた。スタンドバックからホールドを続けるペーニャ。ホーン。

2Rペーニャだが、ポジションを取ってからのダメージを与える動きが少なすぎる。

3R。ジャブで詰めるペニントン。左右のパンチで出ると組み付いてきたペーニャ。引き剥がしたペニントン。左ミドルを入れるペニントン。また四つで組んだペーニャ。腰を引いてテイクダウンを防ぐペニントン。外掛けテイクダウン。今度はサイドからパウンドを入れるペーニャ。亀になるペニントンのバックに回る。ハーフバックから仰向けにして両足フック。四の字バックから殴る。チョークの体勢。アゴの上で外れる。またバックから殴るペーニャだが時間がない。ホーン。

3Rは間違いなくペーニャ。

4R。ペニントン左ハイ。ヒットしてぐらついたペーニャ。しかし出てくるところにワンツーを入れた。ペニントンまたジャブで出る。ワンツーを入れたペニントン。ペーニャ後退。ペニントンの右がヒットしペーニャダウン!足でディフェンスするペーニャだが、ペニントン上になり首を抱える。ペーニャ起き上がり組み付いてテイクダウンを狙うが、ケージでこらえるペニントン。ペーニャ離れる。下がるペーニャ。残り1分。ペニントンも倒しには行かない。ペーニャジャブで凌ぐ。ホーン。

4Rペニントン。しかし1Rが微妙なことを考えると、もし落としていたらもう判定勝ちはないので、フィニッシュを狙いに行くべきだったのでは。

5R。ジャブで手数を出してきたペニントン。ペーニャも右を返すがかわされる。四つに組んだペニントンがケージに押し込む。離れ際に両者パンチを入れた。また四つに組んだペニントン。押し込もうとするが、ペーニャ離れた。お互いの右が相打ちになるが、下がったのはペーニャ。下がりながらパンチをヒットさせるが、ペニントンかまわず出ていく。残り1分。ケージを背負うペーニャ。下がりながらパンチを出しているが、もう1Rを取っていると願っての逃げ切り狙いか。パンチで出るペニントン。スーパーマンパンチ。タイムアップ。

48-47ペーニャ、48-47ペニントン、48-47ペーニャ。スプリットでペーニャ勝利!王座奪還。

割れたのはやはり1R。ペニントンは4Rダウンを奪った後、もっとニアフィニッシュになるくらいに攻めて行けば、10-8になってドロー防衛になったはず。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはほぼ48-47でペニントンを支持。割れる要素があるのは1Rと2Rくらいだが…。

スタッツでは1Rはペーニャの有効打が上で、ペーニャに入れるのに違和感はない。

2Rはペーニャがテイクダウンからポジションを取ったが、その後の攻めが少なかったので、これも割れていたとしてもおかしくないラウンドだった。

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【UFC307】TUF18以来、11年間も続く因縁に決着の刻。UFC女子世界バンタム級選手権ペニントン×ペニャ

【写真】オンナの意地が、世界の頂点を争う場で爆発。こ、こわい (C)Zuffa/UFC

5日(土・現地時間)、ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターにて、UFC 307「Pereira vs Rountree」が行われる。アレックス・ポアタン・ペレイラがカイル・ラウントリー・ジュニアの挑戦を受けるライトヘビー級タイトル戦をメインとするこの大会のコメインは、新王者ラケル・ペニントンに元王者ジュリアナ・ペニャが挑戦する女子バンタム級タイトルマッチだ。
Text by Isamu Horiuchi

ペニントンは2018年5月、当時の絶対王者アマンダ・ヌネスに初挑戦するも終始圧倒され、5Rに背後からのパウンドでTKO負けを喫した。しかしこの敗戦が自分を見直すきっかけとなり、2020年6月から連勝を重ね、今年1月にマイラ・ブエノ・シウバとの王座決定戦に漕ぎ着けた。ここで相手の組技を凌ぎ主武器のパンチを当てて削ったペニントンは、5R判定3-0で激闘を制して新王座に就いた


対するペニャは、2021年12月にヌネスに挑戦。圧倒的不利という下馬評のなか初回の猛攻を耐え抜くと、2R突然雑になった王者の打撃にことごとくカウンターを合わせて大反撃に。怯んだヌネスに組みつき投げ倒すと、背後からチョーク一閃。世界を震撼させる大番狂わせを引き起こしてみせた

しかし8カ月後のリマッチでは、2Rに不用意にパンチで前に出たところにカウンターを合わされる形で3度のダウンを喫してしまう。その後も前に出続けたペニャだが、ことごとくヌネスにテイクダウンを合わされてしまい、5R判定で大敗して初防衛に失敗した。

2023年5月に予定されていたヌネスとの3度目の対決は、ペニャが肋骨を骨折してキャンセル。この時に代打のアイリーン・アルダナに完勝して防衛に成功したヌネスは、王者のまま引退を発表した。こうして空位となったタイトルを今年一月の決定戦でモノにしたのが、ペニントンというわけだ。

TUF18以来、11年間のドロドロ

今回が初対決となる両者だが、二人の因縁は11年前2013年に行われたTUFシーズン18シーズンまで遡る。この年初頭、UFCはロンダ・ラウジーを初代バンタム級王座に認定して初の女子試合を開催している。新設された女子部門の拡大を目論み、各チームに女性監督(ラウジーとそのライバルだったミーシャ・テイト)を迎えて女性選手たちを競わせるというはじめての試みが行われたのが、このTUF18だった。

予選を勝ちハウス入りを果たした8人の女子選手のなかで、チーム・テイトのドラフト1位に指名されたのがペニャ、3位指名がペニントンだった。ペニャはトーナメント一回戦にて、当時頭一つ抜けた実績&知名度を誇っていたベテラン、シェイナ・ベイズラーと1位指名対決に臨んだ。幾度となくテイクダウンを奪われても柔術流のスクランブルを駆使して動き続けたペニャは、突出した体力と圧力とアグレッシブネスをもってベイズラーを呑み込んでゆき、2Rにチョークで一本勝ち。

陽の当たらないところで長年努力を重ね、ついに大舞台で輝くチャンスを掴んだベテラン──日本流に「ジョシカク第一世代」とも呼べるだろう──を、新世代が若さと勢いで打ち砕く。あまりにも残酷かつ鮮やかに新時代の到来を象徴する一戦となった。

このシーズンにおいては予選でタラ・ラロサ、トーナメント一回戦&フィナーレでロクサン・モダフェリといったジョシカク勢も敗れ去り、時代の移り変わりを色濃く反映した。ただしモダフェリがその後階級を落として戦い続け、2017年には新設のUFCフライ級王座決定戦に出場、その後も2022年までUFCで活躍したことは特筆に値する。

閑話休題。

対するペニントンは、一回戦で長身のムエタイ使いジェサミン・デュークと対戦。デュークの強烈な前蹴りや膝や肘をもらいつつ、強烈なパンチを打ち返す大激闘の末に判定勝利を収めた。この試合はデイナ・ホワイト代表も絶賛し、ファイト・オブ・ザ・シーズンを受賞。「女性版フォレスト・グリフィンvsステファン・ボナー(※)」という声まで出るほど、今まで女子MMAに触れてこなかった層にその可能性を知らしめる試合とされた。

(※第一回TUF決勝のグリフィン×ボナーは、壮絶な殴り合いによってUFCの魅力を一般大衆に伝え、その後の人気爆発に大きく貢献したとされる試合。ホワイト代表は、30年を超えるUFC史上ベストバウト1位を聞かれた際には常にこの試合を挙げる。それほどその歴史的意義は高く評価されている)

素晴らしい内容の初戦を経て、決勝での対決が期待されたペニャとペニントンだが、ペニントンは試合前の右手の負傷の影響もあって準決勝で敗退。両者の対戦は実現しないまま、ペニャが準決勝&フィナーレともにその組み力を如何なく発揮して圧勝してシーズン優勝を果たしたのだった。(ペニントンはフィナーレの前座試合に出場してモダフェリに勝利

ちなみに両者は単にチームメイトというだけでなく、ハウス内の狭い二人部屋の二段ベッドの上下に陣取り生活を共にする仲でもあった。ペニャはこの種のリアリティショーの盛り上がりには欠かせない「自己中迷惑キャラ」を地で行く女性。常に自分の好きなように振る舞い、ハウス内の男女から煙たがられても一切気にせず、自分に向けられる非難を平然と他人に転嫁しては視聴者のヒートを誘っていた。

もっともシーズン序盤の二人は、(自分が同性愛者であることを公言し女性的な所作は好まない)ペニントンにペニャが「プリンセス風」メイキャップを施し、ドレスを着せてモデルウォークを教えるというコミカルな場面も見られ、関係は良好だった模様だ。

しかしペニントンはやがて、常に騒音を立て続けるペニャに耐えられなくなり本人に直接対峙する。が、ペニャは笑って「そんなことしてないわ」と全否定。呆れ気味のペニントンが「あんた精神安定剤が必要なんじゃない?」とこぼしても、ペニャは「私は至って冷静よ。みんな揃ってそうやって、私がしてもいないことを言って責め立てる嘘付きなのよ」と返したのだった。

とまれペニントンとペニャはともに、UFC女子部門の創設期にその未来を担う若手として登場し、先行世代を容赦無く打ち破り新時代の到来を告げた選手たちだ。そしてすっかり女子部門が確立した現在、11年の時を経てその頂点を──お互い30代半ばという円熟期に入った──二人が競い合う。オールドファンには感慨深い構図がこの試合には存在する。

当然両者とも11年前来の確執は意識しており、ペニントンは「あれからアイツと連絡を取ったことがあるかって? あるわけないでしょ。ジュリアナと同じ部屋に住むのは本当に苦痛だった」、「やっと11年前の話に決着を付けることができる」と語れば、ペニャの方も「ラケルは私がメイクしてあげたおかげで、彼女の生涯で最も美しい見た目になれた。なのにそんな私に感謝するどころか文句を言うなんて、なんて酷い人間なのでしょう。みんなで私の陰口を叩いて、私の生活を生き地獄にしたのはあいつらよ」とまったく譲らない。

さらにUFC女子勢では群を抜いたトラッシュトーク力を誇るペニャは、返す刀で(4月に鮮やかなUFCデビューを飾り、ペニントン×ペニャ戦の試合の勝者への次期挑戦者の有力候補である)ケイラ・ハリソンにも言及し「お注射はもうやめておきなさいね。今はやっていないだろうけど、アイツは昔は間違いなく打っていたわよね。昔ATTに練習に行った時にある人に言われたのよ『ATTの女子選手たちは、シャワー室でお互いにケツに注射を打ち合っているんだぞ』ってね」と、一部男性ファンの想像力まで掻き立てながら挑発してみせた。

当然ハリソンが「私は柔道で12歳の頃から検査を受けてきて、一度も陽性になったことはない。使っていないからよ!(次の対戦相手について聞かれて)別に誰でもいい。もっともそれがジュリアナなら喜んでタダで頭にエルボーを叩き込んでやるけどね」と反応すると、ペニャは「まあなんて怖い。典型的なロイドレイジ(ステロイドの副作用で激昂すること)の症状だわ!」と見事に切り返したのだった。

絶対女王ヌネスが去って話題が少ない女子バンタム級へのファンの興味を繋ぎ止めるのに、根拠など一切気にせず放言するペニャの口が一役買っていることは否定できない。

一方でペニントンとペニャのオクタゴンのなかでの振る舞い=パフォーマンスに目を転じると、試合はまずはパンチで突進して組みつきたいペニャとスタンド戦をキープしたいペニントンのせめぎ合いとなる可能性が高そうだ。前戦でペニャは、ワキを開けてパンチを振り回して前に出ては、ヌネスに面白いようにカウンターを合わされ何度も倒されている。が、ヌネスほどの圧倒的な破壊力の拳やリーチの長さを持ち合わせていないペニントンは、いかにペニャの突進を止めるのか。

ペニャが組みつくことに成功すれば、次はペニントンの安定したディフェンスを、いかにペニャが攻撃的グラップリングでいかに切り崩すかの攻防となる。

もっとも技術的なこと以上に、互いの精神と肉体のタフネスのぶつかり合いこそがこの試合最大の見どころだろう。女子有数の頑丈さを誇り、被弾するたびに倍打ち返しては相手を削り続け、体力&根性の判定勝利を重ねるペニントン。やはり被弾上等の恐れを知らぬ突進と、問答無用の組みの圧力とノンストップ攻撃で相手を呑み込んでしまうペニャ。引退したヌネス、下の階級のシェフチェンコやグラッソのような洗練された技術を持っていない両者だからこそ、あのハウスでの日々以来、お互いが歩んできた11年間の集大成をぶつけ合うような闘いを期待したい。

■視聴方法(予定)
10月6日(日・日本時間)
午前7時30分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前7時00分~U-NEXT


■UFC307対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] アレックス・ポアタン・ペレイラ(ブラジル)
[挑戦者] カリル・ラウントリー(米国)

<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者] ラケル・ペニントン(米国)
[挑戦者] ジュリアナ・ペニャ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ジョゼ・アルド(ブラジル)
マリオ・バウティスタ(米国)

<女子バンタム級/5分3R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ケトレン・ヴィエイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ロマン・デリツ(ジョージア)
ケヴィン・ホランド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
スティーブン・トンプソン(米国)
ジョアキン・バックリー(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
マリナ・ホドリゲス(ブラジル)
イアズミン・ルシンド(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
イホール・ポティエリア(ウクライナ)
セザー・アルメイダ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
アレキサンダー・ヘルナンデス(米国)
オースティン・ハバート(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ(米国)
テシア・ペニントン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
オヴァンス・サンプレー(タヒチ)
ライアン・スパン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ(米国)
コート・マッギー(米国)

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10.5『UFC 307』でラケル・ペニントン vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級タイトルマッチ/モフサル・エフロエフ vs. アルジャメイン・スターリング



 10月5日にユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで開催される『UFC 307』でラケル・ペニントン vs. ジュリアナ・ペーニャの女子バンタム級タイトルマッチが行われることをSportsnetのアーロン・ブロンズテーター記者が確認したとのこと。

 ペニントンは1月の『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』で行われた女子バンタム級王座決定戦でマイラ・ブエノ・シウバに判定勝ちし新チャンピオンになって以来の試合で6連勝中。今回が初防衛戦。

 ペーニャは2022年7月の『UFC 277: Pena vs. Nunes 2』でアマンダ・ヌネスに判定負けし王座陥落して以来2年3ヶ月ぶりの試合。現在UFC女子バンタム級ランキング1位。


 同じく『UFC 307』でモフサル・エフロエフ vs. アルジャメイン・スターリングのフェザー級マッチが行われることをMMAJunkieが確認したとのこと。

 エフロエフは1月の『UFC 297: Strickland vs. du Plessis』でアーノルド・アレンに判定勝ちして以来の試合でプロデビュー以来18連勝中(UFC8連勝中)。現在UFCフェザー級ランキング5位。

 スターリングは4月の『UFC 300: Pereira vs. Hill』でカルヴィン・ケイターに判定勝ちして以来の試合。現在UFCフェザー級ランキング8位。続きを読む・・・
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【UFC303】1Rは劣勢のシェアソンが、2RにTDから左ヒジでシウバの顔面を切り裂き流血ストップ

<女子バンタム級/5分3R>
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)
Def.2R1分58秒 by TKO
メイシー・シェエソン(米国)

サウスポーのシェエソンがサークリングする。シウバが距離を詰めると左ストレートを伸ばした。シウバも首相撲から離れ際にヒジ打ちを繰り出す。再び距離を取ったシェエソンは左右ローから、時おり左ストレートを放っていく。しかしシウバが左ハイを当ててから組みつき、ケージに押し込みながら左ヒジを繰り出す。離れたシェエソンの顔面を、シウバの右スピニングバックキックがかすめる。ダーティボクシングでダメージを与えてから組んだシウバは、右腕を差し上げてドライブした。

首相撲から右ボディを連打するシウバ。シェエソンの表情からはボディが効いているようにも見える。首相撲から押してくるシェエソンに、シウバが右ヒザをボディに突き上げた。シェエソンも左右のパンチを振るってシウバを下がらせる。シウバは首相撲で優勢に立つと、シェエソンの首相撲をかわしてパンチを当て、ダブルレッグでケージに押し込んだ。シェエソンはシウバの右腕をキムラで抱えるも、シウバが尻もちを着かせた。すぐに立ち上がったシェエソンがシウバをケージに押し込み、初回を終えた。

2R、シェエソンが左ジャブから首相撲へ。ヒザを突き上げ、離れたシウバのミドルを食らうもテイクダウンに成功した。シウバは下から三角をセットアップするも、足を組み切れない。シェエソンの左ヒジでシウバの右目上から大出血。シウバはシェエソンの右腕に十字を狙うも、これは潰された。立ち上がったシェエソンが、背中を着けたままのシウバにローを打ち込む。シェエソンがスタンドを要求するとシウバも立ち上がったが、ここでドクターチェックが入った。シウバはファイト継続をアピール。しかし出血は激しく、レフェリーが試合をストップした。

ストップに不満のシウバはケージを飛び出し、ダナ・ホワイトの下へ駆け寄るも、ダナがシウバを諭す。シウバは勝敗コールのあと、親指を下に向けてケージを後にしたが、この傷ではストップも致し方ない。


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【UFC303】バンタム級の新鋭ペイトン・タルボット「安全なポイントゲームなんて、やりたくない」

【写真】スクショを撮る際に、5秒以上も目を剝いて待ってくれていたタルボット。実はいいヤツ (C)MMAPLANET

29日(土・現地時間)、米国ネヴァダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催されるUFC303「Pereira vs Prochazka 2」で、ペイトン・タルボットがヤニス・ゲムリと戦う。
Text by Manabu Takashima

2023年のコンテンダーシリーズでUFCと契約し、2試合連続でKO勝ちのタルボット。キャリアは8戦8勝、負け無しの新鋭は自らの一番の武器はペースだと言い切った。


MMAに求められるのは、アクションだから

――今週末にヤニス・ゲムリ戦を控えたペイトンです。調子はいかがですか(※取材は26日に行われた)。

「最高だよ。ヤニス・ゲムリとは良い顔合わせだと思う。殴り合って、エキサイティングなファイトをするよ」

──UFCで2度戦って2つのKO勝ち、判定勝ちだったコンテンダーシリーズのファイトも素晴らしいパフォーマンスでした。そんなペイトンのことを我々は、まだまだ分かっていないのですが、なぜMMAを始めたのですか。

「2017年、18歳の時にコナー・マクレガーの影響を受けて、試しにジムに行くようになった。すぐにマーシャルアーツに夢中になったよ。トレーニングをしていると、試合に出るようになって。そうなると、日に日にMMAへの想いが強くなっていった」

──MMAを始める前に格闘技の経験はあったのでしょうか。

「凄く小さな時にボクシングをやったことがあったけど、全然ダメで2カ月ほどで辞めてしまった。経験という経験があったのはレスリングだけで。レスリングはハイスクールを中心に4年ほどやっていた。けど、コレといって目立った戦績は残していない」

──それでもレスリングというベースがあったのですね。ファイトスタイルから、打撃系格闘技の経験の持ち主だと勝手に思っていました。

「う~ん、打撃が自分の一番の武器だとは思っていないよ」

──そうなのですか。

「僕の武器は体力だ。ハイペースで15分間、戦い続けることができる。結果、対戦相手は疲れて僕の打撃の餌食になるんだ」

──まさに現代MMAの申し子ですね。

「だって皆、それが見たいだろう? テイクダウンをされて、ガードの中に相手を入れて止まるなんて試合は誰も見たくないはずだ。MMAに求められるのは、アクションだから。それにケージのなかでは動きが多い方が、勝つ確率も高くなる。だから、常に動いてペースの速い試合を心掛けている」

──そして、フィニッシュを狙うのがコンテンダーシリーズ世代ですね。

「もちろん、フィニッシュを狙うのは当然だ。もともと、組んで倒してコントロールする試合なんか、好きじゃなかったし。そうやって勝つファイターがいることは分かっている。それはそれで構わないけど、そんなことがしたくてMMAを戦っているわけじゃないから。

結果的に僕は自分がやりたいことをするためにオクタゴンに上がっている。それこそが、コレをやって金を稼ぐのに相応しいファイトだと思っている。安全なポイントゲームなんて、やりたくない」

日本のアニメから受けた影響も絶大だよ

──それこそ、コナー・マクレガーに感化されてMMAを始めたペイトンらしいファイト・フィロソフィーですね。

「実際にMMAのトレーニングを始めてからも、コナーから受けた影響は大きい。あとはマックス・ホロウェイ、そしてネイト・ディアズ……でも、子供の頃に日本のアニメから受けた影響も絶大だよ(笑)。ドラゴンボールZに、幽遊白書からファイティング・スプリットとは何かを学んだんだ」

──なるほどぉ。では日本のMMAに興味を持ったことは?

「それは……余りないかなぁ。なんか、凄いステージがあって、ダンスをしたりしているのは受けたけど(笑)。ファイターでは、UFCとサインをしたばかりの……。そう、カイ・アサクラだ。彼のハイライトは見たよ。良い選手だよね」

──では同じバンタム級でUFCデビューを果たし、連勝中の中村倫也選手の印象を教えてください。

「う~ん、ちょっと分からないなぁ……。あのレスラーかい?」

──そうです、レスリングがベースです。

「まぁ、視界に入ってくれば気にかけるようにするよ」

──……押忍。では、土曜日に戦うゲムリの印象は?

「きっと、たくさん蹴ってくるだろうね。そしてカウンターの一発を狙って、我慢強く戦ってくるはずだ。ちょっとフラストレーションがたまる試合になるかもね。あの動きを僕のグルーブに誘い込むのは、ちょっと面倒くさいと思う。

ちょっと変な打撃だろう? なんか蹴りとパンチのコンビネーションがおかしいんだよ」

──確かに。構えも特徴的で。ただ、時折り力強いクリンチゲームも展開します。

「あんまり寝技の展開は見たことがないけど、上半身を固める組みを使うのは確かだ。でも、あんな風に固めてくるとスタミナを無駄にするだけだ。そこから先は、彼のやりたい試合にはならない。まぁ、何分間も相手をケージに押し込むようなヤツだよ。

だからこそ、動きまくって肉弾戦を皆に見てもらいたい。まだ僕のことを認識していないファンがいれば、きっと考え方が変わる試合になる。もう意識しないわけにはいかなくなるよ。しっかりと皆が喜ぶ試合をし続けるよ」

──その先に狙うは、タイトル挑戦と。

「そうだね、上手くいけば1年半後ぐらいにはトップに立っているだろう」

──ペイトン、今日はインタビューに時間を割いてくれてありがとうございました。最後に日本のファンに一言お願いします。

「ハイ。アリガトゴザイマス。オヤスミ」

■視聴方法(予定)
6月30日(日・日本時間)
午前7時分~UFC FIGHT PASS
午後11時~PPV
午前6時30分~U-NEXT

■ UFC303対戦カード

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]アレックス・ポアタン・フェレイラ(ブラジル)
[挑戦者] イリー・プロハースカ(チェコ)

<ライト級/5分3R>
ブライアン・オルテガ(米国)
ディエゴ・ロピス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
ロマン・デリツ(ジョージア)

<女子バンタム級/5分3R>
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)
メイシー・シェエソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
イアン・ギャリー(アイルランド)
マイケル・ペイジ(英国)

<ミドル級/5分3R>
ジョー・パイファー(米国)
マフクアンドレ・バリユー(カナダ)

<フェザー級/5分3R
カブ・スワンソン(米国)
アンドレ・フィーリ(米国)

<フェザー級/5分3R>
シャルル・ジョーダン(カナダ)
ジアン・シウバ(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ペイトン・タルボット(米国)
ヤニス・ゲムリ(フランス)

<女子ストロー級/5分3R>
ミッシェレ・ウォーターソン・ゴメス(米国)
ジリアン・ロバートソン(カナダ)

<ヘビー級/5分3R>
アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)
マルティン・ブダイ(スロバキア)

<フライ級/5分3R>
カーロス・ヘルナンデス(米国)
鶴屋怜(日本)

<バンタム級/5分3R>
リッキー・シモン(米国)
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)

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UFC300:第6試合・ホリー・ホルム vs. ケイラ・ハリソン

女子バンタム級。ホルム5位、ハリソンは初参戦。プレリム最注目の一戦。

元王者ホルム。柔道銅メダリストで、当時の女子格闘技のアイコンであり、女子MMAの世界を確立したパイオニアロンダ・ラウジーをハイキックでKOしたのが8年半前の2015年。そこから12戦で5勝6敗1NCと苦戦しているものの、6敗のうち4試合はタイトルマッチ。かつてのストライカーから、現在は組み主体の選手に変貌を遂げている。前戦はマイラ・ブエノ・シウバをケージに押し込んだところにニンジャチョークに捕まり、タイトル陥落したミーシャ・テイト戦以来となる一本負け。今大会最年長の42歳。

女子柔道2タイムオリンピック金メダリストハリソン。2018年にPFLでMMAデビューすると、2019年から開催された女子ライト級リーグ戦を全勝で制して100万ドルを獲得。しかし女子ライト級といいつつ、ほとんどの選手がフェザーから階級を上げての出場で、ハリソンのための階級だった。2021年もまた全勝で2度目の100万ドルを獲得したが、2022年は決勝で過去2度破っている(いずれも判定)ラリッサ・パチェコ相手に苦戦し、判定負けでキャリア初黒星。2023年シーズンは、リーグ戦は女子フェザー級に変更されたがハリソンは出場せず、元UFCのアスペン・ラッドと150ポンド契約ワンマッチで対戦し判定勝ち。Bellatorを買収したPFLでは、Bellator女子フェザー級王者・元UFCフェザー級王者のクリス・サイボーグとの対戦が期待されていたが、ハリソンはPFLとの契約を終えUFCと契約。てっきり空位となった女子フェザー級で戦うのかと思いきや、さらに体重を落としバンタムにはじめて落としての試合となる。33歳。

はたして柔道時代の78kgから61.2kgまで落としたハリソンが、今までと同じように動けるのかどうか。

いつも通り重心を低くしたMMAの構えを見せるホルム。組み付いたハリソンだが、ホルムが脇を差してケージに押し込む。ハリソン払腰で投げた!が、投げられた勢いで上を取り返したホルム。ハリソン立った。なおも脇を差しているホルム。が、ハリソンが潰して上を取る。ハーフから強いパウンド。背中越しに下の手をホールドしてパウンドを入れるハリソン。半身のホルムにPFLでは使えなかった肘を入れる。パウンドラッシュ。なんとかガードに戻して膝で距離を作ろうとするホルムだが、インサイドからパウンドを入れていく。パウンド・肘。下から肘を返すホルムだが、ハリソンはガードの中で立ち上がってパウンドを落とす。ホルム下からホールドして凌ぐ。ホーン。

1Rハリソン。攻め続けたが、2Rも同じように動けるスタミナがあるかどうか。

2R。ジャブ、サイドキックを出していくホルム。ハリソンが詰めると距離を取る。ハリソン右ハイからタックルへ。組み付いた。膝を着いたホルムにギロチン。しかし放した。大外刈りで投げるとマウント!背中を向けたホルムからバックマウントに。体を伸ばしてチョーク。タップアウト!

ハリソン完勝。柔道家らしくスタンドで脇を差されてしまうが、そこで投げて上を取ると盤石。王者ペニントン、1位ペーニャとの対戦をアピールし、年内に王者になると宣言。

オッズで大差のアンダードッグだったとはいえ、ホルムがここまで一方的にフィニッシュされたのはアマンダ・ヌネスにKOされた時以来。

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UFCが柔道女子五輪2連覇&PFL2度優勝のケイラ・ハリソンと契約、4.13『UFC 300』でホーリー・ホルムと対戦

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 デイナ・ホワイトがXでケイラ・ハリソンと契約したことと、4月13日にネバダ州ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催する『UFC 300』でホーリー・ホルムと対戦することを発表。階級はバンタム級です。

 ホーリー・ホルムは7月の『UFC on ESPN 49: Holm vs. Bueno Silva』で行われたマイラ・ブエノ・シウバ戦が2Rノーコンテストになって以来の試合。ブエノ・シウバがニンジャチョークで勝利したものの、その後薬物検査で禁止薬物であるリタリン酸の陽性反応が出たことから裁定が変更されています。

ケイラ・ハリソン(Wikipedia)

Kayla Harrison(Sherdog)

 ケイラ・ハリソンは現在33歳のアメリカ人でMMA戦績16勝1敗。ロンドンオリンピック&リオデジャネイロオリンピック柔道女子78kg級金メダリスト。2019年&2021年PFL女子ライト級トーナメント優勝。11月の『PFL World Championship 2023』でアスペン・ラッドと150ポンド契約で対戦し判定勝ちして以来の試合で今回がUFCデビュー戦。柔道家時代は78kg級、MMAではライト級に落としましたが、UFCは女子フェザー級ですら開店休業状態であることからハリソンの出場は厳しいと見られてましたが、まさかのバンタム級での参戦です。続きを読む・・・
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45 MMA MMAPLANET o UFC UFC297 キック マイラ・ブエノ・シウバ ラケル・ペニントン

【UFC297】ペニントンがシウバとのタフファイトを制す。判定勝利で女子バンタム級王座戴冠

<UFC世界女子バンタム級王座決定試合/5分5R>
ラケル・ペニントン(米国)
Def.3-0:49-46,49-46,49-45
マイラ・ブエノ・シウバ(ブラジル)

ペニントンがジャブで前に出る。シウバは右カーフを蹴る。ペニントンはシウバのヒザ蹴りをとってケージに押し込む。シウバは態勢を入れ替えてヒジ打ち。距離が離れるとペニントンがワンツー、シウバはヒザ蹴りで迎え撃つ。ペニントンがシングルレッグに入ると、シウバはニンジャチョークを狙いつつヒジ打ち。首相撲からヒザ蹴りを突き上げ、そのままケージに押し込んでテイクダウンする。

シウバが立ち上がろうとするペニントンのバックに回ると、ペニントンはシウバを背負うように立ち上がる。シウバもそのままバックキープし、足をかけてグラウンドに持ち込む。残り30秒、シウバはRNCを狙わずにパンチを打ち込んだ。

2R、ペニントンがジャブからパンで前に出る。シウバはガードを上げて距離を詰め、左脇を差してペニントンをケージに押し込む。差し返したペニントンが逆にシウバをケージに押し込み、離れてワンツー。シウバは再び首相撲に捉え、ダブルレッグからケージに押し込む。

ここも離れたペニントンは左フックから右ストレートを当てると、パンチでシウバを下がらせる。このまま組んだペニントンはシウバをケージに押し込み、シウバはそれを離してパンチとヒザ蹴り。ペニントンは打撃ではなく組み選択するが、シウバがスタンドでバックをとってRNCへ。最後はぺニントンがシウバを前方に落として脱出した。

3R、シウバは右のカーフキック。ペニントンがジャブ・ワンツーで前に出ると、シウバが組みつく。四つ組みで互いにケージに押し込む展開のなか、シウバが投げを狙い、ペニントンが立ってくるところにニンジャチョークを狙う。これは極まらないが、シウバは首相撲と四つ組みからヒザ蹴りを突き上げる。さらに左ヒジを当て、ダブルレッグで押し込んでテイクダウンする。ここはペニントンが立ち上がり、距離とってブレイクを待つ。

ブレイク後、ペニントンがパンチで距離を詰め、シウバが首相撲にとらえると。ペニントンはボディアッパーを突き上げる。さらにペニントンがギロチンを狙うと、シウバが自ら下になる。シウバはガードポジションから腕十字を狙い、ペニントンはパンチを落とした。

4R、ペニントンが左フックから右。シウバも左ミドルを蹴り返し、前に出て組みつく。態勢を入れかえたペニントンはヒザ蹴りを入れる。シウバも首相撲からヒザ蹴りを返し、ここもスタンドでバックにつく。

シウバは足をかけて崩し、グラウンドでバックを取るとRNCへ。ペニントンがシウバを前に落とし、シウバのアームロックや腕十字をディフェンスしてトップキープ。足を大きく振ってパンチをフルスイングし、残り時間はトップキープからコツコツとパンチを落とす。

5R、ペニントンがワンツー、ジャブと左フックを当てる。シウバはジャブを当てて右のカーフキック。首相撲になるとペニントンがシウバをケージに押し込み、シウバがカニバサミのような形で足関節を狙う。それを潰したペニントンはマウントから肩固めを狙う。

シウバが半身になってガードに戻すと、ペニントンはパンチとヒジ打ちを連打する。立ち上がったペニントンは足を振ってパンチを落とし、ローを蹴りながら、パンチで飛び込んだところで試合終了となった。判定は3-0でペニントンが勝利し、女子バンタム級のベルトを巻いた。


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o アーノルド・アレン キック クリス・カーティス ショーン・ストリックランド ニール・マグニー マイク・マロット マイラ・ブエノ・シウバ モフサル・エフロエフ ラケル・ペニントン 堀口恭司

【UFC】速報中!UFC 297: Strickland vs. Du Plessis

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さてさて今日は堀口恭司プロデュースの格闘技イベント

【フェザー級】
×アーノルド・アレン
(判定0-3)
○モフサル・エフロエフ
1R、ジャブとボディを小まめに出して手数を稼ぐアレン。対するエフロエフは素早いタックルを仕掛けると2度目のトライでバックに周る。アレンは何度もローリングして脱出を図るが、エフロエフはその全てに対応してバックをキープ。圧倒的なレスリング力を見せてラウンドを終えた。
2R、タックル対策で腕を下げるアレン。警戒し過ぎてなかなか手数が出ない。逆にエフロエフはタックルで組み付きつつ、スタンドでもパンチを当てて飛び膝を見せる。さらに終了間際にはカウンターのパンチをヒットしてアレンをグラつかせたところでラウンド終了。
3R、後がないアレンは果敢にパンチを出していく。ボディを的確にヒットさせローも交えたコンビネーションでコンパクトにヒット。エフロエフがタックル。アレンはガブると中腰のエフロエフに対して膝蹴りを連打。しかしエフロエフの手がマットについているため反則となり試合は中断。エフロエフは頭部から出血。再開するとエフロエフはしつこくタックル。だがアレンは全て切ってスタンドの展開。打撃を当てつつエフロエフがタックルに来ると起死回生のニンジャチョーク!決まったかに見えたがエフロエフは回転して脱出し試合終了。判定はエフロエフだがアレンも見せ場を作った。すごく面白い試合!


【ミドル級】
○クリス・カーティス
(判定2-1)
×マルク・アンドレ・バリオー
1R、スタンドでの長いお見合いが続く立ち上がり。お互いに警戒して手数が出ない。中盤に入ってプレッシャーを掛けるのはカーティス。バリオーにケージを背負わせて細かいパンチを出していく。逆にバリオーは手数が少ない。会場からはブーイングが出始めてラウンドを終えた。
2R、バリオーが前に出て手数を出し始める。カーティスもカウンターで打ち返す。しかし積極性と手数ではバリオーが上手。お互いに決定的な場面がないままラウンド終了。
3R、オクタゴンの中央で至近距離打ち合う両者。互いにビッグヒットはないが至近距離でのフック、アッパー、肘などそれぞれ打ち合う。この展開になるとバリオーが上手か。泥臭く手数を稼ぐ。終盤にはカーティスがカウンターのアッパーでバリオーをグラつかせるが打たれ強い。最後は至近距離でお互いにパンチを打ち込んで試合終了。微妙な判定はスプリットでカーティスに軍配。


【ウェルター級】
○ニール・マグニー
(3R TKO)
×マイク・マロット
1R、終始スタンドの展開。左足を前に出すマグニーに対してマロットは的確にカーフキックを蓄積。何発も鋭角にヒットすると終盤には嫌がったマグニーが構えをスイッチする。マグニーはマロットの蹴りに合わせて組み付く場面はあったがマロットは冷静に脱出して大きな見せ場がないままラウンド終了。
2R、マロットはカーフキックではなくインローを蓄積。さらに前に出てきたマグニーをテイクダウン。ここは深追いせっずにスタンドも戻るとさらに外掛けから再びテイクダウン。すると肩固めを狙いつつマウントを奪取。パウンドを当てていくがマグニーは終了のブザーに救われた。
3R、開始直後に組み付いたマロットが簡単にテイクダウン。マウントからギロチンを狙うがマグニーは脱出してスタンドへ。しかし再び組み付いたマロットがまたしてもテイクダウン。しばらく膠着したが残り2分を切ってマグニーが立ち上がる。マロットがそれに合わせてギロチンを狙うがマグニーは気にせずテイクダウン。そのままマウントを取るとパウンドを乱射。嫌がるマロットのバックに周ると完全に身体を伸ばしてパウンド!残り10秒が迫ったところでレフェリーが試合を止めた!ベテランマグニーが大逆転勝ち!鳥肌立った!


【女子バンタム級王者決定戦】
○ラケル・ペニントン
(判定3-0)
×マイラ・ブエノ・シウバ
1R、シウバがカーフキックでリズムを作る。逆に組んでくるペニントンに対してニンジャチョークで切り返したり、首相撲からの膝蹴りで対抗。さらに逆にテイクダウンするとスルスルとバックに周ってチョークを狙う。立ち上がるペニントンの背中に張り付いてグラウンドに引きずり込むとバックをキープしてラウンドを終えた。
2R、序盤から組み付いてケージに押し込むのシウバ。テイクダウンを狙うがペニントンも堪えて差し合いが続く。一度は身体が離れるがシウバはしつこく組み付く。なんとか離れたペニントンはパンチの連打で前進。明らかにシウバは嫌がって後退。それでも組み付くと、またもスタンドでバックに周ってチョークを仕掛ける。あわやの場面だったがペニントンは耐え切ってラウンド終了。
3R、距離を詰めて組み付くのはペニントン。ケージ際で長い差し合いが続く。シウバは強引にニンジャチョークを狙うが不発。またしても長い差し合い。タックルでテイクダウンに来たシウバを潰したペニントンが上を取ってパウンド。だがシウバも下から腕十字を狙う動きを見せたところでラウンドを終えた。
4R、開始直後にパンチを当てたペニントン。しかし距離を詰めるシウバに捕まって差し合い。シウバはバックに周るとそのままグラウンドに引きずり込む。チョークを仕掛けるがペニントンは腕を外してスイープに成功。上をキープするがシウバは下から十字を狙う素振りを見せる。しかしペニントンは冷静に対処してパウンドを落としてラウンドを終えた。
5R、打撃の交差から組み付いたのはペニントン。ケージに押し込んで差し合い。上になったのはペニントン。肩固めを狙いつつマウントを奪取。肩固めは続けて絞め上げる。これは外れるが上からパウンドで削り続けて試合終了。このラウンドはペニントンが取ったか。微妙な判定はペニントンに軍配!新王者誕生です。


【ミドル級タイトルマッチ】
×ショーン・ストリックランド
(判定1-2)
○ドリカス・デュ・プレシ
1R、序盤は静かなスタンドの展開。ストリックランドはジャブを中心に手数を稼ぐ。中盤に入るとデュ・プレシがタックルでテイクダウン。しかしストリックラウンドもすぐに立ち上がってスタンドに戻る。終了間際にストリックランドがパンチをヒットさせてラウンドを終えた。
2R、やはりスタンドで手数を稼ぐのはストリックランド。長いリーチから左のジャブを着実にヒットさせる。デュ・プレシはプレスを掛けるがいなされる印象。しかし中盤に入るとデュ・プレシのパンチが伸び始める。さらに胴タックルでテイクダウン。だがストリックランドはすぐに立ち上がってスタンドの展開のままラウンド終了。
3R、パンチを振るって前進するとデュ・プレシだがストリックランドは素早く反応してかわず。デュ・プレシは手数を出すもののほとんど当たらない。逆にストリックランドは全く手数を出さない。様子を見ているのか。大きな展開がないままラウンドを終えた。
4R、やはりパンチを振るって前進するデュ・プレシ。当たっていないように見えているが、ストリックランドは目の周りと頭部から出血。さらにデュ・プレシは前進するとタックルでテイクダウン。しかしストリックランドはすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると打撃の交差から再びデュ・プレシがタックルでテイクダウン。立ち上がるストリックランドの背中に張り付いてコントロール。残り1分で自ら離れてスタンドに戻りラウンドを終えた。
5R、ストリックランドは左のジャブを多用して手数を稼ぐ。パンチの交差から右フックも交えるがクリーンヒットしない。逆にデュ・プレシはパンチを振るいながら中盤に入って胴タックル。しかしストリックランドはこれを切ってスタンドの状態が続く。残り1分で激しい打ち合い。ストリックランドが左右のフックを振り回すがクリーンヒットなく試合終了。これまた微妙な判定はスプリットでデュ・プレシに軍配!新王者誕生!!
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45 F1 o UFC ショーン・ストリックランド マイラ・ブエノ・シウバ

【UFC297】ショーン・ストリックランドとドリカス・デュ・プレシが共に計量クリア

533: 実況厳禁@名無しの格闘家 2024/01/19(金) 10:35:47.67 ID:BdAC0c3y0
DDPはフットワークがバタ足だからストリックランドの打撃の餌食になると思う。
組みついたときの力は相当なもんだけど、その前の相手に近寄るフットワークが下手だから距離コントロール上手いストリックランドからするとやりやすい相手だ。

ショーン・ストリックランドのスプリット判定勝利を予想する。


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